4デザインのみにしぼった2022年に製作していくハンドメイドバッグ【847】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年に入りましたね。

早速1月1日にやったことの1つにHPのフッターの部分のコピーライトの英文の文言がありますね。

あれを2022に直しました。

あの部分て実は自動変換ではなくて、時計と連動しているようなプラグインを導入していなければ、手動で変えねば変わらないのです。

それを知ったのが去年。

2018年スタートでコピーライトの部分の表示がまだ、当HPのワードプレスさん自体もプラグインを導入してなくて、難しい暗号みたいなstyle cssなどというような名前だったかな、これを入力せねばならず。ネットでググってその説明がされているようなブログ記事を探しましたが、見つけても結局分かりませんでした。

そうして、まあいいや、絶対必要な物でもないようだとあきらめていたころに、ワードプレスさんが2019年くらいから急にアップグレードして、ぐんと今までより使いやすくなりました。

その段階で2020年以このフッターの部分も編集できるようになっていることに気づき、とっても嬉しくて、2020って直したら、そのまま2021年を迎えて、2021年の途中で「あれ?」と、2020年のままであることに気づきました。

自動で更新はされないようなのですね。

よって、もしかして今後は分かりませんが、今のところは、手動で編集していくということで、2022年の1月1日にやることのメモに書いておいたわけです。

さて、今回は、2022年スタート時点にあたって、年末ぎりぎり、もしくは、年末と年始のはざまでいろいろ考えながら、最終的に決断した、ハンドメイドバッグのデザイン、2022年に製作していくデザインをお伝えしたいと思います。

なんと驚きのたった4種だけなんです。

4種のデザインだけを作っていくことにした

2022年製作していく4デザイン:左上から、「餅巾着」、「テリーヌ」、¥卵焼き」、「切餅」。

よく、YOUTUBEやブログをご覧くださる方は、あれ?、「巻き寿司」がないと思われるかもしれません。

年末までは、巻き寿司も続行する予定でした。

しかし、巻き寿司のデザインというのは、実は、上の4つの「テリーヌ」と全く同じ作りなのです。

そこへショルダーなどが加わったり、形が縮小されていたり、ポケットの種類とか、カーブの角度が少し違うことで違うデザインのように見えるかもしれませんが、基本的な作りが同じなので、本当に1日前位の事、今までの過去の実物を手にしてみている時に決断しました。

「巻き寿司」は廃版です。

デザインを少なくすることで、1つ1つを去年よりもう1歩踏み出して高めるということを、数多く製作しながら2022年はやっていきたいと思います。

そして、更に、2022年ならではとして、2種のデザインには、ダイヤキルトをかけていくということにしました。

4種のデザインそれぞれのレベルの高め方

「餅巾着」・・・表地にはダイヤキルトを今後入れていきます。

ダイヤキルトというのは、飾りということの他には、実は、強固に保つ役割があるとのこと。

薄い生地であっても、気にせず自由に生地を選び、一定に中綿のハード薄芯でキルト生地にしていくと全体に統一感があります。

厚手の生地で作ったと同じようにエレガントな薄手の生地でもしっかり感を実現していこうということです。

「テリーヌ」・・・こちらはこれで結構定着しました。このまま続行しますが。撥水生地を表地も裏地も使っているのが特徴です。大切なものを入れるビジネスシーンに安心なバッグです。

この見つけにくさの打開策というのが、撥水生地専門の生地屋さんを探すことですが、もう実は探してあるのです。

それなのに、思うように2021年はサクサクと作っていくことが出来なかったので、2022年は、このデザインをもっと製作していきたいと思います。

「卵焼き」・・・こちらもデザインは、続行ですが、ダイヤキルトをこのデザインにもかけていきます。そうすることで、筒形の変形を防ぎ、しっかりと綺麗に立つということを徹底して実現しようと思います。
「切餅」・・・今まではカーテン地で多く製作してまいりましたが、それは、支柱の長さが150cmくらい一気に必要で、継ぎ目を作らない意向なので幅の広いカーテン地を横取りで裁断してきて作ってきました。もしかして、同じ生地ではなく、支柱を専用の生地に確保すれば、着せ替えみたいに、例えば、ゴブラン地などでも本体は作れるかも、、、と思っています。

ゴブラン地などのような厚手は、重なると縫えない悩みが過去にあったので、その悩みを逆手にとって、一重仕立てで活躍してもらえば、ちょうど程よく縫うことができて、しかも丈夫。

もしかして、カーテン地よりも、エコバッグっぽくないメインバッグにもなるようなゴブランなどの分厚い生地の出番を多くするような方向も良いのかもしれません。

そうと思いついたら、やはりやってみるべきですね。

ゴブラン織りなどはプリント物が多いので、無地が無いかもしれませんが、黒ベースで花柄などは良いかもしれません。

日本製、スペイン製、ベルギー製、トルコ製あたりでレアな生地が見つかるかもしれません。

あとがき

4種のデザインをそれぞれ高めながら、ハンドメイドバッグをできるだけ多くお客様にお届けしたいと思っております。

黒テイストにいよいよ本格的に変化しきるのが2022年になるかと思います。

また、製作時には記事にアップしてまいりますね(^-^)。

バニティバッグ-キルトによる生地強化整ったフォルムの実現【846】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

年末最後には、ミシンを使うという作業をして終了しました。

その作業は、キルトがけ。

以前にキルトはヘルメットバッグの裏地で取り入れたことがあるのですが、今回は、バニティ型のデザインの表地に入れるという点が初になります。

キルト無しに比べたキルトありの効果

今回製作中の「卵焼き:バニティバッグ」は、側面がどうしても反りがち。

仕方がないことですが、これの解消にもなるかもしれないキルトがけとなります。

その理由が、この構造を見ていただくとご理解いただけるかも。

表地である赤白水玉生地にはすでに接着芯が貼ってあります。そして、楕円パーツのてっぺんと底部分にカットした2枚と、側面の長い長方形パーツ1枚をこうして、表地とハード薄芯の間に中綿を挟み込み待ち針で固定。
そうして、表地のパーツ合わせて粗裁ちの部分の中綿やハード薄芯をカットするという工程です。ボンドなどは使いません。
ハード薄芯にシャープペンシルで真ん中から二等辺三角形を描き、その底辺を縫い線に等しく作図。最初の二等辺三角形の長さは特に3cmである必要もないです。1本描ければ、あとは、横へ3cmずつ幅をとり、ストライプ状に作図していきます。そして、ダイヤキルトを作るので、対称の向きにも(十字)作図。その上をミシンでひたすら縫い付けます。最初と最後は返し縫いを少しして、玉結び、玉止めもまめに1本のステッチごとにします。

こういったパーツになってからかけるキルトの良さは、お店にある既製品のキルト生地だとカットした時にステッチが途切れてしまいますが、そういうことが起こりません。

長持ちする1つのポイントでありメリットだということです。

こちらは、側面パーツの方。こちらは、角から数センチの二等辺三角形の底辺を結んだ1本の線をスタートに、横へ3cmずつ作図。対称の向きにも作図。そして同じようにステッチします。最初の二等辺三角形の斜辺は特に長さはどうでも良いですが、2-3cm程度くらいまでにしておいた方が、縁の方までキルトがかけられるのでしっかりしたものになりますね。

キルトがけに関しては、待ち針が大切であること

少し前に段階を巻き戻ししますが、この時に待ち針は端っこだけです。しかし、この後、カットしてからは、真ん中の方にもおよそ等間隔でところどころに待ち針をして、ステッチの時にしわが寄らないようにすることが大切。ステッチが待ち針に当たってもいけないので、直前で裏から外しながらキルトステッチをかけていくのです。そのまま待ち針を付けたままだと待ち針にミシン針がぶつかりやすいので、そこは新調にゆっくりと、待ち針を外しながらのステッチとなりますね。だからこそ手間と時間を要する作業になるわけです。
しかし、出来上がった時の喜びは大きいものです。3つのパーツのキルトがけが完成。非常に美しく出来上がりました。3cm四方の正方形を90度傾けたダイヤキルトの完成です。

あとがき

出来上がりのダイヤキルトがかかった生地はもとの1枚仕立てに比べて雲泥の差。

厚手の1枚の生地に匹敵するほどの強固なものになりました。

そうすると側面の所が反るのをかなり解消できると思います。

今回は、年末の夕方の作業をここで打ち切り。

次の作業からは、通常の作業工程と同じことをやっていくことになります。

キルトがけをすることで、余分な時間を要するということですね。

しかしその効果はあるということです。

その効果を完成で改めて実感し、また記事にアップしたいと思います。

お楽しみにどうぞ(^-^)。