科学英単語というものにとことん触れることができる本を読んだ後の変化【1162】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、1冊の本を読み終わりまして、ご紹介したいと思います。

「日経サイエンスで鍛える科学英語 SDGs編 :日経サイエンス編集部 編」です。

このようないかにも難解そうな本ですが、英語と日本文と半分ずつの内容というのがユニークでした。

というのも、「日経サイエンス」という自然科学分野の論文が掲載された雑誌からのピックアップ本です。

もちろんそこに出てくる言葉1つ1つが専門用語であったりします。

それが英文で書かれている本なのです。

本の内部構造

5つくらいの章でできています。

どれも身近なものです。SDGs編ですので、環境問題などが中心と思いきや、もっと広い範囲です。

ジェンダーの問題とか、民族の問題に非常に驚きがありました。

まだ新しい2022年発行の本なので、是非一度お勧めしたいと思います。

ただ、タイトルの通り、鍛える目的もあり、英文の横には一部の専門用語の単語の意味が注釈として掲載のみ。

論文である英文すべてがいったん終わった後で日本文の訳を掲載という構造で、まずは英文だけで読まざるを得ない鍛え方!?のようなものでした。

科学英語というのは、聞いたことがあるような短い英単語に更に加えて何かくっついた長い単語が多いです。

なじみがないので驚きますが、文章の中に何度も登場する単語は、自然とキーワードなんだと思わせてくれます。

そして、いったん流れてなんとなく消えてしまったかのような単語が再び現れ、戻ってその意味を見直したりしてそんな感じで何となく覚えていけるではありませんか。

そんな驚きがあったユニークな本でした。

一番感動した点

一番最後の章に特に感動した部分がありました。

地球は人間まで進化して文明が発達できたその生い立ちが、奇跡の積み重なりであったことで実現できたようです。

他にも人間のような生命体が住む星があるのではないか。。。

などとも言われますが、実は可能性がそれほど高くはなく、それほどよくあることではない、本当に希な偶然が多発したことでできた地球に私たちは有難く住めていると知りました。

まずは地球の存在自体に感謝せねばならないのかもしれません。

毎日こうして生きることができるというのは、気が遠くなるような遥か昔の思わぬ偶然や奇跡が起こったことのおかげだということなのです。

あとがき

実は、この本に似た構造の読みものを週に一度新聞で読んでいた私です。

同じ系列の「日本経済新聞:夕刊」の水曜日。

1ページの1/3程度の分量の短めなトピックの記事ですが、毎週趣味的に読んでいたのです。

「Step Up English」というコーナーです。

まずは、英文を注釈のある単語の意味を目にしておきながら、音読。

ちなみに、私TOEICは600点程度です。たいしたことはありません(^_^;)。

そして、その後、日本文の訳を読んでいきます。

今回の本と同じ構造です。

ただ、登場の単語は、この本程の専門用語ではないものでした。

それでも、簡単には読めないと思っていながらの、今回のこの本を一応最初から最後まで読んでのその後です。

その後いつものように新聞でそのトピック記事を読む時に少し易しく感じたという体験をしました。

ある意味この本で鍛えられたのかもしれません(^_^;)。

今回は、SDGs編ですので、他にも分野の違うものがシリーズ内にあるみたいです。

少し英語に触れている方であれば、まずは読む気にはなると思いますので、その入り口はOKだと思います(^-^)。

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