ハンドメイドバッグの表地と裏地を洋服コーデのようにどちらも対等な価値で考える選択【49】

まえがき

こんちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、みかんのような世界観をバッグで表してみようと考案。

大花柄に使われている暖色系カラーをみかんの雰囲気と関連付けました。

この記事は前半部分になりますが、主に生地の表地と裏地の組み合わせの仕方の例としてご紹介しながら、バッグも洋服のコーデのように考えられるということをお伝えしたいと思います。

今後の生地選びにお役に立てればと思います(^-^)。

大花柄の表地と合わせたグリーン色のジャガード裏地

一度みかんウエストポーチというものを作った表地でしたが、みかんウエストポーチでは、生地の良さがあまり活かされず、ボツにしていました。

今回は、まだその生地の在庫があったのが幸いしてもう一度この生地で作る機会ができました。

素敵に作ってリベンジしたいと意気込んでいる次第です。

<左-表地>イタリア製、<右-裏地>日本製・・・表地の葉っぱ部分の色と裏地がのカラーはドンピシャです。

表地はこうして見てみますと、暖色系のマルチカラーです。

マルチカラーの定義は3色以上の色が使われていること。

ちょうど3色の、クリーム、イエロー、グリーンで成り立った柄になります。

こういうマルチカラーの場合は、その中の1色を選んで合わせると、垢ぬけてすっきりした印象になると言われていまして、やはりそのようにするのがもっともであるとの判断。

お洋服でいうトップスにボトムを合わせるかのような感覚。

表地が決まっている中、裏地は、その中の1色のグリーンを選んだということです。

この色の選び方にも実はコツがあって、面積の多い色に合わせるよりも比較的控え目な占有率である色に合わせることもコントラストが美しい効果として出るというものです。

そういった考え方をしたので、クリームベージュなどの色の裏地を選ばず、もっとはっきりとコントラスト効果のあるグリーンを選択したのです。

ピーマンとかキュウリの鮮やかなビビッドグリーンではなく、クリーミーなメロン色のようなエメラルドグリーンというような色です。

綿が55%入る表地は少しカジュアルにも映りますが、表地をエレガントにとらえた裏地の決め方なので、ツヤのあるきらりとした柄を選んだことも今回ならではです。

あとがき

バッグを製作するにあたってまずは、力の入れどころが生地のチョイス。

その時に、裏地もしっかり拘ることをお勧めしたいです。

裏地とは言え、かなりの存在感です。

時には、表地以上の高級な裏地であることも結果としては有ります。

それくらい見えにくい内側にも重点を置きたいということになります。

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