まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
現在、パッチワークシートを製作しています。
これまで2019年-2022年までの間でハンドメイドバッグ製作に試用後にもったいなく余っているはぎれが随分集まってきました。
縦12.5cmx横17.5cmを1マスとしたパッチワークとしては大きめのパーツで裁断。
接着芯も貼りながら、パッチワークシートをたくさん使用のビッグなサイズのバッグを作ろうという企画です。
パッチワークで小さいバッグは、そのハギ目の美しさが現れにくいので、手間をかけて面積を広くとっていくというものです。
小さいパーツでもたくさん集まると大きな価値を生み出すということにワクワク感が広がる様子を是非ご紹介したいと思いました。
この企画は、続編がございまして、作業段階に何かしら発見や学びがあったたびに時折アップさせていただいておりまして、現在は3回目となります。
今回は、ある並べ方が非常に腑に落ちまして、これで行こうと配列を決め、バッグは全部で4点程出来上がる見込みを立てました。
点在するバラバラな配置は、前回の2回目の時に感じたのですが、ポイントがなくてぼやけたものになるようでした。
それもカジュアルであり、パッチワークの王道を行く感じで決して悪くはないです。
しかし、それとは逆の発想で、とにかく同じ生地を固めるやり方にしていくことに決意しました。
パッチワークがエレガント寄りに仕上がるかもしれないです(^-^)。
パッチワーク作りの手順
1cmの縫い代で二度縫いです。
ここまで大きなパーツであると、やはり二度縫いが良いです。
本来ハギ目は物を入れたバッグになった時に力がかかる際に弱いものになりますので、そのサポート的な役割が2度の地縫いステッチです。
パーツの柄の向きは同じにそろえるのが美しく、特にボタニカルな柄の多い今回の場合などは、すべてのパーツに対して縫い合わせ前に柄をよくチェックして向きを決めます。
長方形の横長パーツ(縦12.5cmx横17.5cm)を縫い代1cmで横へ4枚つなげます。
これを合計4段分の16枚がバッグの片面です。
裏地もパッチワークを使いますので、1点のバッグで4シート必要で、合計64枚のパッチワークフィルを使うことになります。
なかなかリッチな内容のバッグとなりそうです。
さて、ここで、パッチワークの生地の裁断の時のお話に遡りますが、地の目についてです。
下の写真のように、その生地のラストだけは地の目が正位置で裁てない場合、横向きに裁断してしまいます。
そして、必要ない場合はその仲間外れをシュミレーションの時に外しますが、今回の場合は、ちょうどこの柄が4枚で横一列にフルに並んだ方が美しいということで、採用しています。
この生地、一度大きなトートバッグを製作済の残りで、「シャンタンフロッキープリント」という名前の生地です。
左側はシャンタン織がボーダー状に見える向きが地の目の向きなのでこれは逆です。
右側は地の目通りです。
柄がどんな方向にも対応してくれる柄なので地の目が違うことはさほど見かけに影響はないようです。
シャンタンとフロッキーの混合なんてとても洒落ています。
こういったおしゃれな複雑な作りの生地はパッチワークになってもかなり価値ある存在になると思われます。
同種生地の連続配列の効果
今回は、ここまでの作業です。
まだ、4枚のパッチワークパーツをつなげただけで、縦の縫い合わせはしておらず、シュミレーションのみです。
あとがき
パッチワークシートがまだ出来上がっていないにも関わらず、もうワクワクしてまいりました(#^.^#)。
やはり、バラバラよりも連続配列は違った世界観が感じられますよね。
しかし、まだこれは、黒系なので易しかったとも言えます。
カラーの方がいろんな色が入り込んでいるので並べ方によって変化しやすいので悩むと思います。
十分に写せていませんが、バッグ4点分の生地の配列は全部決め終わりました。
そして、そのグループが不明にならないように固めて保管中です。
<パッチワーク企画>まだ続いていきます。
完成のバッグがどんな風になるのか、トートバッグなのか巾着袋なのか。。。
判断しながら行き当たりばったりではございますが、完成していきたいと思っています。
またお立ち寄りどうぞ(^-^)。