まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
糸というのは、細かい極細の繊維をまとめて撚り(より)をかけてねじりながら1本の糸にしていくという作られ方。
ハンドメイドバッグをいろんな生地でお作りしていることから、よく元の構造などを調べることがあります。
実は、地金のジュエリーでも似たようなことがされているのではないかと思うことがよくあります。
「ツイストチェーン」と呼ばれるチェーンがありますが、あれも、小さな輪パーツをらせん状に繋げて、ツイストのひねりを出すデザインです。
ねじるという行為がまとめて固める役割をなし、安定感が生まれます。
ねじらないと崩れます。
この機能があることからもツイストと呼ばれる名前のチェーンの種類が豊富であることが納得できます。
今回ご紹介のブレスレットも2連でツイストっぽいデザインなのですが、「コイル」と呼び分けております。
作りが繊維状の、どちらかというと生地の織り糸のような作りを彷彿とさせるもの。
とても素敵なチェーンで、同じデザインのペンダントチェーンにリンクすることでセットの効果が出ていく例をご紹介したいと思います。
コイルチェーンの2連のブレスレットと合わせたペンダントチェーンの同じデザインの粋なまとまり
多重のコイルが美しく、更にそれ同士がリンクしていて一緒に合わせた効果が出ています。
あとがき
ペンダント/ネックレス・ブレス・リングの3点の中で最初に主役として決めていくのはペンダント/ネックレスやリングであることが多いです。
なかなかブレスレットを主役にすることは少なく、むしろ付ける位置も人間の真ん中位置であることもあり上下の関連付きの役割が大きいと思っております。
このたびも、ペンダントチェーンと形が同じというところが大きく貢献したと思います。
少し型にはまっていますが、そんな見方も1つあるということです。
ブレスレットがペンダント/ネックレスとリングの橋渡しのような役割だと考えると集める順番が最後になる意味があります。
とはいえ、何となく自然にそうなっていくのです。
難しい時には、こんな考え方をしてみてジュエリー同士の組み合わせを成功していって下さいませ(^-^)。