<出会い>咲き誇った様子をとらえた瞬間のような大花ガーネットペンダントトップ【788】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回ご紹介致しますのは、ガーネットは真っ赤だけでもないんだというお品。

ピンクとしてはダークなのだけれど、真っ赤とも違う程よい雰囲気の落ち着いた色がゴージャスな大花デザインとの重石おいバランスが素敵な組み合わせのペンダントトップです。

咲き誇った瞬間がデザインされたような大花ガーネットペンダントトップ

華やかな雰囲気にはお花デザインも大きくて広がったものが綺麗なのですが、暗めのトーンであるガーネットというのが粋だと思うペンダントトップです。

K18WG台ガーネットのフラワーペンダントトップ:直径3cmもの大花デザイン。

こうして見てみるとガーネットが赤紫のような色に映りますね。

ピンク色のトパーズやサファイアと比べるとはるかにダークです。

そこがまた魅力で、ここまで大きなサイズで豪華な地金部分の台であるのに石の色が渋いんです。

この色とデザインのバランスにかっこよさを感じます。

あとがき

今回の花びら、たくさん付いていますが、1つ1つにちゃんと台がK18WGで設置されているんです。

非常に良い作りですね。

ここで何ら関係がないようではありますが、ハンドメイドバッグにもこういった作りの良さは参考になるところがあるんです。

これでもあっと思うダイナミックなサイズ感なども特徴がよく出ますね(^-^)。

<出会い>デザインにキュンとくる、卵型の房のかわいいマルチカラーの房ペンダントトップ【787】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

フルーツモチーフのペンダントって芸術品ですね。

実際にお洋服にはコーデしにくかったりするお品も多いですが、置いて見ているだけで可愛らしいアイテムです。

いちご、さくらんぼ、パイナップル、りんご、そして葡萄。

今回は、葡萄にあたるデザインかなと思われる、房のペンダントトップのご紹介です。

1つ1つの房が丁寧にK18YG台に固められています。

和風な雰囲気のあるマルチカラーの房ペンダントトップ

K18YG台のマルチカラーの房ペンダントトップ:ストーンは翡翠やメノウの和風な石の種類が使われている葡萄デザイン。<サイズ>バチカンを含まずに、縦2.8cmx横2cm程。

こちらのお品は大変ピンと来ました。

房の1粒ずつのまあるい卵型がかわいいこと、マルチカラーの翡翠やメノウにストーンの分野を限定してを使っていること、台を1房ずつ設置していることなどがとても良いです。

メノウや翡翠は雰囲気というだけでなく、実際の産地とか産出の歴史からも日本の天然石と呼ばれている程、和風な2種の石。

このペンダントトップを見ていると、日本人の手によるお品なのかな、、、と推測します。

あとがき

マルチカラーアイテムは、お洋服に合わせやすいです。

黒から、原色、パステルカラーまで季節も問わず、流行にも左右されず安定にお使いいただけそうです。

フルーツなどのモチーフのクセがあることでコーデしにくい点をマルチカラーの色の展開がコーデしやすくしてくれているようです。

葡萄デザインも葡萄そのままリアルなものでなくて、抽象的な感じに仕立ててある房の部分が抜群です(^-^)。

<出会い>差し色コーデに活躍できる大粒ガーネットのスクエアペンダントトップ【786】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前、ゴールドメッキの台ではありますが、ガーネットのスクエアのペンダントトップを自前で持っていたことがありました。

なかなかクラッシックな雰囲気で、それが20年程前の事。

そこから20年後の現在、変わらずスクエア型に魅力を感じています。

同じタイプのもっと大粒でK18YG台の本格的なペンダントトップに出会いました。

このことからも、宝石のデザインは流行に左右されるものではない点があるかと思っています。

Y字ペンダントが10年くらい前にメンズ分野で一世を風靡したようなことが見られましたが、そんなことはむしろ希だと思います。

宝石はそ流行が「ない」と言っても良いくらいだと思っています。

今回ご紹介致しますのは、深いボルドー色がとても渋い、ガーネットのスクエアの大粒ペンダントトップです。

差し色には1点ほしいガーネットを個性ある大粒で。。。

K18YG台のガーネットスクエアデザインペンダントトップ:<サイズ>バチカン含まずに、縦18mmx横14mm。

窓辺でお写真を写しましたので透明感ある部分が映りました。

室内では、深いボルドー色で、ずっしりとしたものです。

大粒の私ならではの基準とさせていただいています縦2cmx横1.5cmよりはひとまわり小さいですが、なかなかこのサイズであってもビッグだと言えます。大粒の部類にはなります。

こういったバケットカットのスクエアタイプは天然石の種類によってイメージが違うので、見ていて、飽きることがないです。

ごちゃごちゃしていなく、はっきりしていてシンプルだからこその良さがあります。

あとがき

赤色は差し色になりますね。靴とかベルトも赤色の出番があるように、ガーネットペンダントも是非お洋服とのコーデに活躍していただきたいと思います。

<出会い>こんな分野のマルチカラー宝石もある、レア度の高いペンダントトップ【785】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当レンタルジュエリー事業では、マルチカラー宝石をたくさん取り扱っております。

私自身がマルチカラーが好みであること、楽しく明るいイメージ、多くの石を一度に身に着けられるお得感といったところ。

そして、基本としている事業のテーマでもある黒コーデのお洋服にマルチカラーは映えて美しいです。

そんないくつかの理由もありマルチカラーは常に注目しています。

宝石でいうマルチカラーは別々の天然石を地金の台に設置して一つのアイテムに設計したものがほとんどですが、今回のマルチカラーは1つの石だけでいろんなカラーが出ているという点が、ちょっと特殊なマルチカラージュエリーになる点でレアです。

アンモライトという名前でいただいたハート型ペンダントトップ

光の干渉で赤やグリーン、黄色のビタミンカラー風に映るという1点のアイテムなんです。

K18YG台アンモライトという名称のハート型ペンダントトップ:<サイズ>縦2cmx横2cm

このストーンは光の干渉でこのようにマルチカラーに目に映ります。

すごく綺麗で、熱帯のようなイメージがこの色から感じられます。

これは染色とかいったものではなく天然の色目になるようです。

光の干渉でこのように映るとのこと。

そう考えると、1つの物品でこんなにいろんな色が見られるストーンとなるとやはり価値を感じます。

このペンダントトップの良い点は、枠をK18YG台で囲ってあり、バチカンを宝石タイプのもので設置されている点が、ちゃんと宝石の領域の作りがしてある点ですね。

表面の多面カットもエレガントです。

あとがき

このような天然石があるとは知りませんでしたので、このたびの出会いは本当に良いものでした。ありがとうございます。

原色カラーが差し色になりそうで洋服とのコーデもワクワクしたものになりそう。

<出会い>大粒と呼ぶにふさわしいボリューム感のアメジストペンダントトップ【784】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

四角いモチーフって何か惹かれるものがあります。

入れ物のボックスとか、インテリアなども。。。

今回は、四角好きな私がチョイスの大粒と呼ぶにふさわしいボリューム満点なアメジストのペンダントトップのご紹介になります。

バケットカットのスクエア大粒アメジストペンダントトップ

以前、バケットカットやテーパードカットの効果というのが書かれているのを拝見。

面積をより広めに映し出し、宝石の美しさを最大限に披露する効果というような内容でした。

実際こういったスクエア調のカットを好む私も納得の内容です。

この大ぶりなカットこそがシンプルですが、より一層迫力の度合いが増すように思えます。

K18YG台のアメジスト大粒ペンダントトップ:<サイズ>バチカン含まず、縦2cm強x横1.5cm程。

よくバチカンを含んでサイズが提示されていますが、本当のトップ自体の大きさが分かりにくいですので、私は、バチカンを省いて表示しています。

これが本当のリアル感を感じられる表記だと思っておりますが、長年のしきたりや、業界の常識のようで、バチカンを含んだものをペンダントトップと呼ぶ定義からのことなのでしょうね。

私が大粒の目安にしているのは、バチカンを含まないストーン+台の部分のみで、縦2cmx横1.5cmを大粒の目安と考えています。

縦が1.5cm以上であれば、大粒と呼ぶこともあるようで、大粒の範囲が結構広い感じです。実際は手に取ると中粒程度だったりしますね(^_^;)。

中粒などと言ってしまっては商業上盛り上がりがありませんから、大粒の部類になるのでしょうが、結局は、身につけたときの印象がどうかなので、最終的にはユーザー様が感じることです。

そうすると、実直に、大粒、中粒、小粒と分けて、その実物にちゃんとぴったりな言い回しを実直にお伝えしていきたいと思っております。

あとがき

アメジストはこうした大粒は多い感じがします。

天然石の中でも、採掘の時に大きな塊でゲットできやすいものと小さい物しか見つかりにくいものとあるのかな。

アメジストはそういった点ではよくあるみたいですが、そこを大粒というサイズの面でレア寄りにしていこうというのが今回の1点になります(^-^)。

ブローチも兼ねたペンダントトップはサイズもなかなかのもの、ダイナミックデザインの美しさにうっとりのダイヤモンドペンダントトップ【783】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

地球の奥の方に眠っていたところ、激しいマグマ活動によって一瞬の短い時間で地上に向かって運ばれて結晶になり地上に打ち上げられる奇跡的なストーン、これがダイヤモンド。

本来は地上にいる私たちが身近に目にするようなストーンではないのです。

そんな希少なダイヤモンドなのに、ジュエリー界にはとてもたくさんあって、豊富過ぎてその希少性が分かりにくいというパラドックス(^_^;)。

ダイヤモンドは無色透明なので、カラーによる綺麗さを演出しにくいので、デザインは重視するところです。

専門的な事だと、内容の面でも4Cとして他の質の部分に関してもかなり重視されているようですが、私としましては、おしゃれ重視の事業ですので、意外にも一番に「おしゃれ度」が来ます。

そんな見方からずっと拝見してはきたものの、ピンとくるような大ぶりタイプが今一つ無い中、ついにこれは。。というペンダントトップに出会います。

今回は、大ぶりサイズでは申し分無い素敵なダイヤモンドペンダントトップをご紹介致します。

ダイヤモンド3ctのビッグサイズのペンダントトップの程好い親しみやすさ

K18WG台のダイヤモンド3ctのビッグペンダントトップ(ブローチ兼用):<サイズ>縦4cm弱x横2.5cm。

3ctあれば、レベルは高いです。

テーパードカットがメインに使われて、より一層迫力が増しています。

ダイヤモンドも5ct、10ctととなればきりがないですが、それは私としては結果的なものだと思っています。

まずはある一定の高級感とデザインのバランスが良いお品ということがポイントです。

その点で、こちらはどう見ても、「よしっ♪」というお品という判断になりました。

ここまで私が力をこめる理由は、「自分のものではない」という理由から。

「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップにいずれ登場するものになります。

5ctや10ctはさすがに、「ギラギラ」しますが、この3ctは輝きが程よく親しみやすいのです。

それでも迫力があるのは、地金とか思い切った大胆なデザインの賜物。

宝石が、決してストーンだけでできているわけではないことの証明です。

あとがき

希少性のあるダイヤモンドがたくさんあるという矛盾の中から、さらに希少性のある1点物のようなお品を見つけるとしたら、やはり「おしゃれ感」だと思えてなりません。

おしゃれ感の上限は無限であると感じます。

私独自の考え方ですが、一番の重視はここにあります。

ダイヤモンドはどうしてもctの数値で判断しがちですが、それでも「ジュエリー」として見た場合には、多くの中からこれぞというものがキラリと光るのは、その「おしゃれ感」であると考えているのです。

ハンドメイドバッグとレンタルジュエリーに入れ込む2つの付加価値に付いて【782】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグとレンタルジュエリーのお店を運営致しております(^-^)。

今回は、ハンドメイドバッグとレンタルジュエリーに私が入れ込んでいる2つの価値について、その比重とか重視具合をお伝えしたいと思います。

ハンドメイドバッグの場合

付加価値と呼ばれるものには、「良質さ」が1つ挙げられます。

これにつきましては、大変重視しています。

もともと生地メーカー様が作ってくださった生地をいただき、デザイン+製作という流れです。

もう1つは、「おしゃれ感」です。

ハンドメイドバッグをずっと製作してまいりまして、やはりこの2つの価値を必ず入れ込んでいると気づきます。

ただ、比重が違います。

ハンドメイドバッグの場合は、前者の良質さの方により重きを置いています。

例えば、2019年に主にトライしてみたイタリア製のフクレ加工のマルチカラーの素材を集めて、明るいカラフルな美しい柄でということを意識してバッグを作っていました。

けれども結果がそれほど手ごたえを感じたものではありませんでした。

柄や色は好みが千差万別であって、私が「わぁーっ」と思った感動の生地がバッグになった時にうまく効果が出ていないようでもありました。

その結果から、2020年に色を黒に片寄せてチョイスすることを決定。

そして、2021年に黒生地での製作に取り組みました。

となると、「生地頼み」みたいな感じが成り立たなく、技術をアップすることに現在は力を注いでいます。

・・と、こんな経緯があり、実際はおしゃれ感よりももっと地味な部分ではありますが、「綺麗な縫い」だったり「丁寧な仕立て」だったりということに注視しています。

生地のレベルが2019年チョイスのイタリア製中心の高級生地ではなくても、身近なある一定のレベルを持った良質さは持ち合わせた生地をチョイス。

あとは製作の技術の点を高めていくことにしています。

なんか自然にそう思えてきたというのが実際で、2019年の生地の素材自体に重点を置く方法も無限のものではないなあということを感じていました。

そんなにいろいろ特徴ある生地が見つかりませんでしたので。

現在の良質さを重視したやり方の方が長い目で見て、私にとってはどうも永続的のようです。

とびっきり美しい高級生地をうんと平凡なトートバッグで価値を出すというのは、ブランディングが高まった時に有効なのではないか。。なんて考えています。

そういう素材重視一辺倒の方法ももちろんあると思いますが、私にとっては十年早そうなんです(^_^;)。

レンタルジュエリーの場合

レンタルジュエリーのジュエリーに関してはすべて出来上がり品で、私がデザインしてお作りすることはほぼ無いです。

ほんの少し、天然石をネックレスやブレスにしたものはありますが、ほぼ現在は地金の貴金属とか宝石と呼ばれるものになります。

この場合も、同じく、「良質さ」と「おしゃれ感」の2本立てなんです。

こちらの場合は、比重は、おしゃれ感の方が大きいです。

この宝石のおしゃれ感の部分は今後も、価値を高める余地がまだまだあると感じています。

宝石もいろいろで、セレブのような超高級な宝石をキラキラと身に着けるのか。

それとも、日常使いも違和感のないそれほど使うシーンに偏りのないある一定のレベルをもったものなのか。

迷うことなく後者です。

それは自分自身が過去に毎日何かしらのアクセサリーを着けて実際に通勤したり仕事で外回りが合ったりなどのシーンにも違和感なく、しかし業界自体の雰囲気もあっておしゃれ感も重視していたことがあるからです。

そして、いろいろ楽しめるということがしやすいです。

ということで、良質さの場合だと、例えば、ダイヤモンドであれば、1-2カラットあるものが、なかなかのお品だと思うようにある一定のレベルは意識します。

残りはすべて、おしゃれ感に力を注ぎこみます。

そのおしゃれ感という難しいなかなか言葉では表しにくい部分を、ジュエリーアイテムを、ネックレス、ブレス、リングの3アイテムを1つにコーディネートすることでセットごとの商品にして表そうとしているのです。

現在、このおしゃれ感を高めるために結構力を入れている最中です(^-^)。

あとがき

今回は、私が実際にこめている価値を2種ご紹介しました。

「良質さ」と「おしゃれ感」。

きっと事業内容によってそれぞれあるのかもしれませんが、まずは、何を価値として入れていくかの認識をして、そこからは追求という流れが良いです。

ハンドメイドバッグやレンタルジュエリーは、ファッション分野になりますが、この、「おしゃれ感」という価値に対しては結構可能性を感じています。

リュックの内巾着袋のひっくり返しの返し口はマチなり【781】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、「餅巾着:もちきんちゃく」という名前のリュックを連続製作しております。

同じデザインの連続を少しずつちがう同素材素材ごとの分類でシリーズとしてお作りしています。

現在はメッシュシリーズの最終です。

その中で出てくる作業工程が、巾着袋作り。

通常の単品の巾着袋と違う点は、リュックの内部に設置して、マチで縫い付けて固定するというもの。

安心な設計とセキュリティーを考えたものになります。

今回は、この巾着袋パーツをひっくり返すシーンを動画で楽しんでいただけたらと思います。

わざわざ返し口をもうけずとも、マチの穴を利用するひっくり返しの仕方

今回のポイントは、ひっくり返しの返し口にあたる空き口が、マチとして既に存在している点がやりやすいです。

自然にそんな工程となったものです。マチは後々裏地と重ねて裏地にドッキングするのです。

偶然必要な分量の返し口にあたる分量がマチに確保されていたので、ありがたい偶然でした。よく体験する楽しい、「偶然のミラクル」がここに。。

では、YOUTUBEを貼ります。

あとがき

マチを空き口としてひっくり返しをスタート
無理をせずやわらかに内側の部分を引っ張り出します。この時に、マチの縫い目に負担がかからないような優しい力具合で行うことがコツです。。。
完全にひっくり返りまして、裏地部分の紫色が中に入りました。二重仕立ての完成ですね。

内部に設置する巾着袋も一重ではなくて、二重仕立て。

この良さというのが、くったりとならないので、ツンとそびえたち、物の出し入れ時にストレスが無いことです。

ご購入者様、ユーザー様の使う時の心持ちを考慮して、常に、心地よい気持ちでお使いいただけることをゴールに仕立てを考えてまいります(^-^)。

巾着袋のひも通し口の「コの字」縫いに関してのポイント【780】

まえがき

こんちには。picturesque(ピクチャレスク)です。

巾着袋作りは小学校の家庭科で記憶が。。。

女子はピンク、男子はブルーで製作したような記憶があります。

現在、私も、「餅巾着」というリュックのデザインの中に、内袋として設置の巾着袋をお作りしています。

その中で、ひも通しホールの「コの字」のステッチのポイントをお伝えしたいと思います。

ただコの字に縫うだけといっても分量とか、縫う位置などこれは、趣味嗜好によって様々。

けれども、綺麗に仕上げるということを考えたときに、いろいろな趣味嗜好があるとはいえ、共通する部分ではないかと考えたポイントをご紹介したいと思います。

巾着袋作りに是非お役立てくださればと思います。

ポイント①:三つ折りした側(裏面)から縫う

三つ折りした側から縫うなんて当然かもしれないのですが、実は、私、以前表側から縫ったことがありまして、位置がはっきりせず、しわが寄って失敗。

やはり、三つ折りした側の裏面をきちんと見ながらその側から縫うのがポイントです。

そうすると、下糸の糸目が表側に出るということで、結構慎重な箇所になりますね。

次のポイントにこのことは繋がります。

ポイント②:糸調子を整えておく

糸調子は下糸が上手く調子が合わず(原因が下糸の調子が悪いとも言い切れないが、下糸側という意味です)、汚い糸目にでることもしばしば。

今回の、巾着袋の「コの字」ステッチは、裏面から縫うので、表側に出る糸目をチェックすることが必須ですね。

糸調子と同時に、両割れがあいまいで皺がよっていないかなどもチェックしたいものです。

ポイント③:コの字の曲がり角はV字の裂け目ぎりぎりで

コの字の右に曲がる部分は、裂け目のぎりぎり辺りが実用的。ほつれるきっかけになりそうな地縫いの縫い始めにもともと返し縫いがしてあるとはいえ、更にダメ押しのような固定の役割があります。

ポイント④:コの字の横線は返し縫い3度で

この返し縫い3度が2度ではない理由は必然です。最後にコの字の上へ登っていくので、2度だと進行方向に向かえないから3度なのです。

この返し縫いの効果というのは、実際にひもを通して引っ張る時の重圧に耐え得る強靭さが必要です。

長持ちする巾着袋が良いですものね。

現在考え中な点、そもそも縫う位置が真ん中ではなくて、三つ折りの先端ではいけないのか

●三つ折りの真ん中を縫っていることについて:現在は三つ折りした真ん中をコの字にステッチしていますが、通常の三つ折りのステッチみたいに、三つ折りの先端である左の方を縫うことで、コの字のサイズも大きくなります。もしかして、その方がピラピラせずに固定されるのかなあなんて考え中。
●コの字の下の方の三つ折りはどこでやめるのか:あいまいですね。しばらくは数センチ三つ折りアイロンはしておかないと、急にやめてしまっては、コの字ステッチの縫いにくさに影響してしまいます。よって、そこそこでやめているという点が曖昧。けれど表には全く見えないし影響がない部分です。

次に、表から見た感じをチェックします。

表からのチェックの重要さ

表からの確認が無いとやはりまずいかと思います。

コの字が美しく出ているのか、生地にしわが寄って変な箇所を縫っていないかなどのチェックが必須。

もし、前述の三つ折りの先端をコの字ステッチしていくことにした場合、このコの字は大きなものになります。大きくなることによる影響を現在考え中です。なんとなく、真ん中の方がきゅっと引き締まってよいかな、とか視界が見やすく綺麗にできるのかななんてことから真ん中の位置に選択していますが、今後分かりません。

巾着袋は左右にひもがあるダブル紐仕立てで作ることが多いので、右と左のコの字がぴったりと合うというようなものに仕上がると気持ちが良いですね。

商品を製作しているという私などはこれは必須のチェック箇所です。

3度の返し縫いは針目は3mmで2針のみ。前述の三つ折りの先端を縫うことにすると、この針目の数が増えますね。いかにも丈夫そうな見映えというだけでも、「信頼」につながるかもしれませんのでこのステッチのボリュームは安心です。

あとがき

以前私も、コの字はシングルステッチだけだったのですが、やはり長く使うものになると巾着の開閉は数が多いので返し縫いの効果は大きいかと思いました。

製作する時点で長い目で見る視点というものの重要さがありますね。

トートバッグ作りの時のマチのミリ単位の徹底が美しい立体フォルムを作る意識【779】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

おそらくハンドメイドバッグで一番多いデザインってトートバッグではないかと思います。

今回は、そのトートバッグのマチの地縫いの部分がとても重要であるということのお話になります。

綺麗な底のフォルムを出すためのマチの縫い代の位置の徹底

私は縫い代1.5cmでとっていますが、マチの部分は台形の突き出した部分が端っこです。

端っこの最初と最後の締め部分でありながらも、位置が曖昧なのは、台形だからですね。

これは物理的なことで、平面を立体にするときの突き出しの構造上縫い代分横に突き出します。

このことで、縫い代が計りにくいわけですね。

この印の付け方は悪い例です。なぜかというと、端っこがあいまいだからです。せっかく真っすぐに縫っても最初と最後がぐにゃっと曲がる可能性があります。
こうして、先端まできちんと縫い代の印を付けます。上の台形の左上の先端からまっすぐに降りてきた位置から左へ1.5cmが台形の底辺の左端です。
右側も同じように先端まで印を付けます。
そして、先端は返し縫いをし、玉止めも先端のとがった部分の位置で丁寧に行います。

こうしてひっくり返した角がどんな出来になるかってもう分かりますね(^-^)。

あとがき

トートバッグという簡単なシンプルなバッグ1つとっても、あっと驚くような綺麗なものに仕上がるためには、間違いなく、このマチのまっすぐな縫いが影響してくると思っています。

結局、いろんな箇所でその小さな1つ1つの丁寧さが完成のぱっと見という数秒に影響する、考えてみればとても重要なことです。