まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
引き続き、インテリア収納袋シリーズとしまして、巾着袋を製作しています。
今回は、黒系ばかりが集まった、同時製作の5点をまとめてご紹介したいと思います。
5点同時製作の効果は、糸が黒糸1つだけでひたすら縫っていけることです。
柄が入っていても黒地なので黒糸なのです。
それによって、量産風に少しスピーディーに進んだと実感しました。
もう1点の効果は、まとめることによって、似た感じの黒系と一括りにするも、それぞれの特徴も出すことができ、細かい素材などの点にもかえって目が行くことです。
どうぞ、そんな視点で完成品をご覧下さいませ(^-^)。
ユニーク生地、本来巾着袋には使用されないだろう生地など個性豊かな巾着袋コレクション
この5点中には、共通の生地を使っているものがいくつかありますね。
ただし、使い方を違うものにすることで、1点物も実現。生地をうまく使い切ります。
裏地でしか出番がなかった生地が、フクレジャガードの卵柄です。
なかなか丈夫なしっかりとした生地なのですが、表地にはイメージが浮かびませんでした。
そう思ったものはキュンとくるお品にはならないに決まっているので、その浮かばなかった気持ちを大切にし、あまり、機械的に無理矢理製作してしまわないようにしています。
無しは無しで良いのです。
あとがき
今回の5点同時製作で、かなり進捗度が高まりました。
残るは、今のところ9点。これらは裁断済で組み合わせが決定済です。
それ以上はひょっとして追加するかもしれませんが、年内には間違いなく完了しそうです。
結局、数量としては、今年2022年が一番多く製作した年になりそうです。
それは、以前の2020年にメインに集めた生地コレクションがあっての製作でしたので、長いスパンでの材料調達からの完成となりました(^_^;)。
こんな風に誰もが作る巾着袋を熱心に作ったことが、とても良い経験となっています。
誰もが作る簡単なアイテムとは言え、綺麗に作るコツや工夫が発掘され、良き学びが得られています。
同じ巾着袋を1種の生地で作らない、それぞれの雰囲気を表地と裏地の組み合わせを変えながら作って行くスタイルがとても自分には合います。
1つとして同じではないので、常に新鮮ですし、生地ごとの使いやすさや作業しにくさも発見できました。
こうした記録は、後の巾着袋、その他の布類を扱う方達への伝達の中に惜しみなく盛り込みたいと思います。
今、現在の時点で発見した一番大きなことは、巾着袋を小物入れから、バッグへと用途を広げていくときに、「ナップサック」というアイテムがとても機能的だと気づいたことです。
ナップサックの存在を、昭和の産物としてなのか、どこか忘れていたようでしたが実はとても素晴らしい無駄のないデザインだと言えます。過去にも2019年の製作で実は作っていました。
ただ、あの時は、いろんなデザインを考案中の中の1つで、あまり深く追求せずに、何となくでしたし、1点これしか作っていなかったと思います↓。
今、ナップサックを作ると、このデザインでは作らないと思いますが、その2021年時点ならではの精いっぱいの工夫があったりして、ある意味貴重です。