まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
もともと長年のうさぎ好きな私です。
ウサギのマスコットとかキーホルダーをこれまで随分集めてきました。
ほんの一部ですが、少しご紹介したいと思います↓。

木製のうさぎの鍋敷き、
「russet(ラシット)」様のうさぎのキーホルダー、
「aranziaronzo(アランジアアロンゾ)」様のうさぎのキーホルダー。
こうしてみてみると、結構バッグブランド様もうさぎのモチーフに注目して商品を製造されていたのですね。
今回は、こういったミニサイズのものではなく、もっと大きなアイテム、うさぎのお顔そのものが入れ物になったバッグを作っていこうと思いました。
ただ今進行中のハンドメイドバッグの<動物シリーズ>という企画の中に好きなウサギさんを盛り込みました。
シリーズの①は犬のボディーバッグでした。

今回の②は、うさぎの耳を持ち手に活かした袋型のバッグを作ります。
うさぎの顔の形が出来上がり、かわいい仕掛けを入れ込んでいきたいと思っています。
落ち着いた大人の可愛さがある柄の選択
大人が持つバッグです。
うさぎを可愛く作ると同時にシックでもありたいのです。
そこで、生地は、かわいらしさもありながら、高級感ある感じのをチョイス。

・・・エスパンディーというのは、縦糸と横糸の収縮率の違いを利用した生地の作り方の1種。
ストレッチ性を生む効果とか肌触りの良さが感じられる洋服用の素材のようです。
今回は、これをバッグにしていくのです(^-^)。
小花柄はたくさんあるかと思うのですが、お花がエキゾチックで色もはっきりとしていて美しいです。
白地というところもあっさりしていてクリアです。
うさぎさんの丸みをこのニットのやわらか素材で表すことが出来ればとも思っています。
縫い代の隠し方2通りをコンビにした作りが特徴
さて、私がバッグのいろいろな形を作っていく時によく使っている方法の、縫い代を内側に表地、裏地互いに折り込んで、1枚のプレート状のパーツにして、最後に組み立てるだけという方法があります。
この方法を一部取り込みながら、ひっくり返しの方法とのハイブリット構造です。
うさぎの顔の下の方をぷっくりさせる時にはやはり、ひっくり返しの方法が大変有効でふんわりと仕上がります。
よって、2通りの方法をそれぞれ相応しい場所に採用していきました。

そして、この持ち手周辺のうさぎの頭の位置のような部分のU字カーブも貼り合わせなのです。
表地と裏地を縫い代1.5cmで中側に折り込み貼り合わせ、ウサギ型の1枚のプレート状のパーツに。
前後2枚のプレート状のパーツができるわけですね。
それを最終的に縫ってくっつけて袋にしていく方法です。
この作業のとても重要なことは、ウサギの耳周辺のカーブが主に4箇所あるわけで、そのカーブをいかにうまく縫い代1.5cmで中側に折り込むかという部分です。
ただただ折り込むのはカーブは物理的に難しい。
ということで、カーブに、切り込みを入れます。
そうすると、切り込みが左右に開くので、カーブを描きやすくなります。
生地が狭い動きから広い動きができるようになる効果があり、縫い代が開放的になって良い行き場ができます。
この方法で、4箇所のカーブをうまく綺麗に仕上げます。
切り込みも1つの手段ですが、切り込みを入れる前に、伸び止めテープのバイアスをカーブの部分を中心にその周辺数センチに貼るということもしました。
伸び止めテープの役割として、カーブの生地を伸びすぎないように固定することもあるし、やはり、綺麗なカーブを出すための1つの工夫になるかと思うのです。
この伸び止めテープ(バイアス)+気持ち深めの切り込みによってまあるく美しいカーブに作っていくのです。

表地と裏地を両方重ねて1つのマチを作るところが少し個性的かもしれません。

1cmの縫い代に対して、4.5cm-5cmの幅の共布テープをラッピングというのが綺麗にできるサイズ感。
生地の厚みや中に入れてある芯地などにより多少変わるので4.5cm-5cmとお伝えしておきます。
この場合ニットであることの融通と特に厚みがあるわけではないので、4.5cm幅のパイピング布で行えました。

ひっくり返し行うことで、サイドとか底の部分のラインがぷっくりと丸みをおびます。
これで、うさぎさんのお顔のぷっくり感を表現したということになります。
それで、ひっくり返しの過程で少し分かりにくかった部分をあらためて、お伝えしたいと思います。
プレート状では縫い代がすべて隠されて、それでもサイドの部分はひっくり返しになっていますね。
それでも、更にひっくり返したというのは。。。

:ほんの僅か数ミリをつまんで縫い合わせるだけのすっきりとした縫い代です。

この時には当然ゲジゲジは存在しませんので最低限の数ミリだけつまめばよいのです。
薄地ならではの可能なやり方ですね。厚みがある生地ではこのようにはいきません。
真ん丸な目がキュートなウサギバッグの完成

大きなボタンの目力でキュンとするような可愛さを生み出したいのです。
想像していていた感じに思うように出来上がりました。
動物バッグは、眺めているときのキュンとくることなどの心持ちにも価値が生まれます。
自分だけでなく、電車などで持っている時に他の人が見ても他の人にも可愛いと思ってもらえ、注目を集めるなどの想定ができます。
あとがき
ここ最近、youtubeで、うさぎさんを飼ってみえるお二人のチャンネルをそれぞれ登録させていただきまして、毎回視聴させていただいております。
今までうさぎが好きでしたが、その2匹ともメス。
とても動きがかわいかったり、何か人間に近い様子なども面白いく、そしてなんといっても2匹ともべっぴんさんです。
アップでウサギを撮影されているので、今まで思わなかったまたさらなる可愛さなどを知ってしまいます。
そういう動画を見ていたから今回のようなウサギバッグが製作できたと思います。
私も何かしら、その可愛い動画で観察していたのですね。YouTubeの飼い主様、ありがとうございます(^-^)。
