今回でリフォームが最終、メッシュ素材でハンドメイドリュックを作ってきての総まとめレビュー【837】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

結構間に、他のお仕事などがいろいろ入りながらも、ハンドメイドリュック、「餅巾着:もちきんちゃく」の新型の入り口フラップの取り付け直しリフォームを行ってきました。

いよいよ今回まとめて2点のお直しですべて完了。

今後、改良後の大きくてセキュリティー性が高まった方のフラップがデザインとなって作っていくベースができました。

今回の完成2点の内1点は完成自体が初めてなので、興味深く見ていただけるかと思います。

2点リフォームの完成レビュー

今回リフォーム完了した2点の餅巾着:両方黒ベースです。
左側のスポーツメッシュ素材にはこんな感じの内側の雰囲気の生地をチョイス。メッシュを意識した花柄のナイロン撥水生地や、内袋の巾着袋が同じく隙間の小さいタイプのスポーツメッシュであるところに統一感。ジャージスタイル、スウェットスタイルなどの装いにもマッチしそうなリュックになるかも(^-^)。
右側のメッシュのストライプの内側はこれ。ストライプ柄にリンクさせて、マルチカラーのストライプ柄の内貼り、そして、その中の紫色や黒ベースにリンクして、巾着袋は鮮やかな紫色と黒のコンビです。

マルチカラーとは言え、その中の登場の色に合わせていくことで、ガチャガチャしすぎない、落ち着いた大人っぽい雰囲気ができあがります。

このラメ生地は、もともと衣装向けの生地。

シャンブレー織で、地はブツブツしたのが特徴。

そこにこのような美しい色のラメ糸が交差した、実はなかなかの高級な生地です。

メッシュ素材を作ってきてのまとめ

今回メッシュ素材が初挑戦でして、いろーんなタイプのメッシュを集めて連続製作してまいりました。

この結構長かったスパンの製作でメッシュ素材に対して思うことを書きたいと思います。

まず、メッシュ素材のイメージが夏であったことが、季節感をそれほど問わないオールシーズン行ける素材なのではないかと思い直したことが1つです。

私の製作のテーマの1つとして、流行を感じない永久なものという点がありまして、そういう意味で、メッシュが季節感なく使えそうだという点はとても嬉しい発見でした。

そして、ごわついた生地の良さというのが2点目です。

最初、こんなのミシンで縫えるのかなあと心配でしたが、実際はなんのその、いたってスムーズでした。

ごわついているのだけど融通が利く生地だったのです。

そしてほつれにくかったりもします。とても扱いやすい。

写真の右側の方にも現れていますが、こういった今回のようなひっくり返しのデザインに向いているようで、ふっくらと仕上がり、形がキープされること。

このことも今回の中の発見で、こういった生地の特徴が非常にバッグに合っています。

もともとパンプスになるような素材であったことで、バッグにも同じように立体感を出しやすいのだと思います。

一方、今回の左のようなスポーツメッシュのような、洋服になったりする素材はやわらかでした。

なので、右と同じように考えずに、左側には、右側には入れていないハード厚芯を貼っています。

同じメッシュでも、その言葉だけに翻弄されずに、実際の生地の性質の違いはしっかり見分けて、使う材料に違いを入れていくことも時には必要であることも学びとしてありました。

総合して、非常に商品の技術をアップしていくことの重要な局面を体験できた有意義な製作出会ったと思っています。

あとがき

この餅巾着は、今後は私の製作の中ではお値段が一番大きくなります。

今回のお直しの分までは、どうしても、ほついたり手を加えて、いじったりしているので、SALE品のような感じになりますので、お得にご購入いただけます。

餅巾着のデザイン、ちゃんとした2WAYですので、私はリュックの使い方を特にご紹介していますが、トートバッグにも十分なります。

この完全な2WAYがあるリュックはなかなかないです。

リュックだけの機能であると可能であった取り付け方も2WAYだと不可能だから試行錯誤が非常に多くありましたので、その価値をお値段へ反映させています。

そして、このデザインは、通常の他の私の製作のデザインよりも内側に生地をたくさん使います。

そんなことから原価も大きいです。

なので、このデザインだけぐんととびぬけて高価ですが、実は必然であるということをご理解いただけますよう。

最大限のセキュリティー性の追求と良質さを追求すると、どうしても生地をうんと使うデザインに、結果的にはなってしまったということです。

量産品でよくある、削ぎ落しのコストダウンに対して、私のようなプチ業者がやれることとして、その真逆です。

ゴールを良質さということで決める。

そして、その結果、生地が多く必要だったり、手間がかかったりする点もその良質さにたどりつく過程であるならば、いとわないということが可能なのですね。

量産品を作る大手さんではできないことをやっています。

そんなことがゆくゆく伝わって受け入れられて行けばよいなあと思っています。

フラップのお直しの際にハギにせざるを得なかったことから考える、ハギはデザイン?それとも2流品?【836】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドリュックの入り口フラップの取り付け直しリフォーム、残り3点となりました。

今回は、その3点の内の1つです。

フラップの面積を広くするわけなので残布が必要です。

しかも両面表地ということで倍必要になります。

今回の生地は元は多めで2点のリュックを作ることができたのですが、それも配分によりお直しの時点では残布不足の事態に。。

これを打破する策として、ハギを真ん中で作ってデザインみたいにするという手法を取り入れました。

果たしてそのハギの解釈は。。。

今回は、このハギの解釈についてのお話になります。

完成レビューで見る、ハギのデザイン性について

今回の生地は特にごわついていて、パンプスの素材用としてのナイロン素材です。このごわつきがリュックにした時に素敵になりました。ボンと膨らむので、隙間が結構解消されているかのように見えます。薄手のやわらかな生地との違いがここに見られます。
さて、今回のお話のハギの部分ですが、フラップに真ん中に線が走っていますね。こうして、縦割りで真ん中でハギを作ったのが今回の策でした。
アップに近寄ってみます。ハギと言っても偏っては美しくないので、どこかしら真ん中を基準にはします。そしてデザイン性を出すことでつぎはぎのイメージを払拭。

さて、このハギの解釈ということになりますが、私としては、実直ながら、やはり、フルに面積を使ったものに対しては二流になるかと思っています。

作り手がこんなことを言っては元も子もないですが、どうしてもそういうものですね。

高級品のブランドバッグが余計な部分の余り生地をもったいなく残してでも柄を綺麗に整頓して出す位置に裁断したりすることからも、高級品の証としては、フルにパーツを1枚仕立てで製作することにあるかと思うんです。

しかし、現実の話としては、1点物であるがゆえ、こうせざるを得なかったというストーリもありまして、私としては、堂々とそういったエピソードをお話していくスタイルです。

同じ残布がもう二度と手に入らないからこうするしかなかったのだというお話と共にご理解いただくということがある意味新しいタイプのご紹介の仕方だと思っています。

ハギがあっても、何も変わらずきちんと丁寧にお仕立てする。。。このことは貫いております。

訳アリとしてのお値段について

こういったものは、このエピソードをお話するとともに、やはりお値段との関連があります。

当然ながら、定価というわけにはいきませんが、このことをご理解いただくことで、特に使用には差し支えない機能がそろっていることから、大変お得なお買い物をしていただけることに繋がります。

ありのままをお話して、ご理解いただくことで、受け入れていただく可能性に掛けたいと思っております(^-^)。

あとがき

YOUTUBE内のお話の中にもあるのですが(最後の方)、結局はお値段どうこう関係なしに、すべてが二度とない生地の組み合わせ、二度と登場しない生地だったりすることで、ビンテージ古着のようなレア感を新品のハンドメイドバッグにも入れ込みたいのです。

なので、お値段が安い方のお品でも、そういった考え方/哲学は同じレベルで入れ込んでいるということですね。

トートバッグ作りなどに取り入れて見て♪、入り口の縫い閉じの綺麗な糸始末の仕方【835】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、ハンドメイドリュックの入り口のあまぶたフラップの取り付け直し作業を順次していっております。

今回はその3点目になります。

小さいフラップから大きいサイズへの変更ということで、同じ生地が残っていなければなりません。

こういったデザイン変更とか、発展途上の段階のお品は、残布をストックしておくと助かることがあります。

お直しの機会にトートバッグ作りなどに役立つ糸始末の綺麗な収納のご紹介

この機会をお借りして、トートバッグなどの入り口の表地と裏地の縫い閉じの際の最後の玉止めの作業の時に、綺麗に隠す方法をお伝えしようかと思います。

少し見にくいかもしれませんが、表地と裏地の縫い合わせの入り口のぐるり1周を二重縫いの2周したところで、糸が4本重なります。これを2本ずつコマ結びして、玉止めにするというもの。コマ結びの前に、針で糸を溝の中へ通しておくというのがポイントです。ごちゃごちゃせずスッキリと出来上がる1つの細かい部分ですが、気持ちが良いですね。

この写真だけでは、分かりにくいかな(^_^;)。

YOUTUBE動画内では、3:20からがこの場面ですので、どうぞご覧くださいね↓。

3:20~・・・トートバッグにも使える綺麗な溝に隠す玉止めの手法のご紹介場面

完成レビュー

とても良い感じにリフォームできました。やはり、硬めのごわついた生地がより良い雰囲気になりました。

フラップの存在感も出ましたね。ちなみに前の物がこちら↓。

リフォーム前のフラップ:小さいですし、隙間が思いっきり空いていますね(^_^;)。

フラップも、取っ手がなければ、できるだけ面積を大きくすれば覆うことはできます。

しかし、2WAYを比重を同じくして使えるお品なので、トートバッグとしての取っ手の役割も十分に満たしたものでありたいのです。

そうすると、フラップが大きい場合によく使われる手法の取っ手1つをフラップの手前に取り付ける方法では、リュックとしての1wayしか役割を果たせないのです。

ここが私が難関に挑戦したことであり、取っ手の間をある程度スムーズにくぐり抜けながらも覆う面積も最大限にしたいというめいっぱいの試みがなのです。

あとがき

今回、とても重要なデザイン変更で、モデルチェンジの一環となります。

残布のお話を冒頭でさせていただきましたが、残布が全く残っていなかったものは、このようにフラップの取り付け直しリフォームができません。

残布って結構大事なものなんだなあと痛感しました。

例えば、このお品↓。

残布がなくて、リフォームできなかったもの:新型モデルにして最初の製作の「餅巾着」。中には巾着袋の設置もある最新型ではあるのですが、生地の残布がなかったために、リフォームが出来ませんでした。

こういったお品は、SALEをぐんとお得にさせていただいておりますので、一見同じような様相や機能でも説明欄を詳しく読んでいただくと、とても内部が、充実していることが分かっていただけます。

ヤフオクやクリーマでお得な年末SALEのお買い物をしていただけたらと思います。

今回、大きな節目と自分で設定しておりまして、2021年12月末をもって、以前の古いデザインを完全に廃版にします。

2022年1月1日からは、もう廃版品はアップされないので、今は、結構重要なSALE中なんです。

「餅巾着」はあれこれ、哲学なるものをたくさん詰め込んだ商品であり、生地も通常の倍以上使用するということもあり、今後新しくお作りするものは、お値段が結構なものになっていきます。

このSALEはそういった意味で、とても貴重でお得なのです。

是非お目をお通しいただければと思います(^-^)。

あと、残りのリフォームは、3点。

本日の現時点で3点とも、お直しの前段階の下準備としてリッパーでほついて、新しいパーツを準備するところまで完了しています。

次回まとめて3点の完了をアップするかも。

そうして、リフォームを終了していきたいと思います。

また、当ブログ記事にお立ち寄りくださいませー-(^o^)丿。

取っ手の間にフラップが通る時の引っ掛かりの解消【834】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

少し前の記事の、【832】では、ハンドメイドリュックの入り口のフラップをサイズを大きくし、取り付け位置を背から覆うようにしてセキュリティー性を高めるためのリフォームを開始した1点目をご紹介しました。

そこでも、まだ型紙の改良の必要性が見つかり、リフォーム2点目の今回は、その型紙の改良の効果を検証する内容になります。

そういう意味では、今回は重要と言えます。

型紙の修正箇所というのがこちら。

フラップは圧力によって位置がいろいろ変わりますので、とりあえず、背負った時にフラップが引っ張られた状態で取っ手に引っかかりがある部分がこの両サイドの少しの分でした。削る必要のない部分は面積を大きく残したいので、一部のみスリムにするという型紙に変更をしました。

このように、先端を少し削っています。

この効果を特にこの部分に注目することで検証したのが今回です。

検証結果報告:効果あったが、すべてを満たすことの難しさの痛感

取っ手の間に入る部分が引っ掛かりがありません。検証結果は◎でした。

一応、取っ手の間にすっきり入っているので合格です。

余談ですが、ナスカンが真ん中に来ていませんね。

後程取り付け直しをしようと思います(^_^;)。

これはショルダーを背負っている状態です。

手を放して、背に背負っていない状態で、机などに置いた状態でこのフラップの位置を見てみます↓。

何も圧力がかかっていない状態:背負った時よりはぐんとフラップが取っ手の間に入り込みましたが、削った部分の効果が出ています。引っ掛かりがぎりぎり無いです。

ということで、今回の検証結果は、型紙を削った効果が出たということになります。

とはいえ、これも違う位置にフラップが来た時はまだ引っ掛かりは出ますので、あくまで、一番は、背負った時に引っかかりを無くすということになりました。

すべての位置に対応しようとするとフラップがどんどん細身になっていってしまいます。

そうすると隙間も空いてしまうというイタチごっこのような難しい点があります。

相変わらず完全には解消されない隙間問題

そして、さらに、引っ掛かりとは別で、隙間の件です。

リュックを背負った時の圧力でのサイドから見た隙間:フラップの面積の大きさはありますが、横は結構隙間がやはりどうしてもありますね。内側の巾着ひもがあることがかなり重要なのが分かります。
ツーウェイなので、取っ手でハンドバッグみたいに持った時の圧力での隙間:前後がきゅっと口が折れて、隙間が少し少なめになっていますが、リュックの時に比べてほんの少しだけ隙間が埋まっただけ。。。といったところですね。

こういったことから、結局私が後に考案した、最新型の内部に巾着袋設置の安心感というものへ導かれます。

結局のところ、隙間完全解消というのは難しいのが巾着型なのです。

表から見ると同じデザインですが、内部の巾着袋設置と何もなしの大きな違いがあるわけです。

ということで、内部に巾着袋がない過去の製作のお品は今後は廃版です。

このたび、廃版SALEには出品するので、こうして、できる限り最大限にリフォームするという中に入れました。

もしかして、巾着に入れるまでの大袈裟な使い方ではなく、近場へのちょっとした持ち運びに使うだけというシーンにはご利用いただけるかもしれないからです。

あとがき

今回の検証も大変勉強になりました。

バッグを作る時に、物理的な動きを予想することも大切なことだとつくづく思いました。

巾着型、一度は、セキュリティー性の低さにやめようと思ったものだったので、その諦めからの工夫というのがとても大きな飛躍でした。

結果思うのは、巾着型は、かわいいし、優しいデザインで、やはり残して良かったということ。

セキュリティー性の弱さが分かっていても、そこを最大限に何とかしていくというのが私達作る者の役割だと改めて思い直しました。

私も実際、過去の簡易リュックという巾着型を自分で使わせていただいています。

それは、リュックオンリーの簡易なもので、トートバッグになる今回のようなデザインのものではないです。

今回の検証のパッチワークのものは、トートバッグにもなりますので、ご利用の幅は広いです。

では、今回2点目のリフォーム終了です。

次回3点目をまたご紹介してまいりますが、今回で、内部に巾着袋が設置無しのタイプのリフォームが終わりました。

次からは、現行の最新型をリフォームしていきますので、今後もずっと作っていくデザインであることで、またこれも重要なリフォームとなっていきます。

是非また、お立ち寄りくださいませ(^-^)。

三つ編みなのにクールな雰囲気になった、自作ステンレスネックレス【833】

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

まえがき

いつごろかなあ、2010年頃からでしょうか。

ネットで売っているアクセサリー用の金属の材料を見ていて、好みの長さのペンダントチェーンやネックレスを作ることを思いついて作ったことがありました。

自分の好みの長さも実現できていたので長く出番がとても多かったネックレスがありました。ここ2021年になって自分の中でモデルチェンジの時期を感じ、どうしようかなあと思っていたところ、思いついたアレンジがあります。

今回はその、もともと自作していたネックレスを更にアレンジして作ったネックレスをご紹介したいと思います。

三つ編みしたのが三つ編みっぽく見えないかっこよさ

こんな感じで突然完成していますが(^_^;)。

前の状態の写真が見つからず、変化が分かりにくいですね。

同じ長さの3本の粗喜平(あらきへい)という透かしの多いチェーンだった3連ネックレスだった以前の状態をリフォーム。

三連をそのまま活かし、三つ編みして、両先端を丸カンに通してまとめてダルマ板と引き輪を取り付けて完了。

とても簡単な作業ではあるのですが、それもやり方をある程度知っているからで、何もこういうパーツをいじったことのない方は、少し驚くかもしれません。

基本的な丸カンなどの扱い方さえ学べばその先のアレンジの世界が大きく広がります。

エコノミーな価格で素敵なネックレスが出来てしまうので、とても素敵なことですね。

いろんな意味でこのネックレスは素敵に変身できました。

粗喜平だったことで、三つ編みが分かりにくく、それがかえってラフでクールな感じに映ります。

そして、隙間が多いことで清涼感もあって、夏の半袖Tシャツなどにもマッチ。

夏のTシャツにペンダントやネックレスが少しキザになってしまうことがありますが、このネックレスだとそういった緊張感があまりなくてかえって良いです。

ただ、今回のチェーンは細かいチェーンのパーツ1つ1つが隙間が無く、カットしにくかったということ。

これは私も今後の課題ですが、通常、ネックレスチェーンの材料のステンレスであれば、パーツ1つ1つが外しやすくカット口があることが多いので、もっとやりやすいかと思います。

私の今回のチェーンは、どちらかというとアクセサリー用ではない工業向きの材料としての長いチェーンのカット売りだったので作りが違うのかな?。

お勧めコーデ

こういったネックレスですが、お勧めコーデをご紹介したいと思います。

先程上述で少しお話しましたが、まずは、何気ない日常着に合ったりするかと。

ということで、

・夏の半袖Tシャツ(無地がお勧め)

・スウェット

・ジャージ

・トレーナー

こんな感じの、あえて、日常着らしいものにどうかとお勧めしたいと思います。

そして、ちょっと違う方面で、

・ボタニカルな柄のワンピース

・幾何柄のワンピース

こんな風に、柄が入っているのだけれど、このネックレスをなじむように同化するかのように着けていくという着け方ですね。

何かのご参考になればと思います。

あとがき

もし、ジュエリー好きで、エコノミーに自作してみたいということであれば、ステンレスの材料を集めて自作するという手があるということです。

金属アレルギーでなければシルバー925の方が素材が柔らかくて扱いやすいのでやりやすいですが、なにせこの金属の高騰で18金と共に高価になっていますので、類似の色のステンレスは代替品として活躍してくれると実感。

金属アレルギーなのでジュエリーを楽しめないということは決してないということですね(^-^)。

連続6点のハンドメイドリュック入口フラップ取り付け直しリフォーム開始にあたって【832】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

やっとこの時がやってまいりました。

少し前に、「餅巾着:もちきんちゃく」デザインのリュックの入り口の隙間解消の解決策として、入り口のフラップをサイズを広げ、取り付け方も覆うように工夫するというリフォーの1点目を開始しました。

ここから数点連続してリフォームしていきますが、今回はまず1点目のうろこ柄が完成。

そんな作業風景を今回はご紹介したいと思います。

何かその中にご自身がハンドメイドバッグをお作りになる際のヒントを見つけていただければ幸いです。

現在2種ある巾着型に共通のフラップの交換リフォーム場面

細かいことを言いますと、2種のデザインになります。

1つは、内側に巾着袋が設置の最新型、巾着袋が設置無しの従来型と2種。

まずは、従来型の古いデザインからやっていきます。

そのスタートとして、うろこ柄のマルチカラーの生地のものです。

トルコ製の良い生地なのでリフォームして今一度販売にトライしていきます。

今までのフラップ:サイズが小さいので隙間が多いのがセキュリティー性が低いと言えます。このフラップを可能な限り大きくするということ、そして、取り付け位置に関しても、少し見にくいですが、この写真は表地と裏地の間に挟み込んでいます。これをリフォームで、背の部分に縫い付けて覆う形へ変えます。この2つのポイントがリフォームの核の部分になります。
まずは、ある部分まで遡るように解体します。この後、マチもほどいて、サイドや底の地縫いも外し、いったんペタンコにして縫い付けやすいところまで巻き戻しです。サイドに関しては、片方は地縫いを残しても影響がありません。少しでもほどく部分を最低限にした方がスムーズです。
残布で新しいフラップを用意。生地を残しておいて良かったと思う場面でした(ホッ♪)。反対側は裏地の別布を使いました。
ここにあるピンク色が先ほどの新しいフラップの裏面に使う生地。本体の裏地と同じ生地の色違いです。そして、右にあるのは、前のフラップ。とても小さいですね。先端のタブはここから再利用。
Dカンタブは新しいものへ変えます。生地にまだ少し余裕があったので、縦に鱗柄が並ぶようにということだけは柄を合わせました。鱗の色は合わせるところまでは生地が足りなかったですが、これでもだいぶ見栄えがすっきりとしたものになりますよ(^-^)。柄も、縦横両方合わせられない時は、片方だけ合わせるという手があります。
フラップ取り付け時には、こうして、2枚仕立てのハード薄芯を力布にします。ハード厚芯だと1枚で。
縫い付け部分こんな感じ。ここで、次の課題を再検討することになります。フラップの幅が取っ手の幅を上回っていますね。この向きの場合はこれでも良いのですが、向こう側で取っ手をくぐる時に一部引っ掛かりがあります。

リフォーム完了レビューとフラップの型紙変更

リフォーム完成:フラップで安心感のある雰囲気になりました。

もう、先日からずっと気にはかけていましたが、フラップの一部分の取っ手との引っ掛かりの件があります。

これをやはり一部削って引っ掛かりの解消をしてみようということになりました。

このカットした部分内で引っ掛かりがあったので、できるだけ面積を残すような感じで縮小。ただ、入り口の蓋というものは、中身によっても位置が変わるので、ここで直すことの効果は結構奥が深そうです。今回は、最初の物を入れていない時に引っかかった様子であることだけをとりあえず解消ということに向かいました。

はい。今回はここまで。

次回2点目のリフォームでこの新しい型紙の縮小したフラップ取り付けで引っ掛かりの検証をします。

あとがき

わずかずつでも良い、必ず良質なお品への一歩となれば。。。という気持ちを持って取り組んでいるリフォームとなります。

次回のフラップの削った部分の引っ掛かりの効果というのも結構重要な検証になりますので、この続きの記事、どうぞお楽しみに(^-^)。

七宝ジュエリーの柄の雰囲気の解釈【831】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

七宝焼きという名産品があります。

七宝焼きの手法というものがあるので、その技術で作られる七宝焼きなるものは世界中に存在しています。

当picturesqueの住んでいる地域でいうと、七宝町という町が有名な産地になります。

今回は、七宝焼きのジュエリーを数点コレクションしたのでご紹介したいと思います。

その魅力、使いやすさなどをお伝えしたいと思います。

そして、他のジュエリーアイテムとの同時使いの時の全体コーデの雰囲気の自分なりの解釈などのご参考になればと思います。

七宝焼きジュエリーのご紹介

七宝焼きジュエリーコレクション:色がカラフルなところがお洋服に合わせやすい♪。

では、1アイテムずつ行きますね。

薔薇柄のビッグペンダント:バラがエレガントです。プレート型なところがクラシック。ビッグサイズの縦が4cmほど。
フランス製:百合の紋章や古城がヨーロッパ風。
日本製と思われるバングル:シンプルな和彫りのような柄が合わせやすいお品。
ボタニカルな巾広リング:台はシルバー色に見えますがゴールド。
こちらも巾広リング:鳥や梅の花が和風。台がゴールドです。

雰囲気の解釈例

少し迷ったことがあります。

これらを組み合わせて同時に着ける場合です。

薔薇のペンダントに赤のバングル、そして、下のリング2つというのも同じ七宝焼きなのですし、花柄という繋がりで同時に着用も解釈としては1つありそうです。

しかし、どうも、それぞれが別のように感じて仕方がなかった。

ということで、今思うのは、この中には3種に分かれるかなと。

場合によっては4種。

薔薇のペンダントは非常にエレガント。

これだけの存在感であれば、ブレスは無地のゴールドの金属だけのものを。

リングは薔薇ペンダントの中のグリーンの部分の翡翠のくり抜きリングなどをと考えます。

そして、赤のバングル。これは、フランス製のブルーのペンダントと合わせても良いかと思います。

そして、リングはブルーや赤の混じったマルチカラーのリング。

そして、最後、リング2つは同時着け。

翡翠のネックレスとブレスのグリーンの無地にこれらを一緒に。

その場合、このリングを同じグループにするのか、それとも分かれるのか。

ここは同じグループでも良いのかなと思ったり。

そんなセットの組み合わせを考えてみました。

また後の記事でこれらを使ったセットの組み合わせになったご紹介をしたいと思います。

あとがき

先ほど、「解釈」ということの例を私の場合でご紹介しましたが、この解釈こそが価値観とか個性です。

同じアイテムでも人によって解釈の仕方が違うから楽しいし興味深いのです。

その人らしさ、人となり、を表すのが、いかに物自体からではなくて、その後のコーデとか装いからだったりすると言えるのではないでしょうか(^-^)。

ハンドメイドバッグ年末SALEの裏事情、個人事業主の場合の例【830】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

よく会社では、決算SALEというのが3月末にかけて行われているのをご存知かと思います。

あれは、企業の決算が独自の決算日というものを設けていて、それが3月末であることで、在庫を思い切って短期間で減らすという目的もあるかと思います。

同時に、値段を下げても数多くを短期間で売りさばくことで売上高、売上個数も伸ばすといういもの。

短期的なテクニックの基本的な例ではないでしょうか。

ところで、個人事業主といのは、決算というのは、基本、12月末になります。

その1年の暦(こよみ)そのままの暮れが決算日に当たるので、12/31なのです。

あの忙しい大晦日、お掃除もしなければなりませんが、同時に〆(しめ)という行事があるということになります。

個人事業主のハンドメイドバッグを決算SALEする試み

多くの企業様の決算SALEと同じように、個人事業主である私、picturesque(ピクチャレスク)もこの12月後半に差し掛かる時点でSALEを始めました。

名付けて、「廃版SALE」です。

理由が、もう廃版になるデザインのバッグを一斉に半額へお値下げ致しました。

そうして、多くを廃版にして、残ったバッグのデザインというのが、今後も定番となるほんの数デザインになります。

また、コンスタントに製作するようになった時に、定番デザインになったものをまとめてご紹介したいと思います。

今回は、廃版したものがなぜなのかなどの理由と共に、廃版SALE対象のデザイン3点ご紹介したいと思います。

まず、このデザイン。昔ながらの「ナップサック」のデザイン。特にネーミングは設けていませんが、1点物。この後に同じデザインはお作りしていないものになります。

ただ、このデザインは、ナップサック同様、きゅーっと入口を絞る薄さが必要で、ただ、丈夫にも作りたくて、接着芯とハード薄芯も両方貼っています。

そのうえで巾着の口を絞るので少し口にすき間が。。。

それをカバーするべく、このフラップを付けたということなのですが、この生地でもワンピースのようなアイテム用のかなり薄手を利用しましたので、こういうレベルの薄さの生地でしか実現できないのです。

それが永久的に製作していけそうではないと。

ということでこれ1点で辞めたデザインになりますね。

では、次にご紹介するのは、こちら↓。

「かまぼこ」:こちらは、かまぼこというネーミングも付けたのですが、実際いろんな素材で作っていく中で、この生地の厚みで限界。下の角が急カーブ過ぎて綺麗に作ることに限界がありました。

今後もっと抜群に綺麗さを追求していこうと思ったら、この急カーブがどうしても妨げになります。

トライしてみてやってみて分かったこと。いくら頑張ったって、不可能なことはあるものなのです。

この写真のお品の急カーブは、なんとか最大限頑張った縫いになります。

同時期に他に2点お作りしましたので、仲間の柄違い素材違いが同じように廃版SALEに組み込まれました。

「おにぎり」:最後はこのデザイン。これは、今後も続行の「巻き寿司」と類似の作りなので、こちらは廃版にしました。

あまりにもデザインが似ていると、並べたときに優劣が働いてしまい、どちらかを最初から絞っていった方が良いとの考え方です。

というのが廃版SALEになった主な理由等でした。

私の場合はこんな事情があったのです。

なかなかこんな裏の話は聞くことができないので、ご参考になればと思いますし、特に理由が無ければ高い値段のままで行きたいわけですので、こういったSALE品はいろいろヒントが詰まったものなのですね。

考え方によっては、廃版というのは、希少なのかも。

今後は出てこないモデルということなので、そこに価値があると言えます。

あとがき

今年、2021年があと少しですが、今年できたことというのが、1つのデザインの追求です。

今まで当たり前に作っていたものを、その縫いの意味、その縫い代の寸法の意味といったように、1つ1つの作業に「なぜ」を追求していって、バッグ1つに「哲学」なるものをたくさん込めたお品にしようとしてきました。

この細かな追求の結果、廃版になるお品が生まれました。

こうして、かつて、デザインの数が多すぎたことから、ぐんと選りすぐりに絞られていきました。

そうして残った定番デザインを今後も大切にしていきたいと思います。

どうぞ、また記事にアップしてまいりますので、お立ち寄りくださいませ(^-^)。

お洋服のチョイスのヒントになれば。。。グレー色の展開の豊富さ【829】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ数年お洋服にちょくちょく取り入れてきた色、グレー。

黒コーデ主体の私には、同じダークカラーといってもその違いが大きく、黒よりもマイルドで張りつめた感じが無いという点がとても着やすい色であると感じてきました。

今回は、そのお洋服の中に登場しているグレーにも様々な色味の違いがあることで、一口にグレーと言えども、もっと楽しみ方を深めていけそうなきっかけになるかと、グレーの色の展開をご紹介したいと思います。

グレーはねずみ色だけではなかった驚き

ということで、早速7種のカラーをご紹介。

すべてグレーと呼ぶ色になります。

グレーの種類7つのピックアップ:この中にチャコールグレーを省略。よく知られている色であることと、左から3つ目のねずみ色を濃くした感じになるととらえて、今回は入れていませんが、チャコールグレーもグレーの仲間ですね。

こんな感じで、GIMPソフトにお世話になりながら、エクセル図形のパレットに出してみました。

よくこんな風にエクセルの図形に色を塗るかのようにGIMPとコンビでこういったものを作っています(^-^)。

さて、左から、色に名前を付けてみました。

一番左から番号を1-7までふります。

1)グレージュ・・・よくお洋服で登場しているようですね。ベージュが半分くらい入っていて、ベージュとグレーとの狭間にいるような色です。

2)シルバーグレー・・・よくラメがかったお洋服で使われるかな。ぼやけた感じがラメによって華やかになるみたい。

3)ねずみ色・・・この色が子供の頃のクレパス、絵の具、絵本などの経験から始まって私たちに根付いたグレーのイメージの色ではないでしょうか。

4)グリーングレー・・・ここからは、日本人離れしたような色とも言おうか、愛用の古着のブランドさんがイメージカラーのように展開している色の領域になります。この色だけ見ていると分かりにくいですが、他のグレーと比べると明らかにグリーンがかっているのです。

5)ブルーグレー・・・この色も濃淡ありますが、今回は濃いめでパレットに出してみました。ネイビーとも違う、やはりグレーなのです。ねずみ色の3)を基準に考えると青味がかっていますね。

6)モカグレー・・・この色は昔持っていたバーバリーのチェスターコートを思い出します。中に黒色を着たりもしましたが、茶色も非常に合わせやすかったです。3)のねずみ色に赤みが増して、優しいエレガントな方向へ行っているようです。

7)カーキグレー・・・最後です。この色は、茶色を基準にした時にも濃い方の色でこの色が出てくると思われ、かぶります。木の幹のような色。黒の一歩手前のチャコールグレーとはやはり違う、茶色やグリーンが混じった感じです。

とこのような多くの展開がグレーにはあることを見てきました。

この拘りの色の展開をしているブランドさんには、何か強いメッセージが感じられます。

あとがき

以前に、ベージュの展開の記事もアップしてまいりましたし、茶色の展開の記事もアップしてまいりました。

それぞれ、【162-1】と【162-2】です。よろしければ、後程お立ち寄りくださいませ。

私のブログの中では人気記事です。

グレーもこの色だけだとくすんだイメージで、曇り空のような風景などにも実際は使われる色だと思うのですが、ファッションたるもの全体コーデです。

このくすみを良き味わいとして活かし、ジュエリー、バッグ、ベルト、靴、帽子、スカーフ、サングラスなど、その他の小物でどうにでも変化できるかと思います。

強弱あってこその全体のバランスが整うとも言えまして、グレーのような渋めの色、お洋服としては大変良いです。

ここ最近、ワードローブをグレイッシュにしていまして、この機会に一度グレーをこんな形でご紹介してみようと思い立ったというのがきっかけでした(^-^)。

グレイッシュなデニムにどんなトップスを持ってくるか【828】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

大きな流れとして、ジーンズをはく日常というようなブームが下火のようです。

それでもあのデニム素材の特殊さ、良さを思えば、定番の素材であるとも言えます。

最近、いかにもジーンズというところから道を少し外して、ブランド古着のドレスライクなデニムといった雰囲気のジーンズを求めました。

今回は2本ご紹介。

と同時に、なぜその2本のカラーなのかという理由も含め、合わせたいトップスのセーターとの相性もじっくり考えながらのチョイスとなりました。

もしかして今後のデニムのカラー選びなどにお役に立てる部分があるかも。

ブラックデニムを好む私が選んだ1点とグリーングレーのセーターの相手を探した末のライトブルーデニム

左:チャコールグレーに映るブラックデニム。ジーンズメーカーではないハイブランド品なので落ち着いた感じ。 
右:ライトブルーデニム。意外とこの薄い色のデニムこそが合わせやすかったりするカラーなんです。

早速ですが、この2本です。

では、この2本の好ましい相手として私が考えた結論を。。。

まず、左のブラックデニムにはこれです。サマーセーターの半袖なのですが、色がグレーとベージュの間、グレージュなどと呼ぶような色です。
そして、右のライトブルーデニムには、このような七分袖のセーター。この色、実はグリーンがかっていてなかなかマッチしにくい色なのです。

この2つ目のセーターの色はグリーングレーと呼ぶような色。

このような色とは思わずにネット写真で購入。

ネットあるあるですが、届いてみてこの色味にびっくり。

難しい色を購入したもんだ。。。最初はそう思いました。

けれどもどう見てもお品としては大満足。

そこで、この色に合わせたボトムを探すという方向へ出ます。

そんな時に、合うのではないかとひらめいたのが、ライトブルージーンズでした。

ということで、2点のそれぞれのベストマッチな組み合わせを決定したお写真です↓。

着回しということもよく言われますが、私の方向としてはスーツのようにベストなセットを決めてしまうコーデが得意です。もし、この組み合わせが反対であったとしたら。。。合わないことはないですが、やはり、「ベスト」ということになると、これが良いのではないかと思います。

あとがき

お気づきかと思いますが、全体的にグレイッシュな組み合わせですね。

ここ最近こんなグレーカラーに注目しています。

グレーは見方によってはアクセントが足りないと感じるかもしれません。

そんな時に、小物であるアクセサリーなどの出番。

カラフルな色だったり、差し色として取り入れていくとグレーコーデでも華やかになれますね。

ある程度まとまった時に、ワードローブとしてグレイッシュなクローゼット内をご紹介する記事をアップさせていただきますね。

お楽しみにどうぞ(^-^)。