巾着袋の最終ステッチ(ひもホール)の時のしわやタックが寄らないための必須テク【1090】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

引き続き製作は、インテリア収納袋を続行。

今回は、サテン生地のボタニカル柄で「小」サイズを作りました。

ただ。。。なんですが、最終場面で大きな失敗があり、ボツになってしまいました。

最終だったので、もうこの際一度作ってしまいまして、こんな感じとして見ていただきたいと思います。

失敗ではあったのですが、お伝えできるコツもご用意しています。

是非巾着袋作りにはお役立ていただける技術だと思います(^-^)。

ボツになった理由-薄地のために、針との相性が悪くピリが入ったこと

まさにこの場面です。こちらの柄が表面。最終のひもホールステッチをかけようとしている場面ですね。ここの最初の時点で返し縫いした後のステッチで、縦にストライプ状にピリが入りました。悲しすぎ(+_+)。
すごくひどいですね。ストライプ状に入った線はあっという間の1秒で出来上がった一瞬の出来事でした。

この原因は分かっています。

生地が薄くて、それに対応して、針をせめて、14番に換える必要があったのに、そのまま16番でいつものように続行してしまったからです。

ここでボツ品が決定しました。

気を取り直して、テクニックをお伝えしたいと思います。

この場面では、特に今回のような薄地の場合は、タックが寄りがちなのです。

それを食い止める待ち針を打つところにポイントがあります。

しわやタックが寄らないための待ち針の絶大な効果

こうして、待ち針を打って縫う箇所の周辺を固定する役割をしてもらいます。待ち針も、折り目が外れないための使い方だけでなく、こういった固定の使い方もあるのです。
手で少し見にくくてごめんなさい。待ち針をこうして縦にざっくり打ちます。目的はその周辺を固定するためだけです。これだけでも縫っている最中に生地が移動しにくい効果が絶大なのです。
黒地なので印が付けにくく、計った上から4cm地点をものさしで見て、指で押さえて、あくまでも両手でまっすぐに縫っていく体勢で挑みます。ここで途中で待ち針は外しませんでした。
<表地:黒xマルチカラーボタニカル柄>ポリエステル合繊、ポリエステル/100%、日本製。
<裏地>ジャカード、ポリエステル/100%、日本製。

ボツ品ながらいったん完成へ

<インテリア収納袋:小>サイズ:縦22cmx横19/34cmxマチ15cm。

ここまで完成してボツ品なのでとても悔しいですが、仕方がないです。

繊細な生地だからこそのハプニングとミス。

今まで登場していなかったボタニカル風であるところも新鮮でしたが、「幻の1作」となりました。

あとがき

過去に、ゴブラン生地の手持ちと全く同じ生地をネット販売の写真で目にしたことがありました。

私の自分のゴブラン織りのバッグのネットでの出方の検索で同じ生地のがま口ポーチをお作りの方の製作品が現れたのです。

他の方の製作品はあまり拝見しない方ですが、そうしてたまたま見た時に同じ生地であることもあります。

これは、生地が一応量産品であることから起こりうることなのですが、裏地付きの巾着袋を作って行くことで、全く同じになりにくいと言えます。

テーマが「コーデ」ですので、表地と裏地も全く同じ偶然のチョイスの確率はうんと低いと言えます。

そこに「らしさ」を見ていただけると良いと思います(^-^)。

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