すべての洋服に合わせることができるK18YG/PT850コンビペンダントを自分で組む【1119】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

私としましては、家族にもらったジュエリーは、そのジュエリーを主役にして、後から洋服を探す。。。などということまでしながら持ち続けています。

それくらい洋服とは合わせにくいアイテムであったりしますが、かえってそれがコーデし甲斐があります。

こういったことが好きだからでしょう。

昭和の昔ながらの鼈甲ネックレスなども記事にも時々登場しますが、なかなか難しいアイテムではありまして、工夫をする考案のきっかけになります。

今回は、鼈甲程は難しくないものの、もともとチェーンだけでお土産にもらった祖母からのネックレスがありまして、これにペンダントトップを探しました。

途中、レンタルジュエリーにも入れ込んだりしましたが、事業用のチェーンというのは簡単に切れたりしないように、そして、地金をたっぷり使ったリッチ感が出るようにとかなりボリュームがあるチェーンばかりです。

その中にはちょっと種類が違うか細いチェーンだったので見直しの際にとりやめました。そして、元のように今一度自分使いに戻したものです。

華奢とは言え、昔ながらの線径の丈夫な作りも特徴です。

きわめて日常的なチェーンであるからこその良さもあり、洋服がいろいろ変わってもどれにも合うようなペンダントにしていこうと今回このチェーンに合うペンダントトップを探しました。

水晶の多面カットボールトップがオールマイティーだと思われる

直径1.5cmある大粒です。南洋真珠の大粒が1.5cmの物などを想像すると、かなりこちらが存在感あるサイズであることがうかがえます。

特にクセの無いデザインの方が他とも合わせやすいということで水晶がひらめきました。

大粒のパールよりも水晶の方がいろんな洋服のテイストに合っていくかと思ったのです。

いろんな洋服に馴染むとは言っても、お品自体の特徴はやはりあった方が良いので、そういった点でこのデザインはベストでした。

バチカンは、最初、このようなものだったのですが、先端が細くなっていて裂けそうでした↓。

左端の方に映っているのが前のバチカンです。K18の刻印が逆さに正面に映ります。ニッパーを使ったら、やはりすぐに先端が裂けまして簡単に外れました。

そして、手持ちの線径1mmの厚みある丸カンを取り付けました。線径1mmもあるのは結構な厚みと言えます。K18YG製の贅沢な丸カンです。

丸カンだと太さが全体に均一なので、くるくる回っても同じ一定の強度をキープできます。

これなら安心だとホッとしたところです。

こういった場面で役に立つ、丸カンのパーツ材料(そこそこお値段がはりますが(^_^;))とかヤットコ2つではさみながら丸カンを開閉していく技術は誰もが持ち合わせていると良いと思います。

その辺の工具用のペンチだとキズが付きますし、ペンチも1つでは困難で、2個を互いにねじって活用するわけで、その技術は有難いです。

私もレンタルジュエリー業をする身としまして、ちょっとしたお直しはできるようにしています。

それがかなり今まで役に立ってきました。

過去の<ジュエリー>や<リフォーム>カテの記事でも丸カンを使った取り換え場面が出てきますので、是非、記事にお立ち寄りどうぞ(^-^)。

今回は、、YOUTUBEに撮影はしましたが、申し訳ないことに映りが悪く、ほとんど細かい作業部分が映っていなかったことをお詫び申し上げます<m(__)m>。

あとがき

よく、ネットで祖母にもらった18金ジュエリーを買取に出されているのを見ます。

人それぞれの価値観がありますし、その時はもらったかもしれませんが、くれた方も手放したわけで、それを使わないことだし。。。とお金に換えることは悪くはないのですが。。。

よく考えるのが、現金には特徴がない。すべて同じで、区別のないお札の価値は本当にあるのだろうかと。現金の方がその対価で手放してしまったジュエリーよりも価値が低いと思うことも私はあります。

なので、「家族からもらったもの」という価値が一瞬で、その場の現金によって消えていくのがとてももったいないことであるとも考えられます。

ものすごい金額でなければ、換金は未来志向の末永い価値ではありません。その場の一瞬のお小遣いです。

それよりも、お品自体をこの先も持ち続けていった方がストーリーとして人に語り、いろいろ工夫してずっと使っていける夢があるのではないか。。。

そんな風に思っています。

レンタルジュエリーの組み合わせ変更の裏側【1117】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」という名のレンタルジュエリー業をさせていただいております。

その特徴の1つに、あらかじめ3アイテムのセットが組まれているというものです。

ネックレス、ブレス、リングは誰もが共通して身に着けるアイテムであり、これらをそのまま一緒に使いやすくするためにセットアップみたいに組むことをさせていただいております。

その1セットごとがレンタルの1つの料金になっていまして、3セットまで同時レンタル可能の上限なので、合計9アイテムとなりかなり豊富な内容になっています。

お急ぎの際などには、パッと迷わず決めることができるのもセット組されたことのメリットになります。

もちろんご自身での独自のコーデは3セット分の中ではお楽しみいただけるかと思いますので、状況に応じてゆっくりあれこれ決めたい場合や、さっと手短かに決定したい場合など着用場面の違いにもご対応できます。

さて、今回は、そんなセット組があらかじめされた1セットを作るにあたって、私がその組み合わせにこめる強い思いと、納得いくまでには変更などもたくさんしてきたことのお話です。

つまり、表の出来上がりでは決して分からない舞台裏のような部分をあえてお伝えしたいと思います。

比較形式で、古いセットと新しいセットの変化が分かるよう、解説してまいりたいと思います。

目指すところは、「最高の組み合わせ」、「この組み合わせになるべくしてなった究極の集まり」であること

目指すゴールは、お客様がとても使いやすく喜んでくださることで、組み合わせにも納得してもらわねばなりません。

やはり、この同時着けが1番であるというところを常に目指してセットを組む考案をしています。

私も、レンタルジュエリーをスタート後、そういった組み直しの機会がなかなか難しかったのですが、ここで存分に全体を見ながら多くを組み直ししたという機会が得られましたので、今回の事もお伝えできることになりました。

そうして、いろいろ変更していく中で主に5つの変更理由といいますか、なぜ旧セットよりも新セットの方が良いのか、そんな点がポイントです。

まず、1点目は、取りやめです。

取りやめるというのは、何か後ろ向きなことのように一瞬感じますが、前向きな意味でこの取りやめをしたのです。

取りやめることで良い方向へ向かうことが見込まれて確信しましたので、そぎ落としたり、やめたりということも長い目でみて良いことがあります。

この中で取りやめがいくつかあるのですが、2つご紹介したいと思います。

1つは、時計の廃止です。

時計は電池交換時期が正確に読めません。

よって、お客様のレンタル中に止まったり、電池交換の1週間程、レンタルの機会を失うというデメリットが大きいです。

そして、時計というのは、電池交換だけでなく、長く持つには、すべてを解体する作業が何年かに一度必要だというお話を時計屋さんからお聞きしました。

それは、電磁交換の期間だけでは済まないでしょう。これもレンタルの機会を失いますね。

後は、私独自の考え方なのですが、さんざん18金やプラチナの地金が集まった中に、時計というのはステンレスなどの他の金属です。

確かにブランドで高級品なので宝飾品の部類ではあるのですが、ジュエリーの仲間からは外れるのかなと思い、全5点程の時計をすべて取りやめました。

そして、もう1つの取りやめは、細かい重ね付けの廃止です。

確かに重ね付けは、アイテムが多くなり、豊富なイメージですが、バラバラと散らばり紛失しやすいです。

よって、旧セットでは3本の同じネックレスを同時に重ね付けしていたことをやめて、新では、あらかじめ多重デザインで1本のネックレスになっている物をチョイス。

探すことにはとても苦労しましたし、高級ですが、これで腑に落ちています。

素敵なプラチナのY字ネックレスに変わったのです。

後者の方が個性がありますね。

こうした感じで、旧セット組から新セット組へと生まれ変わることを私の役目の1つとして力を入れてきました。

続く、②-⑤までは、当記事では画像のみでご紹介します。後に貼りますYOUTUBE内ですべての解説がございます。どうぞご視聴下さいませ<m(__)m>。

④や⑤は1つのセットが2セットへ分かれていくケースでしたので、2つずつご紹介致しました。

あとがき

とにかく、お客様に楽しんでいただけるよう、使わない時間帯も、そのセットをうっとりと眺めて心地よい気分を味わっていただけるよう、私が事前に熱を込めた舞台裏でした。

こうして、ジュエリーを身に着けていただくお客様のために今後もこれぞというシャレの効いたお品をご提供してまいりたいと思っています。

レンタルジュエリーは「本物志向のレンタルジュエリー」というネーミングです。

当HP内にそのコーナーがございます。

お気軽にお問合せやお申込みをどうぞ(^-^)。

レンタルジュエリーご注文フォーム

私が、事業者の山田絵美でございます(^-^)。お申込みお待ち申し上げております(^o^)丿。

「観念」や「連想」で決めたジュエリー同士のコーデ、見た目の形そのものではなく全体の雰囲気をフローラルであるととらえたセットの組み方【1078】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当、「本物志向のレンタルジュエリー」のお品の中から、1セット他のセットとは違う組み合わせ方をした組み合わせをご紹介したいと思います。

なんと、雰囲気で決めたというものです。

けれど、本当に雰囲気だけで合うと思ったのだろうか。。

そんなところを一緒にご共有いただけると嬉しい内容です(^-^)。

いつもは、形、色、素材で関連付けてきたけれどこの場合は違ったということからの組み合わせ決定までの流れ

レンタルジュエリーの内容が、ネックレス+ブレス+リングという3アイテムを1セットにした商品になって並んでいます。

この組み合わせは私が一番力を入れている点です。

この組み合わせをする際には、やはりそれで1セットですので、なぜその組み合わせとなったのか伝わるような分かりやすいそろえ方をしています。

・デザイン:モチーフの形などが同じで関連付いたアイテム同士。

・色:使われているストーンの種類が同じ。

・素材:地金が同じK18YGで統一したり、時には、地金ミックスの1つのモチーフになっている3つを寄せ集める。

こんな感じで何かしらの関連付きで集まった意味あるセットということになっています。

今回ご紹介のセットは、その3つの関連の中では、とりあえず素材が同じであることは関連していますが、理論的にベタに形を見る限り同じではないのです。

左上が全体の写真。

いつもだと、K18YGの素材の統一にもう1つモチーフの形が同じなどを関連付けます。

最初、同じ透かしということに注目して、リングを透かしにしていました。

ところが何かひっかかってしょうがなく、リングに違和感を感じ最終的にこの薔薇リングに至りました。

以前の透かしでは、どのみち他の透かしと全く関連付かず今一つでした。

そこで、地金だけのところへカラーストーンで色を加えていくことがまず腑に落ちました。

が、しかし、薔薇モチーフはネックレスやブレスと同じ形かというと全くそうではないです。

しいて言えば、ネックレスやブレスの4つのラウンド部分の集まりがお花を連想させ、その言葉の「お花」というもやっとした観念がこのフラワーリングを選ばせたといった感じがします。

フローラルな雰囲気のセットといったところでしょうかね。

このリングがここに配置できるのも、ネックレスとブレスが関連付いていることが一目でわかるからというもの。

この薔薇も他には行き場が見つからなかった。

この透かしの2アイテムも、ここへ持ってくるリングが他に見つからなかった。

ここへ、薔薇のリングがやって来たことで、互いにまたとない相手となったわけです。

相手探しが困難なアイテム同士がやっとくっついた瞬間でした。

あとがき

今回のように、関連付きが、3つともではなくて、2つだけだったところへ異質の3つ目をリングで投入という組み合わせ方もあったこと。

これは、私にとって新しい学びでした(^_^;)。

当レンタルジュエリーでは、組み合わせがすでにされていますので、レンタルをご検討いただく時には3アイテム同時ということになるため、納得してもらわねばなりません。

バラバラを好きなように組み合わせるのが良いのか、すでに組み合わされているのが楽でよいのか。。

この辺りをユーザー目線で考えた時に、結局私のお仕事の一番の力の入れどころの部分に組み合わせの部分をここにしていこう、このコーデの部分をお手伝いして付加価値に入れていこうと決めたのです。

1つ1つが個性的な物の場合個別アイテムのレンタルで1つだけでお借りいただくと、残りのアイテムが合わせる相手というのが残りの中だけになってしまうことを考えた時に、セットにすることの意味は大きいと思ったのです。

1つだけの美しさよりも、寄せ集まった時の小宇宙が感じられる面白さがあるのです。

そういうコレクション的な部分を大切にしているレンタルジュエリーになります。

どうぞ、「本物志向のレンタルジュエリー」ご愛好いただけると嬉しいです<m(__)m>。

一度、そんな感じで、既存のセット組の内容を当ホームページ内の「本物志向のレンタルジュエリー」にてご覧になってみて下さいね(^-^)。

ネックラインを素敵に飾る豪華プラチナネックレス3種-Y字・切子・パイプ【1077】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、「本物志向のレンタルジュエリー」という当HP内のメニューの中から、プラチナネックレスを3選ご紹介したいと思います。

レンタルジュエリーの場合、1セットがネックレス+ブレス+リングという風に1アイテムずつが入りそれぞれの番号が採番してあります。

それぞれが別のセットなので、同じアイテムであるネックレス同士の分類とかつながりはこうして記事などでご紹介するのが良いと思いました。

1セットコーデはされているのだけれど、セット同士も同じ分野で関連付いていたり、コレクションみたいに集まるととても楽しめることがあります。

今回は、そうして、3セットの内から、ネックレスだけを1点ずつ抜き出して並べてみてプラチナネックレスの素敵さをご紹介したいと思います。

どれも3つの特徴が入るプラチナネックレスx3選

上から反時計回りに、Y字、パイプ、切子のデザインです。どれも違った雰囲気で、3つが集まることが素敵なコレクションです。
Y字:PT850製。適度なボリューム感のあるチェーンをデザインしてY字に作られた個性あるネックレス。カッコイイ雰囲気ですね。
パイプ:PT850製。ボールチェーンを編み込み、パイプ状になっています。このパイプの空間を形よくキープするためにステーション配置で内側にフープパーツが入れてある作り。

ボールチェーンは、遠目で見るときらめいて、とてもエレガントです。

作り自体は勇ましいような構造ですが、出来上がったらエレガントになっているなんて、とてもギャップがありい面白い♪。

切子:PT850製。切子パーツだけの場合はもっとシンプルですが、見た感じのエキゾチックさの効果は、まさに透かしパーツだと思います。こ段差2連。

切子は結構ずっしりと重みがあります。

その理由は切子内部も地金で埋まっていて、もとは1つの直方体というか内部が空洞ではないからです。

多くのネックレスパーツの内部はコストダウンや重さの解消のために彫られたり、空洞になっていることも多いですが、地金たっぷり使用に寄った切子。

しかし、全体では、透かしパーツや切子の彫りによって、重すぎることも解消されたりデザイン性もアップされてよくきらめき、素敵な物になっています。

切子の彫りは輝きの効果があると思います。

3点がそろったところで、どんな価値が詰まっているか考える

3拍子そろった3選の3つの価値を考えてみました。

1)プラチナ製である

2)ボリュームがある

3)デザイン性に優れている

潔くこれらの価値を誇ることのできる3アイテムなのです。

あとがき

プラチナって本当に素敵ですね。

良いレベルの地金のK18WGと比べると結構色味が違うのです。

より白っぽいのがプラチナです。

この白っぽい輝きに魅了されてプラチナのファンである方は多いかと思います。

私は、かつては、K18YG(イエローゴールド)の方が注目していたのですが、銀色のあっさりした感じがお洋服とのコーデにはさりげなくて素敵であるという良さに傾向していきました。

今までレンタルジュエリーにも多くは無かったプラチナもこうして徐々に集まってきています。

もし同じプラチナ素材で集める場合には、それぞれの持ち味がそのアイテムにしかないものを集めると良いです。1つ1つのすばらしさ、全部を一緒に同時に眺めた時の世界観などを味わえます(^-^)。

頻繁に使用したい指輪の地金台PT900よりK18WGをお勧めな理由【1046】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在「本物志向のレンタルジュエリー」というレンタルジュエリー事業をさせていただいております。

別のページでいろんな宝石たちがコーデされて掲載されていますので、お立ち寄りどうぞ↓(^-^)。

商品一覧

今回は、レンタルジュエリー事業者である私が、とことんジュエリー知識の習得を勉強させていただく中で学んだことを実際の選択の時に活かすお手伝いとしての記事になります。

特にレンタルでなくても、ご自身の指輪のご購入の際にお役立ていただければと思います。

リングの台の地金選びの時のポイント

実はリングというアイテムは、ジュエリーに一番圧力がかかりやすいのかもしれません。

指先というのは動きが活発でリングをはめながら物を持つこともしばしば。

そんな中で求められることが地金の強度です。

本物と呼ばれる貴金属の18金やプラチナというのは地金自体が硬度が低く柔らかい素材であることがまずあります。

それを強固にしていこうと、割金なるものが考え出され、K24である純金やPT1000である純粋なプラチナではジュエリーとしては弱々しいものになるということで、通常、K18YG、K18WG、PT900、PT850がアイテムの刻印に頻繁に見られるものになります。

刻印でK24やPT1000のものは、本来指輪には望ましくないかと私は思います。

けれども、その良さもあり、まずはジュエリー使いとしてはレアであるということと、イエローゴールドのK24は色がとても黄色みが強く、そういった色を求める場合にはとてもお洒落分野としては向いていますね。

なので、どうしても純金や純プラチナをご利用いただきたい場合には、リングではなくて、ペンダントトップなどのそれほど激しい変形にさらされるリスクのないアイテムにはまだよいかと思います。

ペンダントトップはまだよいですが、チェーンとなると、これはやはり引っ張ったり動きはそこそこありますので、割金入りが長持ちだと思います。切れやすいのでリスクが大きいかもしれません。

今回は、リングの場合を考えてみましたのでリングの場合のお話になります。

上の図のように、もともと柔らかい素材であることをある程度強度を高めた割金入りのK18YGとPT900で比較する場合は、これも差がありまして、K18YGの方が硬度が高いです。

プラチナ自体は18金より柔らかいと今後知識に入れておかれると良いかと思います。

ただ、どうしてもシルバーカラーの地金にしたいのだという場合、プラチナをあきらめて、K18WGを選ぶと、ここにはプラチナは当然入っていないので、K18YGと同様に考えられます。

同じシルバーカラーの台ならば、K18WGを選ばれたら良いと思います。

こちらの方が、変形しにくく、キズも付きにくいと言えます。

ただ、こういったこともデータからのもので、地金は全体的には柔らかいものであるということも思っておかれた方が良いです。

扱いはくれぐれも慎重に。。。ということですね。

もう1つお伝えしたいのが、じゃあシルバーカラーならいつもK18WGにしようと決意されるかもしれませんが、プラチナにはホワイトゴールドにはない白っぽい良さ、魅力があるのです。

2つの地金の違いで並べてみると、この図では同じ色にしてしまっていますが、実際は随分違うものです。

このことを知っている人は、プラチナ好きであることも多いかもしれません。

プラチナならではの魅力というのもちゃんとあるわけで、到底18金が叶わない部分です。

あとがき

シルバー色の台は、あっさりとしていて素敵です。

ゴールドのゴージャス感がない分控え目で気軽に、自然に装飾できる点が素晴らしいですね。

K18WGというのは、実は、後発的な地金なんです。

昔はK18YGがほとんどだったところへ、ロジウム、パラジウム当の銀色の素材が加えられて、ああいった銀色の様相を作ります。

ただ最後のロジウム仕上げというのは、塗ったに過ぎない部分もあり、正体は黄色いイエローゴールドであるということです。

あまりに経年だったり、リフォーム時などに火によって元のイエローが見えてくることを実際に目にした経験があります。

よって、純粋にどこまでも銀色を貫けるのは実はプラチナだということです。

ただ、K18WGにほどこされるロジウムメッキも相当なものなので、簡単にはイエローが見えてくることはないです。

だからこそ、丁寧に慎重にお取り扱いをすることが望ましいということにつながるわけですね(^-^)。

今後レンタルジュエリーに採用の実現を夢見るジュエリーx3選【1045】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1つ前の記事【1044】では、当レンタルジュエリーの「本物志向のレンタルジュエリー」には採用をためらうジュエリーがあり、その理由と共にお伝えしました。

今回の場合は、その逆でございまして、今後是非取り入れたいと思っているジュエリーを3つご紹介したいと思います。

ピンク石の隠れた名品、モルガナイト、クンツァイト、そして、星モチーフへの注目

女性はピンク色とか赤色、紫色のような赤みの色を特にお好みのようです。

その中で私が注目していますのは、ピンク色のストーン。このピンクと一口に言っても、いろんな種類のピンクがあることが分かります。

今後レンタルジュエリーに登場してもらいたいなあと思っているアイテムのまず1つ目は、「モルガナイト」です。

ピンクの色を表現すると、ややオレンジ味が少し入っているところが優し気です。

サーモンピンクというところまでいかない中間的なピンク色が素敵なのです。

モルガナイトは、すでに、お花の連結でレンタルジュエリーに採用はあるのですが、1粒物とか1種だけでの採用を今後に考えています。

このたびの、全国宝石卸商協同組合様による60年ぶり程の誕生石の改訂がありました。

その中の4月にモルガナイトが加わりました。今までこのストーンを知らなかった人も多く知ることになるかと思います。

私ももちろん、知ったのはここ最近のこと。10年くらい前から持っていたビンテージの連のネックレスがモルガナイトであると気づくまでにかれこれ10年を費やします。

パワーストーンショップの店員さんにも当初は聞いたりして自分なりに調査しましたが、ローズクォーツではないようだけど。。。というようになかなかクリアになりませんでした。

そして、ニッチな石なのではないかと思いながら、ある時、ネットの写真で発見。

モルガナイトというのは、掘り出される時は、「ベリル」という鉱物名です。

あの有名なエメラルドやアクアマリンと同じなんです。とても意外ですよね。

モルガナイトだけでで連になっていることは結構珍しく、なかなかのお品なのではないかと思ったのです。

ただ、その連のものは、パワーストーンの領域の鉱物のままの物で、宝石の領域には達していないと、現在はレンタルジュエリーからは廃止しました。

今後取り入れたいのは、研磨された宝石質の透明感あるモルガナイトになります。

そして、2つ目は、「クンツァイト」です。

こちらもピンク色ですが、やや紫寄りのピンクである所がモルガナイトとの見分けの1つになります。

同じピンクなのだけれど、暖色系とのコーデであるモルガナイトの一方、寒色系とのコーデがイメージできるクンツァイトは両方注目するに値する宝石だと考えています。

色の違いはいろんなストーンの説明でもよくお話に出てくるのですが、後から加わる成分の違いとなります。

マンガンという原子記号25番の元素がこのピンク色を主に出していくそう。

クンツァイトは、リチア輝石(きせき)という鉱物名。

リチウムやアルミニウムが主成分とのことです。何やら分かりにくいですが、私もググらせていただいたにすぎません。

アメジストよりも淡いし、ピンクとパープルの間のような中間色なので違いは目で見て分かるものだと思います。

3つ目は、星のモチーフです。

星のモチーフは地金をイメージしています。

くり抜かれて透かしになった星も素敵ですし、塊になった星でもどちらも注目しています。

星はどちらかというと一クセあるモチーフではあるのですが、他のクセのあるモチーフよりもジュエリー同士の組み合わせはしやすいと私は考えます。

星は遊び心あるカジュアルなモチーフだと思いますので、現在エレガント中心であるコレクションがひと通り落ち着くと、こんな方向へ行ってみたいものの1つになります。

あとがき

レンタルジュエリーも1つとして同じものがないように同じアメジストのペンダントトップがかぶれば、大きく形が違うものにしてみたり、とにかく1点物の方向を貫いています。

もともと宝石は、実は同じようでも、細部は全く同じではないそれぞれ顔が違うものということが素敵です。

けれども、それは専門家様でないとなかなか違いの部分は分かりにくいので、私としては、単純にぱっと見の違いで分かりやすく並べます。

レンタルジュエリーの写真もぱっと見の所見でお決めいただくということになりますので、大きくその違いが様相に表れているアイテムを決めていくことになります。

パッと見たときに「キュン」とくるものというのを常に意識しています。

聞いたことがない天然石でも、それはそれでレア。

ある程度硬度もあるものであれば、ニッチなストーンも見ていきたいと思います(^-^)。

レンタルジュエリーに採用をためらうジュエリーがある、その理由とは。。。【1044】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

本来、宝石と呼ばれるお品というのは、長く持ち続け、その状態が永久的であるところに魅力があり、価値があると言われています。

よって、「コスパ」を考えた時に、大切に扱うということが価値の持続につながるということになります。

そういったことも考えると、やはりモース硬度の値が小さかったりするものは、持続的でない可能性がある1つのデメリットになるかもしれません。

それでも、その美しさゆえに、少し取り入れることもあったりして、逆にそれが現在の価値であったりもするかもしれませんね。

ん-、難しいところです。

今回は、今まで一度も当レンタルジュエリーの「本物志向のレンタルジュエリー」に取り入れたことがない採用にためらうジュエリーをご紹介したいと思います。

ためらうにはやはり理由があり、そのひっかかりから避けていますが、もしかして、まだ知らない良さもあるのかもしれません。

とりあえず、3つをご紹介したいと思います。

その理由の点にもしも共感いただけたなら、是非ジュエリー選びにお役立て下さいませ(^-^)。

繊細過ぎるエメラルド、クセの強い蝶のモチーフ、透明では通用しなかったブラックダイヤモンドは現在お取り扱いがございません

上のイラストはあくまでイメージです。

まずは、エメラルド。

古くから愛でられてきた美しい石なんだと思います。

手を加えずに良い状態で発掘されることがなかなか難しく、それはこのエメラルドの元の性質にあるようです。

割れやすく、内部にヒビやインクルージョンが入ることがほとんどのようで、お店に並ぶ美しいすっきりとした状態になるまではあれこれ処理なるものがなされるのが基本のようです。

その処理の効果は、永久ではないのがとてもがっかりです。せっかく高額なジュエリーを入手しても本来の宝石の良さである「一生物」が実現できない場合があるということになります。

そうすると長い目で見た価値は薄く、いずれある時期には手放すことになりかねません。

次に、バタフライモチーフ。

蝶の触覚まで再現されたものも多いですが、宝石からやや離れる感じが私はしていまして、どうも洋服に装うことに違和感を感じています。

蝶なら、同じヒラヒラのリボンがクラシックでフォーマルで腑に落ちますので、リボンモチーフなら結構な数取り入れています。

私としては蝶はトンボとかカタツムリのモチーフと同じような仲間に思えて、身に着けて歩くものだと考えると、ミスマッチを感じてしまい、なかなか取り入れることができていません。

最後は、ブラックダイヤモンド。

透明で披露することのできない事情を踏まえたような黒い色付けのダイヤモンド。

やはり透明にはかないません。透明はとても純粋にその姿を見せてくれています。

ただ、そうと分かってはいても、よほどデザインが素敵なブラックダイヤモンドは1つは採用してみようかとも考えていますので、全く否定的でもありません。

同じ黒の他のストーンよりも輝く黒色ということで際立った美しさはあるかと思います。

あとがき

今回は、採用していないジュエリーのご紹介でしたが、逆もありまして、今後採用していきたいと思っているジュエリーというものです。

これも後のブログ記事で取り上げていきたいと思います。

後者の方が内容としては前向きですね。

しかし、今回の私が採用していないアイテムも、好きな人はいらっしゃるかと思いますので、あくまで、私ならではの判断になります。

結局は腑に落ちたお品であることが一番良いわけで、入手したことが良かったなあと思う気持ちが持続するものが正解だったということになります(^-^)。

ジュエリーの装いに個性をどうやって出しているのかのご紹介です【1043】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、なかなか表現がしにくいですが、頑張ってお伝えしていきます。

ジュエリーの装いの中でどうやって個性を出していくかです。

個性的と言うと何か誤解もあるようで、美術品の理解が難しい絵だったり、創作物だったりを思い浮かべてしまいますが、そこは誤解です。

実に普遍的なモチーフのものを多く取り入れながら個性を出していきたいのです。

そんな個性の部分が何なのかというお話になります。

当たり前な普遍的なデザインや形の美しさを活かす

南洋真珠のジュエリー同士のコーデ

南洋真珠も人気の真珠ジュエリーの1つですね。

よく見るのがこのマルチカラーのネックレス。

この写真で10-15mmの大粒でボリュームあるネックレスになっているお品になります。

10mm程度の均一のお品よりはダイナミックで個性が少しあります。

しかし、それよりも、これに合わせたブレスやリングをご用意したセットであることが個性的と思っていただきたいわけです。

普遍的なアイテムをコーデによって個性的にするのが私の組み合わせをする役割とお仕事になります。

ブレスはトーンの薄いグレーのブレス。リングは、白蝶黒蝶の大粒のダブルリング。台はプラチナです。

南洋真珠もそれ1つのアイテムでは美しいですが、装いの際にはブレスもリングも必要です。

真珠が合うようなイメージまではぼんやり思い浮かべますが、更にその先を実現したのがこのレンタルジュエリーの良い所かもしれません。

あとがき

コーデは無限かもしれません。

その広々とした自由な部分が魚座の私にとっては、お魚のように自由に泳ぎ回れる喜びです(^-^)。

レンタルジュエリーにおいて、有難い自由をしっかりと活かしていきたいと思っています。

レンタルジュエリー是非ご利用下さいませ(^-^)。

商品一覧

私が好きなペンダントチェーン18金3種ご紹介【1042】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、実際にレンタルジュエリーにも取り入れていますチェーンの中で、特に良いなあと思うデザインを3種ご紹介しますね。

3種共に共通するのが、「華やか」である点にある

まずは、これ。

ペーパークリップ:ビッグあずきと私は勝手に呼んでいましたが、ここ最近このクリップの呼び名を知りました。
名前不明:呼び名が分かりませんが、あずきチェーンのようなベネチアンチェーンのような感じ。よくきらめくのは水平でなく、バイヤスにねじりながらつなげられ、パーツの1枚板も彫ったようなへこみがある感じです。とても良くきらめきます。
名前不明:K18YGとK18WGのコンビ。パズルみたいに合体したパーツのチェーンでやや幅広です。やや柔軟性が無い面もありますが、何より素敵です。金銀ツートンコンビのチェーンはこれをきっかけに目を向けるようになりました。

これら3種のチェーンが演じる役割

今回の3種というのは、どれも華やかで存在感があります。

出番としては、トップがシンプルな点をチェーンで華やかさを加えるといった目的に使っています。

どれも柄みたいですので、つるりとしたトップに対してはこの柄のようなチェーンが相性が上手くいくと思います。

気を付けたいのは、トップが十分華やかなのに、このようなチェーンを合わせたことで、混沌としてしまい、本来のそれぞれのトップやチェーンの良さが分かりにくくなることは残念です。

よって、バランスを考えた使い方となると、今回のようなチェーンは華やかさを加えたい時の目的で持ってくることをお勧めとしたいと思います。

ただチェーンだけのネックレス使いであると、単独では平凡になると思ってそういった使い方はしない方向です。

やはりそこも、トップあってのチェーンという関係だと思います。

その他、パイプロープチェーンは、その存在感から複数レンタルジュエリーに取り入れていますが、重複しないように長さをどれも変えています。

60cm、70cm、80cmまでに及ぶ複数の展開でそれぞれペンダントトップとのバランスで合わせています。

今回ご紹介の3つは 結構レアなチェーンでしたね。

珍しいからこそのお気に入りなのかもしれません。

あとがき

チェーンは、ペンダントというアイテムの半分を占めていると思っています。

バランスの良くないペンダントを見ることがよくありますが、チェーンが取って付けたように華奢です。

チェーンは、トップを支える重要な役割であり、メインではないにしろやはり目立つものです。

しっかりとした良いものを選んでいます。

悪い宝石を安く買っても意味がない、相応しい価格の良質なジュエリーを見つけるために。。。【1041】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

この記事は、以前にご紹介の同じ著者様の本、「宝石3-ジュエリーその品質と価値の見方-:諏訪恭一 著」」を読ませていただいたところです。

以前の記事では、宝石2の方を読んだ感想でしたが、同時に借りていた(図書館)3も読み終えました。

もう、この本を読ませていただき、この本のファンになるほどです。

1もいずれ読みますし、この宝石シリーズはすべて読んでいきたいと思うまでになりました。

ジュエリーの良し悪しはぱっと見に表れる

本の中では、美しく宝石が輝く工夫などもご紹介されていまして、光とのかかわりもジュエリーは大いにあるかと思います。

地金の台の部分もそういった点ではジュエリーの大切な一部分であるということですね。

宝石のルース自体をジュエリーとした完成品によってより一層輝くものにしてくれるのは18金やプラチナの台のおかげなのです。

いろいろ有りがたき学びがありましたが、ジュエリーを選ぶ時に結局はその素敵さはぱっと見の一目に表れてくるということです。

「わーっ♪」というようなすごさが感じられる第一印象のジュエリーは、ただただ一部分を強調したものでは決してなくて、いろんな細部の美しさが集まったものだということになろうかと思います。

商業用というのは、マスに広く行き渡るようなお品で、低価格。

パッと一目見たときに、石や地金の幅などは華奢過ぎるものは低価格に計算された安物になることが多いかと思います。

大変厳しい見方になりますが、小粒は飽きてしまうんです。

じゃあ大きければ良いかというと、それはそれで、ストーンの内部が目立つわけですが、まずは大ぶりというのは最初に目を付ける点としては良いと思っています。

なので、ぱっと見で「小さいなあ」と何か心にひっかかりがあったものが最終的に高額なジュエリーとして購入する時には気になったままであることが実際に私も多いです。

やはり、心が躍るような、「とてもダイナミックだなあ」とか「迫力があるなあ」と初見で感じた宝石の方がすっきりと素直に納得できます。

ただ、小粒のものでも複数並んだ配置のものは、面積が上りがります。

そのカラットもアップしますし、宝石は並ぶことで輝きが増すということをこの本から学ばせていただいた点です。小粒1粒と多数という違いも大きいということです。

特に気を付けたいのが、1粒物ですね。

その1粒に良質さがかかっているので、それが一番難しそうです。

実際、私も1粒物はサファイヤやルビーなどはまだ採用が無いです。

いずれ良き出会いがあれば挑戦したいと思いますが、4大宝石の良い物を入手することは結構ハードルが高いと思われ、信頼のできる宝石屋さんが必要ですね。

あとがき

宝石というのは、長く持ち続けていくものです。

よって、購入の際には一大イベントに等しい力の入る行事になります。

私が自分なりに思うことは、変なしばりにとらわれない感覚がとても大切だということです。

特にレンタルをしている事業用であるので、余計なことを考えてしまうことがあります。

その余計な事というのが、過去にあった、「あれに形が合いそうだ」という例です。

結局無理矢理見つけた形を意識したジュエリーは後に手放しました。

微妙に違ったのを無理やりそこへ当てはめるように考えていたところにそもそも無理があったからです。

いつも何か引っかかりがあり、違うんじゃないかと気になっていて、手放してそれでよかったと思えました。

「少し違うな」という気持ちも宝石選びにはかなり大切なんだと思います。心持ちで選ぶ部分もあると思って良いかと思います。