まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
以前の【543】【544】【545】【546】【547】でもご紹介しました、「鉱物の博物学:松原聰/宮脇律郎/門馬綱一 著」を読み終わりました時点での投稿です。
随分長い期間をかけて拝読した本ということになります(^_^;)。
図鑑のようになっていて写真が大変豊富な中身ですが、最後に印象的だった部分の「金」が鉱物の中で見つかるその環境・状況の興味深さをお伝えしたいと思いました。
このたびは、「18金の割金に銀や銅がベーシックに使われる」という実態の理由、ジュエリーがそもそも金やプラチナの金属と鉱物とのコンビで成り立っている意味について考えてみます。
天然石の枠が木や樹脂などではないのも頷ける、金やプラチナの金属と天然石は同じ鉱物で一緒に過ごしているような近い存在

「ゴールドラッシュ」時代のイメージとして、キラキラ光る金を山で掘り当てるシーンがあります。
実際の話というのはもっと現実的なもの、24金がギラギラと存在しているのではないのです。
多くが、コンビとして銀や銅などと混ざり合って合金の状態で発見されるというのです。
最終的に貴金属に合金として18金が出来上がっていくのですから、この発見される状態の合金というのが割金に銅や銀が使われるヒントであり、まさに答え。
つまり、一緒に存在しているということにそもそも縁があったのです。
具体的に、その縁というのが、金とか銀はもともと元素から成り立つ「元素鉱物」という種類のもの。
その原子配列というのは、銀・銅が同じであるがゆえにそれらと結びつきやすく合金を作りやすいとのこと。
よってもともと縁ある素材同士だったということです。
発見される状態というのが、1つの状態だけではないようで、「粒状・樹枝状(じゅし)・苔状(こけ)」など様々。
とてもバラエティーに富んだ姿で自然の中でひっそりとその存在があったのでした。
あとがき
ジュエリーがなぜ、鉱物から成る宝石の周りを18金が台として囲むのか。。木製や樹脂製では作られない理由は。。ということの答えを得たような気がしました。
貴金属というものはそういうもの。。という固定観念を持っていましたが、あの姿は自然のあるがままの姿を最も究極に伝えたメッセージのようだと思えてきました(^-^)。

