ハイブランドジュエリーの有名モチーフを外しこれを選ぶ価値、ブラウンダイヤモンドのクロスリボンペンダント【485】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ダイヤモンドのカラットにそれほど重点を置かないスタンスでダイヤモンドのジュエリーを見ています。

1カラットでも華やかで大ぶりであれば魅力的ですし、3ctあっても1粒タイプは緊張感があり過ぎて敬遠しています。

ダイヤモンドのカラーにつきましても、透明が一番価値が高いと言われていますが、いろいろ見る中で、ブラウンダイヤモンドの気さくな素敵さも見逃せないと思っております。

何が一般的か。。などの見方ではなく、自分の目で見て美しいものを一番軸に置いていますし、自然にそうでなければ腑に落ちないとなります。

ダイヤモンドのカラーのお話を少しさせていただいたところで、ブラウンダイヤモンドのライトな色味である「シャンパンカラー」というタイプのペンダントをご紹介したいと思います。

「タイ」のようなリボンの抽象的な形はクセがなくて付けやすい

デザインは一応リボンの部類なのですが、横に広がった蝶々結びがされているデザインとは違います。

クロスされ交わったフォルムに動きがあるお洒落なデザインです。

ダイヤモンドペンダント:1.38ct。台とチェーンはK18WG。シャンパンカラーのブラウンダイヤモンド。

ペンダントトップのリボンのフロントとバックとで、ダイヤモンドのカットの種類が変えてあり、単調さの解消と奥行きの増加が感じられ面白いです。

このクロスリボンを見るところ、スクエアな感じのラインが際立つので、四角いモチーフのベネチアンチェーンを組み合わせてあります。

チェーンのデザインもある程度種類があるので、ペンダントトップの形によく合ったものをしっかり選んだ方が、トップ、チェーン共々お品が際立つことになります。

なかなかチェーンをおざなりにしがちなのですが、チェーンこそ遠目で見た装いには目立つものなのです。

あとがき

リボンデザインは左右対称の整った形であると、きちんとしたしとやかな印象になります。

そうしますと、「きちんとしたシーンに合いそうだ」などとイメージしやすいです。

リボンモチーフこそジュエリーの中で多数あり、有名ブランドであるほどその特徴が際立ち「クセ」が出ます。

それこそが「ブランディング」なのだと思いますが、あえて、誰もが知る有名どころを外すこのたびのような見つけ方もお勧めです。

マイペースで装うことのできるこういったタイプは、いつの時代でもかえって古めかしくない安定感があるところに価値がありそうです(^-^)。

なるほど♪、その組み合わせに大きくうなずける、18金のアンティーク調の透かしネックレスにベストマッチなバラのストーンリング【484】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

自身薔薇柄でこだわるインテリア小物を集めていまして、薔薇モチーフはついつい目がいきます。

ジュエリーのリングの中でも薔薇は多く登場していまして、地金に透かし彫りの薔薇を見かけることがよくあります。

このたびご紹介の薔薇リングは、透かし彫りではなく薔薇のお花と葉っぱが宝石で忠実に作りを再現されているという点がレアなお品です。

一目見て薔薇だと分かるクラッシックさが魅力の赤とグリーンのストーンの配置で形作られたリングをアンティーク風な装いのイメージで他のジュエリーと組み合わせてみました。

ジュエリー同士の共通点が目で見て特にあるわけではないが、雰囲気でベストマッチする不思議

こういう作りの薔薇のリングは実は珍しいと思います。

葉っぱもきめ細やかに設置されます。

薔薇のリング:K18YG台。お花の真ん中がダイヤモンド、花びらがルビー、葉っぱがエメラルド。

このリング、実は合わせる他のジュエリーを見つけることがなかなかの難易度です。

薔薇のお花も他のフラワーと同じでモチーフにはひとクセあるタイプだと言えます。

そうした組み合わせを決める中で最終的に腑に落ちたのが、透かしのアンティーク風なロングネックレスや透かしブレスとの組み合わせです。

ネックレスブレス共に、K18YGだけで作られたもの。ネックレスは、70cm級のロング。

薄いプレート板状の18金イエローゴールドを曲げて細工してデザインが作られています。

四つ穴がお花風であり、あくまで雰囲気としてなのですが、「フローラル」というキーワードが浮かぶ様相なのです。

どの道行き場の少ないレアなクセの有る薔薇のリングです。

同じく、なかなかリングが見つけにくい透かしのアンティーク調のネックレスと偶然にも同じような作りのブレスごとまるっとこの薔薇リングに合わせていきます。

なかなか言葉では言い表しにくいのですが、アンティークな雰囲気が出ています。

それには、このリングのお花が、クラシックな「薔薇の花」である必要があります。

「薔薇以外だとパンチが出ないな」とどうしても思ってしまいました。

こうしてまたとない、唯一の組み合わせが誕生しました。

あとがき

このたびの薔薇のリングは、当初はストーンの情報が全くありませんでした。

単純に考えて、赤とグリーンはルビーとエメラルドというのが第一の予想だったわけですが、万が一、赤がルベライトでグリーンがトルマリンである場合も無きにしもあらずです。

その後、全く同じ品物をネットで拝見し、その情報にルビーとエメラルドがありましたので、確実な情報として取り入れました。

結果的には単純に予想した通りの答えだったのですが、単純とは言えどうしてルビーとエメラルドと思ったのかの答えも含み、一つこんな考え方をご紹介したいと思います↓。

ストーンが何なのかを予想する際に、ルビーの相手にはエメラルドをコンビにして作られることが多いという見方が1つあります。

宝石はわざわざ多数の手間をかけて作られる装飾あるアイテムです。

そこへ名だたる世界4大宝石の内の2つのストーンをフラワーの中に同時に取り込むことは「価値」が高まる意味では、ある1つの考え方なのです。

クラシックで王道なフラワーのイメージを持つ薔薇ならなおさらです。

そんな風にわざわざ手間をかける作業を名もなきニッチなストーンで飾るよりもまずは有名どころの高い位置付けとされている王道ストーンで配置するわけです。

そうすると予想もしやすいし当たることが多いです。

またそこを意表を突いたレアストーンのリングで作られる場合、きっと色が原色カラーから外れたものになって、複数持つ中での第2のリングにしようという気持ちを生みます。

たった1つだけをまず選ぶとしたら。。

これを考えた時に、宝石に使われるストーンに、ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルドが乗るということの多さにうなずけますね(^-^)。

珠つなぎの昭和真っ只中のヴィンテージネックレスをいかに新しく装えるかの1つの答え、あえて鼈甲だけでそろえる【483】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

伝統的な和風なジュエリーの1つに鼈甲(べっこう)があります。

プラスチックみたいで軽いですが、ある意味プラスチックよりも軽く、亀の甲羅(人間の爪に質感が似る)という点が合成樹脂のコスチュームジュエリーとは一線を画します。

鼈甲は高級品であると言えまして、本来希少価値が高い素材です。

現在は、樹脂が存分に入手できない事情とか、加工技術者などが不在などの事情があるかと思うのですが、新しく作られるものは数が多くない様子だとお見受けします。

多くは昭和時代に流行のヴィンテージ品の中から見つけやすいです。

鼈甲は1つは持っていたいと思うお品ではありまして、おそらくどのご家庭にも、先祖代々箪笥の中に眠っていたひいおばあちゃんのネックレスなどが見つかるかもしれません。

ただ見つけても色にクセがあり、コーデがやや難しい点があり、実際に着用の機会に恵まれない実状があるかと。。

ダークな色や合わせにくいカラーである鼈甲、装いに映えさせる目的には決められたあの色では合わない場合もあります。

そこで、自身も母から受け継いだ作る前の素材としての珠(たま)の鼈甲をその後の友人やYouTubeから学んだ技術でK18YG留め具のネックレスに仕立てました。

オレンジ鼈甲のネックレス(留め具はK18YG)。

オレンジ鼈甲と呼んでいた鼈甲の名前は正式には白甲(しろこう)と呼ぶ

ネックレスは茶色寄りのダークなオレンジです。

これにカラーが合う同じべっ甲こそがかえって粋なのではないかと鼈甲だけで探すことを決意。

鼈甲も黒から黄色まで色の展開がある素材なのです。

よくあるヴィンテージ鼈甲ネックレスを個性的に装う1つの手としては、ブレスやリングも同じ素材で探すというチャレンジをご提案。

白甲(しろこう)の細口バングル:飴のように透明感が美しい。非常にレアアイテムです。これも昔のもの。

この黄色とオレンジの中間のようなトーンがとても明るく素敵です。

このオレンジを特に、鼈甲の中でも白甲(しろこう)と呼びます。

白と聞いて、「は?」と一瞬思いますが、鼈甲全体を俯瞰した時に、暗いダークな黒や焦げ茶に比べた言い回しでこのカラーをピンポイントに指すネーミングのアイデアだと思います。

あとがき

リングの鼈甲のくり抜きタイプもこの「白甲:しろこう」では珍しいです。

複数のレア度ある1つずつが集結することで、よくあるネックレスの1つに過ぎなかったその存在感を引き立てます。

こうして、他の貴金属類やストーンを入れずに同じべっ甲の同じカラーで突出した組み合わせは、またとない集まりとなりました。

オレンジ色は比較的際立ちすぎて難しいカラーかもしれませんが、レザーのライトブラウンに寄った色でもあります。

共通の色を探し、カラーをまとめることで他の小物と一緒に使いながら難しさを乗り切ることができそうです。

鼈甲は多くがコーデがごつくなりがちで難易度が高いです。

よく作戦を練ることで「おばあちゃんネックレス」が新しい装いの提案となるような生まれ変わりに期待したいです(^-^)。

小さな空間にボタニカル柄が実現、抜け感ある花柄ワンピコーデをワクワクしながらイメージするマルチカラーフラワーリング【482】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

フラワーモチーフのジュエリーをとことん集め、「本物志向のレンタルジュエリー」にラインナップしています。

このたび、ほぼ100点満点を付けたいほどの素敵なリングをご紹介したいと思います。

青味寄りのマルチカラーで、葉っぱも多く入るボタニカルな雰囲気たっぷりの幅広リングです。

配色が抜群、抜け感ある装いにリラックスした雰囲気ではまる付け方のすすめ

マルチフラワーリング:葉っぱも入っていることが素敵でボタニカルな雰囲気です。K18WG台。

まず、地金のホワイトゴールドの銀色とカラーストーンの相性が爽やかでグッド。

パープル、ブルー、濃ピンクなどは台が銀色が似合います。

リングの縦の幅も15mmほどあってお花の数も多く豪華。

葉っぱはペリドット、間に華やかに設置されていて配色のバランスが整っていると見ます。

紫はアメジスト。

ピンクが石の情報が無いですが、ピンクサファイアかトルマリンかな。

中間色的なもやっとしたトーンのピンクです。

このピンクの存在は大きいです。

このたびの葉っぱの豊富なボタニカル色の強いリングは、肩ひじ張らずに付けることをお勧めしたいです。

柄でも無地でもこのフラワーに合えば難しいことなどないのではないかと。

紺などのシャープなカラーに、やわらかテイストをバランス良く入れ込む時に、このリングは活躍してくれそうです。

とにかく青味カラーであれば、それほどカラーを問うことはないと思います。

真っ黒コーデにももちろん良いですね。

馴染ませる場合は、リラックスしたタイプのお洋服に向くかと思いますが、そうはいっても、上述のように、きちんとしたパンツスーツに調和をとる点では、スーツに合わないことは決してないです。

もう1つ考え方として、せっかくのこの小さな空間が際立つよう、主役にするという手もあります。

何もお洋服から順番にコーデを決めていくのだという決まりはないと思うのです。

ジュエリーを最初に決め、それに合うお洋服を探すというコーデの仕方もあっても良いのではないでしょうか。

3点コーデ:ブレスはリングの葉っぱとリンク、ペンダントトップはクセを出し過ぎずにバランスを取りました。

あとがき

多種のカラーのストーンの寄せ集めで成り立つマルチカラーのリング。

ただでさえ特殊なマルチカラーです。

どんどんこうしたマルチカラーのフラワーリングが見つけにくくなっていると感じています。

素敵なアイテムに出会った時には即決。

この時の気持ちは、「喜んでお客様に喜んでもらえるわ♪」といったものです。

自分で身に付けることはありません。お客様のためのリングだったのです。

普段から好みをはっきりさせ、常に出番をイメージし、入手後も付ける機会が多々あるものが結果コスパが良くなります。

複数あると、1つのアイテムの色が偏っていても、それはそれの良さと認めることができます。

それが複数持つことのメリットです。

このたびの例はフラワーのマルチカラーに特化した集め方の1つですが、「特化」ということが「こだわり」を示す1つの指標です。

いろんなそれぞれの拘りがあると思いますが、バラバラよりも何か1つの事に寄せた集まりというのは一層世界観が高まると考えます(^-^)。

ダイヤモンドプレートぺンダントのバチカン穴周辺の隙間の狭さになぜか不安を抱く持ち主【481】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ダイヤモンドにはカットの種類があって、その違いで随分雰囲気が違うものです。

このたびお譲りいただきましたプレート型の個性的なデザインのペンダントには、テーパードカットの細かいダイヤモンドがぎっしり埋め込まれた、小ぶりながらよくきらめくペンダントトップです。

四角っぽいカットには、「バケットカット」と「テーパードカット」がありますが、バケットカットは「生粋の縦長長方形」で、テーパードカットは「やや台形気味」という上辺と下辺の長さに違いがあります。

いずれのカットもダイヤモンドをめいっぱい広い面積で活用しようという目的を持ったカットという点で、1粒の面積が広いために、迫力を感じるカットなのです。

こんなことを一度でも考えたことはありませんか、バチカン穴の寄り過ぎた位置について

K18WG台のプレート型のペンダント:<サイズ>縦17mmx横10mm程度。シリンダーチェーンは60cm。

とても綺麗ですし、ここまでぎっしり詰め込まれていることが何か潔いです。

シリンダーチェーンの多角体の造形とペンダントトップの枠組みの形がリンクして相性が良いです。

ただ、1つ気になることがあります。

ジュエリーでは仕方がないことなのかもしれませんし、軽いからバランスとしては悪くないのかもしれませんが。。

バチカン穴が先端に寄り過ぎていると私は感じています。

ぱっと見の印象ではその部分が気になるところでした。

ただ、ここへバチカンを通すにあたって、その後のバチカンのスペースの確保としては無駄な距離を排除した結果なのかと。

前述のように、小さめだから軽いからとれているバランスだとすると、このプレートのサイズがやや小さすぎると思った自身は、レンタルジュエリーには採用致しませんでした。

こちらの品物の同じタイプでもっと大きいものはその後見たことがありません。

デザインとしては際立った素敵なものだと思います。

あとがき

もっとサイズが大きければ間違いなく当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに入っていました。

このたびのようなプレート型で幾何学的な作りはとても注目するところです。

ハート、月、星、花、動物などの「クセ」が大いにあるモチーフに比べてコーデにとても馴染みやすいです。

とりあえずどんなお洋服にも合わないことはないという柔軟性のあるペンダントです。

個人でコレクションの1つとして持つには、他のジュエリーとの併用も素敵ですし使い道が多そうです。

お洋服の着回しならぬ、ジュエリーの付け回しが大いに可能な1融通の利くお品物でした(^-^)。

四角枠と楕円粒のコンビの曖昧さで選択ミスをしたことからの学び、豊富にあるシトリンのリングから1番のお品の選び方【480】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

宝石というのは、掘り出した鉱物である原石のいびつな形を、研磨されたりなどして出来上がる製品であり、原石ではその姿は随分違うものです。

土から掘り出された瞬間では鉱物なので、「鉱物名」というものがあります。

宝石になるまでの時間、日数、年数がありますので、鉱物の状態のまま保管されていることも多いと思います。

そうすると呼び名は大切なのです。

このたび入手しましたシトリンのリング、このシトリンの鉱物名は「水晶:クォーツ」です。

和名では「黄水晶」とも呼ばれて、黄色寄りのオレンジ色がよくあるイメージですが、その濃淡は産地によっても違い、オレンジから随分かけ離れて黄色っぽいものもあるとのこと。

黄色っぽい方が価値が高いとも聞きますが。。

このたび1点のシトリンリングをご紹介しながら、面積の多いタイプが豊富なよくある普遍的なストーンのシトリンの中でもこれぞという1品の選び方を失敗例からご紹介したいと思います。

スクエア調の台に楕円という曖昧さからは不採用、はっきり統一感あるフォルムの勧め

K18YG台の大粒のシトリンリング:スクエア系の台に楕円気味のカットが設置。微妙な形に映ります。

シトリンはウォームカラーなので、K18YGを黄色ととらえると、ゴールドとの相性がとても良いと思います。

大粒で透明感があって綺麗なのですが、最終的には「本物志向のレンタルジュエリー」には突出したものを感じなかったので不採用となりました。

大粒でボリュームもあるのですが、シトリンは大粒が豊富です。

よって、ただ大粒なだけでは差別化がはかれないのです。

台も四角、カットも四角が元々希望でしたのでこの写真のお品はもともと希望とは違いました。

屈託のない四角そのまんまが美しく、他のブレスやペンダントもはっきりと四角い調子のものが良い調子で見つけていけるはずが、この形の曖昧さが組み合わせのイメージが沸きにくかった結果になりました。

好みや価値観様々ですが、普遍的なよくあるストーンだからこそ、どこかで突き抜けた特徴が欲しかった、そんな感想です。

その後発見の黄色寄りのシトリンリング(K18YG台)。さっぱりとしていて大粒です。

1点目との違いは、枠が見えていないので楕円フォルムがはっきりしていること。

むしろこちらのシトリンリングの方が他のブレスやネックレスとベストな組み合わせが見込めます。

黄色味のシトリンも上のオレンジ寄りのシトリンと同じで台はやはり18金ゴールドがぴったりです。

楕円であれば、楕円の形が目に映るようなデザインの地金チェーンネックレスなど(例えばペーパークリップデザインチェーン)と組み合わせる手もあります。

ということで、1つこんな組み合わせをご紹介したいと思います↓。

相性の良い組み合わせ:①同じ楕円②K18YG台で統一③同じシトリンがマルチに入っている④多面カットが共通。

4つもの共通部分のある2アイテムは出会うべくして出会ったというほどのベストマッチです。

こんな相手が見つかった際には、とても幸せな気分になり喜んでおります。

その先には、レンタルをご利用いただくお客様の喜びを想像しているからです。

あとがき

シトリンの他には「アメジスト」も豊富で見つけやすいので同じように考えていけばよいと思います。

アメジストは色の強さがありますので、アメジスト同士では一本調子だと感じるならば、「アメトリン」というアメジスト+シトリンの合体のストーンを選択されるのも立体感が出ると思います。

このたびの、最初の四角調の枠に楕円の粒が設置のデザインが選択ミスからその後のジュエリー選びには大きく役立ちました。

よって、こうして、結果的な不採用のアイテムもご紹介しています。

お品物それ1つだけ見ていてはいけないところがとても大切な部分です。

後に組み合わせしやすいはっきりしたフォルムであることが最終的なコーデを粋(いき)に作り上げていけると思います(^-^)。

ヴィンテージジュエリーらしい18金ゴールド台4大宝石付き花束ペンダントトップをどうまとめていくかの考案【479】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

世界四大宝石という言葉がありますが、4つの主役級の天然石をまとめてそう呼びます。

ダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイアです。

透明=白、グリーン、赤、青のカラーの組み合わせの宝石が多いのは、この四大宝石を意識して、アイテムの中にお品と共に、その価値も入れ込んでいるというものです。

世界的に認められた王道の4宝石はその色がどれも原色カラー(ダイヤモンド以外)。

宝石としてのデザインの中にすべて入るということが1つの価値になります。

今回は、小ぶりながら、この4つが全部使われて入っているペンダントトップをご紹介したいと思います。

花束モチーフがヴィンテージ感ありながらづる草過ぎないバランスがあるのはなぜか

台がK18YGの花束デザインペンダントトップ。左から、ダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイアが配列。

よく、花かごのモチーフもヴィンテージ物で見かけますが、実際に着用するとなると田舎っぽくなりがちです。

かごが広がり過ぎていたり、ブローチとの兼用のデザインだったり。。

この花束デザインの良さは、すっきりとシェイプされた、更に他のブレスレットやリングも一緒に組み合わせ易いサイズ感であること。

エメラルドだけを葉っぱのように見せて、マーキスカットにしている石のカットのバラエティーさにもセンスを感じます。

ブレスレットやりリングはどんなデザインを合わせるのか

最終的にこの花束ペンダントトップは「本物志向のレンタルジュエリー」には不採用でした。

とは言え、せっかく写真がありますので、ブレスやリングを考えてみたいと思います。

まず最初にこのペンダントトップを選んで現在単独の時点でこれを軸に考えます。

K18YG台がはっきりと分かりやすい花束の包み部分。

よって18金イエローゴールド台で統一します。

ブレスレットは、エメラルドのマーキスカットや花束の包みのとんがりを意識した形の一連チェーンタイプなどどうでしょう。

特に主張のあるモチーフは控えます。

すでに花束が特徴あるモチーフなので引き立て役に回るのがブレス。

そしてリングは、こんなのどうでしょう↓。

三角モチーフがダブルリングになったもの。花束のとんがりとなんとなくラインが合うかなと。
一緒に付けるイメージ。

別の案は、トップの花束のリボンにご注目。

そのリボンにフォルムが類似のリボンモチーフのリングも浮かびました。

できるだけ花束のリボンに忠実にそっくりなフォルムで。。

どの道、三角のダブルリングとかリボンリングは一癖ありますから、複数への出番も難しいのでこういった時に1つでも合えば大喜びなのです。

あとがき

ジュエリーも、そのアイテム1つだけが素敵でも一緒に組み合わせる別のジュエリーとの相性で素敵に映るのかどうかが結局は目指すところになります。

そうしますと、やはり何時も全体を想像しながら1つの物を見ると良いです。

後に出番があまりないともったいないですので、いくつも出番がありそうなイメージができるアイテムの方がとりあえずはコスパを見込めます。

ただ、またとない逸品も持ちたい時があります。

特徴あるデザインであってもそのお品そのものが心から気に入れば思い切って入手してしまう。

その際は、1つずつだけで良いので他の一緒に付けるブレスやリングを渾身のたった1つの組み合わせとして真剣に選んで一緒に持っておくと難しいデザインが難しくなくなる時があるのかと(^-^)。

パステルカラーワンピに合わせるなら、ギンガムチェックやストライプも大丈夫、フラワー三角連結のグロッシュラーライトガーネットのペンダントトップ【478】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ガーネットという天然石がありますが、赤が結構よく知られていて、ルビーとはまた違ったもっとダークな赤色です。

このガーネットの色別の展開の中にグリーン色の鮮やかな色も存在しています。

今までトルマリンやエメラルドしか目にしたことがなかったので、グリーンのガーネットが新鮮♪。

その名は「グロッシュラーライトガーネット」です。

「グロッシュラーライトガーネット」は、覚えにくい名前ですが、つまりは、「グリーンガーネット」の事を指します。

グリーンの色鮮やかさがとても明るい気持ちにさせてくれます。

このたびは、「グロッシュラーライトガーネット」とその濃淡で飾られたペリドットのコンビのフラワーペンダントトップのご紹介になります。

偏ったグリーンの濃淡がかえって迷うお洋服アイテムをしぼりやすい

台はK18WG。濃いグリーンはグロッシュラーライトガーネット、黄緑はペリドット、透明はダイヤモンド。

この「グロッシュラーライトガーネット」の中にも細かい種類があり黄緑色もあります。

「デマントイド」という黄緑色の石が存在するのですが、今回の場合のペンダントトップの情報ではこの左下の小花は「ペリドット」。

色の濃淡で黄緑も登場しいるところに、デザインや配色のセンスを感じます。

こんな風にグリーン寄りの偏ったマルチカラー(ダイヤモンドの透明も白として入れると3色でマルチカラーです)も時には良いもの。

いくつかの宝石を持つ時に、偏った色味のものは、付け回しというよりはピンポイントでこのお洋服へという付け方ができます。

では、どんなお洋服が相応しいのかを考えてみました。

例えばなのですが、ギンガムチェックの黄緑色のワンピースに、このペンダントトップをチェーンと共に付けたらどうなるかな。

パステルカラーの優しさを、このはっきりとしたガーネットでしめるという役割が担えそうです。

お洋服も全体コーデなので、全体としてパステルカラーをうまく生かすには、差し色的な強い色をところどころ入れてあげるのが手です。

その他は、ピンク系などのお花柄のワンピースの葉っぱの部分とリンクしてこれを付けてあげることもトライしてみると合いやすいです。

使いやすい色とアイテムだと思いますが、その後の検討で「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップには並びませんでした。

しかし、フラワージュエリーとしては特徴ある素敵なアイテムだと思いますのでこうしてご紹介致しました。

あとがき

お花モチーフすごくかわいいです。

このペンダントトップはサイズが小ぶりで、フラワーが三角形に並んでもちょっと小さかったので採用は致しませんでした。

フラワーはどの道クセのあるモチーフなので、いろんな種類それぞれの違いをカラー別、細かいフォルム別に味わいながら複数を見ていきたいと思います。

フラワーだとストライプに合わないのかというと、ストライプシャツの種類をきちんと選べば行けると思います。

ある分野の柄でも限定的に合うものがあるという視野を持って一度最も合う装いをあれこれイメージしてみて下さいませ。

そして、どうぞ、宝石を見る時にお洋服との組み合わせでどうコーデが完成するのかをイメージされることを常にしてみて下さいませ(^-^)。

良い意味のクセと豪華さ、透かしとブーケコンビの色が目立たないリングをどんなペンダントと組み合わせるのかの1つの解答【477】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

フラワーモチーフのジュエリーを多数ラインナップの、「本物志向のレンタルジュエリー」という事業をさせていただいております。

その名の通り、自身が身に付けることはなく、お客様がご利用いただくジュエリーの数々となります。

事業の発展のための追加とお品物の見直しの入れ替えの際には新しくジュエリーを探します。

その時に出会ったジュエリーを1アイテムご紹介するという投稿の1つがこのたびの記事になります。

今回は、18金イエローゴールド台のダイヤモンドフラワーリングになります。

フラワーリングとしては個性的なデザインだと思います。

どこがそんなに個性的なのかは、少々深い部分がありまして、どうぞ興味を持ってご覧くださいませ。

ダイヤモンドが真ん中のフラワーリングのイメージと反転、花びらがダイヤモンドだらけのリング

これまでお花モチーフのリングをいろいろ見て集めてまいりました。

それらは、すべてレンタルジュリー用のアイテムです。

小花モチーフのデザインに多いのは、花びらはカラーストーンで、真ん中がダイヤモンドという作り。

この作りがカラーが引き立ち、強調されます。

今回出会ったのは、その反転みたいな、花びらがダイヤモンドの透明色で、真ん中にちょんとカラフルなサファイアが色とりどりなあっさりとしたブーケリングです。

よくあるタイプのフラワーとは反転であるところが強い個性です。

K18YG台の小花ブーケリング。花びらが透明なダイヤモンドで、真ん中がサファイアのカラーの石という配置。
透かしみたいに隙間のあるデザインというのも面白いです。色味はあっさりとしています。

縦の幅が、2cmほどありますのでブーケが豪華に広がっています。

それでも主張が強くないのは、この反転なカラーストーンの使い方のせい。

ダイヤモンドを花びらにし、真ん中にサファイアのカラーストーンを配置のブーケリングは今まで見てきたフラワーブーケのマルチカラーリングでは珍しいのではないかなと。

ごつく無くてスタイリッシュに映るバランスがあります。
3点セット:結局このリング実はとても合わせることが難しく、こうしてすべてが柄物で実現できたことに感謝。

リングのブーケフラワーを「和テイスト」で解釈してプラチナも混じった彫りが美しい小判型「超和テイスト」のペンダントと合わせました。

リングのお花の尖り具合、ペンダントのお花の花びらや葉っぱのとがり具合との相性の良い葉っぱみたいなモチーフのブレスが腑に落ちました。

いろんな組み合わせを試行錯誤した結果行き着いた3点の組み合わせでした。

あとがき

組み合わせるペンダントに関しては、別のこんな考え方もあります。

透明部分が多くてぼやけたリングに引き締めのアクセントを入れるための効果があるカラーストーン1粒のペンダントを合わせること。

本来こちらの方がアイデアとしては思いつきやすいのです。

ただ、ジュエリーも全く同じものが複数あることは稀。

たまたま、和彫りの小判型ペンダントとの相性が感じられこのたびの組み合わせこそ、「これだ」と強く思ったものです。

予想外に出来上がった偶然の産物なる組み合わせは、とても有難いと喜んでおります。

さてこの喜びの行き着く先ですが。。同じ感動を共有してもらうお客様以外にございません(^-^)。

類似品それぞれが違ったテイスト、たくさんのフラワージュエリーを集めたくなるきっかけのバイカラー連結フラワーペンダント【476】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

サファイアという天然石が有名ですが、多種のカラーのサファイアがあることをご存知でしょうか。

サファイアはブルー色だけではなく、オレンジやピンクもあるのです。

その理由が、元はコランダムという鉱物の透明なストーンに、その後他の物質が混ざりカラーが生まれてくることで、最終的にはいろんなカラーの天然石として完成されていきます。

ここまで生物の進化みたいなことが「自然の中で起こること」というところにロマンを感じます。

さて、このたび、マルチカラーで存在するサファイアの中にある2色が組み合わされたお花のペンダントトップがなかなかの存在感ある大きめなので華やかで素敵だと入手致しました。

こちらは当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに並びます。

暖色系と寒色系を組み合わせたようなオレンジとピンクの配色が個性的

色と色の組み合わせに、「あり/なし」は言い切れないところがあります。

よく考えると、暖色系、寒色系とグループが違うような2色がバイカラーになっていまして、それが逆に斬新です。

K18WG台のオレンジのサファイア/ピンクのサファイアの連結フラワーペンダントトップ。お花は直径12mm。

下のピンクはどちらかというと寒色系、上の暖色系のオレンジと並んで赤み寄りになっています。

細かい印象を実直に述べれば、上のオレンジ色に対しては、サーモンピンクのようなカラーを組み合わせることを思いつくのですが、同じサファイアであることを主軸に寒色系のピンクを合わせているところに奇抜さが出ています。

お洋服だと上下でこの組み合わせは違和感を強く感じますが、ジュエリーだと許容できてしまうところが不思議。

こうして違うカメラではよりオレンジに映ります。チェーンはK18WGの50cm。
3点セットコーデ:オレンジをペンダントだけにしたところが工夫点。ブレスやリングのストーンはすべてピンク。

あとがき

この度のようなフラワーモチーフのジュエリーは豊富です。

ただ、2色以上のこうした連結タイプなどは、今まで全く同じをあまり見たことが無く、どれもそれぞれの良さがあります。

そうしますと、フラワーモチーフだけでどんどんいろんなテイストが生まれ楽しくなります。

当レンタルジュエリーでもフラワーを多数ラインナップ致しました。

とはいえ、フラワーモチーフもリボンとかハートと同じようにひとくせあるモチーフなのです。

3つにまとめてセットにすることはとことんやりがいを感じるほどの難しさです。

こうした難しい役割を担うことがレンタルジュエリーにおいて私の仕事の1つ。

難しいクセのあるモチーフこそ実は魅力的だとも言えます。

よって、それをうまく活かせるよう良い組み合わせをたくさんご提案していきたいと思いますし、自身も考案しながら学ばせていただいているのです(^-^)。