<出会い>地金にも色がある、単色と混合色の見栄えの違い【918】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

時々、ジュエリーをご紹介する機会がございます。

今回も新しく入手致しました、業者様からありがたくご購入させていただきましたジュエリーの1つをご紹介したいと思います。

今回のポイントとしましては、地金の色に注目ということになります。

地金は、主に、ファインジュエリーの中では、K18YGの金色やK18WGやPT850/900の銀色、そして、K18YGの地金の混ざり具合で、K18PGも時々。

地金1色で統一でなく、金銀ツートンカラーでそろえるアイデア

おそらく、ここ最近のプチ流行とも言えるかと思いますが、貴金属の部分に金と銀が混ざったもの、これに注目しています。

ゴールドだけでも統一感があり、それも良さは有りますが、金と銀が混合ということになるとまた違った良さがあります。

今回は1つのリングのアイテム内に部分的に地金の色の使い方が変えてある例です。

K18YGとK18WGの配分がホワイトゴールド寄りになったさっぱりとした柄の平打ちリング。

結構珍しいと思いましたが、K18YGとK18WGの半分くらいずつという配分のものはよく見ます。

こちらのリングは、K18WGの地金が多いものになります。

どうでしょう。さっぱりとした良さが感じられませんでしょうか。

全部がK18YGだとしたら。。。と思うと、この地金の配分だったからこその良さが感じられ、私も注目したわけです。

あとがき

どこで、そのお品がピンとくるかという時に、こんな部分の地金の配分の個性みたい点もあるようです。

単色使いからの広がりがあって面白いです。

私自身も、ペンダントトップの台がK18YGなら、チェーンはK18YGでなければ。。。

と思ってきたところがありましたが、そうでもなく、チェーンはツートンカラーにしてみる、それに関連付いて、ブレスもツートンカラーに、リングは、銀色になど、面白くコーデできる幅が広がりました。

それほど、地金の色に忠実に「そろえる」という点だけに固執する必要はなく、反対の「違う」という点にも注目したらもっと楽しいジュエリーライフが送れそうです(^-^)。

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多重リボン作り1つに試行錯誤を重ねた記録【840】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

年末まで残りあと3日程。

この中で今年2021年最終の製作が、「アーティスティック企画」のバッグです。

根本は実用的でありたいので、定番のデザインにアート要素を入れ込んでいくというアレンジといった感じのもの。

元の型紙は定番型の物を基本的には使います。

飾るだけとかとんでもない個性的なものということではなく、ちょっとした面白みや遊び心を取り入れたようなものです。

とりあえず、そんな企画を思いついたのだからと、年末までに一歩、半歩でも足を踏み入れておきたいと思って取り掛かっています。

今回は、まだ大きくは進めませんでしたが、アート寄りになるにあたってはポイントの部分なので、試行錯誤に時間をかけました。

やったことは、リボンの製作になります。

その些細な場面であっても新しい学びがあったので、書きたいと思います。

ロックミシンを使う手法

三つ折りであると綺麗に縫い代が隠れますが、今回は、多重リボンを作ろうとしています。

重なる部分が多いので、三つ折りだと、がたがたとして、非常にずれやすいです。

よって、ロックミシンを使い、始末しておくことで二つ折りのみであまりでこぼこせずに縫い代を隠すことにしました。

こんな風に横の長さを1cmずつ差をつけた長方形のパーツを5枚用意。10cmからのスタートで1cmずつアップ。そして、ロックミシンを全部の辺にほどこします。本来、ロックミシンの糸の色を赤にすると良いのですが、ロックミシンの糸交換はあまりやらない方針で、今回の場合少しロック部分が目立ってしまいましたが(^_^;)。
試行錯誤の一場面として、まず、こんな風に折る順番を長い辺から先に。そうすると、下のようになりました↓。
多重リボンいったん出来上がり。ただ、こんな角度から見るとロックの部分が一部見えて、綺麗にすっきりとしたものではありませんでした(*_*)。やり直しです。ここで再び試行錯誤を繰り返しました。
縫う時は表側からがコントロールしやすいので、こちら側からステッチをかけました。
先程と折る順番を変えています。裏側を見てみます。この違い分かりますかね。
短い方を先に、長い方を後に重ねているのが上と違います。この効果が意外にも結構出たのです↓。
先ほどよりもかなりすっきりしていますよね。折る順番を変えただけでこの効果です。
下側から見てもロックが見えませんね(^-^)。
その分横から見た時に少し見えます。けれど、最初の向きの時よりも隠れていますね。
ということで、折る順番を変える対策というところに、試行錯誤の結果行き着きました。

随分いろいろ試してみました。二重ステッチをかけたりとか、ロックを隠そうと更に隅っこだけを部分的に三角に折り込んだりもしましたが、結局ボコボコしてしまい、綺麗に縫えない事態にもなり、これらの方法はすべてボツ。

試行錯誤の末に多重リボンが出来上がりました。

このリボンが多重型であるという種明かし

実は、この多重リボン、多重にした理由があります。

もう1つアイテムを兼ねているんです。

さて、そのアイテムとは。。。

今回のリボンは、このアーティスティック企画にはポイントとなる部分です。

なので、綺麗に、丁寧に、素敵に作らねばならなかったのです。

では、この物語の続きは、また後日に(^-^)。

あとがき

普段の定番型のデザインを淡々とお作りしていく途中に、コンスタントにこういったアート寄りなものを挟み込んでいこうと計画した企画になります。

そして、時々、ご覧いただく際に気持ちが揺さぶられることがあればと思っています。

私は、もともとアーティストなどという者ではないですが、アイデアということは大切にしています。

時々思いついたアイデアを何かの形で表していくということを、分かりやすく、もっと思い切ってやってみようと思ってこういったことを始めてみました。

今後も楽しみにしていただけると嬉しいです(^-^)。

アーティスティック企画第一弾、赤x白で連想できるテイストのハンドメイドバッグを作る【839】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いよいよクリスマスも終わり年末までのカウントダウンに入りました。

現在、ハンドメイドバッグも今末限りの廃版SALEを催しております。

ヤフオクとクリーマにて出品中です。

廃版品は、その後の改良でモデルチェンジをする前なのですが、機能に関してはリフォームにより、レベルを上げての再出品のものです。

廃版品であっても特に欠陥があるわけではなく、今後出てこないという価値もあるわけです。

よろしければお立ち寄りどうぞ(^-^)。

この記事の一番最後にURLのご案内を致します。

今回は、ここ年末に近づいて発案の、「アーティスティック企画」というもののスタート時の一場面をご紹介。

ここへ一歩足を踏み入れてみる最初の製作になります。

アート寄りなバッグというものを作るということを、今後たまに入れていきたいのです。

通常は定番っぽさが売り。

今回は、同じ定番デザインではあるけれど、装飾やチョイスする生地や附属などでアートな感じを出していきます。

ただ、ここが、工夫のしどころ。

アートと言っても使い勝手は十分に良いということはベースにしておくつもりです。

そうすると、見たこともない形とかそんな近寄りがたいような方向のアートではない、実用的であるアートバッグということになります。

今回作るデザインと生地のご紹介

今回は、赤x白コンビの色で行きます。実は、表地が水玉の方なのが意外でしょう。昔ながらの昭和らしい豆絞り手ぬぐいという生地です。そして、赤色は、シャーリングタオルというタオル地。これが裏地になるのです。赤色が水玉の赤と調和します。別布としてオックスフォード地の赤無地も使用。こうして3種の生地を使用していきます。

この生地で、バニティ型である卵焼きというデザインを作っていきます。

表地使いの水玉の生地には中綿キルトを施したいと思っています。

今回は、芯地を粗裁ちして接着芯貼るところまでの進捗具合でした。

接着芯を粗裁ちして貼りました。あとは、余分をカットしてハード薄芯やハード厚芯を貼るところからが次回のスタートになります。今回はここまで。

赤x白から連想できるもの。。。

それが今回の製作のアートの部分になります。

まだ、製作の入り口ではありますが、こんな感じで現在は謎めいていますね(^_^;)。

いずれ、後日の記事で種が明かされます。お楽しみにどうぞ(^-^)。

あとがき

日々、定番のデザインを良質なお品へと少しずつの改良を加えながら高めていく定番品。

この間にちょこちょこアートな感じも入れていきたいのです。

いつも大手さんのお話をしてしまいますが、こんなことができるのも縛りの無い、自由な個人のプチ事業者ならでは。

もっとこの自由を存分に活かしていきたいと思います。

少し違うなあと思ったらすぐ直せる、これが最大の武器。小回り戦法です。

思った通りに実行していけるのがしがらみがないことの良さです。

しっかりそのメリットをありがたく受け止めて、今後たくさん活用していきたいと思っております。

<おかばん拝見>ロエベのバスケットバッグがかなり人気なのがうかがえるエピソード【664】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

新しく、企画物を考えてみました。

かつて、テレビで、「ファッションチェック」というような内容のコーナーが有名でしたが、少し似ていまして、街行く人混みの中で私が目にしたバッグを身に着けている方のそのバッグとか全体コーデの印象に残ったものの記録です。

インタビューまではさすがに足を踏み入れておりませんが、わずかな1歩として、見ただけのその時の印象などをお伝えするコーナーになります。

特に撮影などは無し、記憶だけで目で見たままをレポートする、当ブログ名、「ピクチャレスクのおしゃレポ」らしい内容になるかと思います。

ロエベの夏用のバスケットバッグがどうやら人気のようであるエピソード

その日は、ハンズにて小さなパーツの買い物があり、駅のコンコースの人混みに遭遇。

コロナのさなか去年とは比べ物にならない人の量に増えていることが、ワクチン接種が進んでいること、緊急事態宣言が開けた、季節が大きく変わるなどのきっかけがあるかと思いますが、人通りがとても多かったです。

そんな中で、行き交う人の中にある偶然が。。。

ほんのものの数十分の内に、同じバッグの女性を2人みかけました。

間違いなく同じバッグ。サイズも同じです。ブランドは、「ロエベ」。

夏らしいかごバッグのミニバージョンでした。

帰宅後、ググって調べてみるとロエベの夏バージョンのバッグは人気のようで、このかごバッグシリーズは「バスケットバッグ」と呼ばれるデザインです。

そのコンパクトなサイズがなんとも上品であり、編み込みの天然素材もしんなりと細口になっていてシックなんです。

ここで画像が添付できませんが、生成り地に、取っ手とロゴマークがレザーのキャラメル茶の色で優しい雰囲気のバッグです。

取っ手が長くて、そのままショルダーになる作りも、1980年代のバッグを再現したような懐かしさが感じられます。

これをほんの数十分の間に2人お持ちになっている方を見たわけです。

これはトピックだ!と思うものの、どうやって伝えればいいの?と思っていたその夜に眠りにつきながら、アイデアをひらめいたのが、このたび始めた「おかばん拝見」のレポート記録に残すというもの。

ロエベは、ロゴがエキゾチックでかっこよくて知ってはいましたが、そのイメージは、私の中では、デザインがきちんとしたドレスライクなものという印象でした。

少しカジュアルな雰囲気に惹かれる私は、あまり自分の好きなデザインは無いだろうと思っていて、それほど注目していなかったブランドさんなのですが、この短い時間で2人見るということが、割合としては、いかに多くの人が気に入っているのかと考えるとその点には興味が湧きました。

ツートンカラーでシンプルにまとめてコンパクトな、しかも普段のロエベっぽく無さもあって1つ欲しいと思うものなのでしょうか。

私はかごタイプは季節感がありすぎて、持っていないのですが、そうは言っても、その季節に相応しいところが魅力という価値観もありますから、夏専用として持つという使い方もありますものね。

ロゴを大きく、糸で手縫いで縫い付けてある面白いデザインでした。

あのシンプルさは、どのような洋服にも対応できそうでした。

女性たちがどのような服装だったかまで不意な事で余裕がなかったのが記者(レポーター)としては失格だったかも(^_^;)。

次はコーデも見る余裕を持ちたいものです。

同日に見たフェンディのバッグとお洋服のコーデが色合わせされていたこと

この日は、引き続き、興味深いコーデを目撃。

私もレポートするために待機しているわけではなく、普通のペースで歩いているので一瞬です。

人混みの中にきらりと光るコーデを発見。

まずはバッグに注目。

フェンディのスクエアなミニショルダーでした。ワイン色との組み合わせでフェンディのシンボルカラーのような茶色とコンビにパッチワークみたいになったバッグ。

その茶色の色と同じワンピースを合わせていたいた女性。

肩がツンと立ったドレス調な仕立てのワンピースでした。

このワンピがフェンディの物なのかどうかは不明。

フェンディのバッグ自体にというよりは、このバッグと洋服を色をリンクさせている点に私としては注目しました。

茶の無地というのは結構コーデが難しいものです。

それを思い切って、バッグがやや柄っぽい感じと反対に、無地ですっきり合わせられていました。

茶の色というのが土のような色でした。夏っぽい茶といった感じですね(^-^)。

あとがき

と、こんな感じで、時々あっ!と思うコーデとかバッグを見かけたときにレポートしていくシリーズの第1回目でした。

私も勉強になります。今回のフェンディは結構好きなのですが、ロエベはよく知らなかった部分があるので、とても私にも良い刺激。

ハンドメイドバッグの何かしらのヒントにもなるのかもしれませんし。。

次回もこの「おかばん拝見」のコーナーお楽しみにどうぞ(^-^)。

主張し過ぎない「しとやかさ」はサファイアとダイヤモンド半々デザインのおかげ、ネイビーカラーのお洋服にリンクするネックレスとなる【474】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

サファイアの青色は決して派手ではないのですが、高貴な感じがしますね。

サファイアには、トルマリンと同じように色の展開が豊富です。

その理由は、サファイアというネーミングを付けるルールにあります。

オレンジサファイア、イエローサファイア、ピンクサファイア。。

元は「コランダム」と呼ばれる透明の鉱物。

ここへ、その後の成分の混ざりで枝分かれするようにいろんなカラーのストーンが出来上がっていくのです。

その際に、元のコランダムから、赤になった方が「ルビー」、赤以外の色に関しては総称で「サファイア」と呼ぶことを定義づけられています。

よって、もしそう決められなかったら、いろんなストーンの名前が生まれていたかもしれません。

しかし、元の鉱物を軸にした考え方から他のストーンと同じように足並みをそろえた結果ということ。

これがサファイアがマルチカラーで多く拝見する理由です。

このたびは、典型的なネイビーカラーのサファイアが使われているネックスをご紹介したいと思います。

地金の色の効果

石の色が紺(サファイア)と透明(ダイヤモンド)の2色半々、台がイエローゴールドのショートネックレスのご紹介です。

ストーンのカットがマーキスカットと呼ばれる種みたいな尖った形も特徴。

ややクールに装えるジュエリーです。

K18YG台サファイア/ダイヤモンドネックレス:フルエタニティーな点が豪華。もっと近づいてみます。↓
サファイアとダイヤモンドが共にマーキスカットでとてもスタイリッシュです。幅は6cm程の控えめなもの。

この黄色い色のイエローゴールド(YG)が間に入る効果は大きいです。

サファイアの青は、使われる地金の台がK18YG、K18WG、PT850/900どれも平均的であるようですが、イエローゴールドが入ることで3色の色になってより華やかになっていると映ります。

個人的には、サファイアのダークな紺色に対してイエローゴールドが華やかさへの一歩を勧めてくれるような良きバランスをとってくれると思います。

3セットの組み合わせ:マーキスカットの種のようなモチーフがどのアイテムにも入ります。

あとがき

台のあるネックレスはダイヤモンドだけの場合もありますが、コーデの幅が広過ぎてオールマイティーです。

ただ、何でも合うとなるとかえって迷いも出てきますので、このたびのサファイアが入ることで合わせるお洋服のカラーが絞られて、その縛りがかえってお洋服の色を選びやすくしてくれるかもしれません。

ネイビーのサファイアとばっちりリンクする紺色のドレスやワンピースはやはり一番だと思います。

パープルやブルーの青味系統で選んでも良いのですが、コーデがすっきりと垢抜ける、つまり「粋:いき」になることを考えると新たな色をこれ以上使わない紺色1色のワンピースは最もお勧めしたいお洋服です。

とはいえ、黒コーデに合わないかというとこれもミステリアスで素敵になると思うのです。

白コーデにも合うと思います。

バイカラーになってはいますが、合うお洋服が無くて困るということはないと思いますので、使えるネックレスになってくれると思っています。

カラーストーン入りのジュエリーを選ぶ際には、使い道を想像して、お手持ちのワードローブに既にあるお洋服に1つでも合うアイテムを見つけると必ず出番が見込まれます。

常に、そのアイテムだけを見るのではなく、「想像/イメ―ジ」によってそのアイテムが存在する全体コーデを考えることが購入後のコスパが高まる秘訣だと思います(^-^)。