まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
現在いろんなメッシュ素材でリュックを製作をしております。
そんな<メッシュシリーズ>においてこのたび4点目の製作に入ります。
メッシュと一口に言ってもいろんな面白い素材があることを同じデザインのリュックに落とし込み分かりやすくお伝えし、自身も新しい素材の性質などを学ばせていただいております。
このたびは、どこかで見たことがあるようなパンチングの素材を表地に利用して、全4種の生地を組み合わせた黒ベースの製作をしてまいります。
まだ、最初の段階ですのでリュックの形にはなっていませんが、なぜその4種を組み合わせたのかの理由や、表地であっても裏地であってもレベルの差を付けることなくフラットに考えて選ぶスタンスを見ていただければと思います。
ユニフォームやスニーカーで親しみがある素材のパンチング生地がリュックになる、その一方で裏地は花柄という意外
このシリーズでは、全体の面積が大きくなるため、生地が意外にたくさん必要です。
もともと調達が少しずつですので、足りない分を複数の種類の組み合わせでストックから選ぶので結果4種もの生地になっています。
分量では、だいたい生地ストックは過去に調達の0.5mずつが一番多く、コンパクトなリュックを作ることに対して、x4の2mを要するということになります。
この用尺の増加は、やはり内蔵巾着袋が二重仕立てであるというところも影響が大きいのです。
パンチング素材、どこかで見かけた生地です。
ユニフォームとかスニーカーの一部に使われているメッシュに同じです。
スポーツのシーンでの使われ方がイメージとしては強いですが、意外な使い方で個性を演出、これをリュックにするということをしてまいります。
残る3種は裏地と巾着袋、内貼りの裏地は花柄ということに決めました。
実際にはメッシュではないのですが、メッシュ柄に描かれていてユニークなプリントは表地のメッシュにリンクします。
花柄のマルチカラーの色も中間的で綺麗、ベースが黒で、これまた表地を始め他の生地との良き橋渡しとなります。
リュックの中を開けたときに、この花柄が目に入るので、内張りも重要なポジションです。
今回二重仕立ての巾着袋は織物(左)とニット(右)を組み合わせます。
内側は滑りが良い方が使いやすいと、つるりとしたサテン地を内蔵巾着袋の内側に、表地の黒メッシュとまるで兄弟のようなパンチングのニットを内蔵巾着袋の外側に配置することに決めました。
同じポリエステル/100%のパンチングでも、ここまで違いがあるのです。
もう少しズームアップして大きい方の表地メッシュと小さい方の巾着袋の内側のメッシュ生地を見比べます↓。
余計な色を入れず、黒ベースでそろえました。
きっと使う回数の多いリュックになれるのではと見ています。
あとがき
複数の生地があるとどれがメインか一見分からないところが、どの生地もフラットに見ているということになります。
柄物を表地にしてきた製作をメインにしてきた過去では、テイストが偏り過ぎたということがありました。
といういことで内側に柄物があることはある程度の許容になると、内張りに充当したのでした。
この4種の生地で作ったリュック「餅巾着」の完成の投稿記事は、【767】です(^-^)。