堅いことで有名なダイヤモンドは「モース硬度」10段階のトップ、一方強靭さとなれば6-7程度の翡翠に軍配【546】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「鉱物の博物学:松原聰/宮脇律郎/門馬綱一 著」を拝読。

まさに直面しているジュエリーのストーンについての知識をいただき、大変勉強になっております。

少し前の【543】の投稿では、翡翠の2大別の「ジェダイト:硬玉翡翠」と「ネフライト:軟玉翡翠」の区別の違いに迫ってみました。

ただ、数値としていずれも僅かな違いしかなく、研究レベルの機材を利用した調べによって専門家が読み解かれます。

ジュエリー好きであっても、その見た目の判別は非常に困難、やはり調達元からの確かな「情報」が重要になります。

主にこの2大別は、「産地の違い」「鉱物名の違い」によって大きく区別される以外になかなか理解が困難です。

産地・鉱物名共に確かな情報ありき、ジュエリーの譲渡のシーンでは時間をかけた情報提供は大切です。

さて、このたびはたくさんの天然石の尺度の1つ、「モース硬度」という指標の存在をお伝えします。

全10段階で分類され、繊細なストーンで脆いのか丈夫なのかの判断にもなる「硬さ」のことです。

ただ、「脆い物は美しい」という側面もあり、数値の高さのみに偏る見方も良くない、「本当のことをまずは知っておく」という目的があります。

10段階に分けられる「モース硬度」、最高レベルのダイヤモンドに対して6-7程度の翡翠だがダイヤモンドに勝る「強靭さ」あり

モース硬度(1-10):ほとんど中間を省略致しました。キズの付き具合の事ばかりがずらりと並びます。

「ジェダイト」と「ネフライト」のモース硬度は6-7の間、僅かに「ジェダイト」が大きい値という違いでしかありません。

狭い範囲内でその僅かな差を調べることに対しては、あまり特徴付けられる結果にはならないというのが私の疑いです。

そんな考えから、この表の途中部分を省略することに。。これも1つの分かり易さの表現だと思っていただければと。

前述のように、モース硬度のダントツ1位はダイヤモンド、しかし、「強靭さ」では、ダイヤモンドよりも翡翠が勝るとのこと。

「強さ」というざっくりとした見方であると、「モース硬度」も1つの材料ですが、「強靭さ」も大切です。

数値のみに頼る見方ではない広い捉え方を教えていただいたこと、この本の優れた点だったと思います。

あとがき

特に高級地金の18金やプラチナ台の宝石が載った本格派ジュエリーは、ほぼ永久的な物品です。

長い間一人の人と共に時を経ることも、別の人の手に渡って引き継がれることもその変わらぬ不変的な姿が大きな価値です。

それほど価値ある物の表面以上のことを知ることは、遡った鉱物時代に思いを馳せながら世の三大生物の「動物」である人間と「鉱物」が関わる意味を持つと思うのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

世の3大生物「動物・植物・鉱物」の中間的存在の特殊さが価値、珊瑚ジュエリーに出会う前の珊瑚とは何者なのかの知見【545】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年「珊瑚(さんご)」は希少、今後の優れた「珊瑚ジュエリー」を見つけることが困難というイメージがあります。

そこで、古物ジュエリーの中で時々見つかる大粒の珊瑚リングなどに注目しています。

当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップの中には、これまで一度も並んだことがありませんが出会いたい願望は大いに持ってまいりました。

あの真っ赤な「血赤珊瑚」などは非常に美しい差し色になり、ジュエリーとしても強いメッセージの表現ができると考えています。

ジュエリーになる「珊瑚」、実は多くのジュエリーがそうである「鉱物」ではないのです。

「真珠」の存在感に似ていますが、ジュエリー分野では鉱物に混じりながら特殊な存在として価値を置かれていると思います。

このたびは、2冊の「鉱物・宝石のすべてが分かる本:下林典正/石橋隆 著」と「鉱物の博物学:松原聰/宮脇律郎/門馬綱一 著」を拝読したメモから自分なりの解き方も交えながら綴らせていただきました。

実は「動物」に位置付けられている「珊瑚」、「植物」や「鉱物」のような側面も持っている表情豊かな姿の魅力

アイキャッチ画像545

「珊瑚」は「刺胞動物(しほうどうぶつ)」の一種、「クラゲ・イソギンチャク」などが同じ部類に属する仲間です。

突起状のパーツが特徴で、人間でいう目や耳や味などの感触を得る大事なパーツなのです。

「炭酸カルシウム」を含む「霰石(あられいし)」というものでできた骨格を形成し、木の枝のようになって珊瑚になっていく成長過程をたどります。

この「霰石(あられいし)」というのは、「アラゴナイト」と呼ばれる「炭酸塩鉱物」というものの一種。

木の幹のように枝を広げた植物のようにも見える生き物は、「真珠」「シェル」と並んで「海の動物」なのです。

以前記事でご紹介したことがあったのですが、地球上には3つの「生物」が存在、「動物」「植物」「鉱物」です。

「珊瑚」は、定義上の括りは「刺胞動物」なので「動物」に分類されていますが、3つのどこにも属しているかのような多様性が感じられます。

宝石になっていくような「珊瑚」というのは、特に別格の深海にある「貴重サンゴ」と呼ばれるタイプ。

どれもがたやすく宝石になるわけではなく、宝石としての存在感は人間との絡みの1つなのでしょう。

あとがき

海に潜るダイバー様達はおそらく海でゆらりとゆれる珊瑚を目にされたことがあるのでしょう。

ここ近年の海の中の変化によって、「珊瑚」の存在もかなり希少になっていくようです。

すでに世に出ている「古物」の珊瑚ジュエリーを失くしてしまわずにこの先も見守ることも重要ではないかと。

工業製品の塗装の赤色とは違い永続的な赤色、同じくいつまでも色褪せない高貴な18金やプラチナと組み合わされた「珊瑚ジュエリー」、非常に価値があると考えます。

今後珊瑚に出会える日を楽しみにしています(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

翡翠の王道イメージのグリーン色は元は無色、どんな物質が入り混じるとあの色になるのかを探る【544】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

かつての幼少期、祖母が指にはめていたグリーンの指輪。。

楕円形のエレガントな形をしていた記憶をたどれば、おそらく「翡翠」であったと思います。

昭和時代には女性はリングなどに、男性はネクタイピンやカフスなどに、翡翠を愛で、装飾品として実際に身に付けていたことがあったのです。

現在翡翠の存在は、どちらかというとお洋服に溶け込むような日常使いではなくなったかもしれません。

年代物として箪笥の奥で先祖の形見や遺留品として眠ったままであることも多いでしょう。

真ん丸の珠をつなげたネックレスや18金の枠に覆われたリングがイメージしやすい王道の翡翠。

このイメージのグリーンの実際のカラーの色の生まれ方について、その他のカラー展開と共にこのたびは探ってみたいと思います。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.05.05からおよそ5年後の2026.07.02に、ブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直し全文を綴り直しています。

このたびは、2冊の「鉱物・宝石のすべてが分かる本:下林典正/石橋隆 著」と「鉱物の博物学:松原聰/宮脇律郎/門馬綱一 著」を拝読したメモから自分なりの解き方も交えながら綴らせていただきました。

翡翠の色のマルチカラー展開は混じる「成分」の違いにあり、グリーンのみのイメージを広げ物質が入り混じる広い可能性を知る

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近年鉱物の研究が進んでいることも2026年現在では見られ、産地によって環境が違うことで全く同じように当てはまらないケースもあるようです。

ただ、大枠は王道の翡翠グリーンの色は「鉄など」が正体です。

もともと、翡翠は「ヒスイ輝石(きせき)」という鉱物で無色透明。

どのような天然石も生粋のオリジナルというのは無色透明であることが多いです。

そこへ、結晶化していく途中の段階で、「鉄など」が含まれることによるグリーン色に変化するのです。

翡翠のマルチカラーは、自然の中での鉱物と他の物質との出会いによる「偶然と必然の入り混じり」の出来事だというイメージを持ちました。

翡翠の色入り混じる物質の正体
グリーンクロム・鉄
鉄・チタン・石墨(グラファイト)
酸化鉄
酸化鉄
鉄・チタン
マンガン
※着色元素が入らない場合

完全なる一覧表にすることは困難、代表的な物質だけを表記し、特にこの物質の影響でこの色になる決め手を代表で示したもメモのようなものと思っていただければと思います。

「ラベンダー翡翠」が人気であり有名ですが、入り混じる物質の代表が他のカラーとは別であることに注目できます。

こういったことが、特別な存在として鉱物ファンやジュエリーファンがたくさん注目している所以でもあるかと。

あとがき

翡翠がグリーンのイメージがありますのも、「鉄など」がしみこむ機会が多いということでしょう。

このたびのことがどんなことに役立つのかについてですが、まだまだ未熟な私も含めて本物を見抜くための僅かながらのアンテナを育たせるためだと考えます。

例えば、宝飾品になった翡翠であり得るのが「染色」です。

そこまで黄色くないのにあえて発色を良くするための「処理」がされているのではないか。。

この「処理」がダメージなのか価値なのかでは、天然石好きではいとも自然のままの姿を重視することも多いのです。

「無処理」の曖昧なカラーこそ「本物」の証という価値観です。

その場合、あり得ないカラーなどの大袈裟な状態は、「安物」に等しくなることもあります。

よって、基本的なことを理論と共に知っておくことは重要なのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

劈開面など奥にある細かな違いはあるがパッと見では分からない、ジェダイトとネフライトとのレベル差を疑う【543】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、2冊の「鉱物・宝石のすべてが分かる本:下林典正/石橋隆 著」と「鉱物の博物学:松原聰/宮脇律郎/門馬綱一 著」を拝読したメモから自分なりの解き方も交えながら綴らせていただきました。

翡翠は英語で「jade(ジェイド)」、2種の「ジェダイト:硬玉翡翠(こうぎょくひすい)」と「ネフライト:軟玉翡翠(なんぎょくひすい)」に分かれています。

今回は、その違いに迫ってみたいと思います。

先にお伝えしておきますと、素人がパッと見てどちらか見分けられるものではなく、どちらも美しい天然石であることに変わりはありません。

それでも、レベルの差は「ジェダイト」の方に軍配が上がり、高級品として「本翡翠」と呼ばれている方はこちらの方。

成分の違いなどでは区別しかねる「ジェダイト」と「ネフライト」、それならばぱっと見が似る所以を理解することを優先にした

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「ジェダイト」と「ネフライト」の比較:写真左のリングは「ジェダイト」右のペンダントは「ネフライト」。

メモにはとっていませんでしたが、実は産地の区別も重要なのだと思います。

・ジェダイト・・・ミャンマー・日本

・ネフライト・・・中国・新疆ウイグル自治区・ロシア・カナダ

ストーンが属する岩の性質が違うということであり、産地が違うということはかなり重要な違いの1つであったかもしれません。

そもそもこうして比較するから別物であることを忘れがち、場所が違えば別のストーンが出来上がるのも納得の背景です。

クリップのメモの部分は、書物から拾ったものであり、どうもそっくりな性質を持っているような気がします。

わずかな数値の違いがパッと見て分かるはずもありません。

「鉱物名」が違うことも重要な違い、「ヒスイ」という言葉そのものはやはり「ジェダイト」特有の鉱物名称になっているのです。

特に鉱物専門家ではない者、されどジュエリー好きがお伝えできることはたった1つ、両方をそれぞれ目の前にして眺めた感想です。

実際に写真の「ジェダイト」のペンダントと「ネフライト」のリングは同等に美しく映りました。

この美しい映りには、ジュエリーとしての地金を伴った姿であることも大きく、同じサイズの原石を左右に並べているわけではないという見方の環境のせいもあります。

これは1意見に過ぎませんが、「ジェダイト」「ネフライト」関係なく、ジュエリーとして素敵であれば価値を感じます。

希少価値によるステータスのようなものはあまり持っておりませんので、実際に目の前に現れた姿を見たその時の実直な印象は「どちらも同等に美しい」と感じたことは確かです。

あとがき

項目ごとに比較もしてみるものですが、結果はモヤモヤしか残りませんでした。

あまりにも「ジェダイト」の方に高い価値を置いた「ステイタス」のような比較の仕方は、決して賛成できるものではありません。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、益々どのようなストーンもニュートラルに見たいと思っています。

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書き手:ピクチャレスク

名前の音が被る「ジルコン」と「ジルコニア」は別物、赤茶系の価値ある天然石と模造品という雲泥の差を知っておく【541】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、「鉱物・宝石のすべてが分かる本:下林典正/石橋隆 著」を拝読。

これまでたくさんの天然石を実際に目の前で見たつもりではありましたが、世の天然石の数からすればほんの僅か。

ジュエリーという括りでは、天然石ではなく模造品も入ってきます。

模造品所謂イミテーションジュエリーは、商業色が強く素敵なネーミング付けられていることが多いです。

このたびは、この本の中にも取り上げられていました、天然石「ジルコン」について綴りたいと思います。

とは言え、一度も手にしたことのないストーン、今後手にすることがある前の心構えのようなつもりで知識をいただき、同時にここでアウトプットしておきたいと思います。

勘違いで優れた宝石との出会いを逃されぬよう。。「ジルコン」は美しい生粋の天然石で名前の似た「ジルコニア」は偽物ダイヤ

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実際のジュエリーショップの中で、「ジルコン」を扱っていることがレア、これまではあまり拝見したことがありませんでした。

よって、かつては「ジルコン」という言葉を見聞きしても、「ジルコニア」にどうしても結びつけてしまい「合成石」を疑わなかったという時期がありました。

しかし、実際のところ「ジルコン」は、赤茶色の非常に神秘的な美しさを放つストーン、温かみがあり茶色の濃淡の展開もあり素敵な本物の天然石なのです。

まだお写真しか拝見したことがないので、いつかジュエリーとして入手したいと思っています。

ジルコンは英語表記では、「Zircon」、本当の天然の状態は「ホワイトジルコン」と呼ばれ無色透明。

そこへ、他の不純物のわずかな混じりにより、褐色・赤・グリーンなどと不純物の種類の違いで色が分かれていくといった経路を辿ります。

「コランダム」が「ルビー」や「サファイア」に枝分かれしていくのと同じです。

「合成サファイア」「合成ルビー」などがあるのと同じで、「合成ジルコン」というのも相当な数存在する実態はあります。

ただ、このことは「ジルコン」がサファイアやルビーに肩を並べる生粋の宝石であるということなのです。

そして、「合成ジルコン」はあくまでも「ジルコン」という天然石の結晶と同じ構造で工業的に作られた模造品であり、「ジルコニア」とはこれまた別物なのです。

ジルコンの成分は、「ケイ酸ジルコニウム」、この難しめな「ケイ酸」というのが、ケイ素・酸素・水素の化合物の総称。

では、「ケイ素(漢字では珪素)」とは何なのかです。

ケイ素は地中に酸素の次に多く存在するもので、別名「シリコン」、元素記号は「Si」。

ケイ素は鉱物には主成分として含まれることが多く、人間に関しても細胞の中のミネラルの中の成分で、骨・血管・皮膚などにも存在する重要な成分。

そんなケイ素が含まれた、酸素・水素との合体の「ケイ酸」でできているということ。

では末尾のジルコニウムとは。。これは、元素記号が「Zr」であらわされる銀白色の金属。

ということで、「ケイ酸」と「ジルコニウム」の合体が「ジルコン」に。

ジルコンの化学式は「SiZrO4」。

末尾のo4のoは酸素の原子記号。(ゼロではなくアルファベットのオー)。

4が付くと、「O4」で「四酸素:しさんそ」と呼び、酸素でも細かく性質の違うものが一緒になっているのです。

では、最後に「キュービックジルコニア」も見てみます。

「キュービックジルコニア」の化学式というのもあり「ZrO2」。

ジルコンと比べると「Si」が入っていない点がポイント、末尾の酸素の部分の数字も違います。

「キュービックジルコニア:Cz」は、ジルコニウムの酸化物である「二酸化ジルコニウム」の事。

酸化物というのは、酸素と他の元素とが合体した化合物。

酸素は他の元素と合体しやすく、ほとんどすべての物質と化合物になり得るもの。

このような合体を、自然現象ではなく工業的に手を加えるという点が「人工物」の製造の本質です。

あとがき

これで、そっくりな紛らわしい呼び名による誤解や間違ったイメージも払拭されてすっきりできます。

「ダイヤモンド」と「Cz」の見分けがなかなか難しい点からも、人工物を作り出す工業技術のレベルの高さ「人間の叡智」も見逃せません。

今後天然ダイヤモンドの採掘が困難になる背景と共に、「そっくりな偽物」も考案されていくと思います。

そういった工業品が増えてくることとは対極に、生粋の天然石を重視されるジュエリーマニア様も多いと思います。

「ジルコン」という言葉の音を聞いて、赤褐色の美しい茶色の展開で今後はイメージしてみてくださいませ(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

自分目線のジュエリーの良し悪しの判断を持つために。。「宝石の定義」を知ることで始まる自分の解釈【540】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「鉱物・宝石の科学事典:日本鉱物化学会編集/宝石学会撮影協力」を拝読。

宝石を見極める際に大いに役に立ち、写真も大きく美しいのでより真実味が感じられ実際に人気の本です。

このたびは、大変興味深く有難い「宝石の定義」を知識として受け取り、今度は自らの解釈をもって「美しいジュエリーとは」を考えていく回としたいと思います。

綺麗なだけで良いなどとは一見曖昧に感じるが、「美しさ」が永久・希少と並び優れた宝石である証明にもなる意外

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「宝石」と呼ぶにふさわしい定義は3つ、「①美しさ②永久性③希少性」です。

「永久性」には「丈夫さ」にも関連付きます。

①は少し曖昧で、それぞれ独自の解釈があるものの、どんなものを美しいと言えるのかという点ではこの本のご一読で確かめていただけます。

ダイヤモンドがダントツである理由はそれぞれの項目どれもが突き抜けているからだという見方がまずできます。

本が書かれているのは「宝石」に関してで、「宝石+地金」のコンビ「本格派ジュエリー」について、自らが持った解釈をお伝えしてまいります。

特に③の「希少性」については、特に思うところがあります。

ストーン自体はその採掘データなどからもうすでにレアストーンなのか普遍的なストーンなのかが分かっています。

普遍的なストーンは「半貴石」などと区別されてしまっていますが、普遍さを武器に大粒に加工することができ、「美しいジュエリー」には十分成り得るものなのです。

ストーン自体の希少性もさることながら、カットの美しさ・はっと息をのむほどの大粒にも十分唯一のテイストが入っていると思うのです。

よって、よく知られているようなストーンであってもその中に1つ誇れる部分があれば美しく価値があると考えています。

究極、宝石が登場しない地金だけでできたジュエリーであっても、こちらもまた美しいジュエリーになっていることを目の前で見てまいりました。

あとがき

「ダイヤモンド1ctくらいは持っていなきゃ」など、このようなことも1つの固定観念。

ダイヤモンド1ct未満でも素敵なデザインのダイヤモンドペンダントがあり、こう思う時点でおしゃれ度の高い素敵なジュエリーを逃しているかもしれないのです。

何か大勢の意見のような情報に飲み込まれてしまうのも、結局は知識不足からの不安定な方針や意見によるものではないかと思いました。

自分の選択の仕方やスタイルをはっきりと打ち出し堂々と主張できるためには、元の「定義」を一度は自分の中にインプットする必要があります。

そんな意味でも、この「定義」が書かれた本のご一読の意味が深まります。

宝石に限らず様々なことに言えることではないでしょうか(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

仏頂面の鉱物は人間の叡智で美しき宝石へ、一方で工業的に寄り過ぎな鮮やかさよりも「無処理」の曖昧さの価値【526】

アイキャッチ画像526

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.04.28からおよそ5年後の2021.06.14にブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直し全文を綴り直しています。

1つ前の投稿【525】でもご紹介しました「鉱物・宝石の科学事典:日本鉱物科学会・宝石学会著」からの学びを引き続き別の切り口でまとめた内容です。

この5年の間に出会い実際に触れた数々のジュエリーを通しながらこの知識を落とし込み、今2026年の見方でこの内容を綴り直します。

ポイントは宝石に施される「処理」、大半の宝石が美しい姿を誇れるのも、元のストーンが磨き上げられ加工されているからなのです。

とは言え、地球活動の1コマが分かり易く表れるような原石の姿も貴重、商業的になり過ぎない研究家色ある方々は「無処理」に価値を見出すこともあるのです。

このたびは、この「処理有り」「無処理」のそれぞれの価値に迫ってみたいと思います。

ジュエリーストーンの「曖昧さ」「ぼやけ」の裏読み、均一に整えられた「処理」による商品としての価値VS天然の姿を残した価値

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掲載しましたクリップは、真ん中が冒頭の本を拝読させていただいた際のノートのメモです。

そもそも「宝石」と呼ばれる状態は、加工や処理がされた最高の状態になった姿であると言えるでしょう。

ただ、「処理」にはまるで副作用のようなものもあり、そうしたことでダメージを受けるというジレンマが伴うことも。。

それならばいっそのこと、天然のままの姿をありのままに示していくというスタンスもあり、どちらかというと「無処理」の要素がある4点を掲載しました。

では、左上から右上の順に、ここまでの知見と実体験の範囲内で解説してまいります。

①左上「スモーキークォーツ」:大粒の迫力ある粒で強いダークさを持つ、「無処理」の情報と共に入手したペンダントトップです。

②左下「ラベンダー翡翠」:本来青味パープル(すみれ色のような色)なのですが、多くの量産品では魅力的でエレガントさを感じる赤味を処理によって追加してあります。

こちらは他の「ラベンダー翡翠」に比較してかなり青味の大粒であったのですが、必ずしも赤味に処理がされていないとは言い切れません。

③右上「ダイヤモンド」:パワーストーンと何ら変わらぬ感覚でボタンカットで配されたことがレア、未処理のままブレスになっているカジュアルさが価値です。

まるで、「ダイヤモンドであっても何ら他のパワーストーンと本来同じなのだ」という特別扱いをしていないメッセージのようです。

④右下「クォーツ」:内部に「インクルージョン」が入ったままの大粒の姿、これがかえって価値であると購入先の方がおっしゃっていたことが印象的。

あとがき

「天然の姿こそが手を加えない価値である」という考えは一理あり、どちらかというと非常に良い考え方だと思っています。

しかし、すべての天然石が研磨されずに鉱物のままであったらどうでしょう、そのままではどうしても崩れやすく不十分である強度の弱いストーンもあるのです。

そして、うっとりするような見た目はパンチに欠ける原石よりもはるかに宝飾品としての価値は高められるのです。

つまり、「宝石」というのは非常に良きバランスで成り立っているもの、天然らしさを受け継ぎながらも人間の叡智をもって施した前向きな「処理」によって最高に輝くものになっているということです。

そうしますと、ある程度「処理」された工業的なことは人間が生みだした優れた技術なのだと受け止めることも必要です。

ただ現実のところ、「処理」が行き過ぎた鮮やか過ぎる量産品ジュエリーの数々は「安物」と映り、本来「希少性」のある宝石としての価値は消滅しているように映ります。

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書き手:ピクチャレスク

「生物」は「動物」「植物」「鉱物」の3つに大別、動きの無いジュエリーにも間違いなく宿っているであろう生命力や意志【525】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

読ませていただきましたのは、「鉱物・宝石の科学事典:日本鉱物科学会・宝石学会著」という本。

当「本物志向のレンタルジュエリー」で関わっています「ジュエリー」というアイテムは、地金の18金やプラチナの部分にしても宝石部分にしてもいずれも「鉱物」なのです。

このたびは、地球規模で括られた3つの「生物」について、意外にも3大別にも入っていた「鉱物」について「動物」である人間とのかかわりについて綴りたいと思います。

世の3大生物である「動物」「植物」「鉱物」、「動物」である人間が「鉱物」であるジュエリーとの関わりや向き合いは尊いこと

「動物・・・成長し動く」、「植物・・・成長するが動かない」、「鉱物・・・成長しない・変化しない」という生物の中の区分けのポイントがあります。

ただ、「植物」だって成長する時に伸び伸びとする動きをします。

「鉱物」においても、同じ「コランダム」からその後の物質のわずかな混じりによって「ルビー」「サファイア」へそれぞれ分かれるのは、「進化」「発展」のようなもの。

あくまでも「生物」の大別3つの括りは、それぞれの違いを際立たせた特徴であって、どれも「生き物」であることに立ち戻ってみると静かに稼働していると考えます。

このようなことから、「物言わぬ石」なる「鉱物」がジュエリーになってより人間に近付き接触することの意味は生物同士の繋がり方の1つだと思えてきます。

決してジュエリーを粗末に扱うなどしたくない、大切に共にシーンの一幕を辿っていきたいと思うのが本来の良き関係です。

「物に八つ当たりする」などという言葉があります。

行き場の無い気持ちをコンパクトな存在のジュエリーを「投げる」などしてストーンがバリバリに割れる。。このような行為は、大きく「生物」に括られる我々人間をも貶める行為だと思わざるを得ません。

おそらく、人間同士のいざこざも起こしていることが予想できます。

同じ地球の仲間として、その存在を尊重するような向き合い方でありたいもの。

もの言わぬ鉱物が、ぞんざいに扱われて喜ぶはずがない、静かなストーンにも感情があるのではないかと。

このような配慮は、ペットの動物を可愛がって家族の一員同様に存在を認める種を越えた動物同士の触れ合いと同じなのではないでしょうか。

あとがき

ジュエリーは元は鉱物。。このことに思いを馳せるだけでも考え方が変わっていきます。

「鉱物」は、地球の奥から地上へやってきた存在感ある素敵な生き物だったのです。

身に付け、触れ、興味を持ち、美しいとうっとり眺める。。鉱物が近い存在になることで何かを閃かせ、教えてくれることがきっとあるという望みを持ちました(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

超基本的な3原色という交じり合わせて作ることができないカラーからのスタート、その中で2色を混ぜた3色を追加した6色のパレット【465】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスクです。

「THE SUPER COLOR COLLECTION-スーパ―カラー配色図鑑:千村典生(Michio Chimura)著」を拝読。

色に関しては、当ブログ記事でもこれまでたくさんのアウトプットをしてまいりました。

そのような発信内容を今後更に深めたいと、手にした図鑑です。

伝統的な「類似色」「補色」のピンと来ない「補色」の新しい呼び方は「反対色」と表現されます。

カラー配置を分かりやすくお伝えしてくれた著者様の心使いや拘り感じる部分です。

このたびは、一人一人が自分のアウトプットを持つ発信者として、画像付きのクリップ作り1つにも引用できるような超基本的なカラーを把握してみる回としたいと思います。

カラーパレット6色のみで色相環が把握可能、「補色」の分かりにくさは「反対色」という言葉で理解し強いコントラストをイメージできる

3原色:何と何を混ぜてもこの色にはならない元の色という意味で3色を「原色」という言葉で表現。
超ミニマムな色相環図:自分で作ると良い体験になるかと。上の隣り合う原色2色を混ぜた混色が間に投入。

以前の投稿の【229】でもお伝えしていた色相環の最もシンプルな把握がこの6色です。

自分で基本三原色からのスタートで6色というミニマムさで、「類似色」「補色」を表現した「シンプル色相環図」になります。

「類似色」はお隣同士ぴったりくっついた配置、言葉との結びつきがなかなか難しい「補色」に関しては反対側にあるコントラスト強めのカラーが配置しています。

よく「タブーな色の組み合わせ」などとファッション界隈で言われるのも、「補色」の関係にイコールの色同士のことです。

この続きとしては、グラデーションのように濃淡があり複雑になっていくので、上の6色を最も基本的な図として覚えることをお勧めします。

これは私のアイデアではなく、ネットで他の方がご提示して下さったノウハウ、その方に感謝したいと思います。

読書の途中のメモ:この本の中のカラー体系の把握の仕方をメモしたものです。呼び名がしっかり付記されます。

知らず知らずに、「差し色」とか「類似色」などという言葉を使っていますが、それが全体で見てどういう位置関係にあるのかなど、もっとマクロ的な見方ができます。

そして、「トーン」という表現もよく一人歩きしてしまう用語ですが、この本の中では明暗を8段階の色の変化を色のネーミングと共にしっかりと区別しご説明下さっています。

微妙なカラー1つずつの違いを尊重し、丁寧に区分けすることで大切にしている著者様の姿勢が伺えます。

「トーン」は明るいか暗いかという「明度」、はっきりしているか落ち着いているかという「彩度」の組み合わせによる色の雰囲気のことです。

この二つをまとめて「トーン」として表現します。

あとがき

こういったカラーの全体解釈が、結局は何に役立つのかということが大切です。

やはり、「創造的な作業」全般に利用できることだと言えるのではないでしょうか。

例えば、投稿のクリップに画像を入れる場合にしても関わってきますし、当方ならばハンドメイドバッグの表地と裏地の組み合わせにも引用できるのです。

ただ、「好きこそものの上手なれ」という格言もあるように、組み合わせが好きでたくさんのカラー同士を複雑なマルチカラーを含みながら合わせている日々では、「体感」の方が大きいです。

マッチorミスマッチは、その時実際に合わせて感じた「違和感」や反対に「納得」として分かることが多いのも現状。

すでに体験していることを改めて情報による知見での確認としても有効で、今自分がやっていることとは。。の再認識にもなるような読書のスタイルも併せてご紹介した次第です(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

「行動経済学」の本から型通りに実行することに対する躊躇、ご購入者様の知識が高まり「不合理」が起こりにくくなる未来【387】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび「行動経済学」という分野の本の扉を初めてたたいた回となります。

拝読したのは、「不合理な地球人:ハワード・S・ダンフォード著」です。

長きにわたる「経済学」という分野では、「人間は常に合理的な志向で買い物をする」という考え方がベースだったようです。

しかしその後、現実は様々なことに惑わされ、結果必ずしも最善の選択をし切れていない不合理があるということが分かってきました。

こうしたパラドックスやギャップの部分を解明していく学問が「行動経済学」が追求する部分。

「行動経済学」は「経済学と心理学との融合を試みた学問」であると解釈され、この解明しにくく、白黒はっきりしない部分に人間らしさのようなものがあります。

このたびは、学んだ「集客」の技術を3つ私からのアウトプットでご紹介しながら、この学びの実直な現時点での感想を綴りたいと思います。

購買における不合理な選択をしてしまうのは情緒を持った人間らしさ、お客様を多く呼び込むために引用されてきたテクニックx3点

①「価格差別」

同じ商品でも、高い値段でも買ってくるれる人には高い値段を付け、安い値段しか買わない人には損しない限りで安い値段で売ると売上を最大化できるというもの。

これは「ヤフオク」様で拝見したことがあり、同じ商品でも価格が変えてあるのを見たことがあります。

ここには少し疑問もありました。

別の「ハコ(サイト)」でこれを行わねば、見破られると反対に信頼を失う可能性があると思いました。

すでにヤフオク出品者の人は、私に見つかっているわけで、「あーあ、こんなことしてるんだ」と思ったものです。

それがこういう種明かしなのだとは全く知りませんでしたが、正直な印象としてはあまりクリアなイメージはなかったということです。

②「デフォルト効果」

この例として分かりやすいのが、販売サイトの購入時のボタンで、チェックを外すのかそのままなのかという場面は誰もが体験してきたことです。

人間は、最初の状態のままで維持したい傾向にあるのです。

「メルマガを受け取りたい方はチェックを入れてください」、よりも、「メルマガはこのままだと配信されることになりますが、必要ない人はチェックを外してください」、の方が、結果はチェックが入ったままということに結びつきやすいのです。

なるほど、最初にチェックを入れてあるのは、このことだったとひも解けました。

購入者側としては、メルマガ・案内・アプローチはほとんど興味がないので(自分の求める内容とずれていることがとても多いという理由)、常にチェックを外してまいりました。

しかし、実際は、多くの人がチェックを外さず結果アプローチを受けることになっている実態、何となくのネットとの向き合い方が大半であるという事実を知りました。

このことは結果的には、「効果が出ている」という実証になっている手法なのです。

③「おとり」

とても怖い言葉ですが、これが一番面白いと思われるのでは。

売れない商品を売れるようにする得策、人間の心理には「真ん中を選ぶ性(さが)」というものがあるのです。

売れない商品を、あえて真ん中の価格帯に据える。

そして、それより安い商品、高い商品を設置。

そうすると実験結果から売上を強化したい真ん中の売上を増加することができたというものです。

なるほど。。ただここで疑問です。

真ん中を選んでもらうために、わざわざ設置した低価格、高価格の商品の価格の意味するところです。

そこにこめられた商品に対する信念はあるのでしょうか。。

このような突っ込みをしたくなるのも、結局は現場に実際に携わっている人間ではない者の空論のような部分を感じずにはいられなかったというのが正直な感想です。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.02.14からおよそ5年後の2026.01.26にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直してまいりました。

こうしたマーケティングも、ずっと通用するような内容であるとは限らないな。。と思うようになりました。

「AI」の進化に伴い、なかなか従来の不合理も起きにくくなっていくのではないかと。

かつて提唱されていた冒頭のような最も合理的な判断ができる購買に近づくのではないか。

結局のところ「誠実さ」「実直さ」が最も強力な姿勢なのではないかと思います。

コピペのまるごと引用は決して望ましくない、自分でしっかりと一度判断し、最も当事業に合う形で引用させていただく。。途中の「裁量」の部分こそ重要なのではないかと(^-^)。

書き手:ピクチャレスク