キッチン用カーペットからキッチンマットへのリフォーム例【895】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、引っ越し後の作業としての1つなのかもしれませんが、通常のリフォームの1つとして<リフォーム>カテでご紹介致します。

旧居で手作りのキッチンカーペットを1.5畳のキッチンに敷いていましたが、引っ越し後の新居は、2.5畳。

今回は、キッチンもリビングからの延長でつながったワンルームということもあってフローリンッグの床へすでにマットを敷き詰めました。

そうするとあとはキッチンマットを探すことになったのですが、どうしても気に入った柄が見つかりませんでした。

よって、旧居時に使用のキルティングカーペットをキッチンマットへリフォームすることにしました。

あえて縫い合わせず、二つ折り使用のキッチンマットの完成

とても作業は単純。縁が旧居のキッチンの角のいびつな形に合わせてカットしてあったので、その余分をカットして、できるだけ大きいサイズで長方形に裁断。そして、縁を1cmずつの三つ折りをひたすらして縫っていきました。
あえて二つ折りで使用することに。。。後にもしかして大きく広げて使ったりできるよう、二つ折りを固定せずにこれで完成です。この薔薇柄は、左隣に少し映る冷蔵庫の前のマットととても相性が良いです。このように近くでリンクしながら使えてとてもそれが嬉しいです(^-^)。

あとがき

捨ててしまうものと、捨てずに継続するもの。。。

それぞれへの価値観の違いですね。

以前は、私も入れ物好きでそのボックスとか容器がインテリアを兼ねて気に入っている部分もあったのですが、少し変化があり、ミニマムの心地良さということも考え始めました。

新居へ済むからと新しくキッチンマットを購入するのか、お気に入りをリフォームして継続して使用するのか。。。

できるだけ1つの物を末永く使うためのリフォームは、今回の後者の価値観が強くてやったことになります。

他の人の様子なども是非うかがいたいもので、長く愛用するためのリフォームをしたエピソードとか工夫なんかを拝見できたら良いなあと思っています。

せっかくの美しいエキゾチックなレアな花柄生地を素敵に活かせなかったバニティバッグの問題点を「タラレバ」でとことん綴りました【377】

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2018年にメンズライクな製作で開始し、2019年ではバッグの素材をエレガントな花柄中心に変えています。

多くの方に人気のコットンのプリント物ではなく、お洋服に使われるような花柄ということろが自身なりの多少の差別化です。

美しく、エレガントな柄や素材を厳選しての新たな再スタートを切っています。

このたびは、生地自体は縫いにくいものでもなかったのですが、非常に出来の悪い結果に感じたバニティバッグを失敗作とは言えあえてご紹介致します。

悪い例になるわけですが、失敗後の行く末を課題を持って前に進むための重要な姿としては記録に残そうと思ったからです。

なぜ失敗なのかということを「タラレバ」ではありますがとことん振り返りながら、今後に活かしてまいります。

失敗作だと思うことの1つに生地があまりにも美しかったということが大きな理由として挙げられます。

素敵な生地をそれに見合うように美しく作れなかったこの悔しく苦い体験を時間をかけながら巻き返していきたいと誓った貴重な失敗作だったのでした。

こんなに美しい生地なのになぜこのように出来上がってしまったのか

こちらが出来上がったバニティバッグです。

実は、失敗と言ってもどこかミスをしたわけではないのです。

それなのに信じられないほどの悪い出来上がりだということに自身が驚いてしまいました。

そもそもこんな茶色いファスナーの選択は間違っていました。もっと俯瞰して全体を見る目を持たねばと。
ブランドネームも、後に友人(アパレル関係)からの指摘で、内側にひっそりと縫い付けるべきだとのこと。
マチがやや浅いです。10cm強くらいがこの写真ですが、15cmくらいの方がボリュームが良いです。
角が四角いフォルムだったのが共通にしているデザインですが、もっと楕円に丸い方がエレガントかな。
ショルダータブのバランスがごついです。もっとスタイリッシュに細いショルダーに変更した方が良さそう。
裏地にもこの生地を使いましたが、別生地の方が変化があり立体感が出ると思われます。
内側にも小さなポケットがあります。これも表地と同じでファスナーの色をライトに変えて馴染ませたいところ。
ネックパーツが左に歪んでいます。真ん中に取り付けるよう徹底、そしてパーツが長くて野暮ったいです。
遠目で見るとパープルがかっています。バッグの横幅の寸法のバランスがやや悪く狭くした方が良いです。

次に、使用生地についてご紹介したいと思います。

この美しい生地のぼやけた世界観は、「転写プリント」というここ最近の技術であり、ぼんやりとした雰囲気が特徴です。

<表地>:トリアセ転写プリント、トリアセテート/67%、ポリエステル/33%。日本製。

<サイズ>本体は、縦18cmx横26cmxマチ12cm。

取っ手は幅2.5cmx長さ26cm、高さ7cm。

ショルダーは、幅2.5cmx長さ80cm/150cmの調節可能。

外前ポケットは、縦11cmx21cmの隠しポケットでファスナーはチョコ茶色のYKK社製。

入口開閉は同じくチョコ茶色のYKK社製のファスナー2個で、真ん中で固定両開き。

中側前には、ポケットがあり、縦8cmx横13cm。

底の部分に「ベルポーレン」という割れない丈夫なプラスチック2mm厚の底板が入れ込んであります。

あとがき

いろいろ「タラレバ」を綴りました。

根本的なことを1つ挙げますと、そもそもこの生地をバニティデザインにしたのがどうだったのか。。ということ。

むしろ巾着袋の方が合うと思いました。

後に、巾着袋を作っていまして、ここでお写真だけご紹介致します↓。

同じ生地で製作の巾着バッグ:おそらくこちらの方が柄が壮大に広がって生地の美しさがうまく活かされました。

巾着のデザインの方が良さそうですね。

生地のデザインへの向き不向きもあるのだと思いますが、とにかく茶色いファスナーが柄の美しさを遮っていました。

この教訓からバニティバッグの正面にはファスナーは付けない仕様に徹底したということがあります。

失敗しなければわからないことがほとんどで、このことも今思えば必要な出来事だったのかもしれません。

picturesque