装いは「自己PR」と同じことを無言で伝えることである、オシャレ度のレベルを高めるための3つのアンテナ【269】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「おしゃれになる」ということを目標にかかげられることも多いですが、「おしゃれ」というのは「抽象的な概念」なので非常に理解しにくいものでもあるのです。

このたびは、「おしゃれになる」ことをただの結果と据え置き、別の角度からやってみると良いことというニュアンスでアンテナを立てるという「意識」をお伝えしたたいと思います。

3つのアンテナを立てる「意識」だけ考える、結果的におしゃれになっていたというだけのこと

では、おしゃれになろうとする難しいことをするのではなく、「意識」をするとよい3つのアンテナだけをご紹介したいと思います。

1)自分自身の体型の特徴を知ること

2)ファッション雑誌以外のコーデにも目を向けること

3)ギャップのあるコーデを取り入れてみること

この3点です。

1)自分自身の体型の特徴を知ること

洋服そのものではなく、着る側のボディーの方に関心を向ける、気に掛けるということは、ファッションコーデにおいても、根本の部分が実は「体型」であるということなのです。

人間は一人一人体型が違います。

まずは、自身の体型の特徴を把握するところからのスタートです。

ここで、3点ほど、体型の特徴を例に挙げます。大まかな分け方です。

・肩の形の違い:なで肩VSいかり肩

・お尻の付き方の違い:扁平VS出っ尻

・そもそもの体の厚み:細身VS厚身

体型を3点ピックアップしてみました。

肩にタブのついたかつての軍服が発祥である、トレンチコート。

このアイテムを肩の形に悩みを持ったなで肩さんといかり肩さんが着る効果というものが実は、2人共にちゃんとあるということです。

なで肩さんは、肩にボリュームがなくてしゅんと元気がないように見えがちなことをカバーしたいので、このトレンチコートの肩章タブによって立派な肩ラインが出来上がるわけです。

一方、いかり肩さんは、もともと肩にボリュームがあって、そこへさらに肩章タブで、肩を強調します。この強調はイメージを強くし、よりかっこいい肩を作ります。

両者ともに、メリットがあると思うのです。

お尻の付き方も、デニムによく現れますが、扁平な人はまずデニムがはきやすいです。

出っ尻の人ははけないこともあるわけですが、はくとなると501などはかなりかっこよくはけるのです。

リーバイス501はボリューミーな骨太な体形の人にはよく合う作りだと思います。

こんなふうに、体型を思い切って、出す、見せてしまうということが、美しいと他人の目に映ることで、体型のコンプレックスが解消されることにもつながるかと思います。


デザイナーの「ジョルジオアルマーニ」様の言葉だったかと思うのですが、「洋服を着る前に、鍛えるべきである」というような言葉を聞きました。

体型のコンプレックスの守りやカバーも大切だし、効果的ではあるかと思うのですが、この攻めの発想というのは、体型をよりよく作るという健康分野とも絡み、大変今後意味ある考え方ではないかと思っております。

2)ファッション雑誌以外のコーデにも目を向けること

今は、ネットがあるので、お店に行かずとも、お洒落なイタリア人のファッションはどんな感じだろうか、フランスのパリジェンヌさんのコーデは?など、ある程度スナップを一度にたくさん見ることが可能です。

ファッション雑誌も商業的な意図があるわけですので、その洋服を売るための表現になっているかもしれないことを考えると、「煽り」や「誘導」的なものが盛り込まれがち。

自分で積極的な探し方の方がピンとくるものが得られることが多いかもしれません。

意外なのがゴシップ記事の中のセレブ達は、流行の先を歩いている場合が多いですので、記事写真自体が街行く人の代表格のストリートファッションになっていたりするのです。

結局のところ、ファッションも、生活の一部、今やライフスタイルに溶け込んだもの。

ですから、おしゃれ好きはあらゆる生活の中からおしゃれのヒントを得ていくのです。

ここ最近は、「パリジェンヌ」様達のファッションがとても参考になります。

各々が自分のスタイルを持っていて、お洋服に対して語られる説明には「意志・主張」がはっきりと表れます。

「装い=考え方」とまでも言えるのです。

3)ギャップのあるコーデを取り入れてみること

ギャップという言葉があります。英語ではGAP。

このギャップ(GAP)という言葉の意味は、隙間(すきまや、ずれといった意味で、この言葉の意味だけ聞くと、あまり良くない意味のように思えますが。。

次は、ギャップの面白さをご紹介。

具体的に、どんな場面でギャップというものが存在するかです。

普段硬い感じの眼鏡の勉強家な高校生の女子が、パーティーにすごくシックな大人びた装いで現れた時のギャップ。

これらは、場面は違っても、洋服でその人のイメージが作られているところへ、ある日そのイメージを打ち破ったことがギャップを感じさせ、周囲を驚かせたというある映画の一場面です。

普段Tシャツとデニムの方が急にこんなワンピースを着てきたらものすごいギャップを感じ驚きます。

あとがき

表面的なものと語られがちな洋服ですが、実はもっと奥深い、性格、人生が溶け込んだ1つの人間性のスタイル表現だと言えそうです。

だからこそお洋服を甘く見ている場合ではないのです。

一目で自分の評価さえされてしまうほどの重要なアイテムなのです。

今回3つのおしゃれになるためのアンテナという見方から3つの「意識」をご紹介しました。

おしゃれになろうなどという高い目標はかえって難しすぎます。

それよりも、まず「自分自身を見つめ直し、良く知り、受け入れること」これがベースなのではないかと。

自分表現であるおしゃれは大切なもの、コーデを見つけていくことは自分探しの旅なのかもしれません。

メンズアイテムからのヒントが画期的、自身が活動的な働く女性のアイコンだった「ココ・シャネル」の偉業について【231】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今現在から見通す、今後の自分の未来像などというのを時々思い浮かべます。

ここ近年めまぐるしくいろいろなことが変化していていく世の中。

これまでの淡々とした毎日がだんだん変化していると感じ始め、違和感を感じ、これまでの働き方に「行きどまり」を感じた2017年末、勤務する働き方をやめ2018年から個人事業主をしながら現在に至ります。

年金など我々の頃には期待できないということも言われてはいるのですが、それよりも自身が持つ将来像として、「おばあさんになっても働いている」というイメージを持っています。

ずっと仕事をしていくことが、生きがいであり幸せであるというような価値観です。

ここ最近ファッションの勉強を兼ねて、ファッション史の本をたくさん読ませていただきました。

その中に、実際に亡くなる前の日まで働かれていた方がいました。

誰もが知っているデザイナー「ココ・シャネル」様。

ココは歌い手時代からのあだ名なので、本名は「ガブリエル・シャネル」、フランス人です。

シャネル自身が働く女性の先駆者

「シャネル-最強ブランドの秘密:山田登世子 著」という本を長い日数をかけながら一読。

すごく言葉の言い回しが難しく、漢字を何度も何度もググりながら、漢字の勉強もした本です(^_^;)。

ただ、とても面白く読むことができました。

著者様は、他の本にも文献として登場するのをよく見かけるお名前。

「ファッション史家」なる人物だと思っていたのですが、どちらかというと「フランス専門の文学者」という立ち位置でいらっしゃいます説明がウィキにはありました。

では、この本の中から大変感銘を受けた部分、シャネルの成した「業(わざ)」だと思う点について書きたいと思います。

シャネルは活躍の時期が戦前の1910年頃から。

今から見るかつてのパリが舞台のデザイナー達が活躍したころのオートクチュール時代では、わりと先駆者。

途中、世界大戦も挟んでいますので、仕事をいったん中断せざるを得ず移住や亡命など激動の不安定な時代を経験された時の人でもありました。

時代背景こそがその要因であったこともあり、新しく女性が生まれ変わっていく時代でもありました。

デザイナーとして「メゾン:店舗」をパリに開店した1910年以前は、貴族たちが華やかなドレスを身にまとい、豪華絢爛といういわば見かけの表面上のすばらしさがファッションの評価となっていた時代の終焉がありました。

まだまだその名残がある中、実際そのドレスを着ている女性本人は、身動きがとりにくく、ウエストをぎゅぎゅっとコルセットで締め付け、かわいそうなことにそのコルセットの締め付けのせいで骨が損傷していまうという事態にまでなった方もいたほど、体が被害を被っていたのです。

そのような競い合いながら良きお相手に見初められることを意識するばかりの見せかけのお洋服の時代。

お嬢様が家でじっとしている時代から、女性も外へ一人で出、スポーツをしたりするような時代にもなっていく過程があり、その良き波にシャネルは自ら飛び乗ったとも言えます。

自身こそが働く活動的な女性としての現実を見事に同じ女性に今後の着心地のよい洋服をリアルに示しながらご提案していったという、上手い宣伝方法です。

男性の洋服からのヒントがこの人ならではのアイデアだと言える

シャネルは、男性の洋服をよく観察していたよう。

駐屯兵に出くわし、彼らがぶら下げていた、ショルダーバッグのはしりのようなバッグを応用し、かの定番の「チェーンショルダーバッグ」を生み出したのです。

両手がバッグから解放され、手が自由であることが画期的でありました。

また、そのショルダーバッグの中の構造に、携帯用の口紅が入れられる箇所を作り、機能性にすぐれているという男性的な要素を盛りこんだバッグを作っていったのです。

また、恋人の洋服をよく研究し、メンズのアイテムでしかなかったセーターやツイード素材なども男性のアイテムからの引用です。

日々、アンテナをはりめぐらし、アイデアをメンズから取り入れるといったところが全く新しかったのです。

今までに使われなかった新しい色、ベージュと黒の背景

「シャネルカラー」と呼ばれる2色があります。

それはベージュと黒。

ベージュは、かつてシャネルが生まれ育ったパリから遠く離れた村の生まれ故郷の「土」の色。

シャネルにとっては、人生の中の1ページにベージュがあったのです。

もう1色の黒は、幼少期に過ごした修道院の「シスター」達のユニフォームの黒。

かつては、喪服にしか使われていない色であったにもかかわらず、あえてこの黒色を普段着、お出かけ着に取り入れたということが画期的でした。

黒というのは、実はとても強い色、他の何色を混ぜても変化しない黒のままである最強の色なのです。

まさに、この黒に込めたシャネルの「精神の強さ」が感じられます。

身の回りからの着想を得るセンス、色でその思いの度合いを伝える、なんて素敵♪。

イミテーションアクセサリーにこめられた「ブランディング」

シャネルは、今までは、貴金属、つまり今でもとても高価な素材である18金やプラチナなどを使ったアクセサリーしか存在しなかったところへ、おもちゃのような、メッキのイミテーションアクセサリーをあえて高価格で販売しました。

この挑戦にもとても強い気持ちが込められているようです。

「豪華絢爛な貴金属を世の中からなくしてしまおう」とまで思っての企画であったよう。

と、同時に人々は、素材の良さで買うのではない、シャネルが作ったものだから特に高価な素材でなくとも振り向くのです。

そうしますと、シャネル自身の「ブランディング」が、きらきらのダイヤモンドや真珠や貴金属に勝利したということを証明したと言えるのです。

ヨーロッパとアメリカの文化の違い

シャネルは、アメリカに特に受け入れられたと言われています。

映画の衣装の製作の依頼が多くあったことで、ハリウッドの重要なデザイナーであったヨーロッパ人です。

ヨーロッパは、もともと職人の技術がベースにしっかりないとなかなか認められない文化があるようです。

歴史を重んじ新しいことを嫌う文化がヨーロッパには根付いていました。

一方アメリカは、そういった伝統は持っていないので、ファッションは、コピーや模倣からのスタートとなるわけです。

そう考えるとアメリカ生まれの世界的なハイブランドはとても貴重です。

「カルバンクライン」、「ラルフローレン」、「ティファニー」などがアメリカ生まれの世界的なブランドの例。

ただ、アメリカ生まれは少数であり、ほぼハイブランドはヨーロッパが占めているのも事実です。

学校で洋裁を習っていない独学の人

なんとも意外なことですが、「シャネル」様は、洋裁は幼い頃修道院の授業で洋裁に触れていたことだけで、本格的には洋裁の学校へ行っていないので独学です。

1983年あたりからシャネルのデザイナーを担われている「カール・ラガーフェルド」様も同じように独学で洋裁の学校へは行かれていないようです。

そんなところも後継者として理解が深かったところに繋がるのかもしれません。

シャネルはデザイナーの粋を越えた商人

シャネルブランドの商品に関しては、初代「ココ・シャネル(本名:ガブリエル・シャネル)」時代から、コピーや模倣が後を絶たなかったようです。

このことに対する受け答えは、商人気質な考え方を持つデザイナーであったと思えます。

「むしろ真似されて偽物も広く受け入れられることこそが、反対にオリジナルであるシャネル自体のブランドの価値も上がるのだ」という考え方でありました。

真似してもし切れない本物の極致なる場所に居るのだという自信を感じます。

「むしろ、誰からも模倣されないような商品は魅力的でない」のだと。

「自分も町を歩き、その人々達からヒントを得ている」ということらしいのです。

とても、マーケットの構造を広い目でとらえた考え方だと思いました。

こうした考え方は、現在でも何かヒントになるところが見つかりそうです。

本物の宝石と偽物のプラスチックの違い

こんなエピソードも語り継がれているようです。

「自身の住まいであるホテルの一室のアトリエに、常に本物の天然石と、偽物の天然石を並べていつも眺め、本物と偽物の意味とそこからブランドの力というものの可能性を見ていた」と言われています。

言うまでもなく本物の宝石は、ダイヤモンドにしてもルビーにしても高価で美しくきらびやかです。

でも、その高価な美しいキラキラした宝石を身にまとい、見せびらかす風潮の貴族たちのふるまいをシャネルは嫌っていたようなのです。

それに対抗して究極の魔法で人々を驚かせます。

フェイクパールに金のメッキで出来上がったおもちゃのようなネックレスにシャネルのマークを入れることで、付加価値が大変高いものに仕立てました。

こんなことに気づいたのではないでしょうか、「ブランドの価値というのは、ダイヤモンドにも勝る」ということを。。

実際どうでしょう、シャネルのマークが入っているだけで皆が群がります。

人々は、シャネルのそのブランドの価値を受け入れている証拠です。

そんなことが、現在でもずっと健在であるということがシャネルが長年常に考えてきたことの実りであると言えるでしょう。

ブランドの価値を高めることこそが一番の勝利であるということをシャネルは自分の「ブランディング」という武器で、本物の高価な宝石達に挑戦状をたたきつけたのでしょう。

メゾンでの洋服作りをしながら、ずっと持ち続けてきたテーマというか生涯をかけて追求してきたこと。

かつては自身が苦しい幼少時代を送り裕福な生活ができなかったことへの反骨精神のようなものかも、あるいは「悔しさ」も入り混じるのかもしれません。

当のご本人しか分からないことです。

私もシャネルの魔法に引っかかっていた

上述のアトリエにある本物の天然石と偽物の石をのエピソードを知り、はっとした私でした。

自身、全くシャネルと同じように考えていた部分があったことに気づいたのです。

シャネルのブランド戦略の読みが成功していること
シャネルのプラスチックリング:ペンダントやブレスはK18WGと天然石のコンビ。

こちらは、私がアクセサリーが好きで集めてきた、ペンダント、ブレス、リングの3点セットです。

ペンダントの地金は18金ホワイトゴールドでそこそこ高級です。

それにレベルを合わせることを試みて自作したフローライトという天然石のブレスレットも、わざわざ留め具を滅多に売っていないK18WG製のパーツを調達し手作りました。

3点が同じ比重のレベルであることが私がコーデで考えるバランスの1つで、色や形がそろっているだけでなく、材質も均一なレベルにしたかったという拘りです。

そこへ、なんと普通ならここへは合わせない、プラスチックリングを合わせて満足しているのです。

しかし、「シャネルマーク」がしっかりと真ん中に入ったおしゃれなリングであることがここへの仲間入りを果たした所以。

つまり、私は18金ホワイトゴールどに匹敵する価値をプラスチックという素材よりもシャネルのブランド価値に見たわけです。

もし、このプラリングがシャネルのものでないならば、決してここへは合わせなかったでしょう。

おそらく、台がK18WGで、天然石のアメジストあたりがのっているリングを合わせていたことでしょう。

これは、「シャネル」様の考えてきた本当の価値とは何かということの問いかけに共感した姿の1つ。

プラスチックのようなその辺りに転がっているような素材でも、ブランド名が入ることで、付く付加価値が強固で価値あるものであることを証明しています。

もう1つピックアップしてみました。

シャネルのブランド戦略の読みが成功していること
シャネルの金メッキペンダント:バングルやリングは天然鼈甲(べっこう)。

今度は、今や入手が容易ではないと言われている天然鼈甲(べっこう)製のバングルとリング。

これに、シャネルのモチーフのペンダントトップが付いた、ゴールドのメッキ塗りのペンダントを合わせていました。

もし、このペンダント「シャネルブランド」の物でなければ、このようなメッキをそこそこ高級な鼈甲に合わせたりしません。

レベルがペンダントだけ下がってしまい、質がアンバランスだと気になって仕方がなく、違和感を感じてしまうことでしょう。

おそらく、同じ鼈甲製のチェーンか何かのネックレスとか、何かしらの本物らしい天然素材のアイテムを合わせると思います。

ということは、このシャネルのマーク1つで、このペンダントの価値が大きく付加されて鼈甲と同等と思えるアイテムに自身は感じているということです。

すさまじき、ブランド力だということに改めて驚いてしまいました。

シャネルのかけた魔法の渦に私もまんまと巻き込まれたということになります。

あとがき

シャネルは、商品の価値というものを、製作費や材料に置いたのではなく、自分自身の価値というところに置いたことがシャネル以前のデザイナーとは一線を画した点です。

実際私も、シャネルのプラスチックのリングの価値を貴金属と同等に一緒の価値としてコーデしていたことが、シャネルの狙い通りのブランディングにまんまとはまっているのです。

あとがき

世界的ハイブランドの存在の「シャネル」様が、今現在でも人を魅了しているということが、「ガブリエル・シャネル」様が長い年月をかけてこだわってきたことの実りであると私は思います。

「ガブリエル・シャネル」様が1971年になって間もなくの時期に亡くなり、しばらく「シャネル社」の事業は低迷が続いたと言われています。

その後、1983年就任の「カール・ラガーフェルド」氏がうまくシャネルブランドを継承し、再起を遂げました。

このカール・ラガーフェルド氏も2019年になって間もなく亡くなられました。

さて、シャネルブランドは今後どうなるのか。。

といったところですが、新しいデザイナー様にバトンタッチをしながら引き継がれてはいくと思います。

まだまだ創業者である、「ガブリエル・シャネル」様が築いた「ブランド」自体の地位は簡単には揺らがないと思うのです。

そういう永久的なものになりうるというのが、ブランド力のすごさだということですね。

そこに気づいた、創始者、「ガブリエル・シャネル(通称:ココ・シャネル)」様の先見の明はとてつもないものであったと思います(^-^)。

picturesque

黒よりも優しく暖か味がある茶色、コーデが難しく敬遠しがちならば差し色カラーに使ったらよい【261】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

黒や紺と並び、ダークな色といえば、茶色。

自身が思う印象は、ファッションコーデにおいては、人気がない色であると。

なぜ、人気がないのかというのが、古着の中でも、靴やバッグと共に茶色はかなり良い状態で手放されていることが多いと感じるからです。

裏を返せば、「コーデの機会があまりなかった、出番があまりなかった」からこその良い状態で残ったということなのではないかと予測しています。

確かに茶のコーデは難易度が高いです。

特に茶のお洋服を中心に茶1色でまとめるというのは、田舎っぽくなりがちでクールとかかっこよさとはかけ離れた装いになってしまうものなのです。

黒1色だと素敵なのに同じように茶が当てはまらないのも、黒の色の最強パワーに寄るところが大きいです。

ただ、マイルドな茶の良さも必ずあります。

このたびは、この茶の良さを探す研究を兼ねまして、茶の使い方の1つ、「差し色に使う」という方法をご紹介したいと思います。

差し色なら、茶が主役なわけではないですので、難易度がうんと下がるのではないかと考えます。

茶を脇役にすることでかっこよく完成される茶系コーデ

「茶をメインにせずに脇役に使うのみにする」という方法があります。

その前に、まずは、茶をメインにしてしまって「おばあさん」ぽくなっているコーデの写真をご覧ください。

茶色コーデをうまく完成させるコツはこれだ
トップス:「ベネトン」様の半袖Tシャツ(茶) ボトム:「ボルボネーゼ」様のうずら柄ゴムパンツ(茶系)。

「ボルボネーゼ」というブランドが好きで、たまたま見つけたゴムパンツのこのブランドをお部屋着にしていたことがあります。

質の良さが抜群、うずら柄も上品でこのまま外へも出られます。

それにしても、地味です(^_^;)。

もう1セット、これを上下逆にしたようなコーデ。

こちらも室内の部屋着として着用していた組み合わせです。

トップスにまた「ボルボネーゼ」が登場します↓。

茶色コーデをうまく完成させるコツはこれだ
トップス:「ボルボネーゼ」様のうずら柄のTシャツ。 ボトム:日本製のノーブランドのニットゴムパンツ(茶)。

やはり、ボルボネーゼのあのうずら柄には、色としては、茶がなじむので、地味と分かっていながらも茶を合わせました。

このいかにもカントリーな印象から、外出着として茶のセーターや茶のコーデュロイのパンツなどと置き換えれば、同じような印象になってしまうに決まっています。

よって、茶はメインに持ってこない方が良いということをここからまず読み取ります。

そして、小物でアクセントをつける役割にするだけにとどめるということが1つの案です。

ということは、茶が小物であるということで洋服は、それが引き立つ色がよいことになります。

そうすると、お勧めはオフベージュ系です。

茶色コーデをうまく完成させるコツはこれだ
「エンポリオアルマーニ」様のウール100%セーター(オフベージュ)。

こんな感じの色は無彩色っぽいため、このアイテムだけではぼーっとした面白味のないものであり、差し色を求めるようになります。

そこへ茶色の出番です。

小物でキュッと引き締め、遠目で見た時に所々の小物使いにアクセントのあるコーデにするという方法です。

茶色コーデをうまく完成させるコツはこれだ
「カネマツ」様のスエードパンプス(茶)。

1つに、靴を茶色にするということがあります。

茶色コーデをうまく完成させるコツはこれだ
「クリスチャンディオールスポーツ」様の本革型押しベルト(茶)。

ベルトもコーデの真ん中位置にあり、非常に視線がいく部分です。

茶色コーデをうまく完成させるコツはこれだ
左:スモーキークォーツ(天然石)のロングネックレス 右:スモーキークォーツ(天然石)のブレス。

トップスの近くに配置となる、ネックレスやブレスは、やはりこちらも視線が行く部分で、ここに茶色を使うことをしてみます。

このネックレス、ブレスの天然石であるスモーキークォーツは地味な石なので、こういう時に活躍できるアクセサリーになることで出番があるということになります。

このオフベージュのセーターの色ですが、あまり黄色寄りになりすぎるとあのボルボネーゼのような印象になってしまうので、ベージュのトーンは「オフカラーの範囲内」であることが大切です。

限りなく、白に近いベージュであること、これは田舎っぽくならない大切なポイントになります。

オフベージュにスパイスのように茶を加えたベタな差し色の使い方。

ここで、茶色は確かに複数使われていますが、あくまでも主役はベージュなのです。

次にもう1点茶系コーデをメインに茶を使わない方法で組んでみました↓。

カーキ茶のパンプスを差し色にしたセットアップコーデ:パンツスーツは「エンポリオアルマーニ」製。

セットアップの格子の中に使われる茶色や背景のツイルの素材自体がカーキ寄りで、グリーンを含むような茶色です。

チョコ茶よりもカーキ茶がよく合うみたいでした。

こうして見てみますと、2例とも茶色はベージュの差し色に使うことが一番やりやすいということが分かります。

あとがき

茶色は、本来とてもシックで上品なカラーだったのです。

是非、黒プラス1のカラーとして、茶色にも一度注目してみてくださいませ。

今回例としてはアップさせていただいていませんが、茶ベースの柄物に差し色の茶をなじませてしまうというのも立派な差し色だと思います。

ただ、茶系の柄物は、一歩間違うとカントリー調に寄ってしまうので分かりやすく取り入れやすい無地ライクをまずはご紹介したわけです。

カラーでいうと、差し色にしやすいのが、黒、茶、紺、赤なのです。

どれも「強い色=影響力のある色」ということができます。

カラーの意味や役割を考えながら素敵なかっこいいコーデになるよう是非ともの正解なアイテムを選択していかれますよう(^-^)。

picturesque

今後どのようなバッグを製作するのかのヒントにカバンが生まれた必要性と起源を知る【219】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

その昔、昭和時代には、ポーチも小さな巾着袋、リュックも巾着仕様であるナップサックと、同じような絞るタイプが大半だったような記憶です。

いろんなデザインであふれたバッグの中の現在の巾着袋の存在というのは、それほど中心にあるものではなく、むしろトートバッグが台頭してきた現在だと言えます。

この度のお話は、そもそもバッグが最初に生み出された形は巾着のような形だったといわれているところから始まります。

現在のような財布のような四角い形のフォルム自体が実現できなかった「いにしえ」にそのバッグの起源があったようで、とても興味深いと思います。

読んだ本は、「新かばん・バッグの商品知識:エフ ワークス(株)発行」です。

この本のかばんの分類の中で、類似のかばんのモデル同士が本当に同じ分類に入っているのかどうかそんな区分けのイメージとのユニークなギャップも知りたいと手に取った本になります。

ハンドメイドバッグを作る自身がそもそもバッグというものの起源を知ることで、しっかりと今後の考え方を持つ上でも重要な本なのではないかと考えました。

分かりやすーいかばんの誕生秘話

その昔、商品の売買は、今日のようにお金を介してのものではなく、物々交換といって、互いにほしい物を自分の持っているものと交換する形の取引でした。

当然こういった取引はいずれ困難に直面します。

そもそもそれぞれの物の価値が違いすぎて、交換するには理論としても心理としても不公平になってしまうのです。

いずれ、物同士の交換は行き詰まり終焉を迎えます。

そして、互いに公平な取引として「お金」というものが生み出されたのです。

このことで、とても面倒でしかも不合理な物々交換ではなく、お金を払うことで品物をスムーズに受け取れるようになりました。

さらにお金を得た側はそのお金で他の欲しい品物を得るというように、お金の誕生により商品の売買がより潤い社会が発展していった、紀元前1000年頃のことです。

その頃、地中海東部のギリシャ諸都市やギリシャの植民地で、お金を入れて持ち運ぶための入れ物が使われていたとの記録があるようです。

それは、当時描かれたであろう壁画のような絵から巾着袋のうような袋であったと。。

これがどうもバッグの「最初の形」だったようなのです。

知ってお得、かばん/バッグの誕生秘話と意外なおもしろ豆知識
最初のかばんなるものを自身がイメージして描いてみました(^_^;)。

財布といってもよいでしょう。

昔話の絵本や漫画に出てくる海賊達がこの中にたっぷりコインを入れて嬉しそうにしていた場面が思い浮かびます。

よくこういったイラストに「$マーク」も加えられていますよね。

こうした袋物のようなデザインからは、今の財布は随分変貌を遂げました↓。

巾着バッグ:「PRADA」様のお品。茶色は黒よりもヴィンテージでも状態が良いです。

現在の巾着バッグでいうとこのような感じのものを持っていまして、これでも1990年代前半のヴィンテージもの。

すっきりしたタイプではありますが、やはり華やか。

いかに元祖というのが非常にシンプルで最低限だと分かります。

かばんの持ち運び機能と呼び名

ハンドバッグというのは、

「常に身近に携えられる服装を完成させる装飾性豊かな袋」・・・新かばん・バッグの商品知識:エフワークス(株)発行より引用

という定義をされていいるようです。

このことから、最初はお金専用の入れ物であった機能だけのものから、服装と調和することが要求されるものに多角的に成長していったということがうかがえます。

バッグは、迷いながら時間をかけて選ぶアイテムの1つです。

同じく、上記の新かばん・バッグの商品知識で述べられている、基本の持ち運び機能4種というのがあります。

・手提げ

・クラッチ(かかえ)

・背負う

・肩かけ

手提げは、主にトートバッグ、クラッチはパーティーバッグなど、背負うはリュック、肩かけはショルダーやポシェットなどが思い浮かびます。

本ではこの4つでしたが、5つ目に、

・吊りさげる・・・小さなウエストポーチのようなもの

・引く、転がす・・・キャリーバッグ

などが私は浮かびましたが、何らかの理由で含まれないのでしょうか。

今やキャリーバッグこそ、町中で見かけるバッグの1つです。

この概念は、ここ近年の新しいタイプなのかもしれません。

キャリーバッグ:割とコンパクトめなサイズで「PRADA」様のモデル。

かばんの意外なおもしろ豆知識

ここでは、バッグのへえー、というような面白いお話を寄せ集めのような形式でご紹介していきますね。

「コスメボックス」と「バニティ」は属する部類が違う

コスメボックスもバニティも形が基本同じような作りで、しかも化粧品を入れて使うことが多く用途も似ています。

しかし、「(社)日本鞄協会」様の定める、「日本標商品分類」の中の「かばん類」というコードにおいては、「コスメボックス」は「トレインケース」に属し、「バニティバッグ」は「タウンバッグ」の中に入ります。

知ってお得、かばん/バッグの誕生秘話と意外なおもしろ豆知識
左:コスメボックス(トレインケース) 右:布製バニティー(タウンバッグ)。

写真でなんとなくニュアンスつかめますかね。

しかし、さらに意外なことで、大きいくくりの部類では、上記2つとも「旅行用かばん」に属していることです。

「ボウリングバッグ」というバッグはどのような形をしているのか

ボウリング用の必需品入れ目的で作られたバッグで、マチが非常にたっぷりとってあるボストンバッグの形です。

近年は、やはりキャリータイプになってきていて、旅行のスーツケースと見分けがつかない形となっているようです。

こちらは、「旅行用かばん」という部類でなく、「スポーツ及びレジャー用かばん」の大別に属しています。

ボストンバッグの名前の由来

ボウリングバッグが、昔、ボストンバッグのような形をしていたということですが、では、通常のボストンバッグはというと、これは上記に出てきた「旅行用かばん」です。

由来は、アメリカのボストン大学の学生がよく使用していたバッグだったということからのこの名前です。

自身で製作したボストンバッグ:2泊出来そうなサイズ感です。素材はナイロンオックスはっ水加工。

「アタッシュケース」は、正しくは「アタッシェケース」

フランス語の大使館や公使館付き随行員の「アタッシェ」と呼ばれる人達が持っていたバッグの形からの由来。

アタッシュケースと呼んでしまっていますが、正しくはアタッシェとのこと。

小学生のランドセルは陸軍が日本では最初のユーザー

ランドセルは、オランダ語のランセル(RANSEL)から、別名「背嚢(はいのう)」という日本語が当てられていました。

この言葉、すごく臓器みたいで私はなかなか引いてしまっていますが。。

日本では小学生に普及するより先に、陸軍兵士のバッグであったようです。

「キャディーバッグ」と「ゴルフバッグ」は別物である

もしかして、ゴルフをされている方は、ご存知かもしれませんが、「キャディーバッグ」は、あの縦長のクラブなどを入れるバッグです。

しかし、「ゴルフバッグ」という呼び名になるとは、前述のボーリングバッグのようなニュアンスになります。

ゴルフシューズやグローブを入れる、ボストンバッグのような形のバッグを指します。

キャリー型スーツケースの表面のデコボコには意味があった

一日、近隣の駅の構内中を歩けば、必ずすれ違うキャリーバッグを引いて歩く人。

このキャリーバッグの素材は、主に「ポリカーボネートABS」という樹脂素材が一般的で、必ず、リブデザインなどの凹凸が表面に加工してあります。

これは、ただの模様ではなく「機能」があるとのことに驚きました。

もちろん、素敵な表層に見せる役割も十分に果たしているようでお洒落度が高いですが、機能の面では、圧縮、ずれ、ねじれなどの外圧に対する強靭性(きょうじんせい)を保持することができる役割があるのです。

まさか、あの柄が陰で活躍していたとは。。

ストライプのリブ型から、今後はより好きな凹凸の種類を選べるように更なる別の柄も多種生まれそうな予感です。

あとがき

今回は、バッグというものの原点を見たり、意外と知らなかったような事柄も見て随分学ばせていただきました。

バッグというのは、前述にもあります、体の身近に携えるものであるわけで、歴史からみる発展の段階として、機能性からより装飾性のあるものへと広がっていったと見ることができます。

では、その後の未来というのは「〇〇性」という表現で、どんな発展があるかというとずばり「情緒性」なのだそうです。

なるほど、これからの未来は、人間の成長として自分の人生そのものを自分らしくということがテーマとなっていくのです。

となると、今までは、中に何か入れて持ち歩くだけのものから、そのバッグを持つことにさえ意味を持った装い方をするようになるのかと。。

さらに、「持ち主の性格や人生をも表す携帯品」それがバッグである、というような存在になっていくのではないかと期待し心が躍ります。

もしかして、「バッグを持たない」ということさえ、自身らしいジャッジでありバッグの存在そのものをどうとらえているかの考え方が反映された「スタイル」です。

シンプルで飾り気の無いバッグがかえって素敵に思えることも、自身の考え方の反映です。

自分の好みを知る、そして自身の性格や今後のスタイルを追求する中で、当たり前に普段持つ物のそもそもの起源を知ることをお勧めしたいです(^-^)。

picturesque

食品添加物表記のあいまいの裏側を知り、体に悪影響かどうかを自分で見抜きたい【151】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

おできってできたことがありますか。ニキビのような吹き出物ではなくて、もう少し大きい塊です。

大きくなってくると不安になりますね。中で何か成長しているのかと。。

実は、私、原因不明の「粉瘤(ふんりゅう)」で数年前に2回ほどおでき(コブのようなもの)を除去する手術をしたことがあるんです。

数年の間を空けてではありましたが、俯瞰して今振り返ってみてみると連続でした。

1つは脇下周辺、もう1つは腰の後ろ側の脇寄り部分でした。2つともやや大き目の4cm程度。

中身は、脂肪だとのことでしたが、病院も何が原因かは全くわからないとのことでした。

その経験から、自分なりに考えたのが、実際はそうでないかもしれないけれど食べ物に注意するようになりました。

余計なものができてしまったのだから、余計なものを取り入れないようにしようというシンプルな考え方です。

体内に取り込まれる物に食べ物がまず思い当たりますので、原因がそこにあるのではと判断。

おできができる前までの食生活とその後の改革

もともと、健康志向な面を持っていましたので、運動は毎日行い変な食生活はしていないつもりでした。

けれども、ダイエットには興味がなく、好きなものを食べすぎない程度に食べたらいいではないかという考え方でしたので、あまり食べる物の内容まで気にはしていませんでした。

ですから、ハンバーガーや、クレープなども時々食べていましたし、だからといって、極端に太ったりしなかったので気にしていませんでした。

しかし、前記の原因不明の粉瘤の手術後、直感で思いました。

とにかく、「食品添加物」を避けるように意識しようと。

添加物が原因かもしれないと、何も知識のない私が直感的にそう思ったのです。

その後、めったにハンバーガーやクレープは食べておりません。

今でも、食品添加物が粉瘤の原因だったかどうかは分からないですが、それ以来時間をかけてしっかり原材料を見て、慎重に食料品を買うようになていきました。

ただ、食品添加物は、体に非常に悪い物があるという噂程度で全く知識がありませんし、調べても本当のことが分からなくなっているのが実情だと思いました。

でも、二度とおできはできたくないし、明らかに体に良くない食べ物は避けることにしています。

今度は直感でなく理論で対策してみる、食品添加物が有害かどうかを見抜くための食品パッケージの裏面の記載

食品添加物の定義や説明といっても私は専門家では決してありません。

つらつらと、定義を並べたところであまり意味はないと思いました。

そこで、自分なりの研究と、その中で読み解いた悪い食品添加物を見抜くコツというか私なりの対策を紹介した方がよほどこの記事を読んでくださっている方に有益ではないかと思いました。

まず、食品添加物というと、体に毒だとの認識が実は私もあるのですが、食品に後から加える/添加したということで食品添加物という言い方となるとのことです。

ですから、食品添加物=すべて害のあるものという考え方は、反論を持たれる方もいらっしゃるでしょうから、上の定義をまずしっかりとお願いします。

体に悪影響な食品添加物を見抜く:食品添加物の真実が知りたい
左:焼きそばの麺 。右:無着色が謳われたのたらこ。

上は、焼きそばの例とたらこの例です。

やきそばには、かんすい、クチナシ色素が入っています。

これらは、食品添加物かなと思われますね、その通り。

かんすいとは、柔らかさや弾力性を出すための「水溶液」で、よく麺類に入っているようです。

クチナシ色素とは、主に黄色に着色するための「着色料」です。

そして、たらこは、無着色と記載があって、スーパーでは、隣に並べてあったもっと赤い色のたらこより安全な気がしてこちらを選びたくなる、誰しもそうでしょうね。

ただ、食品添加物はもっと奥が深く「裏」があるのです。

写真には、写りませんでしたが、この無着色たらこの原材料をしっかり見なければなりません。

この中には、なんと、酵母エキス、調味料(アミノ酸等)、甘味料(ソルビトール)、酸化防止剤(ビタミC)という添加物がこのように複数入っているのです。

となると、無着色という言葉は自体は、ただの商品名であるということで、これで安全だとの印象を持ち購入意欲がわいてしまいがちなのです。

ある種、テクニックですね。

それから、もう1つ注目したいのが、ビタミンCという名称。

果物にはビタミンCが多く含まれているイメージから、安全な物質と思いがち。

ところが、ビタミンCといっても、奥深く掘り下げれば、天然のビタミンC、合成のビタミンCがあるとのこと。

まるで、貴金属の「宝石」や、バッグの「皮革」のような表現のようです(^_^;)。

実際には、このビタミンCは、後者の合成の方が圧倒的に多いと言われています。

この合成こそが害があるのです。

合成の方が圧倒的に多い理由としましては、合成の方がコストが安いからです。

間違いなく、製造メーカーの都合の原価の引き下げということになります。

しかし、天然か合成かを表記する法律がないのでしょう、ビタミンCとだけ表記すればよいということなので、私達には本当のことが分かりにくくなっているのです。

おそらく、コストの削減から、良い添加物、悪い添加物との区分けでは、後者の悪い添加物の方が圧倒的多数で使われていることが予想されます。

私達を分かりにくくしている点は「表記の仕方の曖昧さ」なのです。

悪い物であっては売れませんから、真実は奥に隠されているのです。

ですから、私達は、そこをしっかり見抜かねばならないのです。

私の結論としましては、食品添加物は悪いものが多いので、極力少ない、又は入っていないものを選ぶこと。

とはいっても、食品添加物は厳しい毒性試験をクリアしているということなので、摂取量が少なければ。。という意見もあるでしょう。

さて、それは、本当にあてになるのでしょうか。。

スーパーでよく見かける食品添加物

今回の記事を書くにあたって、私なりによく目にする食品添加物とその目的について調べましたので、気になる添加物名があればご参考ください。

・トレハロース:サンドイッチ、生洋菓子・・・甘味料、砂糖の代替

・ソルビトール:お菓子 ・・・甘味料の用途

・乳化剤:チョコレート・・・水と油のように本来混じり合わない材料を均一にするためのもの

・カロチノイド色素:お菓子・・・黄色に着色するための着色料

・着色料:キャンディ・・・綺麗な色の維持等の働き

・コチニール色素:ベーコン ・・・赤色の着色目的

・膨張剤:クッキー・・・ふっくらと膨らませるためのもの=ベーキングパウダー

・VE:酸化防止剤:ウインナー・・・酸化とは鉄が錆びるイメージ、水素を失い酸素との化合を防ぐ

・香料:飴・・・その製品のイメージに合った味付けのような役割

・凝固剤:豆腐 ・・・豆腐そのものを形成する働き

・酸味料:飴・・・風味付け目的

・発色剤(亜硝酸Na):ベーコン・・・肉類の色を鮮やかに見せるため

・ショートニング:ポッキー・・・バターの代替品のクリーム状のもの

・グルタミン酸ナトリウム(アミノ酸等):スナック菓子・・・うま味を出すための調味料的なもの

・酵母エキス:インスタントのスープ・・・調味料の役割

・マーガリン:菓子パン・・・バターの代用品

・セルロース:チーズ・・・加工しやすくするためのもの

・グリシン:ハンバーグ・・・調味料や商品の日持ち(調味料の場合アミノ酸等に入る)

・モルトエキス:フランスパン・・・色や風味を良くし、発酵を補助するためのもの

・イーストフード:食パン ・・・パン酵母を活発にさせ効率よく大量のパンを作る働き

・ソルビット:助六 ・・・甘味料としての用途、砂糖の代用

・ゲル化剤:ハム・・・液体をゼリー状に固めたり、粘性を高め成分を均一にする働き

・加工デンプン:稲荷寿司 ・・・食感の良さ、粘度の低下防止などの目的

・VC(ビタミンC):クロワッサン・・・酸化防止、品質保持等

あとがき

私がお気に入りの無添加ブランドというのが、「静岡ウォッチャー」様で購入の「自然の味」という商標です。

ネットで「自然の味」とググっていただくとその該当のお品がずらりとご覧になれると思いますし、YOUTUBE動画内で写真が出てきます。

実店舗では「サンエース」様というチェーン展開のスーパーが多数お取り扱いがあります。

このたびの記事が、なかなか分かりにくくなっていて真実が表示されていない、有害である可能性のある食品添加物についてしっかり見抜くためのフックになればと思います。

やはり、「無添加」という堂々としたタイトルの商品か、「原材料」をよく意識して見るクセをつけることが大切です。

そして、魚、肉、卵、野菜、果物、豆、このような食材を中心に考えた日々の生活を心掛けることが、「発がん性のある悪い添加物」からうまく逃れられる秘訣です。

無添加食品は全体的に高価ですが、とてもおいしいのも特徴です。

例えば、おからとか納豆にしても、「こんなにおいしかったんだ」という感動があるのが無添加食品です。

何か変な味だなあと違和感を持つことも添加物への鋭いアンテナです。

余計な物質が加えられていない食べ物は、本来とても美味しく程好い歯ごたえや舌ざわりだったりするものなのです。

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ネット情報の「認知症予防」を信じ週2回が日課になった、自作生ジュースの末永い継続とすばらしいデトックス効果【180】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、私のライフスタイルの一部をご紹介させていただこうかと思います。

とはいっても、いやいや、特別なものではありません。

週2回をこの数年ずっと続けていることがありまして、生ジュースを土日の朝自分で作って飲むということです。

このルーティーンを続けて10年以上経過していますので、是非ご紹介したいと思いました。

なぜ、週2日なのかということ

生ジュースを自作するのは、少々時間のかかる作業ではあります。

以前に週2回以上の生ジュースが認知症にならないという記事をネットで目にしたので、それを信じてみることにしました。

ただ、生ジュースは意外と時間がかかりますので、仕事休みの土日がベストだと考えました。

実際、認知症の予防に本当になるのかどうかは別として、「ポリフェノール」という成分が認知症予防に効果的であることは間違いないので、「皮ごと」利用できる果物はその方が良いです。

じゃあバナナも皮ごとなのかと言うと、やはりそこは判断が必要なので、りんごや葡萄あたりを皮付きで利用しています。

よく分からないものは「皮」も使った方が良いのか「実」だけにしておいた方が良いのかはググって調べながらです。

私が実際に作っている生ジュースはこんな感じ

雑誌やネットでは、視覚的にかなりおしゃれで綺麗な生ジュースがずらりと紹介されています。

とてもお洒落なライフスタイルが背景に感じられますよね。

自宅意外では、デパートの地下などにある生ジュース屋さんも実際に目の前で作る風景が見られて、ピンク、グリーン、黄色と購買意欲をそそるようなビタミンカラーが主流です。

ただ、あの綺麗な色は、意図的に綺麗な色に見せるための工夫もされている可能性もあります。

変な色が混じらないように中に入れる材料の種類を汚い色にならないように、量の面からも調節しているのでは、と私は見ています。

自分で作る時には、「生ジュース専門店」ほどの綺麗な色にはなりません。

むしろ、中身によっては、お店では見かけない色になることがあります。

それは、決まって、多種の野菜や果物を詰め込んだ時です。

ですから、自作の良さは、本当の意味での「ミックスジュース」が作れるということですね。

では、今回冷蔵庫にある野菜や果物の中から選んで作った1品をご紹介します。

生ジュースに使えそうな 野菜や果物
:左上から時計周りに、梨、バナナ、プルーン、プチトマト、サニーレタス、いちじく。

今回、撮影時には、このあたりが生ジュースに使えそうな材料でした。

その他、キュウリ、ピーマン、セロリ、白菜、キャベツ、小松菜、人参、みかん、りんご、パイナップル、キウイ、いちご、ブルーベリー、レモンなども良いです。

逆に、あまり使わない野菜や果物は、かぼちゃ、じゃがいも、しいたけ、ねぎ、メロン、スイカです。

根菜類の一部やほうれん草は、「灰汁(あく)」があるものがあるので体に良くないあくが混入しそうな野菜は、生での使用には向かないと判断。

おかずなどのお料理で使うだけにとどめます。

また、メロンやスイカは食べ合わせの良い悪いが結構言われている果物なので、念のため今回のようなミックスジュースには取り入れていないです。

週2回が日課になった、自作生ジュースのすばらしいデトックス効果
今回のミックスジュースに使う材料:バナナ、プチトマト、サニーレタス、プルーン。

ところで、プルーンの生はめずらしいと感じます。

毎年、夏の終わり頃に、ここ近年国産ものがスーパーに並ぶようになり、毎年買うようになり枚s多。

プルーンは昔は干した方のイメージが強かったのですが、意外にも生は食べやすくまろやかでおいしいのです。

種も1つだけで、シンプルな作りで「実」が多いので、ジュースでなくても十分おいしく食べられます。

私が今まで生ジュースを作ってきたポイントとしては、たくさん入れがちなバナナを半分にとどめることです。

よほど、バナナが主役のジュースでなければ、先ほどの写真程度の量がグッド。

バナナが多いと粘り気が多くまったりとしてしまいます。主役の時以外は脇役なのです。

週2回が日課になった、自作生ジュースのすばらしいデトックス効果
使っているジュースミキサー:日本製(IWATANI)。

IWATANIという日本製のメーカーのものを10年以上使用していますが、外国製は電動中に変な工業的なにおいがしたことがあって、日本製に徹しています。

週2回が日課になった、自作生ジュースのすばらしいデトックス効果
水の量:水は、煮沸後冷やしてあるものを150ccくらい利用。残りは牛乳を加えてまろやかに。。

お水は、煮沸後冷やしてあるおいしいお水を使います。150cc程度です。

週2回が日課になった、自作生ジュースのすばらしいデトックス効果
砂糖も大1弱を加えて、しっかりミックスします。

そして、40秒-50秒ほボタン押し続け、ミックスします。

1分はやりすぎで、機械によくないそうなので、40秒程度でミックスできる大きさに硬いものはカットということになりますね。

今回は、使用していませんが、人参や、セロリは薄切りやスライスしたような状態での下準備が望ましいです。

そうでないと、ぶつ切りでは、最後ジュースにかけらが残ってきます。

週2回が日課になった、自作生ジュースのすばらしいデトックス効果
大き目のグラスに注ぐと、このような量。時々グラス2杯分ちょうどの時もあります。

そして、グラスに注ぐと、このようにサーモンピンクになりました。

よかった、綺麗な色の範囲内で(^_^;)。

万が一、変な色になってもアップするつもりでしたげどね。

やはり、ジュースもカラーのものなので、時々モカ茶みたいな色になっていて、しかし味はおいしいみたいな時があるんです。

それが、自作のいいところですね。

生ジュースのお店では、いたって、ビタミンカラーが視覚的効果。

自身で作る色こそが本当にミックスされた色なのではないでしょうか。

思い切って入れたいものを思うように入れたい、それが、自作では可能であるということです。

どんな時に、変な色になるかというと、絵の具と一緒のイメージで、赤+緑=黒なので、トマトや人参が入りながら、ピーマンや小松菜などがセットで入る時などですね。

そこへ、他のバナナなども入ると、茶色のような色になることもあります。

たまには、そんな色でもそれはその時の調合の結果なのです(^_^;)。

週2回が日課になった、自作生ジュースのすばらしいデトックス効果
まろやかにするためにきな粉を小さじ1程度加えることが毎回。

きな粉とともに毎回入れている者は、ヨーグルト大1や黒ゴマ大1です。

きな粉やヨーグルトは、野菜のクセを和らげまろやかにしてくれますので、毎回定番で入れます。

その他、「グリーンティー」の粉状のものも同じく、まろやかにしてくれます。

飲んだ後のデトックス効果

今回くらいの、大き目のグラスに1杯+α飲んだ後、食後のコーヒーも終えてリラックスした30分後くらいには、お通じがやってきます。

お通じは、体から排出される毒素をたくさん外に出してくれるので、体がとても健康になれます。

あとがき

今まで、作った中で美味しかった例も、ご紹介したいと思います。

・リンゴ+セロリ・・・あっさりまろやかでした。

・キウイ+パイナップル+小松菜・・・パイナップルがとてもジュースらしい味でした。

・いちご+牛乳・・・いわゆるイチゴミルク(いちごと牛乳の割合の違いで味が結構変わります)などがとても印象に残っています。

これを、週に2回、ずっと続けていっています。

土日の2日を連続で朝ごはんを生ジュースにしております。

慣れてしまえば、当たり前の日課になっています。

生ジュースを飲みながら、体にじんわり広がっていく様子を是非感じてみてください。

そうして、「体の仕組み」を自身で感じ取ることをしていきながら、人生100年時代の体勢としてこうしたルーティーンの大切さを考えていこうではありませんか(^-^)。

ドレスに寄り過ぎかしこまったラペルジャケットを抜けた装いに劇的に変えるのはノーカラージャケットである【221】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

 今回は、洋服の襟(えり)の形で随分雰囲気を変えられるという例をご紹介したいと思います。

ジャケット、コート、ブラウスなどのトップスには必ず襟というパーツが付いています。

典型的なデザインのジャケットでいうと「ラペル」部分です。

今日、多種多様の消費者ニーズにより洋服のデザインも多種多様です。

私も一消費者でありますが、消費者にも自然と趣味・嗜好があります。

そのような中で、襟の形1つにおいても「この形が好き」「この幅が云々」な要望が細部に渡るものです。

確かにテーラー型のラペルはクラシックで素敵です。

ジャケットを1点選ぶ時にこれを選ぶことも多いです。

ただ、コーデというのは、1つのアイテムだけでは成り立たないことも重要です。

実は、このテーラー型がコーデのすべてを決めてしまうこともあるのです。

肩ひじ張らないリラックスした抜け感ある襟無しジャケットの良さ

テーラー型と呼ばれるジャケットの形は落ち着いていてクラシックで、とても素敵です。

襟無しジャケットは粋である:力まないファッションコーデ
テーラー襟のジャケット:「DKNY JEANS」様のお品。牛革の黒。

テーラー襟のラペルが、アクセントになっていて、文句なしに整っています。

この形はこの形で定番物としては、1つ持っていたいアイテムではあります。

ただ、一方でファッションは楽しむものだということを考えるときちんとし過ぎているという見方もできるのです。

そう考えると、時々定番型が少々「かしこまっている」と感じる時があるのです。

そんな、テーラー型のジャケットはすでに十分持ち備ている、これまで何着も着てきたということであれば、一度襟無しジャケットに目を向けてみることをお勧めしたいです。

ウールジャケット:イタリア製。ボタンをゴールドとバイカラーのタイプからカジュアルっぽく変えました。

衿無しジャケットコーデx3点のご紹介

まずは、このジャケットからのスタートです↓。

襟無しジャケットは粋である:力まないファッションコーデ
襟無しジャケット:「エンポリオアルマーニ」様のお品。レーヨン/ウール混でロングの黒。

丈がやや長めで、素材はレーヨン/67%、毛/33%でさらりとした表面の風合い。

丈が70cmちょうどくらいでジャケットにしては長め。

襟無しに作られているところにご注目下さいませ。

襟口のVの字が共布で切り替えてありオシャレ。

丈が長めなことと、襟無しであることが「クセ」があると感じる方もいるかもしれません。

しかし、そのクセもいい具合にカジュアルに寄せることができる「抜け感」です。

黒ジャケットにTシャツやカットソーとジーンズを合わせて「きちんと感」を打ち砕いていきます。

襟無しジャケットは粋である:力まないファッションコーデ
襟無しジャケットコーデ①:「DKNY JEANS」のカットソーと「リーバイス501」黒→グレーへ色落ち。

黒ジャケットに感じがちなフォーマル感が解消されたように感じます。

どうしても、黒ジャケットは硬いイメージが否めません。

そこで遊び心あるイラスト入り(全体柄)のカットソーと、ボトムの501ジーンズのトーンの薄い色目などの影響で、全体が堅苦しくないイメージになりました。

黒on黒だとセットアップ感が増しますので、色の差を付けて立体感を出すとカジュアルに寄せられるということも自身がここで感じました。

スラックスをボトムに持ってこなかった「ギャップ」も良き効果です。

襟無しジャケットは粋である:力まないファッションコーデ
水玉ベルベットジャケット:「エンポリオアルマーニ」様のお品。ベージュx黒。

こちらは、ジャケットだけの第一印象だとエレガントな印象です。

そこで、そのエレガントと反対のことをボトムでしてみます。

襟無しジャケットは粋である:力まないファッションコーデ
襟無しジャケットコーデ②:「エンポリオアルマーニ」のレーヨンTシャツ、「リーバイス501」黒。

ユニークなネックラインのジャケットですが、これも襟無しです。

水玉柄と濃いめのブラックデニムがリンク。

2色の色しか登場しないシンプルさも拘りです。

最後3つ目です。

襟無しジャケットは粋である:力まないファッションコーデ
牛革ショートジャケット:「SLED」ブランドは「(株)東京ニュースター」様のお品。黒。

珍しいレザーの襟無しです。

この牛革レザーの襟無しジャケットはラインが綺麗で、特にウエストの部分がしぼられていて、形が非常にかっこいいです。

レザーは、カジュアルなジーンズなどに着こなされることが多いので、ではその逆を行こうではありませんか。

これに、ワンピースを合わせてしまうのです。

襟無しジャケットは粋である:力まないファッションコーデ
襟無しジャケットコーデ③:ノーブランドの綿/100%柄ワンピース(ヴィンテージ)。

ワンピース自体も、きちんとかしこまった柄ではありませんので、さっくりとラフに羽織った印象になります。

まるでボレロのようなアイテムですね。

レザーなのでインパクトがあります。

ここへテーラー型のジャケットをかっちりとはめ込むよりも、とても自然な感じがします。

 襟無しの威力が色濃くく出ていると思います。

ただ襟無しアイテムを選ぶにあたっては、この場合に、ウエストが絞られたタイプのジャケットであった偶然も全体のバランスにかなり影響はしているようです。

衿無しジャケットもただ衿だけに注目するよりも、他の特徴ある部分などにも着目するともっと素敵な装いになることを「1クセあるアイテムのノーカラージャケット」というテーマで探すところにヒントがあります。

あとがき

「衿無し」というのは、こうして見てみると「クセ」なのです。

なぜ衿無しが道はずれた個性的なデザインだという印象なのか。。

それは、「制服」とか「フォーマル」の社会的な場面で決まってテーラー型を見てきた記憶と刷り込みだと思うのです。

あるものが無いということがむしろクセがあるというのは考えて見たら逆説的で斬新なことです。

そこに衿無しデザインの魅力も感じている自身です。

衿無しジャケットをきちんと着る目的よりも、崩して着たいという目的に自然となるのもこの「クセ」を活かしたいからなのではないかと考えたこのたびでした(^-^)。

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日々仕事に励む黒を纏った「闘う戦士」が黒より優し気なグレーを纏う全体バランス【256】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、ある時期からとても魅力的だと理解した無彩色カラーである、グレーという色についてのお話です。

グレーのイメージには、こんなものがあるのでは。。

・ネズミ

・工場の作業着

・灰色の曇り空

・鉄パイプ

・墓石

その他、「グレーゾーン」などと呼ばれるように、「あいまいさ」を秘めたカラーです。

グレーであるならば、いっそはっきりした黒で良いではないかと、この曖昧さが洋服でもなかなか理解されないことも。。

自身もかつては、顔映りの事を気にするあまり、くすんだ色であるグレーを敬遠しておりました。

しかし、2017年頃ある人物の装いに触発されました。

「ケイト・モス」様のコーデです。

たくさんのグレーをご自身ならではの装いで粋に表現。

とても夢中になってそのコーデを参考にさせていただいているうちに、グレーというカラーのの素晴らしさに気づきます。

むしろその目立たない地味なイメージこそ素敵な「抜け感」や「マイルドさ」があることを知ります。

顔映りがくすみがちなグレーのカバー方法

グレーの洋服が顔写りが悪いからということで避けている方は多いのではないでしょうか。

それは、グレー1色だけに注目しているからであることが1要因としてあります。

そこで、他色とのコンビで近くに配置するようなコーデを考えていきます。

・ネックレス等の小物を顔写りのいい色にする

・そもそもグレーの中でも濃淡、色味(いろみ)の違いで細かく選ぶ

この2点が効果的であると今までのコーデの経験で実感しております。

実際に、グレーのワンピースに白い真珠のネックレスがとても映えたことで、グレーコーデ+αの効果を実感しています。

グレーのワンピースが粋にに感じた瞬間でもありました。

「おしゃれ」が、今まで描いていた、カラフルな綺麗な感じとは違うテイスト、「粋」であると同時に「クール」なのです。

そして、グレーの濃淡でベストを使ったコーデをした時に、立体的な雰囲気ができたことにも、グレーのすばらしさに感動したということもありました。

生地や洋服のグレーはバラエティーに富む複数展開である

最強におしゃれな色グレー:黒よりも甘い、粋でクールな無彩色カラーの真骨頂
単純なグレーの濃淡。

グレーという色は、白と黒と並んで、無彩色の部類。

濃淡の違いだけでかなりその立体感が際立ちます。

そしてどの濃さもそれぞれの味わいがあるのです。

一番左の薄いグレーは、青みがかっていますのでパープルと合ったりもします。

一番右の濃いグレーだと、カーキ寄りの焦げ茶とも合ってくると思います。

ここが、ファッションの楽しいところ。

一番よく合う相手の色が濃さによって変わってくる面白さです。

無彩色のグレーに、他の色が入り込める余地があるのですね。

上述のように、茶が合うというケースがありました。

色相環の詳細の中の中間的な色(ペール)なども同等のレベルで相性が良いことがあります。

ブラックジーンズのデニムの色落ち具合によってコーデを分ける時に、こう気づきました、この色は茶と合うグレー、この色はブルーがかっているなと。

こういうことから、グレーでも〇〇系のグレーというようなグレーの種類が複数あるということをジーンズの色落ちで見たのです。

分かりやすく、その違いを下記のように呼称をしてみます。

・ブルーグレー・・・青みがかったグレー

・グリーングレー・・・緑がかったグレー

・モカグレー・・・茶色味が入ったグレー

茶色との相性があるグレーにあたるのは、一番右のモカグレー。

3色ともグレー:左から、ブルーグレー、グリーングレー、モカグレー。

カットソーなどを並べてみると、グレーでも複数の種類のカラーがあることを一緒に横に並べることで、気づきます。

このことは、グレーという言葉だけの固定観念を打ち破ります。

明らかに、グレーが豊富にあるということです。

「アルマーニ」様のニットのセーターとかカットソーが好きで集めていましたが、ほとんどが「グレーイッシュ」でした。

上記のような3色のグレーのアイテムは豊富です。

「グレーにも彩度があるのだ」という言葉が聞こえてきそうなほど、グレーの豊富な展開には「アルマーニ」様の「哲学」が感じられるのです。

ここ近年で、「グレージュ」というグレーとベージュの間のような色目の呼称が定着しています。

バッグ製作に選ぶ生地に実際に使用したグレーの生地がこれらです↓。

最強におしゃれな色グレー:黒よりも甘い、粋でクールな無彩色カラーの真骨頂
グレーの生地:一番左がグレージュに近い色。

グレージュということでいえば、この3生地の中では、一番左が近そうです。

薄めの色ですが、モカの要素も多分にあるのです。

その証拠に、ファスナーを茶にするととてもマッチしました。

最強におしゃれな色グレー:黒よりも甘い、粋でクールな無彩色カラーの真骨頂
グレージュ色の生地で作ったバッグのファスナーが焦げ茶マッチ。

洋服のコーデのグレーの濃淡の配置いろいろはすべてOK

グレーを濃淡だけでコーデする立体感を図解して見ます。

上(トップス)、下(ボトムス)で、どちらが濃い、どちらが薄い、などの配置を色々変えてシュミレーション。

おしゃれな方のの画像などを意識して拝見しますと、必ずしも濃い方が上(トップス)というわけでもないです。

下のようにいろいろです。

最強におしゃれな色グレー:黒よりも甘い、粋でクールな無彩色カラーの真骨頂
グレー同士の組合せ:上=トップス、下=ボトムス。

お写真を拝見した中で見えた工夫をご紹介します。

1つ目の例の、上:濃、下:薄の場合、靴を黒や、濃グレーの濃いめを合わせたり、そもそも靴がバイカラーの濃淡デザインのグレーを合わせるなどというコーデ。

2つ目の例の、上:薄、下:濃の場合、サングラスに濃い色のフレームをして、ボトムの濃い部分との釣り合いをとるという工夫。

あるいは、サングラスでなければ、帽子でも、同じことです。

一番右の上:薄、下:薄の場合、真ん中にベルト、下に靴でポイントを置いていました。

黒だと極端すぎるので、甘く、茶系などでの調整がここで入っています。

グレー1色の洋服でも、その他のアイテムで随分立体的になっていきますね。

上の3例をシュミレーションに追加すると、こんな感じ↓。

最強におしゃれな色グレー:黒よりも甘い、粋でクールな無彩色カラーの真骨頂
他のアイテムの利用。

バッグも差しアイテムとして利用できます。

あとがき

こうして、グレーについてみてみると、最初にお話ししました、グレーの持つよくあるイメージ、

・ネズミ
・工場の作業着
・灰色の曇り空
・鉄パイプ
・墓石(お墓)

が不思議なくらい払拭されます。

グレーを1色だけで考えてしまうから固定したイメージがぬぐえずにいるのです。

ファッションコーデはその点小物の存在に助けられて融通が利くのです。

そうしますといかにお洋服以外のアイテムも重要であるこかが分かります。

ここに気づいた時が、本当の「装い」の入り口ゲートをくぐり抜けた瞬間だと思います(^-^)。

picturesque

まずはこれこそが一番最初にやることではなかろうか、美しく洋服を着ることができるための自らの体型の調整【155】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

素敵なお洋服なのにサイズが入らなくて諦めた苦い経験。

そんなことが無いようにどんなお洋服でもだいたい着ることができることでその選択肢が広がります。

選択肢が広がるということは、一番の渾身の1点を選ぶことができるということです。

何の妥協も無く、何の迷いもない、素敵だと直感したお品をちゃんと入手したいではありませんか。

今回は、そもそもお洋服を着る時にいかにかっこよく、素敵に着るかということを考えた時に、忘れがちなこれ以前の事柄について強く推奨していきたいと思います。

それは、お洋服を着れるための体型に整えていくということになります。

お洋服を素敵に纏えるのも根本はここにあると言えます。

そもそもお洋服を纏うことの意味の中には、「体の美しさを引き立てるものである」ということがあります。

上に着て隠すのではない、むしろ体の美しさを見せるものだという考え方です。

あるファッション哲学の本にも書かれていたことで、洋服には体のラインを表現したり、立体感を美しく見せていく役割があったのです。

それに気づけば、まずやることは、健康的で美しい体の追求ということになります。

運動の専門家ではない実体験からの着こなし体型作りのアドバイス

ファッションコーデにおいて、もっともっとベーシックな部分にもアクセントをおいていきます。

それが、まずは、「健康である」ということです。

健康らしさを一目見て分かるのがまずは、「良き姿勢」であること。

かつてストレートネックを長年患っていて、しかも長年そのことに気づきもしなかった自身が強くお伝えできることは、体の歪みを整えることにあります。

20代は、何も気にせずに、ただ仕事をして食べて寝るという生活をしていました。

しかし、30代周辺になって、それだけでは調子が悪いというか、コンディションが良くなく、もちろん洋服もうまく合わないことが出てきました。

こんなことでいいのだろうか、このままだといつか死んじゃうんじゃないか、というぐらい健康診断の結果が気になり、洋服がきつくなったなどのことから健康への懸念が生まれました。

そうした中、きっかけは2005年頃日本でビデオやDVDでヒットのエクササイズ、「ビリーズブートキャンプ」です。

ちょっとしたストレッチなどはしていましたが、目に見えての効果はほとんど現れなかった時に、このビリー隊長様のDVDは相当な効果でした。

ずーっと、40分間ほど、動きっぱなし、次々に項目をこなしていってリズム感もあります。

最初の頃は、ある項目の部分で毎回足がつってしまうくらい激しいというか、今まで動かしたことがなかった部分もあったのですが、5回以降ぐらいから足がつらなくなりました。

あまり、無理をすることはお勧めしないですが、ある程度は適応していくことが分かりましたし、慣れた今は適度な運動という感覚です。

決して激しい無茶な運動という感じではなくなっています。

終了後はたくさん水を飲みます。グラスに2杯ほどはすぐその場でぐいぐいの一気です。

夏だと非常にいい汗をかきますし、その40分後のお腹の様子が40分前と明らかに違うのも劇的効果の証拠です。

その後、このビリー隊長のエクササイズ意外にここまで効果を感じるものは出会えていません。

おしゃれ改革のための基本/ベース部分、美しい体型作りのためのエクササイズと食品
エクササイズ着(未使用:イメージ)
:ビリー隊長様の周りのメンバー様のイメージでこんなものを真似して持っています。

その他手を付けているエクササイズは、ピラティスとヨガです。

ストレートネックの鈍い首の傷みが辛い時には、無理のない項目を選びながらピラティスかヨガを夜行ってきました。

ストレートネックについては、私の体験から言えることは、とりあえず、少しお金をかけてでも、「矯正」の先生にお世話になることです。

そして、体の歪みを一度整えてもらうということをしながら、エクササイズも並行していくのが良いです。

ゆがんだままのエクササイズは、特に「ヨガ」が無理がたたりかえって傷める原因になります。

私も数回ヨガで傷めることがあったので、いかにこの緩やかそうなエクササイズが危険をはらんでいるかを知りました。

むしろ「ピラティス」の方が「ヨガ」より無理が無いと私は思います。

ただ、ヨガにも良さがあり、「陰ヨガ」はお気に入り。毎日やっています。

メニューも自身の判断で使い分けをしていくと良いでしょう。

ヨガやピラティスは骨をまっすぐにするという働きがありますから、姿勢の良さへの効果が劇的です。

ところで、こういうエクササイズをして一番効果が出やすい部分、出にくい部分が体のパーツでそれぞれあることに気づきました。

・一番効果が出やすい部分:背中の肩甲骨下のぜい肉/お腹の前脇部分

・一番効果が出にくい部分:お尻/お腹のおへそ下(つまり、下っ腹)

でした。

健康であるためには「添加物」を避けていきたい、「無添加食品」に目を向ける勧め

健康な食品ということだと、ついつい、野菜をたくさん食べるなど、摂取の方ばかりに重きを置きがちですが、逆に、「食べないものを考えること」も健康につながるんですね。

現代、食品添加物がたくさん出回っている中、ただ何も考えずに摂取はやはり危ういことになりかねません。

食品添加物は、発がん性があるので非常に恐れるべきもです。

いろいろな食べ物メーカーがありますから、あまり声を大にしてはいけないのでしょうが、私が1つ心掛けていることとして、無添加食品を意識して選ぶことをしています。

1つお勧めしますと、お菓子から、ウインナーまで、いろいろな食材にわたって、「自然の味」というブランドがあります。

結構かわいいロゴの無添加食品を多く入荷している組合がネットでは1つのサイトとしてあります。

原材料がすっきりとしていて、天然の物ばかりで成り立っています。

実際美味しいですし、安心です。

ただ、値段がほかのお品の2倍程しますね。

ネット通販は、「ヤフーショッピング」の中の「静岡ウォッチャー」様というお店です。

実店舗では、「サンエース」様というスーパーでこのブランドがたくさん取り扱いがあります。

おしゃれ改革のための基本/ベース部分、美しい体型作りのためのエクササイズと食品
自然の味:無添加ウインナー

あとは、摂取という観点からは、なんでも偏りなく食べるというのが正解のようです。

何か1つばかりを食べるという偏った食べ方より、いろいろをまんべんなく、が良いのだそう。

ルーティーンに取り入れたい朝晩行う「足湯」のすすめ

朝晩と毎日2回行っています。
朝は起きてすぐ歯磨きしながら、夜の場合は夕方気温が下がった頃です。
ポイントは、くるぶしが必ず隠れる深さで、という点と40前後の温度の設定。
このゴムたらいは、直径40cm程の「シャロー」という名前。ネット通販で購入です。

足の先には悪いものがたまりがちと言われています。

1日の始まり、1日の終わりで毎日ルーティーンとして行う足湯。

継続こそが大切ですので、スタートしたら毎日のルーティーンとして当たり前にしていってみて下さいませ。

お肌の調子とか、脚の綺麗さなどにも影響が出るでしょう。

あとがき

ファッションのベースに体型がある、これはもっともではないでしょうか。

かっこよく自然な着こなしという観点からすれば、そもそも注目すべきはここなのです。

カラダを鍛え、良いものをきちんと食べる、そして、体を歪みの無い真っすぐな安定した体勢を意識する日常を送るということです。

当たり前のようだけど、実は見逃されていることなのではないでしょうか。

1つのコツをお伝えするとすれば、「ルーティーン化」ということが効果が現れることにつながるカギを握ると思っています。

特別なことだと意気込んでしまうことはかえって継続が途切れる原因です。

当たり前のように生活の一部の溶け込むからこそ自然に苦労せずにやって行けるのがルーティーンです。

そうすると、当たり前のルーティーン化がたくさん加えられていき、時間を効率的に使え、その結果じんわりと効果も徐々に出てくるということだと思います(^-^)。

バイカーの皆様への伝言、クラッチの切り替え、踏み込みすべてに対して、かかとの高さがぺたんこのレザーブーツが一番安全です【268】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前アメリカンバイクに14年程乗っていました。

アメリカンバイカー様はファッションもウエスタン調にあれこれ考えたいところだと思うのですが、1つブーツに関しては強くお伝えしたいことがあります。

それは「ウエスタンブーツ厳禁」ということ。

アメリカンバイクなのにウエスタンブーツがはけないなんて。。

と思われるかもしれませんが、このたびのお話で今一度靴に関してはヒールのあるものを見直していただきたいと思います。

ウエスタンブーツはヒールのあるブーツです。

このヒールとバイクのペダルの関係は「感触」ですので、乗った者だけが知るペダルの踏み心地なのでございます。

バイクとレザーブーツはマスト、スニーカーではかなり甲が痛いので長時間乗れない

バイク乗りは、やはりブーツをはくことが多いですが、ファッションとしてだけでなく、現実的な足を守る「機能」がレザーには感じられます。

街乗りだとスニーカーの人も見かけます。

ただ、スニーカーだと、ギアチェンジの時に甲が痛いです。

乗り始めの頃、よく分からず、今まで持っていたスニーカーの「コンバース」の布地のぺたんこのタイプをはいていました。

しかし、ギアチェンジの時に、バイクにもよるのでしょうが、アメリカンなのでそこそこ重く硬めで力が要ります。

そうすると、何度かのギアチェンジで甲が痛くなってしまうのです。

そこで、甲の部分が硬い本革ブーツを探すことにしました。

何度目かに見つけたサイドゴアブーツが最強だった

近場の移動が多い乗り方でしたので、「本格的なバイク用のブーツでなくてもいいや」ということで、おしゃれ系のファッションブランドのショートブーツ、普段着にもはけるぐらいのブーツを探していました。

バイク用だと、「トニーラマ」などのウエスタンスタイルがかっこよかったりするのですが、かかとにヒールが結構な高さであるのがウエスタンブーツです。

これが、バイクのギアチェンジに支障をきたすとつくづく感じました。

ファッション的には、アメリカンバイクにはベストマッチなブーツですが、実際に乗るには、安全ではないと感じています。

いろいろ、ファッション系のブーツもあれこれ試しながらなかなか安全に乗れる良い感触のものを探しました。

そして、結果、バイクを降りるまでその後長年定着したのがこのブーツでした。「サイドゴアブーツ」です↓。

サイドゴアブーツ(黒):ランド名:「GIGI:ジジ」、イタリア製。ヒールがすっきり水平です。

これはどちらかというとバイク用というわけではなくファッション系のショートブーツとして売られていました。

これぞベストマッチといったはき心地と着脱のしやすさである「サイドゴア」というモデル自体が便利なデザインなのでした。

古着の中で見つけたものなので、別のサイドゴアモデルもおそらく今でも見つかると思います。

<このショートブーツのメリット>

・ヒールがわずかでぺたんこに近いので、足を地面に付けやすい

・レザーの甲の部分がしっかりしていてギアチェンジがスムーズ

・サイドゴアのデザインでひもなどがないので、着脱がスムーズ

・革がごわごわしていないので、心地よいはき心地で、真夏も通気性がある程度ある

こんな点が、ずっとバイク乗車時にはいてきて感じた良さでした。

まったく、同じものは見つからないかもしれませんが、サイドゴアが便利であることは、間違いないでしょう。

また、ロングより、ハーフであること、そして、やはりポイントはギアチェンジで接触する甲部分の作りの硬さですね。

お洒落ブーツではあまり確かめることがない甲の部分の頑強さを手で触ってチェックされてはいかがでしょうか。

バイク用としては。とても重要な部分になります。

何もバイク屋さんで本格的なバイク用のブーツを探さなくてもファッション小物としての靴売り場から探せばよいのです。

もう1点根本的に注意したいのは、普通の洋服のブーツの中からチョイスする場合に、裏がすべるのは、バイカーとしては危険ですのでそこは注意です。

アメリカンの場合、足が地面に付くが故に自身の足ブレーキも頻繁にありますから、そんな時に、すべり留めになっている仕様のブーツが絶対良いのです。

黒いブーツのお手入れ、これ1本で足りています、「コロンブス」社の「ナイトリキッド」

アメリカンタイプのバイクライダーさんのオールシーズンブーツはこれだ
「コロンブス」社の「ナイトリキッド」という靴クリーム(黒)。

有名なので、知っていらっしゃるかもしれません。

これ1本で、

・汚れ落とし

・補色

・仕上げのツヤ出し

この3ステップをみごとに行ってくれます。

パンプスにもこれを使用しておりまして、延長でこのサイドゴアブーツにも使用していました。

塗りがいがあるというか、とてもスムーズに手早くお手入れができます。

あとがき

サイドゴアはブームな年もありましたが、常に変わらない定番デザインとしてずっとあるものだと思います。

サイドゴアのショートブーツ、是非バイクライフに取り入れてみてくださいませ。

なんといってもオールシーズンはけるという点もすっきりしていて良いです。

甲のしわが、ギアの部分でない、右側でもかなり出ています。

そう考えると、それほど高価なものはもったいないと思うので、革の作りさえ、良質でしっかりしたものであれば、有名ブランドである必要もないと思います。

どの道ギアチェンジでしわができるのですから。

その甲の「しわ」こそが、「そのブーツの持ち主がバイカーであることを伝えるメッセージ」なのです。

バイカーのブーツはとてもロマンチックなアイテムなのです(^-^)。

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