まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
生地の中でもストライプ柄は大半が「先染め」です。
先染めであることが色落ちの可能性があるプリントよりも永久的であり、価値ある柄の1つであると考えることもできます。
このたびは、ストライプ柄の種類を、実際に製作したり日用品の中に溶け込んでいるところを発見したりしたお写真と共にそのネーミングなどをご紹介してまいりたいと思います。
ストライプ柄の種類は非常に多種、実際に利用させていただいたその「製品」になった状態でストライプの存在を見てみます
ストライプ(stripe)は日本語では、縞(しま)にあたります。
何か昔懐かしい言葉の響き「shima:しま」ですが、もしかして、年少の方は初めて聞かれたことでしょう。
ちなみにあの黒白柄のシマウマは、漢字で「縞馬:しまうま」となります。
見る向きで、シマウマはボーダー柄のようにもとらえられますが、実はボーダーは定義上はストライプの部類に属しているのです。
しかし、今やボーダー柄はストライプ柄とは別物と考えられて区別されていると思いますので柄に対する観念にも歴史的変化があるわけです。
さらに「ゼブラ柄」というものも1つの柄の種類になって定着しています。
ではここで、ストライプ柄の種類の違いを見てまいりたいと思います。
実際にハンドメイドバッグの中で、裏地に使用した生地、「商品」となって購入した日用品などはそのストライプの存在感がよりリアルにご覧いただけると思います。
イメージとしては、スーツやスラックスに使われるような生地です。
それをバッグの裏地に意外性を出そうと使用したのがきっかけでした。
右下は、「無印」様のタオル地のターバンですが、ボーダーだけれども、定義上このロンドンストライプに入ります。
20年以上毎日色違いで洗顔に使用です。
複数であることがかえって1点ずつの損傷を解消し、長持ちに繋がっています。
1日1点ずつ使用の1週間分くらいの数を色違いで保持。
ストライプは、糸の色違いによって、コンビの色を白を使用することが多く、先染めがほとんどなのですが、たまに次のように珍しいストライプのプリント物があります↓。
裏側を見ると分かりますが、今までの先染めは、裏返しても同じように柄が出ていますが、これは出ていません。
表にだけ描かれたストライプ、つまりプリントなのです。
しかし、プリントの精度がとても良くて、一見先染めだと思ってしまいます。
グリーン系の渋めの色ではありますが、マルチカラーでとても豪華に見えます。
ストライプ素材の洋服での使われ方
日々インスタグラムを拝見していますと、ピクチャレスクと同じ部類のファッション系のつながりでヨーロッパ風なパンツスーツスタイルをよく目にします。
今、この生地を書いている季節も関係してるかと思いますが、ストライプの使い方が大胆で、とても粋。
たとえば、上に出てきたペンシルストライプの柄でもっと幅が大きいものを大胆にも、上下のパンツスーツに仕立ててありました。
白x黒のペンシルストライプのパンツスーツ、とても粋でクールです。
柄のイメージのみですが、こんな感じの上下セットアップをイメージしてみて下さいませ↓。
あとがき
ストライプはお洋服の中でもとても豊富な柄ではありますが、1つ難易度があるとすれば、組み合わせる相手が無地ではない場合の迷いです。
柄がうるさくなってしまうので柄同士は敬遠してしまうと使用頻度が半減してしまいます。
そうしますと、出番の多いストライプということに目標を置くならば、柄とのマッチの仕方などを研究するとワードローブがうんと賑わいます。
賑わいといってもたくさん数をもつことではなくて、コーデの種類の豊富さの事です。
少ない数でもうまく組み合わせるところに行くためには、柄同士の組み合わせも引用すると1つでも組み合わせが増えるということです。
実身もストライプは1点もお洋服では持っていない現状です。
ストライプがいかにそれ1点で「クセ」と言いますか、主張の強いものであることを実感します。
同じように程度の強めの柄にむしろ溶け込むようにシャツに装うネクタイのように、メンズ服の上手なコーデに学ぶところも多いかもしれません。
雑貨品などの小物アイテムや、単独でそれ1点で事足りるケースに何気なくストライプを取り入れ、使っているのかもしれません(^-^)。