オフカラーを本体に選んだ時の差し色的脇役に選んだスタイリッシュなブラウンカラー【1326】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグの製作、次は意外な色を表地に持ってきたダブルナップサックの製作に入りました。

今回はまだ完成していませんが、5cmのボックスキルトを表地にかけるところまで進みました。

メインカラーは挑戦的になんと、オフカラー。

柄や強いアクセントカラーではないオフカラーを表地に持ってきたその理由は、ストック生地の消化にあります。

新たに生地を調達するのではない、今までのストックの中から選んだ表地ということならではの意外な生地になります。

元はマスクの口に当たる部分に利用していたニットの心地よい麻100%のオフカラーが主役の意外

<表地:オフ>麻テレコニット、麻/100%、日本製。
<巾着ひも:茶>麻混無地、麻/55%、ポリエステル/45%、日本製。

ストック生地の余り具合に合わせた意外な組み合わせ。

なんとメイン生地がオフカラーです。

もとはマスクの口に当たる裏地部分使用していたコロナ禍の2020年春のこと。

その後何度かの同じ生地リピート購入の末、マスク製作ブームが去り、大手企業によりマスク製造の安定化で私達のハンドメイド製造の出番が終了。

良い意味の終了だと思います。

マスクがもう不足の事態がなくなり、なかなか小さいアイテムではチャリティーのような事業になりますので、今となっては、良き思い出の事業でした。

この麻/100%のニットということも素材としては貴重であったので、多めに調達していたところタイミング的には在庫になったということです。

その多めに余っているこの生地は表地にキルトをかけ、裏地にも使用していきます。

そうすると何かぼんやりしたものになってしまいますので、良き脇役であるアクセントのような存在として、このニット生地にぼんやりと入っている柄の中の色にリンクのブラウンを選択。

こちらの麻混無地もストックがあとわずかの状態でした。

それほど大きなアイテムも作れませんので部分使いの利用にはちょうどよい。

そして、このスタイリッシュなブラウンカラーは他の黄土色やオレンジ系の茶よりもベストな色のコントラストだと考えました。

このブラウンカラーは、巾着ひも兼ショルダーの部分、ショルダータブの2箇所、そして、内側のポケットのフラップに使っていきます。

オフカラーの所々に配分よくブラウンカラーが配置される予定で、新しいテイストのご提案が出来ればと思っております。

あとがき

ここ最近注目なのが、オフカラーをメインに持ってくるバッグです。

駅の行き交う人々の中で時々見る、キャンパス地のペタンコのマチ無しのショルダーをかっこよくさっくりと持つ20代の方。。

ペタンコマチ無しもサブバッグではなく立派なメインバッグに使われているようです。

特に仰々しくもない、自然な装いです。

濃いめの色のお洋服には反対にオフカラーメインのバッグも出番がありそうです。

ストック生地だからこそ生まれた組み合わせになりますので、このエピソードある生地コンビの行く末をどうぞお楽しみに(^-^)。

どちらもそれぞれの味わいあり、黒白コンビ柄の巾着袋、今度は白が表舞台へ【1137】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

また1点、巾着袋が出来上がりました。

今回は、白が主役です。

ここ最近白黒モノトーンの素敵さに魅了されております(^_^;)。

白は汚れやすいなどのイメージから避けていたきらいがありますが、シンプルさの極みであるなどと、ここ最近興味を持つようになり、手持ちのちょっとした小物入れなどを白主体の白黒コンビロゴなどにしています。

飽きが来ずとてもナチュラルです。そして、気持ちが、肩の力が抜けて非常にリラックスした心持ちになることです。

汚れの件は、汚れにくい使い方に使うと決めてそのデメリットを免れています。

よく考えたら全部同じブランドでした。上から時計回りに、化粧ポーチとして使用、携帯電話入れとして使用、爪切り、小バサミ等日用品刃物入れとして使用。すべて、白がベースのケースです。

このイメージにヒントを得たのか、無意識ではありましたが、私も白黒で製作することを決意。私の場合は花柄を取り入れた製作になります。

「インテリア収納袋:ミニ」:<サイズ>縦17cmx横17/27cmxマチ10cm。
<表地:白x黒小花柄>ポリエステル合繊、ポリエステル/100%、日本製。
<裏地:黒>ちりめんジャカード、ポリエステル/100%、日本製。

表地に入っているデイジーのモチーフを他の箇所とリンクさせました。

デイジーの小花柄の表地、デイジーのアップリケ黒と白、そして、裏地も薔薇柄などではなくデイジー寄りのお花ということで足並みをそろえ、スッキリとさせていきます。

デイジーの花の形を意識してそろえた組み合わせ。

今回の表地もダイヤキルトをかけています。

裏面にはこれまでと同じソフト厚芯を設置して一緒に縫い付けてあります。

3cmキルトなのでなかなか細かくて、こういった面積の狭いミニサイズには有効です。

おかげ様で小さいけれどたくましく使いやすい巾着袋に出来上がりました。

容器としながら使用する化粧シーンなどには、クシャっと沈まないので使いやすそうです。

あとがき

こうしてシリーズで続けてきました、「インテリア収納袋」もあと数点で終了を迎えます。

数えましたら残り5点程でした。

同じデザインをひたすら作ってきただけでも、1点物志向なので素材の違いなどに関する学びが得られました。

このキルトをかけた巾着袋を作ったというこのシリーズの中での終盤の経験は、後のコンテンツにまとめ、ナップサック型のリュックというもっと大きなサイズのデザインにして、この作り方、技術をじっくりお伝えしてまいりたいと思っています。

これが今のホットな決意です(^-^)。

ハンドメイド製モノトーン巾着袋x5連発、集結による1点物の輝きここにあり♪【1129】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

引き続き、インテリア収納袋シリーズとしまして、巾着袋を製作しています。

今回は、黒系ばかりが集まった、同時製作の5点をまとめてご紹介したいと思います。

5点同時製作の効果は、糸が黒糸1つだけでひたすら縫っていけることです。

柄が入っていても黒地なので黒糸なのです。

それによって、量産風に少しスピーディーに進んだと実感しました。

もう1点の効果は、まとめることによって、似た感じの黒系と一括りにするも、それぞれの特徴も出すことができ、細かい素材などの点にもかえって目が行くことです。

どうぞ、そんな視点で完成品をご覧下さいませ(^-^)。

ユニーク生地、本来巾着袋には使用されないだろう生地など個性豊かな巾着袋コレクション

黒系巾着袋x5点同時製作:上2点は、「小」というサイズで、縦22cmx横19/34cmxマチ15cm。
下は3点は、「ミニ」というサイズで、縦17cmx横17/27cmxマチ10cm。
同じコンパクトサイズながら、小とミニとの容量はかなり違い、手で持った時もその違いがよく分かります。
そうしますと1種ずつのサイズの意味があると言えます。
「インテリア収納袋:小」・・・パイルカットのタイプのタオル地が優しい雰囲気です。メンズライクです。
<表地:黒>シャーリングタオル、綿/100%、日本製。
<裏地:黒x白>先染ストライプ、綿/100%、日本製。
「インテリア収納袋:小」・・・黒の葉っぱ無し巻き薔薇をたっぷりと広がるように縫い付けました。フォーマルシーンでもご利用可能。
<表地:黒>透かしオパール、綿/46%、キュプラ/26%、ポリエステル/18%、ナイロン/10%、日本製。
<裏地:表地に同じ>
「インテリア収納袋:ミニ」・・・ここから3点はすべてミニ。巻き薔薇2個をピンクと白のコンビが前面、黒x2個が後ろ面と両面が正面見せに可能。凹凸感あって素敵な生地です。
<表地:黒>透かしオパール、綿/46%、キュプラ/26%、ポリエステル/18%、ナイロン/10%、日本製。
<裏地:表地に同じ>
「インテリア収納袋:ミニ」・・・黒柄が表に来ました。
<表地:黒x白>ジョーゼット刺繍プリント、ポリエステル/100%、日本製。
<裏地:黒卵柄>フクレジャガード、ポリエステル/100%、日本製。
「インテリア収納袋:ミニ」・・・今度の巻き薔薇はまた違う種類です。
<表地:黒>フクレ/撥水加工、ポリエスエステル/ナイロン混(比率不明)、日本製。
<裏地:黒x白>ジョーゼット刺繍プリント、ポリエステル/100%、日本製。

この5点中には、共通の生地を使っているものがいくつかありますね。

ただし、使い方を違うものにすることで、1点物も実現。生地をうまく使い切ります。

裏地でしか出番がなかった生地が、フクレジャガードの卵柄です。

なかなか丈夫なしっかりとした生地なのですが、表地にはイメージが浮かびませんでした。

そう思ったものはキュンとくるお品にはならないに決まっているので、その浮かばなかった気持ちを大切にし、あまり、機械的に無理矢理製作してしまわないようにしています。

無しは無しで良いのです。

あとがき

今回の5点同時製作で、かなり進捗度が高まりました。

残るは、今のところ9点。これらは裁断済で組み合わせが決定済です。

それ以上はひょっとして追加するかもしれませんが、年内には間違いなく完了しそうです。

結局、数量としては、今年2022年が一番多く製作した年になりそうです。

それは、以前の2020年にメインに集めた生地コレクションがあっての製作でしたので、長いスパンでの材料調達からの完成となりました(^_^;)。

こんな風に誰もが作る巾着袋を熱心に作ったことが、とても良い経験となっています。

誰もが作る簡単なアイテムとは言え、綺麗に作るコツや工夫が発掘され、良き学びが得られています。

同じ巾着袋を1種の生地で作らない、それぞれの雰囲気を表地と裏地の組み合わせを変えながら作って行くスタイルがとても自分には合います。

1つとして同じではないので、常に新鮮ですし、生地ごとの使いやすさや作業しにくさも発見できました。

こうした記録は、後の巾着袋、その他の布類を扱う方達への伝達の中に惜しみなく盛り込みたいと思います。

今、現在の時点で発見した一番大きなことは、巾着袋を小物入れから、バッグへと用途を広げていくときに、「ナップサック」というアイテムがとても機能的だと気づいたことです。

ナップサックの存在を、昭和の産物としてなのか、どこか忘れていたようでしたが実はとても素晴らしい無駄のないデザインだと言えます。過去にも2019年の製作で実は作っていました。

ただ、あの時は、いろんなデザインを考案中の中の1つで、あまり深く追求せずに、何となくでしたし、1点これしか作っていなかったと思います↓。

2019年の12月製作ののナップサック・・・A4弱といったわりとコンパクトなサイズ。口にフラップを付けていますね。

今、ナップサックを作ると、このデザインでは作らないと思いますが、その2021年時点ならではの精いっぱいの工夫があったりして、ある意味貴重です。

真っ白コーデがかっこよく引き立つような差し色のうまい選び方【1127】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1つ前の【1126】の記事では、真っ黒コーデのお話をさせていただきました。

真っ黒コーデで陥りがちな、お葬式風になってしまわないようなコツなどをその小物使いや選ぶアイテムの素材自体で工夫していくというお話でした。

今度は、その真逆の色にも注目してみたいと思いました。

真っ白コーデです。

真っ白は言え、少し色の入った、アイボリーとかクリームとかオフ白、オフベージュといったような色全般をざっくりと、白と呼び、真っ白コーデは上下とも組み合わせが白無地である場合と仮定させていただきたいと思います。

真っ白コーデを優しく表現する差し色から、コントラストの強い攻めた感じまで複数の差し色をご紹介

白といってもこんな風にいろんな白っぽいさがありますが、いずれも、白コーデということになります。右のようにベージュ寄りな色も今回の真っ白コーデに入れさせていただきますね。
モデルは、左の色のセットアップの色のトーンを使用してシュミレーションしていきます。1つ目は、こんな風に優しいカラーのベージュをベルト、靴、バッグの小物で差し色にしていくこと。ベルトの部分をスカーフに換えてベルト使いするなども素敵だと思います。これらの差し色は、無地でなくても柄が入るのも素敵です。
グレーとベージュの間のようなカーキのような色の差し色です。カーキグレーとも呼べますし、グレージュとかサンドベージュ、モカグレーなどとも呼べるような中間色です。すごく素敵にきまると思います。
もっとグレー寄りがよければ、ねずみ色のようなグレーにシフトしても良いかと。
前述の2つをミックスしたグレー系で混合のまとめ方でも、全体でおおよそグレー系という映り方になると思います。その場合、バッグは位置が外になりますので、縦ラインが直線上にあるベルトと靴を同じ色に合わせてバッグだけ少し違うということにしてみました。バッグだけ柄が入っているなどの違いがまとまりやすいと思います。
色が濃くなりますが、カーキ系のダークブラウンです。これもコントラストがありますが、個人的に好きな差し色です。
最後は、黒です。白黒は一番コントラストのある2色。これは難易度も高いですが、その他のジュエリー使いなどで、とてもかっこよくなることが予想されます。

あとがき

今回出てきた色は、どちらかというと無彩色系です。

これがpicturesque流でございまして、もっと案としては、他にもあるかもしれません。

考案の時にそこへ自分の意思表示を入れていくと哲学入りのコーデになると思います。

今回私が目指したゴールというのが、「かっこよくきまるコツ」ですので、カッコイイということを目指す時に、こうしたモノトーンな調子がかっこよさが実現できそうだと思ったからです(^-^)。

3箇所をデイジーモチーフでそろえた白黒トーンがシックな巾着袋【1123】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

実は、まる1日程、パソコンが使用できませんでした。

その理由は、15年間使用のDELLのデスクトップモニターが不具合が起き、全く映らなくなったのです。

その予兆は遡ること引越時の半年前くらいに、新居に先にパソコンを持ってきて立ち上げた時に起こっていました。

画面が点いたり、なかなか点かなかったりがあり、そういう数日を過ごしていたところ、その後はしばらく画面が正常が続くこと約半年。

ところが、ここへ来て、急に寒くなったことが関係あるのかないのか、ぱったりと壊れました。

ただ、画面が真っ黒で映らないだけで作動はしているようですが、当ブログさえ書くことができないので、とても不便になり、急に不安に。。。

そこで、以前ハードを購入させていただいたお直し専門の業者様にお願いして、新調してもらいました。

このメーカー様の特徴は、ブランドメーカーでないマイナーのお品で良質なちゃんとしたアイテムという点です。

決して格安ではないと思いますが、やはりきちんと設置してくださいますし、何より、私が動くことは全くせずに、購入に走って不安な中あれこれ探すこともなく持ってきてくださったものを受け入れて手短に設置していただきました。

よくネットで見ると、モニターも10年が寿命のようです。

今回の壊れたモニターも診断では、小さく変な音がしているようで、もう寿命なのだろうということになりました。

最初のモニターは、初めての自分のパソコン購入時の2007年夏にDELL製のものを選び、2022年秋のここまで来ました。

まあ15年も持てば、大往生だったのではないでしょうか。

ということで、動画もスマホからのショートでのYOUTUBEアップになりましたが、パソコンが作業できない分ミシンでのハンドメイド製作に精を出した1日だったと言えます。

白黒が美しいデイジーモチーフの巾着袋

「インテリア収納袋:小」:<サイズ>縦22cmx横19/34cmxマチ15cm

<表地:黒>ちりめんジャカード、ポリエステル/100%、日本製。

<裏地:白x黒小花柄>ポリエステル合繊、ポリエステル/100%、日本製。

黒の中に少し見える白地の裏地が素敵です。それとリンクして、正面のディジーのアップリケの黒と白がワンポイント。

デイジーは、表地のジャガードの柄にもモチーフとして使われています。

ということで、デイジーが複数登場している巾着袋です。

ここでお伝えしたいことは、元の生地頼み一辺倒よりも、それを取り入れて、新たに自分自身のフィルターでこして、出来上がりがオンリーワンな世界観を作って行くことです。

もしかして同じように発想する人もいらっしゃるかもしれませんが、それはそれで気が合うのです(^-^)。

元の生地をまずバッグの表地に使うことが珍しく、そういったスタートから始めていった製作は、出来上がりが唯一な物になりやすいです。

どうせなら、他にはないものを作りたいですよね。

こんなコンセプトで別の柄も考えていくと良いと思います。

あとがき

先程オンリーワンのお話をしましたが、要するに1点物志向ということですね。

生地は同じ物を使ってもその後の、裏地のチョイスは同じ人は減るし、さらにデイジーのアップリケも黒白コンビで縫い付ける人も更にまた減ります。

そうして、自分らしさを数点入れていくと、全く他者様と同じということがなくなります。

大量生産の誰もが同じものというテイストに飽きた場合、こういった作りをご提供する出番がありそうだと思った今回の製作でした。

ただの色違いとは違う、そろっていながらも互いに異質な3点ボディーバッグコレクション【106】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、<黒白ボーダーシリーズ>というかなり的をしぼった製作をしてみました。

黒白ボーダー柄はイメージとしては長袖カットソーが浮かびます。

パリジェンヌ様が必ずワードローブに1つ取り入れるだろうアイテム、ブルージーンズに合わせたシンプルで伝統的なスタイルのイメージです。

3点それぞれの製作の見どころ

<黒白ボーダーシリーズ>左から、黒白パッチワーク、半月型、水平型とすべてがボディーバッグ。

まず、一番左の黒白パッチワークボーダーは何といっても、この手間をかけたパッチワークの作りです。

もともと単独で記事をアップ致しておりますので(【101】が該当記事)、詳細はそちらで。

ここでは、手間を込めたものであるということをお伝えしておくにとどめます。

そして、真ん中の半月型ボディーバッグ。

こちらは、本来洋服のポロシャツ用の生地である「カノコ素材」をバッグに仕立てたところが斬新と言えます。

そして、ボーダーの柄合わせを意識した見栄えの美しさにも力を入れました。

つなぎ目でボーダーの柄合わせをして段を合わせている様子。
:これをしてあるかしてないかは大きな付加価値の違いとなるもよう。

そして、最後、一番右のサテンのボーダーは実はもともとストライプ。

ストライプの生地の向きを変えることでボーダーとして作りました。

注意した点は、もとの生地の地の目はあくまでストライプ方向。

よって、織芯を貼る時は、生地となじむように同じストライプを縦向きとして貼りました。

ちゃんと元の生地に合わせた向きに織芯をなじませるのです。

そして、縫っていく段階からは、今度はボーダー向きを意識し始めるのです。

これが、向きを変えて生地を使用しても綺麗な風合いに映るコツかの1つと考えます。

実は、当初はマチ付きで進めていまして、底と頭にバニティーのように楕円形のマチを取り付けるつもりだったのです。

ところが、ミスをしたんですねー。

寸法を間違えて楕円形のパーツが小さく仕上がってしまい、もう生地が全く残りがなく、やむなくマチ無しに。。

間違えた原因は、くるりとファスナーを取り囲むように筒形に取り付けるファスナー部分の縫い代を三つ折り計算してしまい、実際は1つ折りなのでその誤差が5cmも生まれ、サイズが狂ったわけです。

しまったなーー(;’∀’)。

でも、原因は判明しましたので、次回の機会にこれをマチ付きのものにして、違うシリーズでこのデザインを採用できればと思います。

横幅が結構あり、長財布が横向きに入るので、容量の点はマチ無しでも結構あります。

バッグの入り口開閉の位置がなかなか斬新。

まるで、ティッシュケースの大きいやつみたい。。

あとがき

今回は、黒白ボーダーを3点集めたコレクションでしたが、フローラルとかマルチカラーなどテーマがいろいろ浮かびます。

また、素材をテーマにするだけでなく、シーンをテーマにするとそのバッグのデザインの種類がそれぞれ違ったものに展開されていくことが見込まれます。

同時に3点の完成が見れることは、1つよりもはるかに世界観が増します。

同じデザインの色違いなどの展開とは違うものであることが、自身のフィルターに通した結果の展開であるわけで、自分なりに練った企画がそこには盛り込まれているということになります(^-^)。

モノクロだけでも美しいマルチカラーになることの発見【58】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、長財布と携帯電話+α程度が入るようなコンパクトなミニリュックを製作し始めました。

完成は、少し先の【60】の記事になりますが、当【58】の記事においては、材料である生地がパッチワーク仕様になるための生地チョイスをポイントに、事前準備段階の様子をお伝えしたいと思います。

無彩色なのに素敵なパッチワークになる予感

表地は、透かしのメッシュが大変ユニークで、色使いがオフ、グレー、黒の3色展開です。

パッチワークの柄は、ボーダー柄で行きます。

このシュミレーションよりももっと細かいボーダーにしていくので、同じ色が2度繰り返されます。

左:表地(オフ、グレー、黒):スポーツメッシュ、ポリエステル/94%、ポリウレタン/6%、日本製。
左(黒A):裏地に使用。フクレジャカード、綿/97%、ポリウレタン/3%、日本製。

配置は、上からオフ、グレー、黒とこの上のシュミレーションで置いた通りにしました。

底には汚れやすい薄い色を持ってこないとか、底辺に重い色(暗めの色)を持ってくるとバランスが良いのでは。。。いうような考え方をして、3段階に分かりやすく、ライト、ミドル、ダークというカラーで配置しました。

今回はボーダーで行きますが、ストライプも可能だと思いますし、ブロックのような市松柄も可能だと思います。

こういったパッチワークのバッグは、過去の【4】や【7】【8】でも製作してまいりましたし、今後も得意分野として末永く取り入れていきたいと思っています。

今回の生地はニットであることでなかなか面白いものになるでしょう。

マルチボーダーパッチワークシートの完成と裁断

YOUTUBEが長尺の30分ですので、ここでは大まかにご紹介したいと思います。

まず、こんな風に1cmの縫い代で長方形の1色パーツを他の色と縫い合わせます。

上述の3段階の順番に配置して縫い合わせをしていきます。

裏面にはあらかじめ接着芯が貼ってある状態でその後縫い合わせるという手順です。

そして、更に、つなぎ目の溝の両サイドを表側から、それぞれの生地の色に合った糸のカラーでステッチして固定します。

1)ボーダーシートの出来上がり
2)1)を型紙通りに裁断・・・この時に同じ位置に柄が来るように。
表地パーツの出来上がり

全くぴったりの位置にカラーのハギ目が来なくても、今回のデザインは間にマチ布が入りますので、作りやすいです。

黒白系のモノクロではありますが、定義に沿った3色以上のカラーが同時に使われているということで、立派なマルチカラーなのです。

あとがき

パッチワークを柄のデザインとしてどこまでいろいろ展開できるかを考案していくことがとても楽しいものです。

すべての辺がつながるのは、ボーダー、ストライプ、市松、多角形(難易度あり)が可能だと思います。

とにかくつなげるためには、まっすぐの線が繰り返されている必要があります。

カーブなどが混じるモチーフは無理なのでは。。。と思いきや、それも固定観念に惑わされています。

重ねることで不可能ではないと見込めます。

一部ヒラヒラとさせ、一部は縫い付けてあれば、そこそこ無限にいろんなデザインを実現できそうです(^-^)。