基本的なトートバッグの型紙、4種のサイズの工夫をこめた寸法の差の付け方【981】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、インテリアに使える入れ物機能としての袋を製作中。

主に、巾着型とトート型です。

ここ最近巾着型を連続製作してきましたが、今回はトートの完成になります。

今回の製作で、だいたいの生地の面積の大小にほぼすべて対応できるような4種のサイズ展開の型紙が整いましたので、今回の完成品に使った型紙を含めて4種のサイズ展開の型紙をご紹介。

巾着袋タイプとトートタイプとで本体の型紙を兼用している点がシンプル。

そして、4種の型紙はどんなサイズ感でサイズの差をつけているのかという点もお話させていただきたいと思います。

華やかな赤ベースのマルチカラートートバッグがインテリアで映える

完成したビッグトート:<サイズ>縦35cmx横42/61cmxマチ20cm・・・お部屋に収納用として花柄のボストンバッグのゴブラン織りのものを個人的に集めてきましたが、なかなかビッグと言えるサイズがなくて、横の長さがどうしても不足しがちです。そんな自分の体験から、横幅も十分に有するビッグバッグを生地のダブル幅のものを利用することで望みが叶います。
<表地:赤>花柄ジャガード、ポリエステル/100%、日本製。
<裏地:黒>ニットレース、ポリエステル/70%、ナイロン/30%、イタリア製。

一応、表地として赤の花柄の方を主体にしましたが、構造は、リバーシブルです。

取っ手も挟み込みなので、ひっくり返しても同じ位置。表と裏で何一つ違いが無いので、すべて対象に出来上がっています。

リバーシブルで。。とはもともと考えていませんでしたが、今気づきました(^_^;)。

気分によって、黒のレースの花柄を主体に使うことができますね。

2倍の価値です(^o^)丿。

型紙のご紹介

今回のビッグトートに使用の型紙:縦が50cmで横が67.5cm。下の左右のマチ部分は出来上がり20cmになるよう半分の10cm四方を削っておきます。そうして、冒頭のような、サイズで出来上がるということになります。

とてもビッグですね。生地はダブル幅でないとできないサイズです。

今記事を書いていてあることを思いつきました。

型紙が決まっている場合の生地の選び方として、生地幅に注目するという件です。

これは、次ぐらいの記事でYOUTUBE動画と共に、解説したいと思います。

ここでは、いよいよ決まってきた4種のサイズ違いについて型紙での寸法の差という点に注目し、私流に考えたサイズ感でお伝えしたいと思います。

必ずしも、デジタル的に均等に縮小されるわけではないところがポイント。

「大」(縦50cmx横67.5cm):先ほどご紹介しましたがあらためて。
マス目が1マス5cm四方、その半分の2.5cm。この分かりやすい目盛りに合わせたサイズで決めています。
「中」(縦50cmx横52.5cm):縦の長さが「大」と同じというところが作ってみて決断したことです。横が15cm狭まりますので、かなり大との差がありますが、縦が同じなので、縦長のサイズ感の出来上がりで、全体としては大きめの領域をキープ。
「小」(縦32.5cmx横37.5cm):ここで急にコンパクトになっていきます。「中」との差が歴然。このサイズ辺りから、お弁当袋のようなサイズ感になっていきます。
「ミニ」(縦25cmx横30cm):インテリア収納としてのものはこのあたりまで。これ以上小さいと「はぎれ」になるようです。生地が少しもったいないかなあ。。という余り具合の時にぎりぎりとれたりするのも、このサイズがあると有効活用ができそうです。
取っ手2種(長め:32.5cm・短かめ:22.5cm):本体は共通で、トートと巾着袋とで兼用して型紙を使用します。巾着袋の場合は江戸打ちひもを利用させていただくので、トートの場合のみ取っ手が付きます。おそらく、「
大」と「中には長い方を、「小」と「ミニ」には短い方がバランスとしては良さそうですが、生地の余り具合でこれもチョイスが自由にできる型紙です。

型紙に関するまとめ

4種の差の中に自分の拘りを入れてみました。

ただサイズの展開というのも効果が出ていないと意味がなく、10cm以上の差をそれぞれ設けているのが分かっていただけるかと思います。

見た目はだいたい5cmくらいからがサイズ違いに気づく範囲になってくるかと思いまして、2.5cm程の差では、同じ物を作っているに等しいような出来上がりになってしまうので、サイズの違いを付けた意味があるような寸法の違いを示していくのが良いかと思います。

あとがき

今後の製作では、都度、どのサイズの型紙を使用したかをここを起点に解説に加えていくつもりです。

シンプルな袋の製作は、ミシン道に入り立ての人も作りたいお品の1つになるかと思います。

たくさん製作してきたことからの学びやコツ、ワザに関しても余すところなくご紹介していきますので、お楽しみにどうぞ(^-^)。

美しいお衣装分野の生地で作ったインテリア巾着袋【980】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回も、引き続き製作中のインテリア収納袋が1点出来上がりました。

衣装専用の生地ということで作られたふんわり感のあるドレスをイメージできるようなもので、すごく綺麗です。

何年ぶりかにストックから登場の裏地がいよいよ出番

よく記事内でもお話させていただいておりますが、生地は一発屋みたいなものも多く、その時に入手しておかないと翌年は無いことがあります。

よって、ストックということが余儀なくされてきましたのが私の生地調達の在庫事情でした。

そして、その中で2019年の夏の調達の生地を今回裏地に使います。

ただ、流行というものを一切無視していることで、大きく見た生地の流れの中の1つではあるかもしれませんが、洋服ほどの明らかに感じる流行は無いです。

前回の記事の【978】と同じ型紙で作ったインテリア収納袋:<サイズ>縦37cmx横30/50cmxマチ20cm

ふんわりと出来上がるところが衣装生地の良い所です。

インテリアに相性がとても良いようです。

<表地:白地マルチカラー>生地名無し(縮加工)、ポリエステル/100%、日本製。
<裏地:ラベンダー>:ジャカード、ポリエステル/100%、日本製。・・・2019年の夏に入手しましたが、この生地は衣装分野ではもっと以前からあるみたいです。このまだら模様が、いろんな柄と組み合わせていけます。とても万能で作りもしっかりとしたものです。色の展開もかなり豊富。

今回ひもの色を手持ちのモカ茶にしましたが、やや違和感。

今後調達のグレーへと変更すると思います。

モカ茶は赤みが入りますので、この表地と裏地にマッチするのは、クールな色寄りでまとまったところへ赤みのないグレーをあえて差し込む方が良いかと思い直しました。

ひもの色も一応チェックして、せっかくのお花畑が活きるような色が良いですね。

江戸打ち紐の高級感とはうまくマッチしているようです。

あとがき

この製作のテンポとても気持ちが良いです。

1日1点作るということはこれくらいの単純なシンプルデザインでないと出来上がらないわけです。

やはり、時間がかかるものは寝かせる期間も長いです。

ただ出来上がった時の価値は大きい。

そのあたり、かなり勉強になっています。

頭で想像しているだけより、ベタではありますが、自分で実体験していってじんわりと実感することで、確実に言えることを後にたくさんお伝えしていきたいと思っています。

もともと、今回のふんわり生地もリュックを作ろうとしていたわけですが、長持ちの点では、インテリア使いの方が勝ると思います。

けれどこんな柄がリュックになっても個性的でレアだとも言えますので、その辺りが価値観が一人一人微妙に違うと思います。

バッグは、お洋服の附随品である、本来の「小物」という位置も大切。

そう考えると、現在の私の方向としては、お出かけ用の「かばん」なるものに関しては、黒無地系、こうした今回のようなマルチカラーの生地は、その裏地に使用するか、インテリアで使うかという考え方で製作しました。

結局はっきりしたことは未知のままで、私が全部分かるわけでもなく、それぞれの人の価値感でもって判断してもらうという点では、今考案中の「作り方のコンテンツ化」は何かしらお役に立てるのではないかと思っています。

こんなサイズ感のインテリア袋、物を入れたときの形が素敵【978】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回もインテリア収納袋の製作を続行しています。

こうして、たくさん作っていますが、どの時点で販売しよう。。。などと現在考え中です。

まとめて贈答品のセットということも案としてはあるのですが、やはり好きなのを選べた形の方が良いと思いました。

均一のような販売の仕方をクリーマでさせていただくかもしれません。

今回は、また、生地が少し小さい面積しかなかったことで型紙を大きめサイズの中では少し小さいものを新たに作成。

そして、出来上がったのがこちら↓。

物を入れたときにどんなサイズ感で映るのかが学びになった1作

今回こんなような形で出来上がりました。横幅はそれほどありません。
<サイズ>縦37cmx横30/50cmxマチ20cmです。

大きめではありますが、もっと大きな型紙があるので、こちらはそれに比べるとかなり控え目です。

この写真は物を入れてみた状態ですが、入れないと縦長気味なんですね。

けれども、物を入れての見栄えが現実的ですので、縦長に物を入れることで縦が沈み、全体で可愛らしいスクエアフォルムになるのです。

このサイズ感がとても良いと今回この寸法を初めて型紙で取り入れて思いました(^-^)。

江戸打ちひもも活躍です。真っ黒でなくて墨黒みたいな感じのマイルドカラーのひも(「D’collect
shop」様のお品)。紐先には贅沢にすずらんループエンド(「アイリス」様のお品)を左右2個ずつ使用。
<表地:黒xピンク薔薇柄>ピンタックニッ地プリント、ポリエステル/100%、日本製。
<裏地:黒>シャーリング無地、ポリエステル/98%、ポリウレタン/2%、日本製。

クシュクシュした凹凸感あるタック生地の組み合わせでペアにしたというのが今回ならではです。

今回の製作で新しく試みたこと

実は今回初めてのことが他にもありまして、ひも通しホールの一番上の部分の縫い代の隠し方です。

裏地側の黒色を見ていただくと、一番上に表地と裏地の固定のステッチが2-3mmの位置にあります。そして、その下が縫い代を割った後縫い代をさらに内側に折り込まずにそのままステッチしたものです。今までは、割った1.5cmの縫い代をさらに半分内側へ隠してこのステッチをしていたので、ステッチの場所がもっと上でしたが、今回それをやらずに広げたままの1.5cm。これでも十分ひもホールは確保されます。よって、今後、最初から1cmの縫い代で地縫いをしてもう少し幅をすっきりさせて、これと同じやり方をすれば、途中の半分の折り込んだステッチという今までの段階を省略できます。この省略は出来上がりに影響はないと考えました。

以前は、1.5cmの縫い代で両割れで更に内側に7.5mmずつ折り込んでの更なる縫いとじステッチがあってかなり手間をかけていました。

しかし、その手間もその効果が大きいのかどうかはさて。。。といったところだったのです。

今回のようなフクレ系の生地は厚みと凹凸があり、綺麗にできないので、ほつれにくい生地ということも利用して、その7.5mmの折り込みをせずにやりました。

折り込むとふくらみができるのでおりこまないほうがさっぱりとしあがるかもしれません。

製作もサクサクと進んだ方が良いです。実はこの部分が今まで結構時間をかけている部分であったと言えます。

次回、地縫いを1cmで、折り込みなしの今回のようなやり方で、ややほつれやすい生地でも大丈夫かを検証してみたいと思います。

あとがき


以前にも記事アップの際に書いたことですが、インテリア収納袋は、持ち歩くお出かけ用のバッグに比べて凝った機能は必要ないということで、とても難易度が下がります。

だからといって何ら作りは違いがないものにということで、ちゃんとしたインテリア袋を作って行きたいと思っています。

あれこれ動きが無い分良い状態で長く所有して行けるものなので、静止状態の多いインテリア収納袋はコスパが非常に良いお品になるところが魅力。

ちゃんとした生地とおしゃれな附属品を使って充実したお部屋ライフのお供になるようなお品をと思っています(^-^)。

2020年からストックしていた生地をいよいよ使う時、大人っぽい紬シルクの花柄巾着袋の完成【967】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近インテリア収納袋を作っていっていますが、その生地の中には、2020年1月末調達の生地も多いです。

2020年のスタート時にまとめて新たな気持ちで同じ日に集めたものです。

今回の生地は、同じ生地の柄違いで、すでに2019年にバッグを製作したことがあったので生地の様子がよく分かっていました。

今回の生地の色違いで作ったバニティーショルダーバッグ(2019年製作)。

柔らかい生地なので、あまりしっかりしたフォルムには向いていない。。。

それが1度目に2019年に作った時の感想でした。

で、そこからが長い間保管期間を経た生地になります。

今回約2年越しといった感じでやっと製作することができます。

黒ベースを強調した大人っぽいインテリア収納用巾着袋

黒ベースの小花柄が大人びた雰囲気のつむぎ織です。

<表地>シルク紬(つむぎ)プリント、絹/100%、日本製。

紬特有の節がとても美しいです。

小花柄も和テイストに感じられますね。

ここへ、お花の形が上手くマッチした裏地です。

<裏地>ちりめんジャカード、ポリエステル/100%、日本製。

ギザギザの形のお花、丸い形のお花がうまくマッチ。

表地のシルク紬プリントは、色違いがさらにもう1つありました。

ピンク/パープル系の色です。

けれども私としては、このクールな色の方のマルチカラーが個性があると判断して、きっと多くの人が気に入るだろうピンク/パープル系を選びませんでした。

完成です。<サイズ>縦24cmx横26/46cmxマチ20cm・・・結構サイズがありますので、収納袋が良いかと思います。お弁当袋には大きいと思いますし。汚れるともったいないので、あまり動きのない静止状態のインテリア使いが良いかと。

あとがき

今回の生地、さっくりと巾着袋にしてしまいましたが、実はなかなか高級な生地です。

最初に2019年に柄違いで作ったバニティーは、この素材の良さが活かされず、ふんにゃりとなってしまったのです。

巾着タイプがこういった柔らかいとろみある生地には向いているかと思います。

生地も無理矢理デザインに当てはめるのではなく、生地に合ったデザインをむしろ生地に合わせていくといった考え方を学んだ2019年の経験でした。

今回は、そういった意味では巾着袋は相応しいと思います。

自前のカメラの三脚ケースとして使用の一重仕立ての巾着袋に10cmダイヤの中綿キルトを設置した記録【965】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

YOUTUBE撮影の際に、時々ですが、三脚を使います。

常に使うには折りたたみにとても時間がかかり、三脚を立てることで角度が上手い具合に行かないことがあります。

自分を入らないようにしていることの限界かもしれませんね。

かといって、人物が入っても手元の作業を写すことが私の場合ポイントで、アイドル様や女優様達はどちらかというとその作業よりも人物の表情やしぐさがポイントになりますので、そこで勘違いをしてはいけませんw。

ということで、私は基本的に自分は映らない方針を貫いていっています。

ただ、ネットを通じて商業をしているので、お客様への安心感とか怪しい者ではないことの証(あかし)として、顔写真を掲載しています。

これが最低限です。

よく、ネットのホームページで社長の写真を掲載していないような会社は。。。などともささやかれていますが、確かに、過去に素敵なジュエリーを出品なさっているサイトは社長様の顔がバーンとホームページのトップに掲載されていました。

それを見て、「本物のダイヤモンドだな」などということへの印象になるわけです。

ちょっとお話はそれますが、上記のような意味で最低限の必要ある顔出しをしている私ですので、美魔女的な方向性を目指す起業家とかそういった雲の上のような方にあこがれて真似ているのではない、むしろ対極にいるということをご理解いただきたいと思います。

そういう目でYOUTUBEなどをご覧いただいてしまうと、何やら楽しくなくなってしまい、一言もの申さずにはいられなくなるかもしれないですので。

とっても地味な地道な活動の一片ずつをその学びとか体験をもとにコツコツとアップしているSNSなのです。

ただ、ファッション分野なので、多少華やかな面は、取り扱うお品に感じられますが、すべてそれもお客様へのご提供のもの。

自前のブランドの洋服のご紹介もすべて古着ですし、エコノミーに良質な洋服を着ていける例としてお気に入りのブランド様をひいきに集めたワードローブなわけで、パリジェンヌ様達のお洒落な国民性みたいなもので、そんなことを目指す一端の役割として、自分で持ち、楽しみ、ご紹介しているのです。

カメラの三脚入れをもっとふんわりとしたものにする裏地キルト作業

三脚の中では王道のブランドらしいのですが、「Velbon(ベルボン)」様のお品です。

三脚売り場のお店の方の表現としては、キャンプグッズの「Colman(コールマン)」様くらいの位置付けらしいです。

しっかりしていて、とてもハードです。

いろいろお値段の展開はあったのですが、特に丈夫ながっしりとした部類から選びました。

¥7,000代のお品です。

一眼レフカメラって結構重いですので、そのバランスもありましたし。

で、これを最初の附随の入れ物があったわけですが、ナイロンのファスナー付きの方からショルダーとしても持ち運べるものでした。

ただ、何か味気がなかったのと、マチもわずか。お部屋で使うのに、そのケースがちょっと違和感がありました。

少し使ってみると、シャシャカ音がして、少し小さいです。よってよく擦れたりするので、これは。。。と思いました。

そして、ある時、商標権が存在して商業利用不可の生地をうっかり購入してしまい、自分使いを余儀なくされた生地がありました。

それを自前の三脚ケースにしようと決意。

生地がたまたまふんわりとした厚みがある程度あったので、とりあえず、一重仕立てでと作りました。

そして、縦長の巾着袋として完成し、しばらく使ってきましたが、何か不安定で、置く時にゴンッと音がして、薄さを感じました。

ただただ袋に入れているだけで、中身が守られている感じがしなかったのです。

そこで、最近作業机を1つ、引っ越しによってやめましたので、そのデスククロスとして使っていた生地が余りました。

その生地をまるっと利用するとサイズ感が合うようでした。

そして、粗めですが、10cmのダイヤキルトをほどこして、裏地として、内側に設置。

表地の写真の掲載を控えさせていただきますので、出来上がった裏地キルトだけ掲載いたしますね。

少し暗いですが、グリーンのインテリア生地です。インテリアジャカード:フィーユ、ポリエステル/100%、日本製。

あとがき

もともとフィーユが厚手ですので、そこへキルトをして、縫い付けのステッチでより強固に、実際に設置したその巾着袋は内部がちくわのようにふんわりした壁で守られたのでした。

実際に三脚を入れて置く時のゴンッという音がしなくなりました。

結構重いので、劇的に変化というわけではないですが、気持ちの面でもいかにもソフトな感触です。

ハードなアイテムを入れたい時に、「裏地キルト」。

この発想は効果的な方法だと思います。

ミシンで1パーツずつを丹念に縫い付けた薔薇のアップリケがインテリア巾着袋になる時【961】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回の記事は、前回の【960】の続きとなります。

薔薇のアップリケをミシンで作り上げ、その本体パーツで大きな巾着袋を完成しました。

生地の素材について

生地は全部で4種。表地のモカベージュストライプ、裏地のベージュのニット生地、薔薇の赤のストライプ、薔薇のグリーンのストライプの4種です。赤とグリーンは色違いではなく、一応別の生地で少し地の白色が違うんです。

<表地>サッカーストレッチ、ポリエステル/100%、日本製。

<裏地>麻テレコニット、麻/100%、日本製。

<薔薇:赤>生地名不明(ストライプ先染というような名前と記憶)、綿/100%、日本製。

<薔薇:グリーン>生地名不明(ストライプ先染めというような名前と記憶)、綿/100%、日本製。

薔薇のパーツに関しましては、昔のパーツが見つかった為に、生地名が不明ですがたまに見かけるタイプの生地だと思います。

ロンドンストライプという織り方ですね。

表地もストライプ、薔薇もストライプで柄の種類を同じにしてみたことで少し遊び心を演出

使用の附属品のメーカーさんについて

<出来上がりサイズ>縦36cmx横43/64cmxマチ20cm

附属品に関しましては、結構厳しく厳選しているつもりです。

いろんなパーツ屋さんがありますが、特に気にしていなくてもそのお店を選んでいたという結果からも、いかにお品が豊富で気が利いた良質な物なのかが分かります。

・江戸打ち紐:やはりこういったひもは、ツヤのある江戸打ちタイプには高級感はかないません。・・・「D’ Collect Shop」様のお品。楽天市場、ヤフオクでお世話になりました。今回の紐も、シックなモカ茶で幅広くいろんな生地に合っていきます。日本製の紐とのことです。

・ループエンド・・・今回だけ、半端デザインの形の違うループエンドになってしまったので、通常のシェイプ型の方のメーカーさんをご紹介します。「アイリス」様です。ボタンなども多く取り扱っておられ、このメーカー様内でほぼ装飾類がすべて見つかるのでは。。。と思うほどです。

中に入れるもの例

よく例として登場しますが、やはり、まず、トイレットペーパーのストックです。

そして、ティッシュなども箱に誇りが付いたりしがちなので、そのままここで保管。

あとは、折りたたんで小さくできることから、旅行時の洋服入れなどもどうでしょうか。

バスタオルやタオルもばっちり入ります。

その他、ぬいぐるみ入れなどにもふんわりと収納出来て良いかもしれません。

マチが20cmあることで、安定してどっしりと置くことができます。

ただ何も入れないとふんにゃりとしているので、使用しない時は畳んで収納が良さそうですね。

あとがき

今回のアップリケ製作は、途中で入れ込んだ思い付きなので、最初から予定していませんでした。

けれども、こんな風に作ったことが無かったので何か気持ちが良かったです。

そして、今回の使用生地については、表地も裏地もマスク製作のストック生地です。

裏地もマスクの口に当たる方の生地のストックだったものをいよいよ、今年2022年で在庫一掃をする目標を立てたことで、違う形で使用させていただきました。

もともと、暑い季節用のマスクにと仕事仲間が考えた素材であるわけで何か清潔感というか涼し気な感じがとてもしますね。

さて、ここで、アップリケ製作を盛り込んだインテリア収納袋完成で、また引き続きインテリア袋を作って行きます。

またお楽しみにどうぞ(^-^)。

加工生地の1つ、「フクレ」素材を表地にも裏地にもとことん利用したインテリア袋【958】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまで、ハンドメイドバッグの素材の私ならではの製作のポイントとして、「凹凸感のある生地」ということを意識して材料を見つけてきました。

凹凸感と言っても、その作りはいろいろです。

とにかく生地に立体感のあるものを取り入れている点が、某ファッションブランド様の嗜好にとても共感できます。

そんな凹凸感あるいろんな生地の中で、今回製作したのが「フクレ」加工をしてある生地です。

水ぶくれなどと呼ぶちょっとしたけががありますけれど、このフクレとほぼ同じ意味で使われています。

すみません、少し痛々しい例ですね(^_^;)。表面のふくらみの様子がそんな感じです。

表地も裏地も両方同じフクレを使った組み合わせのインテリア収納袋

今回は、ここ最近の中では新しいデザインにはなるかと思います。

ひもでキューッと絞る巾着袋の型紙で、サイドリボンのタイプです。

サイドリボンの先にすずらんのシルバー色のストッパーで飾りました。リボンには巾がありますが、生地が柔らかいので穴から通ります。そして通した状態で三つ折りしてミシンで二度縫いで固定して玉止めです。そして、ぎゅーっと引っ張ってストッパー内に紐先を隠します。
<サイズ>縦26cmx横26/46cmxマチ20cm・・・このサイズお弁当袋の領域よりももっと大きいサイズになります。

今回は、使用している表地と裏地が両方共「フクレ」であるところが強調したい部分です。

凹凸感ある生地が表地にも裏地にもとことん使われている様子をご堪能いただければと思います。

<表地:ブルーグレー>ストレッチフクレパフ服地、ポリエステル/95%、ポリウレタン/5%、日本製。・・・このうねりが存分で美しいですよね(^-^)。
<裏地:マルチカラー>フクレプリント、ポリエステル/100%、日本製。・・・何とも言えないタイダイのようなプリント柄がエキゾチック。この色の中にわずかに登場しているブルーグレーと表地の色をマッチさせました。
サイドの巾着リボン:こうして結ぶことで、サイドのでっぱりが真ん中に寄り、形が変化します↓。
ちょっとおにぎりっぽい形になる。これは、元は同じ本体の型紙である巾着ひもタイプと違う様相な点が面白いです。ひもをリボンに変えるだけで雰囲気が変わるのですね。
中に物を入れるともっと立ちます。何も入れていないとふにゃっとしているので、たたんで収納が可能。

あとがき

フクレがとても好きで生地を検索したりしますが、なかなかこれはこれは。。。というフクレが少ないです。

日本製のフクレはふくらみがどちらかというと控え目。

イタリア製の風通ジャガードやフクレジャガードは思いっきりが良いというかしっかり膨らみがあるのが特徴です。

そういう意味では、今回の表地のフクレはなかなかはっきりとした畝の出具合だと思います。

それでもこの色しかなかったのでそれほど豊富ではない生地なんだと思います。

こういった出会いを貴重に表地と裏地の組み合わせは私の手にかかっていると言えますね(^_^;)。