ヴィンテージビッグアメジストリングが主役でスタートし、ビッグアメトリンとの強力タッグとなった角型ジュエリー【397】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年代前半の事、よく前を通りかかる質屋さん、外に突き出したショーケースを拝見しておりました。

そのショーケースの中に、ある時期からビッグな美しい宝石の指輪が置かれました。

通るたびに気になって、やがて購入に至りました。

立派なヴィンテージリングでした。

そして、見たことが無いほどの大粒さに個性を感じ、よくあるストーンでありながらひときわその貫禄を感じたのはアメジストの18金リングだったのでした。

台の作りも装飾的で透かしが入りとても素敵。

その後大切に保管し、時々眺めるだけの日々。。

美術品のような扱いとしており、特に付けて出かけることは一度もありませんでした。

同じように持っているだけのジュエリーが随分あることに対し、ある時ふと俯瞰します。

そして、根こそぎそのジュエリーをすべて事業用として献上し、レンタルジュエリーを始めていきました。

それが2020年のことです。

このたびは、当初からあったビッグなヴィンテージアメジストリングを主役に据えた3点セットを組んだ2020年、その後のレベルアップの改良で出来上がった2022年の姿を興味深く比較していただきながら「前案」と「後案」としてジュエリーセットをご紹介したいと思います。

2020年のビッグアメジストリングを主役とした3点セットはハイブランドコスチュームジュエリーも混じるもの

早速、そのビッグなアメジストのヴィンテージリングをご覧いただきます↓。

〇リング:K18YG台に迫力の縦25mmx横15mmのビッグアメジスト。サイズは18号程度。 
〇ブレスレット:「エルメス」製の「エマイユ」。ゴールドベースにのマルチストライプ柄。内周18cm。 

アメジストの紫色がこのバングルの中にも入っています。

「華やかカラー」ではない「渋カラー」である所に魅力を感じた「エマイユ」のレアな種類なのでした。

地金のゴールドに合わせたメッキ部分はゴールドカラーをマストに。。

〇ネックレス:地金K18YGペーパークリップデザインのショートネックレス。長さ40cm。

シンプルなショートネックレスですが、この「ペーパークリップ」デザインは、「柄」のように映るので「ひとクセ」あるものになります。

透かし部分が四角ジュエリーとの相性が良いと見ています。

3点セット(前案):ビッグアメジストのリングが主役になった四角の集結です。

その後の見直し改良、メッキジュエリーの廃止に伴い「本物」に相応しいジュエリーとしてレベルアップをはかる

2020年の時点では、ハイブランドコスチュームジュエリーを18金の高級地金と同レベルに考えてミックスした組み合わせでした。

その後、2022年になるとメッキなどの素材はたとえ「ハイブランド」様のジュエリーであってもすべて廃止。

18金やプラチナだけを使った高級地金と宝石との組み合わせの「本物ジュエリー」へと特化させていきました。

すべては、「本物志向のレンタルジュエリー」のユーザー様からのフィードバックで感じ取った「本当のニーズ」を見通したものになります。

3点セット(後案):ペンダントにはビッグアメトリンの四角、これまでのリングの迫力と共に組んだタッグです。
〇ペンダント:写真では分かりにくいかもしれませんがメガ級のビッグさです。ストーンの厚みもあります。
〇ブレスレット:K18YGの変形喜平チェーン。ペンダントの変形喜平との相性が良いです。
〇リング:元のビッグアメジストです。一緒に組み合わせるジュエリーが違うと随分印象が変わるものです。

あとがき

このたびのビッグアメジストや大粒アメトリンのように、「大きなアイテム」ということを非常に重視しています。

確かに地金たっぷりの大ぶりジュエリーは重さもあり地金価格があるので、数字から見る価値は高く算出されます。

しかし、自身の考え方はそれだけを重視せず、ボリュームもあったこのたびのアイテムをいかにすっきりとまとめるかというところに達したことを喜んでおります。

すっきりとまとまったということは、「粋:いき」にイコールだからです。

お部屋に置く家具がお部屋全体の中の一部としてのバランスを考える「インテリアコーデ」と同じで、追求するところは、お洋服も含めた「装いの全体コーデ」なのでございます(^-^)。

ヒラヒラと風にたなびくアラベスク調の透かし孔雀ペンダントにリバースの和花を重ねた18金ジュエリーアレンジ【394】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ヴィンテージジュエリーらしい和風な彫はK18YGに相性が良いと思います。

金の小判を彷彿とさせるようなプレート型は自身も注目していますデザインです。

このたびは、透かしが美しい孔雀が彫られたプレートペンダントがヒラヒラとそよ風に舞うような場面が浮かぶ美しさを更なるアレンジで盛り上げてまいります。

ジュエリー同士の組み合わせの変遷とともにお楽しみくださいませ。

地金が重ければ素敵なのかへの疑問から。。ペラペラ感こそが素敵な動きが見込めるプレートペンダントの最大限のアレンジ

お話させていただいておりますヴィンテージペンダントがこちら↓。

〇ネックレス:トップもチェーンもK18YG製。孔雀が羽を広げた柄の直径20mmのコイン型。60cm。

和のような洋のようなミックステイストが非常に魅力のペンダント。

軽いからこそふんわりと装える魅力があります。

とはいえ、柄が凝っていて、周りのアラベスク調の透かしは素敵です。

〇ブレスレット:「エルメス」製の「エマイユ」。インディゴブルー色上に金茶色のチェーン柄。内周20cm。

金属部分は地金のK18YGに合わせたゴールドでそろえます。

〇リング:K18YG製で、正面の真ん中上下に小さなダイヤ。全体に透かし柄で、アラベスク調。幅57mm。13号。
3点セット(前案):遠目では透かしのリンクがポイント。バングルの柄も透かしと相性が良く映ります。

そして、その後、さらなるボリュームアップと徹底改良の末、このようになりました↓。

3点セット(後案):よりゴールドカラーが際立つ重ね付け。リングのシトリンもゴールドに馴染みます。
〇ペンダント(表面):元々あった孔雀プレートペンダントトップが片面です。
〇ペンダント(裏面):こちらを表面にリバーシブルに付けられます。和と洋の間のお花の彫りが抜群。
〇ブレスレット:K18YGサークル多重ブレスの2連。サークルモチーフがたくさん集まりボリュームアップ。
〇リング:K18YG台シトリンリング。9粒の美しいサークルの粒が「丸」を強調、このリングの出番です。

こうして、徹底したラウンドモチーフで全体に厚みのある組み合わせを完成。

1点ずつのボリュームはそれほどあるわけではありませんが、組み合わせの威力というのはこういうものではないでしょうか。

あとがき

元のデザインが抜群であるからこそのありがたい組み合わせの実現です。

このように1点ずつのアイテムも大切にしながら、全体の特徴を出していく担当として自身の持ち場・役割を感じております。

是非、今後とも「本物志向のレンタルジュエリー」をよろしくお願いします(^-^)。

同じデザインをさらに2点発見も少しずつの違いがあった、プラチナとゴールドのバイカラーがのこぎりみたいなスタイリッシュなネックレス【392】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年自身が非常に素敵だと興味を持っている分野のジュエリーがあります。

それはK18YGとPT850などの金と銀の高級地金の組み合わせのネックレスなどの「地金のカラーコンビジュエリー」です。

このたびは、自身は元は祖母のものだったことがきっかけの、のこぎりの刃みたいなデザインのネックレスをその後同じデザインで見つけたエピソードからのスタートです。

地金のバイカラーが非常に美しい配列のコンビネックレスは全く同じでも配列が違っていた

〇ネックレス: 巾7mm程度のK18YGとPT850を交互に配置した幾何柄っぽいネックレス。40cm。

これがもともと祖母のものだったネックレスです。

金と銀の配列が2パーツずつで交互です。

その後ヴィンテージ市場でこのネックレスと全く同じものを更に見つけたのです↓。

2連の上段が見つけた更なる別のもの:1コマずつ金と銀が交互です。

ここまでは、自身の入手なのですが、更にもう1点見つけたことがあり、この配列が5コマほどずつで交互になっているタイプです。

さすがに5コマずつは金と銀がはっきりと部分的に分かれボーダー柄のようになっていました。

このことから、全く同じ物がそうは簡単に見つからないヴィンテージもののすごさを見た気がします。

全く同じと言っても少し違っていると、それは「異なるもの」であり、1点物好きとしてはすごく感動をしたものでした。

では、1連付けと2連付けの違いのような感じで自身が入手の2点のネックレスを眺めていただきましょう↓。

金銀2コマずつの配列のネックレスのみのセット(前案):1連の淡泊さをブレスやリングで肉厚に調整。
〇ブレス:透明感のあるゴールドのようなイエローはシトリン。キューブ型8mm。K18YGの留め具含む18cm。
〇リング:「シャネル」製のイエロープラスチックリング、オーロラ風。サイズは14号程度。右上にロゴマーク。

ブレスのキューブのスクエアとリングの正面のスクエアをしっかりとリンク。

のこぎりネックレスとの相性も良いです。

似て非なるネックレスを2連重ねしたセット(後案):金と銀が半分に交じり合った美しさとボリュームが実現。
〇ブレスレット:K18YGとPT850のあずきチェーンが絡み合って太いチェーンになったもの。カラーがぼんやり。
〇リング:K18YGとPT900コンビリング。リボン型が躍動感にあふれます。

このリボンリング自体が結構素敵で、輪の部分がPT900でリボンひも部分がK18YGとはっきりとパーツごとに地金が分かれています。

確かにそうでなければこの動きのあるヒラヒラ感は出ないと思いますので必然なのでしょうが、すごく美しいのです。

前案と後案の組合わせの違いは、時期の違いです。

前案は2021年、後案は2022年の組み合わせになり、改良していった結果、完全に高級地金と宝石の組み合わせだけに寄せることに決めました。

あとがき

レベルアップをはかった今後の「本物志向のレンタルジュエリー」もどうぞよろしくお願いします。

地金が情勢の不安定さも相まった世の中でかなり高騰している現在です。

ただ、あまりその地金高騰の価値だけに飛びつくつもりはなく、マイペース過ぎるほどの「おしゃれ」の追求を相変わらずぶれずに続けております。

そうしますと、結構お得なジュエリーのセットもあるわけで、自身としては平均的にジャッジしたものが全く同じ価値感で受け取られないこともあります。

そこがむしろ面白いと思っておりまして、「地金〇〇g」イコールで価値を見極めるわけではないというところに「本物志向のレンタルジュエリー」らしさがあるのでございます。

一度当ホームページ内のコーナーにお立ち寄りくださいますと光栄です(^-^)。

鼈甲ジュエリーが最大限に活きる究極の組み合わせが見つかるまで【390】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

亀の甲羅を素材にした「鼈甲ジュエリー」。

現在は希少価値が高く、豊富なヴィンテージ物に目を向けました。

過去のものは展開もいろいろあり、古き良き味わい深いものが見つかることがあります。

このたびは、ダークブラウンカラーでまとめた鼈甲ジュエリーの組み合わせを差し色目的で装えるご提案として考案。

途中、改良もあり、最終的に行き着いたのは、鼈甲の同じカラートーンだけでまとめるということです。

改良前から順にそのままご紹介してまいりたいと思います。

最初はハイブランドジュエリーを取り入れて鼈甲をごつくないかっこよさへ持っていきたかった

最初はこんな風に組み合わせていました。

黒っぽいモチーフでまとめペンダントのゴールドカラーと鼈甲の模様のライトの部分がリンクするように。。

3点セット(前案):鼈甲ジュエリーの2点が同じ模様とカラートーン、ペンダントだけを「シャネル」製に。
〇ブレスレット:本鼈甲の開き箇所があるバングル。光に照らすと茶色に映る大部分が普段は黒っぽく映る。
〇リング:10mm巾程度の平打ちデザインの本鼈甲リング。サイズは16号程度。

バングルとほぼお揃いのミラクルが嬉しいです。

確かにハイブランド様のコスチュームジュエリーのおかげで昭和色の色濃い鼈甲が新しい方向には行けたと持ったのですが。。

後になって、むしろ徹底的にべっ甲だけでまとめることの魅力を感じてゆきました↓。

交換したペンダント:チェーンも鼈甲、トップも鼈甲という徹底ぶり。バチカン役の丸カンはK18YG製。
4点セット(新案):そうはいってもスタイリッシュな方向へも行けないかと、今度は透かしの「グッチ」も追加。

3点だけでも良かったのですが、ペンダントの周りの透かしと上手くリンクしたK18YG製の「グッチ」ブランドのチェーンリングが暗い中への金色の光として良いのではと取り入れてみたのです。

このチェーンリングの良さは一目見るだけではブランドが分かりにくいところ。

それがかえって鼈甲ジュエリーを引き立ててくれるのでした。

ハイブランドジュエリーはロゴの主張が強いです。

しかし、装うも組み合わせを決めるもユーザー自身です、ブランドよりも天然素材を主役に決めた瞬間でした。

あとがき

「鼈甲」の類似品として「琥珀」が挙げられることが多いですが、「鼈甲」が「亀の甲羅」が素材なのに対し、「琥珀」は「天然樹脂」になります。

そっくりだけど全く違う素材だったのです。

「琥珀」も考え方は同じで、おそらく主役に据えた方がかっこよくなると思います。

この辺りから、当「本物志向のレンタルジュエリー」でも、組み合わせのグループ分けがだんだん改良されていったと思います。

その後なのですが、「鼈甲」や「琥珀」などは「天然石の連」ジュエリーと共に廃止。

そして、「ハイブランドコスチュームジュエリー」も廃止しました。

残ったのは、「高級地金+宝石」でできた本物ジュエリーのみ。

とはいえ、この「本物」という言葉、このたびの鼈甲ジュエリーにだって十分通用する言葉です。

それでも「レベル」としてはお客様のフィードバックによれば中級になってしまうのです。

ただ。。

中級の良さがあり、実用的で外出時に気軽に装えるにもかかわらず高級感もあるという意味ではレベルある立派なジュエリーなのです。

なかなかこのことが伝えることは難しいのですが、自身が今後も引き続きお伝えしていくことを続けていくことで、ヴィンテージ和風ジュエリーの良さをお伝えして行ければと思っております(^-^)。

「真珠マニア」様向けのご提案、かしこまらないイベントやパーティーに有効な18金のステーションパールの活かし方【421】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

18金ジュエリーを集め始めた頃の最初の頃、2000年辺りでしょうか。。ある時素敵なネックレスに出会います。

後に流行のような形になっていく「ステーションネックレス」と呼ばれるもの。

停車駅のように、真珠が配置され、線路に見立てるのは18金イエローゴールドのチェーン。

出会った時点ですでに昔のものなので、地金使いが丈夫でした。

一目惚れをし購入。

そしてあれから20年。

2020年夏に「本物志向のレンタルジュエリー」を開始。

開始当時のラインナップに並んだこの過去に見つけたステーションネックレスには、いつの間にか仲間のブレスやリングも決まっていました。

このたびは、ステーション真珠ネックレスをいかに素敵に装うかを、決してネックレス1点だけの素敵さに依存しない、他のアイテムも充実した視点を持ちながら組み合わせていく方法のようなことをご紹介致します。

〇ネックレス:K18YG製のラウンドチェーンに7mm程度のあこや真珠がステーション状に9粒設置。長さ58cm。

長さが40-45cm周辺の「プリンセスレングス」ではない「マチネ:50-60cm」であるところも、格式ばったフォーマル一辺倒の真珠コーデに新しい息吹を吹き込みます。

それでもこの品物は、2000年時点で古い物だったのです。

〇ブレスレット:ネックレスと同じステーション仕立て。K18YGのあずきチェーンに8粒の7mmのあこや真珠。 

その後にステーションネックレスに合うようにと、2015年くらいに入手の物です。

レンタルジュエリーを始める前から組み合わせてセットにまとめることをしながら集めていましたので、まさにそんな様子の分かる1品です。

〇リング:左は、K18YG台のマヴェパールと呼ばれる大粒珠。13号。 右はピンキーリングっぽいデザイン。14号。

リング2個の意味としまして、象徴的なマヴェと、他のアイテムとの歩調を合わせるべく真珠が複数であることにも意識したものになります。

4点セット:リングが2個という攻めたもの。ネックレスのみよりもはるかにネックレスが主役になります。

ここから1年後には、このような展開もありました↓。

2セット分の真珠と18金コンビのジュエリーセット。元ある右に、左側も切り口を変えた組み合わせです。

この多数の集まりのセットは、別の記事【423】で詳しく綴らせていただきますので、この後是非お立ち寄りどうぞ。

左側はベビーパールを徹底的に集めたというこだわりがあります。

左右で比べると面白いですね。

同じような感じながら、別物だと思えてきます。

バラバラで考えるよりも、早い段階で組み合わせておくということの「分かりやすさ」があるのです。

分かりやすければお洋服には合わせやすくなるというわけです。

あとがき

その後なのですが、まずは真珠の連物のラインナップが当「本物志向のレンタルジュエリー」から廃止。

そして、「真珠」自体もK18YGの組み合わせであっても、廃止しました。

真珠の「はかなき運命・・・傷みやすくお手入れしにくい」のようなものがどう努力しても払拭できず、レンタルからは廃止ということに。。

それでも装うためのご提案などはこうして記録に残しました。

どうぞ、個人で集める範囲を超えたものにレンタルをご検討下さいませ(^-^)。

「あこや真珠」なのか「淡水真珠」なのか、など気にならなくなるほどの「組み合わせの価値」をお伝えしたい【423】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」という事業をさせていただいております。

かつては、真珠も複数ラインナップにありましたが、ある時期に真珠の全面廃止を決めました。

理由としましては、宝石と地金のコンビに特化したラインナップを色濃くするためでした。

ただ、真珠ジュエリーの素敵さに関してはお伝えしながら一役買いたいと思っておりまして、過去のラインナップの記録を残しながら記事に綴りたいと思いました。

その他の記事においても同様なのですが、こうした組み合わせの写真(特に背景が黒やシルバーのもの)を掲載している記事は、過去にこのページがレンタルジュエリーのページであった名残だと思っていただければと思います。

数年後のブログの手直しの際に、改めて記事として新規に綴るということで文章を書き加えているのですが、お写真は過去のものを利用しているという構造になります。

このたびは、2020年スタート時からあった18金イエローゴールドと真珠の組み合わせのジュエリーを豊富な1セットとしてまとめたもののご紹介になります。

2種類のセットが出来上がって更に組み合わせをその中でシャッフルすることも自在。

アイテムが豊富な点が色濃く映ります、是非お楽しみくださいませ。

この中でどれが「あこや」でどれが「淡水」などどうでもよくなる、優しい世界へ引き込まれるような真珠だらけのジュエリーセット

最初に全体を見ていただきますかね↓。

大きく2セットの左右:上からネックレス、ブレス、リングと配置。リングが豊富です。

一番の相性は。。ということで左右にセットが分かれています。

ただシャッフルは可能です。

どれもK18YGベースで合わせています。

ゴールドと白しか登場しない2カラーが「粋:いき」なのです。

〇ネックレス:長い方はK18YGの5mmの淡水真珠の小花60cm。短い方はあこや真珠4mm小花トップ50cm。

そっくりなのに少し違う、上下であこやと淡水での別、まるで兄弟のよう。。

どちらがあこやでどちらが淡水など気にならないのではないでしょうか。

そういったことを越えた価値をここで出したいと思った組み合わせです。

〇ネックレス:K18YG製のラウンドチェーンに7mm程度のあこや真珠がステーション状に9粒。長さは58cm。
〇ブレスレット:あこや真珠の3mm程のベビーパール一連。色味がピンクがかったお品。
〇ブレスレット:ネックレスと類似のステーション仕立て。K18YGのあずきチェーンに7mmのあこや真珠。

オーロラ色だったりピンクがかったりとほんのり優しいあこやの良さが特徴です。

ブレスなのに珠のボリュームがなかなかのものという点は、やはり、上の全体写真の右側のセットにあるということが相応しいと言えます。

〇リング: すべて、K18YG台であこや真珠。サイズは、左からブーケ14号、5つ花13号、6つ花15号。

ペンダントの兄弟とリズム感が合う同じ作りのリングを含みます。

一番左のブーケタイプも非常に美しいヴィンテージもの。

ペンダントと全く同じ兄弟だけではなくリングに新たなるブーケが登場するという変化が、退屈させない面白みの重要なスパイス的存在。

〇リング:全2点。左は、K18YG台のマヴェパール。13号。 右は台の厚みをたたえたいあこやリング14号。

以上でした。

ここまでそろったことの世界観や美しさがあります。

1点ずつはそれほどレアとも言えないのですが、集結することのパワーみたいなものをお伝えできたでしょうか。

あとがき

18金とあこやのステーションネックレスは人気が高いです。

品物を見る時のポイントとしては、真珠が地金の間に入るその1粒の両穴の入り口をちゃんと地金でせきとめて固定してあるかどうかです。

正直量産的な「安物」なるものも存在しまして、しっかりと固定されておらずボンドのみである場合、長年使えるジュエリーではないということになります。

珠がある一か所にいずれ寄って集まってしまうような変形が起こる可能性があります。

ステーションネックレスが作りが良いことを見抜く1つの視点としてご活用下さいませ。

では、素敵なジュエリーに出会われますよう(^-^)。

何と美しいのであろう、オーロラが混じりまるで海の水面のような「ライトブルーグレー」のあこや真珠ジュエリーのまとめ方【425】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーは、またとない1点物のようなアイテムも多く、互いに相性の良いジュエリー同士が見つかった際にはセットアップスーツのようにまとめておくことをお勧めしたいです。

このたびは、あこや真珠のブルーグレー色が天然カラーである3セットの集結をお届けしたいと思います。

いかに世の中に出回っている「グレーで天然真珠です」と謳われている真珠が実は「染色」であるものが多いのかということです。

単純な見分け方としましては、パッと見て、一般的なねずみ色と呼ばれるような鉄色のグレーの場合、あれだけの珠の数が配置の一連物のネックレスは間違いなく染色です。

あのような色の天然でできた色であればおそらくかなりの高額ですし一般的な入手が難しいと言えるかと。

ただ、難しいのが、1粒くらいは混じるマルチカラーの中に存在することは可能だと思いますので、「間違いなく」というのも「9割」ということにしておいた方が良いかもしれません。

では、ねずみ色のような色ではないオーロラが混じるグレーはどんな色なのかということですが、このたびは、その色だけの集結のセットがございますので、じっくりと見ていただければと思います。

見る角度によってグリーンにもブルーにも、そしてピンクにも映る天然らしさこそが価値

〇ネックレス:全体が薄いブルーグレー色のあこや。珠のサイズは7mm程度。43cm。

よく考えがちな「均一感=整っている=良質」という考え方とは違い、不ぞろいなカラーであることこそ天然の証なのです。

〇ブレスレット:2連仕立てのお花の7mm程度の2連。ネックレスよりも全体にピンク色に寄っています。

2連というところがボリューム感あふれます。

〇リング: 925台。ブルー味とピンク味の2種に分かれ、ネックレスやブレスそれぞれにマッチ。15号。

あとがき

真っ白よりも「ブルーグレー」の方が比較的お洋服には馴染みやすいのかもしれませんが、それでもパッ見は白っぽく映ると思います。

それぐらいさりげないカラーです。

連になって複数一度に集結していることこそがそのレベルの高さという解釈でいきますと、このたび、更にブレスやリングと合わせたことはより一層そのカラーの特性が高まるのです。

ここで、反対の考え方をしてみます。

真っ白のあこや真珠に、このうっすらグレーイッシュなアイテムを追加するとなると、違和感を非常に感じるものだと思います。

だからこそ、全く同じ色味でそろえてしまうことの意味があります。

他ではどうしても合わないこれらが集結したのだという意味になります。

全くのお揃いが良いこのたびのような場合と、別物の方が良い場合とあるかと思いますが、この場合はお揃いの効果が色濃く出る方の選択だったと思います(^-^)。

ペンダントトップが最高に輝く主役になるための、バランスの取れた脇役的存在のペンダントチェーンの大切さ【427】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、18金やプラチナの高級地金と宝石のコンビの本物ジュエリーばかりのラインナップでございます。

大急ぎで装いお出かけするシーン、ジュエリー1点ずつをお洋服に合わせていくコーデの時間をかけてしまう大変さにお悩みのご提案としまして、3点があらかじめ1セットになったラインナップがございます。

3点のセットそのままをお洋服に当てはめるだけで良いのです。

付けていただくお客様とご一緒に自身も学びながらおしゃれを追求していくスタンスです。

ただ、ご自身で組み合わせる面白み、お手持ちのジュエリーへの追加としてご利用の場合にも一役買えるのでは。。ということで「単品」というコーナーも設けています。

このたびは、その「単品」コーナーからのペンダントのご紹介でございます。

以前の記事【426】ではネックレスをご紹介致しましたが、この度の【427】では、ペンダントというところがフォルムが変わり興味深くご覧いただけるかと思います。

どうぞ、【426】【427】の比較で併せて記事をご一読いただければと思います。

当初バランスの悪かったペンダントの改良点は、バチカンの充実とペンダントチェーンの見直し

単品:チェーンとバチカンのボリュームがトップに対してバランスが良いです。

これまでいろんなジュエリーを拝見する中での自身の疑問と不満を解決するということを自身が考案したスタイルです。

〇ペンダント:PT900台のダイヤモンドのトップは、縦3.5cmx横2.5cmの5ct。チェーンはPT850製71cm。

ベネチアンチェーンが結束したツイスト型のチェーンはボリュームがたっぷり。

まず、デフォルトではバチカンが華奢で危うく、トップのボリュームに相応しいものへ。。

チェーンも、多くの大ぶりペンダントトップに対しても華奢なチェーンが申し訳程度にしか組み合わされていないことがほとんどです。

このことに対する長年の不満と疑問は自身の中から生まれていまして、是非ともアレンジをご了解いただこうということです。

そうでなければこのような立派なペンダントトップが十分に輝かないのです。

ダイヤモンドのカラット数に限らない、目に映ったそのままの姿こそ本当の意味での「輝き」なのではないかと解釈しております。

あとがき

チェーンに対しては、「重要な脇役的存在」と位置付けていますが、ひょっとすると「隠れた主役」なのかもしれません。

チェーンこそ地金が一番多く使われる部分であり、本物ジュエリーの「高級地金+宝石」の大きな割合を占めているからです。

お洋服・バッグなどの小物類・ジュエリーは、付けた姿を見る人側に立った遠目の見方をしていくことが大切です。

実際に鏡に当てて装いをチェックすることもよく推奨されていますが、それも最終チェックの場面となりますので、もっと前にやっておくことというものがあるのです。

それは、「イメージをはっきりと描く」ということです。

そんなイメージのお手伝いなるものが、当レンタルジュエリーの役割でもあると思っております(^-^)。

「パヴェ」「メレ」は、たくさんの集結で質量が決まりカラットが高まる、10カラットのダイヤモンドシャンデリアネックレスの普遍的な1粒の親しみやすさ【426】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップは、3点のアイテムを1セットにまとめたセットごとになっています。

ただ、「単品」というコーナーもございまして、番号の大きい順から若い番号へ下る形で採番されています。

1点で3セットと同じという考え方で、その中にはカラットの高いダイヤモンドが含まれます。

このたびは、10カラットという現在では入手の難しいダイヤモンドネックレスなのですが、1粒が普遍的でそれを団子のように3つになったパーツがエタニティーに吊り下げられたシャンデリアのようなネックレスをご紹介します。

この親しみやすさは、1粒の良い意味での普遍さにあるのではないかと思います。

カラットは、粒の集結でカウントされる、10カラットの中に入る粒の数が果てしないネックレス

単品:これ1点で1セットというラインナップの分野のものです。
〇ネックレス:K18WG台に3粒で1連のダイヤモンドチャームの房が多数取り付けられている10ct。45cm。

大変美しいのですが、特に凝っているということもなく、普遍的だとも言えます。

これがいろんなシーンで付けやすくなっているポイントかもしれません。

このタイプの2連もありますが、3連はやはり最強。

とはいえ、20ctというバージョンも拝見したことがありますので、1粒の大きさの違いでしょうか。

パッと見て作りが分かりにくいかもしれませんが、縦の3粒は固定。

横に並ぶ設置はそれぞれフリンジのようにヒラヒラしていますので、横向きで融通をある程度利かせてあるのではないかと思います。

ラウンドネックに沿った構造です。

こうしたジュエリーは、製造してくださったことに感謝し、そして、装う者がネックレスの素敵さをたたえながら素敵に装うことでという形がとても理想的で素敵です。

あとがき

10ctなどというカラット数のものは、こうした小粒の集結物にしか見当たりません。

1粒だけでカラット数が高いものよりも、たくさん連なったり、集まったりしたものの方がうんと華やかです。

ということは、カラットをそれほど重視するものではないとも言えます。

カラットは結果的なもので、2ct-5ctのパヴェなどは、見ただけのカラットの違いを予測することは簡単ではないと思います。

デザインや面積でも随分印象が変わるので、カラットはある一部分の指標であると考えています。

レンタルジュエリーも、地金の重さやカラットだけで価格が変わることをさせていただいておりません。

一律で、あくまでも「おしゃれ度」を一番重視したものになります。

「本物志向のレンタルジュエリー」どうぞよろしくお願いします(^-^)。

簡単に入手できるものではない、ジェダイトの連から自作のマルチカラーが際立つエキゾチックな翡翠ジュエリーコレクション【428】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年代にパワーストーンブームも相まって、自作ネックレスやブレスをどんどん自作していった時期がありました。

その後、パワーストンブームも下火になってきた2015-2016年頃は、製作の分量は落ち着きましたが、ストーンの希少度やレベルも見分けたりする学びをするようになっていきました。

そして、2016年頃久しぶりに作ったのが、ジェダイトのネックレスとブレス。

翡翠の連を自作しようと石問屋様で探している最中に出会ったのが、なんとマルチカラー。

「これは素敵だ!」と大玉の素敵なジェダイトの連を購入したのでした。

留め具は18金イエローゴールドです。

では、めいっぱい翡翠の素敵な世界観溢れたセットをご紹介したいと思います。

グリーンがエキゾチック、18金のツタの葉の透かしリングを思わず合わせたジェダイトのセット

5点セット:ジェダイト中心にこのようにまとめました。カラーが整然とリンクしています。
〇ネックレス:濃淡がマルチカラーの12mm珠の天然翡翠(ジェダイト)。留め具は、K18YG製。長さは42cm。
〇ブレスレット: ネックレスよりも少し小さめの10mm珠。天然翡翠(ジェダイト)。留め具は、K18YG製。
〇リング:左-天然翡翠の濃淡くり抜きリング2点 はいずれもサイズ13号。右-K18YG製の巾13mm。16号。

リングも濃淡で立体感を演出です。

ここへ18金のみでできたツタの葉リングを入れた効果は大きいです。

翡翠をエキゾチックなテイストととらえたのです。

あとがき

2020年にスタートの当「本物志向のレンタルジュエリー」では、その後こうした天然石の連物をすべて廃止。

その後は、「高級地金+宝石」の組み合わせに特化していきました。

ただ、この時のこのジェダイトのような連は、なかなか見つけることができません。

濃厚で大粒のはっきりとしたマルチカラーはこの時の2016年の出会いのパワーで見つかったものだと思います。

留め具をK18YGにしたことでストーンの価値も発揮されるもの。

こうした仕立ての連物は、今後も個人のコレクションの中では活きるものになると思っております。

よって、このたびの記録をブログ記事に残しておきたいと思いました。

レンタルジュエリーでは分野を特化させていただいておりますが、ご提案としては幅広く、レベル関係なしに「おしゃれ度」重視でこのようにご紹介させていただくスタンスでございます。

親しみやすく緊張せずに身に付けられるシーン用のジュエリーも必要ですので、そんなジュエリーであってもレベルは確かであるところをポイントにお伝えしてまいりたいと思います(^-^)。