新聞の一説より。。音楽と演奏シーンの組み合わせで生まれる新しい価値観、森林の中で演奏される「古楽」の演奏形態【793】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

先日一読させていただきました日経新聞(朝刊:日曜日)の一説、「THE STYLE]ですごく素敵な話題がありましたので、感想を綴りたいと思います。

古楽器がご紹介されていまして、その演奏と音色の素敵さが、組み合わせる演奏場所によって価値が高まるという事例でした。

コロナ禍でコンサートやライブが中止の中、間を確保しながら少人数が集まる形態はこの事象があってこそ生まれたアイデアだと言えるのかもしれません。

ピアノやギターが生まれる前の類似の弦楽器で演奏される「古楽」というものはどんなものなのか

「古楽:こがく」と呼ばれる音楽の分野があるそうです。

弦楽器を主に使用、ピアノの前身「チェンバロ」も含みます。

「クラシック」という分野は皆が知る音楽ですが、現在では希な19世紀以前の古い時代の古い楽器で演奏されるものを「古楽」と呼ぶようです。

記事の中に素敵な形のギターみたいな弦楽器も登場、初めて見るような形ではあったのですが、現在によく見る弦楽器と少し面影が似ていることもあり、形や音色が「木」が放つ自然な音色というような聞こえが特徴です。

実際に、YouTube動画の検索で楽器を演奏されている方の様子をアップされている動画が見つかり、その音色を聴くことができますので、とりあえず名前をご紹介しておきたいと思います。

まずは、ピアノに似た感じの古楽器ですが、

・チェンバロ

・クラヴィコード

と呼ばれるようなものがあります。

クラヴィコードはピアノよりも小さなもの。

そして、ギターに似た感じの古楽器は、

・リュート

・シトール

というものがあります。

「リュート」は、琵琶みたいな形で、ショート丈のフォルム。

「シトール」は、ギターよりもスタイリッシュなとんがり部分を含んだデザインの楽器。

ギター以外にそんなに古い楽器があったとは、初めて知ったことです。

そして、現在も一部では製作をされているそうで、その実演の機会があるのです。

コロナ禍で生まれた、少人数の「デリバリー演奏会」、音楽が演奏シーンによって価値が高められるヒントになる

コロナ禍でいろんなコンサートや演奏会が中止になる事態が起きました。

もう大勢の人が集まる演奏会が難しくなったのです。

そこで、少人数ながら特定の場所でデリバリー演奏会というのが浮上。

森林で行われるのがとても効果的な古楽器の古楽演奏会。

森の中は、人間にとってとても心地の良い癒しの音がたくさん詰まっている宝箱のような場所であるとのこと。

そこに相まってささやくような静かめの音を奏でる楽器である古楽器の演奏がマッチするようです。

是非体験してみたいと思いました。

古い楽器の音は実際にはどんな風に聞こえるのか、ロックやジャズの音楽とは違った良さが発見できるかもしれません。

あとがき

ヒーリングミュージックにも注目しています。

他の分野の音楽にはない音の運びのようなものを感じることがあります。

ここで余談ですが、最近知った、「喉歌:throat singing」。

モンゴルとか、ロシア近隣の地域の共和国などの人々が発する歌声のようなメロディーがとても心地良く聞こえました。

「thorat singing」にも伴奏に弦楽器が使われています。

この分野に絞っても、更に地域が違うと歌の雰囲気も随分違うことが、ある程度聴き比べるほどに「mongolian music」にはまることで知っていきました。

まだまだたくさん音楽の種類が世界中にはあるのだと思います。

このたび新聞に掲載の自然と一体化して聞くような音楽も、今までその存在すら知らなかったところから、そういった演奏シーンを通じてもより知られていき、認知度が広がっていく可能性を感じます。

その音楽がどこで奏でられるのかで確かに随分印象が変わると思います。

「組み合わせ」ということのヒントにもなりました(^-^)。

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