まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
前回の【1035】では、読ませていただきました本、「宝石の裏側:内藤幹弘 著」の中のピックアップ事項で、喜平チェーンについて、なぜ今買取市場に多く出回っているのかをお話致しました。
それには、製造者の利益の追求として大量生産をしたという過去があったということが1つ今でも多く見られるということの答えであるというお話です。
私としてはなぜ喜平が一般的なイメージなのかが不思議であったので謎が解けたようで有難かったですし、喜平チェーンをフラットな気持ちで今後は見れるようになれそうです。
そこで、今回、実際に私も「本物志向のレンタルジュエリー」の中にも取り入れています喜平チェーンをご紹介したいと思います。
商品ですので、個人の持ち物とは違い、それぞれのペンダントトップにそれぞれチェーンを当てはめておりますので、チェーンの数も結構なものです。
その割には少しだけというのが、多く出回っていてレア感が感じられなかった何か偏った気持ちが今までありました。
けれど、喜平は本来美しいもので、喜平の中でもデザインの少しの違いで展開があるのも魅力なんです。
実はフィガロチェーンも喜平の仲間、喜平グループのチェーンのご紹介
喜平にもカットの仕方でいろいろ表情が変わりますが、一番左と真ん中はデザインとしてはほぼ同じでパーツの大きさが違います。線形も違うと思います。一番左で1.5-1.8mmの間です。真ん中で2mmくらいに到達しているようです。
一番右は粗喜平:あらきへいと呼ばれ、隙間が多い形ですが、非常に美しく、角ばった感じがかっこいいです。
私ならではの喜平チェーンの取り入れ方
喜平は丈夫なイメージなのですが、私としてはチェーン単独では平凡に感じています。淡々としているというか特徴が少なく定番と言った感じです。
よって、これらのチェーンをそのままネックレスという使い方ではなく、必ず先にペンダントトップを付けてペンダントとしてレンタルジュエリーに取り入れます。
ある意味、チェーンって地金そのものだけなので地金価格高騰の今、大変高価なアイテムなんです(^_^;)。
で、一番左のような、いかにもプレーンな感じは、ペンダントトップは華やかな大ぶりなものをチョイス。
しかし、ずっしりともしていない軽めのペンダントトップで調整をはかりました。
真ん中と右は、実際にずっしりとした重さがある線径の太いものになっていますので、ペンダントトップも重さがあるものを持ってきても十分対応できます。
あとがき
私だとこういったわずかな数しか喜平は持っていないわけですが、もっと展開があり、2面、6面、8面などと複数の違いがあるみたいです。
今回の私の分け方としてはおおざっぱですが、私が多くを持ち合わせていないからです。
ここでは、主にK18YGをご紹介しましたが、K18WGやPT850の喜平も違った印象です。
シルバー色はあっさりとした印象でギラギラ感が抑えられるような雰囲気も感じます。
気を付けていただきたいのが、あまりにも細い巾しかないお品は確かに価格は安いですが、髪の毛に喜平チェーンは引っかかりがあります。
よって、1.5mm強より上の幅のものをお勧めします。
絡まりの件に関しても髪の毛の引っ掛かりと同様でやはり取り外した後や保管時などに絡まりやすいのが細口の喜平です。
その点は、使い心地が良い方が長い目でみてコスパは良いと言えますので、しっかりとしたチェーンが末永く使えそうですね。