廃棄のお洋服から取り外しておいたたくさんのボタン、20年来のストックの中の整理整頓とその使い道例【1389】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着がいかにも古着であるその年代がイメージで来てしまい過ぎると、本当に古い物に映ってしまいます。

古着をうまく装っておられるお洒落な方というのはここを工夫しているのではないかと見ています。

なぜそのように映るのかの視覚的な分かりやすい例として1つがボタンのデザインです。

このようなボタンは、たとえ良い物であっても「昭和」のにおいがするのです↓。

古着のワンピースなどについていたボタン:昭和のものだと思わず推測してしまいますが、実際にその通り。

ということで、古着のワンピースを新しい着方にするための単純なリフォームとしては「ボタンの付け替え」があります。

実際の20年来のストックのボタンはいろんな事情から保管してあったものですして、古着の付け替えに役立つことがあります。

このたびは、ストックの仕方の工夫と底から実際に使い切ったボタンまでご紹介してまいりたいと思います。

ストックの仕方の工夫、見つけやすいためには同じ釦をチャック袋にまとめる

こんな風に全く同じボタンは一緒に使用するわけですからあらかじめチャック袋のミニサイズにまとめます。
色違いでモデルが類似ならばいっしょにしておくとマルチカラーボタンで使える時があるかもしれません。

実際にボタンストックの中から付け替えに利用したその後の古着の生まれ変わった姿

黒にグレーのマーブルがあり立体的に映るボタン:レザーベストのボタンの付け替えに利用。
ジャケットの場合:袖口にはボタンは付いていなかったところへ飾りで追加。よりクラシックな雰囲気に。。
トレンチコートとか太口のカーディガンに付いていたようなトラッドな雰囲気のボタン。レザーかもしれません。

ここからは↓、何かについていた同じ金ボタンが多数余っていて、同じボタンを4点ものワンピースに付け替えてすべて消化し切ったという例になります。

ここまで共通に使用したということで、いかにそのボタンが素敵だったかということになりますし、金ボタン自体の存在感を見ることができます↓。

マルチカラーワンピースに付け替えた金ボタン:以前のままだと昭和レトロ感が出過ぎ、これで新鮮です。
黒のウールワンピースに付け替えた金ボタン:黒にゴールドは喪服っぽさからの脱却の1つの表現です。
黒ベースの柄のベルベットのワンピースに付け替えた金ボタン:前面はボタンは無いですが袖口を付け替え。
バティック(ろうけつ染め)の黒ベースの柄ワンピに付け替えた金ボタン:この場合はうまく溶け込みました。

お洋服の様々な色や柄によって同じ金ボタンの存在が少しずつ違うのもこれだけの数の金ボタンを複数に付けてみて分かったことです。

とても楽しいものですね。

どれも古着なのに、新しい装い方への第一歩がボタンだけで踏み出せるような気がしてきます。

あとがき

やはり、こうして見てみると、黒コーデ主流の自身は、黒のボタンを多く利用することが分かりました。

上述のすべて使い切ったゴールドも黒ベースに対しての「差し色」なのです。

こんな感じで、敬遠しがちな古いモデルのお洋服がボタンのおかげでガラリと雰囲気が変わり親しみやすいものになることがあるという「ポテンシャル」について綴りました。

そうして、古くても良質なもったいないお洋服をうまく掘り出せればそれはとても素敵なことだと思います。

そして、大量生産がいかに無駄であり、本来お洋服はきちんと手間をかけられて作るような長く持つアイテムであったことを思い出すべきではないかと思っております(^-^)。

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