古着購入後にクリーニング代がかからないコートは本革レザーと毛皮、自主お手入れの「拭く」と「風通し」の確保のみでよい【280】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着購入ライフを続けて20年程になります。

随分長い間古着ばかりを着てきた中でますますそのコスパの良さをかみしめております。

ここ近年では、その古着ライフにも発展があり、1点ずつをより大切にするようになりました。

それは新品を着ていた時代とは明らかな違いであり、古着を着てきたことで得られた素晴らしい結果でした。

ところで、古着の購入自体がお得に良質なものを購入できても、その後の所持の中でのクリーニング代に関しては、まるで「車」を所持する保険代やメンテナンス代と性質がそっくりな維持コストが生まれます。

そこで、この度のご提案としまして「クリーニング不可」の製品をあえて購入し着ていくことで、その後の維持コストも¥0であるという長い目で見たコスパの良い古着ライフのご提案になります。

主に3シーズン春・秋・冬に着るアウターのジャケットやコート類選びにとても効果が出る節約術になるのではないかと思います。

高価なアウターのクリーニング代が¥0、本革レザーと毛皮のアウターの購入後の維持費の節約の実現

夏以外の3シーズンに、アウターとして着るアイテムは、主にジャケットやコートです。

ジャケットやコートは、自宅でホームクリーニングをすると、ジャブジャブと圧力をかけること、水や湯につけることだけでも型崩れを起こしてしまう可能性があるのでクリーニングに出すことが避けられません。

ですから、どうしてもクリーニング屋さんへお願いし料金がかさみます。

1着のクリーニング代は¥1,500-¥2,000程度が相場です。

ここで、逆の発想をしてみます。

クリーニング不可のアウターとはどんな素材なのか(この不可というのは、品質表示上においてです)。

・毛皮

・本革

などです。

もちろん、毛皮や、本革も高額の¥10,000-¥20,000あたりの代金で一般的な品質表示にもとづいたクリーニングの枠から外れた特殊クリーニングであれば取り扱ってみえるお店も結構あるようでした。

ただ、高額な特殊クリーニングの方法は節約にはなりませんし、もう1着商品が買えるぐらいのコストですので、古着ライフとしては非常にもったいないです。

結局のところお勧めしますのは、思い切って、クリーニング不可の素材だけをあえて持てばいいということなのです。

そこで、3種のクリーニング不可の素材をご紹介します↓。

本革レザージャケット(黒):「エンポリオアルマーニ」様。牛革。

1つ目はこの牛革ショートジャケット。

品質表示上で「ドライクリーニング不可」となっています。

本革レザーはその表面がカバーされているような役割があり汚れが元々付きにくいです。

汚れてもタオルハンカチとお湯で一拭きすれば大丈夫なほど。

季節外れの収納時には同じくタオルハンカチとお湯で全体を拭き、完全に風通し良く乾いてからそのまま収納でOKです。

2つ目は、ミンクの毛皮のオフカラーのコートです。

ミンクは毛皮なので、基本クリーニングも不可の品質表示です。

毛皮は、特に、ずっしりあったかいので、冬でもじっとりと目に見えない汗をかきがちです。

クリーニングが不可ではありますが、常に、帰宅後お部屋の中の風通しの良い空間で乾かすことが大切です。

ミンクコート(オフ):ブランド名不明。いろんなお洋服に合わせやすいカラーです。冬のオフカラーは新鮮。

3つ目は、スエードのロングコートです。

これも品質表示では「クリーニング不可」です。

スエードはもともとデリケートそうな素材です。

1つ目の本革レザーよりも汚れやキズは付きやすいですが、独特の質感がおしゃれで自身は好みの素材です。

大切に扱いながら、上の2つと同じようにカビなど生えないよう湿気をこもらせないという工夫を隙間を空けた収納をしながら自身で気を付けさえすれば大丈夫です。

スエードロングコート(紺):ブランド名不明:古い物だと思いますが、スエードの紺色というところがレア。

そもそも、買う時も古着購入していますので、たとえ高級な素材であっても、高価な特殊クリーニングをする気にはとてもなりません。

それは、購入時の「価値」のキープです。

お得に購入できたお洋服は、その後の維持費にコストをかけないことで、長い年数から見た「コスパ」の実現へとつながるのです。

その他、コスパの良さにもつながるポイントとして、「多く持ちすぎない、ミニマムな数」ということ。

収納時にもぎゅうぎゅう詰めでは、カビの原因になります。

隙間をしっかり空けた、ゆとりある収納をするためには、多く持ちすぎないことも重要なのです。

どうぞ、渾身の1点ずつを慎重にお買い物下さいませ。

あとがき

服がたくさんあるだけ、クリーニング代も増える。。

この悩みは、この度の2つのポイントで解決です。

1)そもそも少ない数で渾身のアイテムだけを選ぶこと

2)クリーニング不可の本革レザーや毛皮をあえてアウターに選ぶこと

これを、どうぞコスパの良いお買い物にお役立て下さいませ(^-^)。

picturesque

色相環図の「類似色」「補色」の考え方はファッションコーデに混ざりながら溶け込み存在しています【229】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「類似色」と「補色」はカラーコーディネートの分野にはまず最初に基本的な知識として出てくることです。

もう最初にここで結論ですが、「類似色」や「補色」の考え方は、ある一定の部分ファッションコーデに活かせると考えています。

何も知らなかった過去よりも知っている現在の方が間違いなくコーデに対する自身の拘りがはっきりしたように思います。

色とりどりの洋服を眺めるだけでもこの理論を持って見ると面白い。

色相環を意識されたものであるのか、打ち破った反逆的な考え方を込めたものなのかも伝わってくることもあります。

余計なことを知ると固定観念にまどわされる危険性もある一方、その後の装いには幅が広がると考え知っていることをお勧めしたいです。

最も単純で分かりやすい自作の色彩の相関図

本格的な色彩の相関図は、すべての理論を十分に盛り込もうと作られていてやや複雑。

この相関(そうかん)という言葉が、色相環(しきそうかん)と色の相関図(そうかんず)とで「そうかん」という部分が漢字が違うところに注意。

もともと「色相環:しきそうかん」という言葉が専門用語ですが、「色の相関図」という言い方も合っていると思います。

では、ものすごくシンプルに単純に、一度知ったらずっと覚えていられるようにお伝えしたいと思います。

まず、色というものは多種にわたっていますが、実は元は3色のみオリジナルの色、つまり、「原色」と呼ばれる色3色だけがあります。

3原色:赤、黄、青。

この3色を3原色と呼び、色のもっともベースのカラーとなります。

「何を混ぜても、この色を作ることができない元の色」という基本的なカラーの事です。

幼少の頃、絵の具でどの色とどの色を混ぜたらこの色になるということを教わったかと思うのですが、どの色かを混ぜてこれらの3色を作ることは決してできなかったということなのですね。

「ハイハイ」と習ってきたかと思うと、「あれ?」と思わなかった自身がむしろ恥ずかしい程です。

そういえば、そうだったのですねー。

そして、このベースのカラー同士をもれなく1つずつ組み合わせながら混ぜて、

・赤 + 黄 = オレンジ

・赤 + 青 = 紫

・黄 + 青 = 緑

と、更なる新しい色が3色生まれます。

基本カラーの6色

小学校などでの図工の水彩画の授業で、絵の具の小さな箱のタイプにはこれらの色に加え、黒と白が入っていたラインナップではなかったかと思われます。

この新たな3色は、2次的に出来上がった色なので「二次色」という名前がつけられています。

これで全部で「6色の基本カラー」ができました。

色相環ではこれ以上にも色が出てきますが、あとは、グラデーションのように濃い薄いとなっていくだけなので、結局この6色だけを基本カラーとした概念が一番シンプルでわかりやすいかと思います。

中間色のブルーの場合は青を見ます。そして、ピンクの場合は赤を見ます。黄緑はグリーンを見ます。そうして濃淡の部分を省略した単純な6色が出来上がりました。

「類似職」と「補色」を自作の単純な色相環図で見てみます

色同士は、組み合わせたり一緒に並べたりして使うことが多いです。

そんな時とても参考になるのが、

「類似職」と「補色」というこの2つの概念です。

「類似色」・・・色相環において、隣り合っている位置の色。

「補色」・・・色相環において、向かい合っている位置の色。

というのが、色の配置からも分かりやすい定義。

例えば、黄色で考えると類似色は、オレンジやグリーンで補色は紫ということです。

類似色の組み合わせの効果としては、落ち着いている、なじんでいる、やさしい雰囲気、全体として「調和のとれた雰囲気」になるかと思います。

一方、補色の組み合わせの効果としては、目立つ、はっきりと映る、主張が強いなどの効果があるかと思います。

「奇抜:きばつ」と呼ばれる色使いのお洋服もこの補色を利用した使い方であると言えます。

ここで、「なぜ黒や白は入らないのか」という疑問があるかと思います。

黒や白は「無彩色」と呼ばれ色ではないという定義なので、ここには入らないのです。

ただ、黒や白はとても貴重な存在なので、実際のお品物にはこれらの6色のカラーに一緒に溶け込み、多くの活躍の場があることも間違いない事実だと思います。

類似色や補色の良さを利用したファッションコーデ

こういった「類似色」とか「補色」の知識がファッションコーデに活かせるのかということです。

活かせると思います。

左-ジャケット:「エンポリオアルマーニ」。右-パンツ:「リーバイス501」。

例えば、このようなマルチカラーのジャケットとデニムリーバイス501のグレーのコーデ。

ここへ何か色のついたジュエリーのネックレスとか、バッグをチョイスしたい場合です。

どのような色を選ぶかという時にとても迷います。

よく、簡単な方法として、マルチカラーの場合その中の1色をピックアップすればよいという考え方がありますが、じゃあここまでいろいろな色があるのにどの色をピックアップするのかと。

ここから自身のご提案ですが、この場合、ボトムである501の色に注目。

これになじむようにしたければ、青という色の位置に近い隣の類似色が良い。

ネックレスやバッグを際立たせたいなら、遠く離れた補色を選べばよい、という考え方をしてみます。

そうすると、パープルなどがとてもなじむ感じだと思えて来ました。これは「類似色」。

黄色で差し色みたいに際立たせちゃおう、とこれは「補色」的な位置を採用。

本当は、オレンジが正式な反対位置ですけれど、ジャケットの色の中にオレンジはないです。

なのでその隣の黄色なのです。

こんな風にばっちり当てはめる使い方ではないのですが、この基本6色の図を見ながら考える案としては大いに利用できます。

ちなみに、実際私がこの上下のコーデを着用した時は、赤のパンプスをはきました。

どちらかというと際立つ感じに「補色」的な選択をしたのです。

あとがき

この単純な6色の配置は今後も不動。

位置が移動するといったことはなく、「類似色」「補色」の関係は永遠のものだということです。

ファッションは流行などで移りゆくものです。

「流行」に流され過ぎると洋服に対して多く消費してしまいます。

流行に対してはどちらかというと「気にしない派」としてヴィンテージ服を好んでいる自身。

ただ、ヴィンテージ服を着る文化自体も1つの「大きな流行」である現在。

元の色の構造に立ち戻って自身の着方で表現したい場合には、やはりこの色相環図は役に立つものだと思います。

これまでのように、雑誌が「今年はベージュ」などと大きく謳うことにあまり大きな反応をすることも無くなりました。

今後はますます個々の表現の実現としてお洋服の「装い方」が良き証となり、「自身特有のコーデ」が素敵であるという考え方がもっと広まると見ています。

その難易度高めのことに対して助けてくれる「カラーの定義」は知っている方が有利ではないかと思うのです(^-^)。

合計9通りのコーデが作れる上下3点ずつのワードローブ、「着回しコーデ」と「特化コーデ」どちらがおしゃれなのかを比較検証【164】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

着回しコーデとはよく言われるものの、実際は、上級のテクニックなのではないかと思います。

着回しコーデは、便利なように思われますが、実際のところ被るそのアイテムがそれぞれの完成されたコーデの優劣を作ってしまいう点が悩ましいところ。

そこで、「着回しコーデ」合計9通りともう1つ「特化コーデ」というもの合計9通りの比較をして、ゴールとなるおしゃれ度の実現がどちらに軍配が挙がるのかを考えてみたいと思います。

雑誌の中でもよく紹介されるような「着回しコーデ」上下3セット合計9通りのコレクション

左:COLONY2139の紺x白ボーダー七分袖カットソー。
真ん中:TIMBERLANDの麻/100%白半袖シャツ。
右:ZARA MENのワッフル素材黒長袖カットソー。
左:GAPのベージュのチノパン。
真ん中:MNGのインディゴブルー。
右:リーバイス501のブルージーンズ。

です。ちなみに、リーバイス501のハーフパンツの裾は、3つ折りして、ミシンで固定したカスタムをしてあります。

裾切りっぱなしはよくありますが、この表側への三つ折りカスタムは、あまり見かけないと思います。

結構すっきりとして、いいものです。

自宅のミシンで行う時は、白の糸が仕上がり、綺麗に見えます。

MNGとリーバイスは同じデニムのハーフで似ていますが、はいた時の雰囲気はかなり違うものになるかと思います。

あとは、ブルーのトーンが濃い、薄いで違うことが結構な違いになります。

「着回しコーデ」。

あとは、ジュエリーやベルトで少し手を加えていくといいです。

真ん中のTIMBERLANDの麻のシャツは、特に良質です。

この袖の先端を曲げて、フレンチ風にして着てもいいですね。

やはり、シンプルなので、もう1テク上の小物を追加、袖を曲げたりしての更なるテクニックが欲しいです。

粋なコーデを作るには、シンプルだけでは不足。

そこへかっこよさが加わらないといけないと私は思っております。

「粋=シンプル+かっこよさ」が方程式といったところ。

独自の好みをとことん表現した「特化コーデ」上下3セット合計9通りのコレクション

左:ABAHOUSEのトリコロールカラーの七分袖カットソー。
真ん中:GRN-STANDARD OF EARTHの生成り地のマルチカラー5色のボーダー長袖カットソー。
右:CIAO PANICの柄入り4色マルチカラーボーダー七分袖カットソー。

ボーダーは、特徴あるボーダー柄で、どれもマルチカラーであるということを共通にそれぞれ特化しています。

1色だけのボーダーよりも、より個性的で良い意味で「クセを出す」ということを意識してチョイスした柄の面々です。

また、同じマルチボーダーであっても、3枚とも、それぞれが別々の雰囲気を持っていると感じます。

似ているようで非なるもの。

同じマルチボーダーだからといっても飽きることはありません。

ここで、あえて、「着回しコーデ」の時と同じボトムを合わせていきます。

「特化コーデ」。

こちらも9通りの着こなしが可能です。

前者の9通りとは違って何か「強さ」みたいなものを感じます。

カラーが入る強さ、それに加えて、「主張」という強さではないでしょうか。

「特化コーデ」はより自分らしい装いが実現しやすい

やはり、ボーダーがマルチカラーであることで、トップスにインパクトができて、着回しコーデよりももっとこだわりのある雰囲気が出たのではないかと思います。

要するに、自分らしい要素を含んだ独自のコーデが実現しやすいのが「特化コーデ」の良さ。

似たり寄ったりで変わり映えがしないというイメージを見事に打ち破り、むしろ面白く、こだわりも入り込んだお洒落なコーデになります。

3点だけなのにえらく豊富に感じるのも、共通である「ボーダー」、「マルチカラー」のキーワードでそろえているからこそなのです。

そして、もう1つメリットが。。

その他の小物が少しの分量でも共通に当てはまりやすいという点です。

ここへ、靴を何か1つだけ持ってくるとしたら、紺あたりのデッキシューズ、モカシンあたりがどうでしょう。

コンバースなどの軽い感じのスニーカーもよいかもしれません。

とにかく、靴が1足だけをまず簡単に決められます。

前者の「着回しコーデ」だと、靴が1足というと、色が黒と紺がトップスにあるし、迷ってしまいますね。

白かなあとか、黒かなあとか、差し色を入れるという意味で赤かなあと1つには決められなくなるところが、難しい。

特化コーデの方は、あれだけ、柄があるにもかかわらず、簡単なのです。

本当に意外です。

あとがき

コーデは悩むのも楽しいのですが、悩むのが苦痛な人もいます。

ぱっと浮かんできて、短い時間でコーデできる、後者の「特化コーデ」、いかがでしょうか。

私は、自分の好みも、後者です。

やはり、ファッションは、見られることの意識という点からも考えていくと素敵な装いになるかと思います。

そうすると、コーデを決める自分も、見る人にもこだわりをより強くアピールすることができるのは、「特化コーデ」方であると思います。

今回は、マルチボーダーという柄に特化しましたが、これが、

・ドット柄に特化

・ある1つの素材に特化

・ロゴ入りのポロシャツに特化

など、特化する分野を変えるとさまざまなテイストの一連が出来上がり、この考え方が引用できます(^-^)。

男っぽさの中にキラリと光るエレガントさの表現、バイク女子必見のアメリカンバイク街乗り季節別コーデ【145】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前2004年-2018年までの14年くらいの間ですが、会社勤めのオフの趣味でバイクを持っていました。

女性には安全な足がぴったりと地面に付くアメリカンタイプ。

バイクは風を切るので、普段の服装より季節が少し前後することが実際にバイク乗りをした経験からの服装のとりあえずの大きなポイントです。

よりスピーディーに走る前かがみのバイクだったり、安定したゆっくり走るバイクだったりとバイクの種類によっても少し変わってくるかもしれませんので、今回は、私が乗っていたタイプの「アメリカンで街乗り」限定でお話させていただきたいと思います。

まず、おしゃれ以前にバイク乗りの誰もが注意したい服装にかんする注意点

アメリカンのバイク:レブル250cc。購入は2004年に国道1号線沿いの中古車販売店の「フラットパイン」様。
社長様、店長様、美人従業員様には大変良くしていただきました<m(__)m>。

これ、私が乗っていたバイクです。レブルというアメリカンタイプです。

あまりメジャーではないかと思われがちな「レブル」ですが、実は乗った人の数はアメリカンタイプではダントツとのこと。

バイクを中古品の5,000kmだけのお品だったことがその後の見通しがあると決めたこと、バイク屋さんが大変良い印象であったことでこのお店で購入を決めたのです。

最初の1年は友人とツーリングをして、隣の県くらいの範囲での1日の範囲のプチ遠乗りでした。

その後の10年以上は、週一くらいで、短時間だけ街乗りオンリーで乗っていきました。

たまに少し8kmくらいの郊外の場所へのお買い物に便利であることを活かしたり、実家への帰省で利用したりでした。

バイクというのは、乗った後結構体力を使っているのです。

帰宅後、とても疲れて眠くなります。

さて、服装について書いていきたいと思います。

たまに、道路を走っていて見かけますのが、真夏の暑い日に半袖のTシャツでバイクに乗っている方がいらっしゃいます。

これは、かなり危ないと言われています。

バイクに乗る場合は、暑い夏でも半袖の上に厚手の上着を着ないといけないと思います。

なぜかというと、万が一があるので、すべって転んだ時に肌が剥き出しは、たいしたことない転び方でも、けががひどくなってしまう場合があるので、腕は決して出さない方がいいです。

ましてや短パンは厳禁といってよいでしょうね。見ているだけでハラハラします。

それよりも、暑いのを我慢した方がとても安全です。

なので、全身を覆うようなイメージで服装をコーデすることが、安全の意味では、第一のポイントであるといえます。

だからといって、ライダースーツほどのものでなくても、そこそこ厚みのある素材の服装であれば、街乗りでは安全性を確保できると思います。

すべての季節のコーデを取りそろえたミニマムなバイク乗りコーデ

では、4シーズンにおいて、季節ごとに、私がコーデを分けていた、というか分けざるを得なかったという実際には3種をご参考にしていただけたらと思います。

あれもこれもではなく、1セットずつだけを持ち備えたものになります。

まず、夏からです。

アメリカンタイプバイカーの街乗り季節別服装コーデ
街乗りアメリカンバイクファッションコーデ:夏

炎天下の真夏でも、このスタイルです。半袖の上にもジージャンを前ボタンを閉めて乗るところも重要です。

これ以上の薄着はありません。

それぐらい、安全を第一としていますので、我慢しての着用とはなりますが、これで、全季節の中では一番の薄着になります。

なので、工夫としてエンポリオアルマーニのロゴ刺繍入りtシャツの黒色は、レーヨ/95%、ポリウレタン/5%の素材のとても涼しく、さらっとした気持ちよい肌触りのお品です。

Gジャンは、リーバイスのインディゴブルー色、そしてボトムのジーンズはリーバイス501。

Gジャンのインディゴと、ジーンズのインディゴの色はだいたい同じ程度に落ちているのを合わせて、上から下までスーツみたいに1つのラインになるのがとても粋であり、ライダーらしさが出ます。

Gジャンは結構ショート丈ですが、なるべく上着の丈も安全には長めの方が本当はお勧めです。

やはり滑って転んだ時のことを考えると、覆っている部分が多い方がよいからです。

アメリカンタイプバイカーの街乗り季節別服装コーデ
街乗りアメリカンバイクファッションコーデ:春、秋

春と秋が、同じコーデです。

夏が終わり、9月くらいに少し涼しくなると、バイクファッションとしては、もう秋の服装でなければ夕方だと寒いことが出てきます。

よって、一般的な外出の服装よりも少し早めに衣替えをしています。

細かくは、9月の半ばあたりからは確実にこの服装になります。

一般の服装は、まだこの季節だと半袖を着ていたりしますよね。そこが違うのです。

ただ、調整として幾何柄のセーター(アルマーニコレツィオーニ)は、涼しめのガサツとしたセーターにしてあり、上着を本革レザーのシャツジャケットにしています。

このレザージャケットは、かれこれ20年くらい前の物だと思いますが、とても使い勝手が良くて、飽きずにずっと使っていました。牛革です。

「REGIME」という名前のブランドで「BERGE CO.,LTD」という会社様の商品です。

バイクの時専用でしか着用しないことにしていますので、あまり傷まない点が長持ちの秘訣。

ボトムは、リーバイス501のブラックで、チャコールグレーまで色落ちしている状態です。結構地が厚めの501です。

このコーデは、秋口の他には、梅春からもう少し進んで、少しあたたかい春になった頃の3月頭頃から6月頭くらいまで着ていました。

アメリカンタイプバイカーの街乗り季節別服装コーデ
街乗りアメリカンバイクファッションコーデ:冬

はい、最後は、冬です。

正確には、晩秋から梅春までずっと着ます。

考えてみれば、この冬の服装が一番期間としては長いのかもしれないです。

真夏のコーデとは反対に、冬は思いっきり素材を暖かく意識します。

アウターは、わりと丈の長めのスタンドカラーのブルゾンの羊革です。

「MNG」という名前のブランドです。「マンゴー」の事ですかね。

そして、中には、毛/100%のとっても目の詰まったあったかいセーターです。

このセーター、ラウンドネックなのが、ちょっと私としては不満です。

できれば、タートルネックのセーターの毛/100%が一番だと思います。

「ミラショーン」というブランドのセーター。

首は、風が当たるととても寒いので、タートルセーターで首を覆った方が、苦にならずバイクを走らせることができます。

ラウンドネックのセーターしか見つけられなかったことから、仕方なくそのカバー対策として、毛/100%の要らないマフラーをカスタムして自作したネックウォーマーをかぶって乗っていました。

アメリカンタイプバイカーの街乗り季節別服装コーデ
ネックウォーマー:フェンディのウールマフラーをカスタム。

結論ですが、ネックウォーマーが伸びるニットの毛/100%なら問題ないですが、このマフラーカスタム品は伸びません。

頭の大きさより大きくないとかぶれないので、隙間が空いてしまい、せっかく毛/100%でも風が入ります。

やはり、毛/100%の目の詰まったタートルセーターが本来は首を暖かく覆うには最強だと思います。

毛/100%でも目の詰まったものとガサガサした荒い網目のものでは、暖かみが違いますから、上手く、「目の詰まった毛/100%のタートルセーター」を探されるといいです。

ボトムは、バイクに乗る前に買っておいた、牛革のとても革が分厚いメンズパンツです。

こういったものは、メンズしかないので、多少サイズが大きくても履いてしまいますのが私流。

¥2,100というような値段だったかと思います。破格ですよね。このお値段。

ずらりと、シングルラック1本分同じものがセールで売られていて、もともと革物が好きだったので、とりあえずこの値段なら買っておこうというような気持ちで買っておいたのでした。

その頃はまだバイクに乗っていない昔。

ブランド名が、「C.brumes」というネームです。サイズ表記が40とあります。ウエスト72-74cmあたり。

日本製ですが、メーカー名が分からなかったです。

でもとても良質な革であることは、間違いないです。

昔購入してあったものを引っ張り出したという着用のきっかけでした。

本革パンツの裾上げ例

ちなみに、こういう革パンツの裾上げの仕方をご存知でしょうか。

革のお店の人に聞いたのは、ミシンで使わず、裾を切ってボンドで内側に折り曲げるそうです。

最初その通りにやってみたのですが、なんかごわついてしっくりこなかったので(きっと革が分厚いからだと思います)、自分流に変えました。

それは、切りっぱなしだと、結局脇の方の縫い目がほつれてくるという別の問題が起きますので、切りっぱなしてミシンで「脇の裾先端周辺の縫い代」を二度返し縫いします。

そうしますとほつれないようになるので、折り曲げずに自分の丈に合った長さでそのまま着用という方法です。

本革は、デニムなどの生地と違って、裾の先端ぐるり一周は全くほつれてこないので、切りっぱなしのままでも大丈夫で、折り曲げてボンドよりも、ラインがとても自然です。

これが一番しっくりきました。

ミシンは、革専用でなくても、この程度なら、普通の職業用ミシンで通りました。

少しの部分だけなので、ちゃんと縫うことができましたよ。どうぞ、参考になさってくださいませ(^-^)。

あとがき

バイクのメカのことは、てんで詳しくありませんので、私が唯一お伝えできるのが季節ごとのバイクファッションコーデでした。

こうしてバイク用に私が着用してきた洋服は、バイク専用の洋服では決してないことがご理解いただけたかと思います。

ご紹介しましたお洋服はほとんどが古着での購入でした。

こうして、日常のお洋服の古着市場からバイク専用に着るためのアイテムを探せばよいのです。

革ものはむしろ古着の中に良質な厚手の安心なお品が見つかることも多いです。

バイカーなので、まずはバイク本体に投資したわけですので、お洋服はできるだけエコノミーに良質な物をゲットするということも投資のバランスが良いですね。

1シーズンに1セットと決めたこのスーツのようなコーデの仕方も、普段のお出かけ用のお洋服があるワードローブと同じ考え方でいきました。

バイク専用に決めたものだけれども、日常着市場の中から探し出したデニムやレザー品。

バイク専用に着ると決めたお洋服探しもワクワク楽しいものです。

同じ物が2つとない古着市場の中から、じっくりと渾身の1アイテムずつを選んでくださいませ。

そして、どうぞ、素敵なバイク乗り様として街を駆け抜けてくださいませ(^-^)。

以上、アメリカンタイプの街乗りコーデでした。

無地/柄/ジャガードバッグを1点ずつ厳選、ゆたかなコーデの展開も可能でありながらミニマムな数のバッグを持つことの素敵さここにあり【213】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ミニマム志向な現在、かつては、あれもこれもと複数のアイテムを持っていることで充実感を感じていた方も、いよいよ余計な物を持たない志向へと変化しました。

その流れに私も賛成ですし、持ち続けることのストレスを緩和し、自身で渾身のアイテムを選びすぐって少しだけを充実した使い方をしていくというご提案をしたいと思います。

洋服、靴、バッグは1つの洋服コーデを作って行く枝葉みたいなものかなと。。

洋服をミニマムにすることに関連して、バッグも少しだけ持つという流れになります。

ただ、その少しだけというのが意外と難易度は高いものです。

たくさん持つ時にはあまり考えなくてもよかった、「なぜそれを選ぶのか」ということが出てくるからです。

今回は、その「なぜ」の答えを探しながら、3点だけにバッグをしぼってみたいと思います。

それぞれ1点1点が存在感があり、あるべきアイテムであるような選び方をベースにしたいと思います。

1)無地バッグ

無地のバッグ:一番上。

無地のバッグは、万能です。

柄物のワンピースなど上下の柄物セットアップなどの時に、それほど神経を使うことなく合わせられますね。

私からは、1点黒のヴィンテージバッグをご紹介したいと思います。

おしゃれにコーデしたい、バッグは、無地・柄・それとも・・・
カーフ素材の無地バッグ(黒):「GUCCI」様のお品。

バッグのサイズは、やや大き目の37cmx33/43cmです。

同じものを持っている方、一度だけ地下鉄のホームで降車に乗車の人の中で見かけたことがありますが、数は豊富ではないレアなお品です。

持っている方は、パンツスーツに身を包んだキャリアウーマンの女性。

このバッグ購入には思い出があります。

知る人しか知らないこのデザインがヴィンテージ好きな私の琴線に触れた1996年くらいのこと。

まだネット通販が確立されていないような時期に、当時円高がMAXになっていて、1$=¥100を下回っていたと思います。

そんな中で豊富になった通販用のハイブランド小物専用の雑誌を見てお電話での注文となりました。

その時は新品でしたが、あれから25年以上の現在、内貼りの合皮劣化を2015年くらいにリフォームしての継続です。

もうこれ以上は劣化する部分は無いので、今後はかなり永続的に使用できると思います。

2)柄のナイロンバッグ

プリント柄のバッグ:左。

柄のバッグは合わせずらいと思うこともあるでしょう。

確かに、柄x柄となるとおしゃれっぽくない、チグハグで無頓着な感じだからと、躊躇してしまいがちです。

柄のバッグをいかにうまく活かしていくかを、考えてみます。

おしゃれにコーデしたい、バッグは、無地・柄・それとも・・・
ナイロン素材の柄プリントバッグ(マルチカラー):「PRADA」様のお品。

柄がにぎやかなプラダのナイロントートのファスナー付き、ショルダー付です。

地が、ピンクがかった優しいトーンの赤、そこへ青やオリーブグリーン色の幾何柄が配列。

持ち手とショルダーが紺色で、全体に配分の良いマルチカラーになっています。

これを買ったきっかけは、まずバッグ自体の華やかさと個性的な柄に惹きつけられたからです。

さらには、普段から、紺/ネイビーの洋服を着た時に合わせるバッグがなかなかなくて、困っていた時でした。

紺のコーデに合わせるバッグが結構難しいと感じていて、しかしながら黒は違うようだと感じていて、紫ではカラーがレアでなかなか見つからずで、そのようなモヤモヤに1つの答えを出してくれたバッグです。

その後決まって紺コーデにはこれを持つように。。

マルチカラーであったことも、素朴になりがちな紺コーデには合わせやすくなっています。

と、これまでのお話は、無地のお洋服が前提のようでしたが、柄ものにこの幾何柄バッグが合わせられなかというと柄同士でも合う場合もあると思っています。

例えば、この幾何柄を花柄寄りに解釈して花柄に合わせてみるのです。

ただ、お花の種類をよく考えなくてはならないと思います。

同じような大きさの柄同士は、喧嘩したりチグハグだったりする印象が否めません。

小花柄であれば、無彩色な黒x白もしくは紺x白などのカラーレスな柄の場合だと問題なく洋服とバッグが柄同士でもいけるんじゃないかと思います。

かなり究極ですが、どうしてもストライプやボーダーと合わせる場合は、なるべく線の細いインパクトの薄いストライプやボーダーのものには合うことも。。

さらに、このバッグの中に出てくる色の、赤、青、グリーン、紺のどれかの色ベースのものだったら、という条件付きで合わせてゆけそうです。

そうなると、細かいギンガムチェックのシャツなどにも合わせて行けますね。

こうした案が浮かぶのも、このブランド様考案の幾何的な柄のおかげ。

花柄の雰囲気もあるこのバッグの柄が、四角やストライプなどの幾何寄りな柄ともマッチし、一方で、花柄でもボタニカルではない配列の良い機械的な並びをしている小花柄などであればマッチするという柔軟性のある柄なのです。

3)無地と柄の中間のジャガード柄のバッグ

ジャガードバッグ:右。

確かに、柄物のバッグは、難易度はありますね。

そこで、適度な華やかさも持ち合わせながらコーデにもそれほど困らないジャガードもお勧めしたいと思います。

おしゃれにコーデしたい、バッグは、無地・柄・それとも・・・
ナイロン素材のジャガードバッグ(黒):「FENDI」様のお品。

パッと見ると黒無地のように見えますが、「Fロゴ」柄の細かいジャガード柄が入ったナイロン製のバッグです。

やや小さめの30cmx26cmです。

チェック、ストライプ、幾何柄、花柄にでさえも、それほど躊躇なく簡単に合わせてしまえます。

このロゴがぼやけてはっきりしていない点もポイントです。

そうすると、「同色のジャガード」というのは、その目立たなさがかえってバランスが良いと言えます。

こうして見てみるとジャガードは、無地と柄の間のような存在とも解釈できます。

今回は3選でしたが、1つだけ選ぶという条件だったとしてもジャガードは無地と良い勝負となると思います(^-^)。

あとがき

多くの物を持ちすぎることで悩みやストレスも生まれるものです。

こうして、選ぶ時点で少し時間をかけてじっくりと真剣に選んだお品は、長持ちさせていく心意気のようなものと持つことの責任も生まれます。

じっくり選んだお品を可愛がって、末永く持ち続けることを一度やってみて下さいませ。

こういった渾身の選択をする場面というのは、自分をよく知るということにもつながると思うのです。

もしかしたら、お洋服コーデ、バッグ選びなどにおいても、「自分探し」をすることを自然としているのかもしれませんね(^-^)。

ただの入れ物としての箱がその価値を大きく越えた!インドネシアからの素敵な贈り物「パンダンボックス」のソフト感と高級感【209】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

パンダンという葉っぱ(正式名称:パンダンリーフ)を編み込んだ「パンダンボックス」がとても好きで今までたくさん集めてきました。

パンダンは熱帯地域に生息する植物。

主にインドネシア含む東南アジアに育つ広々としたパンダンの葉っぱを編み込んでインテリア品の入れ物が作られます。

その編み込みの「イントレチャート」のような様相は大変高級感があります。

さらに親しみやすいのが非常にソフトな手触りだということです。

お部屋の上の方にも躊躇なく置けるのはこのソフトな素材感がもたらす心理的なメリットでもあります。

手触りがごつごつしていなくてなめらか、レザーの代替品になるようなレベルの素材だともよく謳われているようです。

パンダンボックスを最初に見つけた時のエピソード

一番最初にパンダンに出会ったのは、手芸屋さんにちょこんとと1つだけ置いてあったのが初めてでした。

他のお品物のついでのように置かれた雑貨類の1つでした。

年代で思い出すと1990年代後半だったかと。。

その当時は、まだまだパンダンを置いているお店などなかったと思います。

その色はナチュラルな、今思えばパンダンの製造の初期の頃の無染色のハート型の入れ物でした。

見たことも無い素敵な編み込みの素材と、きちんとした深さ7-8cmもあるのあるハート型にうっとりと見惚れていまいました。

即決でそのハート型パンダンボックスを購入。

当時パンダンという名前さえ知りませんでした。

何か個性的な素敵な雑貨を見つけたと喜んでいたものです。

これがパンダンボックスとの初めての出会いです。

その後アジアンテイストの雑貨屋さんが多く出てきて、ネット販売も浸透。

パンダンボックスをネットのECサイトでたくさん見るようになったのは、2000年代に入ってからだと記憶しています。

熱帯地方のお品なのですべて輸入品。

売り切れると入手がなかなか困難ななようで、見つけた時のタイミングでまとめ買いをしたものです。

インテリアにおいては茶色が好きなので、茶ばかり登場させていますが、現在は少しだけ色の展開があり、黒、ナチュラル、グリーン、ピンクなどがある様子。

茶も染めてあるので、水には弱く色落ちは多少出てきます。

パンダンに魅せられると、とことん好きになるのではないかと、自分のパンダンだらけの部屋を見て思います。

一度気に入ったら集めたくなってしまう心理、一度持つと飽きないアイテムなのだということを実感しておりまして、その魅力は不思議なまでに自身をとりこにしました。

自分なりのアレンジの仕方でインテリアをユニークにする案

さて、長年のパンダン好きが行き着いたところというのは、自身の使い方のアレンジです。

もともと「〇〇入れ」として入れる目的をしぼった販売されているところを、あえてそのサイズに着目し、自分なりの使い方をしていくことです。

このアレンジがまたパンダンボックスを楽しむ醍醐味の1つです。

ユーザーに使い方の自由を与えてくれる「入れ物」の素晴らしさがここにあります。

では、自身の使い方でアレンジしたご紹介をしてまいります。

蓋付きのトイレットペーパーストッカー→マット入れと決めて購入。
ヨガマットが入る便利な筒形ボックスです。

上の筒形は、もともとトイレットペーパー入れとして売っていたのですが、トイレットペーパー入れとしては一度も使わずに、ヨガマット入れを探す中でそのサイズの相性に納得し購入しました。

もとは蓋がついているので、これも活かし、ほこりがかぶらぬようぽんと載せて使います。

次の写真はシューズボックス。

紙製の靴箱に比べたら、かなりインテリア性が高く良い見栄えとなります。

ミニマム志向へ変更することで13足ぽっちの現在、すべての靴をパンダンボックスに入れることが可能。
リモコン入れのような小さなパンダンボックスもあります。
キッチンでもパンダンボックスを使用した過去。染めははがれがちですが、使い心地の良さはお皿には相性良し。

ボックスには、キッチン周りのお皿などはちゃんと乾いた状態で入れていますが、水まわりの場所であるので、ボックスの表面のブラウンが色むらになってきます。

元は同じ焦げ茶の2つの箱:上はかつてキッチンでも使っていたことがありますので染めがはがれました。

過去のビッグサイズが廃版になった事情とその後新産の折りたたみ式

折り畳み式のボックスがたくさん増えてきている事情というのは、輸入時のコスト削減だと読めます。

折り畳み式により体積の圧縮の工夫でリーズナブルさも実現。

そうすることで、パンダン購入者の需要が増えたことに対応した新しい作りだと思いました。

折り畳み式は輸送のコストダウンがはかれるようですが、折りたたみの際にハギ目の線が出ます。

しかし、初期の頃にあった今ではレアなビッグサイズのボックスに対して、自身としては非常に価値を抱いています。

すごく大きな箱で、折り畳み式がまだ出てきていなかった時のお品です。

折り畳み式は、上の写真のように、どうしても真ん中あたりに折り畳み用に必要な節目の線が入っしまいます。

「そのまま式」は、見た目が整い底も折り畳み式よりもうんとしっかりしています。

だからこそ、廃版になった今でも持ち続けるレア感と有難さがあります。

「そのまま式」のビッグサイズのパンダンボックス(2015年頃廃版):縦33cmx横44cmx深さ20cm。

これは、おそらくパンダンのボックスの中で一番大きいサイズではないかと思います。

バッグ作りをしています自身は、このビッグサイズの5点程の内、材料の糸を大量に保管しておくのにも使用しているものがあります。

この大きなボックスは、廃盤になるということで、ぎりぎりの残り在庫を駆け込み購入した記憶ですが、その後はこのサイズに出会うことはありませんでした。

折りたたみ仕様にするにはサイズが大きすぎて壊れやすい/ぐらつきやすいのでもう製造されないとなると、かえって過去の輸入コスト削減前の貴重なサイズのモデルと言えるかと思うのです。

よく、衣類のストックにプラスチックの大きな箱がご紹介されますが、それに似たサイズ感のビッグタイプ。

クローゼットの中ではなくても、思いっきり外に出して「見せる箱」としても活躍できるのがその様相が美しく高級感あるパンダンの良さです。

あとがき

パンダンに関しては、折り畳み式が登場したり、色の展開が多くなったり、形がどんどん新しく増えたり、進化した変遷が見られました。

進化はユーザーの使い勝手や製造の存続を考えた試みだと思うのですが、一方で過去の良かったお品が消えてしまったことへの寂しさも持っています。

だからこそ、その時の直感で良いと思ったら購入するということも即断即決の勧めとしてございます。

これからも、パンダンを使っていきたいと、10年以上も使わせていただいているパンダンボックスの数々を持ちながら思っています。

そのソフト感というのは不動のものであり、デメリットである染色の色落ちを仕方が無いと受け入れるほどの圧巻の良さを持っています。

ここまでとことんパンダンボックスを集めてきた自身から言えることは、水と日光に弱い染色であるということでおうちの中の日陰で使用するアイテムだと気を付けていただくことです。

使う場所、使う方法などを自身が失敗したいくつかのケースからお伝えできることがそんなところです。

素敵な雑貨をいつまでも末永く持てることは、そのお品自体だけに完璧を求めるだけでなく、長持ちできるような工夫を自身でも対策していくことだも大切です(^-^)。

視覚的に納得していただきたい、ズドンとしたヴィンテージハイブランドワンピースの野暮な着方からあっと言わせるような粋な着方への変身を!【206】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「粋(いき)」という言葉がとても好きです。

お魚などがはねて元気な様子の「活き」と勘違いしていた過去もありますが、実際は別物です。

まずは、粋(いき)という言葉の定義ですが、

「気質・態度・身なりなどがさっぱりとあかぬけしていて、しかも色気があること。また、そのさま。「粋な姿」「粋な柄」「粋な店」⇔野暮:引用-goo辞書より」

以上が、粋(いき)の定義です。

江戸時代にその文化から生まれた言葉だと言われていますが、このテイストをよく自身の頭の中に置いている言葉です。

とはいえ、どんなことが「粋」なのかなど、なかなか「はい、これです」と示されることがありません。

だからこそ、あえてこのたび自身の担当分野であるファッション分野において、「粋なコーデ」を「野暮なコーデ」からの変化として視覚的にお伝えしてみたいと思います。

ファッションにおいて「粋」という言葉が使われる場面

粋(いき)の辞書からの本来の意味から見るととても曖昧でぱっとイメージが浮かばない言葉のように感じるかもしれません。

そこで、いったん反対語の「野暮(やぼ)」の意味も見てみることに致します。

「言動や趣味などが、洗練されていないこと。無風流なこと。また、その人やさま。無骨。「野暮なかっこうをする」⇔粋(いき):引用-goo辞書」

反対語の野暮(やぼ)が「洗練」とか「風流」ということと反対なのだという表現からも、粋(いき)というのはかなり敷居が高いものなのでしょうか。

いえ、決してそのようなことはないと思っています。

粋(いき)というものは本来身近なものだったからこそ江戸の文化として大衆に広がったとも考えられます。

まずは、ファッション分野/お洒落分野に関して粋(いき)という言葉が実際にどう使われているかをネットなどで探索して集めてみました。

・粋な色・・・もともと粋の語源が江戸にあったことから、「江戸紫」と呼ばれるような紫色に対して使っていることが起源にあったようです。

・粋な形・・・面白みのある形や予想外の珍しい形の「創作物」に対して使われていました。

・粋な柄・・・江戸に始まった文化であることも相まって、伝統的な「和柄」に対してたくさん使われているようでした。

次に、粋な〇〇、というように区分けをしてみました。

・粋な小物使い・・・帽子、眼鏡、サングラス、スカーフ、手袋、ベルト、靴、ジュエリーに対して。

・粋なヘアスタイル・・・水商売の女性のまとめ髪のヘアスタイル、思い切ってショートカットした女性のヘアスタイル、男性が短すぎず長すぎないさっぱりとしたミドル丈の立体感がある髪型に対して。

・粋な着こなし・・・これは、ネット上に最も多く出てきます。お洒落な着こなしをした男性のコーデに対してたくさん使われていることにまず驚きました。

・粋なライン・・・あまりなかったですけど、ワンピースなどに少しこの言葉のイメージが当てられているようでした。

これまでのところで私が感じたのは、粋(いき)とは、決して「派手なにぎやかなもの」ではなく、どちらかというと「渋(しぶ)い、シック」といったものなのだということです。

では、再び「渋い」と「シック」を辞書検索。

・「渋い」・・・「派手でなく落ち着いた趣がある。地味であるが味わい深い。:引用-goo辞書」

・「シック」・・・「いきなさま。あか抜けしているさま。:引用-goo辞書」

シックが、粋(いき)と意味的にはイコールになるようです。

あかぬけているということは、言葉だけの音の漢字から、「明るい」を想像しがちですが、実は派手とは対極にあるということを勘違いされませんよう。

垢(あか)ぬけるという感じは、この垢のことでした。

垢(あか)はあのお風呂でたまに出るあの垢のことで古い角質のこと。

これが抜ける、ということですっきりするという意味になります。

こうしたことから、粋(いき)は、「すっきり」とした「さっぱり」としたニュアンスの意味を含んでいるところが大きなポイントなのです。

実際に「野暮コーデ」から「粋コーデ」へ変身を試みました

粋(いき)のイメージのお話を終えたところで、実践編となります。

ここからは私がその意味を辞書で調べたところから、いろんなファッション分野の学びを経て、自身のフィルターでこした結果行き着いた1つの答えです。

粋(いき)は一文字だけですが、実際の意味というのはそれはそれは厚みのあるものだと考えます。

感覚や感情、知識や経験なども要素の一部に入ってくる非常に奥の深いもの、大げさに言ってしまえば、人生まるごと入っているようなものではないか、などと考えます。

この人のコーデは粋(いき)だなあ、と他人の目から感じるファッションコーデというものをそのまま真似て再現しにくいところに上記のような深みを感じています。

私個人的には、「潔(いさぎよ)い」という言葉も好きですが、何か粋(いき)に通じるものがあるかなと思います。

では、具体的なイメージがわきやすいように、あええてトライしてみた野暮(やぼ)から粋(いき)への変身のコーデ例をどうぞ↓。

粋(いき)という言葉が好き、粋なオシャレを考えてみる
左:ジョルジオアルマーニのワンピ+コールハーンのメッシュフラットシューズ 。
右:左に同じワンピ+エンポリオアルマーニのレザーベルト+フェラガモのスクエアバックルパンプス。

ということで、変身に至りました。

変身に至った工夫を解説致します↓。

このワンピースはカットソーがロング丈になったような、半袖のダボっとした、サイズは、かなりゆったりなXLの表記。

「ジョルジオアルマーニ」製なので、とても素材が良いです。

こうしてヴィンテージ物のハイブランドをお得に古着市場でこだわって探しています。

大は小を兼ねるなどという言葉がありますが、大きいサイズに関しては着ることが可能。

品物の良さや、デザインが良ければ、オーバーサイズならそのサイズ感の不満を1点物だと割り切りいったん受け入れてその後工夫をしていけばよいのです。

もともとラインがズドンと作られているタイプのデザインなので、このまま着るといわゆる野暮(やぼ)ったいというような印象が否めません。

これを、変身後のように身体(しんたい)のラインを出してオーバーサイズ感を解消する工夫を、ウエストの黒の革ベルトで行いました。

靴はバランスをとるためにあえて日常着用のフラットなタイプから、お出かけ要素のあるヒールパンプスへ変えました。

同時に靴ブランドのレベルもハイブランドへアップします。

その他の細かい「粋を作る工夫」としましては、ベルトのゴールドのスクエアのバックルと、パンプスのゴールドのスクエアプレートが同じ形、同じ色でリンク。

こうした細かなパーツ同士の色や形を「同じ」ということにそろえることが、「すっきりと垢抜ける」様相を作る1つの要素です。

右側の方が、当然すっきりして見えることかと思います。

野暮(やぼ)から粋(いき)に変身した瞬間でした。

今回は、「粋」という言葉にスポットを当てましたが、ほぼ同義語としまして、上述の「シック」そして、「洒脱:しゃだつ」も同じ意味です。

本の中に多く書かれるのはむしろ「洒脱」の方のようなのですが、なじみやすいのはやはり「粋」の方ですかね。

日常に見つける「粋」な部分を探してみてはどうでしょう、これまでと違った世界を見つけることが出来そうです(^-^)。

あとがき

粋(いき)というのは、案外身近なところにあるものなのではないかと思うのです。

上の左右のコーデの対比は、あえて行ったことではありますが、このワンピースを着て出かけるとしたら、右側のコーデに決めると思うのです。

粋(いき)になるというのは、そもそも結果の話であり、前もって粋になるようにとは考えて作り上げることではないのでは。。

これまでの知識や経験を自身の中から引き出した集大成のようなものなのではないでしょうか。

今回の場合であれば、ベルトをもってくると効果が出そうだとか、ベルトのバックルと靴のプレートの形を同じ形と色にそろえると、リンクしたその姿が見ていて心地よい、など何か自分の中の引き出しの中にそういったことをひらめくヒントがあったから、それを出した結果だと思います。

粋(いき)というものは、洋服の中にもともと入っている要素だけではなく、コーデする本人が何かの自身の中からのアウトプットで作り出すものであったりもするのでしょう(^-^)。

素敵なお洋服を見せる立役者、きちんと作られた良質なハンガーはクローゼット内のワードローブのレベルの象徴である【169】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ワードローブを素敵に彩るのは、何も洋服だけじゃないと思っています。

その洋服に附随するハンガー。

木製ハンガー好きでかれこれ20年以上の実体験からご紹介します、これまで集めてきた木製ハンガーの魅力。

名脇役と言える木製ハンガーをご紹介しながら、洋服とその収納環境も素敵なワードローブを作る要素なのだということがお伝えできたらと思います(^-^)。

コートやジャケット用のボリュームある非売品の木製ハンガー

お部屋のインテリアが結構好きで、洋服のハンガーもインテリアの一部だという考え方をしております。

部屋のカラーを茶色でまとめているため、ハンガーも木製の茶を好んで今まで収集。

木製ハンガー(LARDINI):ハンガー単独では販売されておらず、洋服購入と共に附随する非売品。

こちらは、イタリアのメンズブランドでトラッドな感じのスーツなどを扱ってみえるブランド「LARDINI(ラルディーニ)」様のアウター用ハンガー。

ブラウンカラーはカーキ寄りの茶色である所が、これまたクール♪。

ただ、高級度合いで言うと、その作りはいたって普通だとも言えます。

何しろ無料でもらえるということもあり、それにしては素晴らしいものであるという見方。

本当に高価で超高級な木製ハンガーは1本仕立て。

非売品のこちらは、よく見ると真ん中で接ぎ木されています。

これが通常の木製ハンガーのよく出回っているお品の作りなのでどうということはありません。

色目はこのブランドならではで、カーキ系の茶色というところがレアカラー。

このハンガーは、スーツやジャケットの購入時に非売品としもらえるようです。

・木目が美しい

・色目が美しい(カーキ系の茶色がしぶい)

・分厚くてしっかりしている

・角度が立体的で体に沿っている

など、見事な出来栄えのお品。

サイズ的なところは、ハンガーの端から端までが、38cmと40cmが持っている中にはありました。

そして、分厚いところの幅が5-6cm、フック周辺の厚みが2cmでした。分厚いです。

ヤフオクで2015年くらいに集中して集めましたが、今は当時よりもっと高くなっていますし、お品もめったに見つかりません。

このお品でなくても、木製のハンガー自体がが大変高級なお品になっている現在。

おそらく木製ハンガー自体が貴重なお品ということになります。

現在は、多くのハンガーが木製ではなくプラスチック製です。

だからこそ、木製ハンガーの価値がここで出てくるとも言えるのです。

この逆説的な考え方は、コレクター様にはよく理解してもらえる価値観ではないでしょうか。

LARDINIハンガーを使用の風景:やはりコートなどのアウター類に向く厚みです。

非売品を集めるなんて本来不可能なことをしてきた、それだけこの「LARDINI」ハンガーの魅力があったということになります。

ボトム用のおしゃれな木製ハンガーは在庫処分SALEとの出会いでゲット

次は、ボトムハンガーの木製をご紹介です。

木製のボトムハンガー(日本製):金属パーツの部分がブロンズというものはレア。ほとんどがシルバーです。

こちらは、国産メーカーのもので、私が以前「楽天市場」様でまとめ買いしたお品です。モデルチェンジか何かでとても安かったので購入できました。

確か1本、税抜きで¥100だったと記憶しています。今ではあり得ませんし、何らかの理由で処分の当時のSALEにうまく遭遇することができたことが幸運でした。

メーカー様の名前を忘れてしまいましたが、多分木製ハンガーでは、名の通ったお店だと思います。

こちらは、

・木の色が濃い目の茶であるところがシック

・金属部分がブロンズゴールドである

ところがおしゃれで、

・頑丈である

・ゴムパッドの丈夫さにも行き届いている

などがとても見どころのお品です。

ジーンズなどもよくかけていました。

ジーンズは重みがあるので、丈夫でゴムパッドがちゃんとしっかり効いているものでないと、するっと重力にしたがって下へストンと落ちてしまうことがあります。

このお品は、500g相当あるジーンズもしっかりと支えるパワーがあるように作られていますので、こういった機能的な面でもかなりレベルが高いお品だと言えます。

使ってない分は、こんな風に収納して保管してあります。

ハンガーの収納:購入し過ぎと当初あせりましたが、現在では入手困難なタイプとなっています。

手放すと、また必要になった時に、これ相当のお品が手に入らないであろうと思うと、多少場所をとっても、こちらは保管してきました。

このボトムハンガーを入れているケースもご紹介します。

収納ケース:「ルミナス」というネーミングのケース。軽くてインテリア性が高いお品です。

このブランドタグ「LUMINOUS」を深堀りしようとネットで追跡していったら、店舗什器やインテリア家具などの「ドウシシャ」様という有名なお店のブランドであることが判明。

もう、この軽いお洒落なケースはモデルチェンジしてしまったのか、今では、ネットでこれと同じブラウンが出てこないです。

取っ手も2か所についていて、収納の向きによって持ち手の場所を考慮してあるような使い手側に立った作りのお品であるとうかがえます。

ブラウンのインテリアにこだわっているので、このブラウンの色に惹かれての「ディスカウントストア」での購入がきっかけだったのですが、使っていると、商品の良さをじわじわと感じます。

では、続きまして、第二部として、その木製ハンガーを利用しながら自身のワードローブを個性的に作っていくお話に移ります↓。

賃貸によくあるタイプの両開きのクローゼットにミニチェストを加える収納

空間みたいな隙間もなるべく利用した配置:ミニチェストはこうして場所を有効利用することができます。

洋服をかけるポールが横に2mほどわたっているにもかかわらず、ミニマム志向で洋服の数を減らしたので、真ん中が空いたのです。

そこへ、ミニチェストを思い切って配置しました。

そして、その上へさらにパンダンボックスに入った小物(ベルト)を配置。

洋服は、左側がお出かけ用の春夏秋冬の2-3コーデずつのほんのわずか。右側は、コート類と喪服。

ミニマムのわりには、コート好きなので、3着あるというかなりの割合。

どれもが定番のロングダブルトレンチコートです。

手前は普段のジャージスタイルの上にはおる中綿キルトコート。

右の赤と黒は牛革でかなり長い季節(夏以外のALLシーズン)着ることができる優れもの。

普段はベッドの引き出しにたたんで収納の黒のアディダスのジャージスタイルですのでこれらはすべてお出かけ着です。

チェストの両サイドにごろごろと転がるブランド収納袋のハイブランドバッグは、バッグ好きな者のよくある風景。

25年程にわたるのヴィンテージ級のブランドバッグ(ヴィトン、グッチ、シャネルなど)を一番使いやすいFENDIの収納袋に主に入れています。

ブランド様ごめんなさい<m(__)m>、ごちゃまぜミックスですが、自身の使いやすい使い方で収納袋の良し悪しにも好みが入りました(^_^;)。

あとがき

お部屋の模様替えは心機一転できて素晴らしい整理整頓の機会だと思います。

もうすでに、模様替えをしたいと思うその気持ちが現れたこと自体、「変化の兆し」なのです。

こういった気持ちの変化は、「今後の自身の発展」を暗示するかのような大切な兆し。

思い立ったらフットワーク良く早めに手を付けていくことをお勧めします。

この度のご紹介をご自身のワードローブ作りに引用していただけたり、新たなひらめきとなりますよう(^-^)。

見る人の心を揺さぶるドレスライクに寄せた意外、エレガントなリーバイス501+パンプスコーデ【148】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

多くの有名ブランド服の誕生がヨーロッパにあります

一方、アメリカ生まれというブランドがそれほど数多くはない中で、きわめて「アメリカらしさ」の象徴とされるデニムメーカー「リーバイス」社があります。

この中で501は特に今では貴重かつファンも多いブランドになっています。

メーカー名よりも、この501というモデルである点がヨーロッパにはないアメリカらしさだとも考えられると思っています。

501という数字は、考えてみると、1でもない1000でもない途中の数字なのですが、この501に到達するまでには、それ以前の番号も数多く試作品のように研究され、練り直しされ、採番されてここに至ったとのこと。

これは、数年前に読ませていただいた本に書いてあったことです。

いろんな改良の末、行き着いた501は、その後の続く番号の最も原点の完成品の番号だとも言えます。

この501ファンは実に男性が多いと思いますし、あれこれ細部の作りに目を向け、その細かなステッチの仕方からも、真贋を見分けたりなどは男性が得意とするところ。

今回は、私のような女性が501の装い方に挑戦してみます。

私の場合は、細部の作りなどの理論はそれほど重視せず、ただ「アメリカ製」であることだけに拘ります。

もちろんカラーの展開は重視しますが、年代もアメリカ生産がほぼ無い現在から見れば、多くは過去の価値あるお品であるという考え方をしていきます。

501ジーンズをいかにドレスライクに寄せるかの工夫の1つ、スニーカーではなく「パンプス」をはくこと

私が知る範囲での知識なのですが、レディースの501というのは、ビンテージのものでは股上がメンズより1-2cmほど長く作られているようです。

これは、実際に比べて計ったり、はき比べてその情報と照らし合わせ納得した結果です。

また、USED品のリーバイス501は、メンズの方が見つけやすく、レディースはあまり見かけないです。

私の場合ですと、レディースで、29インチほど(28インチは無理)、メンズだとメンズでは一番最小のサイズと言われている28インチがぴったり合います。

ただ、レディースは、華奢な素材感と作りでメンズよりやや軽く、メンズは、分厚く、わたりも広いでので、女性がメンズをはく時に、最低サイズの28インチでもダボつくことはあります。

そして、そのゆとりが多い501に一番向いている体型というのがやや骨太の方、ももが分厚い頑丈な体型の人だと考えます。

ぱんぱんに、隙間がなくはくと、とてもかっこいいのです。

はき心地としては、何かすごく立体的だとはいた者自身が感じます。

動画の中でも、ご提案させていただいていますが、細身の人でだぼだぼ感がカジュアル過ぎて合わないのかな。。。という方でも、いやいやそんなこともないと思います。

もともと男性っぽく働く男たちのために作られたメンズ寄りな501を女性がはくには、ひと工夫することがポイントとなります。

・足元には、スニーカーでなくパンプスを持ってくる

・ジュエリーを真珠にしてみる

・かわいい色(ピンクやブルー)をトップス、ベルト、靴に持ってくる

などで、表現してみました。

しかし、女性ならではと言っても、「かわいい」だけでなく「かっこいい」女性像も含みます。

例えば、動画内の赤い糸染めの501に、パイソンのパンプスを持ってきたコーデなんかは、それに当たりますね。

先染めのカラー展開の少なさに希に見た「赤」の糸染め501の魅力

ここでカラー展開について書きたいと思います。

私の個人的な好みの色は、グレーです。

とても他のアイテムに合わせやすく、優し気でお洒落感を感じます。

このグレーと映る色は、糸染めであるブラックが色が落ちしたものになりますので、元の糸は「黒と白のコンビ」であったものになります。

その次は、薄いブルー♪。いかにもアメリカンです。

薄いブルーは、元は、インディゴと白のコンビの糸染めが長い間はかれて色落ちしたとか、ウォッシュ加工をかけることで、最初から薄い色ではけるというものですが、元の糸の色は「紺」が使われているのです。

リーバイス501でもいろいろな色がありますが、カラーデニムと呼ばれるものは基本的には、後染めばかりなので、糸染め/先染めと呼ばれる色だけに限定しますと、紺か黒しかないと言っても良いほど限定されたものです。

ところが、後で貼ります動画の中では、赤色なのに糸染めであるものが登場します。

カラーの糸染めは非常にレアだと思います。

よって、後染めした赤との大きな違いや味わいをより感じていただければと思います。

あとがき

実のところ、上に貼りましたYouTube動画は、YouTubeを開始して100投稿程のアクセサリーのコーデの動画をアップしていた2016年1月開始のYouTube参戦の最初の頃のものです。

チャンネル名も、現在の「ピクチャレスクのおしゃレポ」とは違う、「アクセサリーの部屋」という名前で、ジュエリーをご紹介していく動画でした。

どれも3分足らずの、「パワーショット」というCanon社製の小さなカメラに付いた画素が粗い動画機能を使っていました。

音声の小ささと画像の粗さで100投稿はほとんど消した中で、唯一多くご視聴していただいたこともある、「番外編」のこの501関連の内容の動画だけ残していたのです。

そして、後からナレーションだけ入れ直しています。

アクセサリーのことだけをひたすらやっていたら、この奇跡は起こらなかったかもしれません。

ちょっとした茶目っ気のような「番外編」が活きた形となります。

動画の画素は粗いので見にくいですが、今では貴重なコーデの映像です。

今回のテーマは、女性らしいことを表現しようと、ドレスライクに寄せた501の装いをご紹介しましたが、こんな考え方でいろんな〇〇ライクが考案できるかもしれません。

逆に思いっきり原産国アメリカらしいコーデというのもあるのかもしれませんが、それは、これまでたくさん見慣れた装いです。

ドレスライクは、501のイメージの意外性が面白い前衛型のコーデなのです。

501にはどうしてもカジュアルな着崩しを考えがちなのだけれども、そこをあえて、エレガントに寄せていくという見る人の心を揺さぶるようなコーデとして提案できる装いの1つだと思います(^-^)。