<マチ>前後2面から成るトートバッグの型紙、出来上がり20cmのマチの型紙は半分の10cmのみが正解な理由【1532】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまで幾度となく、「トートバッグのマチの計算には縫い代を含めない」という件についてその理由を解説してまいりました。

ただ、投稿者側にも発展があり当然拙いご説明の時期がありました。

特に一番最初の投稿は自らも探りながらの研究中の2020年のもの、【137】のYouTube動画のコメント欄が随分荒れました。

ひとえに投稿者の研究し切れていない未熟さやご説明の拙さです、非常に分かりにくい説明をしてしまい心よりお詫び申し上げます。

【137】の投稿時の2020年からおよそ6年が経過し随分技術も高まった今、もっとシンプルにご説明できる新たな切り口を見つけました。

本来は情報をくまなく拾い上げる解説が良いのですが、敢えてこのたびの切り口のみの解説にとどめ、「腑に落ちた」と言っていただけるよう努めたいと思います。

別の切り口解説、トートバッグ出来上がりマチが20cmの型紙は10cmのみで縫い代1.5cmを加えないことが正解な理由

作りたいトートバッグのイメージ:マチは20cmが人気、型紙では実寸の半分の10cmが正解です。

ここで多くの方々(昔の私も含めます)が、「あれ?マチに縫い代1.5cmを加えなくて大丈夫?」という疑問を持ちます。

これだけ多くの方が疑問に持つということには頷ける一面もあります。

過去の解説からも引用しますと「足して引いている」というような「±0」が実は隠れているのです。

よって、あながちそんな疑問も妙なものでもないわけです。

では、このたびの解説です↓。

型紙によるマチ作りのシミュレーション:実際にミシンステッチを黄色の糸でかけ、ほどき、赤マジックでマーク。
マチ作りの場面の図解と現物:「中表」でマチを垂直に折り、等脚台形のトップの縫い代1.5cmをミシンステッチ。
ミシンステッチ跡の赤マジック:ステッチ糸を外し、穴をなぞります。折った縫い代1.5cmの表面にもマジック。

少し細かいことなのですが、赤マジックの縫い代をめくると、隠れていた部分にもミシンステッチは貫通していますので、ここにも赤マジックを加えます。

ただ、めくった裏面は赤マジックは付けません、表面との重複部分だからです。

この「重複部分」こそ「足して引く」「±0」の根源、ざっくりと理解するためにここではあまり追求しないでおきます。

平面状の型紙における赤マジックの位置:外側の逆Lの字から1.5cm分内陸部に平行移動した同サイズの逆Lの字。

この赤線が意味するところはこうです↓。

赤線が始まる逆Lの字のスタート地点は1.5cm内部から始まり、1.5cm内部で終わっているということ。

更にひも解くと、スタート時点の空いた分というのは、左右の1.5cmの縫い代の確保のこと。

そして、終了時点の空いた分というのは、底の1.5cmの縫い代の確保のこと。

となれば、マチというものは、縫い代など附帯しない、ただ内陸部で起きている空間ステッチなのだという見方もできます。

「じゃあ、あの台形でステッチした時の縫い代1.5cmは何だったのか」に対しては、「縦と横の縫い代であり、マチ自体の縫い代ではない」ということになります。

あんなにマチの近くにある1.5cmの縫い代は、マチのものではなかったのです。

よって、実寸の半分の10cmを型紙に確保しておけば、ぴったりに出来上がるということに導けます。

あとがき

あとがき

2020年の投稿の【137】のYouTube動画は、実は今でもご視聴いただくことが多いです。

それにもかかわらず、分かりにくい解説だったことに関しては、重ね重ねお詫び申し上げます。

「足して引く」「±0」や赤マジックの「縫い代裏面はマジックで線を引かない」という点、このたびは別の切り口だったので深掘りしませんでしたが、ここもキーです。

そして、途中でワードをご提示しました「等脚台形」も重要キーワードです。

トートバッグのマチの場合、「45度の等脚台形」に当たります。

この45度の等脚台形に限っては、「1.5cm内側に入った分底辺は、縦に移動した1.5cmに等しい寸法分横に広がる」という性質を持つそうです(AI検索による回答を参照しました)。

この物理的性質も本当は関係していると思うのです。

とりあえず、トートバッグ作りの縦と横の縫い代は、1.5cmではないにしても同じ寸法に設定する方が分かり易いと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

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