まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
洋服は、着るということはもちろんなのですが収納の場面も重要です。
着られない間のじっとハンガーにかかっているその時間というものは、よく考えたら結構なものです。
今回は、ハンガーにワンピースをかけて収納にあたっての悩み事を解決するべく、あるリフォームを致しましたのでご紹介したいと思います。
クローゼット内の悩みの1つ、ハンガーからずり落ちるストレス
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ひだのようにアクセントある作りが布を存分に使った贅沢な仕様。
「WING」というブランドネームが付いています。
入手したヴィンテージワンピースが前も後ろも深めのV字開きです。
シャープなラインでかっこよい反面、収納時には少々悩みが出ています。
ハンガーからするりと簡単に落っこちてしまうのです。
他の洋服を触っていたのに、ハンガーが揺れたはずみでこのワンピースが落ちていたりも。。
何と嫌な場面であることでしょう、間違いなくこれも1つのストレスです。
落ちないように注意して動かさねばならないところが辛いです。
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このワンピースのハンガーの部分に注目していただいたら分かるかと思います。
V字が前後両方なので、ハンガーからずり落ちやすいデザインなのです。
このせいでクローゼット収納時の悩みができてしまいました。
そこで、やや空きの多いネックラインの後ろ面を一部覆うというデザインのリフォームも兼ねて、布テープを左右に渡らせて、クロスデザインの支え布を設置しようではないかと思うに至りました。
ワンピースでたまに見られる後ろ面のネック下のあの編み込みみたいな仕様です。
1990年代初頭のヴィンテージワンピースに多く見るデザインです。
「クロス支え布」設置のリフォームの手順
ものすごく単純と言えば単純です。
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ここに、縦7.5cmx横17.5cmの長方形の面を2枚裁ちまして、接着芯を貼りました。
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肩線とVの先端地点の長さ20cmの半分、さらに半分という風に印を付けて、印が3つになりました。
そして、左側の一番上の印から右の一番下の印に布が渡るような位置に待ち針。
今回の場合、幸運なことに、縫い目が隠す場所がありました。ひだです。
このひだをぺらっとめくったその隠れる範囲内の位置にステッチしました。
折れ線と同じ位置は上手くひだが戻らずに浮いてしまったので、やり直して、折れ線より少し外側(この写真の場合左側)にずれた位置にステッチ。
当然反対側の中側は、分かってしまいますが、布テープの縫い代は始末してあるので良いでしょう。
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どうでしょう、覆う部分が増えたのも落ち着いた印象になりましたし、何しろハンガーにかけても安定しています。
こんなに嬉しいことはありません。
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あとがき
今回のリフォームでは、整頓の結果の「心地良さ」を存分に味わいました。
この「心地良さ」の体験は非常に貴重であると思います。
この目では見えない感覚、「心地良さ」これこそが、事業をする上でお客様にご提供していくことの内側に存在するものだと思いました。
それを自身がこのたびのリフォームで感じられたこの体験を大切にし、今度は自身が作る製作物とか事業のサービスの内容にこの大切なものを内蔵できると良いです。
ストレスは無ければ無いほど良いです。
ストレスを無くすためにはどうすればよいのかを考えていくことは、難しそうな心地良さをどう作るかなどと考えるよりも分かりやすそうです。
そうした結果心地良いのだと自身が感じたり他の人に感じてもらえることに自然となってゆくと思います。
変なモヤモヤ感、腑に落ちない感、不満などはその感じた気持ちを素直にまずはすくいとるところから始める。
決して耐えすぎたり、目を背けたりせず、まっすぐに見つめ、早期に解決したいことです(^-^)。
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