支柱ベルトには素敵なクロスステッチ刺繍生地、カーキグリーンのカツラギバッグをセンス良く持っていただける願いを込めた【1540】

アイキャッチ画像1540

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

5点連続のエコバッグ作り、このたびは4点目です。

手順としましては、5点まとめて裁断し次の段階で底ベルト作りと支柱ベルト作りも5点連続、そして組み立て縫いの段階に入ったら1点を集中的に作り上げていく段取りです。

このたびは、「カツラギ」を表地に使用、ミリタリーなグリーンはカジュアルへの落とし込みが大半です。

そんなところに、新しいエレガントさの息吹を吹き込めれば。。というのがこの製作の挑戦です。

前後でハギ目カバータブのカラーを変えて表情の違いを表出、カーキグリーン色のカツラギが頼もしいエコバッグ

使用生地(全5種):一重仕立てなのに配色生地が5種にも渡りました。上段は表地と支柱ベルト、下段は細かいパーツ。

<生地詳細(左上から右下へ)>

①表地(アーミーグリーン):カツラギ、綿/100%、日本製。

②ベルト(白xマルチカラー):クロスステッチ刺繍、混率不明、原産国不明。

③ハギ目カバータブ・底ラッピング(赤):生地名不明(デニムライク)、綿/100%、日本製。

④ハギ目カバータブ(ブルーグレー):生地名不明(デニムライク)、綿/100%、日本製。

⑤マチラッピング(濃紺):インディゴデニム6.5oz、綿/100%、日本製(岡山県産)。

***

ではここからは、製作者自身も学んだ新しいノウハウをお伝えしたいと思います↓。

支柱ベルト周りの皺防止策:待ち針をまめに打つこと、しかも待ち針の向きを内側に頭が来るようにしてみました。

縫い付けは、外側から内への渦巻きで進むステッチ、今後もう少し待ち針の向きなどに関しては引き続き研究ます。

今回は、待ち針で固定することで前回のストレッチ入りで起こったような皺は防げた感触。

ストレッチは入っていないですが、待ち針の固定は基本的な作業としてどの生地に対しても今後は打ちたいと思います。

サイドの三つ折りの厚みの解消策:左から右の順番。内側の1枚分だけ四角く削ぎ落して薄くしておくというもの。
サイド三つ折りシミュレーション:1枚分薄くなった三つ折り後の上からの三つ折りを見込んだ対策だったのでした。
左側も同様:右側と対称に同じことを行います。斜めカットを過去にしたことがありましたが、四角の方が効果的です。
その後の入り口の三つ折り:ここで先程の薄くしておいた効果が出ます。それでも厚みがあり「樹脂槌」でたたき潰してここを平らに。
カラフルな底とマチのラッピング:他で余った生地をセンス良くこうした部分に充当。赤は表のハギ目カバータブと同じ生地です。
支柱ベルトの柄合わせ:限られた分量の隙間の多い生地、自由はありませんが、可能な範囲の合わせ方をしています。

「可能な範囲」の内容は、左右ではだいたい同じ位置に同じ形の柄が来るようにしました。

また、ベルトになった時の表面と裏面とで華やかな柄の出方と控え目な柄の出方の違いがありましたので、華やかな柄の出方の方を表向きに統一しました。

アーミーグリーンのカツラギのエコバッグ「切餅」完成:<サイズ>縦42cmx横37xmxマチ17cm。(取っ手は2cm幅高さ20cm)。
正面:カツラギは厚くてハリコシがありますのでツンと立ちます。
ハギ目カバータブのカラーが違う両面:お洋服に合わせてお好みの方を見える方に向けて持ち、表情が変わる素敵さがあります。
その他の角度:サイドと底面。
使用イメージ(AIにて):コットンや麻のカジュアルスーツによく似合うバッグです。

余談なのですが、試用イメージはAI様にこのように依頼したのですが、何度かのやり直しでも、必ずカジュアルに解釈するようです。

いかにネットに溢れ返るアーミーグリーンの使われ方がカジュアル一辺倒なのかと。。そんなところに一石を投じることができるチャンスでもあるのです。

あとがき

いよいよ次回がエコバッグ「切餅」の連続5点製作の最後5点目になります。

上述のように全体を通して、こうした使い倒すようなバッグは、「デニム」「帆布」「ジャガード」など目の詰まった硬くて厚みもある生地が有効です。

ただ、畳めたり必要な時にだけ使用したいという収納の融通にも対応するには、やはり全ての生地を選択肢とした方がユーザー様のご希望にはまりやすいと考えます。

とりあえず王道のデニムライクを並べるところから始めていますが、ニーズによっては、服地であったりイメージの範囲を超えた素敵な生地でも製作が可能です。

製造者側から見ますと、このバッグの作りは、全ての生地幅にほぼ対応できる条件の無い自由さがあることも併せてお伝えしておきたいと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

エコバッグ作り手はこう体感している。。底とマチのラッピング布は6.5cm巾の四つ折り観音開きが作り易く成功率が高い【1538】

アイキャッチ画像1538

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは1点バッグが完成、ここ最近連続製作していますエコバッグ「切餅:きりもち」が素材違いで展開されます。

全部で5点、このたびが3点目となります。

エコバッグは2026年に確定した「定番3モデル」の中では唯一の一重仕立て。

一重仕立てというのは、贈答品などにも多く登場するのをよく拝見します。

消耗品ではあるのですが、「粗悪の作りでも十分なのでは。。」という考え方に対しては対極のスタンスをとっています。

やはり末永くお使いいただける一重仕立てのエコバッグであることが一番望ましいと信じていることが根底にあります。

土色ヘリンボンにブルー幾何柄をベルトに配したエコバッグ、服地の風合いを持つことがお洋服に合わせやすいことを願う

複数を連続製作する中で、いよいよ本格的にノウハウ自体を「動画コンテンツ」にまとめていくための確認の段階が訪れていると感じています。

製作の1過程ずつの中でポイントになる部分や手順のメモを記録し、以前一度完成した説明と見比べながらの製作でした。

これまで数多くこのモデルを作ってきていますが、まだまだこの製作で得た新しいノウハウもあるほど。

コンテンツ作りがいかに奥が深く、決してたやすいものではないことを実感しています。

使用生地(全2種):表地(濃ベージュ)-綿混デニム調ヘリンボーン、混率不明(綿混)、原産国不明。配色(ブルー系幾何柄)-幾何学模様綿プリント、綿/100%、原産国不明。
配色生地のコントラスト:茶系とブルーの珍しい組み合わせはある意味挑戦でした。
マチのラッピング:先に本体を等脚台形に折り、端から1cmを二重縫い。次に6.5cm幅の共布をくるみます。
くるみ込む様子:「パイピング」とも呼ばれる縫い代のカバーです。右は縫い閉じ部分のアイロン。
下のステッチ線を的確に隠す調整:生地の厚み+αを最後の縫い閉じの分量で調整。赤の点線は飛び出しのカット。

やや難しいのは、厚みが均一ではなく、真ん中の底のラッピング部分との重なりが原因で山のように膨らんでいることです。

下のステッチ線の隠れ方は、ぎりぎりで隠れている状態でなければ裏面とのラッピング布の幅が合いませんので、覆い過ぎは注意です。

完成した底(1か所)とマチ(2箇所)のラッピング:裏面にも同じような幅で貫通していることが成功です。

ステッチはやや多めの3mm程度、浅くしがちですが反対側に確実に貫通するための塩梅です。

ラッピングの交わり:底ラッピング(横向き)に対して垂直に走る両サイドのマチラッピング(縦向き)。型紙6.5cm幅は作り易いです。

どうしても裏面の端からの距離が縫った側と揃わないことがありますが、綺麗な方(縫った側であることが大半)を最終的に見えやすい方に計算します。

この「向き」の解説については、またの機会にお伝えしたいと思います。

完成したエコバッグの内部:一重仕立てなのですべての縫い代が隠されています。三つ折り・ラッピングは丸見え。
支柱周りの皺の原因:このたびの生地におそらくストレッチが入っています。これが皺の原因です。

そもそもポリウレタン入りは元は服地、一重仕立てバッグには不向きなのでしょう。

どうしてもストレッチ入りの生地を選ばざるを得ない時は、待ち針で支柱ベルトの縫い付けを固定することである程度解消できるかもしれません。

濃ベージュヘリンボンのエコバッグ「切餅」完成:<サイズ>縦41cmx横37cmxマチ17cm
斜めの角度:他の人からはこのように映ることが多く、ピンタックがスタイリッシュに紙袋風に映ります。
その他の角度:サイドや底。底の支柱ベルトの井の字が美しいです。
畳んだ様子:サブバッグ的な存在の袋物の良さはたためること。使わない時の収納し易さと丈夫さとのバランス。
バッグ使用イメージ:スーツライクなモデルのバッグ、ここまでの正装にも違和感無し。

あとがき

アイキャッチ画像1538-2

別名「土色」とも呼ばせていただいているほど、赤味の薄茶色です。

この田舎っぽくなりがちな色をいかにスタイリッシュに仕上げるのかは配色生地が重要になります。

出来上がってみると、「花柄だったらもっと良い組み合わせがあった」などと思うところはありますが、この配色生地は非常に魅力的なマリン系のような幾何学模様。

また後日の別モデルの製作で表地のヘリンボンは登場しますが、その時には2度とこのたびのブルーの配色生地は登場しないのです(このたびで使い切り)。

このような一発屋的な点が生地の多品種小ロット製造の実態です。

お世話になっているメイン材料である生地、この製造実態の性質を活かすとやはり1点物との相性が良いと思うのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

鋭利なピンタックによってスリム感かつ高級感、蚊帳(かや)生地に映える高級服地の大花柄配色のエコバッグ【1528】

アイキャッチ画像1528

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

エコバッグ「切餅:きりもち」を5点連続製作しています。

「連続」というスタイルは、部分的な効率の良い点を取り入れた事実上の1点ずつの完成です。

すべてを同時進行しても、これがまた効率が良くない点が1点物にはあります。

よって、下準備的な前半部分を同時にかつ順番に行っていきながら、後半の縫製部分は1点ずつを連続して仕上げていくことがこれまで体感した効率の良さです。

このたびは、1点目のメッシュ生地を利用させていただいた完成をご覧いただきます。

しっかりとした四角フォルムの美しさはごわついたカラミメッシュによる効果、お買い物や上着入れなどの現実的な利用価値

使用生地(全2種):表地(カーキグレー)-絡み織、混率不明(綿・ナイロン混)、原産国不明。配色(グレーxマルチフラワー柄)-生地名不明(高級生地)、混率不明(おそらくポリエステル/100%)、原産国不明(おそらく日本製)。

「蚊帳(かや)」という昭和時代の寝具で、お布団の上にテントのように張って虫よけしたアイテムがありました。

生地屋様によっては、この素材と同類のものを「蚊帳」として販売してみえました。

ごわついて、ほつれにくく非常に作業がしやすい生地だという見方ができます。

裏地に関しては、高級服地ということで生地の種類は「ボイル」辺りを予想しています。

エコバッグ「切餅」完成(カーキグレーメッシュ):<サイズ>縦41cmx横36cmxマチ17cm。
斜め角度から:サイドのマチ周辺のピンタックのスタイリッシュさが際立ちます。
上部周辺:紙袋に似た風貌。正面の支柱ベルト連結部分のカバータブのスクエアはワンポイント。

長い支柱は生地が限定されてしまうので、敢えて途中で繋ぐパーツ分けにより全ての生地に対応できる仕様を考えた策。

その代わり、繋ぎ目を隠すためのスクエアカバータブの存在は重要です。

カバータブは、繋ぎ目を隠すための機能とワンポイントのアクセント的な役割を兼ねます。

また、作ってみて分かったことですが、隠したハギ目は「印」にもなり、ステッチをどこで折り返すのかの目印になりました。

支柱縫い付けの時には最低限の印付けのみで良いという作業のし易さも生まれたのです。

サイドと底:ごわついた生地はピンと張ります。底ベルトは井の字に均等配置のレール状。後から支柱。
全体を持ち上げるベルトの存在感:全体をカバーするような配置と役割。底を補強しておき更に前後で持ち上げ。
畳んだ姿:ミニマムでこの状態まで畳めます。存在感もあり一重仕立てで畳める融通のバランスを考案したもの。
使用イメージ①(腕掛け):サブバッグ的存在でも、メインバッグのように使えます。
使用イメージ②(肩掛け):この持ち方の方がおそらく現実的には持ちやすいと思います。

あとがき

このたびから、撮影背景を完全な真っ白にすることや使用イメージをモデルさん付きでAI「Google Gemini」様にお世話になり始めました。

これまでの悩み、撮影背景が白なのに布のちょっとした皺部分が汚く映ってしまうことは完全に解消。

このことは、2018年開始当初から撮影にほとほと降参していた時代の盛り返しの時がいよいよやってきたと喜んでおります。

同じようにどの人々もこうしたクリアな美しい画像が掲載できるということですので、撮影機材の良し悪しや技術もあまり関係なくなる部分もできました。

そうなると、今度は何が重要になってくるのか。。これは「正直さ」だと思いました。

今まで良い部分が写真の悪さでしっかりお伝え出来なかったことは今後思いっきりリベンジしながら、「本当の姿」は決して偽りなくお伝えしていく姿勢を新たにしました(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

ミリタリーテイストの生地をエレガントに演出、マルチチェック柄を左右対称に映るように配したエコバッグがメインバッグに近づいた【1407】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、「切餅」と言う名のエコバッグが完成しました。

以前の【1404】では、こんな風に支柱全体を表地の配色生地としてコントラストを利かせいきました↓。

左右が比較的対象に実現できた方を前面、1つ仲間外れの柄が合わないパーツ含む後ろ面でも極力合わせました。

こちらが、このたび一重仕立てのエコバッグになって完成したのです。

改めて、美しいマルチカラーのビッグチェックがちゃんと配されたのかどうかをチェックしながら、今後への見直しの点と共にこの製作を終えました。

ミリタリーなイメージの破壊、リップクロスをエレガントに仕立てた優しいマルチカラーチェック生地を配したエコバッグ

「切餅」:紙袋型のエコバッグ。<サイズ>縦36cmx横36cmxマチ17cm。

そもそもこのサイズ感どうでしょうか。

正方形になってしまっているところに少し引っ掛かりがあります。

今後、目に見えて劇的な変化ではないにしろ、5cm縦を長くすることをしたいと思ったのが最初の印象です。

これまでは、少し縦の方が長かったのにこのたび同じになった理由は、サイドに1cmずつ寸法を増やした型紙に変更したからです。

そのことによって、本来望ましいマチのピッタリ具合になったので、これで縫い代とマチの関係は正解ではあるのですが、今度はその分の横の広がりによって縦長から正方形に近づいてしまったのです。

もっと美しくなるべきだった底ベルト、すべて配色生地であるべき。今後は上下の2本の底ベルトも配色布に徹底。

このたび、調達していました配色生地の大格子が110cm巾で30cmがぎりぎりであり、底ベルトの分がとれなかったので、表地でやりましたが結果は平凡でした。

底ベルトと支柱が十文字に交わる美しさが見られないことがこれほどにも残念であるということをこの選択で知ったのです。

これも貴重な感覚、今後は是非配色で設置するようにと固い決意が生まれました。

内部のマチのラッピングの左右が対称:内側だったのですが、生地がうまく取れまして左右対称にできました◎。

内部でも美しく仕上げることができるならその機会を逃したくないという気持ちが功を奏します。

大変美しいラッピングに出来上がりました。

取っ手の前後の柄のそろい:一繋ぎがマストである取っ手は左右は揃いませんが前後をそろえました◎。
もう片方も違う柄が出ていますが、前後は揃って目に映るように配置できました◎。
タブの左右対称の前面だけの実現:後ろ面はあまり揃いませんでしたが、こちらはそこそこそろいました。

タブの部分も実は視線が行く場所でありますので、残ったわずかな残布の中でも柄が出来るだけ対称になるように意識。

それでも反対側は揃いませんでしたので、可能な限りを尽くしたに過ぎませんが。。

柄のそろえ方はこの辺りで以上ですが、全体的には柄合わせは大枠できたかと。

底ベルトの件も含めますと、110cm巾で30cm調達は不足であり、40cm-50cmであれば、柄合わせももっと合わせることができて、整然としたバッグへと高めることが見込めます。

次回にまたご期待くださいませ、このベースのリップクロスはまだ在庫があります。

ここまでたためますが、お勧めとしては、1つ前の段階でゆったりと畳んだ方が無理がないかと。。

あとがき

たくさん製作するたびに高まるノウハウ、picturesque(ピクチャレスク)が作るバッグの特徴がだんだん色濃く表れてきました。

それは、別事業の「レンタルジュエリー」と共通する点、「コーデされたバッグ」ということです。

ここに行き着くまでに随分長い年月を要しましたが、これが心から納得する姿です。

「ハンドメイドバッグ道」の最初の頃の2007年では全く見えなかったことでした。

まずこれが分かったことが大変な幸運であると思います。

今後まっすぐに胸を張って活動して行けるとそう思った頃から、アイデアが以前よりも湧き出てくるような気がしています(^-^)。

美しい畝のちりめん生地を広く使ったエコバッグの持ち心地の実態、やわらかでソフトな肩への接触具合は是非お伝えしたい素材の特性【1324】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近ずっと連続して製作の「ナップサック」から、少し離れます。

もう1つの定番バッグとしております、「エコバッグ:切餅」を試作。

試作品となってしまった理由は、自らの考案にもかかわらず、仕様を間違えてしまったからであり、自分使いをすることになりました。

時々製造者自らが使ってその使い心地を味わうと良いという勧めがおかげ様で生まれました。

何の変哲もないありふれたエコバッグのイメージを覆したい、「ちりめん」素材を日常的なデザインに落とし込んだ

エコバッグのイメージとは少しかけ離れている「ちりめん」をあえて利用させていただきました。

実際に使わせていただく中で、ちりめんの特性を感じる瞬間があります。

<表地:クリームベージュ>ちりめん、ポリエステル/100%、日本製。

実際はもっとクリーミーな黄色みが入ります。

このちりめんは、お洋服にはたくさん利用されますが、バッグに利用ということが意外。

しかもエコバッグ、高級感あるエコバッグになると思います。

ちりめんは織り目が密集していて丈夫なことがそもそもの特徴です。

そして、しわが寄りにくいとか表面の波のような模様がなんと言っても美しいというのが魅力です。

近く寄るとそのうねりがはっきりと目に映ります。大変美しく立体感に溢れます。

やや重くずっしりとしているのでたらりとした感じもありますが、実際は丈夫なのです。

まず裁断で思うことは、ほつれにくいのだと感じます。

それもこの織りに理由があると思います。

こうして、美しくて丈夫であるというメリットを活かします。

無地でも華やかさが感じられるちりめん、エコバッグの分野にとらわれることもありません。

上着入れやお土産入れなど常に必要ではなくとも、必要な時に取り出せるたためるものですのでその用途は幅広く考えていただけるものと考えます。

以前、この「切餅」デザインは、長い支柱/取っ手が一繋ぎでした。

一繋ぎでありながらエコノミーに製作できるためには。。を考え、生地幅が150cm程度の広幅に限定したご紹介でした。

しかし、そんなことでは、好きな生地で自由に作れない、かえって縛りがあると思い直しデザイン自体を変更。

そうして、継ぎ目を作ることで、シングル巾の110cm程度も可能になりました。

その継ぎ目をさりげなく隠すのが、四角いタブです。

このタブには、①機能:ハギ目を隠す②デザイン性:ぱっと見の目のようなアクセントの2つが入っているのです。

他の部分は一重仕立てですし接着芯を貼りませんが、このタブにだけ接着芯を貼りました。

一番力がかかる部分だと言えます。

このタブに関しての縫い付けも、他の生地よりもちりんめんは作業しやすかったと感じました。

完成したのですが、この中に間違いがあり、試作品として自分使いになったのです。その間違いとは。。

あとがき

さて、間違いに関しては、後日の【1325】の記事にてじっくりお伝えします。

間違いがあったとはいえ、使用には影響が全くありませんので、その使い心地を味わってみたのでした。

この畝(うね)による肌触りがまず気持ちが良いです。

そして、物を入れた時の持ち上げ肩に背負う時の感触が少し伸びる感じがあります。

それでも元に戻る融通性はちりめんの特徴だと思います。

持ち上げて伸びるなんて良くないことのように感じますが、ふんわりとした持ち上げ方と言いますか、心地は良いのです。

では、間違えた箇所というのを、次の【1325】で綴ってまいりたいと思います。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

「完全オリジナル」というのはどのような状態を指すのだろうか、「レジ袋」のデザインが芸術級だと感じた者が考案者を探した【1278】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

よく、「これ、うちのオリジナルなんですよ」という会話が聞かれますが、実際の「完全オリジナル」という言葉をこのたび掘り下げてみました。

「オリジナル」という言葉は「よくあるデザイン」よりも特異性が感じられる魅力的な言葉です。

このたび、有料化になった「レジ袋」の元のデザインについて見てみたいと思います。

当たり前に使わせていただいていた(しかも無料で)アイテムが、実は芸術的なモデルではなかったかと思った瞬間がありまして、少しその起源をたどってみたのです。

レジ袋は身近なアイテム、しかしあの袋自体もある会社が最初に考案した芸術的な著作者が存在するデザインなのではないかと思う

かつて「八百屋」様でのお買い物はかごを持っていきました。昭和のどこかの時点でレジ袋が主流に。。

こういったプラスチック系の素材の袋というのは、工業製品の代表的な姿、間違いなく戦後ですし、それほど昔でもない昭和のどこかで生み出されたものです。

「レジ袋 起源」でググると、ちゃんと最初にレジ袋を製造したメーカー様のお名前が「ウィキ」などで登場。

ということは、間違いなく著作権はこのレジ袋のデザインに存在するのでは。。

あの「レジ袋」も実は立派な「デザイン」なのです。

情報によりますと、「果物の梨を入れたところからのスタートだった」とのこと。

実際にそのメーカー様がこのデザインの著作権を主張され、特許庁に商標権も申請してあるものかどうかまでは分かりませんでした。

しかし、このデザインが発明品に相当するような画期的なお品であることは、レジ袋のこれまでの広がりと歴史から見れば誰もが認めることではないでしょうか。

レジ袋有料化が迫る2020年7月の直前に生地を使って自作してみました。

その時に、実際のスーパーのレジ袋を生地に当てて写し取って型紙を作りましたので、私が考えたデザインではありません。

このレジ袋の構造はかなり物理的な特質を活かしたなかなか複雑な構造だと思っています。

私が一から自分の頭の中で、このビニール袋と同じデザインが浮かぶかというと、全く「ノー」です。

その写し取りの証拠から、作ったハンドメイドのレジ袋は完全オリジナルではないと導けます。

ということで、完全オリジナルということはそういうものなのです。

レジ袋は確かに身近なものであったのですが、実はなかなか簡単に考え付くデザインではない芸術品級のデザインなのだから、最初のメーカー様の完全オリジナル品なのだという認識を私は持ちます。

お品が完全オリジナルになるには、誰かが真似しても、模倣品であると証明できるほどの特異なデザインでないと認められないことがほとんど。

そうすると、よくあるようなデザインでは、著作者側でさえも、完全オリジナルであるとの主張は最終的には難しく、認められないことが大半の現状のようなのです。

完全オリジナル作品というのがいかに難しく、芸術的要素を持った「バッグ」というアイテムの商業への適用の難しさがあるのでは。。

ハンドメイドで製作する「芸術品」と「売れるための商品」、一度考えてみて下さいませ。

あとがき

ビニール袋のデザインについて、もう少し。。

ビニール袋からは写しとったけど、サイズを変えたり、真ん中の結びひもを取っ払ったデザインだと独自のデザインになるのではないか。。ということについて。

それは、あくまで「アレンジ」に過ぎません。

元の構造そのものの、マチを内側に折り曲げて、たたんでいる時はコンパクトなのに、中に物を入れると広がるような構造というところにこそ、このレジ袋の特性があります。

あとは、取っ手が本体と一繋ぎになっている点も、他のバッグとの差別化がある点で、この発想が他に何かにあったかというと、これが最初なのでしょう。

果物を入れるために一繋ぎで取っ手もあることの便利さと製造工程の無駄の無さを工夫した最初のメーカー様にそのアイデアの源があったと考えます。

もしかして、特にそのような著作物としての拘りなど、発案者様も気にされていないのかもしれません。

ただ、そうであったとしても、すでにあるそのモデルにヒントを得る・ましてや写し取るなどをした者(私)は、過去に誰かが発案した有難い形があったことで今このアイデアを思いつくことができたことに対して、「感謝」を忘れないことです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

レースでも決して弱々しくなんかない、美しいカーテン地のジャガードがエレガントなエコバッグがその使用シーンをうんと広げる瞬間【817】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いよいよ本格的に冬の気配がしてまいりました。

先日少し早いながらもホカホカ心地よく温まりながらのちょっとした夜の外出に手袋を着用。

そのような季節ではありますが、アパレル業界では、2022春/夏の準備が始まる流れ。

季節が真逆の時に準備をしていくのです。

これは、過去からのしきたりといった感じでありますが、そこまでのように季節が予想しやすい現実でもなくなってきている気象の変化があります。

そこで、これまでの季節感のイメージにとらわれたバッグの利用機会の喪失を見直し、季節感無視で素敵な素材を取り入れたオールシーズン対応の製作をしてみました。

レースカーテン地のジャガードが非常にエレガント、エコバッグだからこその季節感を無視した縛りの無い利用を見込んだ製作

このたびの素材は「レース」と生地の名前にも付くので、て夏のイメージがわくのかもしれません。

そこにあえて挑戦、生地の素敵さにのみスポットを当て、冬であっても利用しやすい身近な機能性重視のバッグからのスタートで季節感を無視した製作に挑戦してみました。

「切餅」:<サイズ>縦39cmx横35cmxマチ18cm。

この四角い様相から「切餅」と名付けた一重仕立てのエコバッグです。

とはいえ、丈夫に丁寧に仕立てたところが特徴。

メインバッグにもなり得る可能性を感じていただければと思います。

<使用生地:黒>レースカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。
ここ最近変更したど真ん中の取り付け位置に変えた「底ベルト」と縦に縫い付ける「支柱」の交わり部分。

ぱっと見では見ることのない底の部分の美しさも追求したところです。

こんな感じで使わない時は折りたたんで収納。

これだけの強度とお仕立てだと全体にはなかなかしっかりしたものなので、この四つ折りまでが限界、それでも畳めることのメリットは大きく、メインバッグ内に入れての持ち運びを可能にしてくれます。

裏地を取り付け芯地を貼るバッグとの違いは、「そのまま生地の風合いが素直に現れてしまう」ということ。

ただ、このたびのレースカーテン地、いかにも薄そうに見えますが、なかなか丈夫であることが分かっています。

重いものを入れる対応も底ベルトと支柱で工夫していますので、弱々しい作りということは決してなのです。

生地チョイスに一番におしゃれ感を優先出来るのも、この丈夫な仕立てあってこそです。

生地だけの丈夫さに頼るのも、それは素材に依存し過ぎ、半分は自分で丈夫さを作り上げていくものなのだと思っております。

あとがき

私もこのデザインの試作のものを実際に毎日使わせていただいております。

コンビニ、スーパーに立ち寄った時に、そのままこのバッグにin。

とても使い勝手が良く、サブバッグでなくメインバッグとしても十分使えると感じています。

リュックなどの他デザインではセキュリティー性を高める工夫をとことんしているわけですが、こういった入り口が開きっぱなしの留め具も何もないバッグの良さもあります。

こんなレース地がここまで出来上がるのだと考えたら、生地は無限だと思えてくると思います。

その通り、どんな生地であっても製作可能だと思うのです。

条件などない自由な製作ができるための仕様、生地幅も気にせずに生地を中心にできるような「コンテンツ」に現在このデザインの製作ノウハウをまとめ中です。

コンテンツが完成したら、是非お好きな生地で作る技術を得るということも考えてみてくださいませ、自分で製作することの喜びと可能性は人生をも変えてくれると思います(^-^)。

一重仕立てのバッグに重いボトルの洗剤も入れられるフィードバックあり、補強サポート役の底ベルトの大きな働きを見た【814】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「切餅:きりもち」という四角いエコバッグを考案し、様々な生地で製作しています。

このたびは、比較的薄手の生地でありながら、底ベルトの機能の徹底によりどこまでの丈夫なバッグに仕上がっているのかのフィードバックをいただきましたので、底の部分を眺めながらその重要な役割をご紹介したいと思います。

底ベルトの位置を出来上がりで等間隔にした結果は上々、重いものが平気だったフィードバックが物語る底の機能の充実

実は、底ベルトの上下に並ぶ位置を少し変えました。

以前は、製造側都合の縫い代を含むど真ん中が印としては分かりやすく、結果としては内側に寄ったものでした。

その取り付け位置を改良、使う側目線の均等など真ん中へ見直します。

底ベルト(旧位置):横線2本が底ベルト。内部に寄る理由は縫い代を含めたど真ん中だったからです。

さらに、これは物理的な現象なのですが、こういった縫い付けた部分は硬めなので、このせいで、マチにクセが自然と現れ、縮こまった感じに映ります。

一方、このたびの改良で底ベルト同士の間隔が広がることで、その見た目がゆったりとしたものに映るのではないかという仮説を立てました。

マチのサイズは決まってはいますが、その箇所でない縫っていない部分がいかようにも大小膨らんだり縮んだりするのが物理的な現象です。

よって、この底ベルトの位置変更がマチがそのままのサイズでありながら広がるカギになったようなのです↓。

底ベルト(新位置):すっきりと等間隔に仕上がりました。これが正解だと思います。

随分スッキリと美しくなったものです。

完成:<使用生地>先染ストライプ(黒x白)、綿/100%、日本製。たためるエコバッグです。

どちらかと言うと薄手の生地だったのですが、支柱や取っ手やベルトは多重に重なりステッチと共に強化。

畳めるものでありながら強度も十分にあるバッグになり、実際に洗濯洗剤のボトルごと複数入れても平気であったとのことです。

大変実用的になれたと光栄でありましたし、生地によっては、メインバッグも夢じゃないと思えました。

あとがき

これまでは、幅が150cm程あるような生地限定の製作でした。

それも支柱が一続きでありたいと長い支柱をコスパ良く横幅めいっぱい使った製作だったからです。

その後、このモデルは、使用生地の幅の限度を選ばずに作れるようにと、シングルの112cmなどでも可能な、継ぎ目を作るモデルへ変更しています↓。

取っ手の途中にタブがスタイリッシュに付きますが、この下に継ぎ目が隠れます。

なぜこうしてモデルチェンジしたのかというのが、多くの方にこのモデルでの製作を自由にできる「コンテンツ制作」を考え始めたからでした。

このことで随分視野が広がりましたので、「製作する人目線」ということも「ユーザー目線」に加えてもう1つ加算されたのです。

この活動は間違いなく発展です。

製造者様が素敵に作って行けるようにということは、一人だけの製作よりもはるかに可能性があると思い始めました。

一重仕立てのシンプルなデザインであっても随分奥が深いものなので、そんなこともハンドメイドでバッグを作る方へお伝えしていく役割としてしっかりアウトプットしてまいりたいと思っております。

おそらく、作るとなったら他の方の方が間違いなく素敵な世界観で作られると思われ、そこに希望を託しています(^-^)。

2種の黒色エコバッグの素材の違いが歴然、プレーンとパイルの違いはより素材の違いの深堀りになった【691】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2種の黒生地で2点のエコバッグが完成致しました。

同じ黒色でそろえることで、その他の違いが際立つことになりますのが素材の面。

どうしてもその素材の違いに目を向けるようになるのです。

良き素材の深堀りとなるこの度の黒色同時製作の完成品をじっくりとご覧くださいませ。

単純な構造でありながらしっかりと作った一重仕立ては十分な貫禄があるエコバッグとなっていった

今回から、ステッチの数を1本増やしましたことで、緻密な縫いが実現。

こんな風に4本のステッチをいかに等間隔に仕上げるかが課題。3本を4本にしたことで間隔が狭まり支柱が強固に。
4本ステッチへの変更はここにも効果を発揮しています。やはり3本の時より強固で、美しいものになりました。
生地は、生地名や混率が不明ですが、左はタオルのようなパイル地、右はオックスフォード。

パイル地は、柔らかくてカジュアルな雰囲気があります。

一方オックスフォードは、スーツの中に着るメンズシャツにも多いエレガントなツヤ感がある素材。

やはり同じエコバッグに仕立てても良い意味での硬い雰囲気が出ました。

素材の違いによってもこんなにテイストが展開できるものだと実感しました。

お洋服のワードローブで、わずかな素材の違いで黒ばかりを着られる方の例を拝見したことがあります。

おそらく素材の違いを楽しみ、最強の黒色を軸としたいワードローブ作りだとお見受けします。

さて、バッグの容量はかなりのものです。バスタオルを4本ご用意しましても、まだまだ余裕が↓。。

これらはバスタオル。まとめて縦に4点を積み上げて収納してみました↓。
<サイズ>縦39cmx横35cmxマチ18cm。バスタオル4本を入れてもまだ上の方が余ります。

これだけの容量があるのですが、ある程度たためますので、出張時のサブバッグ・たくさんの食料品のお買い物目的・上着入れ・温泉バッグ、さらには一泊旅行も可能ではないかと。

エコバッグという言葉に縛られて、安くて質の悪い品物をお手軽に短時間で作ってしまうのは、あまりにやったことのわずかな労力でさえも無駄だと感じます。

その後の長い目で見たバッグの可能性を夢見ながら、じっくりとかけるところで手間と時間をかけていくという製作が腑に落ちます。

その1つに、ピンタックの4つ角のステッチがありまして、これがあると上品な雰囲気が出ます。

バッグが整然とするものであることでシーンが増えていくと予想します。

あとがき

このたび製作の2点「切餅:きりもち」デザインにはさらにこだわりがありまして、長い支柱を1本仕立てで継ぎ目を作っていないという点です。

用尺が145cm以上要しますので、今回も幅が150cmの生地です。

縦に取ると生地が余り、2点作ろうと考える方向に行き1点物ではなくなります。

よって、横に支柱のパーツを裁断するので、巾がダブル幅の物でないといけないのです。

この145cm以上の幅の生地の分野は、インテリア・カーテン地の分野になります。

ここから生地をチョイスするわけです。

かわいいプリント生地などは110cm巾あたりのものがほとんどなので自然とインテリア地特有の大人っぽい生地をチョイスすることになりました。

ただ、その後作り手側の気持ちになってみますと、どんな幅の生地でも作れるように仕様を変えるという考えに至ります。

そうすることでこの長い支柱のバッグが作りやすくなるからです。

後に取っ手の途中で継ぎ目を入れ、短いパーツで大丈夫なように型紙を変更。

その継ぎ目を隠すタブをスタイリッシュに縫い付けるモデルへ変更しています↓。

後にこれが完成型となっていきます。継ぎ目はうまく隠され隠したタブがかえってトレードマークに。。

完成型に至る前には、このたびのような変遷があったことがとても大切。

この段階を踏まずに完成型に行き着くことは無かったでしょう。

当ブログ記事は、当初の2021.08.12からおよそ3年後の2024.05.16にブログ記事の「手直し」の一環の中の順番で「リライト」したものになります。

とはいえ、まだまだ変な言葉使いや誤字脱字は、更に手直しをかけていくのですが、こうして、3年も経過すると随分小さな事業の中でも発展が見られました。

これは大変貴重な例だと思っていただければと思うのですが、同じことをずっとやっていく中で必ずわずかばかりの発展があるということ。

事業とはそういったものなのではないかとじわじわと実感しております。

そういった意味でもこの記事の手直しの1年の2024年が非常に大切な年であると感じています。

もっと早めに手直しできれば良かったのですが、日々の活動に追われこんなに遅くになってしまいました。

随分曖昧な表現だったり分かりにくい表現などで読みにくい点が申し訳なかったです。

2024年末をもって、記事すべてがすっきりと手直し完了の予定を組みまして現在徐々に実行中です。

是非今後とも、今後もブログ記事にお立ち寄りいただければ光栄でございます(^-^)。

セルヴィッチデニムの風合いの変化のきっかけは雨と洗濯、週一程度のエコバッグの使用で変わり映えの無い姿が急に加速する瞬間【463】

アイキャッチ画像463

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

実は、1年間ある実験をしてまいりました。

当投稿日2021.03.25の1年前の2020.04.10スタートで、新品のセルヴィッチデニムエコバッグの風合いの変化を調べる内容。

実際に週に一度のまとめ買いのお買い物を続け、使用する中での変化の様子を毎回帰宅後に記録しました。

使用環境としては、①たくさんの食料品を詰め込む②週一度の使用という頻度です。

写真は結構な数にのぼり、1年後にその変遷をまとめデニムの風合いの変化のきっかけも見つかりました。

デニム素材で製作するバッグやお洋服、その未来を事前にイメージするための1つの引き出しになれば光栄でございます。

毎日同じアイテムをじわじわと使用などしない物に溢れた現代、デニムの風合いの変化は決まって雨とお洗濯がきっかけ

まず早速ながら、1年間の変化の記録をとった感想を先に述べたいと思います。

ジーンズを毎日じわじわと洗わずにはいていくことで出来上がる味わい深い色褪せやくったりとした表情、これはかなり「夢のような話」になってしまったと思います。

物品が溢れる現代、かつての作業着であるジーンズを毎日はき続けるなどという環境がありません。

おしゃれな方であればあるほど毎日交換しながら色とりどりの装いを表現をしているものです。

ましてや週に一度という頻度のお買い物では、劇的な変化は出ないであろうと思ったのが4月スタートの最初の3か月でした。

ところが、雨の多い7月をきっかけに一気に風合いが変化していきました。

4月:セルヴィッチデニム製(14oz)エコバッグの新品が完成した未使用状態。
5月:ほとんど変化はないと言えますが、わずかに柔らかさを感じる風合いになっているとも見ることができます。
7月:たまたまお買い物の帰りに雨が降り始めた時のそのままの写真。全体に雨に打たれました。

この直後に、雨の汚れ落としとリフレッシュを兼ねて洗濯機にかけお洗濯を致しました。

9月:デニムの白糸の姿が表れ始めた頃です。きっかけはやはり7月の雨とお洗濯が大きかったかと。
3月:翌年に入り、スタートからの1年後の姿です。ものすごくカジュアルな風合いになったと思います。

このたびは、デニムの風合いの変化を見たのですが、この実験と同時に別のことが判明。

ピンタックの角が、他の場所よりも際立って色褪せしていると分かったことです。

ある部分だけの劣化のようなことはアンバランスなので、その後このモデルを見直すことにしたのでした。

取っ手のみを上部に縫い付けていたことは、たくさんの食料品を入れた重みに対しては部分的な圧力のかかり方という意味のアンバランスさが気になりました。

こうした姿を見て、底に縫い込んだ長い支柱ベルとを前後で「よいしょ!」と持ち上げる構造が長持ちの秘訣なのではないかと閃き新モデルを考案↓。

後に生みだされた定番モデル「切餅:きりもち」:このデザインの起源は実は今回のデニムエコバッグなのです。

一重仕立てでもデニム・帆布・カツラギなどのハードな厚み生地を選択することで、立派なバッグになります。

エコバッグを越えたメインバッグにも昇格できる可能性を秘めた作りの良い一重仕立てなのです。

こちらは、いずれ他の2デザイン一緒にまとめ3種のバッグの作り方としてコンテンツとして売り出すよう勧めています。

あとがき

描いた夢のような徐々に味わいが増していくような記録ではありませんでしたが、これこそが現実的な姿なのかもしれません。

バッグを1点しか持っていない人こそ現代では稀有な存在、いくつかを使い分けているものなのです。

複数を時々使うことは、傷みの起こりが遠ざかり長持ちになる良い持ち方だと思います。

このたびのような気軽な一重仕立ての洗えるバッグは、あえて雨の日専用として、その味わいを高めることを兼ねながら他のバッグとの使い分けができそうです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト