こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
2018年にメンズライクな製作で開始し、2019年ではバッグの素材をエレガントな花柄中心に変えています。
多くの方に人気のコットンのプリント物ではなく、お洋服に使われるような花柄ということろが多少の差別化です。
美しく、エレガントな柄や素材を厳選しての新たな再スタートを切っています。
このたびは、生地自体は縫いにくいものでもなかったのですが、非常に出来の悪い結果に感じたバニティバッグを失敗作とは言えあえてご紹介致します。
悪い例になるわけですが、失敗後の行く末を課題を持って前に進むための重要な姿としては記録に残そうと思ったからです。
なぜ失敗なのかということを「タラレバ」ではありますがとことん振り返りながら、今後に活かしてまいります。
失敗作だと思うことの1つに生地があまりにも美しかったということが大きな理由として挙げられます。
素敵な生地をそれに見合うように美しく作れなかったこの悔しく苦い体験を時間をかけながら巻き返していきたいと誓った貴重な失敗作だったのでした。
こんなに美しい生地なのになぜこのように出来上がってしまったのか
実は、失敗と言ってもどこかミスをしたわけではないのです。
それなのに信じられないほどの悪い出来上がりだということに驚いてしまいました。
次に、使用生地についてご紹介したいと思います。
この美しい生地のぼやけた世界観は、「転写プリント」というここ最近の技術であり、ぼんやりとした雰囲気が特徴です。
<表地>:トリアセ転写プリント、トリアセテート/67%、ポリエステル/33%。日本製。
<サイズ>本体は、縦18cmx横26cmxマチ12cm。
取っ手は幅2.5cmx長さ26cm、高さ7cm。
ショルダーは、幅2.5cmx長さ80cm/150cmの調節可能。
外前ポケットは、縦11cmx21cmの隠しポケットでファスナーはチョコ茶色のYKK社製。
入口開閉は同じくチョコ茶色のYKK社製のファスナー2個で、真ん中で固定両開き。
中側前には、ポケットがあり、縦8cmx横13cm。
底の部分に「ベルポーレン」という割れない丈夫なプラスチック2mm厚の底板が入れ込んであります。
あとがき
いろいろ「タラレバ」を綴りました。
根本的なことを1つ挙げますと、そもそもこの生地をバニティデザインにしたのがどうだったのか。。ということ。
むしろ巾着袋の方が合うと思いました。
後に、巾着袋を作っていまして、ここでお写真だけご紹介致します↓。
巾着のデザインの方が良さそうですね。
生地のデザインへの向き不向きもあるのだと思いますが、とにかく茶色いファスナーが柄の美しさを遮っていました。
この教訓からバニティバッグの正面にはファスナーは付けない仕様に徹底したということがあります。
失敗しなければわからないことがほとんどで、このことも今思えば必要な出来事だったのかもしれません。