<経理>お客様からの入金後の発送が徹底のレンタル事業の仕訳、「売上」の計上は一番最後【612】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

事業者は、有難く「商品」が「成約」に至った場合に、「売上」を計上します。

その相手科目は、簿記通りの基本としてましては、「売掛金」や「普通預金・現金」などが該当。

ただ、それも実際の入金までのタイムラグがある場合に該当するものです。

このたびは、レンタル事業者とレンタルご利用者様の「アドバンテージの公平性」を保つために必ず多くのレンタル事業者が取り入れられている「入金後の発送の徹底」と共に、仕訳から見た「売上」計上のタイミングをご紹介したいと思います。

あくまで、自身の仕訳例でございますので、方針によっては違いは多少あるかと思いますが、とにかく「シンプルで分かりやすい最低限」ということをモットーとしております。

最初の仕訳は「入金時」、法律に従い発送後にやっと「売上」の仕訳が計上できる

「レンタルジュエリー」は、先に料金をいただいてからレンタル品を発送する順番でスタートしますので、予約状態の期間が短いタイプの「予約販売」に似てるのかなと思う部分もあります。

ただ、「予約販売」というような科目は使いません。

まず、お客様がレンタルしたい商品番号をお聞きし、「計算書」をメールで発信。

メールの本文自体が「計算書」になっている形式です。

そして、入金をお待ちします。

実際に着金があったことを確認した時点で、初めての仕訳ができます。

「普通預金-前受金」という仕訳です。

クレジットを設置しておりませんでして、「振込入金」のみだからです。

相手科目の「前受金」が少し分かりにくいですね。

一般的に、「〇〇金」と名の付く科目は、必ずストーリーとしてその後取消仕訳がされる「仮の科目」と言えます。

発送をしていないからまだ「売上」科目を置いてはいけないという理由から「状態」をクリアにするために必要な科目が「〇〇金」なのです。。

そして、入金後は、当方で発送準備をし発送。

実際に発送した「証」である運送会社様の領収書やレシートが発行されたら、その金額と等しい発送の計上をします。

「商品発送運賃-現金」。

picturesque(ピクチャレスク)の場合は、送料はすべて当方持ち、その時の送料はスマホと連携のクレジット払いなので、「現金」が「未払金」になることが多いです。

そして、やっと、「前受金-売上」という計上で締めくくります。

「借方」に振り替えた「前受金」の意味は、「取消」です。

こうして、「〇〇金」をできるだけ速やかに取り消すことがすっきりとした帳簿になってゆきます。

共通のルール:必ず「売上」は「商品発送後」に立てるという「企業会計原則:実現主義」の鉄則に従ったもの。

「ハンドメイドバッグ」の場合では、2)の売上計上の前に、「商品発送運賃-現金(未払金)」が順番として入りますし、当「レンタルジュエリー」の場合では、3)の売上計上の前に「商品発送運賃-現金(未払金)」が入っています。

「レンタルジュエリー」では1)-3)の日付は同日になることがほとんどですので、計上の順番も大切になってきます。

同日計上では、入力した順番にストーリーとして綴られますので、実際の順番通りにきちんと会計ソフトへ入力していくこともポイントです。

気を付ける点は、入金していただいただけでは、発送がまだであれば、「売上」は立ててはいけないのです。

ここはとても重要な点で、「法律」に規定されている事項です。

「売上」の計上はあくまで「商品を相手に引き渡したタイミング」ということ。

ただ、そのタイミングも、出荷の時なのか、受け取った時なのかで選択が分かれますので各々の事業者が自社に見合った選択を決めていくのです。

自身は、一番早い「出荷基準」を選択しています。

スピーディーなデジタル計上の世の中、このタイミングが実際と帳簿とのタイムラグが最も少ないと考えています。

よくない傾向として、「経理事務担当者の机の引き出しの中に未計上の仕事を長期間ためこむこと」です。

とてもルーズな姿勢であると見て取れ、仕事をきちんとこなしているか否かはこういったところに表れます。

あとがき

動画内でお話させていただきました中で、「仮受金」や「売掛金」はいずれ取消が行われる末路である仕訳であり、「決算時」においても極力、ミニマムにする作業をするものです。

その他、「〇〇金」と呼ばれるもの、「仮払金」、「未払金」、「買掛金」という風に末尾に金が付くものというのも同様に、「今だけの仮の状態」的な要素があり、最終目的は取消して抹消されるべきものなのです。

今ある状態をクリア記録する便利な「ツール」として「〇〇金」が存在しているので、1つの取引が終了した時というストーリーの締めくくりは、「〇〇金」が取り消される仕訳であることがほとんどです。

そう考えると何ら、多くの「勘定科目」も決して複雑なものではないと思えてきませんか(^-^)。

よくあるポイント制との差別化、お値引実行のゴールがすぐ目の前に。。3セット値引きをリアルタイムで実行というスタンス【578】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」というレンタルジュエリーの事業をさせていただいております。

お取引の中で、レンタル開始前のお支払いの際に「3セット値引」というものを設けています。

今回は、このお値引きを深堀りしまして、そのお値引きのタイミングが「今すぐ実行」であるリアルタイム値引きのタイプであることをご紹介致します。

「お値引」を受ける側の気持ちがどのくらいのものかを過去のエピソードで振り返る

お値引きは、いろいろな理由で実行されます。商品の不具合に関するお値引きも一般的です。

1つお値引きに関する自身のエピソードをご紹介します。

私が購入者側だった時のものです。

ネット通販で購入した友人へのプレゼントのブランドの赤ちゃんのデニムパンツにキズがあって、素人でも少し分かる感じでした。

しかし、最後の1点であることと、キズ以外の魅力はたっぷりのお品だったので私の方からお値引きの交渉を持ちかけます。

そして、▲¥1,000OFFしていただいたことがあります。

全体おの値段から見ればそれほどの金額ではないにしろ、買い手としては、まっさらのお品よりも幾分か損害を被っているのに同じ金額を支払うことにためらいがあります。

そうしたことに応じていただいたお店だったのが最終的に好感が持てました。

こちらも無茶は禁物です。

ある程度常識の範囲内の交渉額を持ちかけて、わずかだけれども納得のいく値引きということでの成立だったと思います。

「高い金額を設定しておいて結果はそこそこな下回る結果の金額で落ち着く」、というような考え方は大胆過ぎ、反対に人間関係が崩れることがあるのです。

そんなに無茶苦茶な自分勝手な金額を提示しても、「あなたには売りたくはない」と思われてしまうリスクを孕みます。

そこはやはり事業者様のお立場も考慮せねばと思って、最初からそのまま値引きしてほしい金額¥1,000を言いました。

そんな感じの商品の不良や不具合に対するお値引きというのはあるものです。

次は、こうしたハプニングによる値引きではない、最初からの「サービス」として、自社の「売り」のようなことにもつながる特徴あるお値引きのご紹介です。

実際に自身がレンタルジュエリーで行っているお値引きです。

「本物志向のレンタルジュエリー」の3セット値引きは、「今この瞬間」を大切にしている

今回のご紹介は、実際にレンタルジュエリーで行っています、「3セット値引き」というものです。

当レンタルジュエリーは数点のアイテムで1セットを組みます。

ネックレス、ブレス、リングを各1点ずつで合計が3アイテムで1セットの組合わせです。

その1セットで2週間レンタルにお値段を付けています。

これが、一度にまとめて3セットでも、時期をずらしての3セットを満たした場合でも、とにかく3セットを満たした時点で、3セット値引きが即適用となり、お支払い時にお値引きされた金額でレンタルできるというものです。

よく、ポイントというのがありますが、このポイントも組み込まれたもので、次回に保有する場合は、1/3ポイント、2/3ポイントなどとカウントして記録していきます。

ポイントは次回に使用可能などが一般的ですが、その場で使用可能というダイナミックな差別化があるのです。

このその場で適用の案というのは、その昔、山積みのバッグ売り場などで、「〇点で〇円お値引きだよー」、というバッグの催事場の店員のおじさんの掛け声からのヒントです。

催事場はその時限りですので、次回というものはなかなかありません。

そんな「一期一会」をリピートをしていただきやすいサービスへ落とし込んだものになります。

そして、一度レンタルをしていただいたセットは、必ずポイントにカウントされますので、今回のポイントを次回へ保有して、次回との合算で次回がまた、3セット値引きできやすくするものになります。

そうして、リピートもしていただきやすくしているのでございます。

あとがき

動画内の価格は、実際とは違いますのであしからず。。

ただ、「お得感」は自身お買い物ではテーマにしているところでして、ここを追求した1つのアイデアです。

なかなか高級品であるジュエリーではこういったことを気軽にされてはいないので、特異な事業者になるのかもしれません。

とにかく裏切りはございません。

信じていただいて、楽しんでいただけるよう品物だけでなく内容もとことん充実させたくて始めたことです(^-^)。

商品発送の際に同封の商品自体の情報だけでは書き切れないメッセージをホームページQRコードに託す方法【560】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドリュックをご購入いただきました。

感謝しております、本当にありがとうございます。

バラ柄の撥水のかかったサッカー生地のリュックは、それはそれは撥水に関する苦労のストーリーが詰まっていました。

今回は、ご購入いただいた商品をきっかけに「情報」をご購入者様にお送りするためにやっていることをご紹介したいと思います。

製作時をふりかえったエピソード的なものはブログ記事で

ご購入いただいたハンドメイドリュック:<サイズ>縦36cmx横28cmxマチ11cm。

全体に強力な撥水剤で雨対策がしてあります。見た目からは、え、この生地に?と意外に感じられるかもしれません。

こんな感じの薔薇柄のサッカー生地のもので、綿/100%素材。

一見見た目だとまさか撥水がしてあるとはという意外な印象かと思うのですが、そこが製作時のポイントです。

元々撥水がされている生地というのは限定的にしか見つかりません。

そうではなくて、どんな生地にも撥水を施工すれば、すべてが撥水の効いた商品になる可能性を追求したのです。

そうして、究極の凸凹感ある生地である「サッカー」で挑んだ撥水実験を自身でやっていったのでした。

その撥水剤に考えたのが、「ceramicprotextile:セラミックプロテキスタイル」というカー用品の1つで、1ボトル300ml入りの高級品。

こちらを1本は軽く使ってしまいまして、2本目には確実に突入していました。

結局撥水施工も、生地にある程度条件があって、平らな表面の生地だったり、ポリエステル系だったりなどあるみたいですが、そこを一切無視して、とにかくこれに施工したいのだという生地に施工して撥水機能が生まれるまでやり続けたのです。

結果は、何度かのトライの末、じょうろでかけたシャワーのようなお水を玉のようにはじくところに至り完成したものです。

やはり、サッカー、リップル、その他凹凸のあるジャカードなどの生地には簡単には施工しにくいという結果です。

けれども、不可能ではないということも分かりました。

この撥水剤のもともとの優れた性質も持ち合わせて、撥水剤による別のダメージなどは今までも起きたことも感じたこともありません。

とてもやさしい液体のようなのです。

カー用品だと、車のシートの布の部分とか、マットなどに使います。

車用のものをハンドメイドバッグに施工したということがなかなか他の人はやらなかったこと。

これも1つの偶然で、生地に撥水加工をしてくれる業者さんを検索していきついたのが近隣の地域にあるカーコーティングのお店やさん「ポリッシュガレージ」様だったといういきさつです。

以上が、その商品が出来上がるまでのエピソードとしてここで語れることでした。

商品発送時にしていること。。ピンポイントの情報は「しおり」で伝える

商品発送時にルーティーンとなった作業があります。

ハンドメイドバッグは、1度っきりのお取引になりがちです。

商品があふれているこの世の中で、有難くこのたびは、良いと思っていただいてご縁があったわけですが、商品が一方通行にお届けで終了のお取引。

そこで、工夫したアイデアの1つが、バッグの中に情報の入った「しおり」を入れるということをしています。

今回の商品がどんな生地の素材のものだったのか、値段、そして、QRコードでホームーページへご案内できるよう情報シールの付いたかわいいしおりです。

本にでも使っていただけると、ふと見たときに覗いてもらえるかもしれません。

この「使えるもの」というところがポイントで、すぐに捨ててしまいがちなアイテムでは無意味です。

よって、自分もよく商品についている可愛いブランドの厚紙でできたタグを本のしおりにしていることからのヒントで、同じことを考えました。

ブランド名だけでは不足、それ以上の何かというところで、「情報」に行き着きます。

ビンなどのガラス容器に貼るためということで透明なシールがあるのですが、それです。
こちらが裏面の情報の部分。長い所が6-7cm程。情報も多くの事は載せきれません。単純で明快な書き方が必須。

そして、その後は、梱包と発送です。

今まで保管していたビニール袋は埃でねっとり。爽やかな新品に交換して発送です。

ご購入いただいたその事実だけで得られるもの

もちろんご購入いただくとお代金はいただけますが、「価値のヒント」というものも得られます。

こちらがむしろ大きいのかもしれません。なぜご購入いただけたのかは、何らかの価値を感じてもらえたからということです。

今回のこの撥水施工の件についても含まれていると思いますし、その他、生地が季節に合ったサッカーであったことが何かこれから暑くなるにあたり、わくわくするような感じの新鮮味とマッチしたものなのかもしれません。

そして、薔薇の柄がシックで、フリルなどの装飾も一部分施してあります。

生地もなかなか翌年に同じ物が入手できることはほとんどありません。

一度っきりの物となることがほとんどです。

よって、その時に見つかった出会いの機会というものが大変貴重。

ということで、今後も価値を込めた商品を作っていく時の肥やしになるのがご購入いただいたというその事実であったと言えます。

QRコード掲載の重要さは長い目で見たつながりになる

しおりの裏面の右上に印刷の「QRコード」の存在はとても重要。

今回のご縁がその後にもつながっていく「可能性」を一緒にお渡しするこということになります。

QRコードは当ホームページ「ピクチャレスクのホームページ」にご案内できるものになります。

ホームページを一度でも覗いてもらえれば、コンスタントにブログも投稿させていただいていることに気づいてもらえます。

そうして、何かの時に思い出しては、お立ち寄りいただけるのかもしれません。

あとがき

フィードバッグというものがありますが、もちろん、それもとても大切で、良い悪いいずれにしても、今後改善していったり、継続していった方が良いのかなどの判断には大切なものです。

けれども、単純には、ご購入いただいたというだけでもある種のフィードバッグにはなるのです。

他にもあるのにこれをチョイスしていただいたその価値とは何なのかというのが、絞ってその商品の中で探れるという点では、選ばれたということに感謝したいと思いますし、そのお買い上げいただいた商品の中に答えが入っているということです(^-^)。

<経理>経理ソフトへ入力時の「摘要」の便利な使い方、元帳以外のグループでリストにくくりたい時に使える1ワードずつが大切な丁寧な入力の仕方【430】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

経理ソフトの入力は、とっても楽でスピーディー。

その1つに、「慣れたから」という理由があります。

会社員時代は、会社独自のシステムにソフト型パッケージを重くダウンロードした自社サーバータイプ。

確か、サーバー専用のパソコンが設置されていたと思います。

現在使用の「マネーフォワードクラウド」はログインタイプのクラウド型です。

大きくはサーバーの違いであり、「サブスク」で月払いさせていただくことで、自社サーバーを使用しなくてよいという大きなメリットがあります。

また、共通で他の人も同じソフトを使用することで、質問しやすく、疑問の答えも見つけやすいです。

会計ソフト会社様も他社ですが、知り合いに紹介することで、互いに情報の共有も後々可能に。。

会計ソフトへの入力は、元となる「エビデンス:証憑」をしっかり保管ということも必要です。

取引の証拠となるもので、「レシートとか請求書」など金額の入った計上用の書類です。

2022年1月からスタートの「デジタル帳簿保存法」の本格化以前は、紙ベースで保管しておりましたので、ソフトへ入力前に仕訳メモなどをエビデンスに補記していました。

完全デジタル化した2022年1月からは、元のエビデンスに補記することが全くなくなり、そのままの証憑の写真をとってアップロード。

リアルタイムで記憶のあるうちに計上していくというスピード感が一層高まりました。

その時に、紙ベース時代に頼っていた「補記」の代わりに、会計ソフト入力覧の「摘要」が重要になってきました。

いかに「摘要」が、後から振り返ったり、第3者が見て分かりやすいものになっているかをすっきりとまとめて綴れるかということが結構なポイントになると感じました。

このたびは、この「摘要欄」の丁寧な入力によって、元帳などの「勘定科目」ごとのくくりだけではなく、勘定科目以外の「言葉」によるくくりができるというユニーク活用法をご紹介したいと思います。

ハンドメイドバッグ製作の道具「裁ちばさみ」の消耗度をはかることさえ帳簿で可能、摘要欄への入力の際に入れるワードの均一化

例を挙げるのが分かりやすいかと思います。

ちょうどこんなことがありました。

ハンドメイドバッグを作っているので、生地をカットするハサミを1年の中で数回購入します。

それほど頻繁ではないにしても研いで使っていくのが結局高価なので、消耗して、新しいお品に買い替えています。

古い裁ちばさみは生地がカットできなくても紙はまだまだいけるので、その後紙切り用へと移動するのです。

決して簡単に捨てることはありません。

現在使っている裁ちばさみがとても使い勝手がよく、小さめで刃先がシャープなので、細かい部分も正確にカットできる点がグッド。

どこのお店のものだったかというのを摘要欄に入力していた情報をもとに検索します。

「マネーフォワードクラウド」のこの摘要の下の枠へ、「裁ちばさみ」というワードを入力します。

もちろん購入時に入力してある文字が、「裁ちばさみ」なのか、「裁ちバサミ」なのかなど細かい部分も一致していないといけないので、決めた文字に統一というルールを設けるのが良いです。

特に日にちをくくらなければ、この後、検索ボタンを押すだけで良いです。

そうすると、現在でいうと2021年1月1日から2021年3月7日までの間で購入した裁ちばさみの記録がずらりと集まります。

今回の場合は、まだ新しい期に入って2か月足らずで、検索結果がヒットせずゼロです。

裁ちばさみの購入は前の2020年のいつの日かに最新の購入だったようです。

経理ソフトのお部屋を1ボタン押しのみで2020年へ移動して、同じことを2020年全体で検索します。

裁ちばさみの購入も1年で2-3回なので、それぐらいのものが集まるだけですぐ見つけられます。

実際3回購入していまして、一番最新が2020年12月4日購入。

これが現在使っているとても使い心地の良い裁ちばさみのことなのだと分かります。

そして、その摘要「2020.12.04購入:裁ちばさみx1点 ほんまもん楽天店/(有)ステップ(楽天市場) クレジット」の中にある、楽天市場で購入の「ほんまもん」というお店に行き着きます。

このような使い方です。

どこのお店での購入なのかなど覚えていないこともあるものです。

これが定着してリピートしてくるとそうでもないですが、こういった前述の例のようにソフトの機能を頼りに、便利に追跡ができるのも、少々長めの情報が入力されているからです。

どうでしょう、これが入力されていなかった場合、私は裁ちばさみの以前の購入記録をどう探すのか、1-2ステップさらなる手間をかけねばならなかったと思います。

まず、消耗品費を総勘定元帳で集めて、その中から金額と時期で想像して、いくつかの候補から選び出すという非常に時間のかかる何段階かの作業になります。

今回の「摘要」だけで検索するやり方だとピンポイントでした。

さて、この「摘要」の文字ですが、自分で形式を決めています。

「2020.12.04購入:裁ちばさみx1点 ほんまもん楽天店/(有)ステップ(楽天市場) クレジット」。

まず、ソフトへの入力日付は、ボタンで最初にインプットするものの、あえて摘要にも入れています。

そして、その後「購入」とか「引落」とか「入金」などの取引を一言で表します。

買った場合は「購入」、そしてコロン「:」、さらには「購入した品物と購入数」、その後「お店の名前」。

最後に「クレジット」という言葉。

今回の場合「お店の名前(ショップ名)と会社名が違うので両方記載して、「楽天市場」での購入も記載していましたので、おそらくサイトの購入履歴もこの後利用できるのです。

こんな感じで、購入の場合だとこういった並び順に他の場合も当てはめるように「摘要の文字の配置のルールみたいなもの」を作っています。

同じような位置に同じような種類の内容が並ぶので探しやすく見やすいのです。

入力も機械的な作業になりスピーディ、会社の経理部門のようなカチャカチャ♪の音が響きます。

あとがき

その場で少しの苦労しておいて後で楽をするのか。。

それとも、その場で楽をしておいて後で苦労するのか。。

迷わず前者を選びたいと思います。

このたびの工夫の中には、そんな自身の考え方が詰まっています。

ハイレベル感ある「ベルベット」素材のジュエリーケースにこだわるレンタルジュエリー事業者がここにいる【408】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

かつてこのようなことを経験したことがあります。

ジュエリーケースと実際のジュエリーがあまりフィットしていない。。

どうしても仕方がない部分もあるのですが、ジュエリーもそれぞれ微妙に角度とか向きによって既存のケースに合う合わないが出てくるようです。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、ヴィンテージジュエリーも取り入れることが多く、「クラシックな宝石の入れ物のイメージ」を入れ込みたいのです。

そして、ジュエリーケースにもこだわりを入れていくようになったのでした。

このたびは、アイテム別のジュエリーケースのご紹介をしたいと思います。

多くのジュエリーコレクター様達は、保管は基本的にはジュエリーボックスの方へ入れてしまってジュエリーケースなど使うことはないかもしれません。

ただ、開けた「瞬間」や、ジュエリーが入っている「姿」も大切であり、「レンタルジュエリー」のお取引の中の一部だと重視しております。

ネックレスケースは、細長と平型とを使い分ける

ネックレスケースと聞くと、細長いタイプを思い浮かべがちです↓。

ケース:実際は、ネックレスにとっては、所狭しというようなもの。横幅がワイドなものを厳選。
フック設置タイプ:青色の方は、フックが2箇所あり、横幅もあります良い作りだとうかがえます。
ゴム付タイプ:こちらも結構幅が広いのでチェーンネックレスに無理な圧力をかけず収納ができます。

意外とたっぷりと横幅をとった細長ケースも少ないものだと思います。

しかし、ネックレスにとってはゆったりと収納できるものが無理がなく望ましいと考えます。

ショートネックレス用:グレーの紙製の箱と、右の濃紺ケースは幅が広くネックレス向きです。
紙製の黒色の箱の中の構造:19cm四方ほどの正方形。クッションの綿入り。硬い作りのネックレス向き。
ネックレスを大切に保管できる、紙製でありながら良質な箱だと言えます。
ネックレス用(ベルベッド):ベルベットのワイドタイプ。クッションが敷いてあり、作りが高級です。

ところで、地金の先にちょんとトップが付いたペンダントなどは、チェーンがくしゃくしゃッと小さくなるので、チャック袋などに入れて、小さなケースへの収納の方が向いています。

場合によっては、ここへ直接ではなく、チャック袋に入れてさらにここへ入れることもあります。

リングケースもベルベットにこだわる

ベルベットのリングケース:「少しずつ開ける」というところにバネ付きの楽しみがあります。
そーっと開けた時の指輪の存在はひときわ素敵に映るのではないかとこのタイプのケースを重視。
良くなかったデザイン:「貝」デザインのタイプは見かけは素敵ですが、実際は実用的ではなかったです。

安定感と良質さが優れているのは前述の「ベルベット」タイプだと考えております。

あらかじめ指輪のリング部分が決めてあるベルベットケースに入らない場合はこうしたケースに置きます。

この場合も直接ではなく、一度チャック袋のミニサイズに入れてこの中へ入れると比較的安定します。

バングルケース:バングルのような硬いものは専用の「枠付き」の左のようなタイプがグッド。
こういった硬めのタイプは、「折れる」という心配を解消するために、「枠付き」を推奨です。

右のタイプは枠がないので、チェーンブレスなどを入れることに使えます。

こうした蓋に守られた良き作り。ジュエリーをいかにも守ってくれる作りですし高級感があります。

あとがき

ケースに関することだけでも奥が深いです。

ジュエリーに対して、身に付ける時間帯だけではなく、手に取って見るまでの間の時間なども意識したものになっています。

すべての時間帯に「価値」を入れていきたいと工夫した事柄になりますし、「高級品」の証なるものなのです。

「本物志向のレンタルジュエリー」よろしければご検討下さいませ(^-^)。

<経理>「荷造運賃」の相手科目に「立替金」を使う必要はない、シンプルでもちゃんとストーリー性のある帳簿に出来上がる仕訳【384】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

かつて、14年程の期間「経理事務」を会社で経験してまいりました自身が、「個人事業主」となった今、経理分野の仕訳を時々ご紹介しています。

このたびは、簿記の教科書通りではないシンプルな表現のケースとして成り立つというご紹介を商品の発送の場面において出てくる「荷造運賃:にづくりうんちん」という科目の例でご紹介してまいりたいと思います。

ポイントを置く場所は、「荷造運賃」の「総勘定元帳」を見た時にいかにストーリー性が感じられ分かりやすいかというところです。

「creema」様で商品(マスク)をご購入いただいた時の発送、物語のように連なる「振替」の姿

荷造運賃(にづくりうんちん)と呼ばれる荷物を発送する科目を、自身の事業では、「商品発送運賃」としています。

サンプルを発送するという時もありますし、着払運賃の際にもこの科目を使います。

この「総勘定元帳」を見ると商品発送時の運賃がずらりと集まります。

「総勘定元帳」をぱっと見るだけでお取引の流れが分かるような分かりやすい結果をもたらす仕訳をご紹介したいと思います。

先日creemaでマスクを1点ご購入いただきました。

「おしゃれマスク」というもので、お洒落な生地を使って作ったものです。

「コロナ禍」のほんの当初の2020年4月-5月がこうした活動をさせていただいておりました。

こんなマスクは、その後の大手の参入で事業としては「撤退」でしたが、貴重な体験として有難かったです。
「creema」様の納品書の一部分。

「creema」様は、有難いことに納品書のアウトプット機能を作って下さっています。

「おしゃれマスク」に関しては、仲間内の取り決めでお客様から送料をいただこうと決めたものでした。

商品代の¥880に加えて、定形外郵便の¥120が加わった合計¥1,000の納品書になるわけです。

この場合、次のような仕訳を致しました。

¥880の商品の送料¥120をいただいた時の売上仕訳の例。

すでに発送時にこんな仕訳が済んでいます↓。

郵便局もクレジットが可能になったので、費用計上と、クレジット引落時の仕訳を前もって記載。

クレジット引落日周辺に3/29分の入力をしますが、最初の2/6に一緒にメモだけしてふせんで3/29入力というタグを記します。

クレジットは2度仕訳があるというのが逆にスムーズです。

実際の発送のレシートで費用計上をしました①。

そして、その後で売上の計上をしました②。

①<2021.02.06>

120 商品発送運賃 未払金 120

②<2021.02.06>

1,000 売掛金 売上 880

       商品発送運賃 120

①と②の仕訳を見ていただくと、同じ科目の商品発送運賃が①で発生しましたが、同日にすぐに②で取り消されました。

現実には、お客様にご負担いただいたので当方は費用がかからなかった結果になったというストーリーです。

①と②は互いに分離して仕分けしていまして、エビデンスが別のものです。

①はエビデンスが「日本郵便」様のレシート。②はエビデンスが「creema」様の納品書です。

おのおの事実に従ってその場で仕訳をすることができ、後でそれを遡って気にかける必要がありません。

もし、参考書とか簿記の教科書のように「立替金」を使ってしまうと、新たなる科目が発生してしまい複雑に。。

そして、「立替金」はいずれ消滅させねばなりませんから、そこを忘れずに管理することがストレス。

ですから、この2行になる仕訳のやり方は、2行にはなりますがあとは気楽なのです。

万が一、送料に誤差があった場合についての対処と仕訳

お客様から¥120いただいたのに、発送は実際多く¥140になってしまった場合¥20の誤差が出ますが、お客様から追加していただくというようなことは普通はしないでしょう。

そういった場合にも、このやり方でそのまま行えばOKです。

帳簿になった時に、¥140で費用の時の商品発送運賃の計上がまず発生しています。

お客様からいただいた購入者負担の料金分が¥120だった、残りは販売者である私が¥20もったという事実のままのストーリーができあがるのみです。

何ら金額が一致しいない場合でもそのまま計上するだけで成立する記録なのでした。

送料も含んだ金額を売上金額にしてしまう1行仕訳についての私見、「かえってわかりにくい」が結論

よくネットで、売り上げの金額に運賃も入れてしまえばよいというのを見かけます。

今回の場合ですと、

1,000 売掛金 売上 1,000

というものです。間違いではないようですが、純粋な商品自体の価格が不明になります。

¥880+¥120=¥1,000 ということが仕訳だけでは読み取れない隠れた事実です。

この事実を隠す必要などありません。

そして、商品の値段は重要なので、数字として正確に残しておきたいという意向があります。

よってこの1行仕訳のやり方は現在採用しておりません。

「売上金は¥880で送料が¥120だった」という真実がそのまま反映されたような仕訳が「物語」の本質です。

あとがき

その後2022年1月からの「デジタル帳簿保存法」に従い、自身も完全にエビデンスをデジタルにまとめています。

手書きの追加説明などの記録は今後のデジタル化では残っていかないことになります。

そうしますと、その都度の計上の具体的な分かりやすさが大切になると思っております。

手書きのメモ的な補足説明は、会計ソフトの「摘要欄」で表現していくのです。

まずは自身の事業の内容の把握をスピーディーにリアルタイムに行っていくための対策は非常に重要。

総勘定元帳を見ただけでそのイメージが湧きやすいことは日々の実直な活動の「証」だと思います。

こうした事務作業は事実そのままで良いと思っています。

それよりも日々の事業活動に「AI」ではない「人間」でしかできない強味を持ちたいものです。

経理事務は今後は、より「AI」の範囲になっていくと思いますので、正直でなければゆくゆくは成り立たなくなると見ています。

ハンドメイドバッグご購入の発送時にお入れする「しおり」に書かれた情報とご案内の現在【341】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2020年から始めた新しいことが現在も継続中です。

それは、ハンドメイドバッグのご購入後の発送の時に同封する「しおり」です。

表面は、お洋服などによくある「ブランド名」、そして裏面には、バッグの生地の混率を記載します。

さらに、右上にはQRコードを印刷しています。

このQRコードの内容は、当「ピクチャレスクのホームページ」というホームページのURLなのです。

バッグご購入のその後も、コンスタントに投稿のブログ記事や、他の事業活動のご案内を好きな時に見ていただけるようになるきっかけとなります。

このたびは、初期の頃のものからのサイズの改良の理由やなぜ「しおり」なのかというところをお話させていただきます。

当初の大きいサイズからコンパクトなサイズへの変更の理由は、保管のしやすさ

旧型の下げ札しおり:縦が10cm以上あります。横も6cmあり、しおりとしてはビッグでやぼったかったのです。

サイズがさすがにやぼったく、しおりの域を超えていました。

そうするとしおりとしてはなかなか利用していただけない可能性があったのです。

また、厚紙をカットしていた手作り感が満載過ぎ、もう少しレベルを上げないといけなかった。

そして、強いカラーが使われていないので、このしおり自体が目立たなかったということもありました。

そして、改良したのが黒の厚紙製のスタイリッシュな既製品を材料にしていくことに決意。

そしてこんな感じになりました↓。

表面(新型):ブランドシールを透明にしました。開けてある穴にはベルベットのカラーリボンを通します。
裏面の内容:以前よりもコンパクトにまとめ、最低限に。それでもQRコードの場所は確保しました。
裏面(新型):白い情報シールは、下げ札のサイズに合わせたシールに変えました。
リボンはほつれにくいよう先端をバイヤスカット。これならしおりらしくて、読書に使ってもらえそう。

なぜしおりを思いついたのかの本当の理由、読書好きな自身が過去のブランドロゴの入った商品タグをしおりにしたところからのヒント

自分がこうだから他の人もそうだとは限らないものの、ブランド様の紙製の商品タグは非常に作りが良い物が多いです。

これまで、しおりとして保管していたのはストリートファッションブランド様の「WESC」、ハイブランドの「FENDI」「LOUIS VUITTON」「EMPORIO ARMANI」です。

一番最初は、「WESC」様がきっかけ。この中で一番厚みがあります。ハイブランド様はこのタグ自体おしゃれ。

こんなところからヒントがあるなどとは以前は思いもしなかったのでした。

日常の隅々までの当たり前、小さなことへの興味やアンテナが功を奏した結果でした。

ヒントをいただいたブランド様には感謝致します<m(__)m>。

あとがき

製造→販売という形態は、どうしても1度っきりになりがちです。

多くの企業様がこれをどう今後に繋げていくかを一生懸命考えておられると思います。

例えば、ポイントカードを作ることでリピート率アップをはかったり、メルマガを配信したりなど。。

自身は、この「しおり」をプレゼンとすることで、①このたびの品物の深堀りと情報のご提供②今後もご縁があるためのQRコードのご案内、というこの2つを目的にしています。

ご購入いただいた貴重なお客様をちゃんと大切に思いやること、これは今後も忘れてはならないことだと思っております。

もしかして、しばらくの間ご縁がなくとも、「あの業者さんは今まだ製造しているのかな」などとふと思い出していただいた時には、すぐにご対応できるための「しおり」だと思っております(^-^)。

複数のデザインに共通する深みのあるテイストこそ「ブランド」を作るのではないか、地道に改良を重ねたハンドメイドバッグの名前付け【323】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いよいよ2021年に入りました。

昨年2020年から立てていた目標として、ハンドメイドバッグのデザインの精鋭がありました。

そのためには、いろいろなデザインにも挑戦しないと可否が分からないものなので、いろいろトライしてみた2020年でした。

最終的にひっかかりが残る部分というのは、使い勝手やセキュリティー性の不十分さです。

これがないといくら素敵に見えても、ユーザー様をがっかりさせてしまうからです。

使い勝手というのも少々奥が深く、ストレスのない開閉や機能でなければと思い、頑丈に施錠しすぎて、かえって開閉がスムーズに行えないこともありました。

その辺りのバランスを見て、入り口が完全に閉まっているなら中側のポケットにはファスナーは必要がない方がかえって良いのです。

物の取り出しにストレスを生むことなくスムーズに使えるメリットがあるなど細かいバランスを検討してきました。

そうして、最終的に全7点のハンドメイドバッグを、2021年に製作していくものと決めました。

思えば、20デザインほどもともとあり、7点になったということはおよそ3分の1に絞ったことになります。

価格帯別でいえば、1つの価格帯で1点-3点といった割り振りです。

そして、とても重要になると考えているキーポイントがあります。

それは、1デザインごとにネーミングをしたことです。

このたびは精鋭の7点のそれぞれの「名前」をご紹介したいと思います。

7点のハンドメイドバッグの名前付け、親しみやすく日本製らしさが伝わるようにと「衣食住」の「食」から引用

ハンドメイドバッグ7点の名前・・・身近な食べ物が集まりました。
切餅(エコバッグ):形が切餅のような配分の直方体であることからのイメージ。実際に切餅も入ります(^-^)。
昆布巻き(フラップバッグ):包み込むようなデザインが昆布巻きに繋がりました。ごつい名前とのギャップw。
卵焼き(バニティバッグ):卵焼きを立てた時のイメージから。お弁当バッグにも良いかと思います。
テリーヌ(ブリーフケース):メンズが発祥のデザイン。内側の綺麗なお花柄が特徴。

外側と内側のギャップも楽しめるものになります。

「テリーヌ」はゼラチンを使ったおしゃれな洋食。

作ったことがあるので、よりイメージが浮かびやすかった名前です。

おにぎり(アーチ型バッグ):フリルは最終的に付かないものになります。こんな形なのにリュックになります。
かまぼこ(ボストン型):底がぴったり安定した感じがかまぼこをイメージ。こちらもリュックになります。
餅巾着(巾着型バッグ):ファスナーを一切使っていないのに、セキュリティー性が高い巾着型を実現。

どれも、最初からのサイズやデザインだったわけではなく、改良に改良を重ねて前向きに取り組んだ先の行き着いた姿です。

あとがき

以上の7点に名前を付けました。こうしてこの7点をじっくりと生地の違いを楽しんでいただくようできるだけたくさん作っていきたいです。

今回の写真のようなカラー物はいったん2021年の3月くらいで終了。

その後は、黒ベースのマルチカラーだったりだとか黒を絡めて、黒コーデに合うバッグということにもう少し特化していく計画を組んでいます。

では、2021年もどうぞよろしくお願いします(^-^)。

<経理>個人事業主の経理、まとめてやらず都度のまめな短時間計上こそが事務作業所要時間を短く散らす【238】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

個人事業主をさせていただいております。

当ブログのカテゴリーは、ファッション関係の事業の中のブログの数々の中では、<事業>というカテゴリー。

サブカテとして、<経理>を記し、個人事業主の経理の様子や体験からの良き対策などをアウトプットさせていただいております。

記事タイトルの頭に<経理>とあるものは、<事業>カテゴリーの中で発見しやすくラインナップ致しております。

「ハンドメイドバッグ製作」では、ある一定の時期に仕入れというものが多く重なる時があります。

それは材料調達の時で、材料を全部準備してから製作にとりかかるからです。

「企画」→「型紙作り」→「材料調達」→「製作」→「販売」といった流れです。

このたびは、材料を複数同時に調達した日があり、その時の経理事務の様子を見ていただこうかと思います。

時間の節約をして、多くを事業活動の時間に充てるという効率の良さを追求しています。

生地が多品種小ロットの調達であることのエビデンスの多さ

バッグの素材がどうしても多品種に渡ります。

そして、生地屋様の色違いの展開をその通りにせず、その中から渾身の一番良い1色を選ばせていただいております。

よって、企画として決めたある分野に別々の生地がいろいろ集まります。

そうすると、細領収書も当然細かく分かれてきます。

クレジット用のレシート(ピンク)が下、通常レシート(白)が上。A4の用紙にのりで上部だけ貼り付け。

A4用紙を基本統一にしておくと、細かいレシートは後からの調べで見つけやすくなります。

これらのレシートを手計算してまとめて1本の計上をしていたこともありますが、それも間違ってはいません。

ただ、レシートの合計金額と計上が合致しにくいので、合計金額をどこかA4へ記入すると良いです。

ただ、1レシートに1計上の方が合計がクリアであることと、計上内容を後のデータにも使いたいことから、ここは細かく入力することにしています。

そして、レシートを貼った下の空間に、それぞれの生地の名前や、柄、色などを記載。

レシートを見ただけでは、全く何のことやら分からない場合が多く、お店で撮らせてもらった値札の情報と共に写真をスマホにいったん保存。

スマホもストーレッジが限界があるし見にくいので、パソコンへデータを移します。

この作業はやや時間がかかるところですが、これ1つで、計上の時の備考欄の記入の元となるということと、棚卸作業の時にスムーズに進むことの工夫の1つであるということ、そして、商品1点1点の原価計算表を作る時の資料にも活躍です。

商品の棚卸するときに原価が必要なのでその作業の時に原価をもとめていては、全くの重労働になってしまいます。

そういったある一定の日や期間をフルに使ってしまうような重荷を全く作らないための対策ともなります。

これは、開業1年目からの学びです。

確定申告も重苦しい悩み事になるのは、こうした作業をその期間に集中して夜遅くまで時間かけてするイメージだからです。

いっそその悩み事なんて作らなければよいのです。

それには、日々のコツコツ小さな負担を散らしておけば、確定申告期間の棚卸等は、作ってある原価計算表の値や、在庫のリストを引っ張ってくるだけで良いのです。

ところで、この記事も2023.12.05に「手直し」の順番がめぐり、現在文章を見直しております。

当記事の最初の投稿は、2020年10月11日であり、その後「電子帳簿保存法」が「国税庁」様からのお達しで2022年1月1日から実施。

自身も開始同時に2022年1月1日からでデジタルの保存へ完全移行しました。

これらのレシートは写メを会計ソフト「マネーフォワードクラウド」へデジタル入力する際にエビデンスとして会計ソフトの計上の枠にアップロードして「タイムスタンプ」をお願いしています。

よって、「A4の用紙」の出番はもうなくなりました。

「デジタル帳簿保存」後のレシートは、そのまま1年分日にち順にビッグポーチへ保管するだけです↓。

後で調べたい時用に一応下から古い日付順に積み上げていきます。

デジタルなので、元のレシートなどに記入などの作業は以前のようにはできなくなりました。

上述のA4に貼っていた時代にやっていた自身の生地名などのデータは、計上の際の「摘要」に入れるか、計上には必要なければ、その場で今期の確定申告用の棚卸資産表に購入時にすぐインプットするかをしています(エクセル)。

とにかく、2023年現在は、すべての経理書類がデジタルで保存する状態に慣れ、徹底しています。

紙ベースで届く証憑(エビデンス)もすべて写メしてデジタルの状態で保存です。

正直なところ、紙の時の方が効率が良いこともあり、いやはや、何とも言えないところです(^_^;)。

クレジットカードで購入の時の仕訳は購入時と引落時の2度がリアルタイムな作業である

今現在ほとんど現金を使わなくなってきています。

事業用のお金も個人用のお金もいずれもです。

断然クレジットカードの出番は多いです。

クレジットカードは1枚。

事業用にクレジットカードを専用に作るよりも、個人と一体化した全体で管理する方が今は向いていると考えた選択です。

しかし、その分月末のクレジットカードの引き落とし時に個人用の引落額を合計した費用計上を1本する必要があります。

クレジット金額の合計と合致する必要があるために、除外の事業外の費用もまとめて金額をアップする必要があるのです。

その時の科目は、「事業主貸-普通預金・・・〇月分事業外費用(総合計)」といった感じで。

これは、「税務署」様に一番最初の年に相談してやり始めた方法。

科目が個人の分であるから、事業との区別で「事業主貸」という科目を使うところがポイントですね。

また、この方法の具体的なやり方は専用に記事を設けていきますので、今回はここまでです。

それで、このクレジットカードで事業の分を購入した仕訳についてが今回です。

YouTubeの撮影のライトが暗いと感じ、以前持っていたライトがあったのですが、あまり効果が感じられず、LEDライトの2本セットを購入。

2本の意味は、1本で光が偏り影になる部分を補う2本目が必要ということでもともとセットになっていました。

その仕訳は、注文日というところに赤マーカーを引き、その日付を計上日とします。

LEDライトを購入した時の仕訳:左-購入時/右-クレジット引落時。

これを、クレジット引落時に1本だけ、「消耗品費 11,587 - 11,587 普通預金」とやることは、はっきり言って「地獄」です。

タイムラグが起こり過ぎて管理し切れない重い荷物を抱えてしまうのです。

ところで、こちらの手書きの仕訳も、後の「デジタル帳簿保存法」の時代からは、この作業は無くなりました。

ただ、考え方としては、デジタルになっても同じでして、計上時の2020.10.05に購入時の仕訳をして、クレジット引落日に実際の引落をクレジット明細で確認しながら、1件ずつ右側の計上をしています。

デジタルの際のエビデンスもこの1つのレシートで共通しますので、2つの仕訳を1つのレシートや領収書で計上するという構造は紙ベースの時代と全く同じです。

さて、引き続き先ほどの続きにまいります↓。

エビデンスであるamazonの納品書に注文日が2020.10.05と記載。

これを計上日にしています。

リアルタイム計上で可能な一番早いタイミングが注文時。

商品発送時、商品到着時も共にOKだとは思いますが、そうするともっと後の日付になります。

この作業をした日は2020.10.09ですが、遡った注文日の2020.10.05で入力。

計上したリアルな日というのは後から調べたりする際にはあまり意味がないものです。

エビデンスに記載のどの日にちかとぴったりに合うのが後では効果的で分かりやすです。

そして、同時に、引き落ちるであろう、翌月のクレジットカード引落日の仕訳メモも書いておくということにしています。

そして、書類の上の方に少し飛び出して、「ふせん」を付けて、引落予定の日付11/27を記載しておくのです。

その後、11/27当日にふせんのある分をクレジットの明細と確認しながら右側の引落の仕訳を経理ソフトへ入力するという流れです。

この紙ベース時代の「ふせん」はデジタルでも有効に活用出来まして、リアルな紙製の「ふせん」ではなく、会計ソフト内にある「ふせん」を利用させていただいています。

そうすると、クレジット引落日に計上すべきものが、ふせんのマークを見て視覚的に発見しやすいです。

今回は、左側の購入時のみをソフトへリアルタイム入力しておきます。

「マネーフォワードクラウド」という会計ソフト:「(株)マネーフォワード」様のものです。

会社などでも独自の専用ソフトがありますが、サーバーの容量などの心配も並行しますし、独自過ぎてお取引先とのスムーズな結びつきが出来ません。

今後は時代的に、企業様であっても統一感あるクラウド系が良いかと私は思います。

クラウド型というのは、シンプルには、「ログインして使うネット上のソフト」ということです。

やはり価格もとてもありがたくて、しかも、共通で多くの人が使っているので情報も多いし、サポート的に質問も常にできます。

何度もこれまで質問してきていますし、ちゃんと回答が得られて納得できていますのでサポートの効果は絶大。

ここ最近では、納品書なども利用させていただいて大変安心できます。

自分でエクセルで作ったものは、人間のやることなので本当にあてになりません。

どこかでミスをして確認に時間がかかってしまい、気持ちが重いエクセルなどの人間手動型よりも、AI技術の活かされたソフトが絶対にスムーズです。

あとがき

ソフトへの入力は慣れれば一瞬です。

そういったただの作業に関しては時間をかけない最短の方法で。

しかも、都度行いリアルタイムで帳簿が出来上がるのが、溜めこむよりもスピーディーです。

月末の重い雰囲気、気持ちなどない方がよいです。

ただいろんな考え方があり、計上は「数字だけの塊」で良いのではないかということも。。

そこに何かしら、番号かコードで紐付けてエビデンスと分かるようにしておくというもの。

しかし自身は、ソフトに入力した内容の部分も後のデータとして使いたい部分があり、結構具体的に記入しています。

材料のサイズや単価(合計金額と個数で送料込みの単価が導けます)などを調べるにも手がかりのノートのようなものにもなっているので備考欄はやや「にぎやか」かもしれません。

とにかく、いずれにしても、ためこまない「都度計上」は、超えるべき大きな山というものを迎えずに済むという点でストレスが少なく行える1つの方法です。

ハンドメイドイベント出店へ遠方から複数を楽々持参のミニポーチはお土産用に複数購入を狙える【158】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

去年2019年に特に頻繁に作ってきたはぎれの小物シリーズ、<はぎれシリーズ>というのがありました。

その中で、私自身が、これは使ってもらいやすいのではないかと思ったデザインを3点にまとめてみましたので、ご紹介したいと思います。

ミニサイズでも何ら大きなバッグと作りが変わらないところが売り

コスメケース3点セット・・・接着芯も丁寧に貼り、裏地も付いた大きなバッグと作りが同じのミニサイズ。
上から時計回りに、ペンシルケース、シャドウケース、ファンデーションケース

販売価格例としては、3点で¥1,100(税込)です。

どれも縦は6-7cmの範囲。

せっかく3種もデザインがラインナップされるのでそれぞれまたとないデザインにしたいところ。

そして、この違った用途になりそうな3点が揃い、グループみたいに集結しました。

パット見て違いはありますが、具体的にどこに違いを入れているのかをご説明いたします。

まず、フラップの形をそれぞれ変えたこと。

フラップはぱっと見のアクセントになる部分ですのでそのラインは重要。

しかも本体のフォルムに合うようフラップの形の調子を合わせていきました。

ペンシルケースは多角形同士ということで本体の四角に少し変化を入れた六角デザイン、シャドウケースはカーブのラインつながりで半月デザイン、ファンデーションケースは四角同士で歩調を合わせます。

開閉はドットボタンではなく、マジックテープにしました。

実際に別の素材で使ってみたものをドットボタンとマジックテープで比べてみたことを過去に比較実験しています。

ドットボタンは、こういった小さいサイズには、引っ張りが強すぎて開け閉めがかなり生地に負担であることが分かっています。

マジックテープの方がやさしく、開け閉めの時に生地が変形しにくいです。

また、マチについては、ファンデーションケースだけがマチ付き。

その他はマチが無くても裏地が付くことで少し自然にふくらみができることで十分です。

ファンデーションケースは厚みがあることが多いのでマチ付きが有効です。

3点セットは一気に在庫が3個消化されるチャンスである

さて、この渾身の3点セットのコスメケースですけれど、販売は、アウトドアマーケットが良いと思います。

ネットでは小さいアイテムは細部がよく分からない点が、実際に手を取ってリアルで感じられる違った感覚を得ていただけます。

そして、複数の3点ということが、わざわざ遠方から来ていただいて持ち帰るおみやげにもなるという点。

そのセットをいくつかご購入ならば、数人にお土産として配っていただくことが可能です。

この3点は今回は同じ生地でしたが、考え方を変え、別生地同士にしたり、薔薇なのだけれど違う柄ということであればより楽しく展開できます。

最初にこちらが決めなくてもよいのかもしれません。

昔ながらですが、「よりどり3点」というのも対面販売の面白いで部分で、たまに開催のマーケットならではの味わいみたいなものになります。

あとがき

コスメケースに関しては、人それぞれ内容が違いますので、もしかしたらこの3デザイン意外にも今後私が考えつくかもしれません。

ただ今回の3点も現時点では熟考して行き着いている3種の渾身のデザインです。

こうして、もったいなく余ったはぎれを小さいものを作って有効活用していくとその生地自体の消化具合の合計でコスパが高まります。

ただ小さな巾着袋のようなものを作っても使い道がはっきりしないと目的がぼやけます。

ミニサイズこそケース的な役割で入れる物をある程度製造者から提案していった方が受け入れられやすいかもしれません。