もう同じものは見つからない、目立たない場所が裂けた40年来のアップライトピアノカバーの当て布リフォーム記録【1377】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ヴィンテージというのは、30年経過した時点でだいたい相応しいと言われています。

その先がアンティークで100年です。

あれこれ動きがなければ基本的には劣化が無い布製は、比較的持ちが良く長く残っていくことが多いです。

実家へ帰ると懐かしい昭和時代のヴィンテージ物がたくさん見つかります。

それぐらい変化がないままなのです。

かつては当たり前にあったインテリア品を今まじまじと見てみると、随分価値が増したように感じるのが経年後の面白さ。

このたびは、アップライトピアノカバーのお洗濯をすることでリフォームの必要性が出てきてしまいました。

原因が布地の弱ったところへの洗濯機の脱水2分のせいなのか、元々破れていたのか、はっきりは分かりませんでしたが、とにかく柄と素材が素敵なピアノカバーなのです。

40年前購入(祖母より贈呈)のアップライトピアノと共にこのカバーも足並みをそろえてきました。

この写真は実際のピアノに設置前のお洗濯後にハンガーラックに干している場面です。

色使いが独特の、「金華山織」という生地で作られたカバーで、黒がベージュやレンガ茶の中に溶け込んだ渋いテイストです。

どす黒く汚れた状態を手洗いで綺麗に洗い、脱水をした後にアイロンをかけて房や毛並みをそろえていきました。

そんな中であることに気づきました。

それがこの度のリフォームのきっかけです。

破れた部分を当て布をなじむようにパッチ縫いをするリフォーム方法

こんなレトロな素材や柄を是非今後も継続して持っていきたいと思いました。

そこで破れ部分をリフォームします。

正面から見ると奥の方の端っこがこんな風に破れていました。

原因ははっきり分かりませんが、生地が弱っているところへの2分もの脱水のせいだと思います。

まず、裂けた箇所の縦に走る糸をそのままに、横向きに馴染む同色糸を走らせます。
裏からと表からと両方横ステッチを入れます。あくまでもひっぱらず元のままに織り目を継ぎ足すイメージ。

針を上下に元の糸と絡ませながら編み込むように糸を渡らせていきます。

引っ張って口を閉じようとすると変なタックが寄ってしまい美しくありません。

あくまでも元の面積はそのまま活かしますので、織り糸を追加して埋めてあげるイメージです。

「かけつぎ」という上級な手法があるようですが、ああいった考え方と基本的には同じです。

あの技術は全く持ち合わせてございませんので独自のやり方になりますが(^_^;)。。

次に、白でも良いのですが、黒の12mmの伸び止めテープで傷み部分全体を覆います。

2つを重ねてすべての傷み部分が最低限カバーできるくらいのサイズ感です。

できるだけ目立たない方が良いですので。

表面にも同じように伸び止めテープを貼り、傷み部分全部をカバー。

最初接着芯でやってみましたが、糊の付きが伸び止めテープの方が断然上ですので、伸び止めテープがお勧め。

四角よりもこうした多角形の方がスタイリッシュ。型紙を作り馴染む色や素材の別布を裁断。
カットした別布に接着芯を貼ります。
多角形に固定しておくために、アイロンで縫い代1.5cmくらいを折ったら、外回りステッチを入れます。
元のステッチの上をなぞるように更に2周(2重)ステッチで固定。この時に裏にハード薄芯2重を当てています。
裏面のハード薄芯2重にもステッチ2重が貫通。固定の待ち針を端っこに止めてやりました。
裏面の仕上がり:余分をハサミでカットしてスタイリッシュに仕上げます。
実際こんな位置なので、ピアノのてっぺんに位置する場所です。目に映る機会はあまりないです。
before/afterの比較:お直し前の破れのまま使っていくことを考えたら、心がうんと安らぎます(^-^)。

あとがき

当て布が何かメンズジャケットの肘(ひじ)のアタリ防止を彷彿とさせます。

リフォームした自身が思うことは、結局、最終的な見栄えがスタイリッシュなのかというところも大事なのですが、それでもこうして手間をかけてやったリフォームの行き着いたところというのが、「安心感と心地良さ」でした。

お直ししたことで、今後も長く使っていけるのだとそう思う「気持ち」は目には見えません。

その代わりひしひしと感じることであり、この結果こそが本当の目指すところだということをお伝えしたいと思います(^-^)。

<カーテン作り⑧>完成したカーテンと低反発クッションカバーがインテリア内で窓や家具に馴染む様子【1375】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ数か月でシリーズとして投稿してまいりました、<カーテン作り①-⑦>がすでにございます。

カーテンの製作過程においてポイントや課題(未解決部分も含む)をお話しながら、まるっきりほどいてやり直しもしながら2023年の12月で複数のカーテンが完成して設置できました。

ということで、このたびは、そのカーテン達をインテリア内で設置してある様子を見ていきます。

そして、どんな風にインテリアに馴染んでいるのか、そのためには、やはりここはこうしたいものだというような製作における細かな工夫や手間が活きている様子などをお伝えしたいと思います。

既製品では、商業上手間が省かれている箇所が本当はもっと丈夫に固定する方が正解なのではないか、とか、そのせいで余計なステッチが目に映り違和感があるのではないか、など何か印象が生まれるかもしれないところにこうしてご紹介する意味があると思っております。

この際に、低反発クッションカバーも数多く製作しましてので、カーテンと共にこの投稿でご紹介してまいりますね。

低反発クッションいろいろの共通点は、葉っぱモチーフのボタニカル

こちらはリビングテイストなので薔薇柄にしています。
キッチンのダイニングチェアー用です。カーブを描いた椅子になじむカーブラインで製作。
上と色違いですで、ライトグレーです。
柄が変わります。ひもの結ぶ位置が先ほどの柄の時よりも奥になっていて、設置の仕方もコツがありますね。
これは色違い。このグリーンなかなか貴重なカラーです。
こうしてカーブのある椅子に対してはカーブある2枚ハギで柄の向きを考えて作りました。

背の方から椅子を見る方を正位置としています。

四角い椅子には、四角い型紙の方で。椅子によってはリボンひもは付けません。

どれもボタニカルなのですが、できるだけフローラルに寄らない感じにしたところが実際にインテリアに合わせる時の事を考えたそもそもの生地の選定の工夫です。

そう考えると1つだけ置いているお部屋が違う最初の薔薇の椅子カバーは、テイストが違いますね。

この椅子だけはピアノ椅子なので、別のお部屋にあるのです。

それぞれのお部屋のテイストに合わせて、お部屋ごとの雰囲気を作っていくことの例となればと思います。

3部屋のカーテンの雰囲気の違いを見比べる

縁側用のカーテン:片方左側だけで横幅180cmの大きな窓です。
メインカーテンとレースカーテンが両方柄の時のコツ:粋(いき)に映るのは、柄が同じこと。
柄が全く同じというミラクルこそ生地選定の醍醐味:こういう全く同じ柄という偶然が楽しいです。

実際に、生地屋様自身も驚いておられました。

偶然にも柄がほぼ同じなのです。

そうであれば、柄と柄が重なり合っても混沌とせず、すっきり感が出ます。

1つ1つのヒダを片方で15個程度、両方で30個丁寧に作ることの成果がここに現れます。

ほどいてやり直す前はこのヒダがつなぎ目の所で不格好でした。

その後、つなぎ目を耳を使った両割りでできるだけ薄く工夫し、「袋縫い」を取りやめたことが出来上がりのすっきり感につながりました。

私の考えとしては、袋縫いは、その後の作業のヒダの事を考えますと、お勧めしないです。

つなぎ目で「耳」を利用するのですから、このように裏側で両割りされてペタンコになっていれば十分です。
そのかわり、端っこラインは、「耳」であっても三つ折りしてすっきりとさせます。

実際の既製品では、ここが耳のままのものは、特にレースカーテンで経年のほつれが見られます。

それを三つ折りしておく経年後の効果は必ずあると見ています。

レースカーテンの柄の向き:はっきり柄が映る真ん中辺りにお花みたいなモチーフに向きがありますね。

レースカーテン地も柄の向きがあるタイプの生地を利用したことになりますが、カーテンであれば、上下だけ意識すればそれでよいですので、是非ご調達の際には柄をじっくり眺めてから作業をお勧めします。

この縁側用のレースカーテンの素材は何かニットみたいに伸びるものでした。優しい風合いの素材です。
裾の床との距離:これが遠方の物を製作の場合難しいですが、レースカーテンは縦横共に伸びる性質があります。

よって、「レース=少し伸びる」という性質を考えて、必ずしもメインカーテンと同じに考えないことです。

レースカーテンは、やや短めに裾上げを意識し、メインカーテンはレースカーテンを覆うイメージです。

メインカーテン生地はよほどのニット素材でなければ、レース生地よりも伸び率は小さいと実感しました。

むしろ、ふんわり上がるイメージです。

そうすると、短く見積もり過ぎないよう気を付けるということも必要です。

メインカーテンはひきずるぎりぎりが見た目が良い:5cm以上上がってしまっているのは見映え悪し。

引きずらないけど、隙間もあまりないという難しさがあります。

可能なら、裾上げの前にシュミレーションして計って伸び率なども含む寸法を決めると失敗が無いと思います。

個人の部屋のカーテン:横幅は片方90cmの窓です。サーモンピンク無地が壁クロスと調和。

お部屋が変わりました。

壁に柄があることは個性的なお部屋ですが、そういう総柄の壁のお部屋ならば、カーテンは無地がお勧め、インテリアがすっきりとまとまります。

やや長めの仕上がり:最初短すぎてやり直したら今度は少し長すぎ。もう少し上がっても良かったです。
完全に無地ではない無地ライクの勧め:とはいえ柄がないわけでもなく、控え目な皺加工のようなジャガード。
こちらも「耳」が来ていながら三つ折り始末をした端っこ。
メッシュ芯の上下のステッチの効果:既製品では上下ともステッチが入っていません。

ステッチが入ることで表から見るとステッチラインが目立ちます。

だからこそ、糸の色をできるだけ生地カラーに馴染むようなピッタリの色で選ぶことがコツ。

実際、全く同じサーモンピンクではないのですが、パステル系のピンクカラーのテトロン糸30番を使いました。

糸目はどのカーテンも共通で3mmです。

ハーフ丈の窓用のカーテン:ライムグリーン色です。ハーフ丈の110cm用。

こういったカーテンは、むしろ、窓枠から下へはみ出した方が窓全体を確実に覆いますので、あまり丈の長さを神経質に気にする必要がありません。

作業としては、このカーテンが一番早かったです。

丈や幅が短いだけで、ここまでカーテン製作の時間が変わることを実感した体験でした。

すべての端3cmを空けた効果:真ん中の重なりでカーテンの隙間を埋めてくれます。

「大塚屋」様のレシピ通りに製作。

この3cm空けた場所からヒダが始まることの意味が隙間が空きにくいことに効果を発揮。

実際に現在のお部屋で使用の既製品のカーテンは、真ん中がここまでの3cmという分量をとっていないので、隙間が時々空き、手で調整するストレスがあります。

そう考えると、この3cm空ける仕様というのが大正解であると考えます。

真ん中だけでなく、左右の端も3cm空けていますので、すべての端がこのような仕様になっているのです。

このように途中部分の重なりにも影響しています。
カーテンの閉め方や利き手の兼ね合いでどちらが上ということは決まっていませんが必ず重なります。

さて、次はお部屋が変わりまして、再びダイニングキッチンへ。。

カフェカーテン:キッチンにおけるインテリアの風景です。こちらもヒダを作って製作したミニカーテン。

時計がもっと上でも良いかもしません(^_^;)。

このカーテンは、その後お直しをして、上の隙間や横の隙間を埋めたいと思っております。

ヒダを作ってはみたのですが、実際にはカーテンっぽく開け閉めは無いのです。

開け閉めは無く、ベルトでまとめることが多い使い方が実情です。

ただ、ヒダがあるカフェカーテンはほとんどネット上でもお写真を拝見することが無く、レール付きでない限りはレアです。

そこで、デザインだけのヒダを2個ほどに減らし、両端をもっと広げながら、右端にあるタブをホールとして利用した通し方にする予定を今決めました。

私としては、このヒダを機能ではなく「デザイン」として続行したいのです。

現在の仕様だとリングの直径が大きいために上にも隙間が空いてしまうのです。
カフェカーテンでもその他のカーテンと同様にベルトも作り、フックもあります。
カフェカーテンの両端も三つ折り始末しています。

この柄、最初の方でキッチン内にあるダイニングチェア用のクッションの柄とよくマッチする草木柄です。

以上です。

たくさんのカーテンをいろんなお部屋用に作った、低反発クッションをどれも1点物として作ったことがとても楽しい製作でした。

ほどいてやり直し場面も多々あり苦労しましたが、最終的には完成し、納得しています。

あとがき

低反発クッションもカーテンと同じく、最初から作り直す場面がありました。

一度失敗しないと自身のメソッドがなかなか見つからなかったです。

この苦労をこうして超えたその先の出来上がりから、何かを感じ取っていただき、自主製作に引用していただければ幸いです。

カーテンは、慣れれば、1時間半で作れるとのことですが、実際にやってみて、後半の片方の窓の幅90cm用であれば、可能かもしれないとやっと思えました。

とにかく、納得いくまで改良をし続けるということで後の心地良さも変わってくるというものです。

物を1つ作るためにおしむ手間については、量産品のメーカー様が作るその手法が必ずベストな良いお品を作るための仕様とは限りません。

コストと材料費の削減のために減らされた部分も多いので最低限なのです。

それを実際に作ってみることで、何十年も傷みが少なく使っていける良い品物を作るヒントがたくさんありました。

もし、ミシンのこうした技術などを学びたい場合に、自身の動画とか、コンテンツを見ていただければと思います。

「机上の空論」は無し、実直に本当に良い物を作るためにはということをテーマに良いも悪いも平等にお話させていただきます。

では、このたびのカーテンシリーズはこれで終わります。

元々、ハンドメイドバッグを製作してきた独学の者です。

独学でも十分ここまでは作れるということです。

ミシンライフを始めていかれることも長い目で見たコスパも得られ素敵な事だと思います。

お役に立てれば嬉しいです(^-^)。

その後のお直しで上部の隙間を解消したミニカーテンの作り:これで腑に落ちました。隙間塞がれました(^-^)。

その後、ブログ投稿後にやり直したミニカーテンのお写真を掲載致します↑。

納得いくまでとことんやり直して行き着いた自身の中では完成型です(^-^)。

これが心から求めていた生地、二度と見ないその時限りの貴重な生地は衝動買いのミラクルな出会い中にあり【1359】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、調達したてホヤホヤの生地を4点ご紹介致します。

もともと椅子のクッションカバーを2種類作ろうとカーテン地を探しに生地屋さんへ向かったのが目的でした。

ただ、誘惑多し。。

生地屋さんの魅力的なラインナップに思わず購入後も他の生地を見てしまいます(^_^;)。

現在の10月末では、すっかり秋冬の展示に様変わりが完了しいて、あったかい生地の購買意欲をそそります。

私がよく訪れます「大塚屋」様は、反物と並行しイメージの為の見本サンプル生地を展示されそのラインナップが見やすくなっています。

反物を直接見る場合、中表に巻いてあることも多くイメージがわきにくいので、展示はとても有難いです。

まるで常に「展示会場」のよう、今後も末永く続いていくお店、今後もずっとあってほしいお店だと思っています。

見つけた4点の生地のご紹介:4点目(最後)の衝動買い生地がミラクルな出会いの生地

実家の方で新築がありました。

これまでの椅子を綺麗に拭いて掃除をし、新しく低反発クッションの椅子カバーを作っています。

低反発の中身はそのまま洗濯して利用していきます。

細かいお話ですと、低反発の素材自体に内袋がコンビになってその中に入っているものなのです。

このたび、内袋を交換し新調。その素材は不要のパイル地シーツ。

さらにインテリア性のあるこのたび選んだカーテン地でクッションカバーを作ります。

クッションカバー用の草木柄のカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。

新築の実家のお部屋の全体のインテリアのイメージとして、この草木柄は統一されたモチーフとしていきました。

いろんな色や素材違いでも、とにかくこの「花が無い草木」というところがパッと見た時のすっきり感を感じるように、年月をかけながら様々なこの同一モチーフで探した地道な結果としてインテリアが出来上がっていくのです。

これまでこのタイプの柄をいろんな素材色の違いで利用させていただき、クッションカバーやカーテンを製作しました。

いずれ、これらが配置されたインテリア自体を動画で映してアップする予定ですのでお楽しみにどうぞ(^-^)p

ピアノの椅子カバー用の薔薇柄のカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。

先程の草木柄とはボタニカルのデザインがうんと変わります。

この柄はピアノの椅子のカバーですので、リビング用。

そのリビングのテイストを意識した柄を変えて選択しているのです。

結果は出来上がって合わせてみないと分かりませんが、合わない場合はまた考え直してこれを別の場所に使うことを考えると思います。

実家との距離があるため、想像と結果が違うことも多々あり注意したいのはカーテンなどですね。

サイズが決まっていて、別の場所で対応が難しいのがカーテン。

しっかりと吟味していかねばならないのですが、とは言え、カーテンはお部屋が無地ならどんな柄でも合ってくるという融通もあります。

よって、かえってリムーバブルなクッションカバーの方が他のインテリア品のテイストに合わない失敗があるとも考えられます。

定番生地なのにはぎれコーナーにあったナイロンオックスはっ水加工生地、ナイロン/100%、日本製。

定番の黒の撥水ということでとりあえず使い道があると考え購入。

この生地は同じ黒もベージュ、ブルーグレー、青など多種の色を使わせていただいてまいりました。

その中でも定番の黒が45cmという使いやすい長さでゲット。

そして、最後のご紹介が、衝動買いの生地になります。

50cm購入の迷彩柄のブリスタージャカードニット、綿/62%、ポリエステル/38%、日本製。

こんなぷっくりと膨らんだ加工の立体感が感じられる生地がとても好きなのです。

迷彩柄を「さながら」ではなく、抽象的に柔らかく表現しているところも素敵です。

美しいですね♪。

ブリスタージャカードはニットであることが多く、過去に類似の生地で巾着袋を作りました↓。

すごく類似なのですが、こちらの方は柄がフラワーでした。

生地購入の時の心持ち

どうしてもお得な生地を買いたいと思うのですが、「また必要になったその時で良いから購入し過ぎはストックが増えるだけであるから注意」という考え方が1つあります。

その一方で、「今購入しなければ二度と出会えない生地であるからピンと来たこの機会に購入してストックしておくべきだ」という考え方もあります。

もどかしい所ですが、どちらかを選択というわけにはいかないのです。

前者の場合ももちろんありますし、後者の場合がまさに今回の迷彩柄のブリスター生地のケースに該当しました。

その2つの考え方のバランスを自身で調整しながらの生地選びであるということになります。

あとがき

今回は、ミラクルな出会いをお伝えしたく、迷彩柄の生地に一番スポットを当てましたが、クッションカバー用のブルーグレーの草木柄や、クリームイエローの薔薇柄も見つけた時にはかなり「ピン」と来ています。

いずれも新着生地だと思いますので新鮮でした。

インテリア作りも一瞬では完成に至らないです。

少しずつ手間をかけながら、こだわった柄を入れながらカバーや敷物を少しずつ作っていくのです。

今後の予定としましては、以前に失敗してしまったクッションカバーの余った生地の面積が大きいことを利用し、ビッグなトートバッグを作りたいです。

インテリア映えする同じカバーが椅子に存在するお部屋でストック用の入れ物として機能するようなものになればと思います。

YouTube動画の最後の方でお話致しました4面とも違う生地や色違いを使いながら1点物の素敵なトートバッグを楽しくイメージしています。

こちらも完成の際には是非ブログ投稿にてご紹介させてくださいませ。

すべての活動記録を実直にアップしていくスタイルの、「ピクチャレスク」の活動を今後とも是非よろしくお願いします(^-^)。

ダイニングキッチンの椅子の座面は釣り鐘型、椅子自体の形に合わせたカーブを取り入れた低反発クッションカバー製作【1348】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前の投稿の【1343】では、正方形の低反発クッションカバーを製作するにあたって、柄の向きをそれほど意識せずとも、最終的にリボンの位置を決めることで正方形ならではの融通性により正位置の柄の向きに出来上がることができるという内容をお伝えしました。

ところがです。

ダイニングキッチン用のチェアには、スクエア型は、全く沿わなかったのです。

背の部分の椅子の座面が丸見えです。
全面を見るとクッションが飛び出し過ぎていますね。

これは、椅子のフォルムにクッションがそもそも馴染んでいないからです。

そこで、このたび、今一度見直し、そもそも椅子のカーブに沿った型紙を作っての製作をし直しました。

カーブを取り込んだデザインの低反発クッションカバーの製作の幕開けです、パンパ~ン♪。

まずは、試作見本でなじみ方を確認

座面の形に上手くなじみました。
背の部分の座面もちゃんと覆われました。
美しいですね。

型紙は後程ご紹介しますが、ここに、取り付けリボンも設置する形で製作していくことになります。

1つここで試作についてお伝えしておきますと、試作では、中身のクッションが40cm四方を使ったので、きつくてパンパンです。

そして、低反発シート自体も少しへこんでいましたので、後で低反発をカットしてゆとりを持ったサイズ感へと変えました。

ポイントは、低反発シート自体をカットして調整したところにあります。

実際にお店で売られている低反発シートはスクエアが多く、デフォルトで気を利かせた38cm四方であるものも日本製では見られました。

よって、型紙はどちらかというと38cm四方に相性が良いサイズのに設定しました。

型紙のご紹介

カーブの部分はこうして手で椅子に跡を付けながらその線をなぞって決めていきます。
左右両方共このようにあてがって、一度両方を鉛筆で描いたら、均等になるよう後で調整が良いです。
なんとなくカーブラインがが見えていますね。
左:短い方:縦41cmx横45cmx1枚、右:長い方:縦61cmx横45cmx1枚。

サイズに示した縦はトップの真ん中の一番長い部分です。この左右のパーツ同士の段差の意味は、「キセ」です。

中身の低反発を入れた時に入り口の空き口が重なる部分を10cmと見込んだ結果61cm-41cm=19cmの差となっています。

よく、ネット上での型紙は20cmの差で分かりやすく作られていることが多いようです。

作り方

まず、完成のイメージです。こんな感じで張り詰めた感じでなく、ややゆったりとした感じに仕上げます。
長い方の真っすぐの線に伸び止めテープ12mmストレートを貼ります。
そして、12mmの伸び止めテープ幅に従い、三つ折りステッチ。
ジャガードなので分かりにくいですが、左上部分は裏面。
短い方のパーツも同じく三つ折りステッチ。
長い方を中表に上から15cm分アイロンで折り曲げ。
ここで、待ち針で固定箇所を留めます。
次に中表のまま、今度は短い方のパーツを下側のカーブの線に合わせながら合体して、待ち針。
こんな風に重ねると、結果的に上が5cm程の差で短い方が控えられています。
ちょっと生地の種類が変わりますが、端から7mm程を地縫い。
カーブのところもずっと縫います。パンクしないよう7mmをお勧めです。5mmは危ないかな。
そして、このようにひっくり返して表に向けます。
また生地が元に戻りましたが(^_^;)。。U字に2本のステッチで固定。
1本目は端から2-3mm、2本目は間4mm程度を開けたところを綺麗にステッチが並行になるよう意識。
出来上がったのですが、再び裏に返して端の縫い代がしっかり隠れているかをチェック。
ここで飛び出しているほつれた縫い代の端っこの糸は綺麗にハサミでカット。

このやり方は、「袋縫い」の仲間だと思います。

ロックミシンなどを使って端を覆わなくても縫いとじてひっくり返してステッチで固定することで塞いでしまう方法です。

とてもエコノミーなので別の場面での応用を見込めます。

共布リボンの型紙と作り方

共布リボンx4枚:5cm巾で40cmの長さにしました。

生地を型紙に合わせてカット。

四つ折り観音開きにアイロンで織り目を付けて、短い辺の縫い代も隠しながらぐるり1周ステッチをして完了です。

型紙に真ん中を起点として10cm間隔で4本のひもの縫い付け位置を書いておくと便利です。

カーブの入った低反発クッションが無くても、スクエアをカットすればよい

さて、後半は、低反発クッションのカーブフォルムを探し回らなくてもカットすれば大丈夫だという製作例です。

使用してあるので型がが崩れていますが、低反発クッションの中身はこんなスポンジケーキみたい。
38cm四方のサイズのものが2点です。

もともとここにスクエアの不織布カバーで覆われたりしているのですが、それは廃棄。

そして、まず、カーブのあるフォルムに低反発自体をアレンジしていきます。

こうして、先ほどのカバーの短い方の型紙を使い真ん中をきちんと定めてカットする部分を決めます。
マジックで左右ともに印付け。
この赤い印付けは、両面ともやります。クッションの厚みがあるので、ずれずに正しくカットするためです。
ハサミも一気にカットせず、こちら側の半分くらいをカット。次に反対側からも半分くらいをカット。
そうして、出会った地点を確認しながら切りそろえます。
そんなに神経質にやらなくてもだいたいカーブ状に削れていればOKとしました。

低反発の内袋の製作

少し手間をかけますが、これも望ましきゴールの為です。左の型紙では長さが不足。
左の先端から+4cmの45cmの部分で右側の長い方の型紙を折り、内袋の型紙として使います。

厚みある低反発が入った入口を縫い閉じるわけですので、ゆとりが必要だからです。

横の45cmと同じ縦が45cmという型紙になります。縦横同じ長さという点が覚えやすいですね。

ここは低反発を投入した後の最後の縫いとじの場面。きわどい場面です。

先程決めた縦横45cmの釣り鐘型の型紙を2枚良い。

まずは、ここに映っている投入口の縫い代1.5cmを先にアイロンで折っておきます。

そして、折ったまま、縫い代1.5cmでUの字に縫います。

そしてひっくり返し低反発を投入した状態がこれです。

待ち針が斜めに刺さったのは、自然な物理的な兼ね合いからの結果。

これが一番やりやすかったです。

投入口の縫い閉じは2度縫いがお勧め。二度と低反発が姿を現すことは今後ないでしょう。

お洗濯の時には、この内袋ごと洗濯ネットに入れてお洗濯、もしくは手押し洗いです。

これがそもそもクッションカバーみたいですが。。。あくまで内袋です。

内袋といってもキュンキュンに張り詰めた感じではないところが特徴。

完成です。サテンの裏地素材なので、高級感がありますね。でも外に姿を現すことはないのです。
先程作ったカバーに内袋ごと当ててみます。
こんなサイズ感で、中身はカバーよりもひかえたサイズに出来上がっています。
3種のラインナップです。おっと、こちらは逆さです。柄の向きが逆ですね。
ダイニングキッチンの場合、座る時にこちらから見ますので、柄の向きがこれです。

椅子によっては、デスクチェアなどで、反対に前面側がカーブになっているものもあります。

常に、椅子の座面の形において、カーブは奥なのか手前なのかも注意して見るようにどうぞ。

あとがき

低反発クッションは実用的ですっきりとしています。

現実的に腰を掛けるという作業はふわふわの分厚いクッションにはありえないことです。

よって、様々な椅子に引用するクッションカバーは低反発、時に高反発となるかと思います。

高反発が果たしてカーブにハサミでカットできるのかについては、ハサミの種類を「鉄ばさみ」というものにすれば可能だと思います。

よく切れるので、その辺に鉄ばさみを転がしておかないよう慎重にカバーをしたり、箱にしまいながらお使いくださいませ。

実は、私の実家が新築がありまして、カーテンやクッションカバーを続々と作っているという今があります。

是非この貴重な経験をお伝えしたく、この度も、スクエアで失敗したところからのカーブでの成功までを記録として残しました。

インテリア雑貨は、実用的である面とおしゃれ感の2つを同時に追求していきたい欲求が高まります。

選ぶ生地についても、とても楽しい瞬間ですが、お部屋となじむのか、椅子とよく馴染んでいるのかなどもポイントとなります。

じっくりと考え、長く使っていけるものになれば、出来上がるまでの苦労が「コスパの良い手作り品」という価値と引き換えになると思うのです(^-^)。

<パッチワーク企画③>生地の種類がバラバラは子供っぽい、同種配列がシックに出来上がる証明【1171】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、パッチワークシートを製作しています。

これまで2019年-2022年までの間でハンドメイドバッグ製作に試用後にもったいなく余っているはぎれが随分集まってきました。

縦12.5cmx横17.5cmを1マスとしたパッチワークとしては大きめのパーツで裁断。

接着芯も貼りながら、パッチワークシートをたくさん使用のビッグなサイズのバッグを作ろうという企画です。

パッチワークで小さいバッグは、そのハギ目の美しさが現れにくいので、手間をかけて面積を広くとっていくというものです。

小さいパーツでもたくさん集まると大きな価値を生み出すということにワクワク感が広がる様子を是非ご紹介したいと思いました。

この企画は、続編がございまして、作業段階に何かしら発見や学びがあったたびに時折アップさせていただいておりまして、現在は3回目となります。

今回は、ある並べ方が非常に腑に落ちまして、これで行こうと配列を決め、バッグは全部で4点程出来上がる見込みを立てました。

点在するバラバラな配置は、前回の2回目の時に感じたのですが、ポイントがなくてぼやけたものになるようでした。

それもカジュアルであり、パッチワークの王道を行く感じで決して悪くはないです。

しかし、それとは逆の発想で、とにかく同じ生地を固めるやり方にしていくことに決意しました。

パッチワークがエレガント寄りに仕上がるかもしれないです(^-^)。

パッチワーク作りの手順

パッチワークのつなぎ合わせ場面。

1cmの縫い代で二度縫いです。

ここまで大きなパーツであると、やはり二度縫いが良いです。


本来ハギ目は物を入れたバッグになった時に力がかかる際に弱いものになりますので、そのサポート的な役割が2度の地縫いステッチです。

パーツの柄の向きは同じにそろえるのが美しく、特にボタニカルな柄の多い今回の場合などは、すべてのパーツに対して縫い合わせ前に柄をよくチェックして向きを決めます。

ハギ目をアイロンで両割れに折る。

長方形の横長パーツ(縦12.5cmx横17.5cm)を縫い代1cmで横へ4枚つなげます。

これを合計4段分の16枚がバッグの片面です。

裏地もパッチワークを使いますので、1点のバッグで4シート必要で、合計64枚のパッチワークフィルを使うことになります。

なかなかリッチな内容のバッグとなりそうです。

表面からもアイロンをびしっとかけます。

さて、ここで、パッチワークの生地の裁断の時のお話に遡りますが、地の目についてです。

下の写真のように、その生地のラストだけは地の目が正位置で裁てない場合、横向きに裁断してしまいます。

そして、必要ない場合はその仲間外れをシュミレーションの時に外しますが、今回の場合は、ちょうどこの柄が4枚で横一列にフルに並んだ方が美しいということで、採用しています。

ハギ目を境にした地の目の違いの結合部分の様子。

この生地、一度大きなトートバッグを製作済の残りで、「シャンタンフロッキープリント」という名前の生地です。

左側はシャンタン織がボーダー状に見える向きが地の目の向きなのでこれは逆です。

右側は地の目通りです。

柄がどんな方向にも対応してくれる柄なので地の目が違うことはさほど見かけに影響はないようです。

シャンタンとフロッキーの混合なんてとても洒落ています。

こういったおしゃれな複雑な作りの生地はパッチワークになってもかなり価値ある存在になると思われます。

同種生地の連続配列の効果

シュミレーション①:せっかくなので、上からグラデーションのようにカラーを並べました。
整っていて落ち着いていますね。
シュミレーション②:こちらは全部黒。たまたま多くあった生地が集まって、
まるで1枚のように見えます。こういったパッチワークシートは、底部分との切替のようなバッグになりそうです。

今回は、ここまでの作業です。

まだ、4枚のパッチワークパーツをつなげただけで、縦の縫い合わせはしておらず、シュミレーションのみです。

あとがき

パッチワークシートがまだ出来上がっていないにも関わらず、もうワクワクしてまいりました(#^.^#)。

やはり、バラバラよりも連続配列は違った世界観が感じられますよね。

しかし、まだこれは、黒系なので易しかったとも言えます。

カラーの方がいろんな色が入り込んでいるので並べ方によって変化しやすいので悩むと思います。

十分に写せていませんが、バッグ4点分の生地の配列は全部決め終わりました。

そして、そのグループが不明にならないように固めて保管中です。

<パッチワーク企画>まだ続いていきます。

完成のバッグがどんな風になるのか、トートバッグなのか巾着袋なのか。。。

判断しながら行き当たりばったりではございますが、完成していきたいと思っています。

またお立ち寄りどうぞ(^-^)。

1つしかない貴重なお品を作るために。。。2度目以降の同じ生地のハンドメイドバッグ製作の工夫【1076】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

隙間時間のような時間を使うつもりが夢中になって、結果数時間もかけた生地の整理整頓と組み合わせの様子です。

時々、こうして、生地の残布、未使用などを把握しています。

今回は、主に、一度使用した後の残りで、まだ何か作ることが可能なくらいの量がある生地ばかりのストックです。

一度製作したお品も参考にすることで関係してくるポイントがあります。

2度目以降の同じハンドメイドバッグ用生地の製作の工夫

2度目以降に制作する表地と裏地のコーデが決まったもの

いくつかご紹介したいと思います。

こちらは、今回の中では一度も使用していなかった初めての使用の生地。左側が表地として、右側が裏地として考えている配置で撮影しています。以下も同じになります。・・・華やかな衣装生地コーナーの、がさっとしたラメ生地の表地に、抑え気味のブロンズゴールドがマッチ。明るい柄が安っぽくならないように考えました。
ポリエステルちりめんの左は、カラフルな小花柄。こちらも今回が初めての使用です。意外とこんな感じのちりめんは見つからないものです。古布として購入したものでした。右は、丈夫なタイプの裏地みたいなサテン生地。抑え気味の赤色が大人っぽいです。
上のちりめん小花柄を裏地に使おうというものです。ここでは黒っぽく映りましたが、左はグレー色のジャガードまだら柄。
市松模様が分かりやすい織柄になった左に裏地をべージュで。
似た生地ですが、別物の市松が小さめの生地に、同じ市松のグレーを裏地に。
以前左の花柄は裏地で使用済。今度は主役の表地です。右はユニークな灰みたいな様相のナイロン素材。ジーッと見ているととても面白い生地ですね。黒です。
元はマスク製作用に仲間が手配してくれた生地。麻/100%の無地と柄です。マスクは作りましたが、バッグは初めてになります。
左はちりめんに更にお花柄がある凹凸感を感じられる生地。裏地の右は、タオル地。いずれも黒同士です。
上の黒のタオル地と少し違います。上のパイルと表面のパイルがカットされている点がちがう、シャーリングタオルという生地です。右は、表地使いを一度している残りで、更に二度目に表地で巾着袋を製作。今度は三度目で裏地使いになります。メンズのシャツの雰囲気でかっこいいです。
右はすでに巾着袋を製作済み。今度は裏地になりまして、表地にパープル無地が来ます。凹凸感ある華やかな濃ピンクというか赤紫という色で、右のお花柄の中に少ない面積で近い色が入っていますね。
上の方で出てきたまだら柄のジャガードの色違い。ライムグリーンが爽やかです。右も上で出てきたブロンズゴールド。この生地は撥水加工がしてあるのです。撥水加工がしてある生地ってカジュアルなイメージですけど、エレガント寄りであるところが素敵です。

一番最後のライムグリーンとゴールドの組み合わせは、ヴィンテージ物の某ブランドバッグの素材使いのコンビの参考にさせていただきました。

昔持っていたパーティー用のバッグです。

ゴールドと黄緑の相性の良さに感動した経験からです。

そのブランドバッグと比べて色のトーンはグリーンもゴールドも少し違いますが、難しい黄緑色のコーデの参考になりました(^-^)。

ご紹介しましたこれらは、すでに巾着袋製作用に裁断済です。

今後、早いうちに作って行きたいと思います。

あとがき

1つの生地をいくつか共有する場合でも、同じことの繰り返しを避け、新鮮な気持ちでまた一から作っていくイメージです。

生地も、確かになくなってしまうともう入手困難なので余分に手配しておくこともありますが、長い間ストックしている間に、不思議と気持ちの変化があり、時間の経過とともに最初に発見した時と同じ気持ちでは無いこともあります。

今回のように、裏地だったのを表地にしてみる2度目であったり、1度目の組み合わせのイメージと違った裏地との組み合わせで二度目の表地として再度製作したりすることで、同じ生地でも数度楽しめるというものです。

こういったことは均一に大量製造をすることとは対極にあることです。

そんな1点物志向の醍醐味を是非味わってみて下さいませ(^-^)。

究極の場面!、どうしてもハギにせざるを得ないハンドメイドバッグの本体のはぎ目の美しいフォローの仕方例【986】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近の10数点をcreemaで販売させていただいております。

せっかくなので完成品はお客様のお手元へ届くよう、そして実際に実感していただけるような方向にと思っています。

今回は、インテリア収納袋:トート型ですが、実は、最初からあるハプニングがありました。

生地が「ハギ」になる場合の価値の高め方

インテリア収納袋:トート型「大」:<サイズ>縦35cmx横44/64cmxマチ20cm。
<表地:チャコールグレーxピンク>ブリスタージャガードニット、綿/42%、ポリエステル/25%、アクリル/18%、毛/5%、ポリウレタン/3%(混率の中に7%分が抜けていますが、この情報しかございません<m(__)m>)、日本製。
<裏地:黒>リブニット、ポリエステル/100%、日本製。

このお写真でお分かりになるかと思いますが、下の方がハギになっていますね。

そこへシンプルな薔薇のレースを装飾しました。

中へ縫い付けて挟み込む形での設置です。

レースは、メッシュタイプなので、見えない部分には丁寧に伸び止めテープを補強に貼っています。

パット見ただけではもう内部のことは分かりませんね(^_^;)。

この「ハギ」になった両パーツが、同じ生地を切り替えてある点が少し異例です。

最初からこのハギデザインをしたい意向ではなかったということです。

もともと生地屋さんにストックが短い30cm程ずつしかなかったのです。

けれども4枚入手できたことで、前面、後面共にハギにして大きなサイズを作ろうと決心。

今回は、YOUTUBE動画が結構長めで詳しく解説できましたので、このブログ内では、ご覧いただく時のポイントの部分を明記して、最後に動画を貼るということに致しますね。

たくさんのポイントが詰まった製作になりましたので大変貴重です。

ハギ部分のある本体をトートバッグに作って行く時のポイント

①裁断場面でのポイント:型紙のある部分に左右ともハギの部分を徹底して合わせて裁断しておきます。そもそもこれがベースです。ここでずれていると最終的にぴたりとハギ部分が合いません。

②レースを埋め込む時のポイント:一度にレースをはめ込むよりも一段階ステップを踏みました。まずは、レースを本体生地のハギ部分の縫い代1.5cmの真ん中あたりにレースの見え具合を調整して決めながら仮止めをする意味のステッチを先に入れておきます。その後、本体を1.5cmの縫い代で地縫いしました。2度縫いです。ハギ部分は弱いので、2度縫いを採用。

③ハギの両サイドの固定:ハギ目は地縫いだけでは不安定。しっかり両割りして、ハギの溝部分の左右1.5mm程度の位置になるかと思いますが、ステッチで固定します。

④本体の前後の合わせ縫いの縫い始め位置:通常上からとか下からなど端っこから縫いますが、溝のレースの位置を徹底的に合わせるためには、待ち針の時点で、一番最初にハギから留めます。そして、細かく待ち針も打ち、縫う時も、ハギの部分の返し縫からスタート。これでうまくハギ部分がサイドで重なります。

上記の工夫によりこのゴールを目指します。何も考えずにやるとここに段差ができます。

⑤ステッチ糸の工夫:ハギの両サイドのステッチは目立たない方が良いかと。片側はレースで隠れてくれますが上の方が見えてしまいます。これは仕方がないですので、糸を工夫します。今回たまたま手持ちで持っていた絹糸の細口のピンク。表地のカラーになじみ、ニットに縫うことでさらに埋まりますので、極力目立たなくなります。

今回の記事はニットを扱う上でもポイントがありまして。伸び止めテープを最後の縫い閉じの入り口に貼ったりなども重要です。

ただ縫い糸の種類に関しては、普通の織物と変わらないテトロン糸でやっています。

洋服のニットの場合直線ミシンではなくてALLインターロックミシンというもので作って行くようなので、それがない以上、ウーリー糸を使おうとレジロン糸(ナイロン系の少し伸びる糸)を使おうと、ストレートのステッチをするのであれば、あまり変わらないと思います。

特別な糸を持つと管理が大変で、テトロン糸やスパン糸でやってしまえば、洋服程の激しい動きはないので、バッグは糸はは気にしなくても良いかと。

あとがき

大きいサイズを作るために必要であれば、「ハギ」というのも検討してみるのも良いかもしれません。

今やデザインとして、ハギは使われ、切替によるコントラストなどもデザインになっていますが、もともとこういった生地不足の事態から生まれたものなのではないかと思いました。

底部分は汚れが目立たないように、白に対して切替の濃いめのカラーを持ってくるなどのお品も多いかもしれませんね。

これは私の考えですが、高級な生地の場合、途中でハギ目ができることは価値が少し下がります。

そこへ、レースなどの装飾と、美しいハギ目を演出することで、隠したり、飾ったりをしながら、結果的に価値がアップしていけば、素晴らしいフォローだと思います。

摩擦や動きの少ないインテリア収納袋の生地に使用した生地と日常使いの生地の比較【984】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、現在連続製作中のインテリア収納袋の製作を振り返り、なぜその生地をインテリア収納袋に採用したのか、一方、その他のシーンの素材はどんなものを採用なのかとの比較で華やかなお花柄生地が選ばれた理由をお話させていただこうと思います。

中間発信、ここ最近のインテリア収納袋の連続製作を振り返って。。。

<インテリアシリーズ>:ピックアップではありますが、こんな感じで、生地のストックを最大限利用した大きな巾着袋やトートバッグをインテリア収納用に製作しています。

長年、内部の機能とか、リュックをお作りしてきた私としては、こういったシンプルなデザインというか基本的なデザインは易しめです。

ただ、間違いなく、難関の物にトライしてきた中での作りが活かされたものになっていると思います。

全パーツに接着芯を貼る、すべて裏地付き、お花柄がマルチカラーになっている、フクレジャガードに拘っている、日本製orイタリア製で集めた素材、江戸打ち紐を利用、すずらんループエンドを利用など、シンプルながらもある分野にまとまったお品達です。

こういった生地は、いわゆる一発屋も多く、その時に入手した機会以降は生産が無かったりすることが生地でよくあるみたい。

多種にわたる分、定番の連続生産があるものが少ないと思います。

ということで、古いものでは、2019年のストックも今、2022年にやっと使用したりすることもありますが、何ら美しさがあせないという所が有難いです。

この<インテリアシリーズ>は、生地ストックをいったん「ゼロ」にする今年2022年の目標がありますことと、だいたい1日で完成していくので早く作業が進みます。

このペースでないと今年だってもうあっという間です。

このように、花柄、ジャカード、フクレなどをストックの中でもインテリア用製作にチョイスした理由としては、基本的に生地がそれっきりのものがほとんどで、「レア」ということがまずあります。

レアの生地だと大切に使いたいです。そうなると、アクティブなシーンの摩擦の多い外出用のリュックなどを作ると、確かに個性的で素敵ではあるのですが、消耗してしまうことがもったいなさすぎます。

生地も高級です。もったいないということの中にはコスパの面もあるし、素敵な生地が短い間でダメになってしまうかもしれないという気持ち的な面も両方あるのです。

華やかな生地は繊細であったりもするので、ごついナイロン生地やデニムに比べると見た目の丈夫さはないかもしれません。

そういったことから、動きのない静止状態で使うインテリア用というのは、損傷のリスクも少なく、実際、私が収納用に使っているゴブラン織りのボストンバッグなども長持ちです。

物を入れているだけなので、消耗していかないようです。

こういったことを今回の製作の途中で改めて気づきました。

では、アクティブなシーンの素材は。。。となると、その逆で、地味かもしれないけれどお洋服に合わせやすく、ごつい織り目のしっかりした無地などは適していると思います。

そんな使い分けがあると、それぞれのコスパが良いかと思います。

アクティブなシーンで利用する生地は、いずれは消耗するのだけれどその消耗に至るまでの長さをキープする丈夫さを兼ね備えているものということになります。

そうすると、今回のインテリア収納袋用のチョイスの生地はもったいなさすぎるというわけですね。

とりあえず、上の写真のような花柄がエレガントなテイストを優先的に製作してきています。

もう1つ、同じ種類のジャガード類などの生地で、「幾何柄」もストックにはあるんです。これらは後半ですかね。

私は、自分自身が薔薇柄でインテリアを敷き詰めているので、幾何柄をインテリアに使うということが無いので、花柄以外がやや後回しになってしまいました(^_^;)。

幾何柄テイストのお部屋や無地ライクなお部屋なら合いそうですね。幾何柄もなかなか素敵なんです。

前向きに考えていきたいと思います。

柄のニーズは簡単ではないようなので、とりあえず、作ってみるしかないかもしれません。

あとがき

前回の記事でも触れましたように、できるだけ生地を目いっぱい使って大きいものを作るということで価値を高めています。

そこそこのよくあるサイズだと、「一番」ではない印象が。

余り布で作った感があると、もう1つメインがあっての2番目だと思ってしまうのです。

はぎれは、ちゃんと「はぎれ」で作りましたと謳う私ですので、そうでないメイン生地はその1点に全力をそそぐような体勢の1つとして、生地を余すところなくめいっぱい使うということで、そのような大きなサイズはあまり見かけないというレアな感じが生まれるかと。

なので、そういった考え方をしていると、自然とサイズ展開の4種の「大、中、小、ミニ」の内、「大、中」が多くなるかと思います。

これで「小」?と思える容量のあるラメ入りイタリア製ジャガードのインテリア巾着袋【983】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、現在製作中の4種のサイズ展開のあるインテリア収納袋の「小」というサイズ。

「小」であってもマチは15cmあり、中に物をしっかり入れられる作りとなっています。

よくある「一般的」の枠を超えたようなサイズとか作りを研究してきたことを活かしています。

今回「小」になったエピソード

もともと「中」を製作する予定でしたが、あるミスを起こしてしまいました。

というのは、今回の柄の向きにあります。

<インテリア収納袋:巾着型「小」>:<サイズ>縦22cmx横19/33cmxマチ15cm。
この柄、茎や葉っぱの向きが一方方向だけになっていますね。
最初、正面から見た時に片面がこの向き、もう片面を反対に「中」で裁断してしまいました。
最初に作ろうとした「中」の型紙:縦50cmもあります。よく生地の購入の時に50cmの長さを調達することって多くないですか。それをそのまま無駄なく使えるサイズなんです。とてもそういった意味でコスパが良いサイズです。
「小」の型紙(縦32.5cmx横37.5cm):マチの部分があるので、ひっくりかえせばよいというものではなく、サイズを1つ落として生地を余らせました。その余った生地は、小物分野のペンシルケースが3セットできるように手配。それはそれで結果的に活用できましたが、小物にすらならなかったはぎれが余ってもったいなかったです。
「中」が1つ裁断できるところにはそういった意味では価値があったわけです。
いかに、「中」の面積と「小」の差があるかも分かりますね。

お花柄は、向きが特にないものも多いのですが、もともとこの生地製造にもこだわりがあるようでした。

<表地:チャコールグレーxベビーピンクxエンジ>:ジャカード、ポリエステル/100%、イタリア製・・・柄の向きが決まっています。それに加えて、本来、地の目が縦向きに柄が配置されることがほとんどですが、この生地は、横向き。今映っている正面から見たときに地の目が横向きということです。他の生地と違いますね。
<裏地:黒>:撥水加工生地(フクレ)、ポリエステル/ナイロン混、日本製。

さて、この裏地の黒色ですが、とってもユニークです。

質感は、紙を燃やした時に舞い上がる軽くて薄っぺらい灰のよう。

けれども、とってもしっかりと織られた生地で、大絶賛です。

こちらの生地屋さんは、ヤフーショッピングの「サラサ」様。です。

2020年12月にいただいた生地。

この時くらいから、コロナ禍のお出かけ購入を控える環境の影響で、ネットの生地屋さんに良い生地屋さんが結構あるなあということに気づきました。

その他遠州生地が特徴の生地屋さんなどもお世話になりました。

また、記事でご紹介してまいりますね。

楽天市場、amazon、ヤフーショッピングなどお求めやすいサイトでも結構生地屋さんは以前よりぐんと増えました。

あの「日暮里」の界隈の生地屋さんも一部上記サイトへ出品なさっているところもありました。

生地へのこだわりについて

生地自体がとても好きで、影響はいくつかあります。

1つは、一番最初に勤め先としてお世話になった会社が生地卸商であったことで、毎日倉庫にストックされた原反なる多くの生地を見る機会があったこと。

あとは、「エンポリオアルマーニ」様の洋服を古着で集めていて、ワードローブがALLアルマーニ。

このブランド様は、私が好きなフクレ加工や、フロッキー、オパール、ジャガードなど凹凸感ある素材を片っ端から利用されているのです。

しかも黒コーデ好きにはたまらない、無彩色カラーの展開ときています。

収納についての考え

あとは、自分自身が、お部屋暮らしがとても好きで、インドア派。

お部屋の整理整頓などが好きで、自然と「入れ物」を求めることが多くあります。

その時に、好きな「薔薇柄」をきっかけに薔薇の花柄の袋ばかりを敷き詰めてきました。

不思議なもので、同じ薔薇柄ばかりで適当に配置しても、統一感あってマッチするみたいです。

ただでさえごちゃごちゃしがちな収納ですので、スッキリするということは、「片付けて少なくする」ということだけではなく、「統一感」、ここにもポイントがあるかと思いました。

ミニマム暮らしがブームで、少なく物を持つことを体験してきた人が、生活の色どりとか、バラエティーに富んだ心地よさなどにもあこがれることもあるのかもしれません。

よって、無理に物を無くしていくことばかりでもなくて、なかなか捨てられなければ、ある括りで拘ってみることで、物が多くても整然と映ることもあろうかと思うのです。

流行に傾向しがちですが、自分らしさも忘れてはならないかと思います。

あとがき

まだ、「ミニ」というサイズが登場していませんが、現在は、生地を余すところなく使うということで、ほぼ縦40cm以上の生地のストックを巾なりで持ち備えているために、中心が、「大、中」辺りになります。

まだまだございますので、続行していきますが、いったん途中の段階で、中間的な感想みたいな発信も考案していますので、そんな記事も後日、お楽しみに。

実際に、今まであまり作ってこなかった巾着袋のようなデザインを単独でインテリア用に特化して作った自分自身の感想です。

今、ここで予告できるとすると、生地の使い分けをした方が、それぞれのシーンで長く使っていく中でコスパの良さが生まれるということ。

インテリアのような美しい生地を摩擦の多いシーンのリュックに作ってしまうと早く傷んでもったいなかったり、逆に、ごつい生地はインテリアでは映えないけれども、旅行などのシーン用のリュックには向いていたり。

もともと消耗していくことを前提で丈夫な生地にポイントを当てると、活動的な場面では、地味かもしれないけれど、長持ちで、いろんな洋服にもあう、と言ったようなことが言えそうです。

また、是非お立ち寄りくださいませ(^-^)。

とにかくどんどん作りながら考えもまとめていきたいと思います(^-^)。

ビッグなサイズのインテリア収納袋「大」が当てはまるための生地巾について【982】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近複数のサイズ違いでインテリア収納袋をどんどん作っています。

その中で、おおよそ4種のサイズ展開で手持ちの生地が当てはまってくるというお話を前回致しました。

今回は、そのサイズの呼び名である、「大、中、小、ミニ」の4種の内の「大」を巾着袋で製作しました。

この大きなサイズを生地を有効に使いながら出来上がるその生地巾にスポットを当ててみたいと思います。

シックな黒xゴールドのバイカラーのインテリア巾着袋

まずは、出来上がった収納袋を見てみるとしましょう。

インテリア収納袋-巾着型「大」:<サイズ>縦35cmx横42/61cmxマチ20cm。・・・こんもりとした雰囲気がインテリアには心地よいです。
<表地:黒xブロンズ>:ジャカード、ヴィスコース/70%、ポリエステル/30%、イタリア製。(138cm巾)・・・ぷっくりと薔薇の花が浮き上がって立体的な加工です。フクレという言葉は使われていないので、フクレ加工という領域ではないのか、そうなのか。。。よく分かりません。裏面を見ると縦にストライプ状にやわらかなプリーツのような縮絨がなされているように見えます。
<裏地>:シャーリング無地、ポリエステル/98%、ポリウレタン/2%、日本製。(140cm巾)・・・あまりの凹凸感に、細かい箇所に凹凸部分が丁度当たると折り曲げにくいという難しさもありますが、あくまで生地重視で行ってしまっています。

今回生地巾を記載致しました。ここが今回のポイントです。138cm、140cmといずれも巾が大きいですよね。

生地巾と型紙の関係の解説

では、今回の「大」であるビッグなサイズの型紙を見てみますね。

「大」の型紙:実際にこの型紙で製作しました。縦:50cm、横:67.5cmです。

この横の長さに注目していただきたいと思います。

やはり、当然ながら、横に2枚並べて裁断することができると、縦の長さの50cmの分量を余すところなく綺麗に使えます。

今回、はぎれすら出てきませんでした。

それができるのも、この生地巾のおかげなのです。「ダブル巾」、とか「広巾」と呼ばれる140cm周辺の幅です。

途中の120cmなどの幅もたまにありますが、その生地では、この「大」は不足になるので生地が有効に使えないから、1つ下の段階の「中」になるであろうということです。

裁断も、周りに少しばかり余裕は必要です。

67.5cmx2=135cm。ここへ余裕の隙間を見込んだら、表地の138cm、裏地の140cmはいずれも対応できるということになります。

ここまでの生地巾というのは、多いのがインテリア生地の部類で、カーテン地とかシーツやカバー作りのための生地の分野に多く見られるということです。

ほんのたまに服地であっても140cm巾くらいのものを見かけることもありますが、希です。

日本製の生地だと多くが、108cm-112cm辺りのものが多いかと。

そんな事情の中で見つかった140cm級の幅の生地というのは貴重で、結局、その貴重な生地で作ることができたビッグなサイズの完成品というのも貴重だということになりそうです。

あとがき

まだ当面、このように、「大、中、小、ミニ」に当てはめて、どんどん製作していくつもりです。

生地の収集は、古い物で2019年の夏くらいのものがまだストックとしては有りますが、多くは、2020年に一気に集めました。

いつも同じ生地屋さんへ出向いていましたが、コロナ禍もあって、2020年というのは、大きく調達先を広げました。

ネットで、東京の、かの有名な日暮里界隈の生地屋さんも知ることができましたし、YOUTUBEなどでもコメントさせていただいたりして生地屋さんがどんな人達なのかも少し見ることもできました。

実際に目で確かめるとなると、1日楽しめそうな日暮里ですが、私が好きな「ふくれ」はネットで見させていただく限りはあまりなさそうだと。

日暮里のお店以外でもネットできらりと光るようなお店を見つけました。

その中で、衣装生地の生地屋さんとか、ニット専門の生地屋さんにフクレ加工の生地が見つかりました。

フクレ=ニットという見方をすると凹凸感ある生地が見つけやすいのかもしれません。埋もれていて目立ってはいないんだけど、実は想像以上にもっとあるのかもしれません。

まるで埋蔵品ですね(^_^;)。

今は、フクレ生地も集めるのは現在は、いったんやめて、手持ちの生地から作ることに集中しています。

そして、6月くらいからは、本格的に「コンテンツ」製作をしていくつもりです。

この2022年の1年は、今までの生地のストックの一掃とコンテンツ化製作をしていくことになります。

これまで研究しながら作ってきた「餅巾着」もそうなのですが、その他のデザインもいずれは、すべてコンテンツ化で良いのでは。。と思い始めています。

とにかくどんどん作りながら考えもまとめていきたいと思います(^-^)。