まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
バッグもシーンに応じて、ファスナーだらけの頑丈な物がかえって開け閉めにストレスがかかることもあるものです。
簡単なトートバッグが気さくに、中の物をスムーズに取り出したり出来る快適さというのもセキュリティー性と対極にあるもので、その辺りは、バッグも1点だけではない複数を使い分けるということのヒントになります。
今回、ご注文をいただいてバッグをお作りすることになりました。
その際に、デザインとサイズを決めることをしてから型紙に本格的に入っていきますが、その最初のスタート地点の一場面を一例としてご紹介したいと思います。
悩みから生まれた丸底デザインへのトライ
トートバッグのマチ付きも、角張っているためにその鋭利な部分が傷みやすく、使用するうちに擦れていきます。
それが起こりにくいデザインなのが丸底バッグ。
角張っていないので、全体的に緩やかで他の物と触れにくいという点がやや角のあるタイプよりも良いかと思います。
四角い底のトートバッグとの違いは、マチが別パーツで切り替えであるという点ですかね。

この出来上りに合わせて、縫い代上下各1.5cmずつを見込み、型紙の側面パーツだけをまず作ります。



あとがき
サイズというのは寸法だけではなかなかイメージしにくいものですね。
コンタクトレンズと眼鏡との違いもあり、眼鏡で見ると小さく見えまして、コンタクトレンズを久しぶりに装着するといろんなものが大きく見えます。
そういったことが勘違いとか目の錯覚などでイメージと離れたものにならないように、実際の物を当てるということだけでも結構具体的だと思います。
今回は、そういったサイズ感を共有し合う目的のシュミレーションの一例のご紹介でした(^-^)。
