まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
2010年を過ぎた頃からの天然石ブームの影響で、随分と自身も自作で天然石の一連ネックレスを作ったものです。
その中で天然石の中では定番のような存在の「オニキス」のネックレスも作った経験があります。
ただ、自作の場合は、同じサイズの珠の一連を購入して1点物として製作したので、その出来上がりは、円形のようなフォルムになりました。
そう考えますと、お土産物のヴィンテージネックレスのオニキスが玉のサイズが、場所によって変わっていて、おさまりのよいU字に装えるという魅力がここにあります↓。
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多面カットの中でも特に表情があると感じる32面カットのオニキスネックレス。
留め具をこのたびメッキからシルバー925へ変えていきます。
一度バラバラにして組み直しをするといった作業を致します。
よって、ネックレス1本を自作することとほとんど同じ作業です。
珠のサイズの並びは、元のままをそのまま続行するのがよい
珠のサイズが、今回の場合はばらついています。
小さいものは、5-6mm程度、大きいと10-11mm程度までの幅があります。
首周辺が小さいものを、一番視線が向かうトップ周辺を大きい珠のサイズというように、だんだんと大きくなり、また首の方へ戻っていく時にだんだん小さくなります。
この配置が美しいバランスのとれたU字を描きます。
作業手順と注意点
まずは、留め具の部分をカットします。
この時に、ニッパーという刃の付いたペンチのようなものを使います。
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次が早速注意点。
バラバラにするといっても、玉のサイズの違いがうまく配置してあるのですから、このままを活かしますので、そっと上側に置きます。
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この順番で1粒1粒移動するように新しいテグスにはめていく、それが取りこぼさないようにはめ込み直すための確実なやり方です。
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つぶし玉でさえSV925製なのです。
こうした細かなパーツにもこだわりを入れ込みます。
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テグスがだらりと余らぬよう、それでもキツくなり過ぎぬよう、目安はダルマ板が遊べるぶらぶら揺れる程度を保ちながらの位置にして行います。
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ジュエリーで今回のようなちょっとした手直しなどをする場合、真ん中の「ヤットコ」の出番は多いです。
通常ヤットコは2個を1組で使うことがとても多いので、実はもう1点同じ物を持っています。
あとがき
オニキスのネックレスは、1点持っていると黒コーデに映えやすく使える場面が多いです。
それは、黒というカラーが強い色だからということも大きいです。
豊富に産出され珍しい天然石ではないものの、バッグや靴に黒が多いということに歩調を合わせるかのようにオニキスジュエリーが良き小物として活躍してくれる場面は多々あるのです。
このたびの32面カットのネックレスでしたが、以前に12mm珠一連で製作した際には、K18YGの留め具にこだわってエレガントな雰囲気を目指して自作したことがあります。
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エレガントにもカジュアルにも顔を変化させられるオニキスという天然石は万能です。
もともと影響を受けたのは、アメリカの女優さん(「ジェニー・ガース」様)が黒いワンピースに着用していた写真を拝見しての参考からです。
セレブ様達は目立つ存在ですので、よくその装いを参考にさせていただいています。
ゴシップ生地などの写真も誰それとどうこう関係なく、どんな装いなのかに細かく注目して見るという研究の仕方もしています(^_^;)。
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