美しさが想像を超える!、三つ折りするだけで出来上がるインテリアにきらりと光る素敵なシフォン薔薇柄の洋服カバー【1274】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

私のお部屋にはクローゼットがありません。

お洋服は、リビングに150cmのハンガーラックを設置。

そこにすべてのお出かけ着をかけています。

伸びるニット類は大判スカーフなどに包んでラックに収納しています。

ハンガーラックであっても、クローゼット内のポールであったとしても、年月の経過とともにほこりも出ます。

肩などはほこりがたまりやすいので、肩から30cm程度を覆うお洒落なカバーを自作しました。

既製品のファスナーなどが付いた立体型は、最初は気分が良いものの、結局はほこりがたまり、ネタ付きの原因になりますし、洗濯が難しい、もしくは型崩れすることがあります。

ということで、単純な1枚のシートに出来上がるだけですが、その存在感は想像を超える素敵なカバーを、好きなバラ柄で探してみました。

衣装用素材のコーナーで見つかる、いろんな花柄がラインナップにある素敵なシフォン生地

110cm幅で1.5mを購入したシフォン生地:薄手なのですが、ハリコシがある丈夫さもある生地。

写真では映りがカーキベージュですが、実際は薄いオレンジベースのカラーです。

光の具合でこうして違う色に映るのですね。

それも透けた素材の特徴かもしれません。

この活動的な季節に、お出かけするかもしれないということで、扱いやすいシフォン生地がとても向きます。

幅は110cmの日本製によくあるものですので、変えられませんので、縦でハンガーの150cm分をそのまま購入。

そして、すべての4辺をアイロンで7mmずつくらいで三つ折りして、ステッチを一気にぐるり1周しました。

そうして、端が美しく始末されたただの布の粋を越えた素敵なインテリアカバーの完成です。

こういった古典的なバラ柄が一番好きです。他にもデイジー、小花などすごく花柄の展開が豊富。

よくこうした生地でポーチなどが作られていますが、むしろ、こうして柄がめいっぱい広がったカバーの方が柄がはっきりとたくさん出て豪華です。

こんなちょっとした20分程度の三つ折り作業だけで、ここまでのものが出来上がります。

とっても素敵なことではありませんか。

費用としては、@¥1,530/mx1.5m=¥2,295となかなかの高級品ではありますが、このような既製品はネットを探してみ見つかりません。

コスパの面では、一生物で大丈夫なのではないでしょうか。

その他のシフォン生地の使用方法

実は、5年くらい前に購入の同じ生地の柄違いを110cm幅と同じ1.1mで購入してセーター収納の風呂敷に使っています。

5年程前に購入の同素材の色違い:こちらも薔薇柄ですが、柄が大柄です。
こちらはこちらで、グリーンと赤ンコントラストが効いて美しいです。

1.1mで縫い代を少し取られても、1m強の1辺の長さがあるスカーフはレアです。

こうして風呂敷包みのようにお洋服のニットなどの収納にふんわりとゆったりと使用もお勧め。

こうして包んであるまま置いているだけでインテリアが美しくなります。

暑い季節には使わない、お洗濯済みの手袋とかマフラーなどもこの中に入っています。

あとがき

ネットで既製品を見ると、インテリア分野ではまだまだバラエティーに富んでいるとは感じないアイテムもたくさんあります。

そうした満たされない隙間をこうして、簡単なミシン作業で実現できるという一例としてこのたびのご紹介をさせていただきました。

そのインテリアアイテムそのものの素敵さもそうなのですが、それを使う中で見るたびに、美しいと思う感動という「心持ち」そのものも重要です。

「毎日に彩(いろどり)がある」とは、「心持ち」も相まってのものではないでしょうか(^-^)。

着回し術にはないセットアップ術のパワーをここに見る、4種のオフカラーニットにベストマッチなボトムの徹底コーデ【1262】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

暖かい季節の色と言えば、パステルカラーですが、白も取り入れたい色ですね。

今回は、思い切って、白をメインに考えたコーデのお話になります。

「着回し」という言葉がよく謳われていますが、古着コーデにおいては、せっかく貴重な1点物を選んだわけで、その後の組み合わせも渾身の1セットでコーデしたいというのが私の考え方です。

先日、若い男性の方で、YouTubeで私と同じ考え方の人がいらっしゃってとても心が和んだものです。

あれだけ、ネットや雑誌で「着回しコーデ」が謳われている中で、「セットアップコーデ1セットのみ」を掲げることは結構勇気が必要です。

しかし、それは、自然にそう思ってきたことで、着回しだと必ずコーデに優劣が生まれ、1位にならなかったコーデはもはや渾身のコーデではないからです。

何か屁理屈のように感じるかもしれませんが、この理屈はかなり体験として実感したものの中から生まれた確かな考え方なのです。

私だけだととっても風変わりな人になってしまうかもしれませんが、同じような方がいたことをとても喜ばしく思いました。

4種の色のトーンが少しずつ違うニットに合うボトムを考えたベストコーデx4選

今回は、オフカラーのニットを4点集めました。

実際の私のワードローブになっている4点です。

このざっくりと「白」というカラーもそれぞれ違いがあることをその合わせるボトムや小物コーデの完成で知ることになります。

4点のオフカラーニット(すべてアルマーニ:ネームタグは、エンポリオとジョルジオが混在)
:一番左から、ベージュ寄り、グレー寄り、サンドベージュ寄り、クリーム寄り。どれも古着です。

これら1点ずつをボトムとの組み合わせでコーデしていきます。

なぜその組み合わせが一番だと考えるのかという「理由」の部分にご注目下さいませ。

ボトムはヴィンテージ婦人服のデニム:リーバイスやハイブランドではない古着のニッチな日本製のブランド。
ドレスライクなデニムというところが合わせやすいポイントです。

セーター自体に柄が入っているので、あまり柄の入ったボトムは避けたいとプレーンなイメージを考えました。

このセーターの黄色みがかったベージュ寄りな色は結構難しめ。

そんな時は、黄色によくマッチするデニムのネイビーカラーを考えます。

ただ、カジュアルに寄り過ぎるとニットの上品さが薄れるので、ドレスライクになるのがこのデニム。

柔らかいので気軽にはけます。

デニムなのに、ウエストの脇にゴム入りというのが何とも昭和の古き婦人服といった感じです。

バッグは、これもヴィンテージの「KENZO:ケンゾー」。

薔薇の花のマルチカラーが、その後のアクセサリーとか靴やベルトの色を決めやすくしてくれます。

この巾着袋は、裏地が布で、赤のタータンチェックが貼られています。

表が花柄なのにチェックとは大変思い切った組み合わせですが、マルチカラーの原色カラーは同色で抽出しているところがにくいですね(^_^;)。

ボトムはエンポリオアルマーニのワイドデニム
:このニットがいかにグレーがかっているかということがここでよく分かります。

バッグは、「イランイラン」の本革レザー製。

こういったくり抜き型の取っ手のバッグは我がバッグコレクションの中に多くあります。

とても象徴的で素敵です。

それでも、ベストやデニムは、他のブルーカラーと比べるとはるかにグレーに寄った色なのです。

少し浮いた感じのグレー色寄りなニットをベストと重ねることで納得できるなじみ方をしていきます。

ここに移していませんが、ダメ押しの薄グレーの水玉スカーフもあります↓。

そうしますと、更にこのニットがおしゃれにブルーグレーカラーに溶け込んでいくでしょう。

ボトムは未使用の下げ札付きだったヴィンテージスラックス
:日本製のウール/ナイロンという昭和らしい混率。

ニットが、裏編みと呼ばれるリブニットの裏側の鱗みたいな様相の柄が特徴です。

パンツのでこぼこした織柄とベストマッチだとピンときました。

ブロックチェックとタータンチェックの混合みたいな先染めチェックも素敵で、ここでは、黒と白しか色が使われていないからこそ、バッグも黒にしていきます。

赤や別の色を入れないところが「粋:いき」であると言えます。

モノトーンコーデではよく使われるテクニックになります。

バッグはエンポリオアルマーニのキャンパス+レザーコンビのヴィンテージバッグです。

続きまして、最後4セット目で、スーツが来ました。

エンポリオアルマーニのパンツスーツ:上下そろった古着はなかなか見つけにくいもの。
昔のものながら着用できそうであるところが、デザインそのものの優れた点。

細かく柄を見ますと、ニットのチェック柄とスーツのチェック柄が相性ばっちりです。

スーツと組み合わせてしまえば、少し見えるだけですが、
とは言え、格子同士が実現したことはやはりベストマッチだと言えます。

ということで、全4種のコーデをご紹介しました。

どれもそれぞれの特徴があり、同じものがありません。

どうでしょう、着回し術とより良き勝負ができると思いませんか。

1つ1つが緻密で、渾身の組み合わせを考えたセットになるのです(^-^)。

あとがき

時々、こうやって自身のワードローブに変化があった時に、切り口を工夫しながらご紹介しています。

雑誌も近年は、おしゃれバイブルと呼ばれるようなものではなくなってきたようです。

ネットの情報とかYOUTUBEの影響も大きく、よりキャッチーで音声付の解説は影響力は大きいかもしれません。

ただ、私も間違いなく、昭和を過ごしてきまして、ファッション雑誌全盛期には接触していました。

その雑誌の中の言い回しや解説にすごくかっこよさを感じていました。

コーデなどの写真だけでなく、隅っこにある小さい字で書かれた記事なるものも読んでいたのです。

その時の影響というのは、当ブログにおいても、コーデのご紹介の際にも影響を受けていることは間違いないです。

ファッション雑誌を読んできてよかったなあと思う瞬間です。

1980年代頃の雑誌全盛の頃に比べて、現在というのは、それほど雑誌の文言に強く影響されることも少ないのかもしれません。

よく見る「着回しコーデ」も定番用語になっていますが、それでも、私の場合、「着回し」がどうしても受け入れられませんでした。

効率の良いお洋服の着方ではあると思ったのですが、実際にはできなかった。

なぜできなかったのかということも、今回のセットアップに組み合わせる着方にその答えがあります。

自分で実際に集めて、着用しながら実体験に基づいたコーデがスタイリストでもないただのコーデが好きな者としてできること。

特に何者でもないジュエリーのレンタル業をして、ハンドメイドバッグの作り方をご紹介するだけの者ならではの、縛りのない自由なコーデのご紹介でした(^-^)。

ただ物を入れてそこに置いてあるだけの日常に溶け込んだ「入れ物」、役割を持った芸術品であるがゆえに美しい【1261】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「入れ物好き」と自称してもう20年程になります。

きっかけは一人暮らしをし始めた時だと思います。

すべてが自分の好みでインテリアを展開していかねばならなかったことから、自然に収納アイテムを集めていきました。

そのような中で、ある拘りも生まれながら、現在も引き続きファンである的をしぼったアイテム達。

今回は、実際にインテリアで活用の3アイテムをご紹介しながら、たかが「入れ物」が随分な「芸術品」であることをお伝えしたいと思います。

物を入れてそこに置いてある「入れ物」の美しさには眺める価値が生まれている

新聞紙ストッカーとしてのパンダンボックス:パンダンは当南アジア(特にインドネシア)の産地品。
水草である広い面積の葉っぱを重ねて、イントレチャートみたいな模様で編み込まれる。
そして、シックな塗装カラーでレザー級の味わいを実現の高級感あるインテリア小物である。

1つは、パンダンです。

パンダンとの出会いも遡ること30年くらい前だと思います。

ある手芸屋さんで見つけたインテリア小物のハートのアイボリーカラーが最初の出会い。

今まで見たことが無い異国情緒あふれたアイテムだったのです。

そうして、パンダンを好み始め、現在もお部屋のあらゆる場所に入れ物としてパンダンボックスが見つかります。

高級感がありながら軽くて、安全性も感じられたソフトな素材なのです。

タッパーのブラウンカラーのヴィンテージ物
:とにかく食料品を入れる入れ物をタッパーと呼ぶように言葉が独り歩きしていますが、
もとは、アメリカ生まれのこの様相の蓋がしっかり密閉するタイプが、「タッパー」のオリジナルです。
会社様は、「タッパーウェア(Tupperware)」という名称。

モデルチェンジにより、現在はカラフルな色の展開なので、このブラウンカラーの容器は、ヴィンテージの中から探しました。

ブラウンはかなり昔のタイプになります。

とても希少だと思っていまして、この2個の他には、もう1つ同じサイズともっと大きなサイズをお米ストッカーとして冷蔵庫で使っています。

そう、お米は冷蔵庫で保存しているのですよ。

ゴブラン織り花柄のヴィンテージボストンバッグ:ボストンバッグというところがポイント。
バッグをお洋服と合わせず、容量を利用してインテリアで「入れ物」として使っているのです。

花柄がマルチカラーで素敵です。

ゴブラン織りのバッグも現在は限られたメーカー様でしか製造されていない様子。

そして、日本製やヨーロッパの生産地と見られるものは希少です。

このバッグをお洋服に合わせたことは一度もありません。

お洋服に合わせると、古典的になり、得意の抜けた感じを表現しにくいので、お洋服用のバッグというのは、全く別のテイストを選んでいます。

マチの大きなボストンバッグだからこそのインテリアでの出番があるようです。

あとがき

インテリアの「入れ物」は、そこで静かに佇んでいるので動きがありません。

ということは、「擦れ」や「傷み」が起きにくく長持ちであるとも言えます。

長持ちだからこそ、時々目に映るその姿が「素敵」であった方が楽しい毎日になることでしょう。

「入れ物」はいわば、「機能を持ち備えた芸術品」なのです。

身の回りのもの1つ1つを丁寧に見渡しながら、愛着を持って持ち続けていくことをお勧めしたいです。

せっかく、「入れ物」として活躍してくれているのですから、時々有難い気持ちを込めて「愛でる」ことでその当たり前の存在に気付くのです(^-^)。

古着ライフ、長く持ちたいお宝服はどちら?¥1,000のファストファッション服と¥1,000のオーダーメイド古着との価値の差【1259】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ファストファッションが良くない製品だと、その製造背景である劣悪環境や労働の搾取などが明るみに出ることでかなり理解されるようになってきたと思います。

しかし、「低価格」というのも相変わらずのダントツのメリットであり、他の条件が太刀打ちできないほどの一番の強味です。

多くの人々は、その場限りの購入時の低価格だけにとりあえず魅力を感じて、その後そのお品をずっと愛用していくのかなどは考えていないことが多いものです。

今回は、その場限りの判断ではなく、長年かけて感じるメリットやコスパの良さが古着にあることをお伝えしたいと思います。

高級ブランドの古着、注文服の古着はファストファッションの同じ価格にダントツに勝る(あくまで私見)

私が古着を選ぶ時のポイントが2つあります。

1つは、好きな高級ブランドの古着であるとにしぼっていることです。

ブランドは「アルマーニ」様。ネームタグは、「GEORGIO ARMANI」、「EMPORIO ARMANI」、「ARMANI COLLEZIONI」のどれかと決めています。

「アルマーニジーンズ」や「アルマーニエクスチェンジ」は元の価格帯が低く、価値を感じていませんので含めていません。

購買自体が、探す楽しみと見つけた喜びを味わう趣味のようなイベントになっていることも特徴です。

アルマーニは比較的古着も豊富なので上下のコンビも作りやすいです。

ハイブランドよりも定価が求めやすいお値段であることで、百貨店クラスを上回りながらハイブランドよりもはるかにお手頃という位置に納得しています。

ハイブランドだと上下のコーデのコンビまで作れないのです。

というのも、象徴的なロゴが際立ち組み合わせに悩むような主張の強いアイテムが多く、1つのブランドだけで上下のコーデがしにくいのです。

ただ、それでも、アルマーニ様でもなかなか見つからないアイテムが、「ワンピース」です。

あってもきっちりとし過ぎて硬い雰囲気で好みではないのです。

もっと抜けた感じのリラックスしたふんわりロングワンピースは当ブランド様では見つけることができませんでした。

そこで、古着の中でも際立った良い作りの、「注文服」に目を向けました。

オーダーメイド服はブランドネームが付いておらず、品質表示も付いていないことも多いです。

それがオーダーメイド服の「証:あかし」の1つでもあります。

ブランドネームが無いことが「証」とは面白い矛盾ですが、その作りの良さ、味わい、特徴あるデザイン、レアな素材など随所に高級感になる要素が見られるのもオーダーメイド服です。

次の図で、ファストファッションとオーダーメイド服を比較してみます。

ファストファッションでの価格帯は中間的な価格。

この場合、ネットで購入の送料込みでも、私が好きなアルマーニ様のお洋服が古着で購入できます。

しかもなかなかのお品がゲット可能。

そうしますとファストファッションにブランド古着の価値が勝るということが起きます。

価格で勝つファストファッションと同じ価格の¥2,900程度に条件を設定しますと、その他の違いが浮き彫りになりますので、ブランド古着の良い作りや味わいが勝ります。

たくさん量が散在しているお品よりも1点しかない希少な価値は決して負けることはないのです。

次はもっと低価格での比較になります。

さすがにブランドでは難しいですが、注文服古着では¥1,000は見つかりました。

私の実体験ですので、この比較は想像ではないことをくれぐれもこことでお伝えしておきたいです。

¥1,000なんてとても魅力的な低価格ですが、ファストファッションでは実在しているようです。

ただ、こちらも先ほどと同じように、同じ価格設定で、注文服の古着と比べたらその中身は雲泥の差だと私は考えます。

ブランドではないので、価格はもっと安く見つかり、¥1,000で比較してみました。

注文服古着の方がずっと長く持っていきたいと思うその気持ちの面でも差がありますし、実際にここまで低価格で見つけた掘り出し物こそお宝なのです。

ということで、「ブランド古着」、「注文服古着」の2つのキーワードをもって調達するワードローブの内容は、ファストファッションを上回る価値であるということになります。

これは、あくまで私の考え方ですので、そこはご理解お願いします(^_^;)。

古着購入を¥10,000もかけない自分の中で決めた範囲内の購入で高まる価値

古着の中でも新品でも値段が高価であればその質は良いに決まっています。

それは、かえってお買い物の醍醐味を弱めます。

そうではなくて、決めた範囲内の価格で探すことこそに、お宝を発掘するような楽しみが生まれるのです。

それも「価値」です。

私の決め事では、1つ目のアルマーニは基本¥3,000以内で探すと決めています。

それでもどうしても見つからない場合に¥6,000程度まで範囲を広げますが、それでもこれまで 1着で¥10,000というお買い物はありません。

¥10,000ものお値段であれば良いお品が簡単に見つかってしまうからです。

それよりも、低価格の範囲内で良いお品を見つけた点にコスパの良さが生まれ、気持ちの面での満足感や購入の達成感さえも生まれていくのです。

あとがき

値段に飛びついて購入というのは、その場の浅い選択の仕方で、後で愛用できるお洋服ではないかもしれません。

冷静に値段だけではなく、コスパとか価値をじっくり考えるお洋服の買い方をして、多く持ちすぎないことだと思います。

少ない数を意識すると選び方も「渾身」な方向になると思います。

たくさん購入して賑わうお洋服のワードローブのそろえ方はこれからの時代には向かないと思います。

「衣・食・住」の「衣」は、「ファッション化」という新しいスタイルをもって「食」や「住」に溶け込み始めたのです。

決してファッションが死んだわけではないのですが、これまでの物理的なお洋服をたくさん着飾るということがイコールでファッションであるという時代ではないということですね。

とは言え、お洋服は必要なものであることは今後も継続します。

よって、むしろ、「食」や「住」のシーンでお洋服をどう活かせるかなどのお洋服そのものだけを見る見方ではなくて、活用の仕方とか考え方など生活すべてに結びついた考え方をし、お洋服そのものの素敵さなど個別に考えるだけでは難しいようです。

ここで裏地のコントラストが活きるのだと知ったチェストの引出し内の巾着袋の使い方【1248】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、巾着袋の意外な使い方がテーマです。

巾着袋はそのきゅっとしまった口に注目が集まりがちですが、インテリアの中では、入れ物として優しく使えるということが分かりました。

実際に使用している場面をご覧いただきながらご紹介したいと思います。

巾着の機能をあえて使わないロールダウンで現れた裏地のかわいさ

マチが15cmというたっぷりな容量の巾着袋。
裏地付きであるところがこの後活かされます。
ロールダウンで立派な容器になった巾着袋。
もはや巾着の機能は無関係。
こうして、素敵な裏地がコントラスト効果として活躍してくれました。

巾着袋の違った使い方をすることで、本来主役でもなかった裏地が登場し、素敵なコントラスト効果を生み出します。

たまたま裏地がコントラストが効いていた巾着袋だったから余計ですが、むしろ素敵な入れ物になったかのようです。

その他、違った生地や色の巾着袋も、チェスト内で仕切りながら容器として使えます。

タオルハンカチもそのままチェストに入れる場合、どうしても倒れてしまいます。
巾着袋を利用した容器であれば使うそのままの四つ折り畳みのままでこのように立ちます。
そうしますと、出し入れしやすくなりました。
複数の巾着袋を並べてお部屋を分けて使えます。こちらは靴下入れです。
小さなアイテムはこのように入れ物にまとめるとすっきりと収納できますね。

布製以外の容器との違い

ここで重要なのは、布ならではの融通が利くということです。

例えば、容器にいっぱい中身があったとしても布の融通さで収納が可能になることがあります。

プラスチックなどのハードな容器だと、硬いのでその容器に合わせた分量しか入りません。

融通の利く布製、しかもこんな可愛らしいインテリアになるという巾着袋の利用はなかなか価値があると思いました。

あくまでも巾着袋でなければならない理由

じゃあ、最初から、ひもなどを付けない、容器だけを布で作ったらよいではないか。。

と思われるでしょう。

実は、これは過去に経験済み。

もとは壁に画びょうをして入れ物として使用していた布製の容器
:引越しで住まいが変わり事情が変わることで壁に掛ける使い方をやめました。

今、行き着いた使い方は、梱包材のガムテープやビニールひもを入れる陽気として床に置いて使用しています。

随分以前の壁のポケットのような使い方から変わっています。

使い方も「飽き」や「事情」により永久に同じ使い方をするとは限らないのです。

そうしますと、最初から巾着袋のデザインで、紐を通して作っておけば、現在のチェスト内の容器の使い方をしなくなった時に、巾着袋としてまた使う日が来るかもしれないのです。

そのように融通が利くような状態にしておくことが、一生物になる可能性を高めます。

布製はあなどれません!。

プラスチック容器は、何年か経過することで劣化して割れることもありました。

一方布製はほこりがかぶったとなればお洗濯で永久的に使えます。

ここに布製のすばらしさを見ます。

あとがき

巾着袋というと、お弁当袋などをイメージしがちですが、こうして見てみると工夫しだいで別の使い方も見つかるものです。

よく蚤の市では、その容器の使い方を販売者さんにたずねる方も多いようですが、何に使ったらよいか分からないようなアイテムを自分で決められる自由があるという考え方ができます。

そうすると、自分の個性や意志が反映したお品になり、せっかくお金を払って得たお品がもっと価値が高まると思うのです。

購入したお品に関しては、舵を握るのは自分でありたいと思います(^-^)。

ハンガーラックカバーは有りか無しか、おでかけシーン少な目のオタク女性用三つ折り1枚仕立て【1246】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今時レアケースだとは思いますが、私の住まい(賃貸)、実はクローゼットが付いていません。

その代わり、ものすごく奥行きのある「スペシャルな押し入れ」なるものが存在。

もちろんそこにお洋服は収納できませんが、お布団からバッグコレクションまで信じられないほどの容量があることに驚かされます。

お洋服は、そういうことなので住まわせていただき始めた当初からハンガーラックを購入。

150cm巾と、本格的なアパレル用什器のラックを使用しています。

この150cm巾のラックのお洋服がすべてお出かけ用であることで、オタクの私はほんのたまにしかこのラックからお洋服を手に取ることがないのです。

ほぼ、収納の状態が割合としては多いわけです。

そうすると、ほこりがかぶらぬよう、カバーがあったらよいのではと思いました。

こう思い始めたのも、ここ最近の季節の変わり目と共に、春分の日を迎えたこのタイミングでワードローブの思い切ったお手入れをしているからなのです。

1つ前の投稿の【1245】では、お洋服自体のお手入れをご紹介しました。

本革レザーに特化したお手入れ方法が洗濯機でもない、手洗いでもない、クリーニングでもない方法でと単純明快にやってしまえることをご紹介致しました。

その後、最後の仕上げとして、カバー作りをしたいと思いました。

余っているハンドメイド用の在庫生地から、バッグには使わないという見込みの生地をインテリアの雰囲気に合わせてチョイス。

そして、ミシンでひたすら三つ折りをして仕上げるという方法で、ラック用の横長と、もう1つミニチェスト用の正方形を作りました。

選んだ土色は、我がインテリアのブラウンテイストにマッチするのか

ブラウンカラーベースのお部屋なので、こんな土色をチョイス。

ただ、心配なのは、あまりにエコロジー過ぎて飾りが必要なのではないかと思ってしまう感じです。

左が大きい方、右が正方形の小さい方(まだ三つ折りしていない生地だけの状態)。
とはいっても、巾なりの正方形である右でさえ、1m四方以上ある大きな面積です。

これらをそれぞれアイロンで三つ折りして、一繋ぎで1周ステッチをしていきます。

まずは小さい方から。こんな風にミニチェストに冬物のセーター類をストックのカバーにと考えました。
その後の検討により、この様相をやめ、風呂敷としてセーター類を包み込んで棚は丸見えという新案で決定。
変更後の使い方:まだクリーニングからお品が戻ってきていませんが、
今回作ったカバーを風呂敷包みとしてセーターやマフラーなどを2段目と一番下に分けて包んで収納予定。
一番下の花柄も過去に自作の三つ折り風呂敷。こちらはふんわりシフォン素材です。

では、一番上には何を置くのか。

一番上はお仕事着のジャージx4セット(長袖)の秋冬用を設置に決定。

そして、メインのラック用のカバーも完成↓。

一重仕立てでは2.5m程の長さで作ったためラックの巾の150cmをオーバー。
二つに折り、二重仕立てのような使い方ですっきりとできました。

そもそもこのカバー使い方をやめる場合の時のアレンジも想定の思い切ったオーバーサイズで作って生地を全部使いました。

今は、二重仕立ての後者の方がすっきりとした見栄えのようです。

あとがき

在庫の生地を使いたくて、最も望ましい生地とは言えない、とりあえず手持ちの中からの選択でしたが、イメージとしてはよくお伝え出来たと思います。

同じように、好きな柄とか、インテリアによく合う柄などでカバーを作ることで、カバー無しよりも素敵になることもあると思います。

カバーは引き立て役なのですが、時には、インテリアの大事な装飾みたいになることもあることが分かります。

そうすると、その他の引き立て役のような、「入れ物」、「袋」、「ケース」、「ボックス」なども同じようにインテリア小物としてお品そのものではないにもかかわらず、中身云々関わらず意識して素敵なものにしたいと思えて来ます。

気が付いたら、インテリアにこだわりを持っている自分がそこに入るかもしれません(^-^)。

つなぎ(オールインワン)を作業着のイメージからうんと離れたドレスライクに寄せるパンプスコーデ【1236】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年プチブームと言ってよいのでしょうか、つなぎ(オールインワン)に挑戦してみました。

オールインワンは率直に作業着のイメージでカジュアルなイメージを思い浮かべがちです。

ただ、これも挑戦、今回は、メンズのつなぎを購入の私がレディース分野の女性が着る「ドレスライクに寄せた着方」をご提案したいと思います。

イメージと対極にあるコーデは新しく目を引くスタイルだと思います。

これも、すべて師と仰ぐ(勝手に)、「ケイトモス」様のコーデの拝見によってインスピレーションをいただいたものです。

というか真似です(^_^;)。

そもそも黒色のコーデュロイ素材のオールインワンがレアだった良き出会いからのスタート

私の場合、黒ベースでないとイメージがわきにくいのです。

しかし、つなぎなどという難しそうなアイテムながら黒のコーデュロイ素材であったことが着用できそうであることに背中を推してくれました。

メンズのオールインワン:コーデュロイ素材の黒。「HALF」というブランド。
ウエストには調節機能付きのベルトが両サイドに設置。
スタンドカラーの襟もすっきりとしています。黒であることは、膨張しない映り方をすると見ています。

見た目が扁平な黒1色に「差し色小物」と「異素材ベスト」とで凹凸感を高める

真っ赤のベルトは持ち合わせていなかったので、部分的に赤が入るマルチカラーのベルト。
黒い背景にアクセントが出来ました。
赤いレザーパンプス:真っ赤に移っていますが、実際は茶色寄りなボルドー色です。POLLINI(ポリーニ)というブランド。
羊革のベスト(黒):同じ黒でもこうして、コーデュロイ素材が強い黒に、
レザー素材の黒は薄いトーンの黒に映ることで、同色ながら視覚的に凹凸感が生まれます。

ということで、ベルト、パンプス、ベストを追加して真っ黒一辺倒のつなぎに凹凸感を出し、途切れ目とか切替のようなラインを表現。

あと、少し見にくいのですが、股下がメンズなので78cmもあり長いです。

しかし、ジッパーがデザインとして裾の先端まであるために裾上げはしません。

ロールアップの形で装うことになります。

2度ロールアップで良い感じでした。やわらかな作りなのでジッパーも融通が利き有難い♪。
裾上げをせず、ロールアップ+パンプスという足元です。

ということで、こんなコーデが生まれました↓。

もしかして、ぱっと見、オールインワンだと分からないように映るかもしれません。

あとがき

今回の場合は、オールインワン(つなぎ)の例でしたが、同じようにひとつなぎのワンピースなども考えられます。

こんな風に他のアイテムを重ねながら、一繋ぎであることを区切ることで、装いに立体感が生まれることに活かせる考え方だと思います。

黒と濃紺は完全に別物である、だからこそ黒にそっくりな濃紺を黒と間違えないための本当の見方【147B】

黒と濃紺は似て非なる色、限りなく黒に近い濃紺を黒と間違えないコツ

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

こんな経験ってないでしょうか。

洋服の黒と濃紺を間違えて買ってしまったなどという経験。

ブルーとか、ネイビーと呼ぶ辺りまでの濃さであれば、紺色も黒ではないと分かりますが、限りなく黒に近いダークな紺色の場合は、一瞬黒と思ってしまう。。なんと人間の視覚というものがたよりない機能であることか。。

濃紺は黒以外のカラーの括りに入るという考え方

これは、私の考え方ではあるのですけど、黒と濃紺というのは、似て非なる色という言葉がぴったりな2色なのではないかと思っています。

黒の鋭さ、強さは、他のどの色にも劣らないとのこと。それが似ているような濃紺でも。

よって、濃紺は黒の代用というわけにもいかないのです。

例えば、黒の柄物が、同じ柄で濃紺色に変わった場合に黒よりやや強さが抜けます。

そういった意味で黒という色は唯一の色です。

ただ、黒に比べて、濃紺のマイルドな感じが程よいコーデを作ってくれることもあるので、濃紺の存在も確かな物なのです。

ということで、黒なのかそれ以外のカラーなのかでくくる場合に、濃紺はそれ以外のカラーの方になるかと。

やはり黒は唯一の色であり特別、最強の色であるとまで言われているようです。

限りなく黒に近い濃紺が黒と間違われたエピソード

この2色を比べてみてください。

私が、ウインドウズの中のユーザー設定というグラデーションのカラーの中からピックアップさせていただきましたカラーです。

黒と濃紺は似て非なる色、限りなく黒に近い濃紺を黒と間違えないコツ
左:黒 右:限りなく黒に近い濃紺

このように2色並べれば何とか、左が黒で、右が濃紺と分かりますが、もし、右側だけを単独で目にした場合、第一印象は黒だと錯覚してしまいがちですよね。

私も、自身がないです。実のところ、もともと紺が苦手なので、紺だったら避けるから確かめたくなります。

この難しい色、黒に限りなく近い濃紺にまつわるエピソードがありました。

よくヤフオクやメルカリでビンテージのような30年以上は前だと思われる洋服を探して、購入してはワードローブに加えています。

出品者様が、黒x白の水玉です、と記載していた半袖ジャケットを落札して、届いたところ、なんと、紺色だった事件があったのです。

黒と濃紺は似て非なる色、限りなく黒に近い濃紺を黒と間違えないコツ
水玉のジャケット:限りなく黒に近い濃紺

私としては、黒x白の水玉こそが粋(いき)であると考えて購入しましたので、紺色となると、かなり話が違うわけです。

ただ、こういうビンテージ物は1点物。

同じ物が黒で見つかるなんて、ファンタジーの世界の話です。

よって、これは、着ていくことにしました。

その代わり、黒白水玉という雰囲気に近くなるように、ボタンを黒っぽいものにに替えました。色の変装です(^_^;)。

なぜ、黒として買った水玉ジャケットが紺だと気づいたのか

ところで、なぜ私は限りなく黒に近い濃紺なのに紺であることが分かったのでしょうか。

ここが、今回のポイントの部分になります。

実は、以前にも、ウールのコートで、黒だということで買ったものが、ダークネイビーだった経験がありました。

だから、この水玉ジャケットも黒だと聞いてはいても自分の目で確かめるまでは、紺かもしれないと疑う部分はどこかにあったと思います。

それで、なぜ、どこを見て濃紺だと分かったかなのですが、洋服に付いている附属品の色を数か所において確かめたのです。

①ボタンの色

②裏地の色

③糸の色

などです。

黒と濃紺は似て非なる色、限りなく黒に近い濃紺を黒と間違えないコツ
裏ボタンの色が紺が使ってあれば、生地が紺であると考えてよい。

表のボタンは、黒に取り換えてしまってしまっているので、裏ボタンを見てみます。

そうすると、どうですか、紺ですよね。

洋裁とか縫製というものの昔からのしきたりや常識として通っているのが、メイン生地の色に附属品の色もマッチさせて作り上げるものだということがあります。

だから、私が取り換えたボタンがもともと紺が付いていたとこともそうですし、この裏ボタンも紺を使っていることから生地が紺色であることを導けるわけです。

紺色の生地に、黒のボタンを付けたりすることは、もしかすると、現代や未来には型破りのような形であり得ないことではないです。

しかし、このようなビンテージ物は、型通りのしきたりに従って縫製されていることが多いと思うので、メイン生地の色に合わせた附属品の色を選ぶという型通りの作業がなされているわけです。

ですから、ボタンの色が紺であることが、メイン生地が紺であると確定できる手がかりとなったのでした。

②の裏地の色は、今回の商品は裏地が付いてないので判断できなかったです。

③の糸の色は、なかなか分かりやすく表れていました。

黒と濃紺は似て非なる色、限りなく黒に近い濃紺を黒と間違えないコツ
ロックミシンの糸は密集しているので単独ステッチ部分より色が分かりやすい。

1本線の縫い糸より、ロックミシンの糸がある場合はこちらを見た方が糸が密集していることによって色が明確に出ていますので分かりやすいと思います。

明らかに紺色の糸を使っていることが分かりますものね。

その他、芯地の色が紺色のようですし、生地の裏側が、表側よりも紺色が明るいので、生地の裏側を見てみるなんて手段もあるかもしれません。

黒と濃紺は似て非なる色、限りなく黒に近い濃紺を黒と間違えないコツ
芯地の色が紺色を使っているもよう、そして生地の裏側の色が明るい紺

このように、附属品の色から判断するということがとても確かな色判断の手がかりとなるわけです。

今回たまたま裏地が付いていませんでしたが、裏地が付いていれば、裏地でほぼ確定して良いと思います。

それぐらい、裏地は表生地の色に沿ってチョイスされるものです。

ということで、この水玉ジャケットは限りなく黒に近い濃紺x白の水玉だったのでした。

言葉のご説明を頼りにしてしまうだけの判断が招いたことだとも言えます。

黒と濃紺は似て非なる色、限りなく黒に近い濃紺を黒と間違えないコツ
水玉のジャケット:限りなく黒に近い濃紺

YOUTUBE動画もございますので、よろしければ、是非(^-^)。

あとがき

今回は、濃紺と黒の見分け方および間違えないコツだったのですが、特にリサイクル品や古着でこういう場面に遭遇することが多いと思います。

情報がどうしても少ない古着を手にしたときに、一度今回の記事やYOUTUBE動画のようなことを思い出してみてくださいね。

では、終わります。ありがとうございました。

picturesque


ヘアピンやバレッタのお顔周りの華やかさは侮れない、パールぎっしりのヘアピン、ハイブランドのバレッタの自宅コレクション【1214】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前に、イミテーションパールが横一列に並んだピン留めを耳の上に並行して留めていたのを周りの人に、「素敵だ」と注目されたことがありました。

ピンを耳の周りに飾ると、お顔映りがかなり変わります。

特にパールのあの白いまあるい珠(たま)はかなり影響があるようで、とてもエレガントになるのがとても不思議です。

遥か昔からパールの髪飾りが親しまれてきたことや、社交の場での装いには定番アイテムとされたきたことが納得できます。

そんなパールのヘアピンも含むピンとバレッタのコレクションが日常のお部屋の一部に溶け込んでいることをこのたび発見。

一度そのヘアアクセサリーボックスの収納の様子をご紹介してみようと思いました(^-^)。

自身のワードローブに合わせたヘアアクセサリー

そのヘアアクセサリーだけを素敵だと思っても、実際にお洋服と合う方が出番は多くなります。

私の場合黒コーデが多く、こんなコレクションになっています。

左2つがピン、その他がバレッタの合計6点のヘアアクセサリーコレクション。

入れ物は、ブランドの紙製のボックスに綿を敷いただけの単純なのものです。

パールのリボン型、ゴールドはいずれもいただきもの。

ゴールドは、フランスのお土産です。

その他のバレッタはすべてフェンディです。

髪に飾る最低限のヘアアクセサリーの量だとは思っていますが、バレッタがやや豊富かもしれません。

こんな風に「フェンディ」様のヴィンテージバレッタは種類が豊富なようなのです。

とても作りが良いですし、このように一緒に保管することで、この中から一番合うものを選びやすくしています。

例えば、チェーンがゴールドのペンダントなどには、左2つのいずれかを選んだり、四角いモチーフのチャーム付きのネックレスには、その四角い形を合わせて、右の四角いバレッタを合わせていきます。

    あとがき

    ヘアアクセサリーも立派な小物だと思います。

    丁寧に大切にしながら、一番コーデに合うものを付けられるとよいですね。

    私の場合イヤリングやピアスをしませんし、サングラスもかけないので、お顔周りの華やかさとしてピンはかなり有効です。

    何かお顔周辺にもそういった装いがあると端の方までコーデが行き渡ります。

    ハイブランド様のバレッタで気を付けたいのは、そのブランド様の象徴のロゴや柄がお洋服とのコーデにミスマッチしてしまうことですね。

    うまく溶け込むように、または、良きアクセントになるように取り入れると良いと思います(^-^)。

    裏地の高級さから導き出されるバッグの高級感の見極め【1204】

    まえがき

    こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

    あるヴィンテージバッグを購入した際に、裏地が綿/100%だと思われるすごくカジュアルなチノ素材であったことが、表地のつるりとしたナイロンのエレガントさと違和感があるなあと思ったことがあります。

    この裏地1つで量産を主流にされている様子を想像してしまいました。

    裏地にもきちんとコストがかけてあるかどうかというところにバッグの高級さがうかがえるエピソードです。

    裏地は脇役かもしれませんが、ハイブランドバッグのヴィンテージをいろいろ見てみますと、裏地もきちんとした高級感ある裏地がチョイスされてあることが印象的です。

    今回は、そういった過去にヴィンテージバッグの裏地を見てきた中で、特に高級感が感じられた記憶を掘り起こし、裏地に使用する高級感ある生地をアウトプットしてみたいと思います。

    裏地に使われる高級感ある生地x4種(生地名も表示)

    まず、ここで、このお話をしたいと思います。

    過去には、ハイブランド様でも裏地を表の本革レザーに沿うようにと、その一時ではとりあえず見栄えの良いPVCや合皮が貼られていたことがハンドバッグでは大半でした。

    確かに、数年は、高級感があり、本革レザーのレベルに近く感じられます。

    ところが、一生物と言われたその20-30年後のバッグが見事に内側の裏地だけがが劣化してボロボロである現象があちこちで起こりました。

    私自身もそのような事態を経験しました。

    裏地の張替えや、合皮ポケットを外すというリフォームによって、今後は本当の一生物にやっと慣れたという経験です。

    そんなことなら、合皮やPVCを裏地に貼るよりも、かえって、布が最初から貼られていた方がはるかに永久的なお品だということになります。

    途中で張替えなどのリフォームも必要ありません。

    ということで、ここでは、「裏地は布製であることが長持ちだ」という考え方を前提に「布」だけで考えていきたいと思います。

    高級感が感じられるバッグの裏地x4種ピックアップ。

    この4種です。

    1)と2)に関しては、サテンやシャンタンはポリエステルでも存在していますので、あえて、シルクの。。ということに特化してみました。

    シルクはしなやかで柔らかいのだけれど強いという優れた特徴を持ちますので、価値が大きいと言えます。

    バッグを開けたときに内側に広がるゴージャス感はシルクならではですね。

    サテンは、プレーンですが、シャンタンは横にランダムに節が入ります。

    そして、3)別珍というのは、綿/100%なのでしょうけれど、毛羽立っていて、ベルベットやベロアの類似品みたいに思えます。

    別珍は手持ちのはぎれがたまたまありましたので、お写真貼ります↓。

    別珍(茶色):裏地には滑りも良くて、ふんわりしたクッション性も安心感ある素材だと思います。

    そして、4)グログランです。

    グログランは、裏地としては王道だと思います。

    緯糸が太く、経糸が細いという糸の太さの差が織柄になって現れるといかにも丈夫そうで高級感のあるボーダーみたいな様相になります。

    こちらも手持ちでバッグの裏地にグログランだと思われる生地が使われていましたのでお写真貼ります。

    向きは横向きに使われています↓。

    グログラン(黒):こういった凹凸感ある織柄は高級感に繋がるのですね。

    グログランのように、糸の太さの差で織られるという手法を考えると、無限と言っても良さそうで、やはり類似の生地があるみたいです。

    グログランが中間的な凹凸感の出方とすると、ひかえめな出方の生地が、「ファイユ」。

    もっとダイナミックに柄が出ている感じが、「オットマン」とのことです。

    ファイユ(オフ):ジャガードとコンビでインテリア生地で見かけます。

    控え目な出方だとかあまり分かりませんねー(^_^;)。

    今回のご紹介は、3)別珍は、ベルベットなども良いと思います。

    ベルベットの方がむしろレーヨンが入ることでツヤが出ます。

    そして、4)グログランは、その仲間のファイユやオットマンでも良いでしょう、

    大きくざっくりまとめますと、「ツヤ」があり、「凹凸感」がある生地を裏地にすることで、「高級感」が出るバッグになるということです。

    あとがき

    グログランに関しては、すごく融通が利きそうです。

    エレガント寄りな表地にも合うし、カジュアルな表地にも合いそうで、注目しています。

    時々生地屋さんで見かけますし、とても知れ渡った生地なので黒でどこかしらにはあるようすです。

    グログランにも、綿/100%ベースのものやポリエステル/100%ベースのものなどよく調べると分かれていると思いますので、今後一度注目してみて、裏地に取り入れてみたいと思います。

    「表地にスポーツメッシュx裏地にグログラン」、こんなバッグが構想として浮かび上がっています(^-^)。