まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
インテリア専用のバッグを作っておりまして、現在次々とご紹介させていただいております。
今回は、またこれまでと違うサイズ感が生まれました。
今回使用の生地について
今回の生地も凹凸感がある生地なのですが、いろんな凹凸感の表し方がある中の1つとして、「フロッキー」という素材があります。
ベースの基布の上にまるで貼り付けたような(実際に貼り付けるというようなことに値する構造だと思います)凹凸感です。




今回は、最初にピンタックをつまむ設定にしていなかったので、最後の場面の出来上がりで一部のみピンタックをつまんでいます。上から3cmの4箇所、下から3cmの4箇所です。いずれも角。わずかにピンタック無しよりも効果はありましたが、あくまでもわずかの領域にとどまります。

縦長のバッグのメリットとデメリットを考えてみる
今までいろいろなサイズや形のバッグを作りながら研究してきてみて思うことは、単純な入れ物としてのトートバッグの場合、横長のタイプの方が断然使いやすいと言えます。
どっしりと横に広がった形そのものが、座りが良くてインテリアには無難です。
縦長というのは上にそびえ立つので、しっかりしていなければぺたんと形が崩れるのです。
しかし、横長というのは場所を占領することも否めません。
縦長をしっかりと作れば、空間の空いた部分を縦に利用できるということで、床の面積のエコノミーな使い方ができる収納袋になり得ますね。
もう一度、実際に物を入れている写真を見てみます↓。

中身についてなのですが、縦長の場合、2段に使えるのです。
この写真では、下にふとんピンチを縦に並べて固めたものが入り、上の段には、マットなどを干す時のこれも結構大きめのピンチが10個くらい袋にまとめてあり、布団ピンチの上にあります。
それでもちゃんと入口がかぶっているところが縦長の深さのメリットです。
縦に積むということができる収納であれば活躍の場があるわけです。
あとがき
横向きと縦向きとの違いは見かけとしては大きいですね。
だいたい実寸でいうところの、10cmの違いともなるとその違いは歴然です。
私の経験からは、5cmからが変化が目で見て分かる寸法だと思います。
2.5cmであるとあまり変化が分かりません。
よって、思い切ってイメージを変えたいだとか、変化をつけたいとか、違う雰囲気の2種を作りたいなどの場合に、その「雰囲気」というものがぼやけたものではなくて、現実的な寸法の5-10cmの間の変化で感じられるものであるということです。
