まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
今回の記事もカテゴリーに悩みましたが、経理分野でよかろうと、ここへアップ致しました。
お金関係のことですし、のちに計上や仕訳ともかかわりがあることなのです。
よって、今回の記事をできるだけ経理作業と絡ませてお伝えしたいと思います。
ここ近年、諸事情が重なり、宅急便の運賃も高くなってきました。
この運賃、ばかにならない、かなり、コスト関係に影響がある項目なんです。
picturesque流の商品発送時の運賃の勘定科目名
ところで、勘定科目って、既成のものがソフトには組み込まれています。
けれど、そのまま使用するのかどうかは使い手にゆだねられます。
個人事業主の事業の種類によって法人もそうですね、共通するかと思いますが、その会社ならではの科目ってあると思うんです。
科目名は、ソフトに登録して、自分で作成できたりします。
使いやすいように、なじみある言葉で作ってしまえるのです。
今回のお話の科目は、商品発送時にかかる実際の運賃です。
私がお世話になっているMFクラウドさんの場合は、それに該当するような既成の科目名は、「荷造運賃:にづくりうんちん」でした。
けれども、商品の私自身のコストとして商品を発送した時用の科目が欲しいと思い、「商品発送運賃」というものを設けました。
少しのだけの違いなのですが、商品発送専用の科目ということで、本当に商品にかかった運賃を遡って調べたりするときにいい具合にデータが密集します。
つまり、経理ソフトのマネーフォワードクラウドの中には、「商品発送運賃」というタイトルの元帳が1つ出来上がるわけです。
それを呼び出すと集まっているのでデータが見つけやすいというか、そのものです。
販売サイトの業者さんが明らかに運賃に含み益を入れていることが分かる件
私は、洋服は、すべて、ビンテージ、いわゆる古着です。
もうここ近年徹底的になってきました。
古着は同じ物の数が少ない、もしくは、1点物なので個性をあるコーデが作りやすいという魅力をとても感じるからです。
現在は、ヤフオクばかりで購入しています。
ほとんどが、古着屋さんをしている業者さんですね。
ヤフオクとメルカリの違いをここに感じます。
ヤフオクの方が圧倒的に出品者に業者さんが多い。。。
これ私の偏見ですかねえ。
いや、そんなことはないような。
メルカリはもともとCtoCのお取引のビジネスモデルを徹底したものだと思われますので。。
そうするとメルカリの出品者さんというのは、本当の個人が多い。
そうすると出品物も大きく違いがあるような気がします。
ビンテージのような古着を見つけるとなるとやはりヤフオクの方が見つかったりします。
なので、現在ずっとヤフオクをチェックしてます。
私自身もハンドメイドバッグの出品は、ヤフオクなんです。
いずれストア枠に入れたらなあという夢を見ています。
結構ストアの登録は条件が厳しいんです(^_^;)。
ヤフオクでいろいろ購入していく中で、送料に関しては、今までにもさんざんトラブルを経験しています。
ヤフオクには、現在も常識外の送料を設定して、含み益を得ていると思われることが明らかな業者が多くいらっしゃいます。
事情はあるのは何となくわかります。
そもそもヤフオクという場所が安く商品が購入できるという前提でお客さんが訪れるので、商品代が高額だと検索にもひっかからず、落札者が狙う商品の候補から外されてしまって、知られることさえないのです。
なので、まずはたくさん見てもらえる価格に設定、しかもえーっ、この値段で買えるんだというような金額で即決を設定、そして、その代わり、送料がおそろしい¥1,000以上の設定ということになります。
どれほど小さなアイテムでも関係ありません。
時には、荷物がぺたんこで¥200辺りのメール系の便で可能なものをわざわざ均一の¥1,000程度の送料に設定されているんです。
理由は、それぞれに対応している手間や時間を削り、均一に平均的に損も得もあるようにまんべんなくならしているという名目のようです。
しかし、まだ上のケースは、悪質とまではいきません。
ほしい商品が安く購入できるので、半分は納得させられているんです。
それに送料もめちゃくちゃな設定でもなく、わずかに¥200-¥300の上乗せといった感じ。
そして、とにもかくにも、お品のチョイス、出品のお品のレベルが高いと思います。
そこに私は魅力を感じてしまって、よく買ってしまいます。とても大きなチェーン店なんだと思います。
ところで、上のケースとまた違って、こちらは、悪質と言い切ってもいいような送料設定の個人です。最近とても警戒しています。
おそらく、転売業者をしている個人だと思っています。
私は歯磨きにはちょっとこだわりがあって、高めの歯ブラシを購入しているんですね。
MISOKAというやつです。
毛にNANOテクノロジーによる素材が塗布されていて、歯を白くする。
しばらく1か月程度は効力が持続ということなのですが、1ケ月も経過しないうちに歯ブラシの先がぎゅんと反り返ってしまうので、結構頻繁に購入しているしだいです。
もちろんここまでリピートするのは効果があると実感するからです。
さて、このMISOKA歯ブラシ。
通販で購入すると、歯ブラシ1本で¥1,000+消費税という価格なものですから、時々、割引的な価格なものを探すために、ヤフオクで検索することがあります。
そして、ポイントなどで購入してさらにお得にする工夫。
そうするとヤフオクにいるわいるわ。
商品の値段をかなりお得(時には半額以下)にして、送料が全国一律¥1,280。
歯ブラシのような小さくて軽いものが、どう梱包してどう手間をかけたらそのような送料になるのかww。
ということでそういった出品者はまず、転売業か何かの人だと考えます。
結局私が買うとすれば、贈答品でもらったけど使わないからという文面、そして、送料が定形外¥210とかそのような辺りの出品者を、「本物」と呼び、その出品者から買うことに決めます。
この出品者のどこがよいかというと、正直だということ。
何も偽りのないクリアな出品だということです。
一方、送料に高額な金額を提示している出品者は、すでに私の中では信頼度0です。
送料に含み益を組み込んでいるのですね。
そうして、品物の値段と送料の合計が、まともな高めの品物の値段で出品するするよりも発見されやすいので、その分送料に加えていての¥1,280だということになるようです。
その場限りの短い利益よりも長い目で見た将来的な利益に価値がある
そんなことから私が思うことは、そういう事業は短命な事業だと言わざるを得ません。
このことがそこそこ広まると、人々は分かってきますから、送料に含み益を入れている事業をしている人は大事なものを失っているということです。
目先のお金(現金)に目がくらんでいるようです。
一時的にはお金は得られるかもしれませんが、大切なものを喪失していきます。
「信頼」です。
もう、このことに失望されたらいずれこの事業ができなくなるかもしれないなどと考えたことがあるのでしょうか。
そういう考えをしたことがないのでしょう。
今目の前に見える狭い範囲内のことだけに注目しているのでしょう。
送料というのは、あくまで、立替金なのです。
実際に発送した送料が¥210であれば、立て替える¥210のみをいただけば帳消しになり、落札者さんが負担したことになります。
落札者さんも負担した¥210そのものが実際に配送されるコストであったことを理解し、納得するのです。
それが¥1280の場合、腑に落ちない気持ちが落札者には膨れ上がるのです。
この腑に落ちない気持ちの、数々の積み重なり、一人1件にしてもこれが大勢になったときの塊みたいなものが大きく信頼をぶち壊すんです。
よくよく考えたらとても恐ろしいことをしているのにそういう長い目で見た考え方をしていないのですね。

あとがき
ヤフオクをかれこれ15年近く利用させていただいてきて、こういう配送関係の嫌なテクニックを使った業者はずっといました。
確かに配送関係はコストの中では影響するものではあるんです。
私もそのことはよくわかります。
でも、こういった上乗せの含み益のやり方はもうネタバレなんです。
究極、送料を見ただけでお客さんが逃げるようになる日がやってきます。
立替金の役割である送料を高くも安くも、実際のそのままのコストで知らせてあげることがクリアなんです。
このクリアという部分が、信頼へつながるということなんですね。
終わり。
ハンドメイドバッグは、ヤフオクとcreemaで販売中です。
是非お立ち寄りどうぞ(^-^)。
