「本物志向のレンタルジュエリー」リニューアルのお知らせ【1010】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、今までの同ネーミングの内容を全体的にレベルアップしました新たなる章をスタート致しました。

今までのレンタルジュエリーももちろん本物志向の。。。に見合ったようなものではありましたが、隅々まで徹底しての考案を私が一度びっしりと行いました。

以前にレンタルをご利用いただきましたお客様のお声があったおかげです。

まだここから増えていくわけですが、いったんご利用いただける納得したものにできあがったものは早めに出品していこうと思い、スタートし始めました。

地金について

ここ最近地金価格がアップし、貴金属がより高価なものになっているのは周知の事。

それゆえ、新しく製造されるお品というのはなかなかダイナミックな大きなお品が見つからないようです。

もともとヴィンテージ好みの私がやっていることですので、古き良きお品にも特に目を向けています。

地金を厚くたっぷりと使用したリングや台はとても重厚感があり価値が高いと判断します。

が、一方で、おしゃれ重視な視点こそ一番ポイントを置いている部分ですので、透かしデザインを地金が半分くらいだとかそういった見方ではなくて、そこはやはり美しさ重視です。

天然石について

私がずっと好んできた天然石は、マルチカラーのような色とりどりな感じのストーンでした。

ダイヤモンドは透明なので、どちらかというとアクセントが出しにくく、色のコーデが難しいと過去は思ってきました。

それでもなぜか集めてきたダイヤモンドがたまたまあって、お客様が大変喜んでくださいました。

これは私がいかに自分の視点であったかということです。

お客様の反応からも、ダイヤモンドに意識的に多く目を向けていくようになりました。

思えば、そんなに目を向けていなかったにもかかわらず、「なぜか集めてきた」ということが、自分では気づかないダイヤモンドに引き寄せられた魅力があったから手にしていたのかもしれませんね。

そのなぜか集めてきたお品は現在では入手が難しいものになっているみたいで、ダイヤモンド自体も価値がとても高くなってきています。

自分で持つのではなくお客様にご利用いただく理由

過去10年程、ジュエリーを集めてただ持っているだけの時期が長く続いていました。

レンタルジュエリーを始める前のことです。

とっても素敵で持っているわけですが、実際に使うとなると私では出番がありません。

基本、オタクっぽいので、外出して華やかな場所へ行くことが好きではないのかもしれません。

そうして、ジュエリーの出番を考えたのが、お客様にご利用いただくというものです。

やはり、どう考えも、実際に私の手元で持っていても意味がないと思っています。

必要な方にご利用いただくということが相応しいと思っています。

そして、私が選ぶ宝石というのは、ギラギラしたものではないので、日常にもOK、フォーマルや華やかな場面にもOKな活躍の場は結果的には多いものになるかと思います。

このテイストも、私の地味な部分というか、華やかな場面を好まない性格が選んだ結果なのかもしれません。

とはいえ、大ぶりで厚くて作りとしては自信を持つお品ですので、そういった部分には地味ですが拘りが入っています。

お仕事の場でパワーや勇気をもらえるようなジュエリーでありたい

宝石にあるスピリチュアル的なことはあまりよく分かりません。

ストーン別に意味がこめられているようですが、あまりそこもピンと来ておらず、基本、オシャレ重視で行ってしまっています。

しかし、宝石も時には魔物。

かつて、「ホープのダイヤ」という有名な話がありますが、大きなカラットのダイヤモンドをめぐって人々が争い、不幸になっていく。。。こんなことがあったようです。

現在は博物館に静かに展示。相応しい場所へと収納されたのでしょう。誰の手にも相応しくない、みんなの物であるということですかね。

貪欲な気持ちというのは宝石は喜ばないのではないか。。。そんなことは私も少し感じています。

私が多くの宝石をとりあえず、管理者として持つことができるのも、宝石に対して自分が貪欲に着飾ることをしないからであるような気がします。

宝石というのは、正しい使われ方、相応しい持ち方があるのかもしれません。

大切なシーンでお客様のお力添えになるようなジュエリーになれたらと私は思っています。

とても現実的な事しか今は分かりませんが、宝石を見た他の人から「素敵ですね」などと会話が始まったり、きっかけになるようなジュエリーになれそうで、そうなれれば、私も大変光栄です。

さて、YOUTUBE動画を下に貼りますが、ここでは、当レンタルジュエリーの特徴の、3アイテムを1セットに私がコーデしたものと、単品とがあるよ♪というお話です。

セットと単品が同じお値段ではありますが、バランスをとってその価値を同じくらいにそろえています。

あとは、お客様の価値観にゆだねることになります。

単品も、もっと数を増やしていって、単品をピックアップして組み合わせるとコーデがしやすいような上手い組み合わせを意識した増やし方を私の方ではしていくつもりです。

とにかく、私の場合、「コーデ」「おしゃれ」に一番重点を置くスタンスです(^-^)。

あとがき

レンタルジュエリー是非ご利用下さいませ(^-^)。

お忙しくてなかなか準備ができないという方も、すでにコーデしてあるので、お手持ちのお洋服に合うジュエリーのセットを1点ポンと決断いただければ1つお悩みなるものは解決です。

私は、スタイリストとしての資格などは持っておりませんので、「自称」みたいなことですが、決して負けているつもりはございません。

今後、まだ当レンタルジュエリーの伸びしろがございまして、うずうずしております。

よろしければ、「商品一覧」をのぞいてみてくださいませ。

<出会い>おしゃれ重視の1ジュエリー好きがモノ申す!、ダイヤモンドのカラットがそんなに重要なのか【970】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近、地金の高騰と相伴い価値が高まるダイヤモンド。

ダイヤモンドの鉱山閉山など、過去よりも新しく作られるダイヤモンドジュエリーの数は多くは有りません。

ますます希少価値が高くなるアイテムになるに違いありません。

と、その価値についてなのですが、確かにダイヤモンドは光の屈折が複雑であることからも輝きがとてもまばゆいジュエリーの1つとされています。

その価値はctでも計られ、5ct、10ctともなるとなかなか簡単には見つかるものではありません。

ただ、私の場合、ct(カラット)に関してはそれほど重視していません。

その理由を今回お話させていただこうと思います。

おしゃれ重視の私がチョイスの素敵な1ct未満のジュエリー

確かに、ダイヤモンドジュエリーは、ラインとしては1ct以上が認められるラインとして1つあるようです。

2ctになると小さなリングであってもなかなか立派だということになります。

そういったことも、結果としては謳うけれども、一番の重視する点は、オシャレなのかどうかという点なのです。

これはあくまで私の考え方ですが、このおしゃれ重視の価値観で今後も行くのだという強い思いがあります。

左-K18YG/PT900台コンビダイヤモンドリング、右-K18WGダイヤモンドフラワーリング・・・いずれもダイヤモンドは1ct未満ですが、非常におしゃれなジュエリーアイテムです。左は、0.51ct、右は0.86ctです。しかも、パヴェなので、点在していて、その合計がctの値になります。

結構地金に関しては、かなりボリュームを意識していますので、地金有りきのその上でのctです。左は、K18YG/PT900のコンビ、右は、K18WG台です。

ダイナミックな作りのベースがあって、ダイヤモンドが装飾されているといった風に私はとらえていますので、なかなかダイヤモンドをメインに考えることは少ないです。

そういう考え方をすると、1粒ペンダントになってしまい、「よくあるデザイン」の域に紛れてしまいます。

ただ、ctが大きいと、今にも「シャラーン」という音がしてくるほどのギラギラ感はありますので、ctの値が大きいことの見かけの影響ももちろんあります。

でもあまりに輝き過ぎると日常使いの枠から外れ、シーンが限られて、恐れ多いお品になり過ぎる、たまにしか使わないジュエリーになってしまうということもあります。

なので、やはりまずは、日常使いの親しみやすいジュエリーなのだけれども、華やかなものであるという路線をたどっています。

あとがき

全体のバランスで素敵さが決まるような気がしてならない私ですが、それだからこそ飽きずに楽しめるという点があるかと思います。

とっても高級な物を1点だけ持つという価値観に対して、いろいろ楽しんでいくある一定レベルのお品というコレクションもにぎやかで楽しいものになるかと思います。

レンタルジュエリーは、当HPで受け付け致しております。

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<出会い>やっと出会えたおしゃれ度の高いダイヤモンドペンダントトップ【783】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

地球の奥の方に眠っていたところ、激しいマグマ活動によって一瞬の短い時間で地上に向かって運ばれて結晶になって地上に打ち上げられる奇跡的なストーン、これがダイヤモンド。

本来は地上にいる私たちが身近に目にするようなストーンではないのです。

そんな希少なダイヤモンドなのに、ジュエリー界にはとてもたくさんあって、ありすぎてよく分からないというパラドックス(^_^;)。

それほど希少性が無いようにさえ思えてきてしまいます。

ダイヤモンドは無色透明なので、カラーによる綺麗さというのが感じにくいので、ほぼほぼデザインを重視しています。

専門的な事だと、内容の面でも4Cとして他の質の部分もかなり重視されているようですが、私としましては、おしゃれ重視の事業ですので、意外にも一番におしゃれ度が来ます。

そんな見方からずっと拝見してはきたものの、ピンとくるのが今一つない中、ついにこれは。。。というペンダントトップに出会いました。

ご紹介したいと思います。

ダイヤモンド3ctのビッグサイズの幾何風デザインペンダントトップ

K18WG台のダイヤモンド3ctのビッグペンダントトップ(ブローチ兼用):<サイズ>縦4cm弱x横2.5cm

3ctあれば、レベルは高級であると言えるかと思います。

テーパードカットがメインに使われて、より一層迫力が増しています。

ダイヤモンドも5ct、10ctととなればきりがないですが、それは私としては結果的なものだと思っています。

まずはある一定の高級感とデザインのバランスが良いお品ということがポイントです。

その点で、こちらはどう見ても、「よしっ♪」というお品という判断になりました。

あとがき

希少性のあるダイヤモンドがたくさんあるという矛盾の中から、さらに希少性のある1点物のようなお品を見つけるとしたら、やはり「おしゃれ感」だと思えてなりません。

おしゃれ感の上限は無限であると感じます。

レンタルジュエリーは、当HPで受け付け致しております。

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<出会い>テーパードカットの縄編みデザインがエレガントなリング【649】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近注目していた指輪のデザインがあります。

縄編み模様です。

とてもたくさんあり、地金の18金で作られたもの、2本をねじった仕立て、複数を編み込んだ仕立てといろいろです。

そして、ダイヤモンドでセッティングされた縄模様も見つけていました。

これもダイヤモンドのカットによって少しずつ雰囲気が違います。そんな中で、ダントツにきらりと光るお品が。。

三つ編みよりも複数の編み込みデザインのダイヤモンドのテーパードカットの設置でデザインされたリングです。

ダントツに整っていた編み込みデザインリング

私がいろいろ見た中では、これが一番だと思ったリングになります。

K18YG台にダイヤモンドが編み込みデザインでセットされているリングです。

K18YG台の編み込みリング:ダイヤモンドはALLテーパードカット

決め手は、整った感じのすっきり感、これは、テーパードカットであるということが影響が大きいと思います。

ごちゃごちゃしていなくてすっきりした感じを演出してくれています。

縄編みもいろんなねじり方があるようでしたが、三つ編みでもないんですよね。

とりあえず、1点あると素敵かなと思いました。

あとがき

ここ最近思うのは、ダイヤモンドのct数の数字の値とおしゃれな雰囲気とはあまり伴うものではないなあということです。

1ct以下であっても凝ったデザインの物はそちらに価値を感じたりします。

ダイヤモンドそのものの材質に重点を置きたい場合はctがとても気になるのかもしれませんが、わずかな分量であってもデザインで結構豪華になる点が魅力です♪。

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天然石は成分で分類がされることについて学ぶ【547】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

天然石も、宝石のペンダント、ブレスレット、リングになってしまうと、もはやその後はファッションの世界。

けれども、その1つ1つのお品になる以前には、ある区別が成分によって大きくグループに分かれているようなんです。

今回は、そのグループに分類する成分中心の鉱物の分類という何やら難しそうなところがスポットです。

けれど、結果的に、ここ最近話題とさせていただいております、翡翠のジェダイトとネフライトの違いがなかなか難しい理由がここにもあるということになりまして、関連付けての内容です。

鉱物の成分表

まず、【543】の時にお作りしました表を見ます。

この表の中で、<成分>のところにご注目を。ジェダイトとネフライトは大きくは、同じケイ酸塩鉱物(珪酸塩鉱物)の一種ということでとても似ているのですね。その一種の細かい部分が少し違うようですが、到底私がわかるものではありませんでした(^_^;)。

今回、書籍、「鉱物の博物学-地球をつくる鉱物たち-:松原聰/宮脇律郎/門馬綱一 著」を読ませていただいております。

ここでありがたく学ばせていただきましたことになります。

天然石の源、鉱物の分類がありまして、主に成分の違いで分類されています。

ものすごく多い種類ではなく、10種ほどです。

天然石のどれが当たるかなど、ほとんど有名な物しか記載させていただいておりませんが、これだけの分類になるようです。化学の授業みたいです(^_^;)。

それで、下から2段目に、ジェダイト、ネフライトが共に属する成分の分類がありました。

それ以上の細かな分類がないので、やはりいずれも同じような成分であると言えます。

よって、それ以上の違いを成分で見分ける判別が難しそうです。

ちなみに、ダイヤモンドは、一番上。

ダイヤモンドの場合は、主成分が単一の元素である鉱物とのこと。

翡翠が属する、珪酸塩鉱物は、結晶構造の基本的要素として、ケイ素(Si)を中心とした正四面多体の各頂点に酸素(O)を配したSiO4四面体を持つことが特徴。

「鉱物の博物学-地球をつくる鉱物たち-:松原聰/宮脇律郎/門馬綱一 著」

と何やら難しそうですが、とにかく、ジェダイトもネフライトもこの特徴を持った珪酸塩鉱物だということです。

その他、コランダムという鉱物名である、ルビーやサファイアは、酸素と陽イオンが結合した鉱物。その他、スピネルもここに属するようです。

こんな話を聞いたことがあります。

ある国で、王冠の天然石がルビーと思っていたら、実はスピネルだったというお話です。

同じ鉱物の分類に属していることがまずは類似の原因ですね。

そう考えると、ジェダイトとネフライトも簡単に違いが分かるものではないようです(^_^;)。

あとがき

他の鉱物に関してはよく分かりませんが、とりあえず、こういった分類があり、翡翠の区別の難しさ、もしくは、天然石同士の区別の違いが分かりにくいという以前にベーシックな部分で、大まかな分け方という分類があったということです。

天然石のモース硬度について学ぶ【546】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

こちらは、【546】の記事ですが、少し前の【543】の記事で、翡翠(ジェイド)の硬玉(ジェダイト)と軟玉(ネフライト)の見分けが簡単ではないということを書きました。

そのことにも関連する今回の話題は、モース硬度。

このモース硬度の違いでジェダイト(硬玉翡翠:こうぎょくひすい)なのかネフライト(軟玉翡翠:なんぎょくひすい)なのかを見分ける判断材料とするようです。

今回のモース硬度を見てみると、その違いもそれほど大きなものではないことから、判別の難しさがあるのだと改めて感じることでしょう。

ではモース硬度というものをご紹介しますね。

モース硬度は10段階ある

この、2種のジェダイトとネフライトの違いの中で、下から2段目にモース硬度というのがあります。あえて数字は載せていないのですが、ジェダイトはネフライトよりやや値が大きいということなんです。(【543】の時の表です)

そして、今回の表は、こちらをご覧いただきます。

1-10までのモース硬度:ほとんど中間を省略させていただきました。キズの付き具合の事ばかりがずらりと並びます。

ジェダイトとネフライトは、モース硬度は、6-7の間です。その間のわずかな違いを見るということになりますので、非常にこの図からはいかに狭い範囲内で、その差を調べることになるかがうかがえますね。

ちなみに、モース硬度のダントツ1位は、ダイヤモンドですね。

あとがき

モース硬度は、あくまで硬さであって、いろんな衝撃に耐えうる強靭性とは別物です。

そのものの硬さということになります。

強靭性でいうと、翡翠が1位になるようで、強い石は?なんて聞かれると、翡翠が正解になるのかもしれません。

ダイヤモンドは硬さはあるけれど、ある割れやすい面に当たると、ある意味翡翠よりも簡単に砕かれるようですので、この硬度という言葉を正確に使わねばなりません。

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ジルコンはジルコニアのような人工石?いいえ、生粋の天然石です【541】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

私もこれまで、疑問を持っていました「ジルコン」という石。

これが、名前が、「ジルコニア:キュービックジルコニア:CZ」と似ているので、天然石にこだわるあまり、遠目で見ている程度でした。

それは、名前の類似からくる固定観念だったよう。

このたび、「鉱物・宝石のすべてが分かる本:下林典正/石橋隆 著」という本を読ませていただいておりまして、そこからの学びとなります。

ジルコンはれっきとした天然石であることをまずお伝えしたい

ジルコンとジルコニアの名前を並べてしまうのはいったんやめて、まず、ジルコンだけにスポットを当ててみます。

ジルコンという名前がまぎらわしいなら、天然石zとでもしましょう。

ジルコンは、英語表記で、zircon。

他の天然石でもあるように、やはりどんな宝石も、天然と、合成が存在するものです。

天然があれば、どうしても合成も作られる機会があるということですね。

ジルコンも何も他の天然石と変わらず、天然と合成が存在しますが、合成品もかなり多いということで、余計に天然のイメージが薄れているのかと考えます。

ジルコンの本当の天然というのは、「ホワイトジルコン」と呼んで、無色透明。

そこへ、他の不純物のわずかな混じりにより、褐色、赤、グリーンなどと不純物の種類の違いで色が分かれていくといった経路をたどります。

そうするとサファイヤとカルビーとなんら変わりのない生い立ちとなるわけです。

合成サファイア、合成ルビーなどがあるのと同じで、ジルコンも合成ジルコンというのも存在するだけで、もともと美しい天然石だということです。

ジルコンの成分、ジルコニアの成分についてもそれぞれ見てみます

これでジルコンという天然石が本物と呼ぶにちゃんとふさわしい石であることが分かってきました。

ここで、もう少し詳しく成分についてご紹介です。

ジルコンの成分は、ケイ酸ジルコニウムです。

この難しめなケイ酸というのが、ケイ素、酸素、水素の化合物の総称。

では、ケイ素(漢字では珪素と書きます)って何なのか。

ケイ素は、意外にも地中に酸素の次に多く存在するもので、別名「シリコン」。元素記号は「Si」。

ケイ素は鉱物には、主成分として含まれることが多く、人間に関しても細胞の中のミネラルの中の成分で、骨、血管、皮膚などにも存在する重要な成分とのことなんです。

そんなケイ素が含まれた、酸素、水素との合体のケイ酸でできているということなんです。

では、末尾のジルコニウムとは。

これは、元素記号が「zr」であらわされる銀白色の金属。

ということで、ケイ酸+ジルコニウムの合体したものががジルコンとなるということ。

ちなみに、ジルコンを化学式で表すと、「sizrO4」だそう。

末尾のO4のOは酸素の原子記号。(ゼロではなくアルファベットのオーですので)。

4が付くと、O4で「四酸素:しさんそ」と呼び、何やら、酸素でも細かく性質の違うものが一緒になっているらしいのです。

このあたりで、とりあえず、深堀はストップ。またの機会です(^_^;)。

単純に構造を一言でご説明が難しいほどの複雑な作りなのですね。

では、最後に、キュービックジルコニアも見てみます。

キュービックジルコニアの化学式というのもあり「zrO2」です。

ジルコンと比べるとsiが入っていないですね。そして、末尾の酸素の部分の数字が違うようです。

キュービックジルコニア:CZは、ジルコニウムの酸化物、二酸化ジルコニウムの事。

酸化物というのは、酸素と他の元素とが合体した化合物。

酸素は他の元素と合体しやすく、ほとんどすべての物質と化合物になり得るとのこと。

このような合体をさせる点が自然現象ではなくて、工業的に、手を加ええるという点が天然ではない、人工物であるということだという解釈です。

あとがき

キュービックジルコニアは根本的な点で天然の素材ではない、作られた工業製品であると言ってよいかと思います。

そうするともう冒頭のそっくりな紛らわしいイメージも払拭されてすっきりできたのではないかと思います(^-^)。

そう考えると、ダイヤモンドとCZの見分けがなかなか難しい点から、人工物を作り出す人間の工業技術のレベルの高さがうかがえますね。

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ズバリ「宝石」というものの定義が一応あります【540】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、私が、自ら学びました、「宝石」の定義をお伝えしたいと思います。

学ばせていただきました本、「鉱物・宝石の科学事典:日本鉱物化学会編集/宝石学会撮影協力」が大変面白くありがたく知識の1つとして受け取りたいと思います。

綺麗なだけでは曖昧だが、意外に定義に含まれた驚きΣ(・□・;)

「宝石」と呼ぶにふさわしいお品の定義は3つです。

①美しい

②永久性・・・長く使っていても壊れたり変色しない=耐久性あり

③希少性

です。

①は少し曖昧ですね。②、③も同時に併せ持つとなると結構浮かぶのが、ダイヤモンドや翡翠、ルビーやサファイアです。

私が思うに、エメラルドは結構扱いにくい点のある石だと思っていますが、それでも、間違いなく宝石と呼ぶに当然の石のようで、そこがすごいと思いました。

①②③をエメラルドは満たしていると言えますね。美しく、サファイア、ルビーと並んで硬い、そして、希少です。

あとがき

よく世界四大宝石と言われる、ダイヤ、ルビー、サファイア、エメラルドですが、「宝石」と呼ぶには定義をゆうに満たす点でもどれもふさわしいということから見てみると分かりやすいです。

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宝石の処理、インクルージョンを残すのが価値があるのか、残すのが価値があるのか【526】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

宝石になる前の鉱物(こうぶつ)の時には、まだまだ未完成というようなインクルージョンが残ったりしているのを、その後の「処理」というもので、宝石に完成していくのが一般的なことのようです。

今回は、この「処理」については、よく宝石売り場で目にする、処理という言葉に心当たりがあり、少しだけ踏み込んでみたいと思いました。

処理の種類

ほとんどの宝石と呼ばれるものは、綺麗な宝石らしい様相になるために、処理が施さることが多いようです。

例えば、綺麗なダイヤモンドの中に、ゴマ粒みたいな黒っぽい点が見えたら、がっかりするというのも一理あります。

そう考えると、処理というものが、必要な作業と言わざるを得ないですし、意味のない処理をわざわざしないということだと思います。

ただ、その処理によって、本当に価値があるのか、それとも何もしない方が自然のままの姿で価値があったのかもしれないということって結果的にはありそうだなと思っています。

過去に、インクルージョンの入ったとても綺麗なペンダント購入の際に、このインクルージョンこそ天然の証(あかし)であるというお話を店員さんから聞いた時に、納得しました。

その時は、このお品が処理を施していなくて本当に良かったと思ったものです。

自然のままの姿こそが価値があるという考え方をすると、そうなります。

ただ、お品によるかとも思います。

その時のインクルージョンはインクルージョン自体が結構神秘的で綺麗なものだったのです。

その天然石は、それを活かした方がお品として良いと判断されての結果だと言えます。

ダイヤモンドの肝心な真ん中が汚かったりしたら、それは、自然のままの姿の価値というものも低くなるかと思うんですね。

その辺りは、いろいろ判断されて、処理する、しないを判別されるのかと思います。

では、処理の方法の種類はYOUTUBE動画でご紹介したいと思います。

あとがき

ここ最近ですと、ダイヤモンドにグリーンような色を付けたお品が結構な高額であるのを見つけました。

ダイヤモンドに関しては、少し深い読みが必要で、値段はともかくよけておいて、まずは、色が付いていないということこそが一番価値があるということです。

そこへ、綺麗な色をわざわざ付けるという処理は、透明の姿が質が悪いことを隠すためという裏の理由を読み取ることできます。

透明の延長の、少し濁ったシャンパンカラーのブラウンダイヤまでは自然の状態の延長で、ありかなと私は基準にしていますが、ブラックダイヤモンドまでの真っ黒はほとんどが処理の情報を見る限りすべてに処理がなされてあの黒色になっているようです。

その他の、とても希少なブルーやピンクのダイヤの非常に高額なお品でない限り、にぎやかにブルー色がたくさん使われたりしているのは、処理のお品だと判断してよいかと思います。

ダイヤモンドは、それでも結構な額ですので、金額だけに惑わされるのはかえって危険だと思いました。

良いお品を見極める基本的なことは知っておかねばと思ったものです。

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透かしをキーワードにそろえた涼し気なゴールドジュエリー【572】

〇ネックレス:K18YG製の透かしデザインのロングネックレス。平たいプレートを曲げたような細工。長さ80cmのロング。
〇ブレスレット:K18YGの作りがはっきり分かるフラワー透かしとK18YGの細長粗喜平型透かしの2連
〇リング:K18YG/K18WGコンビ台に幾何柄の透かし。ダイヤモンドも配置。サイズは14号。

【おすすめコーデ】 
ほぼ地金のみのアイテムなので、どのような色目にも合わせていくような万能さあり。透かしの柄が結構目立つので柄の調子が合う洋服とのコーデがかっこよく装えそう。