まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
2018年2月頭からの個人事業主スタート時に製作したハンドメイドバッグは、まだ商標登録がなかったので、TMというマークをネームに記載。
その後、商標登録の審査がおりてRマークへ変えていきました。
そんな細かな事、今思うと気にすることでもなかったかと思えます。
何のイロハも分からないものだから、とにかく商品にブランドネームを付けて証として知ってもらうのだという何か、ロゴが先走った形でのスタートでした。
けれども、ロゴというものは、知れ渡ってきて初めて良くも悪くも効果が出るものであるとはあまりその頃は考えていませんでした(^_^;)。
自分でロゴを描かずともロゴを購入することで商標登録が可能だけれども。。。
私のたどった道というのは、自分でロゴを描かずに、出来上がりを購入する方法で、イギリスの大きなロゴ会社の「logastar:ロガスター」さんからの購入で進めました。
ロガスターさんに類似のロゴサイトはとてもたくさんありましたが、ここが品数が一番豊富でした。
日本円にすると訳¥3,000程度でロゴを購入。文字とイラストの組み合わせで現在のpicturesqueのロゴを文字のデザインと共に購入。
このルールというのは、このお代金で、商標登録が可能であるというもの。
しかしながら、私からのご質問の返答では、他の人も私が購入後も同じロゴが利用できるというもの。
そうすると同じロゴやデザインを全く同じ形式ではないにしろ共有することになります。
私の場合商標登録出願時に弁理士様にお調べいただいた時に、ロゴの動物の絵がヨーロッパの雑貨品の会社のアイテムにプリントされたものと一致してかぶっていることが判明。
しかし、この購入が権利を得ることの対価であり、フリー素材的な物であることの説明で通りました。
その代わり、その後のトラブルなどは当社(ロガスター)は無関係にあるということで。。。というルールでありました。
それもそれでよいかと思いますが、今、このことを考え直してみると、矛盾を感じます。
商標権と著作権とは違うものであるということ。
もし、何か私が同じロゴを共有している他社様からクレームを受けた時に、結局はそのロゴを書いた人が誰なのかというところを問うことになるということ。
それは、ロガスター社に雇われていたデザイナー個人の〇〇さんという人というのが正解だと思うのです。
自由に使ってもいいよというのは、あくまで、その時の契約であり、そののちのトラブルに関しては、誰というピンポイント的な著作権が一番有効になるかと考えます。
けれども、共有しているのだということが分かりながら、訴えてくる人はなかなかいないので、そもそもゆるい気持ちでの使用だと思われます。
このことを振り返って今思うことは、ブランドネームなどの今後もよく使うものや自社のロゴなどは、「下手でも良いので自分で描いて、その動画や写真も撮って著作権を明確に本人にしておくこと。」これにつきると思います。
他の人が作ったロゴを自分のものに100%所有することの限界です。
事実がもう自分の完全オリジナルでないということを物語っているからですね。
ロゴの文字1つにしても、挿絵にしても、マイクロソフト社のエクセルの図形を使うことすら著作権があるみたいです。
かなりやばいです。動画内などで図形を使ってのロゴ作成も自分のオリジナルではないことになります。
それに、今更ながら昨日気づいています(^_^;)(^_^;)(^_^;)。
現在のロゴや著作権に対する考え方
よく、デザインを真似てそれが問題になって訴えられるという話が製造物にはあります。
某有名ブランドの3本線もあれだけでそのブランドの証としてロゴとなるのかならないのかで最終的にならなかったという件が興味深かったです。
結局その3本線のデザインでのもめごとは、そのブランドさんが売れているからの話で、売れて有名になっていくことで生じる問題であったりするのです。
そうすると、目立っていない存在であれば問題は何も起こらないわけです。
なので、何か問題のあった時にしか効力が無いとも言えますし、その予防とも言えます。
数年前はえらくロゴに拘ってはいたのですが、今となってはそのようなマークはそれほど大切ではないのではないかと思うようになってきました。
一応は製品なのでブランドネームは付けますが、果たして、そこに大きな意味があるのかどうか。。
それよりも多くの人に自分の納得した良きお品が広まった方が良いと思うようになりました。
ブランドロゴなどの効力によって縛りを付けることで広まりにくくなると言えます。
多くの人が共有できるような良いデザインがあっても良いではないか。
そんなことを考えています。
じゃあ、いっそロゴなどを無しにしたら。。。
そうすると、こういった被害を被ることが考えられます↓。
間違いなく自分のデザインなのに他社様から内容証明が来るという恐ろしいことが。。。
明らかに販促行為ですよね。とても悪質なやり方です。大企業の新製品に時々あるみたい。
けれどもそういうことも可能になってしまうわけで、いざという時には、やっぱりロゴとか商標権が効力を発揮する場合もあるようです。
そういうことも理解しつつではありますが、今現在の私の考えるところは、ある1つのデザインを多くの人で共有し合い、みんなが気軽に、販売できるような著作権フリーのデザインです。
物を作る人は、自分の作ったものにもこだわりがあるので、そんなこととても信じられないかもしれません。
ぐっと自分のデザインを守りたくなる気持ちがあるかと。
しかし、アーティストっぽくない私であるからこそ、できることなのかもしれない、ただただ、そのデザインや作り方が「広まる」ことだけに重点を置いた考え方です。
フリーにするのも著作権を持った者のみができることで、それは、デザインとか案を考えた人になります。
それを使いたい人も多くいらっしゃるわけなので、そういう人達のためにもなるのではないかと思い始めています。
あとがき

著作権の問題は非常に難しいです。
有名なソフトウェアの会社さんでも、一人一人に回答ができなくて、弁護士を通じて判断してほしいなどの記載になっています。
じゃあ、いいの?悪いの?、それが簡単に答えられない。図形1つ使うにしてもそらが商業利用の一部に出てくると100%自分のオリジナルではないからなのですね。
基本的にはダメだということなのでしょう。
四角い図形1つ商業用のデザインとして使用するとしても簡単ではない現実に何か窮屈さを感じますね。
そんなことから、じゃあ自分は逆の立場で提供する場合にはすっきりとした分かりやすい商業利用をしてもらえるような説明をしたいものです。
