名前の音が被る「ジルコン」と「ジルコニア」は別物、赤茶系の価値ある天然石と模造品という雲泥の差を知っておく【541】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、「鉱物・宝石のすべてが分かる本:下林典正/石橋隆 著」を拝読。

これまでたくさんの天然石を実際に目の前で見たつもりではありましたが、世の天然石の数からすればほんの僅か。

ジュエリーという括りでは、天然石ではなく模造品も入ってきます。

模造品所謂イミテーションジュエリーは、商業色が強く素敵なネーミング付けられていることが多いです。

このたびは、この本の中にも取り上げられていました、天然石「ジルコン」について綴りたいと思います。

とは言え、一度も手にしたことのないストーン、今後手にすることがある前の心構えのようなつもりで知識をいただき、同時にここでアウトプットしておきたいと思います。

勘違いで優れた宝石との出会いを逃されぬよう。。「ジルコン」は美しい生粋の天然石で名前の似た「ジルコニア」は偽物ダイヤ

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実際のジュエリーショップの中で、「ジルコン」を扱っていることがレア、これまではあまり拝見したことがありませんでした。

よって、かつては「ジルコン」という言葉を見聞きしても、「ジルコニア」にどうしても結びつけてしまい「合成石」を疑わなかったという時期がありました。

しかし、実際のところ「ジルコン」は、赤茶色の非常に神秘的な美しさを放つストーン、温かみがあり茶色の濃淡の展開もあり素敵な本物の天然石なのです。

まだお写真しか拝見したことがないので、いつかジュエリーとして入手したいと思っています。

ジルコンは英語表記では、「Zircon」、本当の天然の状態は「ホワイトジルコン」と呼ばれ無色透明。

そこへ、他の不純物のわずかな混じりにより、褐色・赤・グリーンなどと不純物の種類の違いで色が分かれていくといった経路を辿ります。

「コランダム」が「ルビー」や「サファイア」に枝分かれしていくのと同じです。

「合成サファイア」「合成ルビー」などがあるのと同じで、「合成ジルコン」というのも相当な数存在する実態はあります。

ただ、このことは「ジルコン」がサファイアやルビーに肩を並べる生粋の宝石であるということなのです。

そして、「合成ジルコン」はあくまでも「ジルコン」という天然石の結晶と同じ構造で工業的に作られた模造品であり、「ジルコニア」とはこれまた別物なのです。

ジルコンの成分は、「ケイ酸ジルコニウム」、この難しめな「ケイ酸」というのが、ケイ素・酸素・水素の化合物の総称。

では、「ケイ素(漢字では珪素)」とは何なのかです。

ケイ素は地中に酸素の次に多く存在するもので、別名「シリコン」、元素記号は「Si」。

ケイ素は鉱物には主成分として含まれることが多く、人間に関しても細胞の中のミネラルの中の成分で、骨・血管・皮膚などにも存在する重要な成分。

そんなケイ素が含まれた、酸素・水素との合体の「ケイ酸」でできているということ。

では末尾のジルコニウムとは。。これは、元素記号が「Zr」であらわされる銀白色の金属。

ということで、「ケイ酸」と「ジルコニウム」の合体が「ジルコン」に。

ジルコンの化学式は「SiZrO4」。

末尾のo4のoは酸素の原子記号。(ゼロではなくアルファベットのオー)。

4が付くと、「O4」で「四酸素:しさんそ」と呼び、酸素でも細かく性質の違うものが一緒になっているのです。

では、最後に「キュービックジルコニア」も見てみます。

「キュービックジルコニア」の化学式というのもあり「ZrO2」。

ジルコンと比べると「Si」が入っていない点がポイント、末尾の酸素の部分の数字も違います。

「キュービックジルコニア:Cz」は、ジルコニウムの酸化物である「二酸化ジルコニウム」の事。

酸化物というのは、酸素と他の元素とが合体した化合物。

酸素は他の元素と合体しやすく、ほとんどすべての物質と化合物になり得るもの。

このような合体を、自然現象ではなく工業的に手を加えるという点が「人工物」の製造の本質です。

あとがき

これで、そっくりな紛らわしい呼び名による誤解や間違ったイメージも払拭されてすっきりできます。

「ダイヤモンド」と「Cz」の見分けがなかなか難しい点からも、人工物を作り出す工業技術のレベルの高さ「人間の叡智」も見逃せません。

今後天然ダイヤモンドの採掘が困難になる背景と共に、「そっくりな偽物」も考案されていくと思います。

そういった工業品が増えてくることとは対極に、生粋の天然石を重視されるジュエリーマニア様も多いと思います。

「ジルコン」という言葉の音を聞いて、赤褐色の美しい茶色の展開で今後はイメージしてみてくださいませ(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

自分目線のジュエリーの良し悪しの判断を持つために。。「宝石の定義」を知ることで始まる自分の解釈【540】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「鉱物・宝石の科学事典:日本鉱物化学会編集/宝石学会撮影協力」を拝読。

宝石を見極める際に大いに役に立ち、写真も大きく美しいのでより真実味が感じられ実際に人気の本です。

このたびは、大変興味深く有難い「宝石の定義」を知識として受け取り、今度は自らの解釈をもって「美しいジュエリーとは」を考えていく回としたいと思います。

綺麗なだけで良いなどとは一見曖昧に感じるが、「美しさ」が永久・希少と並び優れた宝石である証明にもなる意外

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「宝石」と呼ぶにふさわしい定義は3つ、「①美しさ②永久性③希少性」です。

「永久性」には「丈夫さ」にも関連付きます。

①は少し曖昧で、それぞれ独自の解釈があるものの、どんなものを美しいと言えるのかという点ではこの本のご一読で確かめていただけます。

ダイヤモンドがダントツである理由はそれぞれの項目どれもが突き抜けているからだという見方がまずできます。

本が書かれているのは「宝石」に関してで、「宝石+地金」のコンビ「本格派ジュエリー」について、自らが持った解釈をお伝えしてまいります。

特に③の「希少性」については、特に思うところがあります。

ストーン自体はその採掘データなどからもうすでにレアストーンなのか普遍的なストーンなのかが分かっています。

普遍的なストーンは「半貴石」などと区別されてしまっていますが、普遍さを武器に大粒に加工することができ、「美しいジュエリー」には十分成り得るものなのです。

ストーン自体の希少性もさることながら、カットの美しさ・はっと息をのむほどの大粒にも十分唯一のテイストが入っていると思うのです。

よって、よく知られているようなストーンであってもその中に1つ誇れる部分があれば美しく価値があると考えています。

究極、宝石が登場しない地金だけでできたジュエリーであっても、こちらもまた美しいジュエリーになっていることを目の前で見てまいりました。

あとがき

「ダイヤモンド1ctくらいは持っていなきゃ」など、このようなことも1つの固定観念。

ダイヤモンド1ct未満でも素敵なデザインのダイヤモンドペンダントがあり、こう思う時点でおしゃれ度の高い素敵なジュエリーを逃しているかもしれないのです。

何か大勢の意見のような情報に飲み込まれてしまうのも、結局は知識不足からの不安定な方針や意見によるものではないかと思いました。

自分の選択の仕方やスタイルをはっきりと打ち出し堂々と主張できるためには、元の「定義」を一度は自分の中にインプットする必要があります。

そんな意味でも、この「定義」が書かれた本のご一読の意味が深まります。

宝石に限らず様々なことに言えることではないでしょうか(^-^)。

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小粒俵型淡水真珠ネックレスの留め具、ダルマ板からシルバークラスプへ変更しペンダントチェーンになった着地【539】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

長年の真珠好きは、特にカジュアルにも装える淡水真珠をアレンジすることをしてまいりました。

ネックレスを多重ブレスレットにしたり、時には真珠では極めてレアなペンダントへのアレンジも。。

このたびは、元はネックレスから淡水真珠のペンダントが誕生した過程の部分をお届けしたいと思います。

ペンダントトップの素敵な編み込み淡水真珠スクエア、天然石のお店で店員様が目の前でお作りなられていた1点でした。

以前はカジュアルに利用するためにダルマ板や引き輪タイプの留め具にしていたネックレスでしたが、ツヤや照りが申し分のないレベル。

それならば、本来の望ましい真珠らしい姿のシルバークラスプへの変更をしたいと思ったという動機です。

では、留め具をダルマ板からシルバークラスプへ交換した時の変化の姿をご覧いただきたいと思います。

一見裏方的なクラスプが、実は立派な存在であったことを改めて発見した回です。

比較的カジュアルな淡水真珠であってもシルバークラスプがお似合い、その先に待っていたのは素敵なペンダントトップとの合体

変更前の淡水真珠ネックレス:引き輪+ダルマ板+つぶし玉2個のコンビ。右上は新しいSV925のつぶし玉2個。

何となくカジュアル、俵型の淡水真珠には照りツヤあがありましたので、クラスプに交換した後の方がレベルバランスが取れると見込みました。

変更後の淡水真珠ネックレス:「SILVER」の刻印がある確かなお品、これが「シルバークラスプ」の存在感です。
シルバークラスプのズーム:ダブルフラワーデザインが装飾性高めのもの、数多くのデザインがあります。
ペンダントトップを追加した姿:素敵なペンダントチェーンになりました。チェーンは50cmです。

ペンダントトップのバチカンは、細くて丈夫なステンレス製の「二重リング(キーホルダーなどに使われるもの)」を一重にカットしたアレンジです。

あとがき

このペンダントは、後の投稿の【583】で真珠3点セットのジュエリーコーデをしています。

そして、その先の「お洋服とのコーデ例」も、ブログ記事の「手直し」による整備でゆくゆく設置されます。

このたびの淡水真珠のケースのように、ネックレスを「チェーン」として利用するアレンジ、優しい雰囲気の真珠には金属質な地金チェーンよりも相応です(^-^)。

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世にある多くの美しい天然石の存在を知ったパワーストーンブーム時代、自作ブレスレットの特徴は差別化だった【538】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年前後がパワーストーンブーム全盛期だったとのこと、思えば懐かしい天然石ジュエリー収集時代でした。

おそらくこの期間がきっかけで2020年の「本物志向のレンタルジュエリー」開始に至ったと思っています。

事業活動をしていたわけでもない2010年代には、ジュエリーに対してどう向き合っていたのか。。

このたびはそのような振り返りと共に、かつて自作の天然石のネックレスやブレスレットを集めていった頃の自分なりの拘りの部分にスポットを当ててみたいと思います。

ストーン自体への価値観から「装い意識」へのシフト、宝石質な水晶系ストーン多面カットブレスの留め具は18金

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自作ブレスレット:2010年前後から10年間に渡り自作してきたスタイル。3つの拘りは多いゴムタイプとの差別化。

巷では、ゴムを通すタイプが大半であった中、留め具を18金に特化したことは1つの特徴でした(③)。

留め具1つで全4点セット、引き輪・ダルマ板・つぶし玉x2個が必要、つぶし玉に及ぶまで18金で揃えたのです。

時にK18YGとK18WGとで地金を使い分け、ストーンに相性良き色を選択したり、他のジュエリーとの揃いを意識しました。

途中2013年頃くらい、「ロザリオネックレス」というY字タイプが流行していて、小粒ストーン+SV925のパーツのコンビで「自作+販売」も体験。

せっかく18金の留め具を付けますので、ストーンも数ある中から透明感の高いものを選びました(①)。

更にそのストーンがより煌めく多面カットを選択、球体タイプでは主に32面カット・64面カットに特化(②)。

留め具の設置の仕方は、元々友人が目の前でやり方を教えてくれた機会があったことをきっかけに、その後もYouTubeで発進している方の動画を拝聴させていただき習得。

天然石の連を繋いだネックレスやブレスならば自作できるようになったのです。

「ジュエリー」と聞くと高級そうなイメージがありますが、数ある天然石の連と留め具をSV925で揃えれば、ショップで販売しているような価格をうんと下回る低コストで素敵なジュエリーが出来上がります。

何と言っても、一切の妥協の必要が無い好みの天然石で出来上がる点の価値こそ自作の価値ではないかと思います。

あとがき

不思議なもので、2010年代に次々に自作した連物ジュエリーはほとんど自らが装うことがありませんでした。

既述の「ロザリオネックレス」の販売体験は、後から思えば1つのヒント、要するに「他の方のためのジュエリー」とう視点を持ち始めていたことです。

この自然に出来上がったような「方針」こそ、2020年開始のレンタルジュエリーのスタートへの背中を押してくれたのではないかと思うのです。

今後もこの精神は変わることなく、「ご提案しお届けするジュエリー」という軸をしっかりと持ち続けます(^-^)。

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オレンジメノウ(カーネリアン)の18金枠のペンダントトップ、チェーン・ブレス・リングを順に選び抜いていくメソッド【537】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「メノウ」という天然石。。「仏教用語にもある七宝と呼ばれる七つの宝の内の一つ」との言い伝えがあります。

漢字表記の「瑪瑙」は、「馬の脳のうねりの柄が似ていること」が語源。

「動物」に例えらえた「鉱物」という関係は、いずれも世の「生物」同士である点も意味深いこと。

外国では、「agate(アゲート)」が該当しますが、こちらも良く知れ渡った呼び名です。

このたびは、「オレンジメノウ(カーネリアン)」のK18YG台のペンダントトップをご紹介致します。

当「本物志向レンタルジュエリー」で事業者側が行っています、3点セットの組み合わせを考案していくまさにその「実践部分」をこのたびはお伝えしたいと思います。

なぜ、そのチェーンが相応しかったのか、なぜそのブレスレットでなければならななかったのかなど、「理由」の部分に是非ご注目下さればと思います。

時々朱色にも映るオレンジメノウ(カーネリアン)、イエローゴールド台の透かしも相まったテイストはエレガントに装える可能性

ペンダントトップ:K18YG台のオレンジメノウ(カーネリアン)の大粒。周りの透かしがエレガント。

「カーネリアン」は平均的にオレンジ色ですが、このたびのペンダントトップは時々朱色にも映ります。

この点がまるで「珊瑚:さんご」のようなイメージであり、良いと思った最初の理由でした。

では、チェーン決め・ブレス決め・リング決めを考案してまいります↓。

ペンダントチェーン決め:オーバル型(楕円)には、同じ丸みを持ったラウンドチェーンを選択。
ブレスレット決め:チェーンと同じく楕円モチーフが使われれるマルチストーンのK18YGベースのものを選択。
リング決め:K18YGの地金のみ、固定のチェーンデザイン2連。楕円型もですがペンダント枠と透かし柄もリンク。

以上、ブレスレットにしてもリングにしてもピッタリの組み合わせが見つかったという感触でした。

最後にお洋服とのコーデ例を1点ご紹介したいと思います↓。

お洋服とのコーデ例:ジュエリー自体のまとまりが大枠暖色系であると捉え、暖色系小花柄ロングワンピを選択。

非常にエキゾチックなメノウの表現になりました。

このたびは、ペンダントトップを軸に、その後の他のジュエリーを決めていく過程のシミュレーションとして考案したものです。

このペンダントトップは、2021年当時はその後が決まらず、トップのみのまま廃止にしてしまったというエピソードがあります。

時は5年後の当ブログ「手直し」の2026.06.25現在、こうして組み合わせが1つご提案できたことを大変嬉しく思っております。

廃止した残念だった過去が決して無駄ではなかったというように考えることができました。

あとがき

少し余談なのですが、メノウと似た見かけの石にアベンチュリンという天然石があります。

似ているだけあって、もともと「水晶」であることが同じなのですが、違いは「結晶」の大きさ。

メノウは細かく、アベンチュリンは粗いという違いのようです。

何が結晶を作っているのかというと、「二酸化珪素」という物質(成分)がベース。

以前、アベンチュリンのグリーンの天然石がアゲートとそっくりだと思って見ていたことがありました。

そっくりではあっても違う名前になっているわけで、構造にも違いがちゃんとあるのです。

オレンジ色のストーンは他にも「鼈甲:べっこう」「琥珀:こはく」があり、オレンジストーンのコーデは結構難しく、浮いてしまうことがあります。

それでも、特に先祖の遺品などに多いオレンジ色のジュエリー、このたびのノウハウが先祖のジュエリー引継ぎのその後の活かし方にお役に立てればと願います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

かつてはカラーが1色ずつのショートネックレス、複数を解体し組み直したマルチカラーロングネックレスの留め具はK18YG【530】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」は、2020年開始当初は天然石の連物ネックレスが豊富でした。

その後、内容の見直しとハイレベルへの発展に伴い、天然石の連物は全面廃止。

高級と言われる「あこや真珠」でさえも同じ「連物」という見方で廃止したほどの徹底ぶり。

その他SV925・ステンレス・コスチュームジュエリーなども全面廃止したことで、「高級地金+宝石質のストーン」のみに特化した本格派へ移行しました。

ただ、廃止のジュエリーが優れていなかったのかと言うと、決してそうではありません。

あくまでも「レンタルジュエリー」の意義をユーザー様のお顔の表情と共にしっかりと考え直した結果です。

個人的には今でも変わらずに素敵だと思う天然石の連ネックレス、廃止になるその途中に1度「何とかしてみよう」という変遷がございましたので、このたびはその記録を残したいと思います。

元のカラーが偏ったショートネックレスを複数解体し、1点のマルチカラーロングネックレスに仕立て直した記録になります。

カラーバランスの偏りは一癖、解体しマルチカラーに生まれ変わった天然石マルチカラーロングネックレスはコーデに柔軟

解体した元のショートネックレス(一部ブレスレット):全5点を解体。天然石は主にグリーン・イエロー系です。

5種のストーン名は左上から右下へ、「レモンクォーツ10mm」「グリーンアメジスト」「プレナイト(混じる青緑は「フローライト)」「フローライト(総称)」「レモンクォーツ8mm」。

元のグリーン・イエロー系をミックスするのみでは、カラーの偏りはまだ大きくは解消されていません。

ここへ、下段のフローライトの中のパープルカラーが良きスパイスになりました。

パーツ詳細:引き輪+つぶし玉を最初に設置し、順に天然石をテグスに通し最後にダルマ板+つぶし玉を設置。

引き輪・ダルマ板・つぶし玉2個・チャームすべてK18YGという拘りです。

ダルマ板の部分には装飾性のあるマルチストーンチャームを配置(台はK18YGでストーンは天然石)。

どの珠(たま)も多面カット(64面カット)で宝石質です。

完成したロングネックレス(グリーン系マルチストーン)95cm:カラーの偏りがならされた姿になりました。

あとがき

このロングネックレスがその他のブレス・リングと共にセットになった姿は<旧48②>としてラインナップに一時期並びましたので、後の投稿の【587】でご覧いただけます。

ただ、全く手応えがありませんでして、非常に野暮ったいネックレスになってしまったことが否めませんでした。

2010年前後の「パワーストーンブーム」の頃であれば斬新だったでしょうが、時は2020年代。

留め具をK18YGに拘っても決して18金やプラチナを伴う「宝石」に及ぶものではありませんでした。

ただ、この段階があったからこその後本格派への完全特化に向かっていくことができたと思います。

実は同じ時期にもう2点、同じような考え方でこのたびの黄色味とは違う「青味」や「パステルカラー」の方も仕立て直しています。

【715】【734】の投稿にて、そのアレンジ後の姿をご覧いただけます(^-^)。

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ライスパール多重ネックレス納得のアレンジ、テグス通しによるたたみ保管クセ跡問題が起こらない首に沿うチョーカーへ【529】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまでたくさんのジュエリーに出会う中で、古物の「ライスパールネックレス」を自主アレンジすることがありました。

以前の【519】では、多重同長の5連のライスパールネックレスを最長95cmの段差ロングネックレスへとアレンジした姿をお伝えしました。

ただ、新しい姿としては興味深かったのですが、95cmロングの収納が課題になりました。

元々糸を通して柔軟性がある真珠ネックレスは「切れる」というリスクを伴うもの、ライスパールのような淡水真珠も同様で細い糸が通してあるのみ。

真珠に開ける穴を大きくは開けられない事情もあると思うのです。

よって切れるリスクが少ない線径にボリュームがある「テグス」を選択。

丈夫であるという安心感の一方で、収納時にたたむと「クセ」が付いてしまう課題が浮き彫りに。。

ロングへのアレンジ直後は嬉しかったのですが、それよりも他の同じ仲間と一緒に収納できない半端感が大きな心地悪さを生みます。

そうなんです、ジュエリーは収納も大切で身に付けてもいない保管の状態こそ美術館さながらの佇まいでありたいのです。

その後、一度は体験できた「ライスパール」の段差3連ロングネックレスに別れを告げます。

何か活かす別の一手はないものかと思考した結果、たたんで跡が付いても問題が無い首に沿う「チョーカー」3連として利用することを閃いたのでした。

ライスパールの軽さ及びテグスの硬さはロングネックレスにはアンバランス、たたみ癖によるルーズさ解消策はチョーカーへのアレンジ

一度、ミドルレングス「マチネ」でペンダントチェーン3連にしましたが、これもロングと同じことでした。

そんな途中段階を経てやっと「チョーカー」が望ましいという結論へ辿り着きます。

ミドルレングスからチョーカーへの変更:3連は変わらずミドル65cmからショート丈36cmへ。

「マチネ」ではルーズだった印象は「チョーカー」によって劇的にスタイリッシュ感を生み出しました。

工業製品が豊富ではなかった昭和時代では「真珠には糸」というのが基本のスタイルだったと思いますが、糸の柔軟な役割もあったということだと思います。

工業製品に溢れた現在、「テグス」の他には「ワイヤー」もあり、このチョーカーレングスの中身も「ワイヤー」です。

あとがき

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このたびのチョーカーペンダントを含む3点セットが後に組まれまして、【567】の投稿でジュエリー同士のコーデの形でご覧いただけます。

同じライスパールのハート編み込みペンダントとのぴったりの出会いもミラクル。

そもそも真珠のペンダントは数が少ないですから、ライスパールに特化したビッグハートペンダント(ショート丈)として特異な存在になれたと思います(^-^)。

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真ん丸に近い淡水真珠の編み込み幅広ブレスレット、あこやレベルの迫力とエレガントさには「シルバークラスプ」が見合う【528】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

たくさんのジュエリーを集めたくさんのジュエリーに触れる。。こんな体験はいつしかジュエリーに対する自らの「方針」のようなものを作り上げました。

その中で、「素材とパーツの組み合わせのレベルバランス」が気になるように。。

例えば、高級感溢れるダイヤモンドリングの台には、PT900やK18が組み合わされることは互いに高級同士でレベルが釣り合います。

一方で、せっかくの天然石の素敵なリングなのに台がメッキであることは、アンバランスに感じることがありました。

希少性に溢れるストーンとは違い、比較的見つけやすい豊富な原料のストーンだからなのかそのように判断されてアンバランスに製造されてしまうことがあるのです。

しかし、天然石ならばせめてSV925の台がラインなのではないかと考えます。

このたびは類似のエピソード付き、淡水真珠の中ではレベルが高い「ラウンド」の編み込みブレスレットの留め具の交換について綴りたいと思います。

あこやのように粒揃いの淡水真珠「ラウンド」、メッキでは見合わないことからの措置「シルバークラスプ」への変更

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クラスプを交換した淡水真珠編み込みブレス:専門業者様にて交換依頼。交換後のクラスプは「SILVER」の刻印。

淡水真珠さえも今後は貴重になるのでは。。ここで本格的な「シルバークラスプ」に交換ておく意味を大いに感じました。

2010年くらいから、天然石ジュエリーと同時に真珠ジュエリーも収集してまいりましたので、どんどん古き良き真珠ジュエリーが品薄になっていく「古物市場」の動向も体感しています。

当ブログ記事は、当初の投稿の2021.04.28からおよそ5年後の2026.06.16現在「手直し」による綴り直しです。

2026年では、あこやの古物もめっきり見つけにくくなりまして、ついにこのような時代がやってきたのでした。

そうしますと、このようなたっぷりと良質な淡水真珠を使った幅広ブレスレットは、2021年では何とか見つけたものの今後は希少になります。

真ん丸な整った粒揃いの淡水真珠のレベルは高く、フローラルな透かし細工がおしゃれな高級感あるシルバークラスプが付いたことに対して、非常に腑に落ちています。

ここで補足したいのは、どんなに高級真珠に対しても「シルバークラスプ」が付くことです。

柔軟性溢れる動きは銀製には敵わない、K18やPT製ではかえって融通性に欠け最高のパーツではなくなってしまうのです。

決して高級素材のみで成り立つことで高品質にイコールということにはならないという奥深さをこんな点に垣間見るのです。

高級地金のクラスプが無いわけではありませんが、「カチャッ」とはまる「シルバークラスプ」にかなうものではないという点は見落とされがちな重要事項です。

こんな風に、素材とパーツの組み合わせの「レベルバランス」をまとめてみました↓。

アイテム留め具
あこや真珠・淡水真珠ブレスレットシルバークラスプ(SV925に同じ材質)
天然石(パワスト)ブレスレットSV925
宝石ブレスレットPT900・K18
コスチュームジュエリーメッキ

この表↑のようなバランスであれば、全体に気持ち良くまとまります。

あとは「使い分け」、一番下のコスチュームジュエリーは工業的なアイテムなので比較的アクティブなシーンにも心配なく付けられるということです。

上の3段に関しては、総合して一定以上のレベルを持った優れたジュエリーアイテムという見方ができます。

ただ、この一番下の分野で「ハイブランドジュエリー」がその存在感を発揮されている点、メッキやプラスチックが「逸品」になっている現実があります。

交換前の「メッキクラスプ」もおしゃれ度としてはハイレベル、別のコスチュームジュエリー用に可能性を残し保管しておくということになります。

あとがき

あえて表にしてみたものの、結局は「メッキ製」のジュエリーであっても非常に作りの良いおしゃれな逸品もあるものです。

結局は、ジュエリーは素材のレベルだけでははかれない「おしゃれ度」なのだという自らの考えを再確認したところです。

このたびの淡水真珠編み込み幅広ブレスレットは、その後の3点セットにまとめられまして【583】でご覧いただけます(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

2010年前後のパワーストーンブーム、カラー展開豊富なメノウのくり抜きバングル・くり抜きリングの収集時代の回顧録【527】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」開始は2020年、それまでたくさん集めてきた使わないジュエリーの活かし方を考案したことがきっかけでスタート。

10代-20代の頃は多少のジュエリー好きではあったものの、収集という拘りのフェーズに行ったのは2000年以降。

最初は18金のイエローゴールドが好みで、ほんの時々思い切ったお買い物をして少しずつコレクションを増やしていきました。

女性ならこのくらいはジュエリーを持っているというような平均的な分量に過ぎなかったと思います。

その後、時はパワーストーンブームへ。。そしてネット通販が完全にお買い物の手段としての存在感を確立した時期とも相まったのではないかと振り返ります。

そうして、これまで知らなかった数多くの天然石の名前を知り、その美しさがこの世に現実に存在していたことに大きく心が揺さぶられたのでした。

その後収集は加速、巷では丸い天然石の連のブレスをゴム入りで腕にはめる姿が多く見られましたが自分なりの拘りのスタイルを見つけていきます。

もっとジュエリーらしく。。という1つのアイデアとして、天然石の連からの自作を「18金」の留め具でまとめていきました。

自作できたのは、「連売り」をそのまま活かせる「ネックレス・ブレスレット」の2アイテムのみ。

その他のアイテム「バングル・リング」は、既製品を購入するというスタイルです。

この時の物品が、このたびご紹介します「メノウのくり抜きジュエリー」となります。

パワーストーンブームで知った気さくな宝飾品、原石に極めて近い姿のくり抜きバングルやくり抜きリングは宝石とは別の味わい

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収集したメノウくり抜きジュエリー:上段はバングルで下段はリング。上段のオレンジと下段すべては多面カット。

プレーンなタイプよりも、更に多面カットの柄が入ることでよりエレガントに映りましてこちらのタイプを中心に集めました。

写真のリングは「くり抜きリング」が出始めの頃のもの。。曖昧な色のぼやけがかえって美しいのが特徴です。

カラー染色は多少加えてあるとは思いますが、天然らしい透明感も残しながら非常にバラエティーに富んでいました。

写真の物品はすべて「メノウ」、漢字では「瑪瑙」・カタカナでは「アゲート」・英語では「agate」と表記。

左上のオレンジ色は、「カーネリアン」という特化した呼び名が付いています。

こうしたカラー展開の豊富さは、お洋服とのカラーリンクに引用できたり、ジュエリー同士の同時付けの時のネックレスやペンダントとの相性にも役立ちます。

とは言っても、これらを集めることに夢中になってきたので保管のみで一度も使用はしてこなかったのです。

2020年「本物志向のレンタルジュエリー」開始当初は、こうした「パワーストーン」と呼ばれるアイテムもラインナップに並んでいました。

ただ、非常に残念なことに世間のジュエリー界隈の評価は低く、「買取」でも全く価値が付きません。

どうしてもコスチュームジュエリーの代替的な存在となってしまうことが非常に惜しいことです。

あとがき

このたびの天然石のくり抜きタイプは、レベルとしてはSV925ベースやステンレス地金などのアイテムにぴったりだという感覚です。

プラスチック・ガラスなどの工業的な「コスチュームジュエリー」に比較しますと、天然素材の価値というのは神秘的なこと。

とは言え、18金やプラチナとの同時付けとなるとレベル差ができ過ぎ、その心地が納得できなかったことが実際の感触。

その後当ラインナップからもこうした天然石のくり抜きタイプは根こそぎ廃止。

同時にステンレスやSV925ベースも廃止しまして、現在は「高級地金+宝石質のストーン」という本格派にレベルが上がっています。

このことは、「レンタルジュエリー」という商業的な側面からどうしてもユーザー様のレベルの高さに見合うために必要なことでした。

ただ、特に日本人は「使い分け」の文化を持っていると思います。

「〇〇用」としてジュエリーも上手く使い分け、野外でのアクティブなシーンにはかえって天然石くり抜きタイプのようなパワーストーン的なジュエリーはマッチするのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

仏頂面の鉱物は人間の叡智で美しき宝石へ、一方で工業的に寄り過ぎな鮮やかさよりも「無処理」の曖昧さの価値【526】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.04.28からおよそ5年後の2021.06.14にブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直し全文を綴り直しています。

1つ前の投稿【525】でもご紹介しました「鉱物・宝石の科学事典:日本鉱物科学会・宝石学会著」からの学びを引き続き別の切り口でまとめた内容です。

この5年の間に出会い実際に触れた数々のジュエリーを通しながらこの知識を落とし込み、今2026年の見方でこの内容を綴り直します。

ポイントは宝石に施される「処理」、大半の宝石が美しい姿を誇れるのも、元のストーンが磨き上げられ加工されているからなのです。

とは言え、地球活動の1コマが分かり易く表れるような原石の姿も貴重、商業的になり過ぎない研究家色ある方々は「無処理」に価値を見出すこともあるのです。

このたびは、この「処理有り」「無処理」のそれぞれの価値に迫ってみたいと思います。

ジュエリーストーンの「曖昧さ」「ぼやけ」の裏読み、均一に整えられた「処理」による商品としての価値VS天然の姿を残した価値

アイキャッチ画像526

掲載しましたクリップは、真ん中が冒頭の本を拝読させていただいた際のノートのメモです。

そもそも「宝石」と呼ばれる状態は、加工や処理がされた最高の状態になった姿であると言えるでしょう。

ただ、「処理」にはまるで副作用のようなものもあり、そうしたことでダメージを受けるというジレンマが伴うことも。。

それならばいっそのこと、天然のままの姿をありのままに示していくというスタンスもあり、どちらかというと「無処理」の要素がある4点を掲載しました。

では、左上から右上の順に、ここまでの知見と実体験の範囲内で解説してまいります。

①左上「スモーキークォーツ」:大粒の迫力ある粒で強いダークさを持つ、「無処理」の情報と共に入手したペンダントトップです。

②左下「ラベンダー翡翠」:本来青味パープル(すみれ色のような色)なのですが、多くの量産品では魅力的でエレガントさを感じる赤味を処理によって追加してあります。

こちらは他の「ラベンダー翡翠」に比較してかなり青味の大粒であったのですが、必ずしも赤味に処理がされていないとは言い切れません。

③右上「ダイヤモンド」:パワーストーンと何ら変わらぬ感覚でボタンカットで配されたことがレア、未処理のままブレスになっているカジュアルさが価値です。

まるで、「ダイヤモンドであっても何ら他のパワーストーンと本来同じなのだ」という特別扱いをしていないメッセージのようです。

④右下「クォーツ」:内部に「インクルージョン」が入ったままの大粒の姿、これがかえって価値であると購入先の方がおっしゃっていたことが印象的。

あとがき

「天然の姿こそが手を加えない価値である」という考えは一理あり、どちらかというと非常に良い考え方だと思っています。

しかし、すべての天然石が研磨されずに鉱物のままであったらどうでしょう、そのままではどうしても崩れやすく不十分である強度の弱いストーンもあるのです。

そして、うっとりするような見た目はパンチに欠ける原石よりもはるかに宝飾品としての価値は高められるのです。

つまり、「宝石」というのは非常に良きバランスで成り立っているもの、天然らしさを受け継ぎながらも人間の叡智をもって施した前向きな「処理」によって最高に輝くものになっているということです。

そうしますと、ある程度「処理」された工業的なことは人間が生みだした優れた技術なのだと受け止めることも必要です。

ただ現実のところ、「処理」が行き過ぎた鮮やか過ぎる量産品ジュエリーの数々は「安物」と映り、本来「希少性」のある宝石としての価値は消滅しているように映ります。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク