まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
実は、現在のYOUTUBEの<ジュエリー>というカテではなく、もっと以前の2016年の1月から1年間程、100動画くらいの宝石の動画を投稿し続けていたことがあります。
当ブログスタンドのワードプレス様で作らせていただいたホームページスタートが2018年3月ですので、それよりも2年前のことです。
それがYOUTUBEの最初の投稿でした。
YOUTUBEの方がブログ投稿よりもスタートは先だったのです(^_^;)。
Canon様のパワーショットで撮影した90本近くのアクセサリーコーデの動画です。
チャンネル名は、「アクセサリーの部屋」。
当時私がとてもやりたかったジュエリーコーデの発信だったのでした。
しかしながら、画像の粗さや声が小さいために現在はすべて削除してしまいました。
ここ最近ジュエリーに対する知識を高めようと、最近読んだ本をまずはご紹介します。
事業者からの正確な情報発信がゆくゆくの信頼をはぐくむ
「エレガンスの経済学:芹澤信子著」を読ませていただきました。
この本からは、ジュエリー事業者の経験からの正確な情報発信の大切さを教えていただきました。
貴金属、ダイヤモンド、真珠、ブランドとなかなか興味深い分野だったので読みやすかったこともありました。
結局のところ、誠実な態度がお客様の信用をじわじわと長い年月をかけて獲得していくというもの。
偽物を本物のように偽って販売などはもってのほか、その他、情報の不誠実さというものについては、私も過去にそういう業者に出くわしたことがあったのでとても頷けるものがありました。
ダイヤモンドは特に、「〇〇ダイヤモンド」というこの英語の部分が、よく調べると「合成の」という意味だったりして、あわよくば合成を本物と勘違いして購入してしまう表現を見たことがあったのです。
ダイヤモンドと洋服のコーデは簡単でもあり難しくもある
ダイヤモンドはカラーとしては控えめだと思います。
ダイヤモンドもよほど石が寄り集まって密集した高価なティアラとかネックレスはとてつもない輝きを放つのでインパクトがあります。
しかし、普段私達が少しお出かけに身に着けるようなダイヤモンドは、わずかなパーツです。
それがまたあっさりして感じが良いともいえますが、色のついた天然石に比べてダイヤモンドはそういったカラーの主張はしにくいと考えます。
透明は、結構洋服とのコーデもなかなかイメージがわきにくいのです。
例えば、紫色の系統のワンピースの時にアメジストのペンダントを首にちょんとぶら下げるのが色がリンクして、効果が発揮されやすいものですが、ダイヤモンドは無色なので、どうコーデしていいかピンと来ないということです。
それは、考え方によっては。白に必ず合うものであったり、どんな色の洋服にも大丈夫であったりするとも言えます。
ダイヤモンドとホワイトトパーズがどちらかのぱっと見で分かるのかどうか
さて、この写真をご覧ください。
どちらがダイヤモンドでどちらがホワイトトパーズか、この写真で分かりますでしょうか。

右:ダイヤモンドのテニスブレス(まとめて1カラット)・・・テニスブレスの地金は18金ホワイトゴールド。
お値段は、左のホワイトトパーズはペンダントトップだけで、¥6,400とうような値段だったと思います。
そして、右のダイヤモンドのテニスブレスは、大特価ということで¥30,000でした。
大特価で¥30,000?うーん、高っ、ですかね(^_^;)。
この時は、もうすでに地金が上がり始めていた頃でしたので、このお値段でもかなりのお買い得品だと思ったものです。
地金アップとダイヤモンドの価値上昇での世間のざわつきのせいも大きいです。
そういう高価な物なんだという固定観念が生まれ、¥30,000均一がいかにお買い得品かというところに心理がいざなわれました。
写真は、ペンダントの方がホワイトトパーズ、テニスブレスの方がダイヤモンドでした。
もしかして、ジュエリーに長けた人は、「テニスブレスという形にしていることこそがダイヤモンドである可能性が高い」と導き出されて判断されたかもしれませんね。
さて、この左側のホワイトトパーズのトップですが、ダイヤモンドの代替になるなあと思ったのです。
ホワイトトパーズ1点をこのようにならべてパヴェ風にしたものが、まず、なかなか見たことがありません。
ホワイトトパーズというのは、透明な石なので色合わせだけで考えれば、同じ天然石ですし、ダイヤモンドと同じようなものなのです。
それをあえて、アラベスク調のデザインでこのようなスクエアペンダントにエレガントにおしゃれに作ったメーカー様は、「日本宝石センター」様です。
この時以来、広告をたまにもらうのですが、とてもお買い得な本物が安心して購入できます。
プラチナなども破格のお値段でデザインもあっさりとしていながら素敵で家族に買ってあげたこともありました。
ホワイトトパーズとダイヤモンドの違いが遠目で見たときに分かるのかどうか。。
もともとカラーストーン好きであったので、ダイヤモンドもホワイトトパーズもあまり興味がなく、今までそれほど注目していなかった私です。
だからこそ、ホワイトトパーズで十分高級感がある素敵なコーデになるであろうという考え方が生まれます。
高価なダイヤモンドの代わりに、ホワイトトパーズを使うコーデです。
一見見たら、ダイヤモンドを付けていると思われそうです。
ただ、台である地金については、このシルバー925台だからこそのホワイトトパーズということも見逃せません。
ダイヤモンドに925ではレベルが合いません。
それ相応のストーンと地金の組み合わせのレベルがあると考えると、もとは、トパーズとダイヤモンドの価値の差も知っていなければなりません。
ホワイトトパーズは、きらめきもありますので、良いレベルの天然石としては素晴らしく、十分に宝石と呼ぶレベルの天然石だと思います。
では、まとめとしまして、宝石のそもそもの価値の違いも考慮した集め方、コーデをご紹介します。
他のアイテムと一緒にコーデする時のレベルの合わせ方
上述のホワイトトパーズのペンダントトップとダイヤモンドのテニスブレスの2つのアイテムをどう他のアイテムと組み合わせてセットで使うかを見ていただきたいと思います。

そうすると、チェーンには18金を組み合わせるというのは、地金のレベルのバランスが悪いです。
チェーンはお手頃価格のステンレスで行きます。
隣の涼し気な透かしリングはシルバー925。
そして、一番右のくり抜き型の天然石バングルは、チャロアイトという名前の天然石です。
割れ物なので落とすのはまずいですが、このような組み合わせをしたことで、
全体の素材のレベルを気さくに付けられるものに整えます。
チャロアイトは天然石の中では、それほど高価な石ではないです。
次はダイヤモンドのテニスブレスの方です。

ネックレスは、短い方がアクアマリン、長い方がピンクトパーズ。
そして、先ほどのテニスブレスにK18WGの木目調の地金ブレスを重ね付け。
下のリングは、ピンクxブルーの天然石のミックスマルチカラーのパヴェリングでK18WG台。
ちなみに、左のネックレスは、自作です。問屋さんで石を連で購入して、
K18WGのだるま板とか、引き輪、つぶし玉で取り付けています。隅々までK18WG製パーツを使うというのも、
ダイヤモンドとのコーデであることで背筋をただしたということになります。
こちらのセットコーデは、先ほどのホワイトトパーズの方より、地金がまずK18WGばかりで高級です。
自作のネックレスでさえ、細かい留め具をK18WGで作りました。
これは、ダイヤモンドテニスブレスが入っているので、それに合わせたランクに他のアイテムを合わせていっているのです。
ベストマッチな組み合わせが見つからない時は、自作してまでも集めてきたものです。
透明が地味だと感じ、セットでコーデする他のアイテムにカラーの補助として色付きを持ってきます。
透明だけでセットに使うことがまずないというのが、ダイヤモンドにそれほど重きを置いてこなかったカラーストーン好きな私のこだわりですかね(^_^;)。
あとがき
こんな感じで、2010年代はずーっと、長きにわたって、アクセサリー、ジュエリーを収集してきました。
その収集を別の形にしたのが、「本物志向のレンタルジュエリー」でございます。
2020年7月より開始の宝石のレンタル事業です。
現在も営業中ですので、一度当HPのコーナーにお立ち寄りどうぞ(^-^)。
この部分は、ブログの後からの手直しで記載しました分部です。
今回ご紹介のホワイトトパーズのペンダントトップ、ダイヤモンドテニスブレスはいずれもその後のレベルの検討で廃止しました。
ホワイトトパーズやダイヤモンドはうんとレベルアップした形で別のアイテムで現在は出品中でございます。
レンタルジュエリー事業も、お客様のフィードバックによって、ダイヤモンドに重きを置いていなかった私が自ら変化し、ダイヤモンドも積極的にお取り扱いさせていただいている現在です。
ただそれでも、他のカラーストーンの魅力に対する気持ちも普遍的であり、当「本物志向のレンタルジュエリー」は、「豊富なマルチカラー」も特徴になっているのです(^-^)。
