本物の宝石VSプラスチックやメッキジュエリーの価値比べ【1037】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、ジュエリー好きの方には大変興味深いお話になるのかもしれません。

ジュエリーにおいて、「本物」ということのイメージが、ダイヤモンドなどの「宝石」に相応しいストーンときらめく台の18金やプラチナの貴金属をまずはイメージします。

しかし、名だたるハイブランド様の中には、メッキやプラスチックであっても価格が高価なお品が勢揃いしています。

今回は、「何を本物と呼ぶのか」という難しいテーマを私の自分のレンタルジュエリーの事業から今、この時点で行き着いた事実をお伝えして、この本物ということについて少し触れてみたいと思います。

レンタルジュエリー内へのコスチュームジュエリーの取り入れの変遷-picturesqueの「本物志向のレンタルジュエリー」の場合-

一番最初は、自分使い用に集めてきたジュエリーをドンッっとそのまま出品するところからスタートしました。

振り返ると、ジュエリーの域に達するよう、留め具の細かい引き輪やダルマ板、つぶし玉さえもK18YGやK18WGを取り付けることにこだわった自作品や、ハイブランドコスチュームジュエリーを色を合わせて盛り込んだりして魅力度を示していこうと工夫を入れていました。

ただ、自分使いの場合と、大きく違うのはお客様の趣味嗜好にも合うかどうかになります。

そうしたレンタル事業の実際の中で、腑に落ちない感がとても出てきました。

私の場合3アイテムのネックレス、ブレス、リングを1セットでコーデして1つのセットの商品としています。

その中に、貴金属や、プラスチックジュエリーが当初は混在していました。

これがどうしても事業を実際にしていく中で気になりだします。そして、別々にするという次の段階へ切り替わります。

次の段階というのは、すべて本物のセットとハイブランドのメッキジュエリーとを別のセットにきっぱり分けるというもの。

ハイブランドのジュエリーは複数の着せ替えが出来て、そのブランドによりこだわっているのでとても楽しく、コーデどころか、とことん集められたコレクションがすでにされている状態です。

1週間日替わりで余裕で組み合わせができる多数あるセットもご用意してやってきたのです。

しかし、それも、最終的にはすべて廃止。この2022年5月のことでした。

廃止したその後の感想として、「これで完全に本物になった」という気持ちが率直な気持でした。

ハイブランドのコスチュームジュエリー採用の時代もそれはそれで本物ではあったのですが、とことんそのブランドのアイテムを集めたセットでさえも、1つの宝石にかなわないと最終的に私が下した判断です。

とはいえ、プラスチックやメッキのハイブランドコスチュームジュエリーもかなりの価値であること

「同じ土俵」という言葉がありますが、ハイブランド様が高価なコスチュームジュエリーを生み出したことは、ブランド価値への挑戦だと思います。

貴金属や天然石と同じ土俵で勝負を挑んだものになります。そのキモがブランド力です。

過去に、かのシャネル様の創業者であるココ・シャネル様は常に本物と偽物の価値をかなり研究しておられたと聞きます。

いかにブランドの価値がすごいものかは、現在のメッキやプラスチックに高価な宝石級のお値段が効いているのもそこがスタート。

そんなストーリーも本を読んで感動しながら、実際にこの目で見比べた私が決めた判断は、やはり、コスチュームジュエリーは、消耗度の高い工業品に過ぎないというところ。

しかしながら、これも実際の私のお話ですが、メッキと分かっていながら、プラスチックと分かっていながらハイブランドコスチュームジュエリーは可愛くて、素敵なんです。

宝石、貴金属類にはない軽やかな楽しさ、洒落の効いた遊び心があることもとても実感しています。

ただ、このプラスチックやメッキがノーブランド物となると一気に話が変わります。いかにブランドの力だけでそこまでの価値を生み出しているかが分かる瞬間です。

私の自分のジュエリーボックスというのは、中身がほとんどメッキのハイブランドのモチーフを自分でアレンジしたものが多いです。

時々入る天然石や地金は、レンタルジュエリーでは通用しなかった細すぎるチェーンとか、もともと家族にもらったものであったりなど、自分で使うにはふさわしいものばかり。

良いお品を私が所有するということは、全く希望していません。

すべて良いお品というのはレンタルジュエリーへご提供済。

お客様へ良い物を一番にお届けしている証拠になります。

あとがき

ということで、今現在のここ最近リニューアル後の「本物志向のレンタルジュエリー」は、私の側からすれば、行き着いたお品が勢揃いしています。

実際に体験してみて行き着いた場所ですので、間違いがないと思っています。

ただ、まえがきでお話させていただいた、本物とは何かに触れてみるという言い方であったのは、さらに奥が深いからなのです。

本物の中でもランクがあり、粗悪なお品を見分けることは必要だということです。

商業用に大量生産された悪いお品もあるのです。

それでも、地金を使い、天然石を使った本物の部類には属しているわけでそこが奥が深い部分です。

なので、まずは触れてみた時点に過ぎません。

その奥の事は、やはり私も知識と良し悪しを見分ける力が必要だということですね。

地金が使われ、天然石が使われていれば価値あるジュエリーかというと、そこからはまだ奥があるということです。

K18YGの喜平チェーンの種類の違いのご紹介【1036】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

前回の【1035】では、読ませていただきました本、「宝石の裏側:内藤幹弘 著」の中のピックアップ事項で、喜平チェーンについて、なぜ今買取市場に多く出回っているのかをお話致しました。

それには、製造者の利益の追求として大量生産をしたという過去があったということが1つ今でも多く見られるということの答えであるというお話です。

私としてはなぜ喜平が一般的なイメージなのかが不思議であったので謎が解けたようで有難かったですし、喜平チェーンをフラットな気持ちで今後は見れるようになれそうです。

そこで、今回、実際に私も「本物志向のレンタルジュエリー」の中にも取り入れています喜平チェーンをご紹介したいと思います。

商品ですので、個人の持ち物とは違い、それぞれのペンダントトップにそれぞれチェーンを当てはめておりますので、チェーンの数も結構なものです。

その割には少しだけというのが、多く出回っていてレア感が感じられなかった何か偏った気持ちが今までありました。

けれど、喜平は本来美しいもので、喜平の中でもデザインの少しの違いで展開があるのも魅力なんです。

実はフィガロチェーンも喜平の仲間、喜平グループのチェーンのご紹介

喜平チェーンの種類:実際はもっとあるかと思いますが、持ち合わせとしては喜平はもともと少ないので、これだけ見つかりました。デザインとしては左2つはパーツの大きさが違うだけでだいたい同じです。一番右は「粗喜平:あらきへい」と呼ばれてデザインがぐっと変わるかのような印象です。

喜平にもカットの仕方でいろいろ表情が変わりますが、一番左と真ん中はデザインとしてはほぼ同じでパーツの大きさが違います。線形も違うと思います。一番左で1.5-1.8mmの間です。真ん中で2mmくらいに到達しているようです。

一番右は粗喜平:あらきへいと呼ばれ、隙間が多い形ですが、非常に美しく、角ばった感じがかっこいいです。

より違いが分かりやすくチェーンをたたんでみました。一番左も平凡ながら長さに特徴があり、80cm級です。真ん中は60cm、右は50cmとミドルレングスになります。
フィガロチェーン:よく見ると、喜平の2種を組み合わせてあり、リズムを刻むように、3つと1つを交互に配置。PT850製です。線形もボリュームがあり、メンズライクな太さがかっこいいです。このフィガロチェーンも喜平の仲間という見方もできます。

私ならではの喜平チェーンの取り入れ方

喜平は丈夫なイメージなのですが、私としてはチェーン単独では平凡に感じています。淡々としているというか特徴が少なく定番と言った感じです。

よって、これらのチェーンをそのままネックレスという使い方ではなく、必ず先にペンダントトップを付けてペンダントとしてレンタルジュエリーに取り入れます。

ある意味、チェーンって地金そのものだけなので地金価格高騰の今、大変高価なアイテムなんです(^_^;)。

で、一番左のような、いかにもプレーンな感じは、ペンダントトップは華やかな大ぶりなものをチョイス。

しかし、ずっしりともしていない軽めのペンダントトップで調整をはかりました。

真ん中と右は、実際にずっしりとした重さがある線径の太いものになっていますので、ペンダントトップも重さがあるものを持ってきても十分対応できます。

一番左の喜平チェーンを通したペンダント・・・トップが大きなサイズではあるものの透かしとなっていて割と軽めなのでこの太さの喜平チェーンを使用。しかし、長さがレアな80cm級ということで価値のバランスを考えたチョイスになります。
一番右のチェーンを使ったペンダント・・・ずっしりと重みのあるスウイングトップが付いたペンダントにはずっしりと重みのある粗喜平でバランスを整えます。全体に透かしが多く見られ、「垢抜け:あかぬけ」したしたペンダントになりました。

あとがき

私だとこういったわずかな数しか喜平は持っていないわけですが、もっと展開があり、2面、6面、8面などと複数の違いがあるみたいです。

今回の私の分け方としてはおおざっぱですが、私が多くを持ち合わせていないからです。

ここでは、主にK18YGをご紹介しましたが、K18WGやPT850の喜平も違った印象です。

シルバー色はあっさりとした印象でギラギラ感が抑えられるような雰囲気も感じます。

気を付けていただきたいのが、あまりにも細い巾しかないお品は確かに価格は安いですが、髪の毛に喜平チェーンは引っかかりがあります。

よって、1.5mm強より上の幅のものをお勧めします。

絡まりの件に関しても髪の毛の引っ掛かりと同様でやはり取り外した後や保管時などに絡まりやすいのが細口の喜平です。

その点は、使い心地が良い方が長い目でみてコスパは良いと言えますので、しっかりとしたチェーンが末永く使えそうですね。

本来「鉱物」には属さない特殊な「宝石」3種【1030】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

宝石なるものをお取り扱いさせていただくレンタルジュエリーの事業者としましては、自身も知識とか基本的なことを知っていることが当たり前であるべきと、宝石については図鑑のようなものを見ることがよくあります。

実際に見てもいないけれども将来お取り扱いするかもしれないようなストーンもあるかもしれませんし、そもそもの金属である18金の部分であっても、あの素材も元は鉱山で採掘されるものです。

今回は、こういった「鉱物」が「宝石」になることがほとんどながら、時々、特殊な素材が、「宝石」になっているものがあります。

そういったものも、ちゃんと鉱物の図鑑には掲載され、れっきとした宝石と認められているのだと思います。

また、その特殊な分野の素材であるから綺麗だったりすることで、とても興味深いです。

それでは、本来鉱物ではない特殊な素材ながら宝石の仲間に君臨している身近な宝石を3種ご紹介致します。

樹脂と貝と微生物が宝石になっている事実

樹脂は、鼈甲や琥珀の天然樹脂素材のことです。

そして、貝というのは、真珠とかシェル(白蝶など)のこと。

微生物というのが、珊瑚のことです。

どれも、石ではないけれど立派な伝統ある宝石ですね。

これらが今回ご紹介の3つに当たります。

左上:シェル、右下:琥珀・・・珊瑚はお取り扱い経験がないので、お写真ございません<m(__)m>。

この写真は私のレンタルジュエリーの実際の商品アイテムの中のものです。

とても素敵でダイナミック。

ストーンではないのだけれど、エレガントで美しいです。

シェルもレベルはあるかと思うのですが、白蝶ということで、分厚くて、扇がめいっぱい広がっています。

まるでロングドレスのよう。

琥珀は、キャンディーみたいでおいしそう。

透明感がありますが、強度は無いですが、この多角形のかっこいい形で地金と組み合わせてリングになったことがまず素晴らしいです。

珊瑚に関しては、微生物でできたものというのがイメージが湧きにくいですが、植物などではないということですね。

枝みたいに広がったイメージですが、むしろ生き物寄りなのでしょうか。

海の中の神秘を思わせてくれます。

珊瑚は、扱いがこれも慎重でないといけない繊細な物らしいのですが、私としては、ジュエリー同士のコーデがイメージがうまく浮かばず、まだお取り扱いの予定がありません。

珊瑚に関しては、赤い色の良質なものは入手困難ということですし、ここ近年、ももいろ珊瑚の薄ピンクが人気のようです。

かわいくて、カジュアルのなので着けやすい感じがしますね。

けれど、実際には、薄いトーンの色目の珊瑚は価値としては低めなのです。

しかし、利用者の多数の好みの声が挙がると、流行になり、価値がそういった意味で上がるようです。

宝石もユーザー次第なところが大きいのですかね。

あとがき

こうした素材面の括りからの見方などは、やはり本に学ぶことが多いですが、より面白くなるかと思います。

出来上がりを1つ1つ見ながら楽しむのも良いのですが、もう一歩踏み込んで、その状態になる前の採掘のイメージをすることで、より夢が広がるかもしれません。

自然の神秘を愛でたり、楽しんだりしているということなのかもしれませんね(^-^)。

昭和時代の面影を残した金銀バイカラーネックレスの素敵な活かし方【574】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

昭和の頃のヴィンテージネックレスが今見るととても新鮮です。

ヴィンテージものが30年からだと言われるこの年数の感覚は、よく計算された数字だと思います。

ちょうどそんな経年の頃に古い品物が新しく感じてくる不思議が、ファッションの流行のらせん上に重なる気がします。

このたびは、もとは祖母のものだった1点の特徴ある金銀バイカラーネックレスをあれこれ試行錯誤しながらのジュエリー同士の組み合わせの変遷をお伝えしたいと思います。

特徴あるデザインなのですごく難しく、最初は同じデザインじゃないと合わないと思いながらのスタートです。

どうぞ、興味深く見ていただければと思います。

もとは、祖母のものだったのこぎりの刃のようなデザインのネックレスの活かし方

祖母のものだった昭和時代の貴重なヴィンテージネックレスを当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに取り込みました2020年7月のこと。

最初はこれ1点に他のジュエリーを合わせていく形でした。

セット組(前案):ブレスがネックレスと同じデザインのK18YGのみでできているミラクルに感動。

ギザギザ感のあるのこぎりの刃のようなモチーフとそろえて、リングも多角形やスクエアモチーフを選んだ組み合わせにしました。

ネックレスは、K18YGとPT850のコンビ。

リングの多角形の方が同じ金銀のバイカラーになっていて色がリンクします。

もともと金と銀は色ではとても違和感ある組み合わせですが、ジュエリーの場合だと「観念」というものがあって、「金属は金と銀しかない」と思われているため、ジュエリーでは受け入れられる色の組み合わせだと思っています。

こういった高級なアイテムでは、この「観念」は大切であると見ています。

その後、もっとこの組み合わせの意味や金と銀のカラーの美しさをうまく完成できないかと、金銀色を程よい50%ずつに配分したような組み合わせを作っていきました。

3点セット(後案):なんとネックレスが2連へ変身。せっかく同じだったブレスを変更したことにも意味あり。

実は、この風変わりなのこぎりの刃のようなモチーフのネックレスは意外とヴィンテージ市場では見つけやすいです。

ある時期はちっとも見つかりませんでしたが、現在はネックレスはあと2本見つかっています。

ただ、細かく見るとこの金と銀の配置がどれも違いました。

この2連も片方が1つずつ交互、もう片方の下側は2つずつ交互ですよね。

全く同じ物2連ではないことにとても驚きます。

他に見たものは、10個ずつの交互もありましたので、また見た感じが違って映り斬新。

ジュエリーというものがいかに全く同じ物が少ないかということを感じました。

1連を2連にアレンジしたことは華やかさを増す結果になりました。

そしてブレスは、K18YGとPT850のスクエアあずきチェーンが絡まってミックスして固定されたボリューミーなブレスです。ちょうど半分くらいずつ地金が使われていて、どちらかに寄った感じでない点がマイルドに映り美しいです。

そして、リボンリング。

リボンモチーフは一癖あり組み合わせが難しいのが常ですが、数あるリボンモチーフの中で感じが良くすっきりとして躍動感もある素敵なデザインでした。

リボンの部分は18金ですが、輪の部分はプラチナです。

こうして、全体で、ほぼ半分ずつの金と銀の色使いがされた1つのセットであるその見映えは、とてもマイルドで優しく映るというものに出来上がったのです。

あとがき

ジュエリーの前もってのコーデは、急いで装いを済ませたい時にとても有効です。

お洋服に着回しがあるように、ジュエリーも付け回しはあると思うのですが、どうしてもそれぞれの優劣の差は出てきてしまいます。

その理由は、複数だから自然に一番が出てくるというとうことなのだと解釈しています。

よく、「お気に入り」という言葉が使われますが、そのお気に入りこそが一番であり、その組み合わせをあらかじめ、ジュエリーボックスの中に一緒に保管しておくのです。

そうして、お洋服の最後にジュエリーをそのまま機械的に身に付ければ完成です。

あれこれ悩むことも醍醐味なのかもしれませんが、短い時間では一番最高の組み合わせなど気持ちが散漫な中で決められないかもしれません。

ゆっくりと別の時間をかけてあらかじめ組み合わせを決めておくというジュエリーとの向き合い方を1つワードローブ充実の手法としてご紹介致しました(^-^)。

メッキジュエリーって大切、失くしやすく汚れやすいシーンにはダイヤモンドの高級品よりも使えるアイテム【997】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

あるお食事会があって、そこでは、焼き肉を食べ、お酒を飲むというシーンの場合、ジュエリーをどう選んでいくかということです。

この辺りは価値観もありますので、基本自由にされたら良いかとは思うのですが、面積の広いダイヤモンドやきらりと光る地金の高級品を身に着けていくことで、フレンドリーなお席であると注目されて、お話に花が咲くこともあるかもしれません。

しかしながら、実際の私の体験からは、お酒の席では少し酔ってしまって注意が散漫になり、お酒をこぼしたり、食べ物の汁が飛んだりといったハプニングは起こります。

どこかに落としてしまって、探し回る、周りの人をも巻き込む。。。ということになると、本来の目的の親交を深めるということがおろそかになりがちですね。

そう考えたときに、1つアイデアがあるんです。

反対意見も多い、お出かけのシーンでのメッキジュエリー

とても賛否がある内容ではあるのですが、せっかくのお出かけに高級品を身に着けていかないでいつそれを使うの。。というご意見を聞いたことがあります。

なるほど、確かにです。

けれども、実際の話、ジュエリーがハプニングに晒される危険があり、紛失とか破損、汚れなどによって、後で嘆くということがあると、こんな考え方もあって良いのではないでしょうか。

左:七宝焼き風の平打ちリング(メッキ)、右:ゴールド平打ちリング(ステンレス製)

メッキもデザインが素敵だったりするものが、特に古いものに多く見つかるかと思います。

左は、この記事アップの現在で孫が祖母のものだったとのこと。

そうすると、結構前のお品の可能性があり、何かそんな雰囲気も出ています。

結局は、ジュエリーも、最終的に、「いかにかっこよく映るか」というところにあるかと思いますので、コーデも大切で、素材が高級であることも関係はありますが、素敵かどうかというところがポイントだと思うのです。

メッキという素材だけで除外してしまうのは、結構固定観念に縛られた考え方かと。

確かに、輝きとかぱっと見に迫力あるのは、高級金属で作られた研磨された天然石の宝石なるもの。

でも、シーンによっては、そういったお品よりも良い時があるのです。

どちらかというと、高級ジュエリーというのは、静かなおしとやかなシーンで丁寧に使うというのが向いているかと思います。

そして、こういった使い方も非常に宝石の価値にも見合うというのが、講演などをされる舞台に立つ方のお仕事のお供ということです。

お話される方というのは多くの人の注目を浴びていて、やはり、そこへ、輝きを放つ、ボリュームあるジュエリーというのは意味があります。

そして、天然石のパワーなるものにより一層講演の成功の支えとなってくれることを願いたいものです。

どうしてもお出かけにダイヤモンドを身に着けたい時の工夫

どうしても、メッキジュエリーをお出かけには抵抗がある方は、ダイヤモンドでもカラット数の少ない1ctもしくはそれ以下の面積の狭い1粒とか、バー状の細長いデザインなどは、汚れたりするリスクは面積の広いものよりは多少ましです。

私の考え方だと、それもお品的には中途半端になり、やはりダイナミックな物が良いとおもっていますので、そういう中間的なレベルのダイヤモンドでも自分の心持が違和感なければ良いのではないかと思います。

いわゆる、お出かけ用のアクティブシーン用のダイヤモンドということでしょうね。

あとがき

では実際に私のジュエリーボックスはというと。。。

これがわずか8セット。

そのほとんどがプラスチックやメッキです。

それでも渾身のチョイスによる組み合わせで1点物の集まりになっています。

私が重きを置くところが「コーデ」にあります。

このコーデが完成する喜びの瞬間が、地金、天然石である美しさにうっとりすることよりもむしろ「生きがい」です(^-^)。

その後の他のアイテムとの組み合わせコーデがしやすいジュエリーの形とは【992】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーも高価になってきていますので、できるだけコスパの良いジュエリーを購入したいものですね。

今回は、購入時のジュエリー選びの際に、「出番がちゃんとある」ような他のジュエリーアイテムとも組み合わせしやすいような形というところに焦点を当ててみたいと思います。

よく、クローゼット内に、その時は衝動的に購入したけれど眠っていて出番の少ないお洋服があるように、結局は、他のアイテムとのコーデですので、なかなか合う相手が見つからなく結果出番がないというのは非常にコスパが悪くもったいないですね。

そういった洋服というのは、冒険的なハイレベル過ぎるお品だったのかもしれません。

良いと思ったのだから素敵ではあるのだと思いますので、組み合わせる相手さえ、事前に決まっていたなら、眠ったままということはなく着用の機会があったかもしれませんから。。

出番が多いジュエリーの形2選

左はオーバル型と呼ばれる楕円形。右はシャープ感あるひし形です。

この2つのデザインを出番の多いものになる形としてチョイスしました。

1)楕円

左のオーバル型(楕円)はカーブが柔らかいふんわりした形です。

これがペンダントトップだった場合の、ブレスレットとかリングの形を考えてみます。

まあるいカーブのある形であれば、全く同じ楕円でなくてもそれはそれで単調ではなくて、楽しいものになりますので、楕円にとらわれることはありません。

1つは、丸ですね。まん丸は、楕円と相性が当然良いです。

そして、フラワーの丸いカーブだらけのふんわりしたタイプのものですね。

フラワージュエリーもこの楕円が花びらに使われていたりして、とがったタイプの花びらでなければとても相性が良いのではないでしょうか。

その他、この楕円部分の形が入った優しいカーブのデザインのリボン型などもよろしいかと。

2)ひし形

そして、右のひし形です。

こちらは、左の楕円とはむしろ対極的で、とがっていてギザギザした面持ちです。

これには、同じひし形でも良いですが、正方形を角度を変えた位置になった同じひし形に映るモチーフがあるもの。

そして、星のモチーフもこのとがり部分がリンクして合ってくるかと思います。

あとは、ギザギザタイプの輪郭のモチーフのものですね。

三角モチーフも良さそうです。

左の楕円の時に出てきたフラワーモチーフも花びらがとがったタイプのギザギザした形のお花であればむしろこちらのひし形に合うかと思います。

あとがき

形をよく見て合わせていくことで、全体でコーデがすっきりとまとまります。

「美しさ」ということを考える時に、華やかで色とりどりであることだけではない、「整然としている」ということもこの美しさというものの1つだと思います。

何やら、美学なるものがここにはありそうですね(^-^)。

<出会い>おしゃれ重視の1ジュエリー好きがモノ申す!、ダイヤモンドのカラットがそんなに重要なのか【970】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近、地金の高騰と相伴い価値が高まるダイヤモンド。

ダイヤモンドの鉱山閉山など、過去よりも新しく作られるダイヤモンドジュエリーの数は多くは有りません。

ますます希少価値が高くなるアイテムになるに違いありません。

と、その価値についてなのですが、確かにダイヤモンドは光の屈折が複雑であることからも輝きがとてもまばゆいジュエリーの1つとされています。

その価値はctでも計られ、5ct、10ctともなるとなかなか簡単には見つかるものではありません。

ただ、私の場合、ct(カラット)に関してはそれほど重視していません。

その理由を今回お話させていただこうと思います。

おしゃれ重視の私がチョイスの素敵な1ct未満のジュエリー

確かに、ダイヤモンドジュエリーは、ラインとしては1ct以上が認められるラインとして1つあるようです。

2ctになると小さなリングであってもなかなか立派だということになります。

そういったことも、結果としては謳うけれども、一番の重視する点は、オシャレなのかどうかという点なのです。

これはあくまで私の考え方ですが、このおしゃれ重視の価値観で今後も行くのだという強い思いがあります。

左-K18YG/PT900台コンビダイヤモンドリング、右-K18WGダイヤモンドフラワーリング・・・いずれもダイヤモンドは1ct未満ですが、非常におしゃれなジュエリーアイテムです。左は、0.51ct、右は0.86ctです。しかも、パヴェなので、点在していて、その合計がctの値になります。

結構地金に関しては、かなりボリュームを意識していますので、地金有りきのその上でのctです。左は、K18YG/PT900のコンビ、右は、K18WG台です。

ダイナミックな作りのベースがあって、ダイヤモンドが装飾されているといった風に私はとらえていますので、なかなかダイヤモンドをメインに考えることは少ないです。

そういう考え方をすると、1粒ペンダントになってしまい、「よくあるデザイン」の域に紛れてしまいます。

ただ、ctが大きいと、今にも「シャラーン」という音がしてくるほどのギラギラ感はありますので、ctの値が大きいことの見かけの影響ももちろんあります。

でもあまりに輝き過ぎると日常使いの枠から外れ、シーンが限られて、恐れ多いお品になり過ぎる、たまにしか使わないジュエリーになってしまうということもあります。

なので、やはりまずは、日常使いの親しみやすいジュエリーなのだけれども、華やかなものであるという路線をたどっています。

あとがき

全体のバランスで素敵さが決まるような気がしてならない私ですが、それだからこそ飽きずに楽しめるという点があるかと思います。

とっても高級な物を1点だけ持つという価値観に対して、いろいろ楽しんでいくある一定レベルのお品というコレクションもにぎやかで楽しいものになるかと思います。

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ブラウンダイヤモンドの濃淡が素敵なリボンタイデザインがうまくセットに完成できなかった理由【962】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当レンタルジュエリーというのは、セット組になっているのが特徴です。

ネックレス、ブレスレット、リングの3アイテムをすでにセットにコーデして番号が採番されます。

セットの途中のものは、番号をとって、セットへ完成するまで保留になりますが、今回、1年経過しても腑に落ちなくて断念した、けれども素敵なジュエリーをご紹介したいと思います。

ホワイトダイヤモンドにはない魅力がブラウンダイヤモンドにはあるかも

今回は、濃淡ある展開のブラウンダイヤモンドのセットに使用としていました。

しかし、ブラウンダイヤモンドのブレスレットがあまり豊富でないこともあり、ペンダントトップのリングが1年前に組み合わせてあるにもかかわらずずっとブレス不在で完成しないまま1年を迎えてしまいました。

両端が長期保管分です。

真ん中は、セットへの完成の最後の一歩みたいなつもりで、同じデザインの少し違ったアイテムを最近投入。

左のものより小さいという違いがありますことと、ダイヤモンドのカットとか色味が違います。

この2つのペンダントトップを一緒に1つのチェーンに通してみたのですが、ぶつかり合って、ダイヤモンドや地金を傷つけることになりそうだったのです。

では、違うチェーンで段差の重ね付けは。。。という案は、少し平凡に思われました。

段差というより、ほぼ同じ長さで、うんと短いチョーカーレングスの36cmくらいをわずかな段差の36/37cmで重ね付けというのが最終的にこの小さい方のペンダントトップを考えた時点での案でした。

しかし、そうしてもリングも特にボリュームがあるわけではないことで、ここへブレスレットを持ってくるとしたら、ブラウンダイヤモンドとホワイトのツートンの2連辺りかなあと思ったのですが、全く見つかりませんでした。

過去にすでに1つお見かけして、入手しそびれていたので時期遅しといったことだと思います。

ということで、このセットは一から考え直しということになりましので廃案です。

ブラウンダイヤモンドはホワイトには及ばないと聞きますが、それもお洒落分野からの視点で私が見るとそういったことは関係ありません。

透明よりも色が付いていることでお洋服に合わせやすいこともあります。

ただ、ブラウンダイヤモンドは茶色に手を加えた処理がし過ぎていると茶色が鮮やか過ぎて胡散臭いです。

そこはよく見て気を付けたい点ですが。。

今後、ブラウンダイヤモンドは一度完成したものを作るというのが目標です(^-^)。

あとがき

今回のような例は、レンタル商品が3アイテムで1セットというところの難しさであり、ここが特徴でもあったりするんだと思います。

セットにすることで、よりこだわって厳選しているということを実感します。

不思議なのですが、ダイヤモンドって希少価値がもともと高いストーンであるのに、集まっているところばかり見ているものだからよくある石だと錯覚してしまいます(^_^;)。

カラットなどは結果的なものであって、やはり、一番には、お洒落重視で今後も行きたいと思います。

ワンピースの肩パット取り外しのリフォームとその後のジュエリーコーデ2選【944】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回の記事はカテゴリーが3つにまたがる内容です。

YOUTUBEでは、前半と後半のような配分で、前半でリフォームしたワンピースを後半でコーデするものです。

そのコーデの中でジュエリーも登場。

ということで、<リフォーム>、<コーデ>、<ジュエリー>という3分野のカテゴリーにまたがる内容をお届けします。

今回のリフォームというのは、ワンピースの裏地付きの肩パットの取り外し例です。

肩パットとワンピースの裾がむずびつきにくい位置ですが、実は関係があります。

「ふらし」の裏地構造の場合の肩パットの取り外し例-裾から手を入れて肩パットへ到達

長袖のクラシックなヴィンテージワンピース:ハンドメイドのようです。

以前勤務のアパレルの会社で、お直し担当のパート様が何人かいらっしゃいました。

その時に教えてもらったのが、コートの肩パットの修正の場合に裾から手を入れて行うというものでした。

これは衝撃。とても遠くに位置する2箇所が関係があったのです。

このやり方は、コート、ジャケット、ワンピースなどの裾が「ふらし」といって

ピロピロの状態で本体生地と裏地の間にすき間が見えている場合に限ります。

裾の先端の裏地と表地の隙間から手を入れて上に探っていくと、肩パットにたどり着けます。そして、優しく肩ごと引っ張り出して見える位置に出し、肩パットを縫い付けから外すのです。
リッパーを使って、肩パットのみを外していきますが、今回のお品は、肩パット自体が本体の地縫いを兼ねている部分があり、ミシンの部分もありました。しかし、これを外さねば肩パットが外れないので、地縫いに穴がいったん開きます。それを最終的に閉じることをミシンで行います。この写真の瞬間が、ミシン縫いの部分をリッパーで外している場面です。
肩パットが外し終わりました。
こんな風に、いせこみも含まれる開いた箇所の肩部分同士2枚を元の位置に忠実に待ち針で留め、ミシンで元のラインと同じ位置を縫います。返し縫いは取り入れた方が丈夫です。
左右同じことをやって、ワンピースを裏返しにして、穴がないかをチェック。こんな感じで肩のラインに沿った裏地の取り付けの元の形に添って、肩パット無しバージョンで出来上がりました。
以前にも肩パットの取り外しの別のリフォームの記事でもお伝えしましたが、肩パットの取り外しだけでは肩のラインの効果は大きくは出ません。やはりその当時の流行の肩のラインというのは、アームホールだったり、肩のたれる角度だったりもあり、ライン自体は変えていないので、もっと違うラインにする場合は更なるデザイン修正となります。けれど、このワンピースの良さというのは、やはり当時のラインも含めたものになるので、あくまで肩パットを取り外すだけにとどめた方が味わい深いです。かといって、変化が全くないわけではなく、肩ラインのパットによるいかつい感じがなくなり緩やかになりましたので、一定の視覚的効果は出たようです(^-^)。

出来上がったワンピースで2種のジュエリーを比較してみる

では、せっかく完成したワンピースを実際に着ていくイメージをお伝えするために、ジュエリーを2種ご紹介したいと思います。

後で貼りますYOUTUBE動画では、ベルト、靴、バッグのお話も盛り込みました。

ここでは、ジュエリーのみ2種で比較してみるということに致しますね。

ここへアクセサリーを飾ります。ワクワクしますね(^-^)。

まずは、王道の、パールです。

私物なのですが、昭和くらいのヴィンテージのあこや真珠ネックレスをつなげて、ロングにしたもの。

いろんな使い方ができます。

あこや真珠は高級品ですが、大変お手入れが難しく、そのようなものなにこちらが、じゃらじゃら言わせて、気さくに着けられるのも、すでに傷んで黄色っぽくなっていることで普段使いの真珠として利用しているからです。

けれども、あこや真珠であることは永遠です。

あこや真珠であることは、淡水真珠とは一線を画します。

パールは、こういったお花柄にはだいたい合いますので、使える定番のアクセサリーです。二連にしたネックレスとリンクした同じようなヴィンテージあこや真珠ブレスの2個着け、そして、ヴィンテージのあこや真珠のリング1粒を3個着けと数を複数にすることで華やかに盛ります。
1連だとロングですが、正面全体に真珠が広がり、個の付け方も素敵です。

真珠があまりによそ行き過ぎるというイメージがぬぐえなければ、次のようなアイテムも良いです。

合成石の大粒スクエアペンダント。チェーンは、K18YG/PT850コンビですが、レンタルジュエリーではもう使用しない太さ(細すぎる)で、私が私物に使わせていただくことにしました。トップは、合成石。ライムグリーン色がワンピースのデイジーの花の色とマッチ。とてもなじみます。
アップに寄ってみました。なかなかよく色が合っています。

もしかしたら、あこや真珠よりも気さくに着けられるのが後者かもしれませんね。

とこんな感じで、2種の違ったテイストのジュエリーを比べてみました。

今回、ベルトのバックルが形が四角であることから、どちらか一番を選ぶことになると、後者になります。

もっとベルトが豊富なら、バックルの丸いベルトがあるならそちらに変えてあこや真珠コーデが一番になる可能性はありますね。

あとがき

今回3つのカテゴリーにまたがる内容をお届けしました。

リフォームも、何でもかんでもリフォームというのもどうかと思います。

やはり、もともと作った人がいるわけで、味わいにはその作り手の拘りが入っていることもあります。

どうしてもリフォームしなければならないという箇所にとどめ、お金をかけすぎずに、元の味わいを活かすということも重視したいものです。

<出会い>不思議なのですが。。。全くのお揃いであることが一番の相性でもないという発見【943】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回、新しい発見がジュリーコーデにおいて見つかりました。

発見といっても、新しい天然石がみつかっただとかそのようなものではないです。

実は気づかなかっただけというようなことを認識したというようなことになるかも。

今回はそのお話です。

お洋服と同じように考えると、ジュエリーもスーツのように同じ物を見つけることが可能であるが。。。

私がレンタルジュエリーでお取り扱いのジュエリーは新品ももちろんありますが、古き良き味わいのヴィンテージ物も多いです。

その辺りは、あまり意識せず、その時のインスピレーションで変な先入観を持たず、お品を見た感じで決めています。

その結果、昔の物だったか新品だったかというだけですが、ジュエリーは地金の件があるので、もうここ10年のものだと好みのものは少なく、分厚く、地金をふんだんに使ったボリュームある好みのジュエリーというのは昔のものになります。

あまりに使い古した傷だらけはさすがにヴィンテージといっても価値は半減。

お洋服でもそうですが、ヴィンテージ好きだからこそ、眠っていた綺麗な状態の物を探す醍醐味があって、ジュエリーも同じ考え方です。

今回は、そのジュエリー探しの中でとても興味深い発見がありました。

一番上はネックレス。これに合うブレスの候補が2段目と3段目。

先に、一番下のネックレスと同じデザインのブレスを見つけていました。

なかなか同じ物がない中、ミラクルのすばらしさですが、こんな個性的なチェーンでありながら、同じデザインのブレスが見つかったのです。

これが見つかった時には、ものすごくこの「同じ」というミラクルに感動して喜んでいたのですが、ネックレスの場合、K18YGとPT850のコンビでツートンカラーなのに対して、同じデザインのチェーンなのに、ブレスレットの方はK18YGだけという点がやや違和感がありました。

ゴールド1色であることがなかなかなじみにくいのです。

その後同じような配分の交互に金銀がツートンカラーで並ぶ、全く異なる種類のチェーンのブレスが真ん中。

これだって思いました。これは、あずきチェーンを集めて固めたデザイン。全く違う種類のチェーンです。

しかしながら、チェーンの種類の違いよりも、カラーのなじみ具合の方が勝ったのです。

ここには登場していませんが、リングも金銀がこんな感じでモチーフとリング部分でくっきり分かれているK18YG/PT900のツートンカラーのリングなのです。

全体で見ると、自然にしっくりと受け入れられるのが真ん中のブレスでした。

ブレスレットは、着け位置としては、ネックレスとリングの真ん中。

両方をつなぐ関連付けなどの重要なポジションだと私は思います。

あとがき

今回のことは、お洋服にももちろん通ずるものがあるかと思います。

スーツを上下セットで着なければいけない固定観念とか縛りを取っ払い別であることの良さというのも新しい着方かもしれません。

ただ、スーツである良さというのがもちろんあって、それもせっかく合わせてある元の出来上がり、作り手の哲学がこめられてそうなったわけで、スーツだからこそのかっこよさもあるのです。

まとめると、「ナンバーワンのかっこよさ」ということを目標にした時に、どの組み合わせが一番なのかということ。

たまたま、同じデザインがそろったことがかっこよいのか、違うデザインでも色が相性が良くてかっこよいのかなど、色も違うけれども、形がリンクして美しいなど、目指す地点は、「一番」という点なのです。

ここを、何か固定観念に縛られたりして違う組み合わせをしたりしてしまった時に、一番の組み合わせではないのかもしれないのです。一番は。。。ということをポイントに置くことは、せっかく見つけたアイテムがそれぞれ活きるための大切な観点だと思っています。

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