まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
よく記事にも書かせていただいているのですが、ハンドメイド製作において、生地選びは重要であり、その年ならではの一度きりの生地も少なくありません。
よって、どうしても、先を見越して保管しておくということが多くなります。
多くの生地が多品種小ロットなので販売されているのですね。
今回は、前もって調達して保管しておく際に、1年半ほどでたたみじわが付いてしまった例とその素材はどんな種類のものであったか、また対策などをご紹介したいと思います。
引出しにいれているからといってたたみじわが付かないことは決してない

2つの生地は左が綿/100%と右がナイロン/100%。
こういったいわゆる使いやすい生地=折りやすい、跡が付きやすい生地というのは製作はしやすいですね。
ただ、保管時のデメリットがあると言えるのです。
ここでご紹介できるとすれば、たたみじわの箇所に焼けが出来やすい素材は、
・デニム
・帆布
・綿/100%の生地全般
・ナイロン/100%のハードな生地
こんな辺りです。
上の2枚の写真も私としてはちゃんと大きな引出しのようなところに保管していたつもりでしたが、ふんわり畳んでもその上にも載せていくので、積み重ねれば、折り線は付きやすく、保管というのがいかに難しいものだということが分かります。
折り線が付かないような対策とは

棒は生地屋さんに1本その都度もらえればもらう、資材屋さんにも売っていますので、巻いて、折った場所を作らずに保管ということが対策になります。
あとは、早めに使用していくということです。これも大切です。1年越しなどは可能性が高くなりますね。
私の上の写真では、1年半が経過していましたので、都度広げてチェックするとか、とにかくそのままの状態キープも焼けの原因になるかと思います。
あとがき
せっかく大切にキープしようと思ったのにたたみじわに加えて焼けるというのは悲しいことです。
たまたま私の場合綿/100%などは少量しか取り扱っていなかったのですが、それでもこうして、片っ端からそんなことが起こっていくのが実際なのです。
生地ストックを持ち続けることのリスクもここで学ぶこともできました。
生地を大切に保管するということの奥深さも同時にあるわけです。
きちんと畳んで収納ということが結果焼けを招くということなら、棒に巻いて立てかけて置くことの方が結果大切に保管したということになるのです。
あまり、見栄えに拘って、すべてを引出に入れてしまおうと思った結果こうなったとも言えます。
生地それぞれにちゃんと対応した収納の仕方があるということですね。
