既製品紐よりもはるかに丈夫♪、縦長横長など生地が細長く余った時のショルダーへの利用でナップサックを作る【1102】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在製作を進行中の巾着袋。

淡々とした製作の中、ここ最近巻き薔薇を導入。

きっかけは、物足りない素朴過ぎる表地。

もとは量産用の縁取り用に考えたものでしたが、そろそろ長期になってきていて、綿/100%は長期保管はたたみじわのリスクがあります。

よって何かしら工夫して明るい方向にならない者かと考えたのがここ最近のシリーズみたいになっている巻き薔薇装飾。

それでも1点1点違うものにと、巻き薔薇の色を変えていきます。

そして、最近気になっていたナップサックをこのたび初製作しました。

ナップサックは巾着袋の紐を延長して、底周辺で留めてリュックにしていくものです。

その昔昭和時代にはたくさん見ましたが、今ではかえってレトロ感があり、シンプルで無駄のそぎ落とされた素敵なデザインだと感じるように。。。

これまで研究してきたセキュリティー性のある入り口の問題を一気に解消してくれます。

そこで、いつもの巾着袋がそのままナップサックになったことの分かりやすさで、元の型紙の中サイズそのままを利用しました。

普通の巾着袋の時と同じ要領で、ひも部分だけがリュックになるのです。

江戸打ち紐の利用も考えましたが、強度は少し巾を広くした共布の方が背負うには、断然上だと判断。

長い生地いの面積が残っていたこの機会ならではの共布のショルダーで挑みます。

出来上がりとショルダーの長さの振り返り

<ナップサック:中>縦32cmx横29/48cmxマチ20cm

表地は、ここ最近連続使用のツイルクロス、綿/100%、日本製です。

すごくしっかりとした生地で、中厚程度のよくある綿生地の中では少し丈夫さが際立っていて、デニムのような様相がカジュアル感があります。

いつものエレガントな雰囲気の製作とは違ったテイストです。

巻き薔薇は意外とカジュアルな素材にも合うのかもしれないと思いました。

ショルダー部分をご覧いただきますと、調整機能はないです。

ただ、余分な部分を曲げてステッチで固定。底にはDカンが付いていますので、もしも調整をどうしてもしたい場合には不可能ではないようになっています。

内側に直接縫い付けるよりも、Dカンを利用することで、何らかの意向でのリフォームがしやすいようにしておきました。

ここへ調整金具の線コキなどは、ショルダーが厚みが増していてできなかったのでやめています。

おそらく、このリュック、縦の本体の長さが32cmと短いこともあり、りょるだーの長さは片方で1m程度の型紙で縫い代などを使用していっても十分ではないかと思います。

今回型紙で116cmくらいにしていまして、長過ぎたようで、曲げた分があまり意味がないものとなり、その点は、準備不足でした(^_^;)。曲げる部分もすっきりと最低限の方が良いですね。

<裏地:黒x赤系マルチカラー小花柄>デシンプリント、ポリエステル/100%、日本製。

裏地のメインの赤いお花と表の赤い巻き薔薇がリンク。

こんな風に、綿の表地にポリの裏地をカジュアルに寄せてみた、もしくは、カジュアルな表地をエレガントな感じに寄せていったのかな。

薔薇の配置はここ最近の製作で毎回考案し直しています。今回はこんな感じ。なかなか出来上がりは均等な納得いく配置になりました(^-^)。

あとがき

巻き薔薇に結構はまり中です。

この後の製作は、黒ベースが多く残っていますが、黒と白のモノトーンの組み合わせで、しっとりとした巾着袋が出来上がりそうです。

巻き薔薇も無彩色の黒白にも目を向けていまして、アップリケのデイジー型の黒白なども今後出てくると思います。

あと、このツイルクロスというデニムライクな生地は、この後2回ほどで終了です。

もともと3mくらいあったので、随分と作ってきました(^_^;)。

いかに違うものを作って行くかでサイズの違いとか特別仕様にしたりして変化を付ける工夫が楽しかったです。

次は、まだ長い部分の共布利用があり、ショルダー行きます。

お楽しみにどうぞ(^-^)。

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