多重リボン作り1つに試行錯誤を重ねた記録【840】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

年末まで残りあと3日程。

この中で今年2021年最終の製作が、「アーティスティック企画」のバッグです。

根本は実用的でありたいので、定番のデザインにアート要素を入れ込んでいくというアレンジといった感じのもの。

元の型紙は定番型の物を基本的には使います。

飾るだけとかとんでもない個性的なものということではなく、ちょっとした面白みや遊び心を取り入れたようなものです。

とりあえず、そんな企画を思いついたのだからと、年末までに一歩、半歩でも足を踏み入れておきたいと思って取り掛かっています。

今回は、まだ大きくは進めませんでしたが、アート寄りになるにあたってはポイントの部分なので、試行錯誤に時間をかけました。

やったことは、リボンの製作になります。

その些細な場面であっても新しい学びがあったので、書きたいと思います。

ロックミシンを使う手法

三つ折りであると綺麗に縫い代が隠れますが、今回は、多重リボンを作ろうとしています。

重なる部分が多いので、三つ折りだと、がたがたとして、非常にずれやすいです。

よって、ロックミシンを使い、始末しておくことで二つ折りのみであまりでこぼこせずに縫い代を隠すことにしました。

こんな風に横の長さを1cmずつ差をつけた長方形のパーツを5枚用意。10cmからのスタートで1cmずつアップ。そして、ロックミシンを全部の辺にほどこします。本来、ロックミシンの糸の色を赤にすると良いのですが、ロックミシンの糸交換はあまりやらない方針で、今回の場合少しロック部分が目立ってしまいましたが(^_^;)。
試行錯誤の一場面として、まず、こんな風に折る順番を長い辺から先に。そうすると、下のようになりました↓。
多重リボンいったん出来上がり。ただ、こんな角度から見るとロックの部分が一部見えて、綺麗にすっきりとしたものではありませんでした(*_*)。やり直しです。ここで再び試行錯誤を繰り返しました。
縫う時は表側からがコントロールしやすいので、こちら側からステッチをかけました。
先程と折る順番を変えています。裏側を見てみます。この違い分かりますかね。
短い方を先に、長い方を後に重ねているのが上と違います。この効果が意外にも結構出たのです↓。
先ほどよりもかなりすっきりしていますよね。折る順番を変えただけでこの効果です。
下側から見てもロックが見えませんね(^-^)。
その分横から見た時に少し見えます。けれど、最初の向きの時よりも隠れていますね。
ということで、折る順番を変える対策というところに、試行錯誤の結果行き着きました。

随分いろいろ試してみました。二重ステッチをかけたりとか、ロックを隠そうと更に隅っこだけを部分的に三角に折り込んだりもしましたが、結局ボコボコしてしまい、綺麗に縫えない事態にもなり、これらの方法はすべてボツ。

試行錯誤の末に多重リボンが出来上がりました。

このリボンが多重型であるという種明かし

実は、この多重リボン、多重にした理由があります。

もう1つアイテムを兼ねているんです。

さて、そのアイテムとは。。。

今回のリボンは、このアーティスティック企画にはポイントとなる部分です。

なので、綺麗に、丁寧に、素敵に作らねばならなかったのです。

では、この物語の続きは、また後日に(^-^)。

あとがき

普段の定番型のデザインを淡々とお作りしていく途中に、コンスタントにこういったアート寄りなものを挟み込んでいこうと計画した企画になります。

そして、時々、ご覧いただく際に気持ちが揺さぶられることがあればと思っています。

私は、もともとアーティストなどという者ではないですが、アイデアということは大切にしています。

時々思いついたアイデアを何かの形で表していくということを、分かりやすく、もっと思い切ってやってみようと思ってこういったことを始めてみました。

今後も楽しみにしていただけると嬉しいです(^-^)。

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