ゴブラン織などの厚手で作る丸底バッグの地縫いがやりにくい、その難関を軽々突破できる技【777】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグで丸底バッグを製作する時の難関、丸底の地縫いがあります。

ひたすらカーブの難関の連続の為、そこそこ難易度のあるデザインのようです。

やはり直線は簡単です。

しかし、丸底バッグのメリットとしては角がないので、擦れなどのイメージが付きにくいし、実際、やはり角張っているからこそ面積が狭い突出した部分が接触して擦れにつながりますす。

その点丸底の緩やかなカーブは、そういったことを起こりにくくしてくれるので、デザインとしては価値があると言えますね。

ただ、実際に製作するうえでは、難関と呼ばれる箇所には違いありません。

ゴブラン織などの厚手で硬い生地の場合、ずれやすいことを解決する方法

せっかく丸底バッグを作るなら、厚手の長持ちしそうな生地を選ぶことが多いです。

薄手でも芯地を入れて強固にするケースが多いかと思います。

カーブの部分が待ち針を使ってもなかなかこれが上手く重ならないというのが悩みです。

それは、立体的な部分を平面のミシンで行うことの限界と言えるかと思います。

ただ、それはそれで仕方がないとして、何とか綺麗にできる方法はと考えました。

待ち針以上にしっかりと固定して重なり部分を固めるという目的で、ブランケットステッチの仕付けをします。

通常仕付け糸は、直線ですが、そこは、固定観念。

本来ロック始末のような効果のブランケットステッチをしつけでやっていくという技を考えました。

まず、そこそこ細かめに待ち針を全体にほどこします。
待ち針を付けたまま、ブランケットステッチの仕付けをします。仕付けといえば、直線のイメージですが、隙間やずれ防止に有効だと考えたものです。仕付け糸専用の生糸は切れやすいので、2本仕立て、もしくは、丈夫なテトロンなどの縫い糸でも良さそう。とにかく、このブランケットステッチ、完成まで残すというものです。
ステッチの深さ(縦)は5mmほど、横幅は1cm以内。結構細かな手間のかかる作業です。綺麗に出来上がるためにここで労力を使うというものです。
先ほど5mmの深さでブランケットステッチしたことには理由があります。地縫いのミシンを7mmの位置にするからです。生地屋さんに以前お聞きしたことがありまして、カーブなどの難関は、縫い代7mmがベスト。1cmだと内角過ぎて綺麗に仕上がらない、5mm程度の狭すぎる分量だと、強度やほつれの後々の心配、そもそも縫う時点での縫いそびれの懸念からやはり7mmが良いそうです。とても貴重な情報だと思っています。生地屋さん、ありがとうございます(^o^)丿。

こうして出来上がってひっくり返した時のラインは、非常に綺麗だという実体験がありました。

あとがき

カーブの部分に切り込みを入れる手法がありますが、バッグの底には辞めています。

強度の点で、縫い代をわざわざ削ることがためらわれます。

切り込みのメリットとしては、縫い代が融通が利いてよく開き、底のすわりが表にひっくり返した時に綺麗になるという点もあるかと思うのですが、あえて、切り込み無しです。

ハンドメイドの丸底バッグのこの難関を解決され、得意なデザインとなってかれますよう♪。

新聞のシリーズものの切り抜きを集めて自分だけのコンテンツをアナログ冊子で作る例【776】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

よく、「これは、永久保存版ですねえ」などと口では言うものの、実際に永久保存している例がいくつあるでしょうか。

デジタルの時代、いつでも閲覧できる可能性が高まり、保存版という言葉が、口頭だけの文句になっているような場面も見られます。

それは、安心感というのか、コンテンツが消えてしまう可能性が薄いことが定着したからなのでしょうかね。

そんなデジタルな時代ながらも、アナログなコンテンツ作りのご紹介をさせていただくのが今回の記事です。

実際、私は未だに新聞もペーパーの状態で読んでいますし、本も何かデジタルが落ち着きません。

そんな方も結構な割合ではいらっしゃるかと思うんです。

新聞の中にある興味あるシリーズを集めて冊子を作った例

新聞の中身というのは、大きくは、「文化」とか「産業」時には「事件」だったりします。

新聞の種類にもよりますが、おおわくそういった身近な生活にかかわる内容ですね。

その中で、シリーズものも数多くあり、担当の記事の一部分を専用の記者様やライター様がコンスタントにアップされています。

結構芸能人の方などもある一定の期間担当されているのもよく見かけます。

そんな記事がわんさか集まった新聞という大きなコンテンツの中で、是非これは価値のあるものだと思ったシリーズがありまして、バラバラとある一定の期間、毎日の新聞に掲載されていた切り抜きを集めて、1つに冊子にすることを決意。

内容などは著作権の兼ね合いで一切お伝えできませんが、そういった作業の例としてのご紹介になります。

図書館でコピーしたり、実際に新聞から切り抜いた記事をA4のコピー用紙に貼り付けて、まとめて、1つの冊子にしました。すき間を確保してコピーして、右端1cmの部分に糊付けして、最後に表紙と裏表紙を糊付け。布ガムテープ(巾2cm程度)で背面を覆います。コピー代のコストは¥200程度。とてもエコノミーなコンテンツです。

これを本みたいに読んでいくのです。

自分だけのコンテンツでの利用にとどめ、人に貸したり、ましてや商業利用で内容をYOUTUBEやブログにアップは禁物。くれぐれもご注意くださいね。

自分だけのコンテンツなならでは。マーカーなども自由に引けますね。

あとがき

料理のレシピなども、例えば、このメニューを作るなら必ずこのレシピなどのストックは有効です。

ほとんど、ネット検索で、その場だけの利用のレシピであることが私も多いのですが、実際そうしてみて思うのは、あの時の味付け良かったなあ。。。などと思うことも多いということです。

もう何も保存していなかったため、行き当たりばったりのネットのあふれかえったコンテンツから同じものを探し出すことが大変。

何度も同じレシピで作り、記憶にとどめる例もカレーライスで行っていますが、何しろインドカレーのスパイスが10種近く入ったものを1つ1つ大さじだったのか小さじだったのかさえ危うくなっていきます。

しばらく作らないとそうなってしまうものです。

そうした経験からも、こういった切り抜きの冊子というのも悪くないと思っています。

デジタルの時代だからこそ溢れすぎて1回限りになってしまう可能性もあるデメリットもあるわけですね。

ということで、コストがコピー¥200程度におさまった、本よりははるかにエコノミーなコンテンツを自分で集めて作ってみるという例でした。

楽しいものです(^-^)。

25オンスのヘビーなセルビッチデニムの製作からの学びと取り扱いの注意点【775】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2021年に、これまで縫ったことのない25ozもあるヘビーオンスのデニムを取り扱う製作の機会をいただきました。

通常リーバイス501なども13.5oz程度だと言われています。

12オンス辺りから上が厚手と呼ばれる領域。

そこをはるかにとんだ、ごわごわとしたデニムがあるんです。

これを実際にJUKI社製のシュプールTL25の職業用ミシンでエプロンやバッグをハンドメイド製作させていただきました。

その経験から他の通常の厚みの生地とは遥かに違う分厚い生地の取り扱いの点などをまとめてみました。

25ozデニム(日本製):重くて肉厚です。ある意味この重厚感が素敵なのです。

三つ折りはできるのか

まず、三つ折りにつきまして。

出来るかどうかというと、可能です。

ただし、三つ折りをすると三つ折り同士が重なる次の場面が必ず出てきますので、そこが工夫が必要とされる部分になります。

例えば、エプロン製作時のポケットの入り口はどうしてもよく接触する場所なので、三つ折りして縫い代を隠したい。

三つ折り自体は意外と簡単にできるので、いったん喜びます。

しかしその後は、縫い代をどう隠すのか、ここが考える場面になるわけです。

ポケットの場合、いろんな 14オンス程度のジーンズの作りを見ても、1つ折りのみ。

よく古着のジーンズのポケットの手を入れると縫い代の糸のほつれが出てきている経験があるかと思います。

あれを起こらなくする工夫と致しまして、ポケットの口の三つ折り以外にロックミシンをかけておき、1つ折りだけして、外側と内側に入った折った部分が隠れる程度の幅にもう1つステッチを入れるというものです。

ちょっとデニムの種類が違うものの写真にはなりますが、25ozもこの仕様であれば可能。ステッチを2列走らせます。そのステッチ同士の間にロックした縫い代が隠されます。

ということで、まとめるとすれば、三つ折りはできるが、ロックミシンとの組み合わせの製作が必要になるというものです。

これは、あくまでも、美しく仕上げるというゴールを前提にしていますので、何となく縫えちゃうこともあるかもしれません。

長い目で見てきちんとしたお品にするためという対策になりますので。。

裏無しを作りがちだが、裏付きの方が悩みが少ない

次は、裏地についてです。

こういった分厚い生地は、裏無しをイメージしがちです。

重なると縫いにくいから裏無しがスムーズではないかと。

しかしです。美しく仕上げていくことも忘れてはなりません。

そうすると、いかに裏無しの方が難しいかを身をもって体験しています。

裏無しというのは考え方によっては、裏側も表のような綺麗さが求められます。

隠す場所がないという点でも裏付きでは可能だった隠しゾーンが無いので、技術の良し悪しが問われることになります。

トートバッグなどを作る場合であれば、かさばらない程度の厚さの裏地をうまくチョイスすれば、裏地付きの方が断然作りやすいです。

裏地付きは、悩みが少なくスムーズに進めていけます。

中をのぞいた時に、縫い代が丸見えで、「厚手なのでどうしようもなかった(^_^;)」というのは、説得力がありません。

そこを、「厚手なのだけど綺麗に始末しました(^o^)丿」というのが付加価値だからです。

接着芯は貼らなくてよさそうだ

14オンス程度のバッグであれば、接着芯を貼った方が、ハリコシの効果が現れました。

25オンスともなると、貼っても変わりばえがしないようです。

もうすでに十分なハリコシが生地だけで備わっているからです。

そうしますと、通常私の場合、接着芯+本体に貼るハード薄芯があるのですが、いずれも貼らなくてよいという判断をしました。

デニムだけの長年の使用で起こるくったりしていく様子を「良き味わい」として楽しめるのも、芯地を貼らないということが自然で良いかと思います。

糸調子ダイヤルの位置が他の生地と遥かに違う

デニム全体に言えることですが、通常のブロードやローンなどの生地に比べてはるかに糸調子が違います。

かなり極端に違うので、そのままの糸調子で行くと、裏側(下糸側)がループ状にもじゃじゃする事態が起こりました。

糸調子ダイヤルは3以上の絞まったものが有効。

さらに、スパン糸で職業用ミシンで縫う場合の設定でも、糸案内という穴が3つ空いた部品に通常スパン糸であれば通さない省略する真ん中の穴にも通してみると糸調子が引き締まり、合うということがありました。

これも是非ご参考にどうぞ。

結局、分厚いデニムはデニム専用のミシンが相応しいということなのでしょうが、職業用ミシンでも細かい工夫で可能だと私は実体験から思っています。

あとがき

YOUTUBE動画内でもお伝えしましたが、固定観念で、このような分厚い生地は縫えないからやめておこうと思うことが、機会損失のような損であるのかもしれません。

やってみると、工夫次第で素敵にバッグが出来上がったりもできるわけです。

何もそれは技術ということではなくて、重ならないようにする作り方の工夫をチョイスしていくこととか、糸調子を研究して良く知ることで、可能になるということを今回のこの記事でお伝えしたいと思ったわけです。

ただ、家庭用ミシンは、その点分厚いからダメだという判断は合っていたりします。

ある程度ミシンが好きになっていろんなものを製作したいのならば、家庭用ミシンとは別に職業用ミシンをご検討されると製作の幅も広がるかと思います。

見かけとかサイズは何ら変わりがないのに、パワーがすごく違いますし、ぶれが少ないので、縫い目も綺麗。

製作のレベルも上がるというものです。

片頭痛持ち歴10年、まる2日間寝込む程の体験から片頭痛が起こらないようにする自主研究の記録開始【774】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、珍しい<食・健康>のカテの記事になります。

テーマは片頭痛。

片頭痛も、どのような症状になるかはネットにあふれていますが、その解決方法とか、治った例、治療法などはめったに見つかりません。

私が思うに、こうだからという1つの原因だけではなく、複雑なことが絡み合って起こるのではないかと思っています。

私の例ではありますが、ひどく2日間寝込むという事態がここ半年以内に2度ありましたので、その日時の記録とともに、私が思う原因の予想とか、今後の対策を書きたいと思います。

頭痛外来専門というクリニックへ訪れようともした過去もありますが、そのタイミングを逃し、今まで頭痛に関しては病院へ通ったことがありません。

いついつ治ると教えていただけるなら良いですが、お医者さんも首をかしげるようなことならば、行くだけ時間とコストの無駄だと考えてきました。

まだまだだとだらだらと通うこと程ストレスなことはありません。

はっきりしたことを教えていただかないのに通うということの不安と無駄は大変なロスになります。

まずは、勝手な判断はしない範囲内でにはなりますが、自分で心がけて防ぐ方法を見つけるところが今回の記事の結末です。

そういうことが結局一番根本の部分で、発症してしまってからは一歩遅いですものね。

大きな片頭痛の記録

ここ半年以内で2度あったという頭痛の日を細かくはないですがご紹介したいと思います。

間が3か月ほど空いています。この意味は、起こっていないのではなく、「蓄積」ではないかと私は考えました。

まずは、7月の頭でした、2度目よりも、この一度目の方がはるかにひどかった。

病院に行った方が。。。と思うほどなかなかおさまらず。

寝ていることしかできませんでした。

地面をはうようにして、洗濯、お風呂などの基本的な事だけをしました。

お仕事も実質お休みになってしまい、これが大変な痛手でした。

さて、7月頭と10月頭の2度起こっていることから、間が3か月程です。

この間は何も起こっていなかったかというと、寝込む程ではない程度のもやっとした片頭痛もありましたし、私が思うに、蓄積のような期間だと思いました。

なので、頭痛持ちという以上、常に持っている、それがいつしか発症するというものみたいな感じがしました。

実際に大きな片頭痛があった時の前日の生活スタイルを振り返る

2021年7月頭の時は、毎日の運動を多忙を理由に怠りがちだった日が続いていた背景を思い出します。

よくないなあ、スッキリしないなあと思って、やはり大きな頭痛がズドーンとやってきました。

おそらく、運動不足が1つ原因にはあったかと思われます。

2021年10月頭の時は、毎日の運動は休まずしていましたが、就寝時刻の遅さが際立っていました。

毎日a.m1:30を少し過ぎてしまっている日々が続きました。

夜は静かではかどるということで、睡魔も来ず、お仕事を欲張って夜中まで。。。

そんな中、もっと遅い日があり、a.m2:00になってしまう日が複数回ありながら、その10月頭に起こった時の前の日も、2:00頃でした。

就寝時刻の極度の遅さが引き金だったかと思います。

花粉症なども、就寝時刻が遅いと、翌日ひどいなど、免疫力の低下は就寝時刻の遅さで顕著だと感じてきましたので、同様のことが言えるかもしれません。

ここで、1つ、原因というのは、いろいろ複雑に重なり合ってのものだと思いまして、発症のきっかけは1つでも、積み重なった蓄積された原因は1つではなさそうです。

運動はちゃんとしていても就寝時刻が遅ければ結局そちらが原因となって頭痛が起こってしまうということからも、全体的にいろんなことを同時にきちんとしないとスキを突かれて発症するみたいなイメージです。

そして、意外なのですが、腸とは無関係とはいえないことを発見。

便秘がちな日の翌日にも発症したりします。

やはり毎日お通じがあるということの大切さです。

1日お通じがないだけでも、その日に頭痛が起こることがあります。

起こってからでは、頭痛薬も効かない、起こらないようにする対策

では、起こらないようにする対策です。

まず、就寝時刻を、あまり無理矢理では、長く続きませんので、0時代には寝るということを目標にして、現在2週間ほどが経過しました。

今まで1:30あたりだったのを1時間ほど早めます。これだけでもものすごく早く寝た気がしています。

これを現在も毎日続行中です。

そうすると、夜のあれこれの行動ががやや駆け足にはなりますが、かえってだらだらせずよいのかもしれません。

YOUTUBEアップなども遅かったのですが、あまりにも遅くなりそうなときは、思い切ってその日は諦めて、翌日の午前中へまわすという覚悟を決めて現在そのように実行しています。

たった2週間なので効果はよく分かりませんが、睡眠をたっぷりとれている感じがします。

そして、エクササイズもとにかく毎日休まず続けています。

所がです。ここからが厳しい現実なのですが、そんな順調に実行している最中にも、ここ2日くらい前にひどくはないですが、3時間ほど寝込む片頭痛が起きました。

ひどくはないですが、やはり寝込む程ではあったので、結構なものでした。

ちゃんと改善し始めたところだったので、悔しいですね。

いくつかの予想した原因の中でできていないのがお通じでした。

その日は便秘だった日だったのでした。

たった1つ毎日あるべきことがクリアできていないだけで頭痛が起こってしまうものなのか。。

けれども、頭痛で寝ている最中にお腹を触った時に、こぶみたいな塊を感じましたので、お通じがないことと頭痛は関係があるように思えてなりません。

よって、お通じをスムーズにするために、にんにくを適度な量入れるおかずだったり(にんにくは結構効果があり、取り出してエキスだけでも十分です)、甘いものは控える、チョコレートとか洋菓子は便秘になりやすいです。

というわけで、3回目のビッグな片頭痛が起こらないようにする為に、毎日きちんとしたスタイルで臨み始めています。

ビッグな片頭痛、非常に恐ろしいです。

2日も無駄にしてしまうのもとても惜しいです。今後起こらないようにしたいです。

あとがき

世の中片頭痛で悩んでおられる方は大勢いらっしゃるかと思います。

私のように前日の生活スタイルの中に何かしらのヒントが隠されているかと思いますので、そのヒントと思われることを改善してトライしてみる実験を続けていき、起こらないという結果を出していくことで、自力で直していく方向をまずは、考えてみたいものです。

ここ最近のネット記事で頭痛の注射が出来たとの内容を見かけましたが、それは、起きた時の対処になるので、少し遅い対処となります。事前に起こらなくする為のものであればよいですが。。。

どうなんでしょう。

最初の方でも書きましたが、1つだけの原因だけで起こることではなさそうで、日々の積み重なりがたまってバーンと大きなのが発症するイメージから、いろんな原因になっていそうなことを同時に改善していくのがちょっと特殊のようです。

そして、なかなかこれといった原因が出しにくいのも、複雑で複数の原因の集まりだからでしょうか。

現在も研究中なので、こうしていろいろ改善していこうとした記録の結果どうなるのかなどをまた、記事にしたいと思います。ビッグな頭痛は、期間からの予想で次回は、1月あたりが注意ですが、起こらないような努力は続けてみます。

また、この片頭痛レポートの記事を是非ご覧になってくださいね。次回1月過ぎたあたりに、大きな片頭痛が来たのか、来なかったのかなど是非お目をお通しくださいませ。

この季節ならではのモフ素材でリュックを作る最初の生地選び3種【773】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

冬になるとコートやマフラーが人間を覆ってくれますが、背負ったリュックがモフモフしたあったかい素材の場合、背中があったかいというイメージがあります。

実際の細かなことは、完全に背中にフィットしたものではないなどのこともありますが、間違いなく、背中周辺の寒さを遮断してくれる役割はリュックには少なからずあるかと思います。

さらにそのリュックをふんわりとした冬らしい素材で作るということを今回してみたく、素材を3選ご紹介したいと思います。

他の季節にも対応できるような程度のモフ生地を冬をきっかけにスタートするというタイミング

以前、夏にタオル地でリュックをお作りした「タオルシリーズ」という製作をしました。

2020年8月の事でした(【176】のブログ記事が該当します)。

今年の2021年の冬には、逆の季節で、あったかい生地でリュックを作っていくシリーズをしたいと思いました。

以前のタオルシリーズでも、きっかけは夏でしたが、その後もタオルの季節感をそれほど感じることのないオールシーズン行けるように、夏のイメージがあるタオル素材を他の季節にも使えるようにと考えた企画でした。

それと同じように、今回の場合冬きっかけではありますが、他の季節にも使えるような素材も入れ込んでいます。

ただ、冬らしさがmaxの素材も入れてはいます。

ALL黒色の3種をご紹介。一番左から、スウェット素材、パイルボア素材、リブ素材です。

これらは、今後実際にリュックを製作していきますので、その際に詳しく混率などをご紹介しますので、ここではざっくりとご紹介にとどめます。

すべて日本製をチョイスしています。

まず、左から少し近づいてその素材の特徴などを見てみましょうか。

スウェット素材:こちらは、綿なので季節感は本来あまりないですが、ふんわりした肉厚感がこの寒い季節がきっかけであるのが良いと思ってチョイス。裏面が季節感の無さの特徴です。↓
スウェットの裏面:この誰もがなじみのあるパーカーやトレーナーなどのスウェット素材の裏面が気持ちよさそうなパイルになっています。冬用に裏起毛の素材もありますが、あれだと季節が偏りますので、こちらの方が私としては好んでいます。バッグになれば、この裏面はすべて隠れてしまいますので関係ないですがね(^_^;)。
ループボア素材:こんな風に密にループになったボアの素材には毛が多く入る、この3種の中ではいかにも冬用といった素材です。せっかくなので、こういった冬ならではの素材も入れていこうということでのチョイス。この生地人気のようでよく品切れになっているようです。いかにもあったかそうですね。素材自体だけでなく、こういったループが密になった構造というのも、あったかさを出す原因になるものだと言えます。
上の素材をもう少し見やすく写したショットです。モコモコして凹凸感があり、プレーンなタイプよりも素材自体がユニークです。
リブ素材:一番右です。この編み方もなじみのある昔懐かしいクラッシックな素材。きちんと整った硬めの編み込みが信頼できます。無地とは言いながらも、柄のようにもなっていて楽しいです。程よい太口の糸が感じが良いですね。こちらはアクリルです。アクリルも冬がきっかけですが、もっと幅広く季節をまたぐことができる素材であると考えます。

あとがき

もう私も、とてもワクワクしています。

生地だけで楽しみがこみあげる、この3種はいずれリュックになっていきます。

また、是非完成のリュックもブログ記事でご覧くださいませ(^-^)。

11月前半には3種とも出来上がればなあと思い描いています。

ご注文をいただいて製作するハンドメイドバッグのデザインとサイズのシュミレーション例【772】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

バッグもシーンに応じて、ファスナーだらけの頑丈な物がかえって開け閉めにストレスがかかることもあるものです。

簡単なトートバッグが気さくに、中の物をスムーズに取り出したり出来る快適さというのもセキュリティー性と対極にあるもので、その辺りは、バッグも1点だけではない複数を使い分けるということのヒントになります。

今回、ご注文をいただいてバッグをお作りすることになりました。

その際に、デザインとサイズを決めることをしてから型紙に本格的に入っていきますが、その最初のスタート地点の一場面を一例としてご紹介したいと思います。

悩みから生まれた丸底デザインへのトライ

トートバッグのマチ付きも、角張っているためにその鋭利な部分が傷みやすく、使用するうちに擦れていきます。

それが起こりにくいデザインなのが丸底バッグ。

角張っていないので、全体的に緩やかで他の物と触れにくいという点がやや角のあるタイプよりも良いかと思います。

四角い底のトートバッグとの違いは、マチが別パーツで切り替えであるという点ですかね。

出来上がりが、縦25cmx横40cm(短い方)xマチ20cm。

この出来上りに合わせて、縫い代上下各1.5cmずつを見込み、型紙の側面パーツだけをまず作ります。

ざっくりとしたサイズ感はこのように測ってみました。よく持ち歩くアイテムを実際に置いてみました。
あえて、型紙パーツを2枚用意して、実際に近いシュミレーションをします。サイドの洗濯ばさみは、縫い代を1.5cmくらいずつつまんだイメージ。少しふにゃふにゃしてやりにくいので壁に立てかけながら行いました。
こうして、底が無い状態でも、前面と後ろ面さえあれば、サイズ感を測ることができます。最初の大まかなサイズ感とは違い本が横になり長財布も横たえる、これが実際の使い方に近いものになりますので、この立体的なシュミレーションはなかなか現実的で具体的なものになりますので大切な場面です。

あとがき

サイズというのは寸法だけではなかなかイメージしにくいものですね。

コンタクトレンズと眼鏡との違いもあり、眼鏡で見ると小さく見えまして、コンタクトレンズを久しぶりに装着するといろんなものが大きく見えます。

そういったことが勘違いとか目の錯覚などでイメージと離れたものにならないように、実際の物を当てるということだけでも結構具体的だと思います。

今回は、そういったサイズ感を共有し合う目的のシュミレーションの一例のご紹介でした(^-^)。

ミシンでステッチをかけている途中で下糸がなくなった時の対処法【771】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、誰でもミシンを使えば必ず体験するであろう、縫っている途中で下糸がなくなってしまう時の場面についてです。

こういった時に、綺麗に糸を安全に隠すにはどうしたらよいか。

長年、美しい縫い目を徹底研究しているpicturesqueの現在の対処方法2点をご紹介したいと思います。

そのまま糸を放置するのはほつれの原因に。。。きちんと隠したいことの実現

こんな風にボックス状に長いショルダーなどをステッチしている最中で下糸がなくなりました。途切れた場所の右側は、「わ」なので、結構致命的な箇所でした。その時に、糸を針で通せるくらいの長さが確保できるまでほついて、左サイドの溝部分へ出します。そして、その位置で玉止めして溝へ納めます。内側で糸が宙ぶらりんに横たわりますが、後で、真ん中に縫い付けられるステッチの2本線で固定されるという見込みです。
そうして、こんな感じでショルダーを完成していきます。

ただ、このやり方、仕方がないとはいえ、やや跡が分かるものになります。

よって、もう少し計画的にできるやり方が、下の2点目の方法になります。

下糸のボビンにフルに糸を巻いた状態で複数用意。そうして、途中で絶対途切れないような分量でスタート。そうして、一気に縫えるような下準備をして行うというもの。固定観念があり、ボビンは1つずつ使っていくというのとは違う考え方、同じ糸のボビンを複数並行して使っていくという案です。この方が、跡が付くような不安は起こりませんね(^-^)。

そうはいっても、途中のボビンももったいないので使いたいし、材料の糸のコスパを良くしたいですよね。

今回のような箇所ではない、途中で、溝など隠せる部分のあるパーツのところに残ったボビンんの下糸を使えば、もったいないことはありません。

途中で自然に糸目をつなぐテクニックに関しましては、そのやり方を以前の記事の【123】でご紹介していますので、よろしければ、<製作>カテの中の【123】のブログにお立ち寄りどうぞ(^-^)。

では、今回のyoutube動画もございますので、貼ります。

あとがき

やはり、製作するなら、末永く持って行けるものを。。。を常に考えます。

私も生地を商業利用をもちろんさせていただいているわけですが、同じ生地でも、量産品の海外生産品によく見られる、コスト、手間を最小限にした、針目が6mmほどのお品には負けない、長い目で見た丈夫さや細やかな美しさなどを出していくことがベースにあります。

100均の簡易バッグなどを見て、驚いたり、実際に便利に使えるので購入もしたりしていますが、そのお値段であっても、ちゃんとしたそれなりの作りの良さに驚きます。

この粗々しい6mmほどもある糸目で1時間程度で作れそうなものでも、ちゃんとした立派な商品なのです。

そんな究極なお品があるからこそ中途半端に手間を削ることがとっても無駄だと逆に思うわけです。

それなら、徹底的な丁寧さで作っていくことの方が確かな差別化です。

重なり部分の分厚い箇所を含むミシン縫いの最初と終わりの返し縫いの糸目を綺麗に出す裏ワザ【770】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回、ミシンの糸目の絡まりに関する、あるコツを見つけました。

早速ご紹介したいと思います。

極端に分厚い生地を取り扱ったからこその有難い発見

現在デニムで三つ折りをして、更にその三つ折り同士が端っこでは重なるという場面が多々あります。

このいわば、「難関」と呼ばれる箇所に関して、どうしても悩む点がありました。

返し縫いの糸目が綺麗ではなく、糸がたくさん絡まることです。

このような部分ができてしまうと、せっかく他のステッチの部分が美しくても台無しです。やはり隅々まで綺麗に整った糸目でこそ、全体でも美しいものに仕上がるわけです。

ということで、ここを解決していきたく、いろいろ考えました。

そして、1つのある方法を発見したのです。とても単純です。

最初の返し縫いの場面です。三つ折り同士が重なる難関が早くも出てきます。まず、3針ほどまっすぐそのまま進みます。通常この後、返し縫レバーを押しながらバックしますよね。ちょっと待った!。
そして、縫う対象物をひっくり返して、再度まっすぐ縫うというものです。

通常の返し縫は、対象物はそのままの向きで、そのままバックして戻っていくやり方ですが、そうではなく、バックをせず、方向転換して、同じ向きで縫うという言い方が分かりやすいでしょうか。

そうした結果下のような成果が。。。

2箇所最初と終わりの難関の部分を今回ご紹介のバックせず、縫うものの向きを変えて、多重縫いをするという方法で縫った結果です。大変美しい糸目ですね。変な糸の絡まりが起こりませんでした。

この方法1つあるのではないでしょうか。

ブロード程度の厚みの生地だと、他にもコツがあるのかもしれませんが、究極に分厚いデニム生地で行えたことが、大変有難かったです。

なかなか納得のいく結果です。

綺麗に仕上がることが、作っていても大変気持ちが良いです。

あとがき

特にデニムや帆布のような分厚い素材は、縫い始めと縫い終わりの糸の絡みが起こりやすいです。

解決方法が見つからず、仕方がないものであるかのようにお店にも並んでしまっているようです。

原因がはっきりわかりませんが、おそらく、押さえ金が水平ではなく、分厚い生地によって斜めに傾くことが原因で、ストレート向きの場合の傾きよりも、バックする時の傾きのその斜めの向きが、行き先が下に下がっていることが糸が絡まる原因なのかもしれません。

だから、こちら側に傾いている斜めであると絡まりが起こらないから、対象物をひっくり返して同じ方向に縫えば、成功したのかもしれません。

これは、本などには書いていない「技:わざ」と言えるものだと思います。

対象物をひっくり返す手間など、汚く仕上がってしまうことに比べれば、どうってことありません。苦労を買ってでもしたいことです(^-^)。

トートバッグのマチの計算に縫い代だけは含めないのが正解な理由を赤線を使いながら分かりやすく図解しました【769】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前に、トートバッグの型紙を作る際の寸法の中で、縫い代をどう含めていくのかを解説した、【137】と【138】の記事がございます。

このたびの【769】はその2記事とも大いに関連し、重複する部分もありますが、この理解こそが今後胸を張ってトートバッグを製作して行けることにつながると考え、まとめのような形で再アップをさせていただいたものです。

型紙を作る直前の計算式

慣れてしまえば、暗算をして型紙もすらすらと作れるようになるかと思います。

最初はじっくり時間をかけて理解しないと何か不安ですものね。

ということで、マチ付きのトートバッグの型紙寸法の計算の場面を例としてご紹介します。

赤いマジックは出来上がりの寸法です。
黒いマジックは、そう出来上がるための型紙の寸法の積み算です。

まずとにかく手順から解説を始めてまいりますねえ。

縦から行きます。まずは、そのまま実寸を置きます。

次に、上下の縫い代を同じ寸法の1.5cmずつ上下の分を足します。

私の場合、上が大きく縫い代をとるようなことはしておりませんので、上下が同じです。

そして、最後に、マチの出来上がりの半分だけを加えます。

半分であることの理由は、バッグの構造が前面と後ろ面の2つのパーツを合体させるものなので、型紙としては半分になるのです。

これを間違えてマチそのままの寸法にしてしまった経験がありましたが、出来上がりが40cmというおそろしく大きなマチが出来上がってしまいますので間違いですからね。

次に横です。

横も同じように、出来上がりの35cmをまず置きます。

そして、次に、両サイドに縫い代が必要なので、1.5cmを2度足します。

最後にマチですが、横の場合は縦と違ってマチが両サイドに存在しますので、2度足す必要があります。

ただ、あくまでも、半分の構造の分だけなので、2度足すとはいっても、半分の10cmずつを2度足すというものです。

そして、最後にマチです。

マチは、長方形で描いた縦横の値の、38cmx58cmの型紙の端っこの下側をこちらも、半分である10cmで正方形にくり抜きます。

10cmx10cmの正方形の分が余計なパーツですので除外するくり抜きをするのです。

マチには、なぜ縫い代を含めていないのが正解なのかの証明

ここで疑問があるかと思います。

マチには縫い代を足さなくてよいの?ということです。

こう思ってしまう理由は、マチが立体的に出来上がる構造の物理的な不思議が1つあるからなんです。

実際の製作の場面でマチをつまむと、ぺこんとマチが台形のような形に変わります。

実際にステッチをかけるのは、その台形のトップではなくて、縫い代1.5cmの内陸部です、

そうすると、台形は、底辺が横に余分に突き出していますよね。

この突き出しの分量が、縫い代の1.5cmに等しいのです。

これは物理的な法則とでもいう現象で、縫い代が1cmの場合であれば、1cm突き出します。

つまり、実寸で計算しておけば、自然に縫い代が含まれているということも言えますし、そもそもマチ部分は、縫い代とは無関係な内側に出来上がるものであるから、すでに、縦横で含めてある縫い代で事足りるということです。

こんな図を書いてみました。右上は、マチをつまんで縫う時の図です。
この台形の上辺は、型紙のの10cmから見ると、継ぎ目の縫い代で1.5cmずつ前面後面のパーツともにとられ、
短くなり、10-1.5=8.5cmずつの2パーツで合計17cmしかありません。
しかしです、縫う部分というのは実は、その1.5cm縫い代をとった下辺。そこは、物理的な構造状、
縫い代を1.5cm足した長い辺の長さになっているではありませんか。
それが上の17cmに突き出した1.5cmずつを両面分足した20cmであるということが事の解明です。

赤いマジックだけを見てください。

実際のマチになる線というのが、ちゃんと20cmに仕上がっている証拠がこの図でご理解いただけるかと思います。

台形の底辺は縦の長さ分上の辺より長くなるようなのです。

どうしても、頭で想像すると、台形の上辺を想像してしまうのですが、実際に縫う場所=実際のマチの出来上がりがその1.5cm下の辺であることがなかなか想像しにくいのですね。

この図解で想像だけのイメージと実際の構造が随分違ったものであることに私も驚いたものです。

あとがき

このマチの件は少し奥が深いかもしれません。

大変多くの人が悩んでおられるようで、腑に落ちていないのだと思います。

どうか、この記事がこの困難を乗り越え、マチ付きトートバッグが得意になるようなミシンライフを送っていただけるきっかけになりますよう(^-^)。

生地の本来の耳の向きを無視したハンドメイドバッグの製作は、「あり」という考え方【768】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

たった1日で急に寒くなり、思わず、タオルケットのまま、ミニこたつを足元に置いて寝ました(^_^;)。

何やら、季節の変わり目が粗々しい様子になってきましたここ近年です。

今回から、また新しい製作に入りますが、シリーズとしてはメッシュシリーズの一番最終になります。

その次からは素材のグループも変わっていきますので、今回がメッシュな雰囲気の素材としてはラストです。

この季節にメッシュをチョイスしたのも夏だけのイメージではなく、オールシーズンのイメージを出していければ。。というのもあります。

素材の季節感のイメージもありますが、それを打ち破るのも製造業者がご提案としてはできることです。

本来の地の目の向きを無視、柄を中心にしたい

今回ハンドメイドリュックを製作する4種の生地:左上から時計回りに、表地、裏地、巾着袋の外側、巾着袋の内側。

下の方に後ほど貼りますYOUTUBE動画内では、巾着袋の外側と中側とをどちらにするか迷っているというところまでお話致しましたが、その後1日経過しました。

そして、このブログを書きながら思うこと。以前、消費者様のバッグに対するいろんなご意見を集めたサイトをネットで拝見したことがありました。

「発言小町」様だったと思います。とても私には有難いご意見の密集でした。

その中で、内側を除いた時に、色が鮮やかだと中の物が見やすいというご意見がありました。

そして、私の考え方の1つとして、中の物を探る時の質感がつるりとした心地よさ、滑りの良さは、左下のパープルのサテンの方です。

右のシャンタンの黒は、裏面であればつるりとはしていますが、シャンタンの裏面の生地は引っ掛かりもあり、傷みやすいので、やはり同じつるりとした質感であれば、パープルの方がなめらかで丈夫です。

では、1種ずつ生地をクローズアップです♪。

<表地>:メッシュ生地ストライプ、混率不明(おそらくナイロン/100%とのこと)、日本製。

生地に名前を付けた方が、実際にこの生地を製造して業者さんではないことがここで想像されます。

製造業者さんは、地の目の向きに沿い、耳が横に付く向きを縦に見るので、本来この生地は耳がボーダーの向きで横に付きますので、ボーダーが正解かも。。。

まあそのようなことはさておきまして、少し前に同じ生地でボーダーの向きで、すでに「餅巾着」をお作りしています。

その生地がまだ余っているので、今度は向きを変えてストライプ向きで作っていくというのもの。

前回は、下のような向きのボーダーで完成しています↓。

少し前に完成した時の向き:ボーダーの向き。

向きを変えるだけでも違った感じになるのかなあと思います。その決めた向きに合わせて裏地もリンク。

<裏地>シャンブレージャガード、ポリエステル/87%、レーヨン/10%、ナイロン/3%、日本製。

マルチカラーがとっても美しく、ラメも素敵です。

衣装のような分類の生地になりますが、それを今回バッグの裏地にということです。

結構高級な生地で、裏地には。。。という考え方もありますが、表地にこの柄よりも、裏地にひかえた方が実際のお洋服とのコーデには、出番は多いかと思います。

少し余談なのですが、どうしても素敵なペイズリーの柄のベッドのマット(一番下の部分)を購入する際に、カバーで結局隠れてしまうけれども、この柄がマルチカラーでとても素敵だったから購入後現在も約20年近く使っているというエピソードがありまして、布団の柄などとは違ってはいますが、見えない部分にそういったものをひっそりとしのばせることも自分としては楽しかったりします。

この柄も本来耳からいうと、地の目はボーダー向きです。

けれども、表地のストライプ柄にリンクして、ストライプ向きに使うのがピンと来ました。

次は巾着袋の生地に移ります。

<巾着袋の内側>:ラメツインクルサテン、ポリエステル/60%、ナイロン/40%、日本製。

この紫色は、裏地のマルチカラーの中に見られる1色に関連付けました。

巾着袋をパッと開けたときの中側にこの美しいパープル色が広がる想像をします。

<巾着袋の外側>:シャンタン、ポリエステル/100%、日本製、シャンタンもこの節が美しいという特徴の生地ですが、ややざらりとしています。その質感もあって、巾着袋の外側が望ましいかと判断。

こういったメンバーで「餅巾着」のリュックをお作りしてまいります。

今回は、ここまで。

材料の生地のご紹介でした。

あとがき

1点物のようなものを作る時に、生地の余分があれば、向きを変えて違う雰囲気にすれば、全く同じではないものが出来上がるのだという検証も今回は兼ねています。

出来上がった時に、向きの違うボーダー向きとストライプ向きとを比べながらレビューするのも分かりやすいですね。

私自身が、バラエティーに富んだ感じが好きなこともあり、こういう意味での「いろいろ」がとてもしっくりと来ます。

いろんなデザインを作るバラエティーではなくて、1つのデザインを追求しながらの色や柄などの素材を変えるバラエティーという意味です。

また、完成の方を是非お楽しみにどうぞ(^-^)。