「バッグを底から眺めるなんてあるのだろうか」「もちろんあります」、を想定したベルト位置の均等さがとんでもなく美しかった【810】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

かなり良いフィードバックをいただいていますバッグに、「切餅:きりもち」というデザインがございます。

いわゆる、「エコバッグ」「レジ袋」「サブバッグ」というイメージの畳めるような袋のようなバッグです。

一重仕立てのサブ的存在とはいえ、素材によってはこれも十分にメインバッグになり得るものであり、使い道の可能性が非常に大きいのです。

せっかく、このデザインを考案したならば、その良質さを徹底的に高めていくと決めました。

このたびは、この「切餅」の底のベルトを縫い付ける「間隔」にスポットを当てました。

「底ベルト」という2パーツをハギ目に対して対象に底に取り付ける、その場所の変更をしていきます。

少しのことなのに随分見た目が変わる驚きがあると思います。

是非ご一読どうぞ。

以前の取り付け位置は、作り手都合の縫い代を含めたど真ん中だった、以後は見た目の美しさ重視の位置へ変更

まず、以前の製作品の取り付け位置をご覧いただくのが、どう変えていくかというのが分かりやすいかと思います↓。

底ベルトの位置(旧仕様):横に2列真ん中から対称の上下のベルトのことです。真ん中に寄っています。

この底ベルトの取り付け位置、実は真ん中寄りであることに気づいていただけるかと思います。

マチから見ると外側が広くて内側が狭いです。

こうなる理由は、製作時に縫い代を含めたど真ん中に取り付けているからです。

これを縫い代を省いた状態の真ん中にすると、ベルトの位置が上下に広がり、出来上がりから見た本当のど真ん中に付くことになります。

このど真ん中に移動することの効果を見てみたいというのもありますし、そもそも真ん中の方が言葉など要らないほどの自然なものになるのではないかと。

基準の線をアイロンで示す方法を考案、アイロンの折り線をたよりにど真ん中へ

マチのど真ん中をアイロンを二つ折りすることで線を付けます。チャコペンが必要ありません。

こんな風に、チャコペンを使わなくても線が引けました。

マチは出来上がりが20cmに設定してあるので、型紙通りに裁断したこの状態の縦のマチ部分の長さは、半分の10cm。

そうすると、アイロンの線は半分の5cmの位置にあります。

改良前は。この線をど真ん中になるように底ベルトを置いていましたが、今度は、縫い代1.5cmを省きます。

底ベルトの出来上がりは巾2cmちょうどくらい。

よって底ベルトの真ん中はベルト自体の端から1cmの部分。

取り付け位置は、折った印の線から1.5cm内側へ縫い代分移動したのがベルトのど真ん中なので、1.5cm - 1cm = 0.5cm。

つまり、折り線から5mmの位置に底ベルトの右端を取り付けると出来上がりがど真ん中へ行くという考え方です。

ここで間違い易いのが、ベルトの端で計算してしまうこと。

合わせやすいのはベルトの端であることはじゅうじゅう承知なのですが、ど真ん中を実現するには、ベルトの真ん中で見る、これが注意点です。

底ベルトの位置変更後:出来上がりがど真ん中になるような位置へ変更しました。

これで出来上がりがど真ん中に行くのです↓。

底ベルトの位置(新仕様):ど真ん中配置の美しさがあります。最初の画像は詰まった感じでした。

ここで学べるのは、「間隔の美しさ」とも言うべき姿です。

ストライプの柄もそろえていますので余計にベルトの間隔の均一さがスポットライトを浴びています。

あとがき

究極の仕様は、むしろ一重仕立てのシンプルな製作の中でこそ生まれていると感じています。

隠すところがなかなか無い素直な一重仕立て製作だからこそ生まれるもの、それが「粋」「瀟洒」「洒脱」というテイストなのかもしれません(^-^)。

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