ネックレスだけだと昭和感が出過ぎる、先祖の箪笥に眠っていた鼈甲ネックレスの細部を丁寧に研究するすすめ【563】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

先祖の箪笥の中に眠っていた遺留品や整理整頓の際に「買取」に持って行ったり転売することも多い昨今。

ただ、買取は地金ありき。

連をつなげたネックレスなどは、たとえその天然石が価値あるものであったとしても現代では18金が入っていなければ評価は低いです。

それならば自分で装うために受け継いだ有難いジュエリーとして利用することを考えてはどうでしょうか。

このたびは、かなり難易度のある鼈甲の装いをいかに昭和風さながらではなく、新しい装いにならないかと研究に研究を重ねてたどりついた1つの装い方の例をご紹介したいと思います。

ネックレスだけを「ドーン」と見せるのは解釈粗め、もっと細部まで形や色を愛で、素敵にしてあげる心使いは先祖への敬意でもある

このたびの主役のネックレスはこちら。

オレンジ鼈甲とも呼ばれますが、別名「白甲:しろこう」です。

なぜオレンジなのに白と呼ぶのかには理由があります。

鼈甲は、暗いもので真っ黒に近いものもあります。

それとの比較で、おそらく写真の無い時代に、間違いのない区別として明るい方を「白」と呼んだのではないでしょうか(あくまで私見です)。

〇ネックレス:オレンジ鼈甲(べっこう)通称、白甲(しろこう)と呼ばれます。42cm。留め具は、K18YG。
留め具は、K18の刻印入り。引き輪、ダルマ板、左右のつぶし玉に至るまで18金で設置しました。

珠の一番大きめで、長さ1.5cmほどのサイズ感とボリュームのあるお品です。

少し余談なのですが、古物のネックレスの証(あかし)として、Uの字の先端に近づくほど珠のサイズが大きくなるというデザインになっています。

これには理由がありまして、同じサイズの珠(たま)をつなげるとほぼ円形になるのに対し、この配置は縦長のU字ラインを美しく作ってくれるのです。

古物らしいU字ラインの秘密はここにあったのでした。

さて、このネックレス、見ただけでインパクトがあり「おーい」と突っ込みたくなるようなパンチです。

これを昭和ではない現在の「令和」に装う勇気が必要です。

とは言え、ただ持っているだけでは意味がない、着用できるものにしていきたいと考え、2021年に思い切って一歩を踏み出します。

そして、ネックレスが目立ちすぎない同じ素材のブレスとリングを同じ白甲で点在させるという案です↓。

白甲のセット:オレンジはすべて鼈甲のオレンジ(白甲)。リングにはもう1つ「洋」の雰囲気を追加。
〇ブレスレット:白甲(しろこう)のバングル、やや細口で幅は6mm程。

ここまでで1つお伝えしたいのが、「四角フォルム」もそろえていることです。

ネックレスの1珠(たま)は白甲の中でも球体、ひし形、チェーンタイプなど様々なデザインがあると思うのです。

その中でも譲り受けたものが四角いフォルムをしていたことからこのバングルのイメージに繋がっていきました。

「輪」の巾広は正面から映る時に四角いフォルムに映りますので、どう映るのかを考えるとなかなか足並みそろい、相性が合ったと思えます。

そこへ同じ「輪」の平打ちリングの幅広を発見です↓。

〇リング:左-白甲(しろこう)リング。9mm巾、13号。右-K18YG台のフラワーマルチカラーリング、14号。

急に洋風なリングも重ね付けに取り入れていますが、このリングも行き場が無かったのが事実。

お花モチーフはクセがあり過ぎて難しいのでよくはみ出します。

そこへこのようにオレンジにもなじみ出番があったことで、フラワーリングも「はみ出し者」から「仲間」になることができたのです。

細かいことを言うならば、フラワーの形も今回の場合四角には比較的合う形だったのだと思います。

あとがき

YouTube動画でもお伝えしましたが、白甲だけよりも、「洋」の雰囲気があるマルチフラワーの存在の追加は貴重でした。

1色だけの差し色だと偏りがちなところを緩和してくれる役目があるように思えます。

とにかく、古いジュエリーで難しいのがこうした「連」のタイプだと思います。

特に白甲は、「オレンジ色」という難易度の高い色でどうしても差し色になってしまいます。

よって、「浮き過ぎない」という工夫を入れていくのが良いと考えます。

この写真がたまたま背景が黒ですが、お洋服の場合柄物にオレンジも混じるものへなじませていくなどがかっこよく古物を活かす方法だと思います。

黒ベースのワンピですがオレンジが混ざるジャガードの花柄。ここへなじませるようにネックレスを装います。

多くの方が箪笥で眠っていたこうした先祖のネックレスに対してまさか自分が装うなんて考え付きもしないかもしれませんが、十分に可能だと思っています。

今後お洋服も一世を風靡するような流行が出るとは思えません。

それよりも古い時代のものを素敵にアレンジした取り入れ方が物を大切にし、無駄の多い「廃棄」ということからの脱出につながるかと。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

天然石らしいはっきりしない曖昧なカラーのロングネックレスが織りなす優しい世界観【562】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年代に大流行のパワーストーンブレスレット。

多くの人が腕にはめていたことが思い出されます。

その頃、私もその流行に目を向けながらも、あまりに流行が行き過ぎて差別化を考え始めました。

そして、自作する中で留め具を18金にしたりして高級感を出すというようなことをしていました。

数多くのネックレスやブレスを作る中でストーンに関する知識もおのずと増えていきました。

「これはどんな名前のストーンなのか」とか、「〇〇色の天然石はないものか」などと検索しながら今まで知らなかった天然石が想像以上に豊富であることを知ります。

そして、連のネックレスをカラーが入り混じったマルチカラーで作ることがとても楽しくなりました。

このたびは、元ある別の1色使いの連をパステルカラーで組み直したネックレスのご紹介です。

天然石を深堀りしていく中でカラーのイメージが湧きやすくなったありがた味

優しいカラーを集めて組んだ天然石主体のセット:いろんな天然石が入っています。
〇ネックレス:8mm珠。ニュージェイド(薄グリーン)、モルガナイト(薄ピンク)、アクアマリン(ブルー)。

長さは108cmのロングで、留め具はK18YG。

留め具は引き輪、ダルマ板、つぶし玉x2個ですが、地金の18金の高額さの影響はこんな小さなパーツさえもなかなかのお値段、真剣に作ったものです。

このことは、ゴムでつなげたパワーストーンとの差別化、わずかな1か所でも18金であることの存在感はちゃんと現れます。

全体ではグリーン系。

薄いジェイドのグリーンからリングのネフライトまでの段階を一目で見ることができるセットです。

1つとして強い色を入れない、この中間色でとどめているところが意識したところです。

〇ブレスレット:ネフライトのメロン色のような薄グリーンのツヤのあるくり抜きバングル。内周は18cm。
〇リング:左-和田玉(ホータンギョク)17号程度。右:ネフライトのK18YG台の楕円大粒リング。14.5号。

このマルチロングネックレスができる前のネックレスの状態

このたびの製作前の2つに分かれたネックレス:ニュージェイドとモルガナイトが2点に分かれていました。

ネックレス2連付けも悪くないのですが、重なる位置が座りが悪かったことと、2個それぞれ留め具で付ける手間がありました。

ロングネックレス1本はそのまま気軽にかぶればよいので、留め具を開閉する必要すらありません。

1本ずつ別での装いも結局難しいものがありましたので、ミックスするという手段になったのでした。

YouTube動画は以前の方をご紹介した動画ですが、ここに貼り付けますね↓。

あとがき

当「本物志向のレンタルジュエリー」も元は、集めていたジュエリーをすべて事業用へ献上の所からスタートしています。

自分ではネックレスの2本同時付けが気にならない、むしろカッコイイかのように考えていましたが、事業となると「対お客様」です。

お客様が同じように思うのかというとそうではありません。

面倒なことは極力減らしてあげたいものです。

そうして、どんどん「フィードバック」を感じとっていく中で、このセットは最終的には、なんと「廃止」に至りました。

2022年後半からは、すべてが地金を存分に使った本格的なジュエリーばかりにラインナップを変更しています。

それこそ「本物志向のレンタルジュエリー」らしいものになったと言えます。

とはいえ、この時の「連をつなげて作ってきた時代」も大変貴重であり、後の「鉱物」についても考えるきっかけになりました。

「ハイジュエリー」と呼ばれる宝石だけを見ているよりも、「半貴石」などと呼ばれたり「パワーストーン」などと呼ばれるストーンも平等に見ていく方が今後の見方は間違いなく深まると思います。

すべては平等に元は地球から飛び出してきた素材なのですから。。

コイルのような細かいねじりデザインの18金が美しくきらめく多重のラインの美しさの表現【561】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

18金イエローゴールドの方が古いジュエリーにたくさん見つかります。

昭和時代はイエローゴールドジュエリーが豊富であったと見ています。

さて、元は親戚から昭和時代にいただいた素敵な3連ネックレスを中心にして、そのツイストの美しさを軸に他のジュエリーアイテムをそろえていった記録です。

そして、その後組み合わせを改良もしています。

そんな変遷となぜ改良したのかなど理由のところもご注目いただきながらお写真をお楽しみくださいませ。

前案:3連のツイストネックレスそのものが主役であるという考え方で組み合わせたセット

3点セット(前案):3連ともなればボリュームは絶大。ブレスもツイスト系の2連。リングはねじり柄で。
〇ネックレス:K18YG製の根元から3連でできているねじりネックレス。ずっしりした重み。長さは45cm。
〇ブレスレット:ツイストのテンションの違いによる見かけが違う2連。いずれもK18YG製。

この時に、多重のネックレスに対しては同じ多重のブレスがよく合うようだと実感したものです。

〇リング: 台がK18YG。ブラウンダイヤとホワイトダイヤの交互。幅は一番太い所で10mm。サイズは15号程度。

その後、なんだかこの3連チェーンに物足りなさを感じてしまうことに。。

そして、後案が生まれました。

後案:3連のツイストネックレスはチェーンであるという解釈をした組み合わせのセット

3点セット(後案):3連でもチェーンなのだという解釈。リングの半分だけPT900、それ以外はK18YG。

これでやっと腑に落ちました。

ツイストだけの共通部分に加え、尖ったモチーフのペンダントトップとリングもリンクさせた奥行きを入れたつもりです(^_^;)。

3本もの1mm強の太さのチェーンが同時に通るバチカンはリフォームによる設置。

こうした抽象的なモチーフは、人気が高いです。

複数のお客様が共通にこのペンダントを好まれました。

このアイデアが功を奏したことをフィードバックで感じ喜びを得るに至りました。

ありがとうございます(^-^)。

あとがき

じゃあ、あのツイストに合わせた柄入りのリングはどこへ行ったのか。。

気になりますね。こんなところへ行ったのです↓。

茶色のリンクでスモーキークォーツとブラウンダイヤをコンビにしました。

ただ、リングに関しては、後案のリングが前のままのリングでもOKだと思っています。

その時々のジュエリーとの出会いもあり融通が利くタイプのアイテムはあっちこっち移動することも。。

それでも、たった1セットの渾身の組み合わせというものを常に目指し、またそういうものであるべきだと思っています。

ここに熱を注ぎ込んでいるのが私picturesque(ピクチャレスク)であり役割です。

セットが念入りに組まれたお洋服にコーデしやすい、「本物志向のレンタルジュエリー」、どうぞよろしくお願いします(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

<旧16②>地金のパワーのおかげで華やかにスパイスが増量、K18YGとK18WGが美しく入り混じる同時付けアイテムの増やし方【559】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、2020年開始後2度大改良をしながらラインナップを高級地金+宝石質のストーンに特化してまいりました。

改良前の状態も開始からの歩みの大切な時期であり、どれも1点物らしさを持つ貴重な存在でした。

よって、日常にも装えるようなご提案として、当時の商品説明欄をブログ記事に改良してこのように記録に残しています。

更に、1セットごとに必ずお洋服とのコーデ例を現物でお伝えするスタイルのブログにすることを決めた2025年から、順次ブログを整えております。

当レンタルジュエリーの特徴がより「大ぶり」になっていったと思います。

そのような歩みにおいてはこのたびのセットは全体的に華奢、3点のみに数量を統一することで廃止した過去のセットとなります。

ただ、華奢なアイテムが集まることで良い効果が出る一例としては記録に残す価値がありました。

美しき18金のパネルペンダントの多角形に足並み揃った華奢アイテムの集結、数が増えることのボリュームの出方が顕著

<旧16>全5点(追加変更前):変更後に数をもっと増やしますが変更前でも十分アイテム数は多いのです。
<旧16>ペンダント(追加変更前):K18YG/PT850コンビの長さ40cmの細口チェーン。トップはK18YGのパネル。

パネル構造はパーツ1粒ずつが線で繋がり揺らめく構造が柔らかさを感じるのです。

<旧16>ブレスレット(2点):ミラーボールカットがエタニティに繋がったK18YGとK18WG。共に18cm。
<旧16>リング(2点):ブレスレットとお揃いのK18YGとK18WGのリングバージョン。サイズは13号が中間。

さて、ここからがその後の改良になりまして、「追加」されたという変更内容です↓。

ペンダント(2点)(追加変更後):トップは1.5cmと1cmという違い。チェーンは共にK18YG/PT850コンビ。

ボリュームが同じくらいのそっくりなK18YG/PT850コンビのチェーンにもご注目を。

トップの向きも同じく菱形向きである点は、1つの「強調」であり、この後のリングの追加とも大いに関連付くものです↓。

<旧16>リング(追加変更後):K18YG台にパヴェダイヤモンドのひし形の透かしデザイン。サイズは15号。

リングの透かしのデザインも菱形というのがペンダントからの流れです。

<旧16>全7点(追加変更後):アイテム数が随分増量しましたがすっきりとまとまるのも形を合わせているから。

カラーバランスに関してはおよそ間半分、全体的にミックスされた優しいカラーを作ってくれました。

お洋服とのコーデ例:ネイビーのデニム風ロングワンピースと。菱形のボタンがジュエリーのフォルムにリンク。

あとがき

5点から7点への2点の追加だけでも、随分ジュエリーの集まりが豊かになったと思うのです。

1点ずつが華奢であっても数が多いことで高まるものは、華やかさなのです。

このたびの5点から7点への劇的変化、ジュエリーの「付け回し」「全付け」などのヒントにもなれば幸いでございます(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

<旧14②>以前のオーバルから幾何学的枠組みへのスタイリッシュな変化、ルビー・サファイア・ダイヤモンドのトリコロール【557】

アイキャッチ画像557

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびの<旧14②>は<旧14①>を僅かに変更したセットです。

この「僅か」の部分が面白く、一見それほど変わっていない小粒の同じルビーとサファイアはそのまま引き継ぎ、トップを別のデザインへ変更。

曖昧な姿がクリアに映るようになったのもレベルアップの立派な効果です。

このたびは総入れ替えではなく、同じ部分をキープしながらの部分的変更の姿のジュエリーセットをご覧いただけます。

以前の普遍的な台から透かし細工が装飾的な幾何型への変化、ルビー・サファイアの段差ペンダントの垢抜け

<旧14①>から<旧14②>への変化:そおくりなのに変更後の②の方がクリアで豪華です。

ただ、一目見て感じてしまう段差の空間の窮屈さが生まれてしまいました。

ペンダントトップの粒が少し広がったことで、元々ギリギリの2cm程の差だった空間が狭くなってしまったのです。

そこで、このたびは、チェーンも極端な段差になる寸法のものへ変更している点を予めお伝えしておきたいと思いました。

<旧14②>全4点:同じ段差重ね付けで同じストーンルビー・サファイアのまま①を引き継いだことを含む変更。
<旧14②>ペンダント(2点):トップはいずれもK18WG台。K18WGパイプロープチェーンは44cmと52cmの段差。

チェーンの長さの8cmの違いは、半分の4cmの段差になります、空間が復活しました。

<旧14②>ブレスレット:PT850製の柄入り。幅は6mm程度。
<旧14②>リング(<旧14①>からの変更は無し):K18WG台の花柄V字。12号程度。
お洋服とのコーデ例:ルビーやサファイアはネイビーのお洋服によく合います。上下共濃紺。

幾何学的な角々しいカットソーの柄は、このたびの変更後のペンダントのフレームにマッチしたと思います。

以前の<旧14①>からの変化は、テイストとしては継続したものの、映りのクリアさを高めたというような成果がありました。

あとがき

その後の顛末としましては、2022年の大改良のタイミングでで<旧14②>の全4点共廃止。

<旧14②>では互いにバランスが取れていたこれらのアイテムも、「大ぶり」への特化の流れの中ではボリュームが足りないと厳しく見直したことによります。

ルビーやサファイアは、大半の有名ストーンが属する鉱物とは別の種類に属する点も興味深いです↓。

こうした特別感も、もしかしたら人気ストーンである1要因なのかもしれません。

なかなか大粒が難しいルビーやサファイア、このたびのように小粒ででも作りが良質でクリアな映りのものは個性的です(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

<旧11②><旧11③>華奢な木の実シトリンペンダントを変更、印象がクリアに変化したピンクサファイアのベリー【556】

アイキャッチ画像556

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、過去のラインナップにあったものを後の見直しで廃止することをして内容を高めてまいりました。

その必要があったのも、そもそもスタートの2020年の時点では思い立ったら早速一歩を踏み出し、それまでの収集物を事業へそのまま献上したからです。

自分で集めていた時代もそれなりに全力で拘っていたつもりでしたが、やはり自分の為のタスクは「妥協」の点をたくさん垣間見ることがありました。

その後、大きな全体の見直しの2022年・2024年を経て、当ブログ記事の「手直し」の2026.07.14現在では、後は増やしていくのみというところまでに行き着きました。

変更のポイントの一番の部分は、「大ぶり」への変更、レンタルの意義をじっくり考えた時にまさに自分の個人収集時代に不足していた部分に重なりました。

このたびを含めこの番号の周辺では採番がやや複雑、1投稿の中に2つの変更が盛り込まれることもあります。

このたびも、一番最初の<旧11①>ではペリドットの連物のロングネックレスのセットだったものからの2度の変更の場面です。

<旧11②>は確かに高級地金+宝石に特化した方向へは行きましたが、「大ぶり」の追求には至っておらず<旧11③>でそれを実現しています。

このような事情を持った複雑な変更、もしかして嗜好の違いによっては<旧11②>の方を好まれることもあるかもしれません。

それこそ、すべてのこれまでの変遷を細かく実直に掲載していく意味を持つのです。

一癖あるカラーストーン木の実ペンダント、お洋服の方から歩み寄るようなコーデがあっても良い

では、冒頭のご説明の通りに、<旧11②>→<旧11③>の順番でご紹介してまいりたいと思います。

<旧11②>全3点(変更前):カラーストーンは暖色系でまとめ、木の実とブレスのストーンがサイズ・形共にリンク。
<旧11②>ペンダント(変更前):PT900台にシトリン3粒の木の実。チェーンはシリンダー3連型40cm、3mm幅。
<旧11②>ブレスレット(変更前):K18WG台のマルチサファイアの台座構造。チェーンブレスとは違った感覚。
<旧11②><旧11③>リング(変更無し):K18WG台の木の実柄風の透かし幅広。9mm幅。12.5号。

地金に厚みがあり非常に情緒的なリング、木の実ペンダントには偶然を伴う良き相性を持つ柄です。

ではここからは変更後、リングは変更無しなのですが撮影の角度が少し違った写真が見つかり、それぞれ掲載しました。

<旧11③>全3点(変更後):同じ木の実ペンダントトップへの変更なのに、劇的変化。ストーン数も増加の効果。
<旧11③>ペンダント(変更後):PT900台にピンクサファイア9粒。チェーンは変更無し、PT850製3mm幅40cm。
<旧11③>ブレスレット(変更後):PT850製ベネチアンチェーン6連編み込み。幅広感によるボリュームアップ。
<旧11②><旧11③>リング(変更無し):K18WG台の木の実柄風の透かし幅広。9mm幅。12.5号。

<旧11②>からわずかですが角度が変わって映っています。

お洋服とのコーデ例:変更前も変更後も共に載せました。ボリュームの差の他に、暖色系VS寒色系といった違い。

あとがき

ジュエリー界隈のこの先を予想してみました。

閉山などで、商業色が色濃い天然石からの宝飾品は今後は希少な存在になっていくと見ています。

この先「ダイヤモンドの代替品」として、本物と見分けがつきにくい「イミテーション」も発展してくる側面もあるかと思います。

ただ、いつまでもどこまでも「本物」「偽物」は交わることはありません。

いつまでも色褪せない本格派ジュエリーは、むしろ古物にこそ価値ある逸品が多いことも体感しています。

世に「偽物」が出回る分、「本物」の価値も同時に高まるという表裏一体現象は常に起こると思っています(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

カラフルだからこその軸の無さがコーデの難しさ、「アミュレットジュエリー」は無地ライクのお洋服の差し色・スパイスとして解決【522】

アイキャッチ画像522

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

一時期流行があったことを思い出します「アミュレット」というジュエリー。

主に7種のカラフルストーンが1点に配されたマルチカラージュエリー、「アミュレット」の意味は「厄除け」「お守り」です。

おそらくジュエリー自体に意味付けが付された1つの商業形態、後の「パワーストーン」ブームに通じるところがありました。

マルチカラー配色のストーンは、縁起が良いとされる天然石が1アイテムに集約されているところにお得感や価値があったかと思います。

ただ、「おしゃれ度」の面から見ますと、多すぎるカラーはかえって「ぼやけ」を生み軸が感じられないことがあります。

その印象は、「カジュアル」「ポップ感」のようなものになり、「エレガント」とは対極のもの。

このたびは、当「本物志向のレンタルジュエリー」では「選択ミス」と判断したマルチカラーペンダントトップを、現実的なコーデに活かすご提案です。

ミスをしておいてご紹介するなどおかしなことだと思われるかもしれませんが、一度このジュエリーに出会ったこと自体を大切にしたいからです。

廃止の一番の理由は、ボリュームの無さでしたので、軽くアクティブなシーンに付けたい時にはかえって良いジュエリーなのだと思う気持ちもあります。

カラフル過ぎてかえって難しめの「アミュレット」のペンダントトップ、分からなければ無地に賑やかに映える形で装えば良い

ペンダントトップ:K18WG台。直径8-9mm。「アミュレット」スタイルの7ストーン配置のフローラルなフォルム。

ストーンは一番上から時計回りに、ペリドット・シトリン・ガーネット・ピンクトルマリン・アメジスト・ブルートパーズ、真ん中はアクアマリン。

「アミュレット」に使われる石の数は7色であることが多いですが、「7」という厳密な決まりはないようです。

使われる石の種類も特に決まりはないようですが、異種・異色の石が集まります。

これもジレンマ、意味を付けることでジュエリーでは大切な「エレガントさ」とはは対極な「カジュアルポップ」な方向へ行ってしまいます。

こうした感触はそのまま受け止め、良い活かし方を探りました↓。

ペンダントチェーン:PT850/K18YGコンビの普遍的なチェーン42cm。昭和時代によくあったコンビチェーン。

トップは軽くて小粒なものなので、このチェーンの華奢さはバランスが良いです。

とは言え一定の作りの良さがあり、「百貨店」様にて販売のもの、線径も一定のレベルを持ちます。

では、ここからは「お洋服とのコーデ例」を3つご紹介してまいります↓。

お洋服とのコーデ例①:ブルーグレーの凹凸感あるカットソーと同じトーンのデニムパンツ。

爽やかで抜け感ある夏の装いが出来上がります。

上下同じカラーの一繋ぎの「I」のカラーラインは、かえってこのペンダントのカラフルさがスパイスとして効き目を発揮するのです。

お洋服とのコーデ例②:黒のベロアロングワンピース。カジュアル感あるこのペンダントもフォーマルシーンに。

お洋服のおかげでシーンの幅が広がる一例、必ずしも野外のアクティブなシーンのみではない可能性が見込めます。

お洋服とのコーデ例③:オフ白のハイネックカットソーとグレーに色落ちのデニムパンツ。

「このジュエリー無くしては素敵にならない。。」の一例、ある/無しではある方が間違いなく素敵です。

こうした存在感は、ジュエリーだけを見ていては気付かなかったことでした。

最後に、「重ね付け例」を1つと、その他の「アミュレットジュエリー」をご紹介します↓。

ジュエリー同士の重ね付け例:レベルが近いアイテム同士がグッド。ステンレス製の粗喜平3連編み込みネックレスと。

この重ね付けでは、アミュレットペンダントの方が地金が高級地金です。

同じPTやK18で合わせない、ステンレスやSV925と組み合わせてこそこのアミュレットペンダントのレベルが高まります。

その他の「アミュレット」ジュエリーアイテム:過去にこのようなアイテムと出会っています。

あとがき

ジュエリーを全く持たない方もいらっしゃいます。

それでもジュリーがあった方が良い場合に、1点だけ選ぶとしたら。。

大半の方がダイヤモンドを選択されるのも、無色透明な無難さと一定の高級感に共感されているからでしょう。

ただ、ダイヤモンドよりもリーズナブルな価格で。。という場合にこのようなマルチカラーの「アミュレット」ジュエリーはなかなか万能になると思います。

では、素敵なジュエリーライフをどうぞ(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

<新新11>連結マルチカラードロップペンダントのツインアレンジ、四角モチーフのリンクと地金チェーンのリンクでまとめた【521】

アイキャッチ画像521

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、ジュエリーアイテムの中でも楽しく気持ちを高めてくれるようなマルチカラーアイテムが登場。

3連結のドロップ型マルチストーンのペンダントトップ、類似2点を同じチェーンに通した横並びのアレンジ。

2点を別々に段差で付ける見た目とはまた違ったテイスト、段差よりもアイテムが互いに近くに配置していることで「色濃さ」「鮮明さ」といった表現ができると思います。

1点の中に3ストーンが縦並びのドロップ型ペンダントトップ、様々な「豊かさ」の表現の内の1つは「マルチカラー」

ペンダントトップ:K18WG台のドロップ型。パチカン除外で3cm。ペリドット・シトリン・ブルートパーズ。

ストーンの間にダイヤモンドも入った宝石らしいペンダントトップです。

この1アイテムでも存在感はありますが、もう少し個性を高めていきました↓。

<新新11>全3点:ペンダントは2点のトップを横並びにアレンジ。リングのマルチストーンがカラーリンク。
<新新11>ペンダント:PT850しずく84cmで幅2mm強のデザインチェーン。右側のピンクはトルマリン。

ストーンは左上から右下へ、ペリドット・シトリン・ブルートパーズ・ピンクトルマリン・ペリドット・ブルートパーズ(仕入記録で確認済)。

同じストーンが含まれていても、全く同じということがないという面白い気付きもありました。

そして、類似のドロップ型3連結の間のダイヤモンドも、左側が丸く右側が四角というバラエティーに富んだ幾何学模様を織り成しています。

2点を並べたことは、こうした「豊かさ」を生み出したと言えます。

<新新11>ブレスレット:PT850、ツイスト6連、20cm、1連で幅2mm強(6連で幅8mm強)。

ペンダントトップと同様に、チェーンの束が色濃さを生み出し存在感あるブレスレットになっています。

このブレスレットを組み合わせた理由は、ペンダントチェーンとの雰囲気による相性、難しかった組み合わせをこの偶然が解決してくれたと思っています。

<新新11>リング:K18WG、マルチサファイア、15号、最大幅10mm強。

四角いアイテムならばたくさんの組み合わせの融通が見込めるリングです。

ペンダントにサファイアは登場していないにもかかわず、カラーがリンクしたことはこれも新しい発見です。

お洋服とのコーデ例:カットソーの柄に馴染み溶け込みます。ロングチェーンの揺れやすい抜け感が活かされます。

あとがき

その他の地金で3例挙げてみます↓。

横並びのペンダントの地金違い:左からK18YG・ステンレス・SV925(チェーンのみステンレス)。

左のツインバーは、このたびの18YGバージョンのようなもの。

真ん中の「エンポリオアルマーニ」様のものは元々このツインデザインです。

右の多数のチャームは、「果物」に特化して横並びに大きな丸カン(SV925製)に通しています。

「ペンダントトップ横並び」も含めジュエリーの装いの豊かな展開は、「リング重ね付け」「別アイテム同時付け」など様々な「付け方のスタイル」をもって生み出すことができるのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

<旧10②><旧10③>サファイア小花ペンダント2点からの見直し、PT950ダイヤモンド柄入り大花トップがもたらした迫力【555】

アイキャッチ画像555

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」にも内容の変遷があります。

過去の見直したアイテムや、3点セットにさえ組めなかった単品での廃止の決断もありました。

そういった背景は、「大ぶり」に特化した内容のレベルアップの一環でした。

特に開始当初の<旧>が付く番号はほぼすべてのセットを改良、その期間はおよそ1年で毎日毎日考案の日々でした。

この「廃止」の分にも一度は出会ったインスピレーションがあったわけで、良い部分があったということを活かし、こうしてブログ記事にご提案として記録に残しています。

このたびは、以前の投稿の【449】の<旧10①>では、水晶のネックレスとブレスがお揃いのセットからの変更です。

この変更で天然石の連物を廃止していき「高級地金+宝石」への特化の道を歩み始めました。

ただ、このたびの<旧10②>もその後もう1度「大ぶり」への変更がありました。

この記事では、<旧10②>に変更したにもかかわらず、更に<旧10③>に変更したことの効果がポイントです。

最後の方で「お洋服とのコーデ例」も付けていますので、是非お楽しみ下さればと思います。

2連段差とは別の表情、サファイア小花ペンダントトップ類似2個を1本のチェーンに通したアレンジ

<旧10②>全3点(変更前):リングの大花以外はどちらかと言えば小ぶりタイプ、これがその後の③への見直しの理由。
<旧10②>ペンダント(変更前):K18WG台のサファイア小花チャーム2点、葉っぱはエメラルド。K18WGシリンダー60cm。

1点ずつのコンパクトさからのアレンジは1本のチェーンに2点を通すもの、同じサファイア同士で片方は茎と葉っぱ付きという違いの2点を並べた点が粋。

<旧10②><旧10③>ブレスレット:K18WGのダイヤモンドが横向きドロップパーツの地金の間に配置。

ペンダントトップのお花モチーフの一癖を鑑み、ブレスレットは突飛なデザインを控えバランスを取りました。

横向きドロップパーツは次の大花の花びらに足並みを揃えるするような意識です。

<旧10②><旧10③>リング:K18WG台の透かし大花。花びらはパヴェダイヤモンド、花芯はサファイア。14号。

では、ここから更に「大ぶり」を目指すためにペンダントのみを変更した<旧10③>です↓。

<旧10③>全3点(変更後):確かに<旧10②>のカラーストーンの良さはありましたが、「大ぶり」を重視した見直しです。
<旧10③>ペンダント(変更後):チェーンはそのままのK18WGシリンダー60cm。トップはPT950台大花のダイヤモンド。

ダイヤモンドは1ct未満ですが非常に美しい柄を織り成し、このデザイン元の素晴らしさを感じます。

カラーは透明にになってしまったので、価値観の違いによっては<旧10②>の方が良かったと思われることもあるかもしれません。

実は、ここからペンダントチェーンを変更するということもしていました↓。

ペンダントチェーンの変更:お花の柄に合う柄がシリンダーチェーン3重によって織り成されたPT850製40cm。
アイキャッチ画像555
お洋服とのコーデ例:敢えて<旧10①>と同じお洋服を登場させました。ペンダントチェーンも3重の方で掲載。

あとがき

こうして、「小ぶり」だったアイテムは、「大ぶり」特化の方向へ変わっていきました。

「高級地金+宝石」に特化してもまだ個性が足りない。。「大ぶり」への拘りが当「本物志向のレンタルジュエリー」の特徴の1つになっていったのです。

しかし、「小ぶり」の良さもあり、「親しみやすさ」「重ね付けの可能性」「抜け感の表現」などいくつかメリットを持ちます。

よって、「使い分け」のようなことも意識しますとそれぞれの良さがマックスに感じられると思います。

「大ぶり」と「小ぶり」の同時付けも可能性の1つですが、「小ぶり」であっても台がしっかしとした作りの良い1点ずつを選択する真贋も持っていたいものです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

<旧9③>アイテム自体を大ぶりへ変更すると共に変わった色彩、暖色系から寒色系へ入れ替えたマルチストーンコーデ【553】

アイキャッチ画像553

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

最初にお伝えしておきたいのは、タイトルの頭に付いた番号が当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップの過去から現在までの採番であることです。

特に<旧>の番号は、開始当初の内容のレベルアップが必要であり、多くの番号に変更後の②があります。

このたびの<旧9③>は、最初の天然石の連ネックレスだった①から「高級地金+宝石質」への改良の②のボリュームの足りなさを高めた更なる変更です。

申し訳ございませんことに、必ず該当YouTube動画を1つ付けるスタイルの中、この分は激動の中の瞬間的な変更だったので動画を作っていません。

現在はブログ記事「手直し」の2026.07.11であり、今から専用動画を作ることも検討しました。

しかし、<旧9②>の動画がペンダントトップにフォーカスした動画と、3点セットに組み合わせた動画の2つありまして、前者をすでに<旧9②>で貼り付けました。

よって残った後者の3点セットになった動画は、<旧9②>の内容なのですが、この<旧9③>に貼り付けましたことご了承いただければと思います。

あながち無関係とは言えず、この<旧9③>の前はどんな状態だったのかが分かります。

また、「マルチフラワーリングがペンダントによる色の偏りを緩和してくれる働きがあるというポイント」は共通します。

このたびとの比較で同じ部分や違う部分が同時にご覧いただけるメリットもあると考えました。

ペンダントトップのストーンカラーに偏り過ぎないフォローの役割、マルチフラワーリングが加わることで整うバランス

<旧9③>全3点:<旧9②>からの変化は大ぶりになったペンダント。ストーンは暖色系から寒色系へ変更。
<旧9③>ペンダント:K18YG台。ローズクォーツ。サイズはバチカン含まず縦25mmx横15mm程。88cm。
<旧9③>ブレスレット:K18YG。編み込みデザインはあずきチェーンをツイストした束の構造。
<旧9③>リング:K18YG台。ストーンはトパーズ・ペリドット等(予想は3つの花芯・ピンクもトパーズ)、13号。

後で貼りますYouTube動画の<旧9②>のリングとそっくりなデザインのトリプルマルチフラワーリングなのですが、色味と外枠ラインが違います。

<旧9②>はペンダントが幾何学的な印象に合わせた鋭利なラインのリングを、このたびの<旧9③>はペンダントの楕円に合わせたラウンドラインを選択しています。

お洋服とのコーデ例:柄のように映るリングには控え目な1色物で。それでもレースの上下の柄はフローラル。

あとがき

<旧>番号は当初は大半が天然石の連物やSV925ベースが占めていました。

そこからの変化は主に地金ベースにすることであり、その中でも更にはっきりとしたボリュームが十分なアイテムへの特化でした。

<新>という番号への大掛かりな改良をしたのが2022年、更にレベルをもっと上げた改良が2024年<新新>です。

<旧9③>の中でその後引き継がれたのはブレスレットのみ、この太口ブレスは<新14>で別のセットの一部として引き継がれました(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク