ブティック風テイストの素敵な古着が僅かに残る奇跡、厳しい運営を幾度かのバトンタッチで継承されているブランド【1515】

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まえがき

1つ前の番号の【1514】では、古着の中には美しいアイテムも見つかることを全5点でご紹介、古着入手後のその先のコーデをご提案致しました。

このたびの【1515】も美しい古着の3選なのですが、今度はブランド及び運営会社にスポットを当ててみたいと思います。

後で貼りますYouTube動画は「ショート」ですので、更に深い所を探りながら、こうした美しいブティック風な古着がまだ見つかる喜びとその理由を見つけてみたいと思います。

いつの時代も色褪せないクラシックさを放つ日本製ブランド古着x3選、敢えて能動的に探したい程の確かなレベル

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3点のブティック風な古着:すべて「日本製」に拘りました。次にそれぞれのブランド名の読み方と運営会社です↓。

①「CHRISTIAN AUJARD:クリスチャンオジャール」・・・イトキン(株) 様

元は1968年創業のフランス発のブランドであったところ、1972年にイトキン(株)様との提携が始まったとされています。

所謂「ライセンス」事業の1つだと思いますが、良い意味で日本人離れしたようなテイストをちゃんとイトキン様が実現されていると思います。

日本人にフランスのテイストをご提案されているといった受け止め方ができます。

後で貼りますYoutTubeショート動画では、別の無地の黒のロングワンピースをご紹介しました。

ただ、同じアイテムを近い番号のジュエリーの回で使用していましたので別のモノトーン柄の方に当ブログは変更させていただいております<m(__)m>。

これまで当ブランドのクラシックなデザインにたくさん出会っていまして、その内能動的にこのブランド名で探すようになりました。

②「Saint Joie:サンジョア」・・・(株)ナイガイ 様

すっきりとしたモノトーンの幾何学模様のウールカットソーは、好きな「アルマーニ」様のテイストに通じる部分も感じました。

きゅっと引き締まったウール製品の数々は、どれも上品なのです。

こちらも時代の流行などとは無関係に、古いものでも決して躊躇せずに着られることが素晴らしいことです。

③「DANA PARIS:ダナパリ」・・・トーベル(株) 様

写真はくすみピンクの水玉ロングワンピース。

写真には写しませんでしたが、きちんと同色のペチコートが附随されていました。

このアイテムに付いていた品質表示では「トーベル」様が載っていましたが、実は複数の運営会社によって引き継がれて今日まで歩まれてきたようなのです。

<DANA PARIS:ダナパリ 様の運営会社の変遷>

・「(株)ピアジェ」 様(1970年代-)

・「(株)ライカ」 様(1990年代-2011年)

・「(株)ウールン商会」 様(2011年-2016年)

・「トーベル(株)」 様(2016年-)

途中運営会社の経営不振によっての譲渡があり、ブランド名が引き継がれることの重みを感じました。

ピンクの水玉ワンピースの状態の良さからも、運営会社の変遷に合致した納得感が得られました。

やはり、アパレルの経営は年々難しくなったということであり、元々大量生産ではなく緻密なデザインや丁寧さがクラシックさを作ってきたと考えます。

大規模では決して成り立たないのが、本当のアパレルの事情だったのではないかと思います。

このような素敵な古着はもっと見つけたいですし、ファスト的なお洋服になど負けないでほしい、継続してほしいと願っています。

あとがき

素敵なお洋服はロマンと良き心地をいただけます。

アパレルの運営は、過去の栄光へのしがみつきやプライドだけでは決して続いていけないものだったのではないでしょうか。

1つ前の記事でもお伝えしたことですが、「小規模になってしまっても生き残ることを選択し続いていってほしい」と願うばかりです。

今世界規模で、多くの方々が古着市場に目を向けています。

売れずに残るアイテムを見れば、何かが見えてくるのではないでしょうか。

その時だけの短期的な利益だけをゴールに見据えた過去の製造の「つけ」は、長年経過の末に価値の無さとして表出すると思います。

結果は遠い先にしか分からないもの。。製造というものはその分かりにくい先さえもイメージし願いながらの真心が結局は最終的に効いてくるのではないかと信じて疑いません。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

その呼び方を疑うほどの美しさが古着の中から見つけられる喜び、まるで新品購入のような心地の古着ライフ【1514】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

新緑のさわやかな季節、気持ちもリフレッシュ。。お洋服を新調したくなる気持ちが一際高まります。

このたびは、古着ライフ15年以上の者が能動的に厳選した「美しい古着」というポイントで古着コーデをご紹介したいと思います。

「古着」という呼び名が似つかわしくないほどの綺麗さと、そもそものデザインや素材の美しさを誇る5点の古着アイテムをデニムパンツと合わせてみます。

ALL古着ライフですので、当然ボトムのデニムもすべて古着ということになります。

古着コレクションを美しく整えることは新品に勝る楽しさ、作りの良いエレガントなトップスのボトムには敢えてusedデニム

20歳前後の記憶。。雑誌でコーデを研究していた時にストリートファッションスナップが掲載されていました。

特に目を引いたのが、古着を好む外国人の女性が、素敵なボルドー色のジャケットに対してミドル落ちのデニムを合わせていたもの。

更に襟元にはボルドーに馴染むようなボタニカルなストールをお召しになられていた記憶です。

何十年も前の雑誌のほんの1ページを忘れられないという強い衝撃は、「ギャップ」にありました。

スーツのようなきちんとしたジャケットにあえてジーンズを合わせることがかえってエレガントなデニムの装いという世界観を纏っていたのです。

そんなことを思い出しながら、最後に貼りますショート動画内ではセットアップだった一番最後のアイテムも、ここではデニムパンツを配置。

5点の美しい古着アイテムすべてを、デニムコーデとしてまとめたいと思います。

古着市場から厳選した5アイテム:左上から右下の順番で、まずはブランド名と製造会社情報をお伝えします↓。

①ジャケット(モカベージュ):ブランド名「couvee」、製造会社名「(株)一珠(いちじゅ)」様、日本製。

②ブラウスジャケット(玉虫マルチ):ブランド名「Brigitte Both Coordinates]、製造会社名不明、原産国不明。

③カットソー(イエロー系マルチボーダー):ブランド名「Withmary」、製造会社名「(株)リマ―ジュライカ」様、日本製。

④カットソー(黒レース):手作り品にてタグ無し、日本製。

⑤セットアップ(シルバーグレー小花柄):手作り品にてタグ無し、日本製。

どれもがブティック風のアイテムのような印象、内手作り品も見逃せないアイテムです。

では、ここからデニムコーデを1アイテムずつご紹介↓。

①ジャケット(モカベージュ)のデニムコーデ:モノトーンでまとめ。赤味あるモカはブラックデニムがお勧め。
②ブラウスジャケット(玉虫マルチ):ミドルブルーデニムに合わせます。ヒントは既述の雑誌の記憶から。
③カットソー(イエロー系マルチボーダー):エレガントさを持つマルチボーダー。別のミドルブルーデニムと。
④カットソー(黒レース):インナーに黒タンクで透け感をカバー。ミドルグレーデニムでクールに。
⑤セットアップ(シルバーグレー小花柄):ブラウスジャケットだけを引用。チャコールのブラックデニムと。

おそらくセットアップでボトムのロングスカートと装うよりも、新しいスタイルで行けると思います。

ジャケットのパンチ不足の「ぼやけ」は、ネックライン周辺のオニキスネックレスやシルバーアクセサリーなどでアクセント。

あとがき

新品を否定するものではありませんが、中古品でもここまで美しく綺麗な実態があります。

特に日本製の古着は、良い着方がされた綺麗な状態で溢れ返ると世界からも注目され始めました。

大切に着てきたこと・購入後着用せずに手放したこと。。などの衣服に対する向き合い方に特徴があることがこの良き状態のままの現状を作っているのかもしれません。

そして、こうした何十年後にも残って愛でられるような製造品を生み出した、かつてのアパレルメーカー様や丁寧にお仕立てをして1点物を作った個人の製造者様を思い浮かべました。

現時点では老舗のアパレルメーカー様が軒並み姿を消してしまった悲しき現実。

時代の流れに沿って新しい方向へ思い切った方向転換が間に合わなかったとも言えます。

もし、老舗の大手が残ってくれるなら「大きな存在」というプライドを捨ててでも小さく継続していく手はないものでしょうか。

消滅してしまっては元も子もないのであって、何とか「残っていく」ことだけにフォーカスできないものなのでしょうか。

現在の新品の味気無さ・質の悪さに失望した者は、たとえかつての量産品型のものであっても良きレベルを持つ古き良き日本製の服を選びます(^-^)。

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スーツライクなセットアップやボーダーTシャツのエレガントな表現、オールシーズンデニムコーデが教えてくれる様々な表情【1504】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

デニムコーデに関する投稿は過去にもさせていただいておりまして、【799】【828】【1394】【1438】が該当します。

どれもが、上下を渾身の1択にセットし、「着回し」と対極の濃厚な1セットを作るというワードローブの配置をお勧めしたものです。

このたびは、同じコンセプトながらも、やや切り口が変わります。

デニムそのもののメイン素材である「綿」を真冬や真夏などの末端の季節を含めたオールシーズンで1セットずつ微妙な季節に分けた5セットでご紹介します。

そして、季節の日にちごとの僅かな流れや、1日の中の日中と晩の気温の違いにも対応できるような「機能」をコーデの中に盛り込みました。

ベースとしては、すべてが古着のお洋服で組み立てるコーデとなりまして、新品のここ最近の流行のアイテムなどは入りませんことをお伝えしておきたいと思います。

オールシーズン一周デニムコーデ、「真冬」「梅春・晩秋」「陽春・初秋」「初夏」「盛夏」の5つの微妙な季節感の違いで表現

末端の「真冬」から順番に季節別で5セットのデニムコーデをご紹介してまいります↓。

①真冬:「ミカレディ」様のアクリル混セーターと「ラングラー」様のデニムスラックス。

厚みあるデニムスラックスは、冬でも寒さをしのぐ緻密な織があります。

ウールパンツなどとの素材感の違いは、毛/100%のいかにも真冬なセーターを当てなかった点でバランスをとりました。

アウターコートを暖かい毛/100%で着用する体感の調整は可能です。

②梅春・晩秋:オリーブジャケットは「ジョルジオアルマーニ」様、ベージュ透かし編みセーターは「エンポリオアルマーニ」様、ミドルブルーデニムは「フェンディ」様。

ぽかぽかの春になる手前の季節と寒い真冬になる前の秋深まる季節は、離れていますが体感としては似ていますので共通にしています。

上着無しでは厳しい真冬前後の季節用ということです。

ジャケットはシルクが割合の大半を占める素材で、1日の中でも着脱が可能な重ね着コーデです。

また、少しだけ移り変わる次の季節へのシフトの細かな段階としても有効、つまり「機能」を持ったコーデでもあるのです。

③陽春・初秋:モノトーンバイヤス柄のカシュクール風シャツは「オーダーメイド」と予想、ブラックデニム(ダーク)は「バイスラー」様。

②と同様で、春と秋との季節の違いがあっても体感が似ている季節同士を共通にしました。

この季節は、暖かいと呼べる心地良い季節にマッチしたもの、着脱などは無く1日そのまま1枚で過ごせる季節ということです。

④初夏:ブラックデニムジャケットは「マージナルグラマー」様、モカ茶幾何柄ノースリーブシャツは「LOUIS JOONE」様、ブラックデニム(ライト)は「アルマーニコレツィオーニ」様。

別々の場所から一緒になる色落ちデニムのセットアップは、ぴったりに色が合うことが難しいものです。

少し濃淡がありましたが、納得の範囲内ということになりました。

Gジャンをインディゴカラーでまとめられる自主セットアップが多いので、ブラックデニムのジャケットデザインでのセットアップはレアです。

⑤盛夏:グリーン系マルチボーダーTシャツはおそらく手作り品、ミドルデニムパンツは「MCM」様。

カジュアルなイメージのボーダーTシャツでさえエレガントに寄せていきます。

背にファスナーが付いたカットソー的なボーダーTシャツをお作りになった方の解釈が素晴らしいと思いました。

あとがき

以上、このように5つのシーズンが繋がるように、デニムコーデをご提示してみました。

デニムがかつてのカジュアルに寄ったイメージからの広がりの1つとして、エレガントな装いの1つの素材として違った映り方で感じられたのではないでしょうか。

たまたまエレガントにデニムを装ってきた者がこうしてお伝えしているわけで、これもただの1つの考え方に過ぎません。

元はアメリカ生まれの「リーバイス」様が象徴的な作業着からのスタートだったデニムパンツ。

軍服なるものがトレンチコートへと、その名残を各パーツに残しながら変化してきたことに似ていると思いました。

人々の大きな意識的なものが動き、きちんとした場所でさえデニムが着られるという解釈が生まれても何ら自然な事なのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

古着生活の中で知る量産物の味気無さ、反対に決して安定的な供給はなくても1点物の丁寧さや深い味わいに気付きたい【1499】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

人それぞれの趣味嗜好に対しては、良し悪し図るものではないとは思います。

しかし、何かの囚われや狭い見方は大いに解放するべきではないかと考えます。

このたびは、「ブランド」が持つ強いパワーの存在と完全にコントロールされてしまうことで失うかもしれない独自の表現の大切さをお伝えできればと思います。

最後に貼りますYouTube動画と切り口を変えたいと思います。

時々動画投稿の翌日のブログ投稿では、こうした切り口替えもあります。

YouTubeが決して完成されたものではないことを、ブログ記事も並行投稿している者がよく分かっていることです。

有名なロゴのみが「ブランド」ではないのでは。。「ブランディング」は「ノーブランド」と呼ばれるニッチな作り手にも平等にある

これまで、「ブランド品」と呼ばれるファッションアイテムは、「ノーブランド」などと区別されることで、「地位・名誉」を築かれてきたかと思います。

気高く高貴な存在は、たやすく入手できるものではないとより雲の上の存在となることでその威厳が高まりました。

しかし、高額なブランド品の付加価値に「ブランディング」が大きく占めることも見抜かねばなりません。

確かにお品は良質な素材を追求している点には納得が行きます。

それでもとんでもない販売価格・購入者さえ少数精悦の方針は、店舗がありながらお品に触れさせてはもらえないという実態(実際に触れてしまい取り上げられた経験あり)。

そうした高いプライドを持ったブランド品ではあっても、よく考えてみれば「量産品」であることが分かります。

その証拠に有名人の持っているファッションアイテムに憧れて購入する動機となることも実際には多くあり、まさに有名人は「宣伝マン」的存在です。

しかし、現時点でのAIの回答でさえ、「ブランド品と量産品の違い」などと明確に分かれる答えを提示します。

AIは膨大なデータからのまとめ上げ、ブランド品に関わる業者様方のブログ記事やPRなどによる示し方のこれまでの努力の成果の蓄積であると言えるかと。

ただ、「本質」というものに対する目と読みは大切。

本当に購入者のことを思いやった物品なのかどうかや、その背景にどこかで王様のような人がいてどこかで割に合わない搾取を被った人が関わっていないであろうかということ。

元の素材の入手経路まで辿ることで、その実態は本当は存在しているのです。

出来上がりのキラキラした一面だけを見せることはここ近年ではさすがにミステリアス過ぎると、製作途中のシーンも少し我々も目にするようになりました。

とは言っても、まだまだすべてがクリアになっているわけではないと見ています。

そうした一方で、古着市場の中で見るたった1点ながらも丁寧に手作りされた衣装的なお洋服や、味わい深い仕立てのお洋服にはどこか透明感のようなものを感じます。

これらの存在が全くの対極のように思えてなりませんが、肩を並べるとそのレベルはなかなかのものであることも決して無いことではありません。

あとがき

最後に、YouTube動画の内容と重なる部分なのですが、「ノーブランド」という呼び方は本当は正しくないと思います。

ちゃんと作られたお品物に「織ネーム」が付けられていることで、企画+製造された立派なアパレル品であり、「ブランド」なのです。

有名なのか有名ではないニッチな存在なのかのみで区別される呼び名、まだまだ「ブランディング」の力の優勢を示しているということなのかもしれません。

しかし、人々は成熟し見る目も深くなっていきます。

情報の発達により、その製造の背景さえも透けて見える時代が進めば、表面的な事や建て前が効かなくなる時がやってくるかもしれません。

「本当の良さ」とは何なのか。。一人一人がしっかり見直したいことであり、「ブランド」のパワーによってコーデさえ縛られることがあれば、最も大切だと考える「自分表現」を奪われることに等しいのです。

こんな風に懸念する部分をこのたびの記事でお伝えできればと、そしてお品物をちゃんと固定観念無しで見る目線が大切であることをお話できればと思った次第です(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

古着市場にはほとんど使用感が無い綺麗な物品が見つかる、その理由の着用機会の無さは新しい持ち主の課題と挑戦【1498】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前の【1469】の投稿では、古着市場で見つけた古着の「目利き」を高めるための注目箇所をお伝えしています。

ウエストゴム部分が類似の2点のワンピースを本当の1970年代くらいのものなのかヴィンテージ風に見せたここ数年の製造物なのかを比較してひも解いたり、品質表示の傷み具合でUSED感を図ったり、ブランドネームから分かる老舗やブティックの予想など。

このたびは、【1469】にも重なる部分もあるのですが、古着市場で見つかる良い状態の物はどんな色でどんなタイプの物なのかをひも解いてみたいと思いました。

切り口が変わっている点により、2投稿に分かれているということになります。

綺麗な状態で見つかる古着、茶色のレザー・特殊な色・衣装やドレスは着用機会の少なさの記録が裏付けられる

では、綺麗な良い状態のままの古着が見つかるその物品の姿を3点例に挙げたいと思います。

良い状態で見つかった3つの古着例:①茶レザー(レンガ茶)②突飛な色(オレンジ)③衣装・ドレス(黒)。

①茶色のレザーもの

茶色のバッグ・靴・ベルトなど売れ筋の黒に対しては茶色は元々ずれた存在。

それでも紳士服などでは、フォーマルのイメージからの逸脱としても茶色は好まれるレザーだと思うのです。

それでも、実際に状態の良いレザーアイテムは茶色というデータは私の中だけでも十分なほどはっきりとした高確率でした。

これは、茶色のコーデの難しさによる使用機会の喪失があったと予想します。

黒に対して茶色は、「モカ茶」「レンガ茶」「チョコ茶」などとトーンの違う別物の茶が複数展開されています。

これらの茶同士をどう合わせてもしっくりとマッチしないちぐはぐさが気になるもの。

茶色のレザー小物はベージュや白の差し色に部分使いすると良いのではないかと。

②一癖ある特殊なカラー

今まで、水色・ビビッドグリーン・オレンジなどが良い状態で残っているのを見かけたり入手したりしています。

どれもなかなか難易度が高いカラー、コーデが決まらず着用されなかった実態を感じました。

これらの突飛な色は、差し色やジュエリーのスパイスを上手く引用しながら解決していくことが見込めます。

③衣装やドレス

そもそも衣装・ドレスは日常着ではありませんので、当然着用回数はわずかだと見込めます。

また、人それぞれの定義も違いますし、CtoCマーケットサイトでは「ドレス」と呼んでもワンピースだったり、「衣装」も必ずしもギラギラの舞台用のものばかりではありません。

この分野を探す余地は大いにあると思いました。

あとがき

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このたびの良い状態で見つかる古着、購入時はお得に良い物が得られた喜びと価値がありました。

しかし、その後かつての着用機会の無さをどう新しい持ち主が埋めていくのかは課題と挑戦の部分です。

そんなところを、こうして一緒に考案出来ればと思っております。

まずは、「受け入れる」という姿勢も大切、そのお品物中心にお洋服を選び組み立てていくコーデもあっても良いと思うのです。

すべては一長一短、新しい持ち主は「覚悟」のようなものは必要になると思います。

現在では、コーデが好きな者でなければ、なかなかこうした「覚悟」「挑戦」の気持ちを持てないのも現状。

コーデが素晴らしい自分表現であることをお伝えする役目こそ、ファッション分野に携わる者にあると考えています(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

<リメイク図解>着物はぎれのグリーンミックスはその表情を変えた、プレーンな黒ベストにパッチ後のコントラスト効果【1495】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

コーデが得意と豪語していますが、アンテナを張りながらネット上の何気ない写真などにも注目し響いたコーデを同じようにやってみることもしてまいりました。

コツとしては、ファッションコーデとしてご紹介されているものではなく、最も日常的な1コマのようなニッチな写真からの引用が独自の引用メソッド。

数々のファッションコーデの感想としては、感動するほどのおしゃれな姿はなかなか出会うことはないということです。

おしゃれな人というのはかなり限られた存在なのだと思っています。

アンテナの1つは「ゴシップ誌」。

何気ない街歩きの場面を写された有名人の姿がまさに「ストリートファッション」そのものであるという発見がありました。

もう1つのアンテナは、ここ最近では海外のMV(ミュージックビデオ)。

ビデオの中のお洋服にも注目、音楽のセンスと衣装は通じ合うものがあるという発見があります。

このたびは、このMVで目に留まったコーデを真似、是非リメイクでやってみたいと思ったのがきっかけです。

黒ベストに着物解体はぎれを部分的にパッチ、プレーンなベストにグリーン系ミックス筋柄による表情が出た

このたびのリメイク:黒のプレーンなベストに部分的に別生地をパッチ(貼り付け)。実際には縫い付けています。

ウエスタンのベストでも決まって肩下のV字のデザインで別布に切り替えられていました。

この部分を何と呼ぶのかという名称については、YouTube投稿後もざっと調べましたが、手持ちの本やネットにも全く触れられていませんでした。

分かり次第追記したいと思います。

パッチ作業は、縫い代1.25cmずつをアイロンで折り込み、縁から2mm程度をミシンステッチで縫い付ける作業です。

使用した生地はグリーンミックスの筋柄が美しい「正絹:しょうけん」の着物を解体した一部分のはぎれです。

<作業手順>

①型紙作り:現物を用紙に写し取り、写し取った線から1.25cmの縫い代の外枠でカット。

②接着芯貼りと裁断:貼らないよりも、ビシッと感じるハリコシが出たと思います。

③ポケットのカーブの折り込み方法:カーブも1.25cmですが、ボンドと目打ちを使用し、レザーで行われる「菊寄せ」をしました。

カーブ以外をアイロンで折ってカーブだけを残します。

残ったカーブの内側にボンド貼り、目打ちで真ん中を抑え2つの山を作り、さらにその2つの山の真ん中を潰しカーブラインに皺が残らないよう内陸部に目打ちで調整。

そして、アイロンで押さえ固めました。

④黒ベストへの縫い付け:簡単なのは胸の切り替えの方、肩線のハギ目に合わせてスタートします。

フラップはヒラヒラ感も残したいので一気にステッチしません。

2パートに分け、先にフラップ単独で、残りをフラップを閉じながら縫い付け完了。

⑤左胸へのワッペン付け:アイロン接着を軽くした後、馴染む色の黒のステッチで縁を固定。

***

⑤のワッペンは、下に貼りますYouTube動画投稿後に閃いたこと、だからこそ当ブログ記事のYouTubeの中身のその後が盛り込まれる深みが重要なのです。

黒のベストは、これまで複数を集めてきましたので、このたびのリメイクは新しい息吹を感じるものでした。

その後のコーデの続きは、ダンガリーのようなブルーシャツを合わせ、同じトーンのデニムでゴールドのネックレスをするというもの。

この辺りは拝見したMVにそっくりですが、黒ベストの切り替え布の柄が全く違いました。

グリーン系ミックスの色合いは、ゴールドネックレスと相性がよく、黒のベストの素材(「ピーチ」織のようなやや肉厚の毛羽立ち生地)によく合っていました。

あとがき

元はおそらくきちんとしたシーン用の黒ベストだったかと。

古着ではベストが元はスーツと一緒だったところから離れ離れになったストーリーも時々あります。

きちんとしたシーンに作られたものが、「抜け感」を持って日常的なストリートに馴染む装いに変化してゆく途中の流れに乗ったこのたびの作業でした(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

1つ1つの所作が丁寧なルーティーンの日常こそ創造的、ハイカットスニーカーのかかと内側を傷めないソフトな着脱の仕方【1492】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

着脱が面倒なイメージで敬遠されるハイカットスニーカー、足首周りをしっかりとプロテクトする役割やショートブーツのようなかっこよさなど実は良い点を備えたアイテムなのです。

このたびは丸ひもデザインのハイカットスニーカーの長持ちを目指した着脱の実例をご紹介したいと思います。

特にかかと内部の擦れによる傷み、歩いたり走ったりする中での擦れは不可避です。

しかし、無理な着脱の積み重ねも1つの要因なのではないかと考え、こちらに関しては解消できると思うのです。

毎回の動作を丁寧に。。ハイカットスニーカーのかかと内部の着脱による擦れを起こさないためのソフトなはき方・脱ぎ方

カーキグリーンの「Reebok」様のモデル:ここ近年流行の厚底で重みがあるタイプです。

ハイカットスニーカーはどうしても重みがありますが、このたびのすっきりとした収納含めての着脱で新たな印象を得ていただければと思います。

着脱以前の徹底事項:丸ひもはすべりやすく緩みやすいことから、「外巻き」の固定される通し方が良いかと。

「外巻き」と呼んだ通し方は、「オーバーラップ」と呼ぶそうです。

はく本人から見て、「山型」の姿が「オーバーラップ」に対して、「谷型」の姿は「アンダーラップ」です。

最初は、「アンダーラップ」で通してあったデフォルトから読み取るには、着脱のしにくさを緩みやすさで埋めていただいたのかもしれません。

しかし、ウォーキング用として足を傷めないためには、グラグラ動いでしまう緩みは禁物、「オーバーラップ」が向いていると考え通し直してあります。

「タン/べろ」の真ん中のタブ「シューレースホール」にもしっかり通しました。

では、脱ぎ方を解説します。

①緩める紐の分量:蝶々結びをほどき、紐の先端「アグレット」の付け根までひもを緩めます。
そうするとひもにゆとりがたっぷりと生まれます。この後他の場所にもこのゆとりを配分していきます↓。
②ゆとりの配分:「タン」の真ん中のタブ「シューレースホール」に通る下段辺りまでを緩めて全体を均等に調整。
③「タン/べろ」のオープン:「タン/べろ」を折り開き足の甲が見えてきました。
④足の抜き出し:ゆとりがたくさん生まれたことでソフトに脱ぐことができます。

はき方に関しては、下に貼りますYouTubeでご覧になれますが、全く逆を行うのみです。

このはく時の摩擦が起こる部分の傷みに配慮した丈夫そうな畝の生地が当てられていますが、それでも無理やり圧力をかけての着脱は摩擦を起こし「擦れ」による傷みの要因です。

⑤脱いだ後の保管:ひもは先程脱いだそのままの状態を決して触りません。元のように新聞紙あんこの脱臭再開。

翌日にはく時に最もスムーズな状態です。

あとがき

このハイカットスニーカーの着脱はほぼ毎日のこと。

毎日のルーティーンだからこそ当たり前に再び行えることをまずは平和だと感謝するのです。

そして、その靴を履いて別のルーティーンであるウォーキングに出かけられる喜びがあります。

そう考えると、靴をはく1つ1つの動作をソフトに丁寧に行うことは、当たり前に太一を踏みしめることができることへの感謝が入り混じる最も理にかなった所作でもあるのです(^-^)。

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18金製のネックレスが買取によって別の体験に使われる価値観の変化、評価が低い古物の天然石ネックレスは自ら装う【1471】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「地政学的リスク」と呼ばれる現在の世の情勢に伴い金の価格が一層高騰。

2年前に¥15,000を超えた時に「倍になった!」などと驚いていたのに、その2年後の現在では¥20,000超えという驚きの相場。

そのような背景の中、家の中の引き出しにある古い先祖から受け継いだ18金ジュエリーなどを買取に持ってゆき、換金することで時に¥300,000にも及ぶ値が付くことも珍しくないようなのです。

こうして得た現金は、旅行などの「体験」に使われることに。。

こんな風に価値感の変化やジュエリー自体への価値観の変化もジュエリーを扱う業者としては当然ながら注目することになります。

質屋様へ持って行ってのジュエリーの換金のポイントは、何といっても地金の価値。

宝石の乗った高級な貴金属も、台やチェーンの18金やプラチナの部分のみの評価に等しいものになる現状なのです。

そうしますと、昭和時代の贅沢品であった天然石の連のネックレスなどは引き取ってもらうのみになると言っても過言ではないのです。

そこでこのたびは、こうした連物の天然石を手放さないという決断の中、現実的な活かし方をご提案したいと思います。

せっかくの先祖からの受け継ぎのお品、それを付けることこそ素敵なこと。

買取で評価されないだけで、本当は十分に価値ある優れたお品物であることも改めて見直したいと思うのです。

先祖から受け継いだ年代物ネックレスを出番多数で活かし上手に装いたい、装い易くなるための柄ワンピ特化コーデ例

連物の天然石ネックレスというのはこのようなものです↓。

年代物の天然石ネックレス:左上から時計回りに、焦げ茶鼈甲・グリーン翡翠・琥珀・ニュージェイド/モルガナイト・オレンジ鼈甲。

左上のチェーンの部分も鼈甲、バチカンや留め具をどれも18金で設置し直してあるこれらは入手当初よりもレベルを上げています。

このたびは、一癖も二癖もあるこれらの装いにくい「アク」のようなものを解決し、使えるジュエリーにしたいと思います。

なぜハードルが高いのかの原因の1つに、「大ぶり」「カラーの偏り」があります。

ただ、この「偏り」も天然素材ならではのもの、そのまま受け入れ、このカラーを持ったジュエリーを基軸にお洋服を調達していくという一般的なジュエリーの付け方とは順番が反対になります。

オレンジ鼈甲(べっこう):オレンジ含むマルチ抽象柄のワンピースの中に溶け込ませ目立たなくしました。
ズーム:オレンジ鼈甲自体はツヤがあり非常に美しいものです。鼈甲は「亀の甲羅」です。
琥珀(こはく):こちらも素材違いの同じオレンジ。琥珀は「天然樹脂」です。透明感が人気の理由なのでしょう。

ワンピースは紺ベースの暖色系小花柄のマルチカラー。

お花柄の大半には葉っぱとお花の補色的コントラストがありますので、マルチカラーになることが多いのです。

そして、ワンピースというアイテムは、ネックレスが襟周りの柄に溶け込みやすい点で一番合わせやすいと考えます。

焦げ茶鼈甲(べっこう):ペンダントとバングルとリングで合わせたセット。同じダークカラーのマルチカラーと。

こうした暗い天然石は、同じダークベースに溶け込ませることが浮かない秘訣だと考えました。

グリーン翡翠:こちらも一癖あるカラーですが、非常に美しいのは確かです。補色の赤が入り混じるミックスと。

過去に、コーデに困った先祖からの受け継ぎの同じようなグリーン翡翠のネックレスの出番を考え、黒のリブタートルセーター+ベロアの薔薇柄スカートという合わせ方をした記憶。

その時は、黒のリブセーターに乗っていたグリーンですが、このたびはミックス柄の中に溶け込むようにもっと馴染むと思います。

ニュージェイド/モルガナイト:敢えて2連で重ね付けが抜け感。丸い珠と丸いお花柄がリンク。

「ジュエリーは目立たせるものだ」。。実はこの考え方1つではコーデとしては未熟、コーデ全体の中の1存在であった方が自然なのです。

かつての「成金:なりきん」のようなギラギラのジュエリーの装い方は、ヨーロッパの成熟したコーデマニア様から見ると随分幼稚に映ったことでしょう。

あとがき

お洋服が無地では浮いてしまい、大ぶりジュエリーが強調されお洋服と一体化しにくいと映ります。

このたびの柄ワンピースの例は1つのメソッドに過ぎず、これに限ることはありませんが、着手しやすい考え方です。

マルチアラーに助けられてバランスがとれるという映り。。ただ1色のカラーにはない複数の集まりは新しい力を生むということです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

たくさんの古着の中から優れた1点はこうして選ばれた、エモーショナルなブティック風ブランドネームと確かな老舗の品質表示【1469】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ワードローブすべてがくまなく古着というスタイルです。

古着を警戒し避けておられる新品派の方には、是非日本製の古着の良き状態をお伝えしたいものです。

古着調達では、特に「新品同様」を念頭に良き状態の物品を選りすぐってまいりました。

「古着」というワードが持つボロボロのイメージはただの固定観念、長い目で見ると安価なファスト的なお洋服よりもレベルが高く味わい深いものです。

このたびは、こんな古着ライフを長年続けている者が素敵で良質な古着を選ぶ際の着眼点を、具体的・理論的にお示ししてまいりたいと思います。

古着好きはこのようにして選び取ってきた、お品物のみならずブランドネームや品質表示が教えてくれるレベルや使用感

古着は襟の形やスラックスの裾のライン。。お品物の節々に当時の流行が表れます。

古着にこの先のご提案のような新しい息吹を吹き込むことがテーマ、古いそのままを愛でるということよりもやや攻めた活動なのです。

まずは、良質さを見抜くということ、お宝の発見のようなところに導ければと思います。

本当に古い物の価値:左は実際は最近の物、右は1980年代もしくはそれ以前の古着らしいものと読み解きました。

「ヴィンテージ」「年代物」というワードに翻弄されない確かめ方として、そもそも「手作り」というのが右の黒です。

ブランドネームや品質表示が付いていない点から予測できることも。。

左は、最近でもよく知るタイプの量産的なワンピースだったのでした。

一緒に並べた理由はウエストの構造がよく似ているからです。

昭和時代に、ウエストゴムのワンピースは流行がありました。

ただ、そのウエストゴムの上には前開きファスナーがコンビで設置されたワンピースが多数。

「前開きファスナー付きのウエストゴム」という構造で昭和時代のワンピースであると予測する1つの着眼点になります。

そして、右の黒は、昭和時代のある時期の襟にアコーディオンプリーツを装飾的に引用する流行もあったと見ています。

その流れの中で、思い切ったプリーツ仕立てが象徴的な手作りワンピースが生まれたのだと解釈しました。

確かに左のピンクのようなスタンド襟+フリルのワンピースも昭和時代の古着にも多いですが、「流行のらせん状の繰り返し」から見ると、「ヴィンテージっぽさを取り入れたここ最近のモデル」という見方です。

古着のワイドパンツのライン:2020年代の「ガウチョ」「フレアー」などのパンツのラインとは違います。

特徴あるパンツの裾ラインは、古着では「一癖」になり、気になる部分。

とは言え、こんないつの時代でもはいていける癖のないワイドパンツは「アルマーニ」様の古着でよく見つけます。

正確には、当時はやや流行の傾向の1つだったワイドのラインなのかもしれません。

そんな部分的な流行に乗り過ぎず、凸(とつ)り過ぎなかったデザインは、その先何十年も変わらぬ心地で着用できる「優れた洋服」と捉えています。

前ボタン一連タイプ:左から、シングルボタン・ダブルボタン・ベストのボタンに引用されていました。

どれもお気に入りで、なぜかこうした前ボタンずらりのモデルが好みなのです。

理由は、シンプルな真っ黒の中のポイント部分であるというバランスが素敵だと感じているからです。

もしかして、過去の「軍服」のイメージがあり、「戦闘態勢」「強さ」を受け取っているのかもしれません。

ウエストリボン:予想するところ1980年代ではなかったかと。スカート単体にも付けられていたと思います。

では、ここからは、ブランドネーム・品質表示が教えてくれる情報。。というような切り口で、お洋服以外の内部の「文字」に注目してみます↓。

古着の様々なブランドネーム:実に多様ですが、会社名そのものとブランド名とに主に2種に分かれます。

ブランドネームを見た時の印象が、なんとなくブティックらしさを感じる情緒があり楽しいです。

古着の様々な品質表示:混率情報による高級感の判断・メーカー名の情報による信頼、札そのものの傷みによる使用感を見抜けるのです。

左下などは、汚れもあり縁がほつれている様子から、「使用感」などを図れます。

また、印刷が真っ白で文字が消えてしまったものは、何度もお洗濯が繰り返された着古されたものだという証明。

品質表示の姿は意外と正直、ここから読み取れることは多いです。

あとがき

ここ最近では、「祖母のものだった。。」というエピソード付きのものが、非常に良質で味わい深いと感じ始めています。

昔はおばあ様が着られていたのかもしれませんが、今度はもっと年下の者が引き継ぐこともできる点は、垣根でしっかりと年代を分けられてしまった新品にはない自由と幅広さです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

古着ライフの黒コーデのまとめ方ノウハウ、上下黒無地同士のそれぞれの映り方の濃淡や素材違いで起こる凹凸現象【1468】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ALL古着でしかも黒コーデに特化したワードローブを作っています。

独自の特徴としては、上下を着回すスタイルとは対極の、渾身の1セットを決めてしまい、セットアップとして把握することです。

これも嗜好のようなもの、このスタイルが一番自分にとっては納得するものであり、事業活動のレンタルジュエリーのセットスタイルにもこの嗜好を反映させています。

結果としてはアイテム数は多くなるのかもしれませんが、ワンピースの占有率もなかなかのものですので、分量としてはほどほどでミニマム。

このたびは、「黒同士の組み合わせ」にポイントを置き、上下の黒同士を古着で別方向から寄せ集める時に起こる現象を実体験からお伝えします。

その現象は時に課題や悩みとなり、解決した場面も含みお伝えしてまいりたいと思います。

ALL古着生活における黒同士の上下の組み合わせで気付くこと、黒というカラーの多種展開と素材別の見え方の違い

3種類の黒:左-真っ黒であり基本的なカラーの末端。真ん中-青味の黒、濃紺よりも黒寄り。右-グリーンがかった黒、チャコールグレーよりも黒寄り。

実際にこれらのカラーは、「黒です」と説明され存在しています。

その証拠に、このような違和感を伴う上下黒コーデの失敗を経験しています↓。

ジャケットとスラックスのカラーの違い:このジャケットのメイン部分が上のパレットの中では一番右。

一方で、黒のスラックスは真っ黒で、上のパレットの一番左に相当。

写真に写したり、光に当たると余計にその違和感が際立ちました。

実は、現在手放したこの写真よりももっと真っ黒のパンツがあり、この写真は当投稿用に後から写したもので、パンツの種類が違います。

よって、以前の手放した方はもっと違和感がありましたが、この写真ではそれほど感じないかもしれない分かりにくさ、ご了承いただければと思います<m(__)m>。

その後、カラーの違和感はこのように解決していきました↓。

組み合わせの検討をし直して納得した上下:パンツも黒からトーンが落ちていて、相性が良くなりました。

所謂、「墨黒:すみくろ」同士を合わせたということになります。

パンツが柄物であることやジャガードもさらに入っていることで、プレーンな感じから離れて合いやすくなったこともあるかもしれません。

古着ライフでは、方々からの寄せ集めになるわけで、黒にも展開があることを突き付けられた経験でした(^_^;)。

素材による違いのカバー:すべて牛革。レザーは白っぽく映る特徴あり、レザー同士の上下は違和感の解消の1つ。
毛羽立った素材の映り方の違い:ベストはベルベットでその下のパンツは別珍、右はコーデュロイパンツ。

毛羽立った素材には、「並毛:なみげ」と「逆毛:さかげ」があり、向きを変えると濃淡を感じる程の違いを持っています。

同じ毛羽立ち素材の黒同士でもこうして違いがあるわけです。

ジャケットではなくベストだから上下が違っても納得できることもありますので、決して上下の映りが違うことは否定するものではありません。

また、右側のストライプ柄にアレンジのカットソーと下のコーデュロイパンツは、同じストライプ柄としてリンク、柄であることがその色の違いをまやかし解消してくれる働きがあるようです。

何やら難しいことのように思えてしまうことから離れまして、誰もがトライしやすい黒同士の違和感の解消策を2つ考えてみました↓。

①古着であっても、そもそもスーツを選ぶ:これは当たり前ではあるのですが、スーツの良さは悩みの無さです。

ただ、黒の上下はどうしても喪服のフォーマルさを彷彿とさせるかもしれません。

そこで、もう1つの策です↓。

②黒ベースのマルチカラーアイテムと黒無地を組み合わせる:とても王道な考え方だと思います。悩みなど皆無。

あとがき

黒は無難であるとTシャツなどの定番カラーとして装われますが、実はメッセージ性の強いカラー。

何とも交わらない、常に勝ることが絵の具の混ぜ作業で証明され、内なる強い気持ちの表れと共にはっきりとしたメッセージとなります。

どんどん黒コーデに特化していった者は、もしかしたらどんどん強くなることを望み決意・意志が固まっていったことの証なのかもしれません。

何度も何度もワードローブを見直した結果黒に行き着いたことから、「飽き」は極めて起こりにくいのも黒の良さ。

かつて「○○黒」などと黒の違いを幾種類にも渡って呼び名を付け、微妙なカラーの違いをかぎ分けてきた日本人の特性も是非心にとどめておかれると良いです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク