ぱっと見の透明感あるまぶしさ、ホワイトトパーズコーデがダイヤモンドレベルに映る時【295】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

実は、現在のYouTubeやブログの<ジュエリー>というカテゴリーができる、もっと以前の2016年の1月から1年間程、初めてのユーチューブを100動画くらいジュエリーの内容として投稿し続けていたことがあります。

非常に短い3分以内の動画であり、カメラも小さなものでかろうじてMOVIE機能があったからできました。

当ブログスタンドのワードプレス様で作らせていただいたホームページスタートが2018年3月ですので、それよりも2年前のことです。

それがYouTubeのを始めるきっかけだったのでした。

YouTubeの方がブログ投稿よりも2年早くスタートしていたということになります。

「Canon社製:パワーショット」で撮影した100投稿近くのアクセサリーコーデの動画です。

まだまだ本格的なジュエリーとは言えないまでも、3点を1セットに組み合わせてあらかじめコーデしやすいまとまりになっているところが、現在と変わっていない点です。

チャンネル名は「アクセサリーの部屋」。

当時私がとてもやりたかったジュエリーコーデの発信だったのでした。

しかしながら、画像の粗さや音量が極端に小さ過ぎ、1年経過の2017年頃すべて削除してしまいました。

さて、このたびジュエリーの知識を得るという目的を持って、「エレガンスの経済学 ジュエリーへのいざない :芹澤信子 著」を拝読。

この本からは「情報発信の大切さ」を学びました。

ジュエリーについての歴史、構造、素材のノウハウについてはもうすでに出ている情報でありまして、専門の方達から多数発信され尽くしています。

ですから、このたびは、自身独自のアイデアと工夫からお伝えできるpicturesque(ピクチャレスク)ならではの情報というものをお届けしたいと思います。

ダイヤモンドと洋服のコーデは簡単なように見えるが、没個性的になりがち、意外に難しい透明ストーン

ダイヤモンドはカラーとしては控えめだと思います。

ダイヤモンドもよほど石が寄り集まって密集した高価なティアラとかネックレスはとてつもない輝きを放つのでインパクトがあります。

しかし、普段私達が少しお出かけに身に着けるようなダイヤモンドは、少し華やかなものでも1-2ctくらいまでです。

それがまたあっさりして感じが良いともいえますが、色のついた天然石に比べてダイヤモンドはそういったカラーの主張はしにくいものです。

透明は、万能のようで洋服とのコーデのイメージがわきにくいのです。

例えば、紫色の系統のワンピースの時にアメジストのペンダントを下げるのが色がリンクして、効果が発揮されやすいものですが、ダイヤモンドは無色なので、どうコーデしていいかピンと来ないということです。

それは、考え方によっては。白に必ず合うものであったり、どんな色のお洋服にも大丈夫であったりするとも言えるからこそ、「なぜ」の理由の部分が素敵なコーデのカギを握ると思っています。

ダイヤモンドとホワイトトパーズがどちらかがぱっと見では分からない、透明のストーン同士の素敵なコラボも視野に入れる

さて、この写真をご覧くださいませ。

どちらがダイヤモンドでどちらがホワイトトパーズか、この写真で分かりますでしょうか。

左:925台にパヴェホワイトトパーズ、チェーンはステンレス。右-ダイヤモンド1ct、K18WG台。

お値段は、左のホワイトトパーズはペンダントトップだけで、¥6,400だったと思います。

そして、右のダイヤモンドのテニスブレスは、大特価ということで¥30,000でした。

地金アップのここ数十年の中の第一段階の2010年辺りのことです。

この時は、もうすでに地金が上がり始めていた頃でしたので、このお値段でもかなりのお買い得品だと思ったものです。

地金アップとダイヤモンドの価値上昇での世間のざわつきの影響も大きく、高価な物なんだという固定観念が生まれ、¥30,000均一がいかにお買い得品かというところに心理がいざなわれました。

もしかして、ジュエリーに長けた人は、「テニスブレスという形にしていることこそがダイヤモンドである可能性が高い」と導き出されて判断されたかもしれません。

結果的に、その予想が正解になることは多いです。

ホワイトトパーズをこうして散りばめたセッティングの品物自体がレアだと思います。

このアイデアは「日本宝石センター」様のもの。

広告が楽しい通販の会社様です。

この左側のホワイトトパーズのトップですが、ダイヤモンドの代替になると思いました。

ホワイトトパーズというのは、透明な石なので色合わせだけで考えれば、同じ天然石ですし、ダイヤモンドと同じようなものなのです(ダイヤモンドファンには怒られそうですが。。)。

それをあえて、アラベスク調のデザインでこのようなスクエアペンダントにエレガントにおしゃれに作ってあると、まさかホワイトトパーズなどとは考えられにくく、ダイヤモンドに映ることでしょう。

ホワイトトパーズとダイヤモンドの違いが遠目で見たときに分かるのかどうか。

。。そう簡単ではないと思います。

ダイヤモンドは元々希少価値の高いストーンという定義でありながら、実際に集まるところには宝石としてたくさん見ることができますから実は普遍的なストーンなのではないかという「まやかし」があります。

ただ、こちらの考え方も見逃せません↓。

台の地金については、このシルバー925台だからこそのホワイトトパーズということ。

先程のジュエリーに長けた方なら台の作りでダイヤモンドのテニスブレスなんだと判断するのと類似の判断の仕方です。

ダイヤモンドに925台ではどうしてもレベルが釣り合いませんので、製造者様はほとんどが18金やプラチナの高級地金を設置します。

商業的な「読み」としては、希少価値の高いストーンであるダイヤモンド+高級地金で高級品らしい価格を実現できるのでこの組み合わせの方がメリットがあるのではないでしょうか。

925にダイヤモンドではダイヤモンドをたたえることができない、もしくは、ダイヤモンドの価値が925によって落とされるのです。

それほどダイヤモンド自体に「ブランディング」があるのではないかと思うのです。

それ相応のストーンと地金の組み合わせのレベルがあると考えると、もとは、トパーズとダイヤモンドの価値の差も知っていなければなりません。

ホワイトトパーズは、きらめきもありますので、十分に宝石と呼ぶレベルの天然石だと思います。

では、最後に宝石のそもそもの価値の違いも考慮したジュエリー同士のコーデをご紹介します。

他のアイテムと一緒にコーデする時の地金やストーンのレベルの合わせ方

上述のホワイトトパーズのペンダントトップとダイヤモンドのテニスブレスの2つのアイテムをどう他のアイテムと組み合わせてセットで使うかを見ていただきたいと思います。

ホワイトトパーズペンダントのコーデ:台がシルバー925で半貴石のイメージのくり抜きバングルも追加。

チャロアイトは天然石の中では、それほど高価な石ではないです。

よって、親しみを持って気軽に付けられる旅行などに向いたようなレベルの組み合わせです。

次はダイヤモンドのテニスブレスの方です↓。

ダイヤモンドテニスブレスのコーデ:留め具や台はすべてK18WGで統一。連のストーンのカットも宝石質。

連のネックレスでさえ、細かい留め具の部分がK18WGで設置してあります。

これは、ダイヤモンドテニスブレスが入っているので、それに合わせたランクに他のアイテムを合わせているのです。

透明が地味だと感じ、セットでコーデする他のアイテムにカラーの補助として色付きを持ってきます。

以上、2種類のレベルの違いを自身の組み合わせで作ることができるという例でした。

あとがき

今一度、冒頭のYouTubeを初めて投稿した100投稿近くの「アクセサリーの部屋」というチャンネルのお話へ。。

ジュエリーの組み合わせをセットにしたご紹介の動画でしたが、この度のように親しみやすい925台のものや、18金の地金の高級ラインのものが様々でした。

その当時は集めているだけでしたので、ちょっと気持ち的に「ゆるい」ところがあり「自分のものだからこれでいい」などと思っていたところがありました。

その後2020年夏にスタートした事業としての「本物志向のレンタルジュエリー」。

この言葉通り、「本物」を「とことん」追求したコンセプトがありまして、開始当初からは随分あれこれ内容を改良してまいりました。

そうして、その後は925のものはすべて廃止、連物のネックレスやブレスも廃止、くり抜きバングルなども廃止、ハイブランドのコスチュームジュエリーもすべて廃止ということで、高級地金にダイヤモンド他「宝石」と呼ぶにふさわしい本格派ジュエリーだけを厳選するスタイルとなりました。

もし、ご自身で集める以外の入手しにくいジュエリーのご利用の際には、購入せずにレンタルでご着用できるということになります。

なかなか自分では集め切れないようなアイテムを選りすぐって集めたものに発展していきましたので、ご満足いただけるのではないかと(^-^)。

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